枕元の計算用紙
2025年5月
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31日
自動機械より搾取工場が安い、も今の世界の根本です。
世界最高の工場を先進国に作るのではなく、環境規制も労働規制も課税も弱い国に投資する。底辺への競争。
ですがそれは限界がある。すべての国が少しマシになる=採算が取れなくなったら?地球人自体が倒産する?
そして「世界で一番安い搾取工場よりも安いロボット工場」には誰も挑戦しない?
アメリカも日本も?
僕は、アメリカのトランプ政権に関する報道で眉をひそめると同時に、「すべてを生産する工場の集合体」も妄想します。
逆にそれを考えること自体、僕は今の世界の工業を全く理解していないのかも、とも思えます。
さらに根本的な前提…
これからの世界の、大半の人間は「がんばればなんとかなる」のか「頑張っても無用者階級」なのか。
後者だとしたら、経済理論・政治学の根本前提が崩壊するのでは。
・人は不要、多くは無用者階級
・あらゆるもの・サービスが無料無限
・進歩は完全に終わった
どれも近代世界を前提の前提から破壊します。
99%が無用者階級になっても、貧者を憎んで罰することを選ぶでしょうか?
馬はトラクターができた時黙ってにかわ工場に引かれて殺処分された、政治力がなかったからだ、という言葉を聞きます。
今の先進国中層も政治力がないから、黙ってにかわ工場に行く?
実際にやっているのは、トランプや移民排斥極右を選ぶことです。日本の有権者は何もしない。
誤配、と聞いたことがあります。
本来は無条件の再配分を求めるべきなのに、それを考えることもできない。
「全員最低限」はそんなに悪い思想でしょうか?
戦後、もし人類全体が、「誰も飢えさせない、すべての人類が拷問されない」ことを目的にしていたら?
誰も飢えない、全員を強制的に近代国家のやや貧困な生活水準・法と治安に取り込む。
仕事があれば割り振る。仕事がなければ勉強させ研究させる。
…第二次大戦後、植民地独立などを控えて。ソ連という要素がないとして。事実上無限の物資があるとして。
それで、地球人全員に、最低限の生活。ものすごく強制的にもなる。
アマゾン奥地の原始生活を送っている人たちには残忍と言える。
現実と、それをやったもしも世界は、どちらが利益が大きいか。
科学技術の限界の問題。
十億人に義務教育を受けさせたらワープエンジンができるのか否か。
公の借金で全員の最低限生活と科学技術投資、だと貧困層も富裕層も増税する必要はない…
結局は、「科学技術は進歩しない(税金を出しても/進歩自体が悪など)」「再配分をしたら天が落ちてくる」が非常に強いから。
30日
今のこの世界を作っているのは「世界で一番貧しい人々+工場は、ロボットより安い」です。
世界のどこでも部品工場があり、それを集める…
パソコンはそうで、自動車もそうなる、といいます。
貴腐ワインはフランスのソーテルヌ地域の土と霧が多い気象が必要です。
ですが、USB-cのメス端子を作るのにインドネシアの土と気象が必要なわけがありません。
単に、環境規制が緩く、極貧ではあるけれど英語はわかり何をしても文句を言わない労働者が多くいて、港湾もある、それだけです。
なら、徹底的に自動化すれば、マンハッタン沖メガフロートにすべての工場があってもいいわけです。
MAGAがそれを目指せばいい…でもできない。トランプ政権を支えているのは「科学嫌い」「社会主義っぽいだけでも絶対許さない」「大草原の小さな家」「キリスト教原理主義」です。
日本がそれをできない理由は?日本もロボット工場は絶対にダメなのでしょうか?
29日
脳科学から心理学の、決定的な名著がない。
誰もが納得する水準の心理学の標準教科書がない。
解剖学・生理学・脳科学・心理学を統合した本がない。
人間の運動と心まで統合した本がない。
「行動経済学の死」問題、かつ今の認知革命、…「人間とは何か」が今どうなっているのか、誰に聞けばいい?何が正しい?
「万物の黎明」も「人間とは何か」の前提全て、進化心理学の「先祖の生活」像をぶっ壊した。
28日
今、実際にはどれだけ奴隷状態の労働者がいるでしょう?
工夫次第でなくせるでしょうか?
奴隷状態の労働者なしに近代文明は可能でしょうか?
本質的に搾取が必要だ、という人もいます。
27日
植民地におけるあらゆることに対する非難。
「じゃあどうすればよかったのか」
コロンブスがなく、ずっとそういう生活をしていれば幸せだったのか。
別の選択肢はあったのか。
コロンブスがなかったら、何千年もして、インカが月ロケットを打ち上げた可能性は?
中国には?イスラムには?
知的生命が月ロケットにたどり着くのは、全宇宙、千億の千億倍の星で、一度きりの奇跡?
26日
老人の年金を減らせ、という声が多くあります。
しかし本当にそれをやったら、潰せるのは家族がいない老人だけです。
家族がいたら、法は扶養義務があり、世間と本人の情もあります。
全部消さない限り、老人を餓死させることはできないのです。
若者の負担、それ自体は変わらないのです。
25日
学術会議が問題になっていますが、根本は大きい報道に乗らない、保守というかネトウヨ側からの、「学術会議は極左・共産党の支配下だ」という前提です。
右に偏るのが悪いなら左に偏るのも悪いに決まっている。
ネトウヨとは遠いと思える僕にも、日本の科学関係の中枢の、左傾向には多くの不満があるのです。
学術会議が日本での線形加速器に反対したこと。
また、日本で特に有力な科学啓蒙書の著者の多くが、かなり強い左派であり、同時に核融合・宇宙進出の未来を否定する、科学の進歩を嫌うし、進歩しないと断言している人たちなのです。
日本では、「左」と、「反科学・反進歩」に強い関係がある。
そして科学の多く、特に本の世界や政治の世界と交わるところに、その「左」「反科学・反進歩」の影響がものすごく強くある。
僕は科学が好きで、進歩してほしいと思っています。
大きい進歩がなければ人類は終わりだ、滅んでほしくない、とも。人類は科学をもっと進歩させて宇宙に広がり、環境や貧困も解決してほしい、と思っています。
それはものすごい異端だという感じを、日本では感じます。
まあ、その左を嫌うネトウヨたちにも、漠然とした反科学はあるのですが。
アメリカも反科学のトランプと、とにかくキャンセルしたがる左、に分裂して科学の進歩を望む立場は見えなくなっています。
世界的な趨勢でしょうか?
24日
“燃料不要ロケット”実現へ前進 レーザー光を使った推進技術の実証に東北大学などが成功
このニュースは大きいと思っています。
僕は、化学ロケット以上の宇宙に行く技術がなければ人類自体がアウトだと思っているので。
人類が生き残る希望でさえあるのです、これらの技術は。
23日
トランプ政権が、「侍女の物語」「声の物語」、「銀河英雄伝説」のゴールデンバウム帝国のような、女性憎悪・人種差別の独裁国に…
その方向性が非常に強い、でも直接的な暴力が報道されない…
人間の深い欲望、イメージとして、「侍女の物語」的なディストピアは強い希求力があります。
それが現実になっている世界として、イラン、今のタリバンが支配するアフガニスタン、ISISやボコ・ハラムの支配地域などもあります。
今の先進国人は眉をひそめながらそれに憧れているのでは。ディストピア小説は売れますし。
そして驚くのが、英語原書2023年の「2038年のパラダイムシフト」が古すぎるということ。
トランプとプーチンが衝撃的なまでにすべてを支配し、すべての価値観を塗り替えてしまった。
性の多様性絶対否定の、衝撃的なまでの完全勝利。
メガトレンドの陰で、すさまじい質と量の憎悪が、票を握っている層にたまっていた。
問題は正しい方向の、ラストベルト労働者の味方が皆無、あるいは無力だったこと。
アメリカ民主党の前大統領選候補がオカシオコルテスでなくバイデンだったこと、その時点で絶望だったのです。
そしてアメリカ民主党がそれを心底反省しているとは聞かない…
22日
今日もとんでもない事件がいくつも…
アメリカでは、イスラエルに反するだけでも罪、ということは徹底して変わらない…
誰もが、客観的に見ることができないようです。どちらの側につくか。
ハマスがやったことも、イスラエルがやってきて今やってることも、どっちも極悪非道だ、と。
また南アフリカ…トランプは不思議なほど、人種差別を政策として推し進めることはなかった気がしますが、違うのでしょうか?
それこそアメリカの警官に、黒人はいくら殺してもいい、としましたっけ?
…本気でアメリカの政治が、有色人種の虐殺に踏み切ったら?
さらに遺伝子検査で、本気でどんなわずかな混血でも抹殺したら?
想像以上に今のアメリカは、白人と言われている人でも黒人の血が混じっているのに。
21日
農水大臣、続投と見せておいて更迭…
無定見。世論の勢いが強ければふらふらと。
でも、他の政党はもっと支持されていない。
自民党にも支持されている人はいない…高市以外。
ふらふらを言うなら、七転八倒とか言いながら、野田・枝野の立憲も…
いっそ野党は小沢、与党は森山が頭となったほうがいいのでは?
そして肝心な、減税か緊縮か。
どちらであってもダメなのは明白では?
本当に消費税増税・生活保護や老人介護の切り捨てなどをしたら、捨てられた老人や極貧層で家族がいたらその家族が膨大なコストを払うことになる。
実際に餓死するのはわずかしかいない。
さらに経済が爆縮するだけ。
もちろん消費税を減税しようが、何をしようが、希望を失った企業が投資することはない。というか今の世界は生産するための資源自体がない。
必要なのは希望。科学技術。
それが誰にも見えていない…
20日
日本の政治はわけが分からないとしか言いようがないです。
ギリシャよりましと緊縮を宣言する首相。
農水大臣がとんでもない失言をして、続投。
参院選で勝つ気があるのか、としか言いようがない。
と思ったら立憲民主も、国民民主も、あれやこれやでバッシングを受ける。
どこに投票すればいい?
本当に野党がダメすぎてこれでも自民が圧勝する?
まあ、どうなろうと大連立という…
19日
バイデン前大統領の腫瘍…
降板せず勝利していたら大変でした。
バイデンとトランプ、という時点で相当に絶望的だったのです。
アメリカ民主党の絶望は、今も何も変わっていません。断固反省しないことを選んだとしか思えません。
アメリカ人にはもう何もない?
18日
中国史とヨーロッパ史の違い。
中国では、農民はあまり飢えると反乱して国を亡ぼす。
ヨーロッパでもとんでもない餓死はちょこちょこあるが、農民反乱はすべて鎮圧される。
中国では、国の大臣や将軍が強くなって新しい王朝を作り、三国志の次の以降は禅譲後に前王朝を皆殺しにするのが通例となった。
ヨーロッパでそんな話は聞かない。ついでにフランスがスペインを攻め落として王族全部死刑、なんてこともない。
まあ何よりも、中国は統一しやすく、ヨーロッパは統一しにくい…ナポレオン一世やヒトラーに聞いてみろ。
だから中国は皇帝がダメだと言えば科学を消し去れるが、ヨーロッパはコロンブスがポルトガル・ジェノバと断られてスペインに行ったように、迫害された知識人に逃げ場がある…
17日
減税に反対する政治家、メディア…
国民が望むことと、国家がすべきことが徹頭徹尾違ったら?
反ポピュリズム。
でも、事実上国民の総意だったら?
輿論と世論は違う、愚民と本当の民は違う…
結果的には民主主義を否定することに。
国民がとことん望むことが、亡国にほかならなかったら…政治家には、クーデターを起こし民主主義を否定する「義務」があるのでしょうか?
16日
これからの動乱で、第二次大戦と同じように全世界の法も価値観も全部変わる…
勝者の裁きを「人道に反する罪」で絶対永久正義としたように。
それほど徹底的にトランプとプーチンが勝ったとしたら?
あるいは習近平が?
イランが?
ブラジルが?
15日
今の世界の金持ちたちは本当に金持ちなのでしょうか?
昔の日本や中国の「金持ち」は、いつでも政権の気まぐれで全財産没収・族滅されました。
彼らの「カネ」は幻でしかないのです。
古代ローマの金持ちは、道路などを作って永遠に名を残そうとしました。
日本の金持ちも水路を作って名を残そうとしました。
それには幕府に膨大な賄賂を贈って特別許可を得なければなりませんでした。
今の世界の金持ちは、「領土」「忠実な兵士」「軍事力」を持っているでしょうか?
むしろマフィアたちのほうが、それらを持っているのでは?
14日
トランプの支持者はどうしたいのか。
本当に破壊だけでいいのか。
なぜ「人間らしく、警官に拷問されず、希望を持って生きたい」と考えることもできないのか。
「ちょうどいい良識」が見当たらない。理性が。科学が。人権が。
トランプとキャンセルカルチャーの二極になっている。
歴史的にはそうなっていくことも多い…フランス革命は恐怖政治、ロシア革命はスターリン。
党派のバトルロワイヤルになると、最も過激で残忍な者が勝つ。
13日
参院選を前に、消費税減税が問題になっています。
減税してどうなる。
増税でよくなるわけもない。
本当に減税すれば皆が元気になって高度成長再びとか、自民党が言うようにやっていれば老人福祉も経済成長も少子化も全部思い通りになるとか、信じている人がいるでしょうか?
必要なのは希望。
また、今生きている国民の生活。
今の日本人の大きな不安…必要なのは介護ロボット。
そして希望そのものになる科学技術も。一番いいのは軌道エレベーターから宇宙鉱山・宇宙太陽発電。
12日
多数の犠牲が出た鉄道事故で、何年も経ってからPTSD・サバイバーズギルトで自殺した被害者の報道を見ました。
『淡海乃海』の主人公は、「弱いことは罪だ」であり、そのような弱い人間は生きられなくて当たり前だ、とするでしょうか。
幼児を虐殺しても平気な人間以外、生きる資格はない、と。
また、第一次大戦からの膨大な戦争神経症も、生きる資格なしと即座に射殺する軍法を作るのでしょうか?
そして、三か月前線で戦い続ければ大半の兵は壊れる、と実証されていても、壊れたら即座に射殺するのでしょうか?
それらに耐えられる、ごく少数の、しかも法も守れる特異な人格の持主以外生きる資格はない?
訓練法が進歩する以前は、多数の兵の大半は、特殊な状況…複数で扱う武器…でなければ人を殺せなかったそうです。
百人中数人は殺せました。
ただ、法を守ることもないサイコパスもその殺せるメンバーのうちです。
人を殺せる。しかし法を守ることはする。そういう特異な少数人格が、事実上生来あるそうです。
それが英雄となるそうです。
そんな人以外生きる資格はない?
11日
「ヒルベルトの問題」の一つが解かれたというニュースが。
これほどの絶望の時代でも、頑張っている人たちはいる…
また、インド・パキスタンの戦いを、トランプ大統領が止めたという報道も。
トランプ政権の言葉は信用できないので時間をかけて見守るべきですが…見守っているうちに日本も核の冬で地獄になっている可能性があるのが…水と食料の備蓄は必要でしょう。
第一次トランプ政権も、「自分から戦争を始めなかった唯一の大統領」ではあります。
常に平和を言っている…ただ滅茶苦茶なだけで。
日本の、平和を重視する人たちも評価してもいい気もしますが。
10日
とてつもない英雄が日本人に生まれて、世界を征服する。
どのように?
その英雄含め全ての人に超能力はない、超科学もない、カリスマと才能だけで。
一番近づいたのが「エリア88」でしょうか。
日本人ではないですが、「ミレニアム」のカミラも順調に世界征服を進めていたようです。
アメリカ大統領になり世界を征服する、それは結構簡単なようです。
中国やロシアから世界を征服するのはどれぐらい容易でしょうか?
ドイツからでは?
9日
「現実世界は厳しい」。
どの国の平和に暮らす人間も、明日、超自然災害・異星人・伝染病・天才が率いる凶暴で無敵のテロ集団・暗黒国家に破壊され、赤ん坊から一寸刻みにされるかもしれない。
頑張っても、善良であっても、やられるときはやられる。
だからこちらも、生き延びるためどんなことをしてもいい。
常にどんなことでもする覚悟をしておくべき。
赤ん坊を一寸刻みにできないような心が弱い者には生きる資格もない。
豊臣国松、浅井万福丸など幼子こそ、死に値する罪人と思い、冷酷に見る、いや弱いという罪で心の底から憎むぐらいでちょうどいい。
本当にそれだけが世界のすべてでしょうか?
だとしたらもう生きていても仕方ない、とすら思えるほど嫌でもあるのです。
8日
世界はゼロサムで、誰かが豊かになればだれかが貧しくなっている、と確信している人が結構多くいるようです。
森永卓郎、大石英司(敬称略)などからそう感じます。
資本主義だから、があるかもしれません。
そして「新大陸の発見」「科学技術の進歩」は存在しない、と。
ヨハン・ノルベリなどは、資本主義だからこそ、科学技術が進歩してみんなが豊かになる、と考えているようです。
それらについての多くの意見・議論を集約することはできないでしょうか?
結局は「未来の技術は発達するか」「**ジャンル技術は発達するか」に尽きます。
7日
今度はインド・パキスタン…
これは、要するに古代ローマ帝国・大和朝廷など「中央政府の威光が全国に届かなくなり、戦乱の時代が始まった」のでしょうか。
本当に何があったのでしょう。
オバマが失望されたこと?
介護ロボットが進歩しなかったこと?
3.11での原発の爆発?
トランプというのは、「新時代に適応することに失敗した」?
どうしていればよかったのでしょう?
憲法九条におすがりしなかったのが間違いだった?
世界の3%がナオミ・クライン、斎藤幸平の呼びかけに答えて立ち上がるべきだった?
日本が完全に壊れるとしたら…
反体制暴力集団?存在するでしょうか?
自衛隊や警察内にクーデター集団はあるでしょうか?戦前のような?
光明が欲しい。
憎しみに身をゆだね、奪い殺すのではなく。
「地獄に一筋の光が射し込むのだ」『戦国時代に宇宙要塞でやって来ました。(横蛍)』
この言葉が欲しくて仕方がない。
…この欲望に、イエスが復活したとか洪秀全はイエスの弟君だすべての食を平等にする、などと言われたら飛びついてしまうのでしょう。
あまりにも世界を絶望が満たしている。
トランプやプーチン程度で済むはずがない。
インドとパキスタンの全面核戦争でも、核の冬が来て世界の相当部分は死ぬそうです。
6日
「市・区の中央図書館に通えるか否か」は、引退後に図書館に通う生活を考えるとすごい差になります。
借りられる本は変わらない…リクエストがある。
その場で探せるかどうかは大した差ではない。
でも膨大な雑誌がある。
雑誌の種類の桁が違うのです。
さらに言えば、国会図書館に通えるというのはとんでもない特権になる。
5日
世界経済システム全体。
トランプ以前の。それは何だったんでしょう?
アメリカの膨大な貿易赤字。ドルが世界の基軸通貨。
超金持ち、多くの多国籍企業。節税のためのタックスヘイブン。
膨大な貿易。
貧困国の搾取工場が、膨大な貧困層の貧困をましにする。
先進国中層の崩壊は、ごく一部。
4日
「どんなに頑張っても、決して戦争を終わらせることはできず、財政は破綻を通り越している」
という状態ではどうすればいいのでしょう。
さらにそれが防衛戦争で、降伏したら皆殺しか、もっともっと悲惨な状況が待っているなら。
ヤマトもそうなるでしょう。スーパーロボット大戦OGも。
三体の〈大峡谷〉はそうなった状態なのでしょう。
現実にはウクライナも、そしてへたをすると将来の台湾もそれです。
ほかには?
カナダもアメリカの征服軍に、虐殺拷問されながら絶望的に抵抗する日が来るのでしょうか?
日本も?
僕は若者たちが未来を語り合っているマンガの絵を見て、「ウクライナではこんな若者たちが残らず死んだ」と暗澹としました。
日本もそうなるでしょうか?
他にはどれぐらいの国が、明日にも侵略されて皆殺しにされようとしているでしょう?
韓国?ガイアナ?シリア?エジプト?
3日
風力発電の羽が折れて落ち、死人が出る事故に…
これで日本で風力発電がなくなる、という可能性を考えると頭を抱えます。
ただでさえ日本は風力発電が遅れています。
これからの時代のエネルギー、という石油に関係する工業に匹敵する巨大工業の可能性に、日本の工業はほとんどタッチできていません。
なぜ日本はこれほど風力発電を嫌うのでしょう?
台風?研究開発、試行錯誤で克服すべきことでしょう?
他にもこの数十年の日本はパソコンや半導体など、新しい時代の工業すべてでへたくそです。
半導体工場もうまくいくと思っている日本人はいるでしょうか?
日本人は高度技術、科学、工業はへたくそだ、やるべきではない、と日本人事実上全員が考えているのです。
大負けしてトヨタだけは別、トヨタのための国でいい、か。
なぜこうなったのでしょう?
2日
地球外生命の証拠になりえる分子が系外惑星の大気に見られたとのこと。
系外惑星の大気の分析。
遠くであればダイソン球や核戦争、核廃棄物の恒星投棄。
太陽系内でも火星や、木星や土星の水が豊富な大きい衛星。
地球外生命の発見という、科学史上トップクラスの発見は秒読みともいえるのです。
それがどれほど世界を変えることか。
『三体』では、異星人が存在するというだけの知識でも、人類が破滅しかねないという作中本がありました。
1日
近代は終わった、新しい…
何十年前から言われているでしょうか?
「近代の次」の膨大な思想の歴史・リストを考えてもいいでしょう。呆然とします。
日本の「近代の超克」。
ガンジー。
アーノルド・J・トインビー。
ニューエイジ、みずがめ座の時代。
ポストモダン。
共産主義全般。
エコロジー全て。
今のナオミ・クライン、斎藤幸平も、その変種でしょう。
多くの人が、近代の次でありたいと思い、今は近代は終わったんだと言っている。
しかし、今も警察・刑務所・義務教育、水道・トイレ・料理は、容赦なく、徹底的に近代。
それ自体の次は見当もつかない。誰も想像もしていない。
3Dプリンターやカーン・アカデミーが期待外れ、人工腎臓もできていないことが重大。
あるとすれば近代が崩壊し、大半が餓死して残った人が原始生活をする?
イランや今のタリバンアフガニスタンのような宗教原理主義国家?
あるいは中国の電脳ディストピア?
シリコンバレーの加速主義者たちに可能性は?
トランプ?
トランプをバンスかだれかが継いで、「銀河英雄伝説」のゴールデンバウム帝国や「侍女の物語」「声の物語」のような女性憎悪・宗教原理主義の古代的価値観の世界になる?
フィリピン、トルコ、インド、ブラジル、ハンガリーなどの権威主義独裁者?
日本の本の世界では今も、憲法九条がすべての答えだ、すべての人間が欲を捨て、国家を捨て、近代工業を捨てて、という信者が多くいる。
明らかに大きい変化が、何十年も続いている。
しかし変わらない部分は頑として変わらない。
日本の護憲派の強さも。
何が起きているのか…
「近代の次」の歴史・リストは強力な知的武器になりそうです。
また、科学そのもの、そして科学を利用するあらゆる物質の動き、そのすべてを超えられるものなどあるのか?という。
端的に言えば、呪符で銃弾を無効にすると喧伝した義和団やマウマウ団は全滅した。
本当に、科学に、戦争で勝てる道はあるのか。
『るろうに剣心』は真空剣を研究した敵もいたし、続編では剣術で銃を超える研究もあるそうだが…ガトリングと炸裂弾が最強格であることは変わりない。
科学の進歩はもう終わった、だから科学は必要ない…はあるかもしれない。
その場合は?
そうだとしても、世界を見るための考え方などとしての科学を否定するのは?
今ある兵器や食糧を否定することはできる?
せいぜい、科学文明に寄生するか、あるいは人類の大半を殺しごくわずかな人間で原理主義・科学技術禁止生活を貫くか、その程度では?
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