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30

日本も気がついたら多民族国家に。

世界の多くの国が多民族国家に。
とんでもない数の移民、それは最近の、最大の変化の一つでは?
それは世界をどう変えるでしょう。

まず民主主義を無意味にします…八割の白人・二割の黒人では、民主主義は黒人いじめにしかなりえないのです。

29

公務員には、信じられないほど負担が重いのに特段の給料があるわけでもない仕事が多くあります。
とくに精神的な負担が。

とても不潔な仕事。
動物に対してきわめて残酷な仕事。
人間に対してきわめて残酷な仕事。死刑執行刑務官や税務署員など。

機密性が高いため家族や私生活も厳重に監視される仕事。
厳しい思想管理を受ける仕事。

さらに、諜報がちゃんとある国であれば拷問されるリスクすらあるのです。自分だけでなく家族さえ。

どのようにそれが可能になっているのでしょう?

28

移民関係の法律審議は、もうわかりきっていることをあらためて浮き彫りにしました。

自民党・政府は、もはや「左派野党を相手にせず」と決めてしまっている。
だから左派野党はひたすら反対を叫ぶだけで、論理的な議論はいっさいできない。
それでも自民党は支持される、左派野党がとてつもなく嫌われているから。

国会は必要ない、とも言えます。

また、日本には移民反対も根強い…本当に移民が日本にとって致命的だったと思っても、野党が相手にされない、できることがない現状では、反対することが不可能なのです。

誰一人、野党を替えることを考えないのです。今ある野党がダメなら取り換えることは、考えることも許されないようです。
あまりにも多くの泡沫野党が出ては消えていったからでしょうか。
もう政党というものを考えたくもないのでしょうか。

今の日本で、「選挙はいらない」「野党はいらない」という人はどれぐらいいるのでしょう。

野党が事実上存在しない国。何をされても抵抗する方法が一切ない国。
なんてみじめでしょう。

27

保存食としての餅が欲しくなります。
アルファ化されて水を注げば、というのはありますが…こういうのは?

多数の小放送が入っているタイプ。
個包装を、ビニールを薄く紙を厚くする。
その個包装を燃料にできるごく小さい金属製ストーブとライターなどを同封。

さらにマルチビタミンミネラル剤が同数入っているといいですね。

チューブ入り歯磨きのような、パテの類もあるとより食べやすいでしょう。

26

最低賃金をもらうために必要な能力が際限なく高くなる…
それも、今の「人材ミスマッチ」の本質だと思います。

膨大な失業者がいてそれでも人手不足、ということもあるでしょう。
人手不足の世界が必要とする能力がめちゃくちゃに高く、しかも出せる給料がとんでもなく少なければ。

そうなればもう移民か、あるいは最低賃金を桁外れに切り下げるか。

さらにその最低賃金でも暮らせないほど、最低限生きていくための金はもっともっと高い。
さらに子供がいじめられない金というのがどれほどすさまじい金額か…

25

実験の予算を打ち切って中止させ、失敗したと公文書にしてしまう。
そうすれば「それ」が現実には機能しないことは永遠に、実験的根拠のある事実となる。
二度と、考えることすら許さない。

ベーシックインカムでは何度も繰り返されています。

他にも同じことはされていないでしょうか?
太陽電池とか。溶融トリウム塩炉とか。

24

大阪万博…笑いしか出ません。

これほど絶望的な国で、オリンピックだの万博だの…

「希望の国のエクソダス」「平成三十年」など、多くの小説も絶望感を語り、危機感をあおりました。
その結果は完全な失敗に終わった政治改革、自民一強が盤石になり、いかなる変化もあり得ないことが明白な、超巨大なコンクリート壁のような光景です。

…国民が完全に絶望したらあとはポピュリスト、というのが歴史の定石です。しかし日本は、ポピュリストすら出られないほど体制が固まってしまっているのです。

問題は、この「2012年体制」「新55年体制」をきちんと分析する者が皆無だということです。

権力構造、利権構造、国際、社会…
膨大な団塊ジュニア非正規、今どんどん増えている老人、中間団体の破壊、無数のシャッター店が、どのように社会を変化させているか。
いま日本はどんな社会にあるのか。
技術は。農業生産は。

分析もなく、希望もない。
オリンピックと万博?こんな素晴らしいお笑いはないですよ。

23

野党に、もりかけを叫ぶ以外の役割がないのが今…新55年体制、2012年体制の特徴です。
55年体制の国対政治とは対照的に。

それでどのような利権が野党に回っているのでしょう?
今の野党の役割は、ただただ「まともな野党を出させない」それだけです。

この現状は、最終的には議会不要・選挙不要論に帰着します。
日本では議会は何の価値もないことがはっきりしてしまったのですから。
名家と官僚だけで動く国だということが明白に見えてしまったのですから。

それを隠すためには、55年体制の国対プロレスの方がいいに決まっています。

対案は無意味…野党には対案を出すために必要な情報が与えられていない。野党議員は、プレイヤーになれない。
一般的な二大政党国と違い、日本での野党の役割の骨がらみに「反日」「国敵」があるので、官僚は情報を渡すことができない。
だから野党が何を考えようと、すべて見当違い。だからもりかけを叫ぶ以外の仕事はない。

本気で現状をずっと続ける気でしょうか?

出口のない不満が爆発するときが、議会不要論があふれる時が、来ないと思っているのでしょうか?

22

「民主主義」この言葉自体、「民」とは違う何かの存在を暗示しているようです。
臣民。神。

臣民という言葉は、「臣」という言葉があるから成立するものです。

自然な古代は、神に等しい神官、君主、貴族、民、奴隷でしょう。異邦人もいるかも。
インドのカースト制度はバラモン(神官)、クシャトリヤ(貴族・武士)、バイシャ(庶民)、シュードラ(奴隷)不可触民。

君主、貴族、民となった近代君主国。

そして神…日本はキリスト教の神とは違うから、民主主義も人権もいらない、という言葉にどう反論できるのでしょう?
民主主義と人権はどのような普遍性があるのか、と真正面から問われて、どう返せるでしょう。

日本には神ながらの道が、『臣民の道』があるという言葉に、どう対抗できるでしょう。

21

新自由主義…格差は当然だ、実力のある者が稼いだ金を得るのは当然。
知能の時代…知能が高ければ高い収入を得られる。
不都合な真実…知能は遺伝する。

全てを足し合わせると、「高知能の遺伝子を受けた金持ちの子が高い収入を得るのは正しい」と、貴族制度に結びつきます。

20

カルロス・ゴーン氏の逮捕…

ゴーン氏は、新自由主義という思想の象徴でもありました。
容赦のないリストラ。株主優先。
古い日本的経営を打破し、世界標準を持ってくる、黒船的な存在でもあったのです。

ライブドア事件も思い出します。何か重要な政治的な意味があるのではと。

また、暴いたのがフランスではなく日本だった…これにはどんな意味があるのでしょう。
フランスと日本の関係は、この逮捕劇の要素ではないのでしょうか。

そして日本はずっと、「旧来土建」「新自由主義」「福祉国家」この三つの政治経済思想の間を揺れていました。
実際には純粋にどれかである政党は見られません。圧倒的に弱いのは福祉国家です…特に左派政党の消費税嫌いが致命的です。

さて、この逮捕劇は新自由主義の敗北を象徴していると言えるでしょうか?
日本国民の骨の髄になっている自己責任・弱肉強食思想との関係は?

歴史的な事件だと思います。どのように歴史的かは誰にもわかりませんが。

19

本能寺の変で、徳川家康は危険すぎる伊賀越えを断行しました。
5/6が弾のロシアンルーレットの方がましでしょう。現に穴山信君は死にました。
しかも国元に成熟した嫡子がいるでもなし。

…堺のすぐ近くに、四国方面軍の織田信孝がいたのです。
そちらに行くことを考えず、決死にもほどがある伊賀越え…

どれほど強烈な不信任か。

現に四国方面軍は脱走が相次ぎ半減、山崎の合戦には何とか間に合いましたが…

18

日本が事実上完全な一党優位性に戻る…
これは予測できたでしょうか?

今見れば必然にも思えます。日本には有能な野党は絶対存在できない、と。

でも政治改革、二大政党、政権交代が言われていた時代、誰一人現状を予測できなかったのでしょうか?

いや、いつごろに日本では、政権交代のある民主主義が絶対に不可能だと確定したのでしょう。
永久に一党優位が続くしかないことが。
いつ、日本の民主主義は偽物だと、わかる人にはわかる状態になったのでしょう。

そして今。日本の民主主義は偽物、自民一党優位は半永久的。
その状態を変えようという声はありません。むなしい現存野党信者の声以外は。

政治改革のときに誰か、日本では政権交代のある民主主義は絶対に不可能だという、今はもはや自明な真実とされることを指摘する人はいなかったのでしょうか?

そして今後、永遠にこの状態は続くのでしょうか。
「まともな野党をゼロから」を、思考することすら徹底的に禁じられているために。
あるいはそれが育つ土壌が皆無であることが、誰から見ても自明であるために。

17

文明全体の、長期的な断固たる意志。

ヨーロッパ文明が断固として、「より遠く、遠洋航海技術を」「科学技術を高く」「戦い続け、銃砲をより強力に」を止めなかった。
他の文明はすべて、満足し足を止めた。

何がそれを分けたのでしょう。
それこそ一人の英雄ではありえません。
地理に、持続的な努力を要求する何かがあったとしか…

逆になぜ、群島からなる日本や東南アジア、カリブ海にそのような勢力がなかったのか。

16

石焼き芋は65度をキープできる…
それって真空調理ですよね。

イモの代わりに、イーストなしのパン生地(要は水で練った小麦粉)にブロック肉を包んで焼けば、極上に柔らかい肉になるのでは?

15

奈良、京都が日本の中心でした。
なのになぜ、日本料理の中核は養殖淡水魚ではないのでしょう。

コイ・ナマズ・フナ・ドジョウ・タニシ。
中国では四大家魚が食文化の中核です。

日本では四代家魚の多くは、大河がないため繁殖できないことがあるでしょうか。

油が貴重だったこともあるでしょうか?中国では豚から得られますが、豚を食べなかった日本は…

豚や犬食が排除されたのも奇妙です。

14

ピストンでは核融合は不可能?

爆薬では?
爆薬のエネルギー密度が、現実最強よりどれぐらい大きければ核融合が可能なのでしょうか?

核爆発以外に、核融合を起こせる事象は本当にないのでしょうか。

まあエネルギーがマイナスでよければいろいろあるとも…

加速器は間違いなく起こせるでしょうが、エネルギーがマイナスなのでしょう。

13

航行を考えない、超巨大な船を係留しっぱなしにして、港湾機能を持たせる…
これは過去も現在も、誰もやらないのでしょうか?

特に要衝だけれど遠浅の地を、膨大な費用が掛かる浚渫・埋め立てより気軽に港にできるメリットはでかいでしょうに。

さらに沖の巨大船から浮橋を地上に渡せば…それも鉄道入りの。

また超巨大な船、あるいは多数作ってつなげた高層客船の都市も?

12

改革や革命は、本質的に国民全員の心の一番深くまで指図します。
国民の心がこうであってはだめだ、こうなれと。

宗教と同じ、内心の自由の侵害。

恐ろしいのは、それは「今生きている人間はすべて無価値な罪人、新しい戦争に適応できない存在自体が迷惑」ということです。
だから心を変えなければならない。

なら人間なんていらないだろ、お前の要求を満たす人間なんているのかよ、と言いたいほどに。
連合赤軍事件では、彼らが要求する人間は現実にいない、全人類に死を宣告するのが革命であることが証明されました。

11

人権は「全員分のエサがある」が前提です。
その前提がなくなった場合には、「共同体の存続のために選別する」が必要になります。

そこまで考えている憲法はあるでしょうか?

10

欲望ではなく義務で戦争。
軍事的な事情を無視させられるため不利、国益ではマイナスになりがちですが、実際にはとても多いです。

第一次世界大戦の、同盟による義務を理由とした参戦もあるでしょう。
第二次世界大戦でも、勝手に和平交渉するな条文があったため、アメリカの無条件降伏主義に引きずられることもあったはずです。

古くはスペイン・ハプルブルク帝国…どれほど余計な戦争に手を出したことか、結果的に新大陸の富も蕩尽するほど。
ロシアも、今のプーチンさえも双頭の鷲に呪われています。

それは欲望のみならず、義務によるものも多いのです。
もはや呪いと言いたいほどに。

日本でも、今川が尾張を得たいとしたのも、織田が越前に手を出すのも義務です。
織田家は斯波氏を下克上した、それも織田家の中でも信長はかなり下だったのが下克上の下克上。
それでも百年前に斯波氏が領有していた越前に義務があった…

国家は自由などではありません。兵士のように、多くの義務に縛られているのです。

そして軍事が政治に従属するというのは、どう考えても意義の見いだせない呪縛と言っていいもののために、大事な兵を無駄に死なせる、勝利そのものすら諦めるということなのです。

それを考えれば、絶対平和主義もわかります。
軍隊は合理性ではなく歴史の呪縛や民の熱狂で動く家畜以下の消費財でしかない、と悟って、なぜ生命を投げ出せるでしょう。
故郷のため、家族のためなら死ねても、どうして双頭の鷲の呪縛のために死ねるでしょう。

9

明治維新直後。

「警察だ!」
「どうせ島津毛利の私兵だろ、奴らをひいきするに決まってる。
佐幕派の親父をまともに調べるわけがない、拷問してあることないこと吐かせて処刑するだろう。自分の家族は自分で守る、警察には一族全員一言たりとも何も言うな。
何かあったら警察になど届けず、一族で仇を取るんだ」

「徴兵だ!お国のために」
「どうせ島津毛利の私兵だろ」

となるのが自然ですよね。

どのように日本はそれを克服したのでしょう。

また、イギリスは?フランスは?ドイツは?アメリカは?

8

今、標準的な一軒家の土地で、もっとも安く頑丈な家を作ろうとしたらどうなるでしょう。
できれば三階建てぐらいで総床面積も多く。

へーベルハウスでしょうか?

また、戦後すぐの混乱期は、どうしていればよかったのでしょう。

当時豊富に手に入る資材。
無駄なベッドタウンを作らない。
できるだけ鉄道通勤できる。
下水道不足による環境汚染をやらない。

高層ビルは無理、大都市に近いところに狭い面積を分けて、濃密に鉄道網を作り…

7

平成の政治改革。
野党が無能売国だと国民誰もが思い知った…それ以外にないのでしょうか。

その結果。
自民党だけが政権担当能力を持つ。
野党などいらない。

右翼思想が絶対に正しく、左翼思想は絶対に間違い。
他の考えなどいらない、右翼だけでいい。

それだけでしょうか?

ついでに言えば、老人・古い勢力の完全勝利も意味しています…自民党やその信者は、「自民党こそが若く元気のある新世代をリードする改革政党だ」というでしょうが。

6

荷物運搬用の「駕籠」が欲しいです。時代劇にあるような、ただし今の素材で軽く。

極端に足場が悪い場所で、屋根がない場所で大雨が降っていても、水に弱い荷物を大量に運ぶ必要がある。
一輪車(ねこ車)やフォークリフトは使えない。

そんなときに、二人で「駕籠」に防水箱に入った荷物を入れて運ぶことができたら。

歴史では人間を運べたんですから、70キロぐらいの荷物なら二人で担いで運べるでしょう。
担いで歩くのですから、どんな地形でも運べるでしょう。

また、「両端に頑丈なフックがついた、長さを調整できる丈夫なロープ/肩紐」も万能運搬補助具になりえます。

人の手での荷物運びは、本来重要なのにあまりにも軽視されています。

キャリーバッグという狂気の沙汰がいまだに主流ですし。
介護の補助器具もろくにないですし。
レストランで両手それぞれに一枚ずつ盆を持ったり、腕に多数の皿を載せて運んだりするのも、多くの事故があるはずなのに続いていますし。

5

江戸時代の普通の人が、現代の普通の本を読んだ時、それがどれほど理解不能なとんでもないものか。

逆にこちらがそれを想像するのがどれほど困難か。

さらに、短時間で一気に時代が進んだとき…江戸時代に育ち大正を見た人々にとって、それがどれほど理解不能なものか。

どうすればそのギャップを理解できるのでしょう。

洗濯という概念がなかった時代から電気洗濯機までの、暖炉から電子レンジまでの、カットラスと空母の時間の短さ…

今も、歴史が変革している最中なのです。
下手をすると江戸から明治の変化…ただし維新は失敗しましたが。

4

いつから日本は、若者がいらない時代になったのでしょう。

老いた権力者が絶対に正しい。
大企業と官僚がすべて。
若者が何か作ることはない。

ただひたすら、与えられたカードである現実世界に順応すればいい。
変えたい、良くしたい、創りたい、それらは全部絶対的に間違い。

創造的であるはずの仕事も、天才若者ひとりがやるのではなく、多人数のチームがやる。
あるいは、週刊少年ジャンプなどでは十年以上真のヒット作がない。

一切希望を持つな、現実に順応せよ。現実以外に何もない。

そしてある程度の老いた権力者は、死なない。
永遠に生きるかのように生き続け、支配し続け、何が正しいか絶対的に決め続ける。

3

各国が「本当に欲しがっている領域」を理解するのは重要だと思います。

特にロシア。アメリカも。

まあロシアは本当に海が欲しければ…まず北海道。
ヨーロッパ方面は、ポルトガルまたはモロッコまで陸続きで得なければ簡単に蓋ができる。いやそこまで得てもナポレオン包囲同様潰される。
インド洋方面は、インドを手に入れてさえオーストラリアとマダガスカルに潰される。

事実上世界征服をしない限り海は得られない、救いようがない国です。

2

真空調理器(二万前後)
静電ヘッドホン(7〜100万)
5.1サラウンド(一万以下から、ただし部屋の改造になれば億単位)

どれも、とてつもなく生活水準を上げる品です。最安では十万以下で。
なのに普及していません。

膨大な人が、テレビ付属スピーカーや、テレビ台内臓のサウンドバーで満足してしまっているのです。

あと「Dnote」という、デジタル音楽を直接音声にする装置も潜在能力を持っていますが、まだ評価は低く商品も少ないです。

1

オデュッセウスシステム

セイレーンの歌は美しい、でも聞いたら惑わされて事故る。
それを聞いたイリアス帰りのオデュッセウスは、船員には耳栓をさせ、自分はマストに自分を縛って、さらにどんな身振りをしても聞くなと命じました。
もちろん惑わされて暴れましたが、船員は事前命令通り無視で、無事に難所を通過しつつ美しい歌も聞けました。

自分が愚行をするとわかっている。意志では止められないともわかっている。
そのとき、これは有用です。

国家運営もそうすべきでは?

人間は間違えることは、誰もがわかっているのです。

「それバブル」「それ魔女狩り」「それ禁酒法」「それシケリア」
と指摘してくれる権力や利害に絡まない頭脳を設けておき、その指示には絶対従う。
それは不可能なのでしょうか?

天皇陛下がその役割をするシステムになっていれば、先の戦争も止められたでしょう。