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これからの世界は、

1「80億の中産階層がかなり贅沢に暮らし、人口を減少させていく
2「80億の、平等に環境に合わせて生活水準を落とした清貧生活者が環境を守って人口を減らしていく
3「1億の貴族と79億の奴隷
4「1千万の貴族、9千万の奴隷とロボット。79億は要らないから死んでもらう

この四つで選択することになるでしょう。

1は、エネルギー・食料・宇宙などに関する技術革新がないときついです。シェールガスで80億が中産生活を長期間送ることは可能でしょうか?
2は、生活水準を落としても、地球は80億人養えるでしょうか。
4は、ロボットができなければ絵に描いた餅です。

さらに、ロボットが人間の労働者と同等になる……それは資本主義の終わりも意味していないでしょうか?

資本主義は、生産だけで成り立つでしょうか。
先進国の、第二次世界大戦後の高度成長は、多くの労働者が豊かになったからこそ起きたのでは?
何らかの歴史の気まぐれで、労働者の大半が奴隷状態のまま、一切の人権がないカースト制度と科学工業技術の組み合わせだったら、これほどの経済規模になったでしょうか?

29

政治改革についての二つの印象。

品種類が少ない店、または店の数が少ない商店街。
それが一時、多様な商品・多様な小さい店ができた…無数の泡沫政党。
そして結局、元の多様性に乏しい店・商店街に戻ってしまった。

もう一つの比喩…特に政権交代について。
小さい子を叱るため、森に置き去りにするような…
死の恐怖を味わった子は、もう二度と逆らいませんと泣いて謝っている。

日本で機能する統治者は、アメリカ・官僚・自民党しかなく、国民自らが政党を作り独立することは絶対に不可能…

というか、なぜ今に至るも、巨大書店の日本政治棚を何度見ても政治改革を総括する本がないのでしょう。
今後の展望を語る本はもちろんありません…アベ政治を許すな系の旧来サヨク本以外。

28

中南米の「反米」と、イスラム過激派の「反米」は連絡できないのでしょうか。
中南米はカソリックとマルクス・毛沢東、イスラムとは相いれないように見えます。

しかし、毛沢東とイスラムは中央アジアで、マルクスとイスラムはアフリカで接しています。
東南アジアの反政府勢力も重要なプレイヤーになりえるはずです。

それを思うと、一人の偉大な指導者が出ればイスラムとマルクスを糾合し、反米でまとまることもできそうですが…

そういえばイスラム過激派が、「権力を狙う」タイプのテロをほとんどやらないのはなぜでしょう。
政府要人。王族。大企業人。
放送局や議会を軍勢で攻撃するなど、クーデター的な行動。

革命には、イランという大きな成功例があるのに。

27

カストロ氏死去。

とにかく偉大な人だったのでしょう。

虐殺はどのくらいしたのか、今の僕にはわかりません。
しばらくしたらポルポトが優しく見えるような拷問収容所が暴かれるかもしれません。

近代文明に対する強いアンチテーゼとしても価値があります。
貧困ではありますが、金と援助に頼らない医療システムを築いたのも確かです。
事実上近代システムから離脱しつつ、文明崩壊状態は免れた…でもそれは北朝鮮も同じなんですよね。多数の餓死によってですが。

これからの時代に、キューバはモデルの一つになるでしょうか?
というより、僕は、また様々な人は、キューバの現実をどの程度知っているでしょう。
天国であればボートピープルはいるはずはない…それで終わらせていいでしょうか?

26

小さい子供向けに、「三歳から毎日、年齢×5分ずつ(四才なら20分)、運動・読み書き・ソロバンをさせる」教室はあるのでしょうかね。
運動能力と読み書きソロバンが優れていたら、かなりほかの子に比べて優位に立ちます。

特に運動に、格闘技の基本技が含まれていれば、ケンカでは優位に立てます。

いや…それ以前に。格闘技の道場はいくらでもありますが、「ケンカの道場」はないですよね。
実際に子供たちが経験するのは、礼をして一対一ではなく集団による暴行です。
その状況からいかに逃れるか。

いきなりむき出しにされる敵意、場合によっては上級生、大人の暴力に立ちすくむことなく、声を上げ動き続ける経験。
良くない状態で、致命傷を避ける。

子供の護身では「奴隷化に対する耐性」も重要でしょう。
いじめなどの本質は、人間の本能に刻まれている支配…奴隷化の能力にあります。もう一つは生贄だと思いますが。
他人を奴隷にすることは快感だから、より強い者はやってしまいます。

それに抵抗する方法…

ただし、学校そのものが「子を国家の奴隷にする」洗脳機関ですから、奴隷化に耐性を持つのはむしろ不都合です。

…いじめが教育にとって、国家にとって不可欠だとしたら、なくす動機がないわけで。
学級崩壊を防ぐため、体罰の代用として教室を統治するためだけでも。

25

中国は、砂糖とコショウを求めなかったのでしょうか。

自給できるなら、なぜヨーロッパに輸出しなかったのか…茶や陶磁器と並んで。
自給できないなら、なぜ求めなかったのか…

本当に中国には、砂糖とコショウに対する欲求自体がなかったのでしょうか?

また、イスラム圏が砂糖を西洋に輸出しなかったことも謎です。
さらに、西洋が変な方法でコショウを手に入れようとしたときに、もっと安いまともなやり方でコショウを売ろうとしなかったことも。

要するに、中国もイスラム圏もインドも、海を、世界を誰が支配するかには関心がなかった…

木綿も、同じことが言えます。
三角貿易よりオスマン・トルコや清から買う方が安い、とすることはできなかったのでしょうか?

24

もしマルクスがいなかったら、歴史はどう動いていたでしょう。
労働者は、世襲のカーストとして人権を剥奪されたでしょうか。

そうすると、極度に需要が少ないままです。

23

現実に、簡単に量産できる波動エンジンが手に入ったら。

要するに、「玄武岩を食わせてやれば自己増殖する」という感じで。
むろん波動砲やショックカノンも可能。

自力地球重力圏離脱からワープ余裕。
もちろん発電所としても、大型船のサイズで現在の全発電所合計の何百倍。

人類はどんなことをするでしょうか?

22

東日本と同じところでの、かなりの規模の地震…考えてみれば恐ろしい。

福島原発の、一番反原発側の報道では、いくつかの燃料や廃棄物を沈めたプールはギリギリのバランスで保たれ、一つ間違えれば日本どころか北半球が終わる…
地震はその引き金になっていたかもしれない、と。

地震活動期というのも本当のようで、それがいつまで続くのやら。

ふと思い出したのですが、契約書の、「地震…ヒョウ、アラレの被害は」で爆笑。
…動物園から逃げた豹や、Dr.スランプのアラレによる被害も…

地球割りのクレバスにビルが落ちたり、ビルがバット代わりに振り回されたりが目に浮かびます。

そうそう、「ドラゴンボール超」にまたアラレが登場するそうですね。

21

悠仁親王殿下の乗っておられる車の事故。
間一髪でした。

いかに皇統が危機にさらされているか、先日にも宮の一人がお亡くなりになって、多くの人がわかった…ならいいのですが。

皇統についての議論はありますが、肝心なことが忘れられています。
女帝女系も認める、男系絶対旧宮家男系…どちらもNoという国民も、実際にはかなり多いのでは?
明治天皇の男系直系でなければ認めない、という国民が、現実には多数派なのでは?

間違いなく、女系であっても、旧宮家男系であっても、反対者がいるのです。

…悠仁親王殿下一人にすべてを賭けるのが、唯一なのでは。

そして、護憲派が考えるべきこと…皇統が絶えたら憲法は改正しなければならないのです。

20

今の欧米人も、機会さえあれば、キリスト教を信じていないという理由で万単位の女子供を生きながら焼き殺し、異教という理由で美しい彫刻に飾られた神殿や図書館を焼き払い、何百万人も奴隷船に、スプーンを重ねて積むように詰めることはできるでしょうか?
もしできないとしたら、何が変わったのでしょう?

今のアメリカ人やフランス人が、アウシュビッツ級のことをやるには、何が必要でしょう。

いや、できます……シリアやイラクの、今遺跡を破壊し、女子供を虐殺し奴隷として売っている人たちは、ついこのあいだまで、十分近代的な生活をしてきたのです。

彼らが欧米人でなかった、というのは無知です。以前の彼らの生活水準は十分に高かったのです。

そして、日本人も同じ人間です。
何かが違えば、どんな残忍なこともやるでしょう。

19

今は大金がかかるけれど、やれば儲かる大工事がない…スエズ・パナマ運河のような。
でもあります。

中央アフリカ熱帯雨林地帯の水を集めて、サハラ砂漠の側に流す。
莫大な農業生産が可能です。

アマゾンや、カナダの大量の淡水をアメリカ砂漠地帯に送る…必要な工事が何倍も大きくなりますか。

他にもあるかもしれません。

18

自衛隊の戦死者、および海外で人を殺す…それが出てしまう日はいつでしょう。

17

アベノミクスの失敗は明白です。
にもかかわらず、国民は安倍自民を絶対に支持しています…現野党がダメすぎるから。

安倍首相はその現実とは違うことを主張しています。アベノミクスは成功している、この道しかない、と。
事実上嘘です。

しかし、選択肢がないのです。

まともな野党を新しく作る、という主張は、絶対に出てきません。
禁止されているとしか思えないほど。

16

何かの、大統領選に関する報道で、要するにヒラリーなどリベラルはラストベルトで苦しむ、没落したかしつつある中産階級の白人たちに、「今後君たちが、今までの仕事で金持ちになることはできない。勉強して別の凄い仕事をするか(むろん千人に一人だが)、福祉で生きろ」というメッセージを伝えた、だから敗北したのだ…と読みました。

でも、そのメッセージは不都合ですが真実です。

高度成長が終わった、という事実があります。

そこでは、権威主義・排外主義以外にないのでしょうか?

アメリカではエスタブリッシュと反ポリティカルコレクトネスの構造になってサンダースは敗北しました。
ヨーロッパでも極右とリベラルになっています。
日本ではお花畑パヨクとアベノミクスという、意味不明の構造が定着してしまいました。
それ以外のプレイヤーは出てきません。

なぜ、新しい左派は登場できないのでしょう。

僕は、今の経済、特に新しい技術…格差社会を作っているのはコンテナ、教育を無駄にしているのは「空飛ぶ車を注文したのに手に入ったのは140字」のギャップ…はどうしようもないと思っています。
そして、ヒラリーもトランプも、サンダースもジェブ・ブッシュも…もちろん日本の、お花畑護憲もアベノミクスも正しい答えではない、とも確信しています。

僕に思いつく、ありえる答えは一つ…技術と、無条件の生存+教育。

最低限の生存と、教育を受け続ける権利は無条件に保証する。
そのうえで、核融合・軌道エレベーター・極超音速スカイフック・非化学燃料ロケット・海水で育つ稲・浮体洋上風力発電など、エネルギーや新天地の方面の技術をとことん追求する。

それは出てくることができないのでしょうか。
もちろん日本でも。

他に、新しい時代に対応できる、極右以外の政治経済思想は存在できるでしょうか?

15

なぜスマホ…パソコンを小型化したような多目的携帯電話は、ブラックベリーや超小型ノートパソコン(電子辞書)ではなかったのでしょう。

ヘッドマウントディスプレイ+ヘッドホン・マイク+コンピューター本体+ペン型光学マウスでも可能なはず…ヘッドマウントディスプレイと有線接続を極端に忌む何かがあるようです。

14

衆参とも三分の二をとっていて、それでも一票の格差を解決できない。

解決する気がまったくない、またはどれだけ議席があっても誰にも力などない。

どちらなのでしょう。

現状…自民一強の理由として、決められない政治に対する反感も大きいはずです。
では、ねじれが解消されてからどれだけの法を決めたでしょう。

一票の格差もどうしようもない、それが決められる政治なのでしょうか?

13

トランプと日本でいろいろ考えている人々がいます。

でも、トランプは重要ではないでしょう。
日本にとって重要なのは、「ハンドラー」たちです。

いくらトランプが大統領となっても、ハンドラーたちをその職から追うことはできないでしょう。

何も変わらない可能性が高いのです。

12

A死刑囚の死刑を執行した後に真犯人Bと動かぬ証拠が出た時、政府がこう言ったらどうなるでしょう。

「国家の行いはすべて正義である。だからAの死刑執行は絶対に正義である。
それを悪というものは国に逆らうから悪である。
何が正義か決めるのは国家である。正義の定義は、国家の正義である。
Aは断固有罪である。証拠など知ったことか」

というか、そのXデーを恐れている人はいないんでしょうか?僕が警察幹部や、法務大臣や検事総長などだったらこわくてやってられませんが。

絶対ないという信仰があるからやってられるでしょうね。

実際にその時が来たら、首相や法務大臣はなんとコメントするのでしょう。
安全な社会のためのやむを得ない犠牲だと?
それともひたすら再発防止を誓うだけ?
天皇陛下は引っ張り出されるでしょうか?

いや…どんな手段を使っても、そのXデーは絶対に来ないようにされているのでしょうか。
「真犯人」も証人も、すべて闇から闇に消してでも。

11

初期人類は小集団で移動する…というのが定説です。

ですが、定住する小集団もあったはずです。
岩塩と、黒曜石など石器に適した石。
この二つは、人類のごく初期から重要な資源であり、しかも決まった土地から長期間採取されます。
そこに住み着き、交易で食べる利益は大きいはずです。
それを採掘して交易する集団は、人類のごく初期からあったはずです。

それこそ「所有」の基礎になってもおかしくなりません。

さらに、それが鉱業+商業の基礎となった、ということも考えられるのでは?
そう、狩猟採集、そして農耕・遊牧とは違う、別の生き方をする人間集団として。
鉱脈を探し、金属などは精製し、売買する種族があった…この仮説は無理でしょうか?

また、サケのような魚が大量に遡上する川も、保存技術ができてからは定住可能でした。

10

大統領選だけでなく、同時に議会・知事の選挙も行われ、共和党が勝っています。
この選挙は米民主党全体の敗北なのです。

どこが悪かったのでしょう。
経済的にはそれほどの失敗ではないようです。
オバマが膨らませすぎた希望が、期待外れに終わったことでしょうか?

また、メディアも負けました。全力でトランプを拒絶し、トランプ敗北を報道し、そしてこの結果…
アメリカ有権者を説得することも、現実を正しく映し出すこともできなかったのです。

それほど、メディアに対する…アメリカの、十分な数がいる層の拒絶は激しかったのです。

もう一つ深く考えてみましょう。
新しい時代と、トランプの勝利。

トランプは、新しい時代に没落していく労働者層が基盤と言われています…ニュー・プア・ホワイト、と言えばいいでしょうか。

サンダースではなくトランプが勝者になる…社会主義では弱者を呼べない。弱者は暴力を支持する。
本当に弱者を救える思想…昨日まで労働者だったアメリカ人の大半は、新しい時代にはもういらない…移民以下の給料で働くか、蒸気トラクターができた時の馬の後を追って膠工場に行くかだ、という現実を突きつけ、それでも死なせないという思想は、出られないのです。

9

トランプ勝利。
事実は変えられない、まず事実を受け入れなければなりません。

僕は今自殺した方がいいでしょうか?明日拷問されないためには。
日本人が拷問の末に殺されるリスクはあるでしょうか?どれぐらいの猶予があるでしょうか?

実際にはトランプも大したことはできないだろう…それも、トランプが勝つはずがない、と同じ希望的観測でしょうか?

僕は、オバマの勝利を自分の勝利のように喜び、トランプの勝利には自分の敗北のようにショックを受けています。
オバマが代表し、トランプが打ち砕いた価値が、僕の価値でもあったからです。

自由。マイノリティの人権。奴隷解放。

トランプの最大の力は、PC…ポリティカルコレクトネスを否定したことです。

これまでの世界の、PC、より人権を高め、よりマイノリティを尊重する流れが、ついに転換したとも言えるでしょう。
転換したのは、スティーヴン・ピンカーが言った、より暴力的でない世界への流れも、でしょうか?

だとしたら、すべての人間は自殺する方が賢明と言えます。

まあ、僕はPCでも、女子高生が小説でセックスすることも絶対悪だ、にはノーと言いますが…自由がなくなれば、ノーということ自体ができなくなる可能性もあります。

8

トランプはなぜ、三つの最後の鍵を使わないのでしょう。

黒人差別・女性差別・キリスト教原理主義。

黒人を再び奴隷化するかガス室に送る。
女性は産む機械に戻し、自由に殴っていいとする。
キリスト教原理主義を法律とし、異教徒や無神論者は全員火あぶり。

確かに攻撃は激しいでしょう。
しかし、熱狂的に、命も捨てて支持する「白人男性」は膨大にいるはずです。

…ヒラリーが当選したら、次にはそれをやる候補が出るかもしれません。
そのときに、アメリカ…白人男性の本音、奥底にある悪魔のすさまじさが、はっきりと見えるでしょう。

7

地味にシャレにならない問題だと思うこと。

最近、安倍首相をはじめ政権幹部は、「立憲主義」「平和主義」「人権」「憲法」など主要な言葉について、定義そのものを書き換えている印象があります。
立憲主義は政府を縛るもの、に対して、要するにそれは絶対王政の場合の話であって、などと。

それと、憲法学者の権威低下が変にリンクしている気がします。
集団的自衛権で憲法学者が、要するに反対=サヨクという感じで十把一絡げに否定されてしまっています。自民党に絶対忠実な数人だけが正しく、それ以外の大半の憲法学者は全員間違っている、という感じになってしまいました。

憲法学辞典の、主要な言葉の内容を書き換える。既存憲法学を全否定する。

かなりの危険では?

6

陶器食器に料理を入れて電子レンジで温め直すと、食器もとても熱くなります。
持ちにくいし熱が無駄になっています。

耐熱性の高いタッパーに入れて電子レンジで加熱し食器に移せばいいのですが、その場合洗い物が増えます。

解決策…電子レンジに入れられる丈夫で耐熱性のある素材で、籠のような構造を作る。
それにラップを緩く張り、そのくぼみに料理を入れて、さらにラップでふさいで加熱。

…ラップを無駄にするより、レンジ対応タッパーを洗うほうがいいでしょうか?

5

いまだにはっきりした差がつかないアメリカ大統領選挙。

なぜこれほどひどい、マイナス方向の競争…両方が史上空前に魅力がない、になってしまったのでしょう。

オバマに対する失望から、まともなこと…中流回復に対する説得力が完全に消えた。
第三候補の不可能がとことん思い知らされた。

根本的な問題は、どちらもどう見ても、新しい時代に対応できる候補者ではないことです。

新しい時代、新自由主義・低成長・財政至上主義の時代には、中産階級の維持は不可能です。
それは民主主義、そして自由・平等といった近代啓蒙思想も不可能とするでしょう。
目的は財政・秩序・富裕層の贅沢のみ……奴隷制や強制収容所のほうが、中産社会より競争力が高くなってしまいます。

でもそれをストレートには言えないので、トランプの支離滅裂が支持されてしまう…

逆に、中産階級の維持は不可能、最低限の生存を無条件に保証する、という候補が存在できない…どうしても新しい時代に適応した候補が見られないのが、この時代の奇妙なところです。
新しい時代を直視することが、誰にもできないのです。

あと核融合・軌道エレベーター・メガフロート・海水で育つ稲の路線で高度成長という路線も。これはギャンブルですが。

日本も二十五年の政治改革の結果、安倍自民一強。
韓国の政治もめちゃくちゃになっています。

民主主義の無力、それが最近の趨勢のようです。

4

なぜないのか不思議な二つの店。

一つは「通販代行」。

主要な商売同様、たいていの町にある。店そのものは小さめ。
商品そのものはなく、何種類ものカタログがある。
客はそのカタログを自由に見て、欲しいものを指さす。
店はクリーニングの預かり証のような券を発行し、何日後に来てくださいという。
行くと商品が用意されているので、客は預かり証と金を出し、商品を持って帰る。
期日前キャンセルなどにはある程度金を払うし、期日に届いていなければ返金する。

それは、印刷・交通・通信が整った時点で、有効な商売だったはずです。

そしてそれがあれば、服・靴・かばん・メガネは、店舗を必要としません。
それはそのまま、アマゾンなどネット通販にも横滑りできたはずです。

もう一つは「毎日/毎週配達」

牛乳配達と同じように、契約された家を回り、毎日/毎週必要になる食料を配達する。

レンタルビデオなども扱う。本や漫画もレンタル。

3

今の日本で、自民党だけが圧倒的に支持され、まともな野党を要求する声すらない…それは、僕には「銀河英雄伝説」を思い出させます。

国民が楽をしたくなった、民主主義が面倒になって、優れた指導者にゆだねてしまう…自ら民主主義を捨ててしまう。

でも、安倍首相はルドルフ・フォン・ゴールデンバウムにも、ラインハルト・フォン・ローエングラムにも見えません。
単に、野党がことごとく、徹頭徹尾無能だというだけです。

そして、「今ある野党はダメだ、現状はよくない、まともな野党を作ろう」という声が一言たりとも上がらないだけです。
何が起きているのでしょう。

問題は、それが改憲に至ったら最悪になるということです。
今の自民党の中枢は、信じられない戦前回帰思想で頭が固まった人間が占めており、そのことをだれも注目しないのです。

旧来サヨクが草案を批判すると、要するに「またいつものパヨクが馬鹿言ってら」で終わってしまい、議論が膨らまないのです。

「まともな野党」「2012自民党改憲草案」どちらも誰も言わないまま、旧来サヨクの批判がかえって安倍自民に力を与える…この構図だけで、ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムが生じてしまうとでも?

なぜこれほど、「まともな野党」「2012自民党改憲草案」どちらも、誰も考えないのでしょう。

現実を見て現状を打破しようという声が、なぜ一つも上がらないのでしょう。

2

最初に非情に徹すれば、のちの害がなかったはず…

フランス革命を見た時点で、各国の王室は、デモ隊が行進しかねない街路に大砲を並べ、材木を敷き詰めるべきでした。
デモをやったら即座に大砲に散弾詰めて吹き飛ばし、道ごと焼き尽くす、と。

ハイジャックも、最初のハイジャックで容赦なく乗客ごと撃墜していれば、ハイジャックの問題も9.11テロもありませんでした。

テロも、「テロ組織のメンバーがいるかもしれない、というだけでも、半径一マイル皆殺しにする」を徹底していれば有効な手段にはならなかったでしょう。

1

今月は大統領選挙があります。
世界の運命が決まるのです。

今までの大統領選挙もそうでしたが、今回は格別です。

これは、歴史の流れの中で大きい分岐点になるのでしょうか。
ヒラリー・クリントンが当選して、しかもそれが最悪の始まりだった…ということもありえます。

僕は歴史の流れを見えているでしょうか。