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31

人は「ありのままのこの世界」「現実」に直面できるのでしょうか?
魔法や宗教、社会としての嘘、その他なしで?

アメリカ人に、コロンブス以来、そしてアメリカ先住民による多数の動物種絶滅から最近の独裁者の拷問を支援したことまで見せて、耐えられるでしょうか?

30

僕が望む「人類の目標」には知的探求、宇宙への領土拡大、遺伝子改良も含む人類の種としての進化…進歩も内心では含まれています。

合意が得られないので忘れていましたが。

それにつけても、環境保護と技術進歩は矛盾するのでしょうか?
僕は環境を保護するには、人類の大量殺戮を容認しないのであれば、きわめて大きな技術進歩は必須だと思っています。
百億に迫るであろう人口をどうすれば食わせるのでしょうか?放っておけば、残る自然も全部食い尽くすのは目に見えています。
人類の九割を殺すか、または森を使わず海や宇宙から食料やエネルギーを得られる技術にまで飛躍するかどちらかしかないのでは?
有機栽培で、地球の今の耕地は何億人を養えるのでしょうか?

技術を止める、環境を守る、誰も死なせない…この三つは両立するのでしょうか?

気になるのが、海に鉄を撒くことでプランクトンを増やして二酸化炭素を吸収させるプランの実験を、環境保護団体が反対してつぶしたというニュースです。ロンボルグの「地球と一緒に頭を冷やせ!」にも、その実験の失敗を見て環境保護団体の人がほっとしていた、とありました。
鉄理論は温暖化防止にはきわめて重要な技術です。
また、うまく活用すれば多くの人口を、森林を破壊せずに養うこともできます。
その面を見ないでひたすら予防原則、というのは…最終的には人類の九割を殺さなければならなくなるのでは?
環境保護主義者の本当の目標が何なのか、わからなくなってきます。
人類の九割を殺し、技術を止めて低技術文明として生きることは僕は反対です。

僕の考え方は環境保護主義者にとっても、常識的な人にとっても敵とされるのでしょうか。

29

だらけ読書用のハンモックがあると便利ですね。

うつ伏せで、50cmぐらいの高さにし、穴から両腕をたらして目だけ開いた穴から下を見れば、頭の重量も支えながら床に置いた本を読めます。
寝ながら本をよるためにあらゆる姿勢が考えられてきましたが、それが一番いいのでは?

ちょっと字を書いたりキーボードを打ったりするのが不便かもしれませんが、手首さえ机面に乗れば問題ないでしょう。

というかオフィスは?「座る」という姿勢は、人間にとって決して最適ではないのです。
「机に座る」という先入観を外して、何か別の選択肢はないものでしょうか。

28

「結果の平等でなく機会の平等」という人は多いですが、では奨学金にも賛成しているでしょうか?

さらに返す必要のない純粋な奨学金は?
保守の立場からは奨学金滞納問題で借りたものは返せ、という声も上がっていますが、保守とは単なる攻撃性でしょうか?

単なる格差礼賛、貴族主義、反共、保守という立場にしがみつきたいだけじゃなく?
自分が何を求めているか、世界をどうしたいのかわかっているのでしょうか?

27

プロ野球の試合に参加できるバッティングセンターがあったらいいですね。

画面で今やっている試合を選べば、リアルタイムからほんの数秒遅れで試合が放映されると同時に、投手が投げたのに非常に似ているボールが飛んでくる…単に高性能なスピードガンの類があれば可能です。

もちろん過去の名試合を再現することもできるでしょう。
逆に投げる側になるのも楽しそうです。

26

起業は社会的ジレンマをなします。

一人一人は圧倒多数…99%以上は失敗して破産し、個人資産担保・連帯保証義務で家族友人巻き込んで破滅します。

でも多くの人が起業し、その1%以下でも成功すれば国は儲かります。

あまりにもリスクが大きすぎる賭けは、たとえ長い目で見て儲かるものであってもすべきではないです。
もし六発中三発、弾が出なければ標準生命保険支払額の三倍が出るロシアンルーレットがあれば、統計的にはOKです。
でもそれをやっていいのでしょうか。
また六面サイコロで1が出たら、賭けた金額の十倍払われる賭けは確かに統計的にはプラスです。外れてもたいした事のない程度の金額なら賭けていいでしょう。
でもその最低掛け金が一億円だったら、庶民がその賭けに参加するのは危険すぎます…外れれば全財産を失うことになります。

まして…いつごろから、起業は統計的に見ても割に合わなくなったのでしょう。

25

とても頑丈な折りたたみ傘がほしいです。特殊警棒代わりにも使えるような。

24

ナショナル・ジオグラフィックのサイトで、フェルミ研究所が素粒子標準理論を壊す新素粒子を発見した、というニュースがありました。

それがあらゆるメディアのトップニュースでないことに納得できないのは僕だけでしょうか。

これまで素粒子標準理論はまさに鉄壁でした。
それが今度こそ崩れる日が来たのでしょうか。
人間に作れる加速器では何も発見されないといわれてきた「砂漠」が、歩いてみたら本当は豊穣な世界だったのでしょうか。

僕の中にはガセネタであってくれ、という思いさえありますが、わくわくも無論しています。
一刻も早い追試と情報が望まれます。

…それにしても、このニュースの衝撃を分かち合える人がいないというのはなんて…大学時代、SSC中止の知らせを知ったときもでしたが…そういえば、フェルマーの最終定理の証明も大学時代で、教授の口調も冷静でしたし学生も無関心でしたっけ。

23

若い貧困層の訴えに対し、常に「仕事はいくらでもある」という声が返ってきます。
それはもう信仰でしょうか?それともキノコ狩りの素人と玄人…見えない人には見えないだけ?

また「働かざる者食うべからず」のほうが上位であり、その正当性を守るためには「仕事はいくらでも」なければならないから「ある」と言っているのかもしれません。

で、「働かざる者食うべからず」にはいくつか前提があります。

1は、職種や資格という概念を事実上無視しています。つまり2、3の前提が極端な場合です。
誰それは**の仕事と*の仕事と…ならできる、という関数を含めて考えているでしょうか?

2は、医師など資格が必要とされる仕事が多数あることが反証、明らかに偽命題です。
3も同様…というか2と3は同値ですか。

職種を選ばなければ仕事はいくらでもある、というのも多いです。
でもその前提として4があります。

それはそんなに簡単でしょうか…逆にきつい仕事というのは、多くの人にとって死を意味するものになっていないでしょうか?
必要な体力水準が高すぎるとか、逆に給料が生存限界以下だとか、高い人間関係能力を要求されるとか。
単純筋肉労働でも二十年すれば年功序列で賃金が上がり、多くの仕事を学んで老いてきたら(右肩上がり成長でどんどん支店が増えるから)体力を使わない仕事に移れる、という環境は今はなくなっているのです。
筋力がなくなったら、何の職業能力もないまま放り出されるだけなのです。
赤木智弘氏は家を買い妻子を養えない仕事を仕事と呼ぶな、といっていましたが、要するにそういうこと…「死事」が多いわけです。

でもまあそれも、IT化によって少数の超高学歴技師と多数の低賃金未熟練労働者で生産ができるようになり、さらにグローバル化で世界数十億人の餓死寸前低賃金労働者が労働市場に入った以上ある意味仕方ないですが。
よほど思い切った方法で、世界全体の余剰労働力を搾り出し、世界の全員に貧困から抜けられ成長できる職を与えない限り…

また本質的に「働かざる物食うべからず」は、人間を家畜・商品扱いしています。
荷を引けないほど弱った牛が殺されて肉や革になるように、家賃を払わなければ追い出されるように、一定の労働という価値を世界に支払えないならこの世から出て行け、ということです。
人間を労働力という商品として扱い、価値がなくなったら殺す価値観です。

本当にそれでいいのでしょうか。

22

今のロシアや中国から亡命する人はどれぐらいいるのでしょう。

それ以前に今亡命は世界でどれぐらいあるのでしょうか?
日本にいるとやはり色々見えなくなりますね。

逆に日本やアメリカから亡命する人というのは…

21

創造力・知識の時代になると僕が物心つく頃から言われています。

でもそれを必要とされるのは千人に一人では?
知識社会というの自体が間違いだったのでしょうか?

半ばわざと、「千人に一人」をはずして若者を煽ったのでしょうか?
なんというか、若者が成長期から今に至るまで社会から言われてきたこと…それら全体が恐ろしく混乱し、矛盾し、どれに従って進んでも死を意味するものになってしまっていないでしょうか?

「変革の時代だ、安定しようとするな。大企業も公務員もあてにならない」
「終身雇用は終った、実力をつけよ」
「情報の時代だ(第三次産業の時代だ)」
「世界に漕ぎ出せ、冒険せよ」
「分をわきまえよ、夢みる夢子ちゃんになるな」
「古来の道徳に従え」
「規律に従い、受験勉強をがんばっていい学校いい会社(管理教育・教育ママ)」

現在における結果論で言えば、もっともよい選択は何だったでしょうか?
特に選択肢の広い上位10%の人間にとってではなく、中ぐらいやむしろ下のほうの子供に可能だった選択は。

20

旬とそうでない野菜・魚は売り場を分けてほしいものです。

石油消費量もできれば明示して欲しいです。

大きいスーパーなどでは商品の色々な情報を見えるようにする、というのは始まっていますから、可能では?

しかしスーパーから、「レジ係」がなくならないのはなぜでしょう。技術的には簡単なはずなのに。

19

流動性というのはいいのでしょうか悪いのでしょうか。

流動性が高いと自己責任の罠(どんな境遇も自己責任だとされ誰にも救われない)、低流動性だと最下層に生まれたら救われません。
「とにかく最弱者を救え」という発想はどちらにもありません…あるとしたらキリスト教の本質部分のみです。

あ、僕には「極貧層に生まれた天才児を絶対に無駄にするな」という発想も強いですね。

.共産主義以外、労働者・下層の生活をよくする術はないのでしょうか?宗教は?イスラムの原理主義化にそういう面は?
トリクルダウンは否定されたようですが…

18

物欲を否定するのはいいのですが、禁欲を強要する社会は例外なく地獄です。

で、…平等と自由は常にどちらか選ぶしかないのでしょうか?
高度成長期の福祉国家のみが例外?

17

「グローバルミニマム人権」「文明の持続可能性」「多様性・寛容」+「民主・政治的自由」これは「大きい物語」が死んだ後にも、全員が合意できないものでしょうか?
反対するならなぜ?

ただし現在の国家のように金だけ出して後は知らないではなく、全員が一定時間は働くと。

衣食だけでは得られない尊厳も、「全員を生かし続ける人類共同体」に、左右全体主義国家のように全人格全時間ではなく一部を捧げて働き、税を払うことから得られないでしょうか?
それも兵役のように若年の数年まとめてではなく、一生涯にわたって年に三ヶ月とか。

16

僕は世界を信用できません。

特に「君が変われば何もかもうまくいく」という言説は信用できません。
たまたまそうなったケースが覚えられる、またうまくいった人は改心状態が続くだけでしょう。
うまくいかない人は改心が足りないからだ、と無限に追い込める恐ろしい論理でもあります。

努力主義も人を追い詰める力がありますね。何かのマンガには「一日二十時間三百六十五日何十年やればなんにでもなれる」とありましたが、実際には人間は睡眠が必要で、それで一年でも生存できる人自体が千人に一人の変異種です。
そこまでやらなければ「本気でない」というのでは、あらゆる失敗が「本気でないから」「努力不足」で片付けられます。
また現実にはどんなに努力しても、成功しない確率はあります。
特に音楽や小説はほぼ完全に運とコネです。
そして努力の方向を間違えてそれに固着していれば、どれほど努力しても無駄です。正しい勉強法を知らなければ一日二十時間勉強しても成績は上がりません。

信仰も同様に救われないのは信仰が足りないから、山を動かせず水上を歩けず死人を生き返らせられないのは信仰が足りないからとなります。

15

日本が軍国化されるといいますが、アメリカは決してそれを許容しないことを忘れていないでしょうか?

アメリカの傀儡としての軍国主義日本、というのは無理があります。「天皇陛下の御為に」「アメリカの犬として」は矛盾しています。

戦前の日本に戻るのであればアメリカと戦うためであり、その方向に向けた政治的変化さえアメリカは決して許さないでしょう。

戦前日本とはまったく別の方向で軍国主義化するのでしょうか?戦前の天皇・反白人イデオロギーも放棄して徹底的にアメリカに対する忠誠を?
精神的にはどんな思想になるのでしょう。戦うためには思想が必要です。
当のアメリカ人は「自由と民主主義を守る」「神の名において」「憲法への忠誠」などで戦っていますが、日本人がアメリカの言いなりに戦争に行くとしたらどんな思想で命を投げ出すのでしょうか?「アメリカについていくのが国益だ、だから行って殺して死んでこい」と若者に言えるでしょうか?

アメリカも最終的に日本軍を信じることはできないでしょう。となれば、日本が軍国化され、日本軍が強化されることも望みはしないでしょう。
結局は日本が軍国化されるには、アメリカが日本に対する影響力・支配力を失わなければならないのです。

最悪の場合でも、せいぜい韓国軍がベトナムで出した犠牲・イギリス軍がアフガニスタンやイラクで出している犠牲程度だと思われます。
それを防ぎたいのなら、それはまた別の問題です。

また日本がスウェーデンのように重武装中立を選ぶこともアメリカが許さない、といいます。有効なアメリカから独立する術は憲法九条の原理主義的解釈、完全非武装中立だけだと。
でも非武装中立が、アメリカから日本が自立するのに本当に有効なら、アメリカは決してそれを許容しないことも明らかです。

忘れてはならないのは、日本の米軍基地を地図で見れば、日本がアメリカに逆らうことなど決してできないということです。横須賀基地は東京湾を、厚木基地は東名高速・東海道新幹線を、沖縄は地球の半分への海路と空路を完全にふさいでいる…体の急所という急所に銃口と刃を突きつけられているのと変わりません。

日本が本当に独立したいなら、それは百年二百年かけるつもりで人材を育て、軍事を養い、思想を見直して立ち上がるべきです。
今十歳以上の人間は事実上使えない、それ以下の子供たちを教育するところから…今の保守も護憲も、現実的な日本独立の力になる思想だとは僕は思っていません。
そういうと事実上絶望ともいえますが。

14

次世代エネルギーを選定するための科学者・工学者のサミットが緊急に必要です。
サミットそのものの中心的議題でもあるべきですが、それ以前にまず科学者と工学者がきちんと議論しておかなければ。

そこではぜひ、光合成を増すための海の利用が検討されてほしいものです。

13

ストレス解消のためにとかなりきつい運動をしても気は晴れません。

小さい頃、不満で切れたときは周期の短い呼吸から泣き叫ぶに至っていました。
素振りなど、深く規則正しい呼吸とはまったく違います。

で、昔はあれでストレスが解消されていたのでしょうか。

12

やはり民主党はまた自爆しました。
当たっても別に嬉しくない予想ですが。

日本政治は一見自民党が民主党に追い詰められているように見えていましたが、実際には切り札を持っているのは自民党(と政府そのものの複合体)です。

それらを考えれば、自民党は多数の札を持っていて、これ以上何もできないのは民主党のほうです。
実際に民主党は自爆してしまいました。

根本的に民主党も徹底的に国民に信じられていない、ネット右派にも護憲派にも蛇蝎のごとく嫌われているのです。

そういえば、今考えるとぞっとするのですが、細川内閣・村山内閣のときにクーデターのクの字も出なかった、誰もそれにおびえることすらなかったのでは?
特に村山内閣の場合には、自衛隊廃止をぶちあげられたら自衛隊員は全員失職するのですからクーデター、というのはある意味論理的必然です。

さらに言えばオバマ当選のときに反乱が起きなかったのも不思議です…逆に将来、オバマ大統領が暗殺されたら反乱の恐れはあるでしょうか?
アメリカにとって最も恐ろしいのは人種・貧富内戦のはず…

というよりつくづく、日本政界の人材難はどれだけ前からどれだけ続いているでしょう。ほとんど物心ついて以来です。
政権交代しようと大連立しようと、人材がいなければどうにもなりません。

とことん自民党も民主党もだめ、共産党も社民党も公明党も支持者は信者のみ…全政党が否定されている、しかもそれが何十年も続いていて、新党もタレントも全くダメとわかっている…小泉氏のようなタイプの、毛並みのいいポピュリストももう国民は懲りているでしょうか?
その状態からどうすればいいのでしょう。
民主主義そのものが賞味期限切れでしょうか?それもまたクーデターにつながる発想です。

11

今はまとも…成長でき、子供を大学に行かせられる仕事が希少になりつつあります。
なのに「いまどきの若者は向上心がない」といわれても困ります。

若者がまともだったらフリーター、ニートにならなかったのでしょうか。
成熟しないといっても、実際賃金が上昇する正社員の椅子が少ないことを忘れているのでは?
かつての「当然」は今は一部の人にしかないのです。右派は「戦後教育のせい」か「甘えてる」「根性が足りん」の精神論、左派は現実的なことを言わず九条や党利党略ばかり、これじゃどうしようもないです。

また、世代ゆえに貧しいと言葉にしてしまうと誰もが貧しいままになる、という批判がありますが、逆に努力不足といって皆が努力しても千人に一人しか這い上がれないことには違いありません。時代による椅子の数の変化は間違いなくあります。
それも努力不足、自己責任ということの残酷さをわかっているのでしょうか。

特にチャレンジして成功した保守派にとっては、99%失敗して餓死するとしても、何もしなければ100%餓死するのが現実世界であり、自分と同じ身分の、勤勉な人間でも餓死するのが当たり前の生活体験なのでしょうか?
結局のところ99%が死ぬことはどの道容認されますね。

また「**(悲惨)な境遇からちゃんと生きてる人はいっぱいいるし、自分は***な境遇からここまでになった」というのを、格差と犯罪が絡まったときによく聞きます。
でも統計的には境遇と犯罪率はどうなのでしょう。
人間は個々の予測はできませんが、統計的には予測できると僕は思っています。

また、よい選択をするよい魂自体は誰にもらったものでしょう。
そして新しい、これからの世界ではまともになれるのは少数でしょうか?

日本の右派はなぜとことん弱者に冷たいのでしょう。なのに支持があるのはなぜ?
まあ左派も赤木論文を受け止め損ねましたが…

10

右はモデル家族、自助努力など精神論にこだわって、何百万人餓死してもかまわないのでしょうか。
権力者はこの棄民政策で、本当に得をしているのですか?長期的な国益にもなっているのですか?
格差があるほうがいいというなら、何百万の餓死を許容しますか?

それ以前に、本当にそれでいいのでしょうか?
ガレー船のように、誰もが鞭打たれて休みなく働かされ、餓死で脅され、力尽きて鞭にも反応しなくなったら容赦なく海に放り込まれる社会が?
人数よりボートが少なく、強いものだけがボートに這い登って助かってガレー船奴隷の暮らしを得、弱いものは蹴落とされ、しがみつく手首を切り落とされて船べりに手首が鈴なりになっているのが?
そのきつさから生きるために、法を無視した非常に緊密な共同体…血縁・暴力団など…が生じるのをどうすれば防げるでしょう?
それが実際の社会を形成するのが保守の理想でしょうか?…中南米やロシアのように国家が機能せず、無法な中間集団が支配している状態が?
そして格差の放任から、富裕層が子供を遺伝子改良し始めたら?

人権…自由・平等・生存権・週休二日八時間労働・家庭・中産階級…そんなものはマルクス主義と同じ歴史のくずかごに放り込まれた過去の遺物となり、週百時間労働がこなせない者は老若男女問わず死あるのみ、遺伝子貴族でない者は事実上家畜同然、まるで養鶏場の雄ヒナのように踏み潰されるのが当然…それで下層階級は子供を再生産することもできないし社会を維持することもできないけれど、反抗は完全に封じたし世界にはまだ何十億も食うや食わずがいるからいくらでも使い捨ててかまわない、という世界が?
本当にいいのですか?

貧困でも生きていくには家族を大切にする道がある…とも考えられます。
でも、現代日本は徹底的に中間団体を解体します。
その上の貧困ですから余計に辛いのです。
そして、日本人の若者は一度家族や世間から解放されています。
たとえ食えないとしても、それにまた戻るのは…そう、現在のアフリカ系アメリカ人に「奴隷に戻る」ことを想像するぐらいに辛いものがあるでしょう。
もう歴史の針は戻せません。
家族が解体された状態のまま、一人でも全員が生きられる社会か…それとも自分で餌をとれない人間は餓死するか自殺するか…できたとしても、誇りを捨てて奴隷同様の存在になって生涯過ごすか。

結局は、自殺による静かなホロコーストが結論でしょう。
一体どこまで日本人は暴動も何も起こさず、犯罪率さえ下げながら自殺し続けるのか、恐ろしくなりますが…

一度保守・革新双方からの、団塊ジュニア・貧困層に対する批判言説をまとめる試みも必要かもしれません。

9

PCはフラッシュメモリを起動関係ドライブとし、データのHDDは二つ以上にして自動バックアップのRAIDを組むのを基本にすべきです。

HDD起動はある意味無謀というべきですし、自動的にバックアップがなされるシステムにしないと多くの人はやりません。
人はバックアップをしない生き物なのですから。

一テラバイトのHDDと500ギガバイトのHDD二台ではどちらが安いのでしょう?
USBで外付けするという手もありますし。

安全性を考えると、一番の中心は「PCの外」「インターネットで繋がった遠く」にもバックアップを取っておきたいところですが。

8

仕事と年齢…ずっと昔は体力があるのがよい、だから若いのがよいとされました。
それから筋肉の比重が減り、知恵や人間関係、熟練技能がある初老が優れるようになりました。
それからまた今、創造性があり新しいことを学べる若者と、また低賃金未熟練労働でも体力があり接客でも好感がもたれる若者が尊ばれるようになります。
考えてみると実に勝手な話です、社会そのものが若者に技能を学ぶ場を与えなかったのに、「いい年してまともな仕事についていない」ことで差別するのですから。まあそれも自己責任の一言で切り捨てるのがこの世界ですが。

で老人は?
でも低賃金未熟練労働力にかなりの高齢者が流れ込んでいるとも聞きますし、きつい仕事のはずの農業は老人によって担われています。
老人も結構その気になれば肉体労働はこなせるのでしょうか?

本来必要とされているのは新しい知識ですが、誰がそれを担っているのでしょう。
そして今実際に高い地位と給与をほしいままにしている高年齢上層には、その地位と給与に見合う力…知識にしてもなんにしてもあるのでしょうか。

7

かなり大きい小惑星が、地球と月の距離の六分の一以下の至近距離を通過したそうです。

はっきり言い切っていいかも…人類は一発食らうまで学ばないのでしょう。
実際確かクラークの『宇宙のランデブー』でしたっけ?イタリアに一発食ってやっと観測体制が充実し、おかげで異星人の送ってきた観測機械を見逃さずに済んだ、という。
でも確か、その第二段ではすさまじい大恐慌でそれどころではなくなっていたということにもなっていましたが…それは当たって欲しくないですがね。

実際、それこそ交通事故寸前よりもリスクは高かったように僕は感じています。
そのときのとんでもない被害を、僕は全部想像できます。
いや、それ以前に観測されていない小惑星の至近距離通過は本当はものすごく多いそうです。

で、実際にそれが…たとえば東京を直撃していたらどうなっていたでしょう。

世界経済に激震が走りますし、日本の政治が実質空洞化することは軍事的な空洞としても大きいです。今も日本の政治は空洞だという皮肉はともかく、霞ヶ関も財界も消し飛ぶのです。
中国の台湾・沖縄侵攻、北朝鮮の韓国侵攻、いやロシアの北海道侵攻さえあるかもしれません。

そしてそれで、運悪く皇統が断たれたら日本は再建できるでしょうか?

世界全体で宇宙に対する関心が強まることは、現在の需要不足による世界不況を少しでもよくする効果はあるでしょうか?
人類文明全体の変化のきっかけにもならないでしょうか?地球は安全な場所ではない、人類全体が生き抜くために何かしなければならない、と考えることはないでしょうか。
それとも小惑星落としを兵器化しようとするでしょうか?
というよりなぜ誰もそれを研究していないのでしょうか?

といっても東京壊滅は大震災でも起きます。
それを考えると毎日核ミサイル入りリボルバーでロシアンルーレットをしているようなものです。

ちなみに東京に十万単位が死ぬ大被害を与えることは、数人のテロリストが数百万円の資金でできます。
ヒントは関東大震災と東京大空襲の共通点は?です。
それが行われないことも不思議なことです。

…いや、人類は多分、本当に一発食らっても学びやしないでしょう。
関東大震災であれほどの被害を出しても、復興した東京は防災都市ではなかったのですから。

6

アルバイトには年金、各種厚生保険がないのが問題視されます。
でもあればあるで、ほとんど掛け捨てになるでしょう…短期が多いので。
また、特に失業保険は福祉の罠も常に考えられます。

といっても、国民年金はきつすぎます。
やはりベーシックインカム以外にどうしようもないのでは?

低い技能はIT化で無意味になる、無技能労働者は世界の数十億の極貧層と競争しなければならない、ちゃんと日本で生活できる賃金を実力で得られる知的労働力・超高度熟練労働力は千人に一人、ついでに日本語と英語の壁が高いので世界で生きていくのはほとんどの日本人には無理、ということは単純な実力主義では日本人のほとんどは餓死するしかないのですから。

もっと深い問題は、「ほとんどの若者は必要ではない、または生活できるより低い賃金にしか価しない」という現実です。
それはベーシックインカムで解決できる問題でしょうか?

世界全体のベーシックインカムで、世界の極貧層をなくせば超低賃金労働者の参入が抑えられるでしょうか。
でも「少ない人数で世界が回る」なら、それこそどうしようもないのでは?

僕自身はそこでとことん大規模な環境再生事業に若い失業者・潜在的な失業者である低賃金非正規労働者の多数を動員すべきとも思いますが、それは選択されるほどに魅力的な仕事でしょうか?
必要な仕事という点では介護もそうですが、介護は重労働低賃金ゆえに若者にとって魅力的な仕事ではないという現実もあるのです。
環境関係も同様にならないでしょうか?

5

スクリーンに映像を映し出すシステムは、小さい機械で大きな高画質映像を作れます。
携帯電話も同様にならないでしょうか?

これまでずっと、直接のディスプレイと接眼ディスプレイしか考えなかったのですが…第三の選択肢はあります。
事実上いたるところに使えるスクリーンが整備されていれば、いつでもどこでも大画面を見ることができるようになります。

4

過保護で心配性の親と冒険好きの子では両方が悲惨です。
どうすればいいのでしょう。

冒険好きな子が、冒険好きであること自体が親不孝で悪だと自覚して、冒険好き自体を消すべきでしょうか。
それとも心配性の親が…
これには妥協点が事実上ありません。

その子は生まれてきたこと自体が間違いだった、生まれてこなかったほうがその子のためにも親のためにも良かった…それにどうすれば反論できますか?
どうすれば、その子が生まれてきてよかった、とできるのでしょうか?

3

カラオケで歌った歌声をそのまま録音し、希望があればカメラをつないで録画し、それをデジタル情報にして客に渡せればいいのに。

客はそれを後で聞くとか…ナルシストなら自分の普段聞く携帯プレイヤーに入れるとか。
さらに希望があれば動画投稿サイトにも自動的にアップできれば喜ぶのでは。

著作権使用料などはカラオケの料金に込みで。

動画投稿サイトの著作権上の、実質限りなくブラックに近いグレーは潰すにはあまりにも豊穣ですが、認めるにはあまりにも現在の法と矛盾しています。
新しい酒は新しい皮袋に…それはどうしても無理でしょうか。

2

温室効果ガスを減らすには、今は何に資金を投じるべきでしょう。

原子力発電を増やす?
高速増殖炉の研究?
核融合炉の研究?
太陽光・風力発電を増やす?
より効率のいい太陽電池の研究?
海面・陸上塩生植物問わず海水を利用したバイオマスの研究?
省エネ?
宇宙太陽光発電?
軌道エレベーター?
科学技術を原則捨てて薪炭レベルのエネルギーでやっていける、江戸時代のような生活を目指す研究?

原発・太陽光のどちらにしても、今増やして短期的に温室効果ガスを減らすか、研究して長期的に減らすかという選択があります。

そしてより大きいのは、将来のエネルギー源を何にするかという選択です。
はっきりしていることは穀物バイオエタノールは論外、省エネはやるべきです。

1

宇宙太陽光発電は今のロケット技術が前提とされます。
でも軌道エレベーターを前提にしたら?

また、宇宙にごく薄い鏡を浮かべ、それで日光を地上の太陽電池に昼夜問わず高密度で集めるのも、ある意味宇宙太陽光発電では?
対ソロモン型ソーラ・レイ・システムを地上の太陽電池に当てるといえばより分かりやすいでしょうか。

それをやれば太陽光発電の弱点である、時間によって発電量が変動する問題は解決できるはずです。

宇宙太陽光発電に比べ、太陽電池より薄い鏡のほうが軽いのでは?
そこで問題…太陽電池は、普通の日光の二倍の強さの光を当てられたら二倍の電気を作るのでしょうか?
どれぐらいが上限なのでしょう?

また、もちろん鏡で特定の場所に日光を集中できれば、直接太陽熱発電所にもできます。
兵器転用の可能性が言われるでしょうが、当たり前だとしか言いようがないです。