枕元の計算用紙 8月分

ホーム

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日 21日 22日 23日 24日 25日 26日 27日 28日 29日 30日 31日

8月31日

これは、少なくとも法的には可能なのでしょうか?アフリカ中部やシベリアなどの、政情は不安定だが天然資源が非常に豊富な地域を複数の多国籍企業の連合体が買い取り、独立国家とすることは・・・。あらゆる業種の世界トップ企業が集まった、それだけで全てを生産できる企業の企業による企業のための国家は・・・資本主義社会のある意味理想でもあります。

8月30日

海の生態系は今、どれくらいの勢いで失われているのでしょうか。森は・・・現在はアマゾンの人工衛星写真のように、上から見ればはっきりと判ります。でも、海の生物は?特にプランクトンの類の遺伝子的多様性は?思った以上にこれは深刻だと思います。

特に深海部、そこにはどれだけの未知の生物がいるか・・・。

8月29日

対人地雷全面禁止条約・・・どう考えても無駄ですよ。なにしろちょっと頭を働かせれば、銃弾一発が地雷になるのですから。
このような規制は、その武器を手にしているべき者から取り上げ、逆に持つべきでないものに独占させる傾向があります。正規軍はある程度の管理はしているはずです。自分たちが引っかかっては大変なのですから。
逆に、何も考えていないも同然の、悪質なゲリラは何の記録も管理もなく、ただその地域を人が入れない地域にする事しか考えていませんし、特に宗教が絡んでいると非戦闘員を集中的に狙う事さえします。
確かに正規軍でも、第二次世界大戦中の無差別爆撃のように非戦闘員を狙う事はありますし、質の悪い正規軍も多いですけど。

問題は、地雷は正規軍が使うと、特にゲリラ相手の戦闘で役に立つのです。クレイモア(指向性散弾地雷M18A1、しかけた場所から扇状に鉄球を撒き散らす。巨大な散弾銃に近い効果)も禁止しろ、という話も聞きましたけど、それこそ冗談ではないです。クレイモアなしでどうやってゲリラに抵抗しろというのでしょうか
。クレイモアは対ゲリラ戦の中心になる兵器なのに、反対者たちは・・・文明社会を保つために必死で戦っている前線の人間の事を考えているのでしょうか。どうやって、広い地域を一切ルールを守らずに侵入してくるゲリラから自分たちを、そして文明社会を守ればいいのか・・・いい代案がありますか?
ゲリラは民衆の代弁者だから正義・・・カンボジアのポル・ポト派政府のやった事を思い出して下さい。

言うまでもなく、それによって手足を失う子供たちの悲劇は見ていてたまらないものがあります。だからこそ、僕はそこに平和があって欲しいと思っています。
そしてその平和は、力以外で達成するのは非常に難しいのです。無論力だけではだめ、最終的には彼らに、経済的自立こそが必要なのですが。それがどれほど難しいかは分っていますけど、貧困である限り争いは決して終わらない・・・憎悪と貧困の悪循環こそ止めなければならないのに。地雷の製造を禁止しても・・・あれは簡単に作れるものなのです。

銃規制も同じ、銃をいくら規制しても、暴力団は持ちますよ!彼らは法をかいくぐるプロなのですから。そして一般市民はただそれにおびえるだけ、僕はそれが・・・健全な状況とはどうしても思えないです。やはり、きちんと訓練された、資格を持つ者には所持携帯を認めて欲しいです。

8月28日

地球温暖化が心配されています。これはかつてない勢いの気候の急変であり、人類の活動も加わって既存の生物の大半は絶滅、生態系の多様性がほとんどなくなって・・・でも経験がない異常なにが起きるか、はっきりと予測できないのが辛い所です。

温暖化の結果、人間の活動はどうなるのでしょうか?砂漠が帯状に分布している事は地球儀を見れば分りますが(細かな用語は分っていますが省略)、それは・・・温暖化によってどうなるのでしょうか。確か逆の、氷河期では砂漠は縮小し、例えば現在のサハラ砂漠は豊かな草原だったそうです。逆に温暖化した時には砂漠帯はどう変化するのか、逆に現在砂漠だったり寒すぎて農耕ができない地域が耕地になったりは・・・ないのでしょうか。様々なシュミレーションをもっとみてみたいです。

現在の地球儀を見ていると、かなり運が悪いなという気がしています。オーストラリアと南極、二つもの大陸が一つは砂漠、もう一つは完全に極地で使い物になっていない、反面一番植生が豊かになる熱帯多雨林・・・赤道地帯は妙に陸地が少ない・・・。

8月27日

この二つの計画、もし実行したらどれくらいの志願者が出るのでしょうか?無論どちらも、信頼できる冷凍睡眠技術が、せめて脳細胞を壊さずに凍らせられる程度に完成しない限り不可能なのですが。

いずれも、片道燃料・・・間違いなく家族や友人ら、現在知っている人間と会う事はない旅です。事実上死と同じ、考え様によっては非人道的ですが、運さえよければ・・・決して見る事のできないものを見て、決してできない経験をする事ができるはずです。もし募集されたら、志願・・・します?

8月26日

世界恐慌が起きたらどうなるのか、それについてはっきりとしたシュミレーションはなされているのでしょうか。特に来年の初頭、YK2問題をきっかけに、もしそれが起きたらどうなるのか・・・ロシアの債務不履行、アメリカのバブル、中国の元切り下げ、そして日本の構造改革失敗・・・不安定要因は一つとして解決されてはいないのです。

かつての大恐慌は世界大戦という形でしか解決できなかった、とよく言われています。その真偽はともかく、現在は核がある以上世界大戦は選択肢に入れられない状況です。現在起き得る大戦争としては・・・ロシアでの大規模な、核を含んだ内戦、中国の歴史的パターン通りの地方分裂、インド・パキスタンの全面戦争、そして第二次朝鮮戦争・・・これが見えやすい火種ですが・・・他にも何が起きるか、何一つ安心できる要素は無い気さえします。

本格的な恐慌とは、これはもう書物でしか知る事ができないのですが・・・一体どのような事が起きるのでしょうか。激しい恐怖感を覚えています。何とか予測だけでも見せて欲しいです。

8月25日

科学教育についてですが、どうすれば科学に、根本的に熱意を持たせて、その上でそれを使いこなす応用力と基本となる理論を理解する力・・・特に純粋数学に対する関心を持たせる事ができるのでしょうか。

自然との接触と科学学習を調和する・・・これは思った以上に難しいと思います。
ここをなんとかするには・・・僕自身が科学に関心を深く持っているのは、幼児期から読んでいた「発明発見物語」シリーズによってです。あらゆる科学の分野を、その時々の時代背景と人物の簡単な伝記、それから発明及び発見のプロセスまで、実に分かりやすく書かれていました。あの本を利用してもいい・・・今絶版の可能性もありますけど。
理論はそっちに任せて、同時に自然の中で、これはあの状況と同じだから、と歴史的な発見を子供たちの内部で再現させる、これができれば。そう、もしかしたら科学は科学史といっしょに、それを切り開いた人間を学ぶと関心がもてるのかもしれないですね。他にはいい方法はないのでしょうか?

自然との接触の中で科学を学ぶには・・・少なくとも二ヶ月、できれば半年以上の長期間の野外活動、これを望みたいものです。それこそ「二年間の休暇」状態で、無論引率の・・・現在の四十人学級では無理ですが、数人に一人ついている教師によって安全だけはきちんと、その上でできる限り生徒の工夫を・・・。自由に工夫させておいて、その原理を順次教師が説き明かしていって、同時にできる限り多くの本と常時接触させれば。

8月24日

人間に天敵が事実上いない、これはとても幸運であり、不運でもあると思います。
故郷であるサバンナでは確かにネコ科の大型肉食動物が数多くおり、人間は道具なしでは確かにその餌ですが・・・でも、特に人類の生息場所が広まってから、人間を捕食できる、各地に大量に生息している動物はどれくらいいますか?せいぜい熊と狼くらい、それも群れからはぐれた人間の、偶発的な事故としてのみです。毒蛇は人間を死に至らしめる事はできますが、食べる事はできないでしょう。
都市を作ってしまった人間は伝染病と同じ人間以外、動物にはどうすることもできないでしょう。

昔・・・家族は笑っており、クモ恐怖症の僕だけが怖がっていたホラー映画「アラクノフォビア」のように、武器さえ手に入れればどうにかなるし、繁殖力も小さいため人類という種そのものにとっては脅威にはならない大型獣以外の・・・人間を含む大型哺乳類を捕食(殺すだけでは捕食にならない、消化してその栄養で繁殖できなければ意味が無い)して繁殖できる、社会性のある昆虫の類がいたら、人類という種そのものにとって大きな脅威だったでしょうね。
あの映画も、確かラストは生き残った蜘蛛が解放されて・・・都会ですから住人が死んでも何ヶ月も人が訪れる危険が無いマンションの一室から大量に繁殖、次々に生殖雌を生み出して、発達した交通を利用して世界中に拡散・・・人類そのものが滅亡かそれに近い状態になるかもしれない、それを暗示する巧みなエンディングになっていました。あれと同じ事を、例えば社会性が高くて哺乳動物を消化でき、一刺しで人間を死に至らしめる大型のスズメバチでも考えられるとおもいます。

スズメバチやごく一部の毒蜘蛛は人間を死に至らしめるだけの毒を持っています。でも、彼らには、その倒した大型動物を食料とする消化機能を持っていないです。幸い、でしょうね。

でももし、そう言った・・・人類にとって本当の意味の天敵がいたら、人類の人口もここまで、指数関数的な増加はしなかったと思えます。伝染病の多くに治療手段が見つかった今、人口を制御するものが無くなってしまった・・・。

8月23日

甲子園が終わりましたが、ぼくはふと・・・逆の甲子園があったらいいな、とも思います。地方大会で一回戦負けしたチームで構成される、負けたほうが上がっていくトーナメント・・・。一チームを除いては全て勝利の経験ができるわけですし、その優敗したチームは・・・全国で一番弱いチーム、ということで(現実には多分トーナメントの中での成長があるはずですから、そうではないはずです)すさまじい屈辱ですから来年の雪辱と、選手にとっては人生にとっての巨大な励みを与えられると思います。強いチームはそれだけ経験を多く積める、これも考えてみますと不公平ですしね。

弱小にとって甲子園に出られないのはむしろ当たり前、でも優敗だけはしたくないから、それは必死の気迫となるはずです。そして試合が進むにつれて同じくらいのレベルの学校が何試合も、弱ければ弱いほどそれだけ同レベルと試合経験を多く積める、その逆向きのトーナメントの中で急速に成長すると思います。最終的に・・・決敗戦はかなりレベルの高い、必死の試合になるのでは?

8月22日

昨日考えた事の続きになりますが、皇族の価値は現在、どれくらい大きいのでしょうか。僕は思った以上に大きいと思います。法以前に、天皇を始め皇室を押さえられたら、全く抵抗できないくらいに。クーデターを扱った小説などもいくつかありますが、それらが天皇を無視しているのも考えてみるとおかしいですね。

例えばイギリスでは、特殊部隊といっしょに王族も対テロ訓練をしているそうですが・・・日本はその点のんきですね。現在は12.5mm径の、射程1kmに及ぶ狙撃銃もありますし、他にも様々な長射程兵器があるのですから、従来の警備では守り切れるとは思えないです。重武装した組織が本気になれば・・・。

8月21日

日本がもし、憲法第九条において自衛権も否定し、自衛隊解体も含めた全面的な非武装化を決行したら、いただきますとばかりに近隣諸国に攻め取られるだけなのでしょうか?

そして・・・日本に住んでいて、平和に酔っていると分らなくなりますが、かつてコソボで見たようにある日いきなり家から、そして国から追放されたら・・・日本人はどこへ行けばいいのでしょう。
コソボのアルバニア人はアルバニアなどの隣国に同一民族がたくさんいましたから、そこを頼って行けました。でも日本人には?間違っても韓国や中国(北朝鮮は問題外と言うより、多分追い出す側)は日本人を受け入れないでしょう。
アメリカにも多くの日系人がいますが、一億二千万人全員となると辛いでしょうね。日系人が多いのは南米ですが・・・やはりどう考えても、日本人が日本から追われて、行く所はないでしょう。

一瞬でも油断したら・・・例えば某国が韓国をあえて無視し、日本に直接・・・某国の海軍力は小さいですが、もしも宣戦布告をしないで一見非武装の難民船で大量に・・・海上保安庁の処理できる物量をはるかに越える量の普通の船で押し寄せ、上陸と同時に軍服など所属を明らかにするものを何もつけずにに武装して問答無用で進撃・・・日本の法は「国籍不明の武装勢力」に有効な対抗ができるでしょうか?
アメリカでしたら瞬時に相手国を特定して宣戦布告、相手国と武装集団双方を殲滅するだけですが、日本ではそれこそ国会で憲法がどうのとやっている最中に占領されている、と言う事さえありえます。そして速攻でなにより皇室を押さえられたら。こういった意外な攻撃に対して有効に対処できるだけの準備はできているのでしょうか?
相手が国ではなく、海賊の延長である武装勢力の可能性も十分考えられます。皇室を押さえられたら・・・もう日本人は有効な抵抗はできないでしょう。

8月20日

マルクス主義の失敗の意味、それを人間が本当に理解するには何年かかるでしょうか。それこそ、平等や王道楽土の理想の全面的な否定、それ以上に人間の自己管理能力・・・自分たちの意志と理性のみで社会を維持していく事の不可能を証明された、ある意味これは人類に対する禁治産宣告ではないでしょうか。

かつてのように全面的に神に頼る事もできない、少なくとも神自ら社会の必要な事全てを決めて指導してくれる・・・親政の望みはないのですから、あえて言うならその後の人類は・・・孤児にして禁治産者、と言う絶望的な状況なのではないでしょうか。

8月19日

科学について知る者が少ない、科学教育が急務と言われています・・・。難しいとしか言い様が無いですね。僕はたまたま興味を持つ子でしたが、そんな子ばかりではないですし・・・。どうすれば少しでも多くの子に科学に興味を持たせ、そしてもっと高める事ができるのか。

思い浮かんだのは「二年間の休暇」です。彼らが無事に生き延びたのは、生活に即した高度な科学知識を用いてです。そんな、生きるスキルとして科学を・・・メディアの側から教えられたらベストではないでしょうか。

8月18日

哺乳類の次の、陸上脊椎動物の進化形には何が考えられるでしょうか。これ以上に上手いシステムはないのでしょうか?それは傲慢でしょう。きっと何か改良の余地はあるはずです。

例えば、これは人類固有の性質なのですが、強力な(短期的かもしれないですが)生存の武器となってしまったものに知能があります。でも、人間の知能は産まれてからの経験に依存し、それゆえに産まれた時点で同族と引き離されたらまず生存が不可能です。また、高等な知識や経験が死ねば全て消滅する、それもなんだかもったいないですよね。そして、知能を決める脳の容積は現在の人類でほぼ限界と言われています。理由はこれ以上脳、つまり頭部が大きくなったら出産の時に頭がつかえて通れないそうです。現在でも限界に近いのに。

脳の容積の問題を考えると、人類のように脳の大きさと手先の器用さのみを問題にする生物はむしろ有袋類のほうが適しているのでは?あれは産まれる段階では超未熟児ですから、脳容積の制限はありません。

そして死んだらせっかくの知識がキャンセルされる欠点を克服するには、例えば・・・コンピューターのバックアップを取るみたいに、産まれる前の胎児段階でLANみたいに胎児の脳と母親の脳を何らかの方法・・・脊髄をコードのように使ってつなげて、胎児の脳の発達を制御する形で母親の知識をコピーする、この手はないでしょうか?これなら最低限の本能以上に、あらゆる経験を子供に持たせておく事ができると思います。特に人間のように知性が全てならこれ以上に有利な方法はないのではないでしょうか。可能かどうかは別にして・・・。

他にはどんな、哺乳類以上のシステムが考えられるでしょうか?

8月17日

科学の世界が夢に満ちていた時代はいつのまに過ぎ去ってしまったのでしょうか。さみしい以前に、ぼくの存在自体が消滅しているような切なさを感じます。

8月16日

テレビを見ていて目を疑いました。丹沢で、川の中州にキャンプを張っていて流された・・・当たり前ではないですか。本当に川の中州に、正気でテントが晴れるとは・・・。危険についての感覚が無いのでしょうか。

8月15日

国が破産しない、これは僕はおかしいと思います。特に現在も何十カ国かを虫食んでいる債務、企業や個人であればとっくに破産している国も多くあります。これがかつて中南米を壊滅させ、現在はロシアを危機に立たせ、そしてアフリカははるか昔から破産状態・・・これをどうかするには、はっきりと破産処置を取ったほうが良いのではないでしょうか。

8月14日

以前石油文明の有限性を考えましたが、考えてみますと化石燃料文明も現在生きている人類の、ごくわずかな先進国の部分に過ぎないのですよね。
特にアフリカ大陸などではそれ以前の、薪炭の世界で生きている者も多くいます。でも・・・それは人口増加のせいで薪の取りすぎと家畜の過剰放牧による自然環境の壊滅、砂漠化の悪循環を引き起こしていますね。でも・・・以前のように余計な人口は病気で死んでくれとは言えないでしょう。
本当なら今、何とか手段を選ばない人口抑制をしなければならないのですが、中国共産党ほどの強権的国家が総力を挙げても人口は増えてしまうのですよね・・・。まあやらないよりはましでしたけど。

解決策、としては、できるだけ先進国の責任として、彼らに唯一ただで供給されている太陽光を利用する術を提供すべきでは?晴れの日の昼間だけでも太陽熱で調理、湯を沸かす、そして最低限の発電の三つを同時にできる資材を・・・。これだけでも相当な量の燃料の節約になり、それだけ木を切らずに済むと思います。
コストもそれほどはかからないと思いますね。太陽光を集めてオーブントースターくらいの熱量を出させ、そして湯を沸かす、思った以上に簡単なはずです。その材料としては、ガラス+水銀は無論高価すぎて論外、ガラスで完全に磨いた鉄を覆ったら・・・それは反射鏡として使えないでしょうか?ガラスも鉄も、無尽蔵の再生可能資源です。

8月13日

世界からフロンティアが無くなって久しいと言われています。でも、目の前にフロンティアはあります。

8月12日

去年、財政構造改革と称していろいろとやっていましたが、そのせいで景気が大幅に悪化したと責められています。でも、それを転換していらい莫大なばらまきがなされていますが、その借金はどうなっているのでしょうか。全て僕以下の若い世代が背負うことになるのです。政府の借金はどうしようもないのでしょうか。あの時もし、「景気がどうなろうと子孫のために借金を返す」と決断して財政構造改革を強行していたら?今頃大恐慌で世界経済は崩壊していたのでしょうか。

8月11日

結核がまた蔓延しているようで、怖いです。油断大敵と言う言葉、近代医学は忘れていますね。

8月10日

今次々と重要法案が国会を通過しているようですね。本来なら良いことのはずです、リーダーシップのある政治が求められてきたのですから。でも・・・その価値観が、現在の変革に背を向けた、保守的な勢力であるのが問題なのですよね。

8月9日

死刑制度について議論があります。反対する側の、誤審の危険があるしその点現在の司法制度は信頼の置けるものではない、というのもわかりますし、逆に死刑を廃止したら犯罪は野放しになる、と言うのもわかります。

いっそのこと、死刑は愚か・・・特にアメリカでは明らかに行き詰まっている刑務所制度も止めて、単純に「苦痛刑」を使えば良いのでは?
医学的な、何か薬物か外科手術を用いて、一切の身体的な副作用や後遺症のない、医学的に安全なように管理された苦痛を生み出すこと・・・これは不可能なのでしょうか?
鞭や杖などは苦痛のみならず、死んだり深刻な身体障害を負う危険が非常に高いのですが、現代の医学なら一切後遺症なしで、苦痛のみを与えることも可能だと思います。これはどう解釈しても日本国憲法の「公務員による拷問または残虐な刑罰は絶対にこれを禁止する」に違反するでしょうか?
なにより費用も監獄のような莫大なものではないでしょう。そして、犯罪者にとっての効果ですが・・・はっきり言って監獄は(少年院も同様の弊害がありますが)犯罪者を集める場である以上、そこで組織化を助長するのは目に見えています。犯罪から更正させるためなのに、犯罪の学校になってしまってしまうことは自明の理でしょう。その点苦痛刑なら終始一人ですから組織化の危険もなく、なにより抑止力は強大です。泥棒に入ってつかまって激しい苦痛を受け、そして釈放されて再犯しようとしても、標的の家に入ってからすぐ・・・それこそ闇、門扉の感触、小さな音など以前の犯行に共通する要素が五感に触れた瞬間刑の苦痛がフラッシュバックし、犯罪どころではなくなるのが目に見えています。逆にその恐怖を克服しようとして、より凶悪な犯罪に手を染めてしまう危険もありますが、それはそれをしたら以前とは比較にならない苦痛刑が待っている事は・・・わずかな想像力があればわかることです。

8月8日

このような暑い時期には、思い切って昼夜を逆転するか目一杯長い夏休みを作るかしたほうが良いのでは?この暑さのピークでのエアコン需要はどう考えてもばかばかしいですよ。こんな時にはせっかく夜具不要なのですから、昼間に寝て少しは気温が下がる夜に活動するか、または野外で思いきり活動して汗を流し尽くすかするのが健康的と言うものです。

それ以前に、どうしても止められないのでしょうか、背広・・・。何も良い所がないのはわかっているのに、それでも止められない・・・悲惨ですね。人間の自立能力の欠如をここまで示されると絶望的です。

8月7日

使い切ったプリンターのカートリッジを捨ててみると、銅と金を見かけました。もったいないですが、回収できる構造ではないです。やはりなんとしても、リサイクルをしないとコストがかかるように環境に悪い所から税を取り、いい所に補助金を出す税制に切り替えなければ。考えてみますと原材料コストが低すぎるのです!安価な原材料は原材料を産出している資源国に対する搾取を内包していますし、同時に一切のリサイクルをコスト面で追いつめています。この害は大きいと思われます。

8月6日

今日はその日ですね・・・。でも原爆投下はアメリカ人にとっては紛れもなく正義ですね、今でも。若者達の命を何十万人も救い、同時に悪魔の黄色人種どもの帝国に止めを刺した神の雷でもあるのでしょう。この認識を変えるのは本当に難しいでしょうね。

原水爆禁止運動で、僕は今まで非政府組織の所有する核の脅威について聞いたことがないです。アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、そしてインド、パキスタン・・・国ばかりしか考えていませんが、間違いなく多くの犯罪組織が大量破壊兵器を所有している、この状況では地上から核を完全に無くすことは不可能です。核を抑止できるのは核だけなのですから。

核兵器の意味として、人類が自殺の手段を得た、この事は神学的にはどう解釈されるのでしょうか?
もし核によって人類が滅亡したら、それ以上の神に対する反逆はないですね。人間は生の戒めにあるのだから、それを自ら否定する自殺はそれ自体傲慢であり、ましてそれが人類全体では!でも、人類にそれができ得ると言うことは、人間は完全に神を否定できる、人間の手でイエスキリストの死を、神による上からの救済を完全な無にできるのだ・・・神学はこれにどう反論するのでしょうか。
それ以前に・・・広島の惨劇の中、主イエスキリストはどこにいたのでしょうか。汚らわしい黄色人種どもの悪魔の帝国に自らの許しと命令の下、聖なる雷を下した忠実な愛する白人の神国、アメリカを祝福し、エノラゲイ号の飛行の無事を守っていたのでしょうか?

8月5日

コピー機やプリンターなどの機械の原理が言える、そしてその気になれば作れる・・・そういった人は何人いるのでしょうか。学校教育でも、原理の理論と平行してそういった身近な、ブラックボックス化した機械の本質を解き明かすことが一番有益だと思えます。今この世に、無尽蔵の資源のある無人島に漂着して、一人で現代文明の持つ物を全て作れる人がいますか?いないでしょう。でも、できるだけそれに近いレベルにしていくべきだと思います。

8月4日

何故、受験問題にしても、ここまでしか出してはならないと言う指導要領があるのでしょうか。どの道競争は無制限なのですから、意味もなく一定の範囲で短時間での奇問を競うより、例えば最高の中学に入るには電磁振動の定係数二階微分方程式を4通り以上の方法で解けてTOEFL550、これでいいではないですか。

8月3日

限りない愛と許しは地獄の存在を拒否します。かといって、聖書には地獄の存在は明言されていますし、それ以前に地獄がなければ・・・余りにも多い、悪行の限りを尽くしてその結果富と名誉と地位を得、安らかにベッドの上で生涯を終えた者、その存在に納得できないでしょう。彼は紛れもない適者なのですが・・・。善悪からの応報がない、そんな世界には人間は生きることに耐えられないのでしょうか。一切の倫理を生存と適応の観点から見て、でもそれを実行して心に何の痛痒も覚えないのは非常に難しいのでしょうね。

8月2日

悲しいことに、人間にとって一番の楽しみは拷問虐殺のようです。
もしかして、沖縄帰りの米軍士官の家には、特別な客にだけ自慢する、獲物としての沖縄県民の剥製(民間人をさらってきて、訓練所内に放り出して100数える間待つから好きに逃げろと鬼ごっこの末・・・というやつ、現実にあるのかは知りませんが)が誇らしげに飾られているのかもしれないですね。良心さえ人種意識によって乗り越えれば、人間を狩る以上の楽しみは考えられませんし。

人間は何と言う悲惨の中に生きているのか、それを思うと人類の存在自体が悪なのではないかとさえ思えます。
かといって、その悲惨は神に背くゆえで、その罪と悲惨を主イエスキリストの死によって贖う、と言うキリスト教の教えを素直に受け入れる事もできないですね。史上何万人いるか数え切れない、咎なくして拷問虐殺された者、何故その一人として救おうとしなかったのか、その一点だけでも神を許す事ができないです。それがどれほどの罪かわかっていても。

1999年8月1日

人間にとって、「生存する」ことと「生存するに値する世界に生きる」のとのどちらが大切なのでしょう。

人間の生存自体は「1984」「素晴らしい新世界」の世界でもまあ確実でしょう。でも、その人類に、その人生に生きる価値はあるのでしょうか?
生存主義を単純に考えると、まず確実に人類の生存は可能なのですから「素晴らしい新世界」でいい、と言えましょう。でも、それに強く対立する感情があります。それが「幼児の正義感」とでも名づけるべき感情です。ただし、これは非常に危険です。これは文化によって強く規制されますから。

より単純な、全ての人が納得できる「正義」はあるのでしょうか?例えば「何があっても非戦闘員の虐殺は許さない」これも、例えば生きるか死ぬかの境界で女児が背後から手榴弾を投げてくるようなゲリラ戦を戦っている特殊部隊員には納得できるものではないでしょう。

いくつか、多くの人間にとって確かと思われる「正義」を上げておきます。これは単純に僕の、「幼児の正義感」が命じていることです。一体何が、文化以前の、誰もが同意する「幼児の正義感」なのか・・・疑問ですが。