枕元の計算用紙

ホーム ブログ

1999年7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2007年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月

2009年8月

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日 21日 22日 23日 24日 25日 26日 27日 28日 29日 30日 31日

31

僕のパソコンにも「SETI@home」が入っています。
僕がパソコンを放置しているとき、オンラインで計算に協力しているそうです。
そんなパソコンが世界中でたくさんあるはずです。

でも成果は出ていません。
やはり地球外文明は存在しないのでしょうか。

それともたくさんのパソコンのヒマ時間を集める、という構想自体が間違いでしょうか。
その反証としては、別の用途にも用いられている同様の、世界中パソコンつないでボランティアシステムが成果を出しているか、です。

コンピューターを用いる方法自体が間違いなのでしょうか。

30

ついに選挙…政権交代自体が十六年ぶり、さらに選挙による政権交代となると六十年以上ぶりというか事実上始めて…
にもかかわらず、ここまで徹底的に期待できないというのが悲惨なものです。

細川政権や政治改革のとき、それからもこれほど長いこと自民党政権が続くと誰が予想したでしょう。
小選挙区制を進めるとき、自民党と公明党が組んだら最悪だ…政権基盤が磐石になり、それに対応するためには一つの大野党を作るほかなくなり、結果その大野党も支持を失って政治に対する絶望が強まる…という事態は誰も考えなかったのでしょうか。
今の我々もそれに匹敵する大きな見落としをしている気がしてなりません。

民主党政権にはかけらも期待できません。左右とも、誰も期待していません。
政界再編の入り口になってくれれば、それ以上ではありません。右側にとっては売国が切実な心配であり、一時的な勝利すら危険だと主張していますが。
でも政界が再編されたとしても、これほど触れ幅が大きいと…考えてみれば、小泉自民の圧勝と、今回の民主党の予想される圧勝は同じくポピュリズムの暴走とも考えられます。
そんな状態で、まともに思想ごとに再編された政党政治が機能するでしょうか?
それ以前に、そのポピュリズムの重要な要素であるマスコミはあとどれぐらいもつでしょう。雑誌がまず崩壊状態、ラジオも力を失っています。新聞・テレビも、新聞がアメリカでかなりやばいことになっているようですし、テレビも…
マスコミが崩壊した後のポピュリズムはどうなるのでしょうか?インターネットで?

細川政権の時に、まさかこうなるとは…という状態になったように、今回の選挙からもまさか、というような最悪につながるシナリオは?
民主党政権が短期間で分裂、一部が自民党に合流して、また二十年自民党政権が続く、とか…それこそ小沢自民だったら磐石になりそうです。
最悪が実現されると思ったほうがよさそうです…まあ最悪の最悪は共産党単独政権とか公明党クーデターとかですが。

29

平和主義にとって最悪の事態は、平和主義を選んだために大惨事が起きたときです。
もし日本が警察予備隊を作らず非武装中立を遵守する道を選んでいて、その結果「動かぬ証拠がきのこ雲」となっていたら、平和主義を聞く耳が再び出るまで何百年かかるでしょう。

28

一日の半分は狩猟採集生活をやって、残りの時間で近代人生活ができたらいいんですが。

人類は元々、アフリカで狩猟採集生活で進化し、身体も脳もそのために機能化されています。
でも今の都市生活はそれとは全く違うものです。強引に娯楽などいろいろな方法で、脳と体を騙しているだけです。

短時間でも狩猟採集民に戻ることができれば…
十年に数日では多分足りないでしょう。

というか人が一日中働く必要はあるでしょうか?もう労働力は世界全体で過剰なのでは?

バーチャルにやるのでもある程度満たせるでしょうか?
多くの人が狩猟採集生活をしようとすると、自然のフィールドが足りなくなりそうですし。

27

もし鉛が無毒だったら、どれほど有用な金属だったでしょう。

柔らかいので刃物には適していませんが、資源量も膨大で加工しやすく錆が目立たず耐水性も高いです。
器・屋根・建材など、あまりにも用途は広かったでしょう。

26

オートバイで非常に広い舗装面を走り回り、野球のバットを持って野球ボールを打ち合う遊びは無理でしょうか。

テニスとは違い相手に落とさせるのが目的ではなく、ラリーをできるだけ遠距離で続けるのが目標。

25

いくらデジタルで著作権保護といっても、ディスプレイ・スピーカーから録画・録音したら多少画質音質は落ちてもある意味どうしようもないのでは?
やはり新しい酒は新しい皮袋に入れないと。

逆に、重罰にして監視体制をものすごく強め、誰もどんな法も破れない世界にしてしまう手もありそうで、そちらのほうが好まれそうですが…

24

街角、いや交番から見えるところにリングと更衣室と医療器具を準備しておきます。
頭部と股間を守れる防具もあっていいでしょう。
一対一なら誰と誰がケンカしてもOK。
いらいらしてケンカしたい人はリング脇のサンドバックを叩いていれば、ゲームセンターの格闘ゲーム同様「挑戦者求む」のサインを出しているわけです。

ケンカは人間の本能ですから、それがあってもいいのでは?
いや土俵で相撲のほうがもっといいでしょうか。

学校でも教師と警官が立ち会えば、いや上のリングは学校関係なしに子供も利用できるとすれば、ケンカで問題を解決できるとしてもいいのでは?

徹底した私的暴力禁止イデオロギーは正しいのでしょうか。
人間が進化してきた長い世代、暴力はどれほど重要だったのでしょう。どれほど暴力は人の本性に組み込まれているのでしょう。

23

LHC(ヨーロッパの加速器)が小さいブラックホールを作って地球を滅ぼすかもしれない、という恐れが結構いわれました。
でもそれができるなら、それを使ってエネルギー問題を解決してもよさそうです。

マイクロブラックホールを作れることが理論上確実な加速器があるとします。
それから飛び出したマイクロブラックホールが地下に落ちる前に、大量に電子(陽子でも陽電子でもよい)を浴びせます。
確かブラックホールは電荷は保存するはずです。だから電子を吸わせれば大きな負の電荷になります。
近くからプラス電荷クレーンを用意しておき、クーロン力で持ち上げます。
また、下から荷電粒子をぶつけること自体も、ニュートン力学の運動量保存は…そのサイズでの運動量保存則がどうなるかは知らないです。
あとはそのままゴミでも何でも入れて…特に高レベル核物質のような超厄介ゴミ…エネルギーを、E=mc^2の60%に及ぶという超高効率で取り出せばエネルギー問題はたちまち解決します。

月面や衛星軌道上で作ればより安全です。

またSFネタとしては、三十年後地球を掠めるコースに、非常に小さいブラックホールが太陽系を貫通して飛びぬけることをX線観測衛星が見つけた、というのもありでしょう。

22

自己責任・新保守主義が行き着いた世界

 その日、新島望を主任が呼び出したとき、ついに来るべき日が来たと知った。
「二度目だ」
 一日十五時間、三百六十日労働で働いて五年になる。ついに自分は、決して許されない二度目のミスをしたのだ。
「これもすべて君の責任だ。これまでの君の人生選択における甘さの故だ。完全でない者など必要ないのだ」
 一言もなかった。一言もあってはならない。
「調べてみたが、君を必要としている仕事はない…そういうことだ」
 主任も、明日はわが身なのだ。このグローバル経済の時代、首相から俺まで、誰一人楽な人間などいない。誰もが死に物狂いで漕いで、やっと日本と言う船が荒海を乗り越えて航りつづけられるのだ。
「お世話になりました」
 言って素早く仕事に戻った。もう実は四十七時間寝ていないが、とにかく仕事は最後までこなさなければならない。道徳的義務を果たさなければならない。
 十時間後仕事を終えると、それから三時間かけて仕事場を徹底的に掃除した。
 春山も同時に切られるようで、仲間がいるのはまあ嬉しい。
 従業員仲間の冷え切った目を無視し、深く職場に一礼して、オフィス街の隅にある処理場に向かった。
「家族には?」
「無理だわ」
「俺もだ」
 それだけを言い合い、春山は左の道を選んだ。別の処理場に向かうのか、それはそうだろう。
 とにかく道徳的な態度を取らなければならない。堂々と胸を張って処理場に行き、書類を見せ…そこは窓のない家で、いくつもの個室に分かれている。
 その個室は首吊り縄が天井から下がっており、その真下は穴になっている。
 誰にも迷惑をかけてはならない。新島は衣類をすべて脱いでたたみ、個室備え付けの籠に入れると、目の隅で監視カメラの存在を確認してから、個室の隅の矢印に向けて手を合わせた。
「天皇陛下のおかげさまをもちまして、この私は三十五年間生かして頂きました。偉大なる日本と言う船のためにこうして、自己責任により役立たずとなった身を、誰にも迷惑をかけずに処分していただけることを心より感謝いたします。どうもありがとうございます」
 そう声を張り上げ、縄に首をかけて…最後まで表情が崩れないよう、必死で顔がゆがむのをこらえて、穴に踏み出した。
 昔は年に五万人もの人が、服を着たまま借家で首を吊ったり電車に飛び込んだりして多くの人に迷惑をかけた。非道徳的だ。こうなっていれば誰にも迷惑をかけずに死んでいける。実に道徳的だ…

 その夕方、新島家…という名の、いまや国民の半数が住んでいる古建材を用いた掘っ立て小屋に警官が訪れ、一枚の紙を差し出した。
 八十の祖母の洋子、二十九の妻の希は震えながらそれを受け、一読した。
「望君は自己責任により会社に損失を出し、仕事を失った。あなたがたももう、日本経済にとって不要な存在だ」
 警官はそういうと敬礼し、立ち去った。
 希と静は静かに目を合わせ、三畳一間のわずかな荷物を片付けると、処理場に向かった。
「なんでそんなところにいくの?」
 四歳の遥が聞く、それを「しっ」と希が必死で止める。
(許して、道徳に反する行いをわずかでもしたら、監視カメラに見られる。そうしたら町内の皆さんによって、こんな楽な死じゃない、全身の皮をはがれ、穴と言う穴に焼いた鉄棒を刺されて十日かけて死ぬことになるのよ。母さんはあなたにそんな目にあわせたくはないの。こんな時代に産んだ母さんを許してね、考えが甘かったの)
 静かに、道徳的な態度をとりつつ娘の手をしっかり握り、希は処理場に一歩一歩歩いていく。

 2020年、経済破綻は日本をますます道徳的にし、また自己責任主義を深めていった。それによって年間の、処理所での静かな死者は毎年一万人ずつ増え、今や年に十八万人にも達している。
 暴れる失業者に苦しむ世界の国々は、日本のあまりに鮮やかで道徳的な失業対策に讃嘆の念を隠さず、世界中が日本を模倣にしようとしている。
 今でもこの世界は、七十億人ほど人口が多すぎるのだ。

21

戦後ずっと、アメリカは中南米や中東で数々のテロを起こし、独裁者を支援したテロ国家だった、という批判があります。

ではアメリカが二十世紀後半から今まで、国境の外には何もしていなかったとしたらどうなっていたでしょう。
さらに二十世紀の初めから、国境の外に一人の兵も一セントの金も一言の脅しも出さず専守防衛に徹していたら?
そのほうが世界の悲惨は少なかったでしょうか?

そして、今イスラエル人全員が神から啓示を受け、アメリカのユダヤ人の力でメガフロートやスペースコロニーを作って全員そこに移住し、パレスチナの地を先住民に返したとしたら、その人たちは明日から幸せに暮らせるでしょうか?

そうはならないことは確信できます。
今よりましでさえないでしょう…気分的なものはともかく。
人が幸せに暮らせる国を作るには、あまりにも多くの条件が必要なのです。

また、アメリカの息がかかった軍事政権というものは、放っておいてもずっとそのまま人権もなく貧しいままなのでしょうか。
共産圏で社会主義を採用した国とどちらが、一般人にとっての人権水準・生活水準は高いでしょう。
森だけで比較してもいいです。

なぜソ連が滅びた今、アフリカも中南米も中東も親米軍事政権ばかりではないのでしょう?

20

三次元機動できる戦闘機・戦闘ロボットのゲームの多くは少し後方から自機を見る形です。
でも本当にそれしかないのでしょうか。
実際に戦闘機に乗っている人は、当然コクピット視点で支障なく戦っています。
自動車でもしっかり慣れれば車体感覚をつかむことができ、前方を注視しつつ障害物をよけて運転できます。
同じように戦闘機・戦闘ロボットのゲームでも、訓練モードを用意して十分に自機の感覚をつかんでから本格的な実戦に出るようにすれば、コクピット視点でもいいのでは?
やはりとっつきにくくなるのはまずいのでしょうか。

あと巨大ロボットに乗って、自機の足に弾が当たるかどうかを瞬時に判断するのも難しそうです…というかそれを体の知覚の延長でわかってしまう、それどころか地上の複雑なところで動き回れるモビルスーツパイロットって一体…いや、戦闘機で敵と戦っていたら、その最中にいきなり合体する、なんてことになったら自分が「初めて」乗っているロボットがどんな姿勢かもわからないから操縦、まして戦闘なんてできるわけ…つくづくアニメの主人公たちはすごいです。
まあそれをいうなら、推定される上下の揺れなどに耐えられるだけでもすごいんですけど。

19

人類を遺伝子改良して知能をより高めることは安全でしょうか。
現在いる、極端に知能の高い人々の精神疾患のリスクはどうなのでしょう。

また、極端に知能の高い人たちや、極端に高い運動能力の持ち主を掛け合わせたり、また子供を多く産ませたりは?

18

筑波大で円周率計算で世界記録を出したそうです。
まだ日本は世界の一線にいることを確かめる大きいニュースなのに…明日の一面がそれじゃなかったら情けないです。
そういえば日本で大規模なスーパーコンピューターができたとき、アメリカでは一面だったのに日本ではろくな記事にならなかったこともあったように覚えています。

そのような技術力こそ最高の国力です。
にもかかわらず、この理系冷遇・技術力に対する社会の関心の低さときたら…

また、どの方向にどの技術を伸ばせば日本がずっと世界の一線でいられるか、本当にわかっているでしょうか?
民主党政権の文部科学大臣や環境大臣はそれを理解しているでしょうか?
環境と技術についてどれぐらい強調されていたでしょう?

17

アラレはいつも飛びたがっていますが、あんな大変なおさんぽジェットを作らなくても簡単なはずです。
非常に強靱な素材で、充分大きく断面が翼状である団扇を一対持たせて、思い切りジャンプするかガッちゃんやターボくんに運んでもらえば上空の強風にたどりつき、あとは団扇を操作して風に乗るコツさえつかめば長時間飛んでいられるでしょう。

人間にはそれを操作する力はないですが、アラレにはあるはずです。

まあ後の悟空から舞空術を習うこともできそうですが。
僕はかなり後でも、悟空は時々ペンギン村に遊びに行っていたと思ってます。というかある修行期間はアラレたちと過ごしていたのでは、とも。

16

種の優劣はどう判断できるのでしょう。

なぜ、どんなふうに有袋類より有胎盤類が優れているのでしょう。
フクロオオカミとオオカミでは、どうオオカミが優れていてフクロオオカミが絶滅したのでしょう。
人間の入植がなく、ただ動物種だけが流入していても数々の絶滅はあったでしょうか?

ドードーのようにただ警戒心がないことが絶滅の理由でしょうか?
いえ、ドードーは人間の狩猟からのみ滅びたのではなく、豚・犬・猫・鼠など西洋人が導入した動物の影響も大きいとされています。
ではそれらの動物は、ドードーなどに比べてどう優れていたのでしょう。

もっと昔、哺乳類型爬虫類が恐竜にとってかわられたのはどんな優劣があって?

同じ200kgの草食動物で、哺乳類型爬虫類・恐竜・飛べない鳥・有袋類・有胎盤類では、知能はどう違うのでしょう。はっきりと差があるのでしょうか?
差があるとしたら、なぜ有胎盤哺乳類と鳥類はそれほど賢いのでしょう?

15

日本人はいつまで「あの戦争」に縛られるのでしょうか。
それを言うならドイツ人も、また中国人など被害者の側も。
戦後百二十年たって、誰も生きてはいなくなったらいい加減少しは?
それとも永遠でなければいけないのでしょうか。

次の戦争があるまで?
で、もっと昔の戦争はなぜそんな呪いになっていないのでしょう?

日本人がいまや日清・日露戦争を忘れていることは確かです。
ドイツ人にとって、第一次世界大戦の重みは大した事はないでしょう。
そう、第三次世界大戦があれば、まちがいなく先の戦争のことなど皆忘れるはずです。
ただ、第三次世界大戦は人類滅亡を意味しているのが問題なだけで。

単純なこと…下のどれでしょう、

また、人は単に「反省したくない」のでは?

「反省しろ」というのは、親や教師、奴隷調教係・看守・工場主など「鞭を振るう側」が言う言葉です。
「反省しろ」といわれた時点で、鞭を振るわれた傷が思い出されて心の深い部分から敵意がわいてくるのでは?
いや、それどころではなく、人は骨の髄から、とことん反省したくないのでは?

どちらの側も、「自分は完全に正しく、自分の意見にわずかでも反対するものは全部間違っており道義的な悪でもある」という姿勢が感じられ、僕には警戒感を抱かせます。

あと僕には問題に思えるのは、謝れという人は「日本には反省していない人がいるから世界に信用されない」といいます。
でも、どんな異論にしても存在を認めないというのは思想統制、憲法違反です。
戦争・反省に関してはそれは例外、徹底した思想・内心の弾圧が必要なのでしょうか?

14

誤字脱字誤変換を思いきり駆使すれば、たとえば傑作悲劇を抱腹絶倒のギャグにできるかもしれません。

そういえば、手書き時代の誤字・活字時代の誤字・DTP時代の誤字はそれぞれかなり異なるはずです。
その変遷も楽しいことがいろいろありそうですね。

13

平等には、「人間の遺伝子的な均一性」という根拠があります。
遺伝子を見ることができれば人種など何の意味もありません。チンパンジーの山一つ越えた群れの遺伝子差のほうが、フエゴ島とインドの人の遺伝子差より大きいのです。

それは人類にとって、祝福だったのでしょうか呪いだったのでしょうか。

12

海水淡水化をやるのに、動力を一切使わない方法はあります。

濾過を用いた海水淡水化は高い圧力を必要とし、その圧力を出すのに膨大なエネルギーを用います。
しかし、圧力は海にはたっぷりあります。

もちろん、たとえば水百メートルの圧力が必要だとして、高さ百メートルに海水をくみ上げてから地上で濾過器にぶつけるのと、底を濾過器でふさいだ長さ百メートルのパイプを海に沈めて底の濾過器を通って出てくる真水をくみ上げるのは、どちらも「百メートル水を持ち上げる」ことなので変わりません。
でも、その底百メートルを思い切り広くすれば……深さ百メートル、半径1kmの巨大なたらいを無理矢理海に沈めて固定し、底の一部に海水濾過淡水化装置をつけて海に固定し、そのたらいの底で水田稲作をすればどうでしょう。

莫大な圧力に耐えて水密を保ち続ける構造が大変かも知れませんが、その水密が保てる限り濾過膜の交換だけでいくらでも真水を得ることができます。
そしてそのたらいの底で、真水から穀物、穀物から肉まで濃縮してから海面まで持ち上げれば、必要とされるエネルギーは普通の海水淡水化よりずっと小さいのでは?

必要があれば、ちょっと栓を開けて海水を入れればその水圧で発電もできます。
塩水をポンプで出せばプラマイゼロなので、日光で水を蒸発させて塩だけ持ち上げればいいのです。

11

徹底的に論理的・客観的に人間を育て、しかも人間を理解させる試みは?
なぜ幼児期から論理教育をしないのでしょう。
というか、どうすれば子供に論理的思考・科学的思考を教えることができるのでしょうか。

子供に限らず人が論理的にものを考えるのに向いていないなら、政治は人間に適さないのでしょうか。
それとも政治は論理では機能しない、動物的情念が集まって機能するのでしょうか。
でも、動物的情念の集まりが現代のエネルギーと食料と人口と人権の問題を解決できるとは思えないのです。

10

過剰な若年人口は地位を求める彼らに社会を不安定化させ、テロや内戦、民族虐殺や戦争を増やすといいます。
でも過剰な若年人口は力になるはずです…開拓先があれば。

また現在の不景気は、「生産力の過剰」「資金の過剰」によるとも言われます。
つまりその資金と生産力と、さらに過剰な若年人口も集めれば、それこそ大和の百隻や千隻簡単に作れるということです。

平行宇宙で人類が出現していない未開拓の地球がもう一つあって、それが船で行き来できれば、あっという間に開拓しつくせるでしょう。
いや、十個ぐらい余裕で開拓できる余力はあるでしょう。

その莫大な余力を砂漠を緑にする、砂漠に太陽電池を敷き詰める、海を畑にする方向に使えばこれまたたやすいのでは?
さらに軌道エレベーターさえできれば無限の宇宙にどれだけのポストがあるでしょう。
耕し、放牧し、戦うのではなく明日のため木を植え学べ、今日のパンは世界が出す、となぜできないのでしょう。

それ以前に、なぜ人類はあまり大きいことを考えなくなったのでしょう。
今の技術でできる大規模な地球・宇宙開発には何があるでしょうか?
これは悪い例ですが、南米・アフリカ・ニューギニアなどの熱帯雨林は恐ろしい短期間で開発し尽くされそうです。
それだけの力を、海上風力発電所+海藻養殖いかだに振り向けたら海面の何割を短期間で農地化できるでしょうか?沿岸砂漠で塩生植物を育てるのも。
大規模な植林による気候制御はどれぐらい可能でしょうか?
クラ地峡の運河とか第二パナマ運河とかは?

そして軌道エレベーター・核融合炉が実用化された後は?
軌道エレベーターだけで、大規模な宇宙開発は十分可能になります。
まず静止軌道や月周辺の大規模な太陽電池。
月基地、そして月に大規模に移民できる規模のコロニー。
水星は太陽電池、基地や水星内部のコロニー。最終的にはダイソン球殻にも。
金星はテラフォーミング?
まず火星のテラフォーミングが最優先でしょうか?
また火星に軌道エレベーターを作るのは割と簡単ですし、そうすれば火星の資源を地球周辺や水星軌道に送ることもできます。
小惑星帯の資源を地球周辺や水星軌道に送る?
そして木星や土星。
小型の核融合炉が実用化されていれば、木星の水素資源と衛星の資源を用いて木星周辺に大規模なコロニー群を作る?
それともその資源を水星軌道に送る?
人類の将来的な生活圏を水星軌道にするか木星軌道にするか、これも結構重い問題です…ああ、両方大規模開発すればどちらかがだめでも人類が滅びることはないですね。

9

僕がわかってないこと

8

全共闘だの何だのについてはいやというほど語られてきました。
でもそれを押さえ込んだ警察や機動隊については何も語られていません。

日本赤軍についても多く語られていますが、それと戦った公安警察やその他保安セクションについても語られません。

善悪ではなく力としてでも語るべきでは?

7

最高のオーディオやホームシアターをレンタルで楽しめたらいいですね。

たとえば、荷台に壁と屋根があるタイプのトラックの、その部屋状になっている荷台の壁や床を高級音用にし、最高のオーディオ機器または5.1サラウンド+50インチフルハイビジョンプラズマなどホームシアターを積み、しかも移動時も振動の悪影響が機器に及ばないよう工夫し、呼んだ客の家の近くに駐車して数時間から丸一日でもゆっくり聞かせる、とか。

何か聴きたい&観たいのがあればレンタルビデオショップに寄ってから行けばいいですし、客が持っているソフトを聞いても別にいい、というわけです。
高音質なSACDのレンタルがあるかは知りませんが。

その間安定した電気を供給できる蓄電池も積んでおいて。
ついでに注文に応じた酒とつまみや菓子なども。
駐車場を見つけるのとその間の運転手の処理が難しいかもしれませんが。
静かなエアコンが必要なのも難しいかもしれませんが。

もっと手軽に、個人向けには最高級CDプレイヤー+ヘッドホンアンプ+ヘッドホン+電源補助機械や免振器具を数日車で届けて貸し出すのもいいかもしれません。
ヘッドホンも最高級品を何種類か取り揃えて。
家のCDをとんでもない音質で、四畳半住まいの貧乏学生でも数日間夢を見ることができます。

これらは超音質が忘れられず、無理をしてでも買ってしまう人がいるかもしれませんから、オーディオ機器メーカーの宣伝にもなると思います。

6

「正しくなければならないこと」は結構多いのでは?
科学技術ユートピアは必ずディスとピアになるとか。
人間や科学には限界があるとか。
それと関係して古代文明の秘宝を「人類にこれはまだ早い」と捨てるとか。
でもそれは人類は「超技術を扱えないほど愚か」かつ「今の技術のままで進歩していけるほど賢い」という矛盾したメッセージを伝えているのでは?

しかもそれは、どんな作品でも正しくなければならないとされているのでは?
それはやはりジョン・キャンベルの価値観にいまだに縛られているのでしょうか。

5

全世界を一つの国とし、関税や補助金を一切なくしたらどうなるでしょう。
特に農業は。

世界連邦は不可能だと言うのはみんな言いますが、人類全体で取り組まなければどうにもならない問題が多数あるのも事実です。
人間は愚かだから自滅することに決まっているんだ、という結論になりますね。
でもそれが、なぜ正しいのか確実な根拠はないような。

まあ今回の、農業の問題は単なる思考実験です。
なぜ農業が儲からないのか、大量の補助金がどこの国でも必要とされるのか…
本当に悪者を取り除いたらよくなるのか。

4

机で仕事しながら運動するには、単に両足首の間を強いゴムでつなげば…
8の字をした、両方の輪に足を簡単に入れられるサイズの強い負担がかかるゴムがあれば、それで十分運動できます。
貧乏ゆすりよりはよさそうです。

本当は仕事用の椅子にも、自転車状運動ペダルが組みこんであって欲しいんですけど。能率上がるでしょう。

3

同じ「子犬のワルツ」でも、別のCDで別の演奏者が弾くのを聞くと全然印象が違います。
だったら同じ曲を、一枚で繰り返せる限りやるというのがあってもよさそうです。
ピアノの定番級の定番…バイオリン、ギター、サックスなどの定番…ビートルズなどの超定番曲…

宝塚でも「愛あればこそ」「さよならは夕映の中で」「愛と死の輪舞」「心の翼」、外の曲ですが「すみれの花咲く頃」「愛の旅立ち」など定番名曲を、一枚一曲で十人ぐらいのOGも交えたスターたちが歌ったのがあればすごくよさそうなんですが。

2

人間の精神を理解するには、世界のあらゆる魔術と、民話・神話・伝説の共通部分を探せばそれが一番確かなのでは?

またあらゆる、最近やっと西洋文明と接した未開部族も含めた人間全部に共通するものは?
人間の生理そのもの以外にどれだけあるでしょう。
人間の意識などについての考え方も文化によって違うでしょうか?
いや、人間の生理だって本当に完全に全部同じなのでしょうか?
生身で空を飛べる部族も糞尿を出さない部族もない、とは思いますが…でも栄養学上の常識が破られたことはあったそうです。ありえないほどの低たんぱく高炭水化物の食事、腸内細菌からたんぱく質を補充していたとか…
人間の多様性はどこまであるのでしょう。どこまでが人類という動物種固有で、どこからが文化なのでしょう。

最も根源的な考え方自体、

分析的・歴史的・総合的

などで全然違うのでしょうか?

1

F-22は本格的に中止だそうですし、元々アメリカは売る気がなかったようです。

それで日本の次期戦闘機をどうするかいろいろ言われています。

自主開発という選択肢はどうなのでしょう?

あと、目的は遠い島などを守ることだから長い航続距離が必要だとのことです。
それで身軽で低コストではありますがスウェーデンのグリペンは候補から外れるとのことです。

でも戦闘機はグリペンにし、遠距離はB-1ランサー爆撃機を用いればどうでしょう。
スピードも速く航続距離も長く、大量に長距離空対空ミサイルを積めば空戦で撃墜されることもないでしょう。
さらに遠い島などを攻撃している敵に、それこそ戦闘機とは桁違いの莫大な量の誘導爆弾を注ぎこむことができます。
レーザー兵器と高性能なコンピューターを積めば、そこらの戦闘機ではまず対抗できないでしょうし。

というか超大型輸送機から小型戦闘機を「離陸」させることは不可能なのでしょうか?
それこそ特攻機の桜花の発想かもしれませんが。
全翼の大型輸送機からグリペンクラスの小型戦闘機を射出すると言うのは?
帰還するぐらいの燃料は空中給油で。
あ、日本は空中給油自体ができないんでしたっけ。なら増槽で。

まあ順当にF18でしょうね、多分。F35は間に合わないでしょうし。