枕元の計算用紙

ホーム

1999年7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2007年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2011年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2012年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2013年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2014年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月

2015年10月

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日 21日 22日 23日 24日 25日 26日 27日 28日 29日 30日 31日

31

新しい時代がどうなるか。

まず技術で場合分けすべきでしょう。
その上で、それぞれの技術を前提に、人権・人道・生存権などがありえるか、ありえるならあるかどうかで分けられます。

技術…
「今が限度、人工知能も核融合もない」
「人工知能などだけ」
「核融合、人工知能など両方」
「核融合だけ」

科学技術が今が限度で、人工知能も、核融合や軌道エレベーターも何もないとします。
だとしたら、いくら風力発電で持続可能などをしようと、どのみち銅などが尽きたら近代文明終わりです。そうなれば地球号の定員は一億人も難しいでしょう。
そうなれば当然、人権どころではありません。
誰を生かし誰を殺すか事前に決めて冷徹に大半を殺すか、秩序がなくなって弱肉強食、たぶん全滅するかです。

それまでの時間が十分に長いとします…従来型原発やシェールガスなどで時間稼ぎができるとして。
その場合は、貧富の格差は広がり人権は否定されていく公算が大きいです。

人工知能などだけがあっても、宇宙に出られなければじり貧には違いありません。
逆に軌道エレベーターなどの進歩があっても、人工知能は突然人類を滅ぼすかもしれません。
人工知能による突然の滅亡があるかないか、それだけの問題といえます。
また、核融合や軌道エレベーターなどで人類文明がエネルギー・資源の面で安定してから、人工知能はすべての人に、強制的に精神的な満足を与えてしまう可能性もあります。それは死や苦痛はないけれど非人間的です。

また、少数の強者が人工知能に命じ、人類の大半を殺して自分たちだけ贅沢三昧をする、という世界もありえます。環境保護という目的はそれでも果たせます。

核融合や軌道エレベーターで、エネルギーと資源が実質無限になって。さらに人工知能で、ほとんどの人が仕事を失う…
その場合は、人類全体は生存権を選ぶか、それとも…。
生存権を選んだ場合も、人類の大半は何の価値もないのにただ生かされていることに耐えられるか否か…
ちなみに人工知能などが発達しなくても、今の技術+核融合で、十分人類の大半は必要なくなります。

生存権を選ばない可能性も十分あります。「自由競争」「自由放任」「市場原理主義」「働かざるもの食うべからず」「財政均衡」…これらは絶対正義でもあるのです。
そして、強者が自らの贅沢三昧を世界の目的としてしまったら?

進歩があれば、宇宙か、(大半は)飼育か、殺処分か。
進歩がなければ、選別か無秩序か。

30

マンションの傾きが問題とされています。

しかし、マンションがまっすぐだと証明することは、考えてみれば不可能です。

一本の棒がまっすぐであることは、下げ振り糸で測れます。
でも複雑なビルは?

たいていのマンションは、鉄筋コンクリートの床から、浮いた床を建築しています。
床は水平だけどコンクリートは傾いている、逆に床は傾いてるけどコンクリートはまっすぐ、がありえるのです。
そして壁をいくら見ても、壁にもいろいろ貼られています。
さらに、壁や床を全部取り払ってコンクリートだけをむき出しにしても、どうまっすぐかどうか測るのでしょう。

いや、形が完璧でも、骨材の密度が均等でなければ重心はずれます。

まして、基礎の杭が岩盤に届いているかどうかは、ビルを全部解体することになります。
またはニュートリノ観測……ビルが何万棟建つでしょう。

結局は、信頼と安心の問題です。
証拠のある話は無理です。

信頼と安心は精神だけの話です。それがなければ武装せずに外を歩くこともできません。
アフガンやソマリアのように、大家族で城にこもり対戦車兵器で武装し、自分たち以外動くものはすべて殺すしかありません。
それではマンションも建たないし、道路も水道も製鉄所も作れず、貧しくなるだけです。

まあ、ビルを建てる時点で、外壁の数か所に測量用のボルトを産めておき、ボルトとボルトの間を測れば大きな狂いはわかるようにすることはできるでしょう。

29

集団としての地球人に、知性はあるのでしょうか。
「集団としての地球人」を、まったく未知の異星人として見たら……人がアリやミツバチの群れを一つの生き物とみなして観察するように……それはどのような行動体なのでしょう。

おそらく、交渉不能でさえあると思います。

……交配可能な同種族の集団とさえも、しばしば交渉よりも破壊を選ぶのですから。

28

日本には野党は存在できなくなったのでしょうか?
今のところは、民主党と共産党以外。

みんなの党、次世代、小沢…どれもこれも、オオカミの鼻息で吹き飛ばされる家のよう。
内紛自壊し、選挙で壊滅し…

そして日本の政治がこのまま、自民一党独裁が徹底された場合……その可能性はすこぶる高い……政治的・経済的に収奪的(『国家はなぜ衰退するのか』)にならないでしょう?
でもそれをどうすれば止められるでしょう?

というか、『国家はなぜ〜』の結論、収奪的な国は貧しくなる、という結論自体、完全に実証されているとは言えません。
中国、シンガポール、ピノチェトのチリなど大きな判例があります。

そして先進国も、外国を収奪して発展しているだけ、という世界観も強くあるのです。
そう考えれば、民主主義は持続可能ではない、と言い切ることすら可能です。

27

アメリカが軍艦を南シナ海に派遣しているのは、日本の安保法制に対するご褒美と言っていいでしょうか。

それとも単純に、アメリカにとっては太平洋から中東までの制海権を主張しているので、中国に好き勝手させるわけにはいかない、でしょうか。

26

なぜTVディナーやカップ麺の時点で、外食は自販機化されていないのでしょう?

カップ麺自販機はあり、不味い汚いといわれています。
しかし、カップヌードル・チキンラーメン・赤いきつね・緑のたぬきなどの超定番に限定すれば、清潔で味は保証付きのものをいたるところに置くのは容易なはずです。

冷凍食品を電子レンジで加熱する自販機も、三十年前には可能だったはずです。
それが外食の中心になっていてもおかしくはなかったはずです。

なぜ違うのでしょう?

25

人類の今後、進歩が続けば確実に起きる経済イベント

・小惑星採掘による金属価格(特に金価格)の暴落
・水が無尽蔵になることによる農蓄産物価格の暴落
・核融合や大規模宇宙太陽光発電による、エネルギーの暴落
・ロボットの完成による労賃の暴落、大失業
・レプリケーターの完成によるポスト貨幣経済

どれも起きなかったとしたら?その場合は、必須資源が尽きた時点で近代文明は終わりです。
そうなれば地球号の定数は一億人もない…殺し合って滅びるか、生きられる人数以外を殺すかどちらかです。

24

携帯電話に、「48時間、何の操作もされなかったら自動的に(通話しようとしてから)119番通報する」システムを組みこんでおけば、少なくとも孤独死による腐乱死体の心配はなくなります。

なぜそうなっていないのでしょう。

特にGPSと連動すればもっと効果的です。

23

国家と金融の違いは?

国家も「リスクを分散する」「投資」をします。
豊作の歳に農産物を取って貯めておき、凶作の年に配ることで。
また民間では不可能な超高額投資……インフラ建築、現代においては巨大科学で。

貨幣そのものを発行する権力?
武力?

東インド会社などには通貨発行権も武力もあったのでは?

昔は宗教とも関連して、カレンダー作りなどもやっていました。
金融が主導になってカレンダーを作ったりしたことはあるでしょうか?

宗教と金融の関係も調べれば面白いかもしれません。
基本的には宗教は利子を禁じる立場でしたが、最大の金持ちであり、安全性の高い宗教には、金融の多くの機能がありました。
略奪に備えて貴重品を預ける、というだけでも。

22

なぜ、革命に怯える王侯貴族や共産主義を恐れる資本家たちは、単純な手を打たなかったのでしょう……「一定以上の金持ち・貴族以外は奴隷とする」と。

労働者が徴兵兵士として必要だった……でも、それは国同士がちょっと相談して、「下七割が完全に家畜になるまで戦争をやめよう」と約束すれば済むことでは?
それができないほど戦争中毒がひどかった……

というか、コロンブス以後のスペインも、フランス革命までのフランスも、相次ぐ戦争で疲弊していきました。
どちらも、「戦争をしない」という選択肢はなかったのでしょうか?

戦争は、するしないを選べるのでしょうか?

または、できるだけ金を使わないように戦争することはできなかったのでしょうか?

21

今日、2015年10月21日は、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーで主人公が訪れた「未来」です。

その未来を表現する言葉は一つ…
「空飛ぶ車が欲しかったのに、手に入ったのは140字」

有人火星探査も月旅行もない、にもかかわらず個人用コンピューターはスタートレック以上にすら見えます。

「新しい時代は、今だ。2015年は新しい時代の、真っただ中だ」
「これが新しい時代か?そんなもの注文していないぞ」

それ以外に言いようがないのです。

20

自民党政権が続いた場合の最悪の事態は?
今の日本のサヨクが言う、軍国主義と人権弾圧、格差拡大はわかってます。

それとは別の悪い事態の可能性はないでしょうか?

19

今の人類に、「全員に十分な富を与える」ことは可能でしょうか?

本当はエネルギー・作物・真水・工業製品とも、十分作り出せる能力があるのに、ただやっていない。そんなことはないでしょうか?

……古代ローマ帝国が鐙を、正しい馬具を、空中窒素固定能力のある緑肥を、蚊帳を使わなかったために、飢えと貧困があったように。

今の近代文明全体は、完全投資がされているでしょうか。
有望なのに投資されていないために開発されていない技術は、一つもないと断言して良いでしょうか。

この宇宙の物理、今の技術水準で可能なことは、すべて徹底的に試されているでしょうか。

18

「人は実力通りの生活をせねばならない。それが餓死であれば餓死せよ」これも、新しい時代の重要なイデオロギーです。
人々が借金などで実力以上の生活をしている、それは悪だ、と。

実際に、緊縮財政…国民の多くの生活水準を切り下げて、経済的にはそれはどんな結果をもたらしたのでしょう。
それを徹底した例はあるでしょうか?

実力でいえば、日本人は九割はインドの博士より低い価値しかない、日本では餓死するしかないし、海外のスラムに移住することもできない、結局死しかありません。
もちろんナイブリューホもばかげてます。
どっちにしても死しかない。

「無能な者は無能だという現実を見よう、でも餓死はかわいそうだからエサはあげよう」という勢力が皆無なのが問題です。
「人は実力通りの生活をせねばならない。それが餓死であれば餓死せよ」に対抗できる、現実の新しい時代を前提とした立場はそれだけなのに。

17

スター・ウォーズの皇帝は、財政赤字に悩むことはなかったのでしょうか。

帝国の拡大と崩壊は、バブルや、戦時国債からのハイパーインフレにつながるものです。

軍事的に支持率を気にする必要はない…最初から忠誠をプログラミングされているクローンが主力だから…

反乱軍にやられなければ、たとえばルドルフ・フォン・ゴールデンバウムのようにごくわずかな支持者を貴族、比較的少数の奴隷、それ以外は皆殺しで銀河全体の総人口を極端に減らす、とかやっていたのでしょうか。
そうしたらユージャン・ヴォングにひねられるだけですけどね。

16

膨らませると腕を含めたマネキンの形になる、耐熱の丈夫なビニール様素材でできた、穴だらけの風船。
それに熱風を吹き込む装置があれば、男のシャツやズボンのアイロンは簡単なはずです。

ズボンに折り目をつけることができないのが問題ですか。

15

人間は一度、「家族に奉仕する」立場になると、無制限に要求されるようです。

対等な家族ではなく、ある意味道具だと他の家族全員が思ってしまうのでしょうか。
その立場の者が辛さを訴えると自己中心的だと責められます。

さらに、その責める側は「私はもっと辛い」、そして「**(奉仕を受ける者)はもっともっと辛い」で、奉仕者の辛さは存在しないことになるのです。

14

江戸時代の江戸では、所帯を持てたのは少数だったそうです。
のれん分けなどを受けて一人前になれるのは、多数の丁稚が来て、その少数のみ。
武家では長男と、剣や学問に並はずれていて養子や道場の跡継ぎになれた少数のみ。
さらに乳幼児死亡率を加えれば、所帯を持てたのは生まれた子の何割でしょうか?

高度成長期の日本だけは、一番下のほんのわずかだけがホームレスなどどん底に落ち、他は所帯……家を買い家族を形成することができました。

そして新しい時代。氷河期世代以後は上半分だけが、家を買い結婚し子を産み育てることができます。

これからはさらに減るでしょう。
世界市場での価値を正しく評価すれば、最上位の1%以外に生きる資格はない、と判定されても驚きません。

13

今の我々先進国人は、世界には未だに中世の精神構造・社会制度で生きている人がたくさんいることを知っています。
その人たちによるテロが、先進国に対する唯一と言っていい脅威です。

そして、我々先進国は、どんな方法でもその人たちを救えるとは、もう思っていません。
戦争ではダメでしたが、左派活動派が言うようなNGO活動で救えるとも、誰も思っていません。

シリアをどうすればいいか、だれももう考えていません。
アサドは虐殺者。ISは言語道断。そしてそれ以外の穏健反政府も、無能腐敗の極みなのです。

もうシリアは国家としては認めず、解体すべきだと思います。
すべての部族を分離し、衣食住だけを強制的に保証し、同時に他者に暴力をふるえないよう、またふるわれないよう事実上マンツーマンに兵力を張りつけて。
殺し合いの文化を忘れるまでは、全員を常時監視に置くしかありません。

アフガニスタンもイラクも、モロッコも…中南米の多くは、自力で立ち直れるとは…米軍をどんなにつぎこんでも、どの勢力に武器を与え訓練しても、どうしようもない。
それが現実に思えます。

…事実上放置して百年したらどうなるでしょう?
いや、アフガンを放置してタリバンに渡したら9.11でした。放置という選択肢はありません。

12

グローバル資本は、何の責任も持たなくてよい、もっと税金が安い所に移るだけ……それでいいのでしょうか。
人類が滅びないこと、誰も餓死しないこと。この二つぐらい、責任を持ってもいいのでは?

「人類滅亡の防止」「虐殺・拷問・組織的強姦の禁止」「言論や思想の自由」「誰も餓死しない」「勉強と労働は報われる」それだけなら、事実上全人類が合意できるのでは?
…ISISは合意しませんが。
そして人類は、それを指針としていない…合意していません。

上の単純な倫理を否定する人間の、現在の主流の倫理・道徳とは何でしょう。
どんな根拠で否定するのでしょう。

11

メルトダウンの話をちょっと聞いて、とっても今更思いついたんですが。

原発の炉心の真下に、でかい水槽を作っておいて水をためておく。
水槽の中に金属で、受け皿になったテーブルを作っておく。

…それでメルトダウンしても、テーブルの上に落ちた炉心が熱を出し続け、その熱は周囲の水とテーブルに伝わる…テーブルは溶ける前に水で冷えるから溶けない。
水が汚染されるだけで済む。

…なんでやらなかったんですか?簡単なことですよね?
なんで今ある原発すべてでやらないんですか?

10

ノーベル平和賞がチュニジアの団体に送られたのは、面白い配慮のようです。

逆に日本では、あまりにも知られていません。
シリアの悲惨はある程度報道されていますが、いくつかの悲惨な内戦はほとんど報道されていません。
エジプトの現状も知っている人はほとんどいないでしょう。

そしてチュニジアがどううまくいっているかも…むしろテロ報道の方を覚えている人が多いと思います。

これは報道そのものの、致命的な問題ですね。テロばかり報道してうまくいくことは報道しない、という。
ノーベル平和賞がそのバランスを取ってくれるなら、天国か地獄か知りませんがノーベルも喜ぶことでしょう。

9

「一億総活躍」などの安倍首相の言葉に反発が多いようです。

まず、本当に高度成長期並みの経済成長・出生率回復による人口増が実現する、と思っている人は誰もいません。
だから空虚な言葉と感じられます。

また安倍首相は、言葉では人権や平和を語ります。
それほど奇妙なことはない……特に左派は、安倍首相やその周辺の権力層は、「アメリカに従え」「治安維持法と特高警察の戦中が理想」「人権などくそ食らえ」が本音だと思っています。
それこそ麻薬組織の長が正義を語るようなものです、左派から見れば。

安倍首相を支持している右派も、単に「ミンスよりまし」だけのことであって、その思想や経済政策を全面的に支持しているのはごく少数です。

8

トイレはウォシュレットではなく、水スプレーとラップを標準装備してくれればよかったのです。

ラップで指を保護し、水スプレーをかけたトイレットペーパーで尻を拭いてきれいにする、というわけです。

7

今後も安倍自民が圧倒的に勝ち続けるとしたら、いつまでキリスト教が存在できるでしょう。

自民党の思想…教育勅語、『国体の本義』を基盤とする、「天皇を中心とした神の国」とキリスト教は不倶戴天です。

ですが、自民党政権がキリスト教を弾圧したら、アメリカはそれを許すでしょうか?
テロリストと認定しての弾圧は?

アメリカは、自民党と日本基督教団のどちらを支持するでしょう。

6

TPPもノーベル賞でふっとびそうですが、実際には日本のいろいろなところが根こそぎ壊れそうです。
特に二次創作文化が心配です。

授賞理由はニュートリノ関係、かなり注目されているようです。
今の物理学の最大の謎、ダークマターへの切り口にもなりそうですし。

5

ノーベル医学生理学賞、日本人という以前に、熱帯伝染病についての貢献なのが素晴らしい。
まあ悪く取ればノーベル賞のイメージアップかもしれませんが。

昔から、要するに貧困な患者が多いマラリアより金持ちの患者が多い病気の研究者の方が多い、という問題は前から指摘されています。
アルフレッド・ノーベルの創立意図から見ても、熱帯病に対する貢献を評価するのは正しいでしょう。

4

宗教や民族で争っている人たちに、この問いをしたら……

「あなた方はそうしていて幸せですか?」
「もし望みがかなうなら、どうしたいですか?」
「あなたがたの目標が成し遂げられたその十年後、幸せだと思いますか?」

……争っている人たちは、そのような問いを考えることを許さないでしょう。
「考えるのはお前の仕事ではない、敵を殺せ、死ねえ死ねえ」で心がいっぱいになるのが争っている人です。

そしてそれをちゃんと考えれば、解決法は自明です……

もう嫌だと思った人は移民する……アメリカに移民した紛争地域の人は、すぐに法治になじむ。
アメリカが小さすぎて受け入れきれないなら、海や砂漠に受け入れ人数上限なしのアメリカを作る。

3

国家債務が返済できない場合、国そのものを不動産として、国民を奴隷として、国民の財産で払うことはできない……それは経済史にどんな影響を与えているでしょう。

国が破産した場合、債権国が債務国を占領し、結婚指輪も鍋釜も衣服も全部奪う……奴隷として売り飛ばす……皮革と冷凍肉にして売ることができたら、アルゼンチンやスペイン、ドイツの歴史……そして今のギリシャはどう違っているでしょう。
国家を強制収容所とし、国民の全財産を奪って、強制労働で返済させる……民間の借金では実際に行われているのに、なぜ国家ではできないのでしょう。

というか今、なぜドイツはギリシャの鉄道レールを引っぺがさないのでしょうか?
なぜロシアが債務不履行になったとき、米軍がロシアのガス田を占領しなかったのでしょうか?

2

ネットでですが、「国体の本義」をざっと読んでみました。
すべてが腑に落ちました。

今の自民党にとっての聖書はこれと教育勅語なのです。

「国体の本義」は反個人主義を繰り返し、天賦人権論を否定します。
自民党の政治家も何よりも個人主義を敵視し、天賦人権論を否定します。
彼らから見れば、西洋思想は…人権も民主主義も、完全に論破されているのです。八十年も前に。

それではっきりとわかります。僕は天皇を中心とする神の国には生きられません。

そして、今自民党を支持している国民のどの程度が、これを信じているのでしょう。
せめて教育勅語だけでも読み、支持しているのでしょう。

自分が何を支持しているのか、わかっているのでしょうか。

1

政党は主義主張や、「必要だから」できるものではなく、歴史的に発生するものだ、とします。

ゼロから現在の政治地図の空白域を狙っても、根がないので政党の体をなさない……としたら。
ゼロから「まともな野党」を作ることは不可能、ということです。

だとしたら、今後の日本政治は自民党の実質一党独裁でしかありません。

民主党は決して信頼を取り戻せないでしょう。
また根がありません……野合でしかなく、方針決定ができません。

何よりも、選挙制度がもたらす根源的な問題……大してイデオロギーの違いのない小集団は、まとまれば野合とされ政権担当能力がなくなります。ばらばらでは小選挙区制で粉砕されるのです。

共産党と社民党が、比例で数議席を取る以外、もう野党は存在意義はない……

自民党がほぼ全議席を得て分裂する、だけが希望でしょうか?
自民党に多様性がないというのが事実なら、もう今後の日本政治にはなにも起きないでしょう。

「まともな野党を作ろう」という声がほとんどないのは、政党を本当に新しく作ることは絶対に不可能、と誰もが知っているからだった…?

また日本には階級がないから二大政党制は適していない、といわれます。
今階級ができつつあるのでは?

どの政党も貧困層を相手にしていないことが問題です。

そして貧困層を相手にする政党も出現できない…歴史がないから。
日本の貧困層は、今後もずっと政党を持つことができないまま、静かに自殺していくだけでしょうか。