枕元の計算用紙

ホーム

1999年7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2002年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2003年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2004年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2007年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2011年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2012年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2013年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2014年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2015年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2016年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2017年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2018年1月 2月 3月 4月 5月 6月

2018年7月

1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 19日 20日 21日 22日 23日 24日 25日 26日 27日 28日 29日 30日 31日

31

日本は今とその延長で何の心配もない、何も考える必要はないし、投票する必要もない、新しい生き方を見つける必要も何もない…
そう思っている人が、今の日本にどれぐらいいるのでしょう。

誰も餓死する人はいない、これからも餓死する心配はないと本気で思っている人が。
これから職がなくなることがないと、本気で思っている人が。
自民党に任せておけばいい、何も考える必要はないと、本気で思っている人が。
ただアベガー・キュージョーと叫んでいればいい、それ以外考える必要はないと、本気で思っている人が。
財政破綻も文明崩壊もなく、何百万人も餓死することなく2075年が来ると、本気で思っている人が。

そして小沢・梶山以来、日本にはビジョンを出す者すらいないのです。
アベノミクス以外に何もない状態がずっと続いています。

今の日本人はどうなっているのでしょう。

事実上全員が、今の日本の在り方に完全に満足し、将来にいかなる不安もなく、現状にいかなる不満もない…

金銭的にも、精神…本来なら宗教が満たす部分も。
どちらも完全に満足。
ありえません。

でも、そうとしか思えません。宗教を求める声も、まともな野党を求める声も、皆無です。

本来なら白蓮教が隆盛してもいいぐらいに、日本は多くの人が貧しくなり、貧しいままに固定され、希望がなく、救いがなく、未来は絶望的なのに。

誰一人、どんな動きもしないのです。誰も何のビジョンも出さないのです。

30

繁殖サイクルが長くても短くても、人類は品種改良をしないようです。

長い生物は樹木、特に食べられる木の実をつける木や、ゾウなどの大型動物、そして人類自体。

短い生物は昆虫や微生物。ミツバチに針が残っているのは、いかに品種改良がされていないか。

カイコは例外的に完全に家畜化されていますが。

29

インターネットは大したことがない、と言えるでしょう。

アメリカは古い二大政党から選ぶしかなく、日本は自由民主党がかえって磐石になりました。

中国もサウジアラビアも崩壊していません。イランもです。

28

・鉄針をペンのように使って、容易に、くぼみが充分深い複雑な線を書くことができる
・バリを簡単に除去できる
・ロウと化学反応しない
・薄い板状に簡単に加工できる

素材があれば、その素材に文字を書いて原版にして、ロウを流して転写、ロウ版から砂でロストワックスして鉛・青銅などの版を作って印刷……

これができていれば、ものすごく昔に漢字でも活版印刷に劣らない効率で印刷ができたのでは?

ロウを経なくても、「砂をロウぐらいに固める」何か…とろみのあるスープのような…でも、直接鋳型にして鉛版を作れたでしょう。

27

無知で善意だと、「地獄への道は善意で舗装されている」です。
ならばよく知って善意であるべき…普通はそう思えます。

ですがそうではないかもしれない。
どれほどの智も無駄なのかもしれない。

諦めるのが唯一正しいのかもしれない。

26

僕と、今の日本で一般的な知性はこんな違いがあるのでは。

僕「」 今の日本人『』

「革命がひどくなるのはわかっているが、長期的にはよくなる」
『長期的にも何もよくならない。絶対に一切の希望を持つな。今のゲームのルールを守って、ゲームの中で勝て…ルールを変えようと思うな』

「科学技術がすべて」
『科学技術には関心も持ちたくない』

「最低生活保障」
『最低生活保障は大嫌い。パンだけでは人は足りない。かつ制度を変えなくても日本ほど豊かな国はない』

今の日本の本当に優れた知性は、どのように形成されたのでしょう。
なぜこれほど違うのでしょう。
どんな本を読んできたのでしょう。

どれだけ頭の出来が違うのでしょう。

四書五経と大判例集を容易に暗記し、武田二十四将全員のあらゆる名前と事績と系図と地名を暗記し…記憶力が桁外れに違うのでしょうか。

それとも、本当に正しい智に至る方法…マルクス主義を正規に学んでいない人間は、なにをしようが徹頭徹尾愚劣蒙昧なのでしょうか。

なぜ僕はどれほど本を読んでも徹頭徹尾愚かなのでしょうか。

25

「日本国民皆が今より豊かになる」
それはどんな状況でしょう。

皆が、今より二倍広い家に住む。
皆が、今より高級な車に住む。
皆が、高級なオーディオとホームシアターを買う。
皆が、高級な服やカバン、靴や万年筆を買う。
皆が、よりグレードの高い牛肉や豚肉、高級な菓子を常食する。
それだけで皆が豊かになったと言えるでしょうか?

そしてそれは、想像以上に簡単なのでは?

逆になぜそうしない方向の政治ばかりするのでしょう。

また、なぜ今の地球が、今の何倍もの生産をしていないのか…何がボトルネックなのでしょうか。

24日

正しい、正規の国民、法的に権利を持つ成人=完全。
それが近代法治国家の絶対の前提です。

100%か0%か。中間がありません。

23

この激烈な暑さの中、どんな理由であれクーラーがなくなれば、関東だけで何百万の死人が出るのでは。

関東大地震。富士山噴火。太陽の異常。サイバーテロ。核兵器電磁パルス。

考えられる理由はいくつもあります。

水を飲み続けていても、水風呂につかっていても、朝まで生きていられる自信はありません。
まして水道も切れたら。水の備蓄はあるにしても、この暑さでは焼け石に水です。

22

僕は剣と魔法ファンタジーの世界に銃器を持って行く、という妄想作品を何度か書きました。

それでわかるのが、いまの「現実」にちょうどいい銃がないことです。
近距離のみ。
大型獣・軽装甲車を止めるレベルの貫通力とストッピングパワー。
弾数が多い。
コンパクト。
徹底的に信頼性が高い。
それを満たす銃がなかなかない。

理想なのが、50AEのブルパップサブマシンガン。
ブルパップセミオートで、338ラプア級の大口径高初速ライフル、しかも多弾数。
セミオートショットガンで、普通のショットガンでは危険なほどの高初速。とある妄想武器サイトにある、現実の最大より長く火薬が多い12ゲージ散弾も有効でしょう。

比較的簡単そうなのが、折り畳める銃床・銃身と遊底を交換できるアサルトライフルに50ベオウルフ?

現実には、最近タボールの7.62ミリNATOが出ました。

21

流民のドミノというか雪崩というか、そういう現象があります。
アッティラとかがそれと言われています。

騎馬民族が暮らす草原の一部が日照りで草が枯れる
飢えた人たちが近くを襲う
襲われて蓄えを食われた人々が、別の隣を襲う
雪崩のように凶暴化した人々が増え、有力なリーダーを得て、草原から離れる方向に進撃し大帝国すら滅ぼす

…例えば日中戦争やバルバロッサ作戦などで、日本やドイツの立場に立って、その手は使えなかったのでしょうか。
飢えた流民の雪崩を起こし、国家システムを完全に破壊して、後でまとめて始末すると。

その中で軍事の天才という厄介な怪物が登場されたら困るから?

20

正義がなければ、人間は無限に腐ります。

ある悪行をしても裁かれない、となれば、人間は無限に残虐になります。
だから正義が必要なのだ…

なのに今の日本は、徹底的に正義を否定します。

19

後知恵で歴史を見れば、「こうなるのはわかりきっていたのに」がよくあります。

今それで正しく予測するには、今、できるだけ多くの未来史をしっかり描くのはどうでしょう。
すべて最後に、「こうなることは2150の今見返せばわかりきったことだったが」と終わらせる。

それを百並べて、どれがいちばん「わかりきった」度が高いかを比べる。

そして数年後にどの予測が当たり、どの予測が外れるか検証する。

未来を予測する能力を科学化するのに、手法を何百も考え、それごとに数年ぐらいの予言を作らせる。
数年後に検証して、当たった「手法」は使える、と。

18

安い靴は、比較的短期間で靴底が減って寿命になります。
できれば百円ショップ…500円ぐらいでもいい…気軽に靴底を交換できたらいいんですが。

2000円かかるなら、新しい靴を買ったほうが安いですが…履き心地のいい上部がもったいないです。

17

覇権国は地政学的な優位を保つため、どの地域にも大国を作らせない…
ではなぜ、アメリカは勃興を許されたのでしょう。

確かに自然な形に比べれば、カナダとメキシコを併合していないという不自然はあります。分断はされています。
でも強大すぎて覇権国になってしまいました。

ミシシッピとロッキーで三分すべきでした。

16

日本の「避難」システムには根本的な誤りがあるのでは?

体育館で雑魚寝。
なぜ?

専用の、豪華内装だけ省いた……いや、全室カプセルホテルで普通なら3000人の船客と1500人のスタッフの規模の船で12000人収容できる客船が航行してきて、そこで暮らすというのは?

特別な定期券を受け取り、それを見せれば隣県のウィークリーマンションに泊まれる…ペットもその近くのペットホテルに預けられる、は?

思考停止はないですか?

ましてこれから日本は、大規模災害が頻発する国になる可能性がある…南海トラフでも体育館雑魚寝を?
そして、きわめて広い範囲が破壊しつくされている状態で、体育館雑魚寝はどれほど続くのですか?

何より今の日本は、数十年前とは違い暑い国になっています。
季節によっては、生存のためにエアコンが必須なのです。

15

想像をはるかに絶する、とんでもない人工知能ができたが、リンと亜鉛が尽きて文明崩壊。

という落ちは?

どんな超人工知能も、核融合や、軌道エレベーター・化学ロケット以上の宇宙技術は、絶対にできないものはできない…という可能性も考えるべきなのでは?

安定したおよそ百の元素の、ありとあらゆるすべての組み合わせよりも、M4カービンやM2重機関銃は上回っているようですし。

14

日本や中国は、天下は統一されるものと思っています。
イスラムも、少なくともある範囲は一つのカリフに統一されるべきだという考えが強くあります。

アフリカの戦乱はもう戦後を思えば長いのですが、天下統一という声はありません。

ヨーロッパも…スペイン、ナポレオン、ヒトラーらが挑戦しましたが、地球の反対側の大陸を得るより隣国の球場を得る方が難しいようで。

それにしても、強くなれば包囲網作ってフルボッコ、というのが戦国の確定パターンだとしたら、なぜ信長は天下統一などという馬鹿なことを始めたのでしょう。
中国も、なぜ何度も失敗を見ていながら、隋や明はやらかしたのでしょう。

13

戦国武将には、特化に見えて功績だけ冷静に見ると文武両道という人が結構います。

脳筋代表のはずの森長可は内政にも功績があり、そろばん代表のはずの石田三成の隊は関ヶ原で勇戦しています。
軍師代表のはずの竹中半兵衛・黒田官兵衛はどちらも武功も桁外れ。
もちろん細川幽斎…

12

なぜ日本は、鉄道を選んだのでしょう。高速船でも飛行機でもなく。

これほど海路に恵まれているのに、港湾と高速船という選択肢はなかったんでしょうか。
新幹線の3時間まではいかなくても、10時間程度で半額なら…
大量物流でも、船は鉄道より桁外れに上です。

また飛行機、特に短距離離着陸機や飛行艇にもメリットはあるでしょう。
途中を全部整備する必要がある道路・鉄道と違い、飛行機は空港だけです。
飛行艇なら空港すら必要なく、港湾ですみます。

確かに気象リスクはありますし重量コストがとても高いですが、速度は最速の鉄道以上。
比較的小さな地方都市を交通網に組み込むには、小さい空港の方がよかったのでは?

特にそれで、オスプレイの民生版を誰も考えない…

海路と空路は悪天候に弱いからでしょうか?

鉄道がそれほどにものすごいのなら、なぜ路面鉄道は消えるのでしょう。
ミニ鉄道やモノレールを中心にした都市計画ではないのでしょう。

11

「成功の可能性は低いが、成功したら人類を救える」というのを投資カテゴリーに入れたらどうでしょう。
核融合、軌道エレベーター、自己増殖性ナノマシンなどです。

10

今のような暑いときに大災害になったら…死にますよね。

冬の寒さは、まあ衣類を増やせばどうにかなるでしょう。
でも暑さはどうにもならない。

…実際問題、脱水で大量死が起きないか心配です。

それを思うと、西日本から関東や東北に避難するぐらい遠くにペットごと避難するほうが絶対いいと思うんですが。

9

西日本の想像を絶する水害…

日本の治水はまだまだ甘かったのでは?
でも借金で国が傾くほどの公共事業。

公共事業は何をしていたのでしょう?西日本の治水はしなかったのでしょうか?

なぜ危険な場所に住むのかも不思議です。
安全な場所に頑丈な高層住宅を建てる、という余裕はなぜ、経済大国のはずの日本にないのでしょう。

家財を失った人も多いでしょう。
そして余分な家財に埋もれている人も多いでしょう。
うまく移動させるシステムがあればいいんですが。

8

今の日本は、非正規の人間の人生経験値は極端に低いままです。

それは圧倒的な実力格差を生んでいます…だから正規化しようとか収入を上げようとすることができないのです。
実力が違うのに金や地位を与えるのは、不公平ですから。

どうしようもないのは、どんな学校で何を学んでもその実力格差は決して埋まらないことです。
さらにもっとどうしようもないのは、その実力格差は生まれつきである可能性が高い…そして普通の幼稚園・小学校・中学校と増幅されるものである可能性も高いのです。

下手をすると四月生まれと三月生まれの差が決定的かもしれない…どの月に生まれたかで45歳時の収入を調べたらえらいことになりそうです。

圧倒的な経験値格差は、結婚を不可能にしました。それで団塊三世は生まれず、圧倒的な少子高齢化が確定しました。

昔の日本は、尋常卒・炭鉱で生涯を終えた人たちは人生経験値はどうだったのでしょう?
やはり圧倒的な格差があったのでしょうか、もはや人ではないというほどまでの。

身分制度…今の世界もやはり身分制度が必要なのでは?

今も、人生経験値が低い者は精神年齢が低く、対等の人間とは言えないのでは?
市民権を剥奪してもよいのでは?

7

大きい圧力鍋に、二つ内鍋を入れ、一方でご飯を炊き、もう一方で煮物を作るシステムがあります。

特にインドで使う人が多いとか。ダール(ひきわり豆の汁)が主な副食であり、それにもっとも合っていますから。

普通の炊飯器で、少なめに米と水を入れて小さい内鍋を入れ同時調理ができたら便利そうです。
問題は少しでも煮物の臭いがご飯に移ることでしょうか。
でもゆで卵や、肉・根菜などを蒸すだけの料理ならほとんど影響はないと思いますが。

6

オウム真理教事件の犯人たちの死刑執行…
少なくとも冤罪の可能性がないことは確かでしょう。

問題は、いくつか未解決なことがあるのに、それが永遠に闇だということでしょうか。

日本はこの事件で、宗教・オカルト・ある種ニューエイジ系の出口が完全になくなりました。
出口のない閉塞感がとても強くなっています。

若者はどの程度のオカルト・宗教の知識があるのか…ファンタジー小説から、バランスのいい知識を得ているように見えます。

世界的にも、地下鉄での毒ガステロという手はあらゆる対テロセクションにとって衝撃だったでしょう。
むしろ海外こそが熱心に学んだと聞いたことがあります。

また、特に中国にとっては宗教の恐ろしさは歴史上何度も…わかっているはずですが、あらためて思い知ったでしょう。
だからこそいろいろと厳しく弾圧しているのでしょう。

カルトについての知識も、この事件をきっかけにかなり広まったと思います。
洗脳技術そのものが、ブラック企業によって広く使われた…日本経済、社会そのものにも影響を及ぼしていると言えるでしょうか。

5

大量の、着る可能性が低い服をまとめて、一つの巨大な気密箱に入れて、十年間もつ防虫剤を入れて忘れておける…
その設備があれば助かる家庭は多くあると思います。

簡単に組み立てられる、面積が一畳、高さ1メートルぐらいの、下方向だけでも気密性の高い箱。
一年よりさらに長く、大容積をフォローできる防虫剤。
それだけでも。

4

共働きが普通になることは、子の教育水準も大幅に低下するということです。
母親が子の宿題を見ることも事実上不可能になるということなのですから。

というかアメリカでは、共働きで生活水準を維持したそうです。
給料が半分になったので労働者を倍にしたということ。

それでも持たずに借金漬け…

3

大量生産弁当におかずを詰めるのはいまだに人の手だそうです。
ばかげていますよね?

弁当店であれば、おかずをそれぞれ作って、トレイを渡してセルフサービスで詰め放題、それで解決します。

コンビニなどの弁当なら、「白飯」「肉料理各種」「野菜」「漬物」それぞれ別々の小さい密封箱に入れて好きに組み合わせさせればいいだけのことです。

2

氷河期非正規が全員で、
「われら国益のために切り捨てられました!
国民を切り捨てるのは為政者の非情にして大切な義務です!見事義務を果たした皆さまを心から尊敬します!
今後我らが老いて生活保護になれば、国益を大きく棄損いたします。
よって我ら全員ここで腹を切り、もって護国の鬼とならん!
みごと最期を遂げて見せましょう、どうか我らの血と犠牲の上に、素晴らしい国を作ってください!」
と切腹したら、為政者たちはさぞ喜ぶことでしょう。

というよりそうするしかないのでは?

1

思想の再生

最近、新しい思想が力を持つことが見当たりません。

現状を確認…時代が変化しています。民主主義が有効ではなくなっています。
先進国における際限のない格差拡大を止める思想も出てきません。クルーグマンやピケティも無力です。

技術の停滞…エネルギー・素材・移動方面は半世紀進歩がない、M16とコンコルド…スマホの次もがんの特効薬も何十年待ってもない。
さらに地球の限界。
それらは財政破綻を不可避にし、極端な格差拡大を産み、近代自由民主主義の前提を切り崩しています。

ではどんな思想が必要とされるでしょう?目的は?

近代理念、人権・人道を捨てるか否か。
それ以前に「飢え死にしない」「拷問されない」「心・信仰・性の自由…奴隷ではない」ことを重んじるか。

ここで現状の特徴として、極右・原理主義以外に出口がないことがあります。

ニューエイジの失敗は、決定的に世界からの出口をなくしたと思います。
地味ですが歴史的に大きかったでしょう。

宗教という逃げ道…アメリカの福音主義、ヨーロッパにも広がりつつあるイスラム原理主義はその出口だったのでしょうか?

日本ではオウム真理教事件で、神秘・宗教という出口が徹底的になくなりました。何十年も自殺者三万人、政令指定都市級の人口を失って、それでも宗教を頼る者は出ませんでした。

それで政権交代もあきらめた今、本当にいかなる出口もない、何もできることがない…

もう一つ語られない、思想を壊していること…科学の権威が大きく低下していることがあります。
温暖化論争もあります。
それだけでなく、だれも核融合や軌道エレベーターに期待していないことも。
人工知能も、否定論の方が強くなっています。

今の時代は何を求めているのでしょう?
なぜ、人々は何も求めない、黙って服従するのでしょう?

夢がない。それほど悲惨なことはありません。
キリスト教は「信仰、希望、愛」を言いますが、まさにそれが三つとも、徹底的に失われているのです。
信仰を持つ人はいるにしても原理主義…何も生まないものです。

なぜ思想を再生できる人がいないのでしょう。