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30

右翼左翼は古い、といいます。
では何でしょう。
ひたすら新自由主義・市場、秩序と国家権力、世界のすべては敵で祖国に忠誠を尽くせ、それだけが正しいのでしょうか。

世界でも、既存政党が否定されて、そして極右ばかりが目立ちます。
ひたすら憎悪、感情、見たいものを見る…人間にとって楽なありかただけ。

今がどんな時代なのか直視し、それに必要な思想を作り、それを政治に持っていく人は、誰もいません。

日本には古いパヨクと、戦中で脳みそが固まり天皇陛下のお心も無視するホシュと、どちらかしかいません。
どちらでもない…軍備は認めるが人権も尊重する、まして新しい時代を直視する人など、思想も政党も皆無。

29

ただただわけがわからない…

小池氏の立場から考えれば、ばかげている、自殺行為にもほどがあります。
民進党…民主党首脳部こそ、国民がこれほど激しく憎んでいる存在なのに。
それをとりこんだりしたら、完全に見捨てられるだけ、としか思えません。

それでも小池氏のポピュリストパワーは、それを吹き飛ばすほど強烈なのでしょうか?
民進党の地方組織に人気が加われば、小選挙区で大勝利できるほどに?
国民の愚民度をなめるな、選挙では何が起きるかわからない…とはわかっていますが。

本当に、日本のリベラルが政界から、共産党以外消滅することにもなるでしょうか?
どれほど離合集散を繰り返してもしつこくしつこく存在し続ける護憲派が?

長い歴史の流れの中、今回の選挙にはどんな意味があるでしょう。

遠くから見るようにすれば、保守勢力が勝つことだけは確かですが…

28

もはや日本政治は意味不明としか言いようがないです。

根本的には、野党が左右に分かれて対立すれば自民党が笑うだけです。

保守二大政党、左派が存在しない状態では…戦争や人権面でかなり不安があります。
でも既存左派は、民進党内部も含めて使い物にならないのも確かです。
問題はまともな左派が出る土壌がまったくないことです。

小選挙区制である限り、事実上の自民一党制、保守二大政党、自公と右も左も野合した頼りにならない野党、自公と左右に分かれた野党で自公圧勝の四つしかありません。
どれも何があっても自民が圧勝します。

小選挙区制が間違いとしか言いようがありません。

そして何よりも、新しくまともな左派が決して出てこない、出さない「何か」。

27

小池氏は骨の髄まで自民党の価値観の持ち主です。

だから、小池新党が勝っても自民党の勝利、負けても…自民党の勝利なのです。
民進党や共産党が勝つシナリオは皆無ですからね。

というか民進党が勝ってさえ、自民党の価値観は負けていません。

まして民進党に合流、本当だとしたらもう笑うしかありません。
民進党が絶対的に嫌われているから、都議選で都民ファーストが躍進したのに。

根本的には、日本の政治には選択肢がない。
選びたいメニューがない。
だから選挙をいくらやっても無意味の域に達しているのです。
自民党政権も民主党政権も同じ穴だ、と考えている人から見れば。
でも、それが護憲だったら嫌がる人の方が多いでしょう。

日本には本当の選択肢がない…自民党の価値観とは違い、それでいて護憲ではない、という選択肢が。
非正規層が投票できる政党・政治思想が。
それどころか、「漫画を読みたい」という人さえ投票先はありません。自民党も、民進党も、小池党も、社民党も共産党も、それぞれの理由で漫画…「くだらないもの」「根底に女性蔑視があるポルノ」は許さないでしょう。

26

犬を品種改良して、毛を取るようにはできなかったのでしょうか。

犬のいくつかは、ものすごく長い毛があります。
それを、羊やアンゴラウサギのように、毛を取れるように…

犬はエサの効率が悪かったのでしょうか?
それとも食用にする文化が少ないのと同様、毛用にするのも抵抗があったのでしょうか。

大型犬のサイズで、羊と牛とロバを合わせたような…肉・乳・毛・労力全部得られて成熟も速い家畜はあれば有用だったはずです。

小さい家畜はそれだけ増えるのが早く、進化が早いので品種改良が早く、隠す負担が小さいので略奪にあっても全部やられずに済む可能性がある…と結構いいところがあります。
実際には、人間は大きい家畜を尊びます。牛が最高です。

でも、たんぱく質補給に限って言えば、小さい家畜の方が有利だったはずです。

大きい家畜は、略奪者や徴税官に根こそぎ持っていかれます。隠すのが困難です。
小さい家畜は隠しやすいです。
大きい家畜は繁殖が遅く、一度減ったら数を取り戻すのが大変です。
小さい家畜は繁殖が早く、餌が十分あればすぐ増えます。

小さい家畜…まずモルモット。
ウサギもかなり小型です。

食べる草の範囲が広い昆虫。それこそ絹にはならないけれどどんな植物でも食いサナギの栄養価が同じカイコがいれば、最高のたんぱく源になったはずです。
シロアリ・ハキリアリも家畜化していれば価値は大きかったでしょう。
カタツムリにも可能性はあります。

脊椎動物であれば、骨ごと食べられるほど小さいこと。
そうでなければ、簡単に乾燥して保存できること。
広い範囲の植物を食べ、成長が早く子の数が多いこと。

人類は不思議とそちらの道を選びませんでした。

なぜ、牛・豚・鶏・羊・ヤギは、モルモットより優れているとみなされたのでしょう?

25

野党粉砕解散、野党自滅解散、野党不在解散…そう言うしかありません。
野党が弱すぎ、ダメすぎる。まともな野党が存在していない。だから今解散すれば勝てる。

笑ってしまうことに、「消費税を増税しない」「改憲反対」に投票することが事実上できないのです。民進党はどちらも自民党と同じですから。

この解散の結果は、まず間違いなく「新55年体制をますます強化する」だけでしょう。

自民圧勝、民進党はぼろ負けするけれど存続する。共産党も存在感。小池新党も、よくて維新程度…一時的に多くの議席を取るかもしれないけれど、結果的に自民党を勝たせ、自民党に賛成するだけ。
自民が圧倒的に強く、最大野党は民進党に固定される状態が、半永久的に続く。

それは現状から、時代の変化から全面的に目をそらすものです。
「ナンデモハンタイ」と「パヨク嫌い」以外の声が存在しない、不毛が政界と論壇を今後も覆いつくすということです。

小池新党は…希望と言いながら、科学もないし、頑張っても稼げない弱者に対する配慮も感じられません。透明性だけ、新自由主義の印象がとても強いです。
よくて維新程度の影響力、という見通しは変わっていません。

最大の問題は、自民党は2012年の憲法改正草案を引っ込めるとは言っていないことです。
あの草案が公約であり、自民党が勝てばこの草案が国民の信を得た、と推し進められることになるのです。
人権を、個人主義を根底から否定するあの草案が。

結局日本は、まともな野党を出そうとしない、民主主義自体必要ないと思っている…そう判断せざるを得ません。

僕の言う「まとも」は、
現実を見る、イデオロギーのために前提を押しつけることをしない(非武装でなければいけないから日本を攻める国はないと信じろという、をしない)。
最悪を想定して最低限誰も餓死しないように。
道徳を強要しない。市民的自由を尊重する。
科学技術を重視する。
これだけです。

24

なぜ人類は調味料を必要とするのでしょう。

野生動物は調味料など必要としません。土をなめてミネラルを補給する動物はいますが。

問題は、人間は膨大な塩分を必要とすることです。長距離行動・体温調節と引き換えに。

孤立した原始部族はどうしているのでしょう?
獲物の塩分が中心でしょうか?
それとも、塩資源を持つ集団との交易がなければ長期間の存続は難しいでしょうか?

23

憲法九条を嫌う人たちがいます。
人は祖国を守るために戦うべきだ、そうでなければ家族を守れない、と。

でも、第一次世界大戦の、まあセルビアと、ベルギーやオランダと、フランス以外の国民の立場に立てば?

戦わなくても故郷が侵略されるわけでもない、同盟関係と国際的地位のための戦いに、なぜ命を捨てなければならないのか…
それにどう反論できるでしょう。

アメリカの万単位の戦死者は、必要だったのでしょうか?
彼らがああして死ななかったとしたら、アメリカは滅亡しアメリカの女子供は八つ裂きにされていたのでしょうか?

反論するとしたら、祖国の決定は絶対に正しく個人は文句を抱いてはならない、という究極的な権威主義に落ちます。

22

なぜ我々は、「たんぱく質・ビタミンが不足しない農耕」を選ぶことができなかったのでしょう。
穀物に、ナッツと豆を適切に組み合わせれば可能です。

適当な草と、速く動いて逃げないカタツムリや、糸の質は悪いけど何でも食べるカイコ(サナギを食用)のような小動物があっても十分です。

薬として発見され、普及することもなかったのでしょうか?

特にスペイン人は新大陸で、親の仇のように必須アミノ酸がそろう食事を許しませんでした…肉を食べられる貴族以外は死ね、とばかりに。
それで多額の金をかけて奴隷を輸入していたのですからアホにもほどがあります。

21

二世代前のスマホを全人類に配り、利用できる環境を整備するにはいくらかかるでしょう。
スマホをやや大型のパラボラアンテナ兼太陽電池つきにして、衛星で通信するようにする、を付け加えた場合高くなるかそれとも安くなるか。

それをやってどのようなメリットが…

…いや、膨大な人間が、少なくともスマホのインターネットにつながっています。
それで起きたアラブの春は失敗しました。
つながることによって世界が大きく変わる気配はありません。
あるのは、ひたすらな停滞とホームグロウンテロ、極右の勝利ばかりです。

20

「もし人類が手に入れていたらよかった作物・家畜」

海水で育つ作物。

家を作る絞め殺しの木。

芝生のようなブロックがそのまま屋根になる、根の密度がとても高い草。

人間が必要なすべての栄養素を含む可食部をつける植物。純粋なカロリーが不足していてもいい。

樹木、特に針葉樹の葉を食べて卵を産む家畜。

食草範囲がとても広く、産卵数も多く、サナギにカイコ程度の栄養価がある昆虫。

また
・極端に広い範囲の気候で育ち、重量を支えられる木
・繊維がとても強靭で乾燥に強く、長いツルを地上でつけるツル植物
この二つがあれば、ケーブルカーによって陸上交通網ができていたのでは?

19

日本全体に、「不要な服」「不要な家具」「不要な本」は全部合わせてどれぐらいあるでしょう。
二年間使用されていない、という基準で。

日本のGDPの半分以上でも驚きません。

「不要な家電」「不要な運動器具」「不要な土地」…二年以上使われていない家電・運動用具・土地を合わせたらこれまたすごい金額になるでしょう。

18

フェルミ・パラドックスを考えるために。
「何があれば、銀河くまなく短期間(せいぜい数千万年)で植民できるか」を考えてみましょう。

自己増殖性機械(万年単位でじっとしていられる)。
人工子宮と冷凍受精卵、子育てロボット。
軌道エレベーターと核融合炉で、巨大スペースコロニーごとの多世代船。
不老不死技術。
冷凍睡眠。

いや、最初から普通に冷凍して解凍できる知的生命体なら、なんの苦労はありません。
そう考えると、なぜ地球が植民されていないのか、本当に意味不明です。
「冷凍可能な人類」だけで、一億年もあれば軽く可能なのですから。

メッセージだけ送ることはもっと簡単なのでは?
1現在の地球人ぐらいの文明はいたるところにある
2その上には絶対に行けない
3強力な通信とコンピュータウイルスで、よその文明をハイジャックしてメッセージを送信させる

17

道徳性が強い古い人間には、一つの強い前提があります。
「自分の心はどうにでも変えられる」。

好きなことを嫌いになることも、嫌いなことを好きになることも、何でもできる。
意志さえあればどんなこともできる。

どんな恐怖症も中毒も克服できる。

さらにそれはアレルギーさえも克服できる、となります。
精神は肉体を超える、というおぞましい信仰に。

16

誰も支持していないように見えるのに、しっかり続いているものがいくつかあります。

民進党。
「はじめの一歩」のひたすら引き伸ばし展開。
トヨタの隈取りデザイン。

なぜでしょう?

本当はものすごく支持されているのでしょうか?

15

CDを読む部分は、耐久性が低いようです。
ミニコンポでも、オーディオ用CDプレイヤーでも。
そこだけ統一規格にして別売りにしてくれたらいいのでは?

同じく、他に比べて弱い、そこが壊れたら全体がゴミになるもの…

靴底。
ズボンの内股。

これも気軽に交換できたらいいのですが。

靴底は、一体の「靴」ではなく、足を包む厚い袋と、靴底およびそれを足に固定する紐=サンダルを組み合わせれば、それでいいのでは?

14

人類には不思議なところがあります。

「虐殺されるモード」となった人間集団、「虐殺するモード」となった人間集団は、信じられない挙動を取るのです。
何百万人も、暴動一つ起こさず虐殺される。何百万人も、眉一つ動かさず虐殺する。

それが、現実の地球人の、とても奇妙な性質です。

日本の、千万を超える「不要な」人たちは…アイルランドで、中国で、ウクライナで暴れもせず餓死した数百万人…暴れもせずにガス室に向かった数百万人…その人々と同じく、「虐殺されるモード」になっているとしか思えません。

13

ファンタジーの、モンスターとの戦いを体感し、同時に運動ができるゲームセンターとジムの融合…
どのような形になるでしょう。

ボートを漕ぎ、敵が出たら立って重いハンマーを台に叩きつける、だったら大画面の費用だけで容易にできると思いますが。

ルームランナーで走り、ある種のレバー式クロスボウをデッドリフトで引いて放つ、でも。
弓矢もいい運動になると思います。

12

2001年以来、思想はテロを止める方法をいまだに見いだせていません。
なぜこれほど、思想は無力なのでしょう。

若者がテロしかやることがない…民主主義も何も、希望にはならないのです。

逆に考えて。
テロリストは、どうなれば勝利になるのでしょう。
アメリカを皆殺しにしたいのでしょうか?どうすればそうすることができるでしょう?
それとも、イスラム国家が現在の国境を破壊し、北アフリカから中央アジアまで支配すればいいのでしょうか?
それともイスラエルの全滅でしょうか?

アラブの春は、悪くすればアルカイダの完全勝利になったかもしれません。
民主化された国がすべてアルカイダを民主的に選んでいたら。
それがアルカイダにとっての勝利でしょうか?

勝利条件と敗北条件、という言葉がない戦争…21世紀はどういう時代なのでしょうか。

11

ビンラディンにあれだけの力があったなら、もっと有効な使い方があったでしょう。

白人メンバーを選び、地方の街で、白人警官のふりをして(事前に本物を皆殺しにして深く埋めて)黒人を赤ん坊まで集めて皆殺しにする。ただし数人だけわざと見逃す。
見ていた白人や生き延びた黒人が映像を広める。

アメリカ政府にとっては、核テロよりも人種内戦のほうが悪い事態のはずです。

単に、アメリカのあちこちで、比較的孤立した村を残忍に皆殺しにしたり、都市の普通の住民一家を拉致して拷問虐殺したりして、「国はお前たちを守れない」というメッセージを叩きこむのも有効でしょう。
特に一家惨殺死体を公共の場に放置し、「誰であれ埋葬した者は家族ごと同じめにあわせる」と言って、実際に直後警官などの家族を惨殺する…それで次の死体が埋葬されなくなれば、国家は終わりです。

まあツインタワー崩壊は絵的に派手ですが。
もし第四の旅客機が、大統領を焼き殺せていたらどうなっていたでしょうね…

自由の女神を粉砕していたらアメリカは核攻撃も辞さなかった、とも言われていますが、それはどうなんでしょう。l

10

夏祭りが今の形になったのはいつでしょう。
今の形とは以下。

地域ごとに小さな設備があってその中に飾られた同じ形の神輿と太鼓がある。
地域ごとに神輿を担いで練り歩く。
同時に公園にいくつかテントを作り、そこでいろいろな出店がある。
中心に塔があって何とか音頭で踊ることもある。

とても画一的な。

明治時代の国家神道でしょうか?
それとも戦中に国家神道を強めるため?
または戦後?戦後のいつでしょう?
もしかしたら江戸時代やそれ以前?

少なくとも「音頭」は蓄音器やラジオが必要でした。東京音頭と蓄音器やラジオは深い関係にあります。

これほどまでに画一的・人工的な「文化」「伝統」「地域」…何という国でしょう。

9

もし山尾氏が幹事長に任命された、直後に不倫を報道されていたら?
民進党・前原新代表のダメージは今よりはるかに大きかったでしょう。

今でも完全に致命傷ですが。
大型拳銃で腹を撃ち抜かれるか、機関砲弾で上半身が消滅するかの違いはあります。

報道があると伝えた、民進党消滅を望んでいない勢力がある…ということでしょうか。

今の、最弱の野党である民進党と、最強の自民党の「2012年体制」「新55年体制」は、多くの人にとって驚くほど満足度が高いようです。
特に「民進党を捨ててゼロからまともな野党を作れ」という声は、徹底的に皆無です。

多くの人は、なぜこの体制に満足しているのでしょう。
特に今の体制で不利益を被っている、非正規層は一切不満がないのでしょうか。

単に絶望しているからでしょうか?

8

広くて人口密度が低い地域では、道路や鉄道ではなく飛行機やヘリ、垂直離着陸機、という発想はないのでしょうか?
途中の長い舗装やレールの資材費を考えると、それこそオスプレイ民営版のほうが採算が取れそうなんですが。

気象条件が悪くなると離発着は不可能、という問題があるにしても。

7

音楽CDの規格は根本的に間違っているそうです。
CD-ROM、それも何度も読んで校正させてからプレイすれば、パソコンの安価な光学ドライブでも完全に情報を読めるとか。

ディスクを入れて瞬時に聞けることが絶対必要なら、ファミコンのロムカセットや今のUSBメモリのように情報を直接入れればいいだけのことです。

デジタルが可能になる時期に、「安価」かつ「瞬時」の両方を満たすために、間違った規格を選んでどうしようもなくなった…と。

まあ、今のスマホで音楽サイトから直接聞くとか、ハイレゾファイルを落とすとかが正解なんでしょうね。

そう言い切るにはCDが多すぎますが、それもレコードが多すぎると似たようなことで。
CDは一枚当たりの原価が圧倒的に安いという大きな長所もありますが…

6

バブル崩壊以降は、とても多くの国民が「非正規」…事実上国民でも人間でもない、大半は結婚し子を産むことができない、下層階級になっています。
それが政治に何の影響も与えないというのはありえないのでは?

彼らにも一応選挙権があるのに、それはどうなったのでしょうか。
どのように選挙権を完封したのでしょう。

いや、国内にはっきりした階級ができるというのは、国民国家という前提すら破壊するものです。

5

好奇心。人間の本質のはずです。

しかし、人類の歴史の目立つ大きい部分で、好奇心は完全に封印されました。
長くヨーロッパより強かったイスラム教国は、他者に対する好奇心がなかったそうです。
中国にも好奇心はありませんでした。

どのように、好奇心を完全に消し去ったのでしょう。

他にも多くの文明が、好奇心の完封に成功しています。

好奇心は、むしろ例外的なのです。

4

権威主義の本質の一つは、「自分は全知全能」という前提だと思います。

自分(自分たち)が信じるストーリーを否定する情報を受け入れない。
ストーリーに合わない報告をする部下を射殺する。

3

ほぼ間違いなく、今後も民進党はひたすらダメで支持率を落とし続け、自民党が勝ち続けるでしょう。
かといって完全消滅もしないでしょう。

第三極は出てきても大した勢力は得られないでしょう。

事実上永遠にこのまま。

戦争に反対する者は、これからもずっと無力な叫びを続けるのでしょう。
そして日本の弱者は、数が多いのにどこにも味方がなく、完全に無力なまま自分を責めて自殺する以外の選択肢はないのでしょう。

なぜこの状況が、完璧なのでしょうか。
何が完璧に、何があっても微動だにしない状況を作ったのでしょう。

2

宇宙人侵略SFや怪獣映画の核心にあるのは、「核兵器の無効化」です。

宇宙人の攻撃を核ミサイルで迎撃して善戦することは、絶対にできません。
怪獣にも、核兵器も通常兵器も原則として通用しません。

現実には、異星人の戦力の前で核兵器が少し通用したとしても、誤差の範囲だと思うのですが…

地球全体、海の塩すら蒸発するマグマオーシャンにできる攻撃をやってくるなら。
まあそれだと抵抗が完全に無意味になります。

実際には、現在の通常兵器はとても強力です。
ある程度以上の対戦車兵器は、70センチメートルの鋼板を貫通します。
いくつかの対戦車兵器にとっては、装甲表面の硬さは意味を持ちません。
それが通用しない怪獣というのは何なのでしょうか?

1

民進党の代表戦…この上なく、どうでもいいことです。

誰が代表でも民進党に希望がないことは、ほぼ誰もが同意するでしょう。

しかし、民進党が消えることもないでしょう。

都民ファーストが国民ファーストになって…も、せいぜい維新程度でしょう。

民進党が消えてまともな野党ができてくれることは絶対にないでしょう。

必要なのは、まず選挙制度改革。
次いで、まともなリベラルなり左派なりが出られる環境を作ること。新しいメディア、新しい論壇、新しい政治。

どちらも不可能にもほどがあります。
今の選挙制度は、今当選している議員にとって有利なのですから。
25年以上、インターネット普及からも20年以上経っても、新しいメディアも思想も何一つ生じず、パヨクと皇国だけしか息をしていないのですから。