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31

「新55年体制」「2012年体制」これは今後も、絶対に盤石でしょうか。

野党がまとまったら野合と言われ、共産党が含まれるので保守層の支持を失う。
野党が分裂したら、小選挙区制ではまったく勝てない。

何より、左右・保守リベラルの枠から外れた、新しい政党・思想は絶対に出現しない。芽もない。

世界全体で、民主主義に対する幻滅はあり、それはローンウルフ型テロがあるのと、投票では極右ばかりです。

民主主義は命数を使い果たしたのでしょうか。
新しい時代には、野党は必要ないのでしょうか。

新しい時代は何なのでしょう…ひたすら格差が拡大し、地元共同体が職を失うことで崩壊していく…
そしてそれにふさわしい新しい政治経済思想は、決して出てこない。

30

日本は、神社・警察・自民党の複合体による「道義国家」になるのでしょうか。
正しい者…保守思想家・警察・自民党幹部が、国民全員の心を叩きなおす、と。

戦前道徳はそれほど強い希求力を持っているでしょうか。

そしてアメリカが許すでしょうか。
アメリカは絶対に、東条英機の名誉回復は許さない…このことは確信できます。

まして、日本と戦い占領したときのアメリカはサヨクに汚染されていた、日本と戦ったのもサヨクの陰謀だし日本国憲法や労組や左派マスコミが権力を握ったことなどもアメリカのサヨクのせいだ、という日本の保守派のストーリーを、アメリカが受け入れるはずはありません。

29

人口一億人の国があります。
100人からなる核テロ組織があります。
100人はそれぞれ100人ずつ、家族や知り合いがいます。

一億人から完全にランダムに捕まえて拷問して殺し、名前が出た家族知り合い全員をまた捕まえ拷問して殺す…
一億人の人口がどれぐらい減れば、核テロ組織を捕まえられるでしょう。

…いや、核テロ組織が100人ひとつだけだとは、国はわかりません。
全員を拷問して殺す以外に、核テロを確実に防ぐ方法などないのです。

尻尾をつかめない組織を見出すために、「ランダムに拷問する」は有効でしょうか。
完全に無実の人間を、ランダムだけで徹底的に拷問する。
大半は狂ってあることないこと言うだけでしょうが、当たりがあるかもしれない…

ただ、無実の人が拷問されて適当な知り合いの名をあげ、その人も拷問される、とやると、全人類は六次のつながりに網羅されるのですぐ人類が滅びます。
「正拷問論」を議論している人たちは、それはどう考えているのでしょう。

「無実の人間を拷問し抹殺する」これが許容されてしまえば、人間社会、国家そのものが致命的に堕落することは?
善も正義も何もない。人間は皆、「たまたま拷問されていないだけ」の存在。

すべての人間は、システムがわけのわからない基準で指名されれば、拷問によって人格を破壊され、あることないこと自白して処分される可能性が常にある。

それでも、テロに脅かされるよりよいのでしょうか?

28

昆虫を養殖してペットフードにするのが、家畜肉より安いのであればそちらが使われているはずです。
人間とは違い、ペットは気持ち悪いと文句を言いません。おいしくて栄養があればいい、何よりコスト。

つまり、家畜肉は現実には、圧倒的にコストが低いということです。

養殖魚の飼料についても同じことが言えます。

…本当にそうかどうか。もしかしたら、缶詰ができてから半世紀缶切りがなかったような、人類全体のポカミスという可能性もあります。

27

宇宙戦艦で、最高の主砲は何でしょう。

欲しい要素…
威力はもちろんとして。

弾数:波動カートリッジを含め、実弾は劣ります。ミサイル・光子魚雷はもっとかさばります。

信頼性:特に、妨害されないこと。たとえばワープするミサイルを主砲としていて、敵がワープを妨害する波を放ったら使えなくなります。

過剰破壊にならない:「エンダー」の分子破壊砲は、敵艦隊が密集していると下手をすると惑星にも被害が出るのでマイナス査定。

敵のシールドに対する高い貫通力。重力系、または高密度に大量のエネルギーをぶつける。

弾速:超光速が当たり前になると、光速でものろのろになります。できれば即時に敵のいる空間に転移するのが望ましい。

連射性能・追従性脳:特に対空砲として。

瞬間物質移送機で爆弾、というのが、弾速は優れています。おそらくシールド貫通も優れているでしょう。

現実の、戦艦があった時代には、「長射程」「高威力」が最優先でした。敵戦艦より遠くから、敵戦艦の装甲を抜けること。

今の軍艦に積まれている主砲は、長射程と高威力は空爆がやってくれるので、高い追従性…素早く砲身を動かして狙えること、命中精度、連射が優先されます。

でも、岸に近いところからの艦砲射撃は、ミサイルや空爆に比べ圧倒的に安価なので、できたら長射程もあればありがたいようです。

26

電気自動車が話題になっていますが、電車のように電線から電力を供給すればすぐ実用化できるのでは?
電力供給線が送電線を兼ねれば、まあ電線地中化には逆行しますが問題はなかったのでは?

というかなぜ都市内電車は徹底してなくしたのやら。

都市内電車と、それに乗れる荷台つきのローラースルーGOGOという都市システムもありえたはずですが…

25

日本のかなり根源的な問題…
日本式左翼の感染力の強さ。ポストモダン研究者や貧困活動家が、気がつけばどうしようもない日本式左翼…絶対平和主義護憲・日本は絶対的に加害者…になってしまう。

日本式左翼に感染していない、まともな人が出てこない。

24

護憲は選挙では、野党第一党を手放さない程度には強い。
これが実もふたもない事実です。

小池的なもの…ポピュリズムと改革(新自由主義かどうかは疑わしくなりました)では勝てない。
極右も勝てない。

といっても多数の棄権層はいます。
どんな野党が望まれているのか。

それとも、圧倒多数の自民党とわずかな護憲だけで満足してしまっている、それ以外の政党など誰も求めていないのか。

それを考えるには、これまで出されたメニューが少なすぎるのです。
日本の政界・論壇は、極端に選択肢が少ない…自民・護憲パヨク・改革の三択以外のメニューを、僕はもらったことがありません。

加えて、パヨクですら今も四つも政党がありますが。

日本人は今後永遠に、「自民党は間違えない」と「アベ政治を許さない、九条を守れ」の二極しかない=自民党一強が永遠に続くのでしょうか。

単純比例代表制、または規模の大きい中選挙区制にしなければ、今後も永遠に自公が圧勝するでしょうね。

そして、「まともな野党」は望んでも無駄でしょうか。

23

結局は最初のシナリオ通り、野党を分断して小選挙区制パワーで消し飛ばした、それだけのことですね。

野党がまとまれば野合・無能と批判され、分かれれば小選挙区で負ける。
野党の立場から見れば完全に詰んでいる。

もし前原氏や小池氏が変なことをせず、野党結集で戦っても、今の現実より自公が少し少ない程度だったでしょう。

ある程度はいる新自由主義・国粋主義も野党第一党の座を得られない。
いつまでも古い護憲派が野党第一党で、一部の支持だけを得た上に共産党とも社民党とも統合できずにかろうじて生き続ける。
ベーシックインカムなど登場できない。
最大の問題、「まともな野党」は芽も存在しない。

小選挙区制である限り、永遠に自公圧倒多数は変わらない。

護憲派の抹殺はできませんでした。それはなぜでしょう…最後まで希望の党、小池氏をあちこちが応援すれば護憲壊滅は可能だったかもしれません。
それはプラスかマイナスか…

最悪ではありません。最悪の事態は、自民党+希望の党+維新で三分の二をぶっちぎり、公明党を捨てて保守一色で改憲でもできるし、どんな法案でも好きなだけ通せる状態になることです。
公明党の拒否権がある。それがどれほどありがたいことか。
公明党という党に、厄介な事情があることは無視できないかもしれませんが。

共産党の大幅減も無視できないことかもしれません。
一時は民進党が自滅して自民・共産に絞られるのでは、とも考えましたが…

22

台風までも自民党の助けになるとは。
大震災が自民党に対する信仰を強めたように。

前原氏の決断も、小池人気も、結局は自民党を助けただけです。

日本の政治は、今後完全に安定するのでしょうか。
何の変化もなく、自民一強が続く。
その中で憲法も改正され、内心の自由すら規制される道徳警察国家になっていくが、誰も文句は言わない。
自衛隊は中東で子供を虐殺し多数の戦死者も出るが、必要だからと皆が納得する。
そして正社員と非正規の身分制度は徹底したものとなり、老いた非正規社員・フリーター層は自殺を強要されるが、それも誰も文句を言わない…
誰一人、自民党・官僚・大企業・アメリカに逆らう者はいない。

日本国民は、完全に現状に満足しているのでしょうか。
小池人気は「不満」だったのかもしれませんが、それも出口がなくなりました。

もう、日本の「民衆」が政治にかかわるチャンネルは完全に断たれたと言っていい…
政治が完全に「自民」と「護憲」に二極化し、それ以外を完全に排除するシステムが、何があってもゆるぎなかったことで。

事実上、大地震・台風・リーマンショック…天がそれを助けたようです。
何があっても、自民と護憲でない、第三の勢力は出ない。民主主義は機能させない。
そう天が決めたように。

いや、日本にとっての天はアメリカかもしれませんが。

21

「どんな政党なら投票するのか」何よりもそれを考えるべきです。
今あるメニューは誰も食べない。なら何なら食べるのでしょう。

今の日本の社会階層は?
都市中央部の、大企業上級社員・かろうじて正社員にしがみついている人・非正規の序列。
地方に今も残る、名望家を中心とした序列。それは小泉改革でどの程度崩れたのでしょう。
事実上消滅した商店街自営業。

今の日本はどんな社会になっているのでしょう。

特に非正規層と、貧困層。膨大な数が出ている、最近退職した老人。
宗教。

また大きい政府と小さい政府、という分け方が目立ちますが、日本ではそれは無意味です。
自民党という「土建大きい政府」は、特にシングルマザーなどの弱者にはまったく金を落としません。
民主党政権時代の、貧困層に対する金の動きは僕は知りませんが…決定的な救済にはならなかったようです。

日本政治の中に、大きい政府でも小さい政府でも、貧困層を助ける選択肢はないと思っていいでしょう。

今求められている政党は何でしょうか?
希望の党ではなかったようですが。

20

左派から見れば安倍自民は「教育勅語と特高警察の時代を再現し、アメリカの命令で死ぬ軍事国家に」。
右派から見れば共産党どころか立憲民主党も「日本を中国に売り天皇ご一家を公開処刑したい売国」。

安倍自民の公約は「世界各国と協調して人権と民主主義を守ります」
左派政党も、まったく同じです。

さて何を信じればいいのでしょう。

「どちらの公約も信じる」「共産党の公約は信じるが自民党の公約は信じない」「自民党の公約は信じるが共産党の公約は信じない」「どちらの公約も信じない」

さて、何が正しいのでしょう。

19

ネットでニュース系を見ていると、あちこちで自民党の大きな動画広告を見かけます。
とても力と金を入れているようです。

…そういえば、日本に今野党って存在するのでしょうか。共産党以外。

「日本は緊急事態にあり、野党は必要ない」これにどれほどの人が賛成するでしょう。

次以降選挙はしない、自民党が全議席をずっと占め、欠員が出れば自民党が補充する、でどれほどの人が納得するでしょう。

ネットでは野党に対する全否定の声が大きすぎて、もう国民の大多数は野党不要と思っているのでは、という気さえします。

18

あるかどうか知りませんが、変形のローラースケート…

要するにリヤカーのように、板の左右に大きめの車輪がついたものを、靴のように。
片足だけでも、もう片足で地面を蹴って滑ることができます。
車輪が大きいので段差などに強いでしょう。

左右両方の足にはめて、平行にしてずらせば接地点が四角形になり、立てます。
そのつま先にゴムをつけて、ブレーキと蹴るための接地点にするとか。
あるいは、ラチェット機構で素早くつま先を下におろすことで前進できるとか。

あとローラースケートの補助具…先端に一つ小さな車がついた杖で、杖の中の蓄電池で動力になる…
転びにくくもなるし、前進力にもなると。

17

憲法改正で議論を、と、政治家もマスコミも言います。

どこでどう議論しろというのでしょう。
飲み屋で議論しても何にもなりません。

政党の下部組織となる、草の根集団で議論すべきことでしょう。
でも日本でそれがどれだけ機能するでしょうか。
日本の草の根の多くは、とことん前衛…考えるのではなく従え、であって議論などないのに。

そして改憲議論では、護憲派は「日本を攻める国はありません」「非武装が正しい」「九条を守れば平和」前提を強要するのをやめませんか?
「自民党の、人権無視部分がヤバイ」に絞ることはできないのでしょうか?

それに絞れば、緊急事態も「韓国や台湾のように戒厳令が何十年、憲兵が虐殺さえやりたい放題の社会になったらいやだ」と批判できます。

売国批判も受け流せます。

16

人間集団のマイナス面が重かった。
その反動として、今の極端な孤立社会があるのだと思います。

保守は、それに対してどんな処方箋を出すのでしょう。
新自由主義は社会などない弱肉強食、ですが、少なくとも死体清掃の費用をだれかが出さなければ…

そして、パヨク…意味不明と言っていい、封建社会・国家双方のマイナス面が一切ない、ついでに近代産業すらない、解放された人間による自由で幸福な結びつき…ありえないにもほどがあります。

しかし日本人は、ホシュとパヨクの二つ以外の回答を持っていないのです。

15

ビジネスホテルとカプセルホテルの中間は結構便利だと思います。

というか、ビジネスホテルが固定ベッドなのが間違っているのです。
折り畳みベッドにすれば半分の面積の部屋でなんとかなります。

14

政治改革などが事実上なく、逆に社会党だけが消滅して、完全に自民党・共産党・公明党の三党だけの政治になっていたら。
90年代中盤以降の混迷で、日本はより安全に舵をとれたでしょうか。

…まさか、阪神・東日本大震災も起きなかった、とまでは言わないですよね?

両大震災を、自民党単独絶対多数政権がどうさばいたか…憲法が改正され、緊急事態条項があればうまく対処できたかもしれません。
逆に、それを口実に戒厳令が常態化し、急速に人権水準が下がっていたかもしれません。

13

アメリカとイスラエルのユネスコ脱退…国際機関によってより良い世界、というビジョンがどんどん崩れていきます。

何か代わりのビジョンはあるのでしょうか。

12

世界各国の…要するに日本で言えば、

「帰ったら玄関のドアから家に入り、靴を脱ぐ。
飲食は基本的にダイニングテーブルと机。
くつろぐのもソファが多いが、畳にコタツ・座椅子を用いることもある。
飲食…これは膨大な情報…
トイレは洋式・ウォシュレットが普及しており、大の後はトイレットペーパーで拭くかウォシュレット、洗面所で手洗い。
湯船のある風呂で体を洗う。歯ブラシ。
ベッド、または畳に敷いた布団で寝る」

を比較した情報はないのでしょうかね。

11

恐ろしい問い。

「今の時点で、人間の医師は有能なのだろうか」
「今の時点で、人間の警官は有能なのだろうか」

……どちらも、実際にはデータをコンピュータに入れた方が、人間より予測精度が高いという可能性は?

というか、人間がやっている多くのこと…刑務所、学校教育、などなど…が、瀉血同様「誰もが絶対正しいと信じていたが害にしかならない」という可能性もあるのでは?

10

「自民党は左だよ」というのも、論争を断ち切るマジックワードの一つでは。

その言葉によって、自民党の大物たちに共通する、教育勅語や「国体の本義」に対する強い忠誠心が、個人主義を憎み国民に道徳を叩きこまねばならぬというイデオロギーが、存在しないものとされるようなのです。

自民党はかなり多面性があり、公の場では人権を尊重しつつ、あちこちで人権を否定する発言をする幹部がいる…
見たいものを見れば、「人権尊重のリベラル」とも「反人権の極右」ともとることができます。

9

「ドラゴンボール」型の、個人の戦闘力が戦艦よりはるかに強い、惑星破壊すら可能なスペースオペラは不可能でしょうか?

……剣や銃の威力が、技量によって無限に強まる……特異な性質の鉱石などで、とすれば可能?
科学で解析された魔法の力に、上限がないとする?

ほんの断片が描かれただけですが、レイモンド・E・フィースト〈リフトウォー・サーガ〉に、剣と魔法を操る神々水準の古代蛮族が、次元も恒星間距離も超える竜にまたがり、いくつもの時空の国々を滅ぼした……多数の宇宙戦艦を持つ星間帝国も含めて。そんな話があった気がします。

まあ今のドラゴンボールは、惑星破壊がやっとだった時代からさらに、何桁かわからないほどパワーアップしていますが。

8

自由と人権は、これからの時代には古い、否定されるべきものでしょうか。

今は、SFはディストピアばかりです。
作家たちはどれほどえげつなく人間を全員束縛し、監視し、拷問し、破壊するかばかり考えているようです。

そして日本人の弱肉強食思想。生存権そのものを否定する思想。
本当に何百万、何千万の同胞に、餓死せよ自害せよと思っている日本人がものすごく多いらしい…

7

この総選挙は、歴史の中ではどんな役割を果たすでしょう。

この国はどこに向かうのでしょう。

怖いのが、誰もが保守でリベラルだと主張しているということです。
左右の枠は古いと誰もが言っているのに、それが壊れてからどうするかは誰も言っていないのです。

日本政治に「保守とは何か」「リベラルとは何か」をきちんと語れる人はいないのでしょうか。

それこそ、人によって定義が違うのです。
さらに言っていることと内心が明らかに違うケースも多すぎます。

保守も、リベラルも、もう壊れた言葉でしょう。
しかしその後には何もないのです。

マルクス主義という巨木が倒れた後の空き地には、草一本生えないのです。

もっとも弱い人間を、生かすか殺すか。
道徳を強要するか否か。

僕にとって重要なのはこの二つです。

茶碗にご飯が盛られ、屋根の下で眠れること。
Dr.スランプの単行本を焼けと、棍棒で殴られないこと。

肝心なのはその二つだけです。

6日

希望の党がベーシックインカムを公約に入れているとのこと。

以前も、維新八策にベーシックインカムがあったり、民主党か民進党の多分一部に、日本版ベーシックンカムの提言があったりしたと思います。

新しい時代、長期停滞によって配当による年金が事実上不可能になり、さらに若者の多数が産業界から不要宣告される現実を見据えて、多数の国民を殺す…ガス室にせよ自殺強要にせよ…のでなければ、ベーシックインカム方向が必要なのは自明です。

日本、特に政治思想や経済思想の世界でのベーシックインカムの歴史は奇妙なものです。
左右とも主要政党がとても消極的でした。主要な思想家も、奇妙に話題にすることを嫌います。

現在で特に厄介なのが、若い言葉を使う人で特に影響力が強い橘玲氏が、ベーシックインカムに極めて激しく反対し、それがネット全体に広まっているのです。スピーナムランドとナウル、はい論破、という感じで。

ベーシックインカムの困難として、人類にとって「フリーライダーの排除」はかなり根源的な本能であることもあるでしょう。

僕自身は、失敗するかもしれないし、餓死したくないので、失敗しても餓死しなくていい、最低限の生活は保障してほしいです。
生活保護があると言いますが、あれは欠陥が大きい制度であてになりません。
シングルマザーや、風俗に流れる貧困かつ知的・教育水準が低い子女たちなど、多くの国民が傘から漏れているのです。

少なくとも漏れがない福祉を、と強く望んでいます。

5

保守とは何でしょう?

蓮舫氏も、前原氏も、小沢一郎氏も保守と自称します。

僕の「日本保守」のイメージは、要するに軍隊話のビンタや管理教育時代の体罰教師なんですよね。
その延長として特高警察の拷問。
娯楽を許さない。とにかく殴る。

さらに今は、日本の保守には自己責任・弱肉強食も強くあるようです。
弱者は自殺しろ、というレベルで。

そんな保守が政界では完全に勝利しようとしています。
ひたすら、左派がダメ護憲ばかりだから。
まともな左派が絶対に出てこないから。

4

現状の延長:放漫財政で財政破綻

選択肢

1超増税・社会保障削減…政官財が、事実上国民の大半を見捨てる。
2減税・財政破綻…無策。
3配給制…誰も言いださないが、誰も餓死させない唯一の道…高度成長がない、埋蔵金もないし軍縮しても焼け石に水が事実なら。

1も2も、国家主義・軍国主義で最低限の治安を維持することを加えるべきでしょうか?

さらに国家主義、道徳で、国民の相当数を自殺させることも?

少なくともこの総選挙で、この現実に向き合う人は見かけません。

3

アメリカでのとんでもない事件…

昔の人も同じようなことをしてきたのでしょうか?単に武器の性能が悪かったから被害が少ないだけで。

このような事件を完全になくすには、すべての人間を常時監視し、すべての人間に「悪いことをしようとしたら殺す首輪」を付ける必要があるでしょう。

またはばかばかしい基準で人を分けるか。

2

またいろいろ大事件が起きています。

でも、今気になるのは解散…特に日本のネットでは、今度こそ護憲派が(共産党以外)消滅するかという話になっています。
枝野氏が政党を作るそうですが、勝てるとは思えません。

僕が問題にしたいのは二つ。

護憲から、絶対平和主義お花畑を引いたら何も残らないのか…

日本保守の、戦中思想が怖い。
保守が完全勝利し、ライバルがいなくなったら危険だ。
これも間違っているのでしょうか。

なぜ護憲派が、あれほど改憲に反対するのか。
本当に、日本をソ連や中国に売りたいから、それだけでしょうか?

そうではない、戦争で苦しみ、戦中の政府やファシストの横暴に苦しんだ人たちの恨みはあるはずです。
沖縄や引き揚げ層の、「軍隊は国民を守らない」という実感。事実上絶対の死を強要され、徹底的に保証がなかった船員たち。
何よりも、自民党の今の憲法改正草案…権威主義。個人主義=人権に対する激しい憎悪。

全部存在しないのでしょうか。パヨクが嫌いなあまり。
自民党・日本政府の中の、「やばい勢力」の存在は、無視しなければならないのでしょうか。

「パヨクが反対するということは正しい」
「悪いことをしなければ警察にいじめられることはない」
この二つがどれほど危険か。

「自民党は、保守は完全に信じていい」か、「日本を攻める国はありません、非武装で安心しなさい」の二つ以外許さない日本の状況が間違っているのです。

お花畑パヨクが消えたときに、残るべきまともな左派が日本にはいないことが怖くて仕方ないのです。

このような見方をする人は僕一人でしょうか。
あくまで、「民主党は無能だ、サヨクは売国嘘つきだ」が、永遠に日本人のアイデンティティになる?
保守だけが絶対に正しい?

自民党と小池新党の両方を合わせても、本当の弱者にさしのべる手はありません。
特に小池新党には新自由主義…弱者は生きる資格がないという、寄付文化も宗教もないむき出しの弱肉強食思想がはっきりとあります。

あくまで日本には、パヨクでない左派は絶対に存在を許されない…
考えることすら禁じられたまま、保守の絶対勝利、完全に保守に生殺与奪を任せきるしかないのでしょうか。

どうしてこれほど、二つの立場しか許されないのでしょう。ホシュとパヨクの。

1

先月頭の予測は見事に外れ、今度こそ(共産党以外の)リベラルが壊滅するかもしれません。

長い目で見れば何も変わらなかった、という可能性も高いと思いますが。
特に参議院にはまだ民進党議員がそれなりにいます。

この解散総選挙は、絶対盤石に思えた新55年体制の、ほころびとなるのでしょうか。
どこかで不満がたまっていて、なんとかこの体制を崩すために、と解散と民進党の合流が行われたのでしょうか。

もし民進党が希望の党に合流せず、そのまま左派の野党共闘を進めていたら?
大勝利は絶対にない、でもある程度の議席は得られたでしょう。今より少し減る程度の。
それを捨てるということは、前原代表に大スキャンダルがある可能性が高いですね。抜かれたら民進党は野党共闘をしても全滅するのが確実なぐらいに。

何より疑問なのが、民進党の代表はこの仲間の多くを切り捨てての身売りを許すほどの力があるのか、です。
過半数だけで圧殺できるのでしょうか?
仲間の半分を切り捨てるなら、資金を分けるのかという問題もあります。

むしろ考えるべきなのは、なぜ日本リベラルは国会でもこれほどしつこいのかです。
国民にはもっと昔に見捨てられていたのに。

まあそれを考えると、新しい軍備を容認し愛国を訴えるリベラルがまったく出てこない、という問題になりますが。

本当に保守一色の日本になってしまうのか…

予想はまったくできません。
希望の党が惨敗する可能性も十分にあるのです…国民は民主党で閣僚などをした者を絶対に許さない、という。