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2021年12月

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31

今年一年。
ほぼ、ひたすらコロナの続きでした。

菅義偉首相の、事実上の辞任で自民党が勝ち、わずかに維新とれいわが伸びただけ。

民主党に対する拒否感情の圧倒的な強さと、それでも何が何でも左派ポピュリズム新党も出ないこと。
有権者の改革好きの強さ。
それらが浮き彫りになりました。

全体としては新55年体制…自民圧勝、元民主が最大野党…は、わずかなほころびはあるにせよ強い。
岸田首相の妙な幸運も目立ちます。

オリンピック後のバブル崩壊、という予言は外れたようではあります。
しかしコストプッシュインフレ、給料の上がらないインフレ=スタグフレーションが激しくなっています。それでも株価と失業率だけを見れば自民党政権は成功している、で済むのでしょうが。

来年は確実に参院選があります。岸田首相の妙な幸運、隙のなさで勝つか、それとも魔物が住んでいるか。
有権者はこれからも、新党を決して考えることなく新55年体制を擁護するのか。それとも維新か。

アメリカの政治には大きい危機が迫っているとのことです。
バイデン大統領も弱く、副大統領が恐ろしい不人気。トランプ前大統領が意気軒高で、すぐにでも大統領に戻りたいと言わんばかりだとか。
さらに今のアメリカ政治には、最高裁判事という爆弾が燃えています。

世界は大きく、民主主義の敗北と、気候変動対策のための脱炭素の勢いがあります。
それはどれほど強いのか、どこに向かうのか。

日本が気候変動対策をするなら、最も良いのはとんでもない台風に耐えられる浮体洋上風力発電だと思いますが、日本は風力発電の生産力を失っているとのこと。
日本は想像を絶するほど工業力を失っている。
そして今の世界の工業力は?それはそのまま戦力になるのに?

一番の問題は、明るいことがないこと。
「人間にできることは何もない」アラブの春の失敗以来、人類は深く絶望しているようです。
特に日本は宗教・神秘という逃げ道もオウム以来なくなり、ただひたすら黙って従うだけのようです。

これから気候変動、世界各地の高齢化と経済衰退・財政破綻…生かすか殺すかという問題をどうするのでしょう。

宇宙望遠鏡、ミューオンの問題などかすかな光を無理に探せば見えるのですが…

30

「疑うこと自体が許されない絶対の真実」リスト。

科学。
光速定数、相対性理論、量子力学、ニュートン力学…
進化論。
数学。

ホロコースト。従軍慰安婦。南京大虐殺。
二酸化炭素による地球温暖化。

核融合は絶対に不可能。
すべての新型原子炉は絶対に使えない。

気候工学は絶対に許されない。
海洋施肥は考えることも許されない。

軌道エレベーターは絶対に不可能。
人類の宇宙進出は絶対に不可能。
超光速は絶対に不可能。

自己増殖性ナノマシンは絶対に不可能。

人工知能は絶対に不可能。

中国共産党が、人類唯一の完全な政体である。
習近平が、人類史上最高で完全無欠な指導者であり、習近平思想が普遍的な絶対真理である。
金体制北朝鮮が、唯一絶対に正しい政体である。
聖書は一字一句絶対に正しい。
コーランは完全に正しい。

市場原理主義。
財政均衡、緊縮財政。
MMT。

どこまでが本当に正しいのでしょう?

さらに、「疑ってはならない普遍道徳」まで加わるとしたら?

「考えてはいけないこと」のリストは?
どうやらこの世界は、未来を考えることを禁じているようです。
まともな野党も、考えることが禁じられています。
メガフロートも。浮体洋上風力発電も。
膨大な、考えてはいけないことがあります。少なくとも日本で。

29

民主党政権は円高で日本の工場を潰した。

今は円安ですが、戻ったでしょうか?

民主党政権時代にとどめを刺されたからだ…
いくら民主党を罵っても、日本はもう死んでいるということです。

それ以前に、イギリスもアメリカも、工業を捨てて金融国になるのはなぜでしょう。

いや、イギリスやアメリカには科学があります。
日本には?

28

対テロ戦争の時、「24」というドラマの影響で拷問が横行したという話があります。
なら、次の戦争では「ゲーム・オブ・スローンズ」の影響で皆殺しが横行することはないでしょうか。

これからの戦争を語る本では、ベトナム戦争からのハーツ・アンド・マインドは無効だ、古代ローマを見習って大虐殺をすべきだ、とも。

アフガン・イラクの戦争を見れば、どう見ても皆殺しか一切かかわらないかの二択だと思われます。

というかアフガン・イラクの戦争が、それまでと変わらない戦争の愚行を繰り返したのがある意味不思議です。

西洋では、認知革命…人間の心を理解するいくつかの学問が大きく進歩しています。
行動経済学や進化心理学、実験を伴う心理学、脳科学など。

それが、アメリカの国、軍の意思決定に全く影響できなかった、と。

中東は、アフリカは、世界の紛争と平和はどうなっていくのか…完全に絶望しかないのか。
それどころではない、中国の台湾侵攻も、ロシアのウクライナ侵攻も…いや、軍事はまさかということもある、それこそロシアが北海道を攻めても、第二次朝鮮戦争が起きても、韓国が対馬九州と攻めても不思議はない…

27

金利生活者の安楽死、というケインズの言葉があります。
そうはなりませんでした。

しかし今、近代国家自体、人類自体が安楽死に向かっているのでは?

環境がなくても、経済だけで。

近代国家・経済・文明自体がネズミ講だった可能性は十分に高いのです。

特に長期停滞論の、技術的悲観主義が正しいのなら。

26

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡打ち上げ、今見た限りでは失敗はしていないようです。

膨大な知と美をもたらしたハッブル宇宙望遠鏡の後継者。
地球人の舳先、未来のために世界をかき分ける先端。
実現してくれたことに深い感謝と喜び。

今更ですが、SSC…アメリカの超大型加速器の中止というのは、想像以上に重要な、人類文明自体の変曲点だったのでは?

国家が進歩を最優先目標とするのをやめた。では何が目的だったのか?
クリントン政権。リベラルと新自由主義の結婚という、今の先進国の政治・民主主義自体を壊している問題。

進歩そのものを否定する…ポストモダン、カウンターカルチャー、などなどあらゆる知的・文化的な傾向。
今も日本の言葉の世界は、科学・進歩を嫌う声があふれています。

政治や財政で言うなら、MMTだのいろいろありますが、僕の関心は一つ。

「科学技術投資を最大化するのはどんな制度か」

僕は、科学技術投資こそが有効な投資だと思っています。マレー半島横断運河を除けば。

そしてもし科学技術投資が割に合わないのだとしたら、もう地球人は終わりだ、とも思っています。

どうか今日打ち上げられた望遠鏡が、ハッブル以上に素晴らしい知と美を人類に贈ってくれますよう。
ハッブル同様に多くのトラブルもあるでしょうが、ハッブルと同じように克服してくれることを願っています。

25

立憲民主党が、「社会党になる」と宣言したら?

選挙で、全員が当選しても過半数にならない人数しか立候補させない。それだけ。
政権は目指さない。

もう護憲阻止も言わない。
最大野党であればいい。
言論をコントロールする、日本で許される政治言論以外を封じる、国民の思考を奪う、それだけを役割として、最低限の議員報酬と議員の地位を受け取る。それだけ。

そうなったら有権者は、満足するでしょうか?永久に自民党政権でいい?
それで巨大スキャンダルが出たら?

また日本に分断はないといいますが、非正規がなぜここまで無視されるのでしょう?
もう国民の半分以上は、経済に「いらない」と言われています。
これから、実際に働けない老人も増えるでしょう。

特に団塊ジュニアが老いるときとてつもないことが起きるかもしれません。

今のところ不発ですが人工知能、3Dプリンター、と技術が暴れるかもしれません。

事実上今の立憲民主党は、第二社会党に他なりません。
政治を動かさないための。有権者を絶望させ、無関心に安住させるための。

前の総選挙では、維新とれいわが伸びましたが…

24

近代国家は、宗教でありながら科学と共存できる…過去形でしょうか?

近代国家と科学の関係は、新しい時代にどう変わったのでしょう。

ディヴィッド・グレイバーが言ったように、金持ちたちが権力を維持するために、意図的に科学の方向を変えたのでしょうか?

そして、今の世界を支配する膨大な金額の「金融」。
金融とは本来、儲かりそうな仕事に投資することでは?
そして科学技術こそ、当たれば最大の儲けになる投資では?
それがない今、どんな「金融」があるのでしょう?
ひたすら中層から金を搾り取り貧困層を増やすだけ?

23

日本はなぜこれほど浮体洋上風力発電を嫌うのでしょう。
台風に強い方式も開発されているのに。台風に対応するものもあるのに。

菅義偉政権は推進すると言った、でも実際には有効なことはしなかったと言われます。

自民党は他にも、やる、力を入れる、と言っていながら実際にはやらない、金を出さないことが多くあります。
何よりも少子化対策。

そして景気回復。
給付型奨学金。
科学技術。

それ以前に、なぜ日本は浮くものを嫌うのでしょう。
浮体洋上風力発電だけでなく、メガフロート港、道路、空港、原発、都市…どれも巨大な利益があるのに。

22

正統派恋愛少女漫画のアニメ化はもう無理なのでしょうか?

昔からも、販促マスコットがないという問題がありました。
どうすればいいのでしょう?
DVD売り上げに依存するのは無理でしょう。

どうすれば、高品位の正統派恋愛少女漫画のアニメで、制作者に利益をもたらすことができるのでしょう?
おもちゃなどの売り上げが皆無であるのに?

まあ昔は「キャンディ・キャンディ」という、別に余計な販促要素なしにいくらでも売れる怪物はありましたけど…

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「Earth Black Box」という組織ができるというニュースが。

これもとてもうれしいニュースの一つです。

僕が一番恐れていることは、人類が作ったもの、この地球のユニークな生命全てが無になることです。

どうすれば長く何かを残せるか。『三体3 死神永生(劉慈欣)』ではそのテーマも短編一本書けそうなぐらい追求しました。
そしてそれが、逃亡主義として嫌われるということも。
最後にとんでもないことにも使われました。

この文化を、文明を、また自分個人の生きた証を伝えたい…その思いはどれだけの人が、どれだけ持っているでしょう。

そこまでの視野がない人が多いことも事実です。未来を考えるだけでも批判されることも。

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「こども庁」を「こども家庭庁」にするという動きが。

本当に変なところで、日本の自民党の極端な保守は強烈に声を上げます。

ネットでは、そういう極端な保守は存在していない、自民党は左・リベラルだということになっています。

というか自民党の完全勝利は、老害の勝利、古い権力者の勝利、古くからの大企業の勝利、古くからの有力者の勝利になるのでは?

19

7000m級の超高山地帯……多分ヒマラヤ……に、さらに500m級のタワーを作り、そこに向けて超高速リニアモーターカー+ジェットエンジンでマスドライバー。
それでどの程度できるでしょう?
どの程度空気抵抗は低減されるでしょう?

巨大ジェットエンジンで限界まで高空に飛び、そこからロケットエンジンのほうがいい?

ジェットエンジンを一段目、何度でも再利用できる水素と酸素を反応させるロケットエンジンを二段目にすればもっと安くできる?

宇宙を安く。これは地球人にとって死活的に重要なのだ、ということをどれだけの人が理解しているでしょう。

軌道エレベーターが非現実的、というのは地球人にとって、地球の生命にとって死刑宣告だということを。

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世界とも共通しますが、普通選挙なのに格差が広がるというのは本来あり得ないのでは。

「1%から取って99%に配ります党」が選挙で勝つはずでは?99%のほうが1%より多い。これほど確かなこともないでしょう。

でもそうならない。なぜか。

また、日本でなぜ、まともな野党ができないのでしょう。

それ以前に安倍政権の総括。なぜ政治改革の結果が安倍一強になったのか。それは必然だったのか。

巨大書店の政治棚をぶらついてもそれらについての本は全然ありません。

17

根源的なこと。

今の人類は、何がしたいのでしょう。何を求めているのでしょう。夢はあるのでしょうか。

長期停滞で痛めつけられた若者は、何も考えない、ひたすら仕事があればいいぐらいだと言われます。

人類の存続も気候変動も…人類の存続を望むなら、なぜ地球が有限だから人類の永続のためにはもっともっと技術が必要だ、ということから目をそらすのでしょう?

根本的には、宇宙開拓は無理だ、という声が大きすぎるのが問題なのでは?
宇宙に行けないのなら、地球人は何をするのでしょう?

永久にゆりかごで贅沢をしていればいいのでしょうか?贅沢ではなく、質素に平等に平和に?永久に?

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テレビシステムを「音楽鑑賞」という目的で考えたら?

大抵のテレビはDVDを鑑賞できるシステムがあります。
それは例外なく、CDの音楽を聴くことができます。

しかしその目的で考えると操作性が悪く、光学ドライブ部分の寿命も短くなり、音質も普通は低いです。

CDで音楽を聴くためのテレビシステム…

光学ドライブ部分が安価に交換できる。
光学ドライブにディスクを入れるのがとてもやりやすい。

スピーカーがブックシェルフ以上の2.0か2.1で、テレビについているものとも、サウンドバーとも方向が違う高音質。

15

本当に地球人が、これから何も生み出せないなら。

IQが200だろうと300だろうと暗黒物質さえ解明できないなら。
絵も音楽も小説もろくなのを創造できないなら。

人類に生きる価値があるでしょうか?

今後可能性がない、と確定した人間には生きる価値がないのであれば、今後何もできないのなら人類には存在する価値がない…

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いつ頃からでしょうか。
億の人口を、完全に電子装置で支配するディストピアが可能になったのは。

全員に、現実的なコストで、「遠隔操作で爆発・首に巻かれ締まるワイヤー・毒注射など死、外そうとしたら死」の首輪などをつけさせることが可能になった時。
首輪の類に監視カメラ・マイクを加え、その情報を…『1984年』は画面を監視する人とその人を監視する人、で非現実的…AIで分析することが可能になった時。

もっと以前でも、完全洗脳が自動機械の助けを借りて、現実的に国の人口レベルで可能になった時。

それは知る限り、本格的に行われていません。
核戦争が可能になってから起きていないのと同じ、政治的な奇跡です。

ですが、今は可能なのです。
きわめて安価に。容易に。

ブラック企業の研修がその入り口でしょう。
アフリカや中南米の武装勢力も、その重要な資料となっているでしょう。

実際には、それも人類を変えているのです。
人間は、自立した神の似姿ではなく、いつでもボタンを押せば完全支配できる自動人形に変わっているのです。

13

アウトドアやサバイバルの本に書いてある、地面を掘って作るストーブ。

簡単で、しかも燃料効率も高い。
必要なものは土と、木の枝程度の掘る道具だけ。

にもかかわらず、それを生活に使うのが伝統だった人は驚くほど少ないのです。

ロケットストーブという、金属と耐熱断熱材を必要とする仕掛けはさらに燃焼効率を上げますが、それが発明されたのはつい最近なのです。

今も世界の多くが、驚くほど効率が悪く煙で体を悪くする火の使い方をしています。

どれほど人が知恵を、工夫を、解決を嫌うか。

12

民主主義サミット。
新聞では奇妙に評価が低い感じがします。
朝日などでは民主主義、産経などでは対中包囲網の構築としていいニュースになるはずなのに。

特に日本の保守は、中国と戦うために中国包囲網を作るのは悲願では?

もう、誰も民主主義など相手にしていない?
フィリピンとかまで、要するに敵味方思考で入れたから?

では、民主主義サミットに対抗するとしたら。

今のこの世界に、民主主義に対抗できるどんな思想があるでしょう。
中国の中国共産党思想、そして今強制されていると言われる習近平思想。
北朝鮮の主体思想。
ベネズエラにも独自の思想はあるでしょう。

またロシア。東欧や中央アジアの独裁国。

イスラム原理主義。イラン、タリバンが支配したアフガニスタン、シリア…

日本でも、保守の一部は「国体の本義」「臣民の道」を信じ、民主主義を否定しています。

戦中思想そのままではなく、民主主義を否定している人たちもいます。

日本のネットには正面から民主主義を否定する人も結構います。

でもちゃんとした言葉として、民主主義とちゃんと対立できる思想はどの程度あるのでしょう。

11

庶民の贅沢の歴史。

近代西洋が一番ヤバいのは、庶民に砂糖・茶・綿織物・タバコというぜいたくを覚えさせ、ぜいたくをさせたことです。
そのために広大なプランテーション。その維持のために造船と航海技術の進歩。交易のための征服。

庶民の贅沢を規制するのがほかの国の仕事でした。

最終的にはフォード、庶民が車を買うほど…

中産階級という発明品もとんでもないことでした。

10

1加速器で素粒子サイズのブラックホールを作る
2そのブラックホールに電子を吹き付ける
3大抵の微小ブラックホールは瞬時に蒸発するが、電子を吸って少し質量を増したブラックホールは少し寿命が延びる
4電子を吸ったら電荷はあるので、電気力でブラックホールを地球の重力から放して捕獲する
5どんどん電子を食わせて質量を増させ、安定させる
6十分電荷があるので、電気力で安定させて、少しずつゴミを吹き付ける
7E=mc2の半分という超高効率なエネルギーを無尽蔵に得られる

これは絶対に無理なんでしょうかね。

あるいは、超絶なボーナスとして、大岩ぐらいの質量のブラックホールが地球をかすめるのが何十年も前から分かって、それに電子を吹き付けて電気力で地球をめぐる衛星軌道に捕獲してエネルギー炉にするとか…

9

考えて見れば、宅配・通販というのは、善意に依存しすぎています。

受け取っておいてもらってないと言い、返金を求めたりもう一つ求めたり。
逆に配達者がポッケナイナイ。
発送する店が何も出さずに出したという。

どれもないことを前提にしています。

いやそれどころか、治安水準によっては配達者が殺される、逆に配達者が殺す事態も考えられます。

恐ろしい話です。

それを考えると、監視する第三者システムがあればいいと思いますが。

8

昔住んでいた町の地理を、正確に覚えてはいないでしょう。

何度も夢でめちゃくちゃな映像を見て、それと記憶がごっちゃになっているからです。

僕だけでしょうか?

7

クリームを絞り出して字を書いたりは普通にしています。

溶融金属が入ったるつぼを慎重に傾けつつ動かして、字を書くことはできるでしょう。

霧を吹いて冷やしながらそうすることで、3Dプリンティングで好きな形を作る…これが百年前から、いや千年前からあたりまえでなかったことが不思議でなりません。

6

男系男子のみ(側室なし)の永久継承が可能か否か。
問題はそれだけです。

今旧宮家男系男子をやるとしても、いずれ先細りになるのでは同じことです。
可能か否か。本来これは、事実上科学的に決められる事実のはずです。

しかし、それはイデオロギーの問題になっているのです。

5

携帯電話は、ちょくちょく位置情報を発信しているそうです。

なら、「連絡なく60時間以上携帯電話が全く動かなければ、一度連絡し、返事がなければ消防署に通報する」は容易でしょう。

トイレマット、給湯ポット、一定時間に一度メールしたり電話したりする、より負担は小さいはず。
無論充電切れで作動するリスクもありますが。

…いや土日一度も出かけずに家でじっとしていても位置情報が変化しない条件は満たしますけど、その場合は定期的に押すボタンを指定してあれば。

というかそういうサービスはどれも高い…今後必須になるのに。特に多数のペットが悲惨になるなんて報道でも耐えがたい…

4

銀河英雄伝説は、帝国側からは「アーレ・ハイネセンを見逃したおかげで、膨大な人口の奴隷と多数の優良惑星を手に入れた(無論勝利し征服できることは当然として)」ともいえるわけです。
なら多数見逃しておけば、もっとたくさんの奴隷と優良惑星を手に入れられるわけです。
勝てるのは絶対当たり前だとすれば。

というよりも、もし構造的に帝国必勝があるなら、それで正しいわけです。
逃亡者が必死で回廊を探してくれる。
帝国は、十分に逃亡者たちが開拓を進めた後にそれを発見し、勝利し、収穫するだけ。

この構造は過去の現実にもかなりあったのでは?
中南米で、奴隷が逃亡し開拓村を作る、それを見つけて征服する、それを繰り返すとか。

3

もし今後、アメリカでアフガニスタンを震源とする大規模テロが起きたら、今度はもうアフガニスタンを皆殺しにするのでしょうか。
核兵器テロだったら?
ベトナムもイラクも皆殺しにしておけばよかった、根切り以外なかったのだ、そう思っている人はどれぐらいいるでしょう?

とんでもない殺戮が、忠誠と服従と愛さえ作ることもあれば、永久的な憎悪と独立心を作ることもあります。
憎悪と独立に至るのは、殺戮が足りないからでしょうか?
無論、完全皆殺しなら憎む人もいませんが。

また新しい戦争が、実際に戦われることは?
「ハーツ・アンド・マインド」…人々の心を得る、融和的であることで民を味方につけるというアメリカのドクトリンは否定された、という話があります。
古代ローマ、あるいはセポイ戦争のイギリスのように、徹底的な殺戮、拷問、強姦、文化財破壊で、精神的な衝撃を与えて絶対者として支配する以外に、人間集団を制圧してテロを防ぐ方法はないのだ、と。

それを本当に実行するとしたら?西側は傭兵を使えば非難はされない、と。
今までも代理の武装勢力に、残忍な支配をさせていたし…

2

日本は改革ができなかったと言われます。

ずっと改革改革と言ってきたのでは?
1990年代から政治改革で、政治的な力を全部使いきって、二大政党制すら作れなかったのでは?

日本人みんな、改革をしなければならないと分かっていた。改革しようと必死だった。

できなかった。それが現実。

ずっとダイエットするする言っている人。
東大に行くと言いながら勉強せず偏差値50にも達しない子。

ダイエットは無理。東大合格は無理。それを認めるべきでは?

そうだとしたら、その子は死ぬしかないのでしょうか?
改革ができない日本は、赤ん坊も老人も一人残らず拷問の上で処刑され頭蓋骨の山となるしかないのでしょうか?

改革はできない。それでも生きていく。ということはありえないのでしょうか?

1

人間世界の一番おぞましく、とんでもないことは、「百万人の餓死・致命的な労働」よりも優先されることが何百もあるということです。

今この時でさえ。
さらに人類滅亡より優先される、少なくとも「事故で人類が滅んでもいい」も。

国家。その枠組みがあること。内政干渉の禁止。
それを壊さないために、毎年何百万人も餓死し、拷問虐殺されていても、全世界が知らんぷりしました。

国家という形を保つことが、人命よりも優先だったのです。

また近代西洋文明は昔から、身の毛もよだつ宗教を狂信的に信じていることがわかってきました。
経済的自由主義、自由競争という宗教を。

「知識人」という存在になるためには、スピーナムランドを学び弱者に対する同情心を完全に消し去る通過儀礼が必要とされる?
マルクス主義を選ぶ「知識人」も別の通過儀礼を強いられる?

僕はいろいろなところで、違和感を感じます。
あるところから、人と会話ができない。
特に、「生存権」「最低限度の生活を無条件に保障する」という考え。

僕には当たり前だと感じられる。
でも僕以外は、考えることもできない。

それは、僕以外の、ちゃんと知的訓練を受け文系学部を卒業した人は、スピーナムランドの教育を受けているからでは?
無条件の生存権は悪魔の思想だ、弱者に同情することは絶対に禁止だ、というのが当たり前なのでは?

その当たり前を共有していない僕は、まともな人から見れば人間ではない…僕は理学部数学科、卒論すら書かずに卒業しており、正規の知的訓練を受けているとは言えません。

マルクス主義の人が、独自の言葉の使い方をして、それがわからない人間を排除するように。
忍者の話で、風魔とかが独特の合言葉で座れとか立てとか言って、反応が遅れた侵入者を殺したように。

僕は近代文明知的階層の、当然の前提を共有していない、だから誰ともまともに話せないのでは?

国家、民族、人種なども、人命に優先されます。
国家がなければ生きられない、といっても犠牲にされる人にとっては、国家はただの暴力です。


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