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2021年11月

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30

人類が必要としている技術を考えてみましょう。

何に必要?
人類が生き延びるのに。特に、必須資源がどれか尽きて文明崩壊、という事態を防ぐために。

今の約80億人から、何十億人も餓死させずに済むように。
巨大災害…超巨大噴火・小惑星衝突・主要作物の悪質伝染病でも、何十億人も餓死させずに済むように。

それらは価値ではない、そんなものいらない、という人も圧倒多数でしょう。
未来を考えることを禁じる、考えるお前は愚か者だ、という人も。
道は一つだけ…先進国民が欲望を捨て風力・太陽光発電という「実証済みの技術」に徹することだけだ、それ以外は絶対に考えるな、という人も膨大でしょう。

考えてはならない。それは道徳的規範であり、死刑に値する罪です。

莫大な資源を、何百年も何千年も入手する。
何十億人分の食料を、真水やエネルギーを入手し続ける。
宇宙に出る。
無尽蔵のエネルギー。
無尽蔵の資源。
無尽蔵の食料。
二酸化炭素吸収。

どれも考えることは禁止されているようです。

でもあえて考えたら、地球人はどの技術を必要としているでしょう?
僕は、今ある技術だけで…先進国人が改心して贅沢をやめ、風力と太陽光だけで、八十億人が満足できる生活を続け、さらに人口を減らして未来永劫幸せに暮らす、ができるとはどうしても思えないのです。
いくつも地球人は技術を必要としていると思っています。
僕だけかもしれませんが。

今ある技術だけで、地球人は80億人の多くを殺さなくても何百年何千年と文明を続けられるか…
圧倒多数の人は、ものすごい深さで可能に決まっていると確信しているようです。
また、今後科学技術が進歩することは絶対にないことも。
それはもう確信というより信仰です。

軌道エレベーター。今あるケブラーでできるという極超音速スカイフック。空気が薄い高山地帯からのマスドライバー。核兵器を用いる核パルスロケット。レーザーやマイクロ波で地上からエネルギーを送る化学以上のロケット。

海水で育つ稲。汚染海域の栄養を吸い尽くし食料に変える植物。利用されていない、大規模工業畜産の糞尿を水産飼料に変える技術。より多くの魚の、環境負荷の小さい養殖技術。

核融合。トリウム溶融塩炉。高速増殖炉…今とは設計が違う。進行波炉。小型炉。

東洋の多くが、弱者虐殺ではない未来を望むなら、介護の機械化も絶対に絶対に必要です。

それらが必要だと僕は確信しています。

これから予測される技術として、人工知能もあるでしょう。それが、たとえばエネルギーや食糧をどう変えるかもわかりません。

そして今この時に、書類フォルダーにしまわれている発明はどれだけ?
特許の意地悪で封じられている発明は?
会議室で否定され企業秘密や機密とされているがかけ合わせればピースを埋める発明は?

29

非常に恐ろしい話。

日本がずっと景気が悪いまま。

特に財務省が、日本の景気が良くなろうとしたら増税したりして景気の芽を潰すのは…
日本が本当に景気回復したら、金利が上がって、今の国債が爆発して国が潰れるから。

要するに、腹の中に爆弾というかヤバい寄生虫がいる患者。
腹を冷やしておかないと爆発する。
でも腹が冷えたままだと、患者はあまり活動できない。
腹を温めて、患者が活動できるようにしたら爆発する。

もう手遅れなのでは?

としたら…預金封鎖・新円切替・財産税のコンボ。要するに全国民全財産没収。
それ以外にないのでは?

日本が、その死のコンボなしに復活できると思っている人はいるでしょうか?

増税と緊縮財政で日本が天国になると本気で思っている人はどれぐらいいるのでしょう?

日本人はどう分けられるのでしょう…「増税と緊縮財政を徹底して」が何割?さらにその中の何割が「科学技術文明も捨てろ」?
「MMT、積極財政を」は?「精神的に保守だけに大浄化すれば全部大丈夫」は?
どんな割合?

28

超弦理論は想像を絶する人数の天才を無駄にした?

電弱統一理論以来、半世紀。物理学の理論が実験で検証される、ということが、ヒッグス粒子とトップクオークぐらいしかない。
ずっと天才たちは超弦理論をいじっている。

毎年生まれた、一億人ぐらいの子供。
勉強ができるかどうか、才能を示せば奨学金をもらって好きなだけ好きな科目を勉強できるか、で何割かに絞られる。その中のトップクラス。千人、いや万人に一人の頭脳。

その多くが、超弦理論。
生涯考え続け、論文を書き続け、教授になって学生を教え続け、でも何の現実的な応用も生み出さない。実験で検証可能な予言が何一つない。
縮退砲もブラックホールエンジンも生み出していない。

何十年?合計何百万人?
それも間違いなく、今の八十億人弱すべての中で、上から数えた一千万人ぐらいの超貴重人材、その何割?

…でも金融工学はもっとひどい無駄遣いです。

日本の、東大医も。弁護士も。金融エリートも。
昔であれば軍。今も軍に行っている、その地域の天才は多いはず。

逆に、では何に天才を使えばいいのか、という問題になります。
さらに、今は天才を使って文明を前進させるネタなど何もない、もう限界なのではないか、という疑問も。

27

税金を取るかわりに貨幣を発行して貨幣価値を低下させる…
なぜそれは少ないのでしょう?

所得税は常に問題とされます。預金税はもっと巨大な問題です。消費税はもっとひどい。
どれも、事業者や個人の財布を政府がのぞかなければならないからです。

ならば貨幣発行で税とすれば、政府は人の財布をのぞく必要がありません。
棚卸しも必要ありません。

自動的に、金に羽が生えて国庫に戻っていくに等しい。

ついでに、将来電子マネーが徹底されれば、「羽が生えて国庫に戻る」金は可能です。

実際古代ローマや江戸幕府は、貨幣改鋳=通貨発行益にかなり依存していました。

26

今の世界はどの国も、マンハッタン計画時代やスプートニクショックのアメリカのように「敵国に出し抜かれたらたまらん」と全力科学技術投資をすることがない…
別の国も絶対進歩しない、とすべての国が確信している?

国が大金をかけ技術が大きく進歩する…人工知能、がんの特効薬、核融合、軌道エレベーター…それが、絶対にないということが新時代の根本的なイデオロギーでは。

とても根本的に。
金を出さないから技術が停滞したのか、金を出しても進歩しなくなったのか。

25

日本の左派には、「定常文明(科学技術はこれ以上進歩しないしさせてはいけない、経済成長も悪)」「緊縮財政」両方の思想がかなり根強くあると思います。

そうである人々を、極貧層が支持するでしょうか。

増えていく極貧層を必要としない左派とは何でしょう。

24

なぜヨーロッパ史は、異様なほど国家を残すのか。
フランスは解体されても問題なかったときが何度あったか。

ポーランドも、何度も解体され蹂躙されながら必ず復活する。

ドイツなど、それこそ男は皆殺し女子供は奴隷でよかったはず。日本も。

23

日本の、味噌・醤油。日本酒。鰹節。その他日本式の調味料と料理。

なぜそれが世界に輸出される、主要産業になっていないのか。
日本刀と、日本刀の製法で作られたナイフや包丁も。
海外の材料で、日本刀の製法でナイフを作ることも。

日本の職人が作る高水準の剃刀やハサミも。

日本刀や日本式の漆器、彫金…それらを世界産業にするチャンスは何度も何度もあり、ことごとく流産したと思えます。

22

「小説家になろう」の多くの人気作品は、ずば抜けた力を持つ冒険者が膨大な金貨を集めます。
それは経済に悪影響をもたらすはずです。

土木工事などをすべきなのですが、それに気づく作家はどれだけいるのでしょう。

いや、どうするのが正しいのでしょう?

21

いくつもの企業が協力し合い、「俺たちが欲しい人材」を育てる大学。いや中学入学ぐらいから中高大一貫で、完全に企業向きに人間を生産する。
なぜないのでしょう?

日本では大学院が高学歴ワーキングプア、大学の教育も無意味で大学合格時点で入学させる方がいいとさえ言われます。
海外では必要な能力を持つ労働者が不足しているとか。

その能力はどうすればつけられるのでしょう?

それとも、教育そのものが無効な時代?

20

『暴力と不平等の人類史』『21世紀の資本』の、格差は拡大していく…
思いついてみれば理由は単純すぎることです。

平和になってある程度経つと、政府などの倉に金がたまる。人口も増える。

そのたまった金を宦官の甥にでも渡して、大規模な灌漑工事なり製鉄工場なり。
それでできた肥沃な大規模農場、大工場は、小規模な農場・工場よりずっと生産性が高い。

安い農産物や鉄が、小規模な農場・工場の経営を苦しくする。

ついでに大規模農場・工場の労働者は、あちこちからはみ出して半ば奴隷化した低賃金の人だから余計産物も安い。

それじゃ格差が拡大するのも当たり前です。

19

立憲民主党の代表選が、恐ろしいほど目立ちません。

事実上メディアジャックと言ってよかった自民党代表戦と比べて。

四人の候補者に、どんな違いがあるのかもわかりません。

確かに、民主党政権の閣僚ではない。
逆にそうなると、一切知名度がない。全く知られていない、誰なのかもわからない。

といっても民主党政権の閣僚、あるいは菅直人氏や長妻氏などだと強烈な嫌悪感をぶつけられるだけでしょう。

また短期間で枝野氏や、鳩山氏に戻る可能性も低くはありません。

…日本政治で問題なのは、「立憲民主党も国民民主党も捨てるべきか」でしょう。
総選挙前は、それでどうするか見えませんでしたが…今は、僕個人の好き嫌いは措いて維新があるようです。

維新を野党第一党、また連立挙国一致内閣で修行してから二大政党に…
問題はそれで、弱者がガス室送りにならないかですが、弱者をガス室に送って改革をするのが国民の意思…

18

僕は社説はネットで、毎朝、朝日・毎日・読売・産経と読むようにしているのですが…
朝日新聞こそ、財政再建にどこよりも熱心です。

さらに朝日新聞は、「国は新技術を見極めることはできないんだから産業に金を出すな」も強い。

その二つはまさに新自由主義では?

産経新聞と朝日新聞、対極であるはずが共通している主張は意外と多いのです。

特に財政再建バラマキ反対。改革。

17

灰に埋めて焼く、という最も伝統的な調理法は完全に失われていますね。

でも金属粒にアルミホイルで包んで埋めるなら今でも容易なのでは?

もっと以前でも、食材を包める大きさの葉があれば、砂粒を熱して埋めることはできたのでは?

なぜ失われたのでしょう?

真空調理がその子孫と言えるでしょうか。

16

気候変動に関する会議、また運動家たちは不満をぶちまけているでしょう。

気候変動が目的なのか、脱成長が目的なのかわからない人たち。
近代文明、資本主義を否定することが目的としか思えない人たち。

どれぐらいの人が本気で気候変動対策を求めているでしょう?

そして日本には、今も膨大な温暖化否定論者がいるんでしょうか?

脱原発の立場から温暖化を否定する人たちは?
原発を認めるか否かも結構重大なはずです。

それにしても…

1気候変動は科学的事実であり、深刻な脅威である
2気候変動に対処する方法Aは唯一無二であり、それ以外の方法は徹頭徹尾間違いである。これは科学的事実である
3Aを実行すれば、人類は絶対に救われる。何十億人も殺処分する必要は絶対にない、全員が必要十分な生活をする文明は絶対に永続する。これは科学的事実である

1はいい。2と3はどれだけ徹底的に、量子電磁力学に匹敵するほど高い桁数で検証された科学的事実なのでしょう?

温暖化については、「やるべきことは全部決まっている」「一つたりとも修正は必要ない」「絶対に失敗はしない」「絶対にプランBは考えてもいけない」のでしょうか?
温暖化について言っている人たちは、あらゆる技術、科学の未来・現在研究中で実用化間近、資金さえあればできる実証済み、何もかも全知なのでしょうか?

気候変動に関する運動家、さらに脱成長の人たちは、どう見ても「自分たちは全知である」と言っているようにしか見えません。

15

「この国債は金地金で払います」
「この戦争の賠償は金地金で払え」
とやれば、インフレで消えることはありません。

なぜそうしないのでしょう。

というか第一次大戦の賠償は、金属でできたもの全部、鉱山、ワイン畑、質の高い労働者を奴隷として…とやっていれば踏み倒しようがなかったのでは?

14

ゴミ屋敷やペットの超多頭飼いのように、病院に来ないが実態は壊れている人を、公はどうできるでしょう。

強制治療は人権にもとる。
でも放置は問題が…

ひきこもりもそうです。
さらにカルト教団からの強制奪回となるとより頭を抱えます。

問題は、それで子供が苦しんでいることがあることです。
子供ではなく成人している人でも。

13

人間にとって借金は強力なバックドアになり、容易に奴隷化できることを考えると、世界各国の債務問題は別の重大さがあります。
事実上すべての人間が、知らないうちに奴隷になっているということです。

本当に一夜にして、全人類をわずかな「債権者」が奴隷とすることも難しくないということです。

12

もし僕に人間最高級の数学・物理学の才能があったら。
それで何ができたでしょう?

よくて、大きい予想の証明。
ノーベル物理学賞のネタは皆無。人類最高峰級の才能が間違いなくあるウィッテンでも届かないのです、人類に手が届く範囲で証拠を得られるネタがあまりにもない。

精神がまともで才能があったら、医者になって研修医として過労。

天才でも仕事がない…それが今の時代の一番恐ろしい、おぞましいところなのでは?

11

保守側は、天皇家に生まれたのは宿命なのだから、保守派の言いなりに何であれ我慢しろ、絶対服従しろ、人形になれ、と言います。

宿命だから奴隷だ。それだけのことです。

そしてその論理は、どちらかの結論になります。

国民は人だが天皇家は奴隷だ。
国民も天皇家も、全員が奴隷だ。

後者だとしたら、国民全員公のために、わが子の首を主のために差し出すとか、男なら妻や娘や自分の尻を権力者の慰めに差し出すとかの、おぞましいことも覚悟しなければならなくなります。
普遍的に人権を否定し、人を奴隷とみなすというのはそういうことです。

前者だとしたらもう論外。

それが保守。

10

時代の変化、国の危機に対応するため。

戦前回帰。構造改革。護憲・脱成長。

戦前回帰は少ないですが、自民党幹部を中心に強大な権力を持っています。

どれも正しいとは思えません。別の道が必要なんです。

日本は今も、お花畑護憲と、特高警察脳保守が圧倒的に強い。
なぜこれほどお花畑護憲は強いのか。どのように、多くの人をお花畑に作り替えているのか。

逆に特高警察脳保守はどのように継承されているのか。

どちらでもない、まともに軍事を考えてまともに人権と民主主義を、という勢力がなぜこれほど弱いのか。

また今の日本でも、お花畑護憲は相当に強い。

特に権力中枢を中心に、戦中的な極右も強い。
日本人の、ネットに接する若者の相当多くは「お花畑護憲は嫌い」。

問題はその多数と、お花畑護憲が対話する回路がまったくないこと。
戦中的な極右とも。

国民の多数…ひたすらお花畑護憲を嫌い、それ以外あまり考えない…が、左右とも強者と対話せず、政治と関係しない。

その間に極右は政権中枢にがっちり巣食っている…

9

小さい家と巨大な倉庫。
それを必要とする老人世帯はどの程度あるでしょう。

ものすごい田舎なら土地代も安いのでは…

8

どんな方向にも進むことができる、「球形の車輪」。
いろいろな業界にとって聖杯でしょう。

しかし考えてみればその困難がわかります。
動力はどう伝えるのか。
軸受けは。

その他諸々。

7

分配正義論は、「技術・産業」を考えていないのでは?

技術・産業によって、自然な分配が異なる。

天才以外何も得られない技術水準・産業構造。
勤勉な皆がそれなりに得られる、極端な差が出ない技術水準・産業構造。
象を狩ってくる男が圧倒的な貢献をする狩猟採集族。皆で田植えをする村。

これからの時代が何になるのか。
それを考えてから、分配を考えるべきなのでは?

選挙で「分配なくして成長なし」とも言われましたが、確かにほぼ全員が極貧になる国の成長はいびつになります…が、無理な再分配をして成長する保証はありません。
必要条件と十分条件は違うのです。

未来の技術を予測するという不可能が入るのが厳しい…

6

「即死チート」が、別の時代・別の国・様々な立場で生まれたら?

『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』というWeb小説の、高遠夜霧という主人公。彼は心で思うだけで、誰であれ、多数の時空を支配する存在でも即死させることができる。遠隔攻撃・他者操作・罠でも自動反撃、どんな能力も上回る。

では、彼が別の立場で生まれたら?

日本の武家。絶対服従を幼児から叩き込まれる。それが、連帯責任で切腹を命じられたら?
武士であること、家族の名誉、全部を捨てて敵対するものすべてを殺して逃げることができるでしょうか?

できるとして、それができる心はどのように作られるのでしょう?
それほど圧倒的に周囲と異質な心は?

アメリカ人、イスラエル人、……愛国心。
黒人奴隷、生来の徹底した奴隷教育。
英国領インド人、大英帝国の偉大、白人の強大、白人をひいきにする全能の神。
戦中日本、天皇と国家に対する忠誠。神風特攻。玉砕。
幕末会津、「ならぬものはならぬものです」什の掟で知られる、地方教育。
薩摩藩、絶対の忠誠と桁外れの暴力。

日本の学校でも、体育会系が厳しい、絶対服従を叩き込まれる地域では?イギリスのパブリックスクールでは?
スターリンの恐怖に支配されたソ連では?
帝国への忠誠と恐怖と憎悪に満ちたナチスドイツでは?

子供に親を殺させ、老婆を犯させて故郷と切り離させ、薬物も用いて絶対の忠誠を作るアフリカ武装勢力は?
幼いころから一族に絶対服従、絶対に一族を守ることを叩き込まれる騎馬民族や、今の砂漠の部族なら?

チンギス・ハン、豊臣秀吉、朱元璋、アドルフ・ヒトラー、架空ですがラインハルト・フォン・ローエングラムなど超カリスマに会ったら?

人間は自由でしょうか?
暴力だけで服従している、暴力で上回ることができたら心の底から離反できるのでしょうか?

暴力だけなら、それ以上の暴力がある高遠夜霧は自分に逆らう者を皆殺しにして、権力を脅迫し従わせるでしょう。

本当にそれだけでしょうか?
そして権力は、たとえ人類皆殺しで脅迫されても屈するでしょうか?
狂信的なものではないのでしょうか?

誰もが心の底では冷めているのだとしたら、なぜ服従がこれほど多いのでしょう?自分や家族の生命すら捨てる服従が?

このくだらない思考実験は、人間性の底をとことん掘り下げるものです。

5

今は、祖父より親、親より子が貧しくなる時代。
父親一人働いていればよかったのに、共働きでなければ中流が保てない、さらに若い世代は奨学金という名の借金がのしかかり家を持つことが絶望的に。

なぜ?

技術?
グローバル化?
もっと根本的に、普遍的に、あらゆる帝国が財政破綻する?

今の先進国は、祖父より親、親より子が貧しくなっていると言われます。
それは重工業の衰退と関係があるのでは?

国の富。鉄であれば、先進国はどこも、後先を考えなければ莫大な量の鉄を作ることはできるはずです。
でもそれが国の富にならない。

イギリスも、アメリカも、日本も製鉄と造船を事実上捨てる。
では何が国の富なのでしょう?

もはや、総力戦が始まっても大量の戦車を作る能力もない…
アメリカや日本が、船や自動車の工業力を失うとしたら、それはいざ総力戦という時の戦時生産能力も失うということです。

今のアメリカは、太平洋戦争のときみたいに週刊で空母や巡洋艦を作ることは可能でしょうか。

4

ゲーム(美少女ゲームを含む)やアニメのオープニング・エンディング。
以前考えたことですが、それは「ショー」というべきです。

宝塚で、物語をそのまま演じる「グランドロマン」などと「ショー」があるように。

そのショー自体が、金をとれるコンテンツになればいいのですが。

これほど膨大な、ショーを作れる人たちが日本には入る。

3

将来、「農業」「牧畜」と「鉱業」が実質消滅する可能性があります。

電力によるグルコースの直接合成。
細胞培養肉。その応用での、乳や皮革、絹糸などの直接生産。
小惑星を鏡多数で日光を集中して蒸発させ、融点順に蒸留してすべての元素を無尽蔵に得る。

誰がそれを考えているでしょう?

それらの技術は絶対発達しないと確信している?
なぜわかるのでしょう?

もはや、今後技術が進歩しないことは、自明・常識・わかっていないのは狂気じみた無知、の域に達していないでしょうか?

そして巨大火山噴火のリスクを考えるだけでも、百億近い地球人が皆、地表の農業で食べているのはお花畑というべきです。

2

充分な思考はあるのか?

1核戦争で滅亡が確定した地球人。核兵器など作らなければよかった、考えるべきだった、という。
2核兵器につながる研究を禁止することができたが、その百年後に宇宙的な災害で地球が滅びることが確定した地球人。核兵器を作っていれば核パルス推進ロケットで一部は逃げられた、考えるべきだった、という。

どちらも考えるべきだったという。

どうすれば、核兵器を作りつつ、「事故で人類が滅びる」状態は避けられるか。
それが不可能なのだとしたらどうすべきか。

2のリスクは甘受すべきか。

人は全知ではない、謙虚であれ、ということを人は受け入れられるのか。

1

この選挙結果に、何を言えばいいでしょう。

基本的に選挙民が選んだこと。
変化を拒む。

立憲民主党と共産党を拒む…護憲を拒んだのか、それとも民主党政権に対する拒絶か。
売国が嫌?与野党の争点が、愛国と売国になったらどうしようもない…脱原発は?

自民党の、特にコロナ関連については肯定も否定もない。ただし政権担当能力があるのは自民党だけ、と読める。

大きく議席を伸ばしたのは、維新とれいわ…構造改革、改革そのものに対する熱は消え切ってはいない。

新55年体制が肯定されたのでしょうか?自民党は失敗を繰り返し、野党は決して支持されない。
それとも、将来的には自民・維新の構図を求めているのでしょうか?

何よりも、固定票の強さ。変化を拒絶することの強さ。

この国は、「ずっと新55年体制のまま」か、「自民党が暴走し戦争を起こし、国民の多くが死んで、民主主義を強制される」か…いや、どこかで警察・権威主義が強まり、中国共産党や北朝鮮のような政体が永遠に続くかも。

成長と分配、そうどの党も言いましたが、少なくとも自民党がそれを実行することは絶対にないでしょう。
自民党政権は、実際には何が何でも、「科学技術」「氷河期非正規救済」「少子化対策」に金を出すこととができない。
インフレにすることも絶対にできない。

維新。それがこれからの時代の芽でしょうか?それともれいわ?
他に何もない?

「誰も飢えさせない」かつ「科学技術」……僕はそう思っていますが、誰もそれを支持はしないでしょう。


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