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2021年3月

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31

今はバブルと言われます。

以前のバブルもそうですが、「今はバブルだ」という人も誰もいなかったのでしょうか。

せめて、「今は資金が余っている」という人もいなかったのでしょうか。

資金がたくさんある。それが、実際には価値がないものに投資され、その「もの」の価格を上げることに使われている。
当然、その「もの」に価値がないことが分かればバブルは弾ける。
チューリップも、南海も、土地も。

ですが、本当に価値があるものに集中したバブルも歴史的にはあります。鉄道やIT。

今が本当にバブルなら、その膨大な資金を、価値があるものに集中すればいいじゃないですか。

何が価値があるのかわからない、だから官から民に、が今の新自由主義の本質…
ではその賢い市場様は、次の価値を正しく見抜いているのでしょうか?だとしたらリーマンショックなんて起こすはずはないですよね?

少なくとも今、多くの人の間でバブルという合意はあります。
なら、その膨大な資金を、何か将来の価値になる「もの」に注ぐことはできないのでしょうか。

マレー半島横断運河。
核融合。トリウム溶融塩炉。ベブルベッド原子炉。
港湾。メガフロート。居住用超巨大客船。

何もできることがないのですか?

繰り返します。
今のバブル、いやリーマンショックも含めた、その最大の問題は、膨大な余剰資金がマレー半島横断運河や核融合に注がれないことなのです。

もし人類文明自体がもうダメなのだとしたら、カターンモード…総力で宇宙に情報を詰めたカプセルを打ち出しまくり、同時に全人類に安楽死薬を配るべきでしょう。

30

日本がバブル崩壊後、保ったもの。

先進国らしい生活水準。
いくつかの巨大企業。
内戦はなかった。

ひきかえに失ったもの。

少子化。
(MMTがどう見るとしても)財政。
科学技術。
工業。特に造船や製鉄。
民主主義…政権交代が絶対にありえない民主主義はありえるでしょうか?

正しかったのでしょうか?代案は?

29

耳の型を取って、ぴったり合うイヤホンを作るというシステムがあります。

なら、靴も、椅子も、ぴったり合うものを作る方がいいのでは。

特に高級オフィスチェアは、あらゆる人のあらゆる姿勢に合わせるためものすごくあちこち無段階に調整でき、だからこそ高価です。
一体成型、でもぴったり…それなら性能はその人にとっては同等でずっと安い、が可能では?

また、何百種も事前に用意しておけば、どれかはぴたりと合う…
全部試すのは大変だし、正しいかどうかも分からない。なら店で計測だけして、一番ぴったりに近いのを送る。

在庫コストとオーダーメイドコストどちらが大きいか…

今は3Dプリンターなどがあるので、オーダーメイドコストは下がるのでは?

28

日本のあちこちの大学で、学術雑誌の値上げにより購読ができなくなっているとか。

日本の学術水準を大きく落とす、まさに亡国というべきことです。
本当に日本という国を心配している人がいるなら、絶叫すべきです。

さらにこれは多くの問題にもつながります。

日本も世界も共通の、学費高騰。

日本でも、実際には借金である奨学金、女子生徒の売春など多くの問題をもたらしています。

学問そのものの費用が暴走ししている、少ない金でできるように、生産性が向上していない…IT革命があったのに。
それ自体に何が起きているのか。

さらに言えばカーン・アカデミーなど、ネット動画での教育が事実上失敗したこと。
少なくともアイビーリーグ卒と同等だと誰もが認めるには至っていないこと。

さらに、社会がどの教育水準の人を必要とするか…
高卒が必要だった高度成長期には、先進国の格差は大きく減った。
今の日本では高学歴ワーキングプア、大学院が不要な社会になった。反面アメリカなどでは大学院でなければ高収入の仕事がなく、格差が拡大し相続される。

そして今は、さらに別の時代に入っているのではないか。
もはや天才のエリートすら巨富を生み出すものではない、金融などブルシットジョブであって新合金や新エンジンを作ることができない。金融が、本来は新型転炉や運河に金を出す仕事だったのが、別の何か、バブルを起こして潰すだけの仕事になっている。
ユナボマーが指摘した、天才でもやる仕事がない、実際には科学技術が限界になっているという可能性。

さらに先進国の格差、現在の技術体系で、本当に教育が無用になっているのではないか。
経済学が指摘する、スイス・パラドックスや中東…教育は実際には費用対効果が低い、という調査。

教育。学問。
それを中心として、恐ろしい時代の変動が起きている…

誰も気づいていない。
まして日本の識者や政治などがそれに反応するべくもない。

27

もし歴史をやり直せるとしたら。

膨大な虐殺奴隷化をなかったことにできるとしたら。
今の先進国財政の絶望をどうにかできるとしたら。
今の温暖化の絶望をどうにかできるとしたら。

そう考えると、もし人類が定常文明を最初から選んでいたら、それは何億年で見れば確実に滅びる道です。
科学文明だけに可能性があるのです…環境側は認めませんが。

26

ゴムパッキンのような消耗部品のない大型圧力鍋は不可能でしょうか?

ペットボトルや、金属蓋ガラス瓶もそれなりの密封性はあるとみなされています。
金属蓋ガラス瓶はプラスチックワッシャーあっての密封でしょうか?

同じように、金属の頑丈な鍋本体の上の外側にネジ溝を刻み、雌ネジが刻まれた金属蓋でできるだけ密封。雌ネジの鍋に、木製の雄ネジ蓋でも。

それだけだと過剰圧力の心配があるので、普通の圧力調整おもりとは別に安全装置を複数。低融点金属、一定以上の圧力がかかったら持ち上がり、別のバネで横に引っこ抜かれるようになった栓など。

これなら今ほどではない低水準技術でも作れるし、ゴムパッキンのランニングコストもなしですむ…

25

日本では、「自然法」という概念はどう受容されているのでしょう。

西洋法学の根本。
日本国憲法の根本でもあるはずです。

たとえば自民党は、改正草案のQ&Aで天賦人権論を拒絶しています。
自然法概念も拒絶するとしたら、もう西洋法学全体を拒絶しているに等しい。

日本には西洋法学に匹敵するものがある…「国体の本義」「臣民の道」?

そして中国では?

それどころか、根本的な論理学すら中国やインドでは通用しないのでは?

数学基礎論さえも。

24

現在の自民党政権の延長では、決して解決に向かわない社会問題が多数あります。
ただし、それらは今現実にある野党も自民党と方針を同じくしており、力になりません。

・シングルマザーの極貧、シングルファーザーの質は違うがひどい苦労
・女性の貧困、売春の広がり
・公立大学の学費の高騰、奨学金という名の借金
・非正規、特に氷河期非正規の高齢化
・シャッター街
・少子高齢化
・科学技術教育・研究の金が少ない
・高学歴ワーキングプア

本当に、現状の延長でいいのでしょうか?

23

共産主義の虐殺を告発する本は山ほどあります。

(経済的)自由主義の虐殺を告発する本はどれだけあるでしょう。

桁は違うけれど相当な数を殺しているんです。特にアイルランドとベンガルを計算に入れたら。

共産主義黒書。自由主義黒書。

22

バブルが恐れられています。
資金が大量にあり、質の良い投資先がない。

二つあるじゃないですか。
ひとつ。マレー半島横断運河。
ひとつ。核融合炉・軌道エレベーター・第四世代原発・海水で育つ稲…

なぜ決して投資しない世界になったのか。
全人類が、人類の前途を諦めているように。

やはりSSCの中止が転換点だったのでしょうか。人類の目的は、真理の探究、進歩ではなく、新自由主義そのもの、上からの階級闘争になった…

21

共産主義という毒が入ると、「国家」と「活動する民」は不倶戴天になります。

どう反論すればいいでしょう。
「絶対に、国家が許す思考と言葉以外は禁じる。
なぜなら人間が自分の頭で考えようとしたら、必ずいたるところにうごめく共産主義者に魂を食いちぎられ洗脳されるからだ。
人間はそれに抵抗できるほど強くない、国家に絶対忠実な者以外は」

それは今でも変わりません。わずかでも政治に関心を持った若者は、無数の極左団体に食いちぎられ洗脳され、憲法九条を守れ、さいかどーはんたーいと団扇太鼓を叩くロボットにされるようです。

他にも「民族主義」「イスラム原理主義」、古くは「革命」など、人間に広がり、立ち上がらせ、統治を台無しにするシステムは多くあります。

しかし、もし人間がもっと従順だとしたら、あるいは人間を簡単に絶対服従させる毒が容易に入手できたら…

あ、本当に国家に忠実か、どうすればわかるのかという問題があります。
俺が納得するまで拷問すればいい、とやったら全員死にます。
誰よりも熱心に人を告発密告し、誰よりも熱心に拷問処刑していれば出世できるでしょう。出世してからじっくり国を売れば楽勝です。

20

グーグルマップでも、ストリートビューを使って街をぶらつくことができます。

そのシステムは、たとえばネットの本屋やレンタルビデオで、「本の背表紙を見ながら歩き、気になった本は表紙も見て少し立ち読みして、よければ通販購入する」という、実際に本屋をぶらつくに近い形にできるのでは?

他のあらゆる店も。ショッピングモールそのものも。
さらに観光地も。

車椅子ロボットでの観光…これはコロナでも観光を減らさない有効な手では?

19

覚せい剤取締法違反、のはずが警官による混入の疑いで無罪…

これは、国そのものを破壊する事件です。

警察そのものが根本的に腐敗したら、国は変質します。
日本の誇りの多くは、賄賂を要求しない警官にこそありました。

それが崩れたわけです。

どこかで、きわめて深いモラルの崩壊が起きている。
国の変質が起きている。

警察が夜になると強盗になる国。
腐敗した警察署のせいで工場を経営することもできない国。
そちら側への未知は一直線です。

アメリカも、警察が黒人を殺したことが国を引き裂き、今の不具合に結びついています。
一つ間違えれば内乱にも、あるいは有色人種の虐殺にもつながるでしょう。

どれほど重大なことか、どれだけの人が理解しているでしょう。

そして、モラル…警察が賄賂を取らないためには、精神論しかないのでしょうか?
精神論でないとしたら何が、賄賂を取らない警察を作るのでしょう?

18

地球温暖化を警告している人の多くの目的は?

温暖化を防止する。
なぜ防止するのか?温暖化がひどくなったら大災害になってたくさんの人が死ぬかもしれないから。

ロンボルグは金の問題だと言いました。
同じ金額を、AとB、どちらに使う方が多くの人を助けられるか、と。

加えて、温暖化を警告している人は、科学技術の進歩による解決を嫌います。

一つしか解決法はない、と。世界の権力構造を変える。いま世界で権力を持つ強い人が改心し、欲を捨て、文明を捨てて、質素に貧しく暮らす。
それ以外では絶対に温暖化は防げない。

なぜわかるのですか?

そして、あなたの目的は本当に温暖化を防ぐことですか?

世界のすべての人の心をあなたの思い通りに塗り替える…文化大革命やポル・ポトと同じでは?

17

アメリカでは分極化、民主党と共和党の対立が大きくなり、支持者同士が仲良くすることもできなくなっているとか。

そこに富の移動はあるのでしょうか。

昔の中国では権力闘争に、政敵を族滅して財産を奪う、という動機がありました。だから「死にたくない」「金が欲しい」両方で権力闘争は激化しました。

トランプ時代、そしてバイデンになって。オバマ時代も。
それぞれの党の支持者に、金は移動したのでしょうか。

日本では?

自民党はどう金を動かしているでしょう?

長い自民一強で、どのように金は動いたのでしょう。

短い民主党政権で、どう金は動いたのでしょう。

16

ベネズエラがひどい状態なのは、「政府が無能だから」と「アメリカに逆らったのでアメリカにいじめられているから」のどちらが正しいのでしょう。

それを言うなら黒人奴隷が革命を起こしたハイチ。
黒人が無能だったのでしょうか。
それとも白人の列強が、債務や貿易拒否などでいじめ抜いたからでしょうか。

15

普通のケイ酸塩鉱物を超高温で融解させ、冷やし固めたらどうなるのでしょう。

石英ガラスというものはあります。
グラスウール、ロックウールというものもあります。

将来人類が宇宙に気軽に行けるようになれば、それは重要な素材です。

鏡を使って、水氷、岩、ニッケル鉄(露出した核)などを溶かしてより大きい鏡を作る。
それを繰り返せば、いくらでも質の低い建材を得られる。

だからこそ、普通の小惑星のマントルを高温で溶かして固めたらそれはどんな性質なのか…固いのか、もろいのか、化学反応は、などなど。

流動性の低い溶岩をルツボですくい、耐熱型に流し入れる、で何か作れないでしょうか?

14

将来、スーパー炉を作るのにつながる可能性がない人間は、いらない。

だから老人も障がい者も安楽死にしていい。

エリート以外も。

だが今は、天才もチェスや金融であって、物理学ではない。
なら、誰一人いらない。

そういう結論にならないでしょうか?

逆に死刑に値する犯罪者でも、可能性があるなら?

連続殺人犯が、唯一ある病気を治せる天才医者だったり、その血液がある難病の唯一の薬だったり、というドラマはあると思いますが。

13

デジタルを無償、要するにパソコンやスマホのハードを無償配布したとしても、まずプロバイダ料金、そしてのちにはおそらくNHK受信料。
貧困層にそれを負担しろというのは無理ですし、それを公が負担するとしたら?

ですが、今後どうやって義務教育を、デジタルなしでやれと?

デジタルアクセス権。それは全員が無条件に持つべき、生存権に含まれるものなのか。

さらに世界の貧困国も問題になります。
貧困国でも、驚くほど広くスマホは普及しているという話も。

12

日本の絶望、そして原発問題の本質のうちの二つ。おそらくかなり重要。

日本は今も、天皇教とマルクス主義が激しく対立している。国民の大半を無視して。
さらにもっと深く…少なくとも日中太平洋戦争の日本が、決してまともに戦争ができなかったこと。

なぜ福島原発事故があったか。
予備電源を高台に用意するだけでよかった。
でもそれができなかった。なぜか。
反対派がうるさいので、危険の可能性を考えることすら許されなかった。

反対派も、そして運営している側も、正気ではなくなる。まともな論理、まともな安全、まともな危機管理ができない。

あまりにも深いところで、あまりにも強い対決がある。不倶戴天。相手を論争相手として信頼することすらできない。人間として認めていない。

戦前、国体を、天皇を守るためにマルクス主義を断固潰さねばならん、とありとあらゆる人を激しく弾圧したすさまじい恐怖。
逆にマルクス主義の側の恐ろしい憎悪。

それがいまだに残っている。護憲が、今に至るも政治の唯一の軸。それ以外の対立は、第三者は絶対に許されない。

それ以前に、危機管理や訓練自体ができない。
日本の文化そのものにある…兵站・情報の軽視。現実的に考えない。本当の意味で、非常事態を考えない。現実を見ない。
戦いに勝つことよりも、内部の秩序を、精神論的美しさを、閉ざされた権力集団での権力の暴走を優先する。

結局のところ、護憲と保守の対立のせいで、まともに政権交代ができる民主主義はできない。民主主義そのものを国民が諦めた。

そしてもっと根本的に、日本は戦争ができない。まともに動けない。

今、バカ護憲とバカ保守の対立に、新しい時代の影響はどう入っているでしょう。
若い人間が、恐ろしいほどにネオリベ精神になっているということは。

11

東日本大震災から十年。あらためて黙祷。

ただ、十年…目立つのは徹底した、絶望と思考停止。
何の希望もない。誰も考えない。何もない。

若者はおぞましいまでに、ネオリベ思考に骨の髄まで染まっている、それ以外の価値観を一切認めないとも聞きます。

徹底的に、自民党以外にない。自民党がどんなにひどくても、まず今ある野党の悪口。今ある野党以外の選択肢を考えることが絶対にない。
政治に関して完全無欠な思考停止。

また原発についても徹底した思考停止。海上原発も第四世代もタブー。

二酸化炭素削減の話はあるにせよ、それをどうするか誰も考えない。

考えない。希望はない。

10

戦闘機について日本の国情を考えると、標準より大型の機体はどうでしょう。
海を考えるとむしろロシアに近い、長距離迎撃が必要な領。

30メートルサイズ、超音速巡航と燃料搭載量・航続距離に振って、機動力は多少劣ってもミサイルで勝つ。

9

「二人だけの戦場」というミュージカルがあります。
民族紛争を描いた傑作。

その全体を貫通する糸の一つに、冒頭で、古参兵が少数民族を暴行するシーンがあります。

軍法に「民間人の女子供を殴ってはならない」「民族差別をしてはならない」と書かれていても。
軍の背骨である下士官全員が、「敵民族は女子供から徹底的に殴り犯し殺せ、新任少尉どのはすっこんでろ軍隊を実際に構成しているのは俺たち軍曹、戦場の英雄たちだ」と信仰のように固く信じ、その「道徳」を強く共有している場合には何の意味もない…
少数民族の女子供は徹底的に殴り殺され、少数民族はひたすら国と軍を憎む。

日本政府、実際の自衛隊や警察や官僚の「背骨」、そして自民党中枢を構成している人たちが、集団として硬く叩きこまれている信念が根本的に「2012年自民党憲法改正草案」=「国体の本義・臣民の道」であるのであれば、彼らが中心となる改憲は戦前回帰なのです。
条文の言葉が何であるとしても。

というか、軍法が有名無実で、「下士官たちが信じていること」だけで構成される軍隊というのは本当に素晴らしいのでしょうか?

アメリカには何があるのでしょう。黒人を射殺する警官たち、9.11のあと多くの無辜のアラブ人を拷問した人たちには何があるのでしょう。
フランスには。イギリスには。中国には。インドには。

現実に国家を支配している、「背骨」たちの、世間一般で見れば邪悪な信念。

8

中央集権というもののわけのわからないところ。

以前、「なろう」の国ごと転移とかをいくつか見ていて、「ある程度工場や港や自衛隊基地がそろった都道府県が一つだけ戦国に転移したら」と考えてしまって…
恐ろしいことに気づいたのです。

県知事が、自衛隊はおろか、県警に命令することができるか。

…日本は、警察・税務署・消防署・水道局・保健所・学校・刑務所……何もかも、ピラミッドがたくさん並んでいる。その頂点だけが霞が関に集中している。
そのピラミッドの中で出世し、採用し懲戒し、勉強し、仕事をする。

隣に情報を渡さない…税務署は連続殺人犯だろうが核テロ組織だろうが税金さえ払えば警察には絶対言ってはならない。

なんだこりゃ、と絶叫したくもなりますよ。

7

保守革命、新自由主義・新保守主義の先進国政治支配と、アメリカのSSC…巨大加速器中止はどのような関係にあるのでしょう。

あれはどのような世界的な流れだったのか。
それこそ、人類文明自体が進歩の限界を悟り(自分で決めつけ)、進歩するのではなく市場経済そのものを目的にしてしまった歴史的事件、という影響もあります。

SSCの腐敗非効率を言う声もありますが、ならきれいにすればいいだけのこと。

原発でも同じ構造があります、原子力村は腐ってるから脱原発、だったらきれいな原子力街を作れと。

さらに自由競争を信奉する学者たちは、宇宙開発も加速器も官から民へ、大金持ちが趣味でやることにしろ、と言います…が、確かに世界の富の多くを握っている超金持ちが、加速器を作って暗黒物質を解き明かしたり、ロケットを作って月旅行に行ったりはそれほど見られません。

新自由主義・緊縮財政と、科学技術。これもかなり重要な話です。
本当に科学技術はこれ以上発達しない、いくら金を投じても無駄なのか、さらに教育に意味があるのか、ということも含めて。

6

僕が広くしたい質問。

・まともな野党
・第四世代原発
・最低限生存保障
・開拓地トイレ畑の掘り方(数学問題)
・ブラックホールとヒッグス粒子の描写が合わない
・とんでもない点電荷はブラックホールのようなことを起こさない?

5

緊急事態延長…
何が何でも、医療リソースに金を注がない。

一時的なアルバイトとして保健所の雑用を増やす、というようなことをしない。

もう、緊急事態がずっと続いて得をする人がいるとしか思えません。

そしてもちろん、何があろうとも日本に野党は存在しない。実質。だから政府の好き勝手を、国民は指をくわえて見るだけ。

政府や政府よりの人は、「医療機関を徴用できないのは日本国憲法のせいだ」と、護憲・リベラルを責めていればいい。
あとはひたすら何も考えず緊急事態を延長する。

なぜ徴用を嫌がるか、太平洋戦争の船員の死亡率と無補償を考えろ、と。
国民の人権など無視しぬいた政府に対する不信があり、今の日本政府もその大日本帝国の血があまりにも濃い。
そのことを決して認めない。そう考える者が売国であり間違っていると決めつける。

深いところでの分断ゆえに、日本はまともな思考ができない。
まともな政権交代もできない。
まともな議論もできない。

もういい加減にしようという人もいない。どちらかの立場で、自分は絶対に正しいと確信している人しか言葉を口にできない。

4

どうしても目にしてしまう、子供が餓死するに至る…親を支配した人のニュース。

似た事件もいくつか聞いたことがあります。家族ぐるみで、人に支配されて殺人にも至る。

事件に至らない、ひたすら搾取されている人たちは膨大にいるのでは?

そしてそれを、誰も止めることができない。

自由。法。それは、ある人たちにとっては限りなく残酷です。

ある種の人は、ある種の人を完全に支配できるという事実。
その事実を無視する、あるいは圧倒多数の自由という福利のために犠牲になっていただく。
それを我々は選んでいるのです。

僕はずっと昔書いた小説では、完全監視を代償に「邪悪な支配」そのものも禁じました。

またその、人が人を支配する力。それは政治や軍、奴隷制度などにどのような関係を持っているでしょう。

他にも気になるのが、ホームレスという存在…それを選ぶのは、福祉に頼るときに送られる設備に、どうしても不満があるからでしょう。
そこに、邪悪な支配という要素はないでしょうか?

また、障がい者あるいは障がい者に近いけれど認定されるほどではない、さらに貧困層出身の女性はきわめて残酷な売春で搾取されている、と聞いたこともあります。
弱い人間をとことん搾取する、邪悪な人間はとてもたくさんいる。

さらに、アダルトビデオ女優の記事も思い出します。ある種の弱い人間は、何らかの方法で大金持ちになっても徹底的に搾取される。ジャック・ロンドンやアメリカのプロスポーツスター・アーティストの名もいくつも浮かびます。

どれほどの人が、邪悪に支配されているのか。
邪悪な支配、それ自体が巨大産業の規模を持っているのではないか。

3

戦争を決めるのは火砲です。

・必要十分な口径と威力
・生産性が高い
・簡単に分解組み立てでき、運べる範囲が広い
・頑丈で信頼性が高く操作が簡単
こういうのが何よりも必要でしょう。

理想はAK-47。丈夫で、覚えやすく、低技術で安く量産できる。
迫撃砲も候補でしょう。射程は短く弾薬が重いのが欠点ですが低コスト。

155ミリ榴弾砲、山岳地帯でも人の手で運べる76ミリ山砲、攻防とも使える機関砲。
分解して簡単に運べる100ミリ程度の榴弾砲も。

本当にひどい山道を移動できる方法も……それこそ多脚ロボとか、ロバの代わりになる何か。

またちょっと中途半端な速射砲は今は無理でしょうか。
軽く、部品点数が少ない。
ある程度速射できるが、航空機機関砲ほどではない。
必要十分な口径。
人数は必要ない。
弾も本体も安価。とにかく生産性が高く短期間で多数作れる。

…ブッシュマスター40や35とかでしょうか。あるいは57。57と76の中間。

第二次大戦の88ミリの威力、37ミリの手軽さ、ボフォース40の心強さ…

特に朝鮮半島であり得る戦争では、「軽量な砲」の、桁外れの、信じられないほどの数こそが勝負を決めると思います。

2

日本人がMMTを受けつけないのは、

・明治維新で、お雇い外人に「外債に頼るな」と忠告を受けた。
実際にオスマン・トルコをはじめ多くの国は、外債で近代化をしようとして失敗し、かたとして領土を奪われプランテーションを強要されて地獄を見た

・戦後のハイパーインフレで、一瞬で全国民の財産が消し飛んだトラウマ+ワイマールのドイツ、また最近のジンバブエやベネズエラの地獄絵図を見ている

からでは?

1

無条件の生存という考えがあれば。

イギリス産業革命期の労働者の悲惨。機械で職を失う労働者を、政府はひたすら軍隊で潰し、食わせることを許さなかった。
経済学者たちは、狂信的なまでに福祉に反対した。餓死で脅して働かせよ、意外は絶対に許さなかった。

食わせていたら、抵抗なく機械化できたのでは?

食わせる。それがどれほど異端の考えか。

それを考えると…人間にとって、一番大事なことは「餓死したくない」なのでしょうか?
僕はそれ以上に重要なことはないだろう、と思います。
しかし現実の歴史では、その優先順位はとても低いかもしれない。
アイルランド、ベンガル、ウクライナ…江戸時代の大飢饉…ろくに暴れず餓死していった人たちがいます。宗教や民族のためなら家族を犠牲にしても戦い抜いたのに。

人間は群れ動物として進化してきた。言葉を得る前から群れ動物だった。
群れの結束、群れをまとめる神、そのほうが飢えより大事…

だとしたら「国体の本義」や「宇宙の戦士」が正しくなってしまうので恐ろしいにもほどがあります。

また、近代以降の大規模餓死の本質には、食用穀物の商品化があります。収穫量は足りている、でも全部海外に売って作った地元農民は餓死。
それで暴れないのはなぜでしょう?

そして貧困を問題にすると、特に途上国で常に出てくるのが、土地分配。地主から小作人に。地主から土地を取り上げ、小作人に無料で配る。
土地分配でない最低生存保障システムは考えられないのでしょうか?

それを考えると制約だとわかるのが、現代の一部の先進国以外は、国民の大半が小規模自作農だということです。
だから、貧困是正=土地分配。

それは、毎日何百キロメートルも移動して土地を耕すことが無理だからにほかなりません。
家の庭のような土地を耕すことしか、事実上人間にはできない。

ですが一部の国では、膨大な土地を機械で耕し、農業の人口比はごくわずか。
そのような形にして、生活必需品は兵営のような都市で配給することは?

問題は人道的な収容所があったためしがない、ということでしょうか。

UBI、ユニバーサルベーシックインカムが話題になっていますが、僕は「UML(ユニバーサル・ミニマム・ライフ)」を提唱します。
餓死しない、最低限の健康、情報に触れられる、奴隷でなく売春を強要されない、犯されず拷問されない…その水準の最低を、全人類に。
基本的には物の形で。

軍が兵士に食事・衣類・入浴・健診医療などを与えるように。

現実には…生命を踏みにじり、苦痛を増すと儲かる。
それがこの世界の法則と言っていい。
なんというおぞましい世界か。


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