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31

労働者が豊かか貧しいかの歴史。

一番貧しくていいのは、大切にしてもどうせすぐ死ぬ場。
坑道があり鉱石にも毒性がある鉱山。
熱帯での農業(伝染病がきつい)。

労働に熟練が必要ではない。
腕力頼りの鉱山。
単純だけれど人手が必要な綿花摘み。
サトウキビはその場で絞って煮詰めなければ発酵してしまう。

対照的に、先進国での穀物農業、チーズ・バター・ワインなど高付加価値な農牧業は熟練によって価値が上がる。
そのため労働者の待遇をある程度よくする余地があった。
他国の肌の色の違う人間より、自国の肌の色が同じ人間の方が待遇をよくする動機はある。

フォードの本質的な革命は、自社労働者を市場としたこと。
従来の工場は、自社の労働者は何も買わなくていい、理想を言えば何もやらずに数日で死んですぐ入れ替えるでよかった。
徐々に必要な技術水準が高まる。テイラーシステム・ベルトコンベヤーはきわめて高い訓練水準と忠誠心が必要であり、フォードはそれを金で手に入れることを選んだ。
別解として圧倒的な暴力と家族を人質にすることもあり得たが、そちらはなかった。

高度成長は労働者を消費者とすることで成立する。
それでも、世界が統一されていないので、賃金を上げすぎると競争力が下がるという問題はあった。
ただし、多数の人間が長期間の訓練で身につけられる、踊りにも似た職人芸が産業の核心であれば賃金を上げる価値はあった。特に旋盤と算盤がそれに当てはまる。

並行してナチスやソ連の収容所経済もあるし、バナナ共和国のプランテーションもあった。

再び世界最貧労働力の使い捨て、全世界の労働者をそれに合わせて生活水準を押し下げるのが最適解となった。

30

自民党がどんな憲法改正草案を描いても無意味なんですよね。
憲法改正条文を書くのは、アメリカのジャパン・ハンドラーです。

さて、ジャパン・ハンドラーはどんな条文を押しつけるでしょうか。

現実には「日本はアメリカの資産(アセット)である。日本人はすべてアメリカの命令に絶対服従せよ。反抗は根切り」で終わりなんでしょうけど。

29

ペダルのない足で蹴る自転車、その老人用があってもいいのでは?
サドルを極端に低くし、車輪も小さめに。
幼児用の三輪車を老人用に大きくしてもいいでしょう。

こんなのもあっていい…台車程度の台。左右に踏む・体を揺らすなどの力を前進に変える。
人の早歩き程度以上の速度が出ないように自動ブレーキ。

…日本は、いや世界全体が、新しい乗り物を断固許さないという強い意志があるようですが…この高齢化は非常事態でしょう。

でもここまで老人が増えている。労働力としても必要になる。バッテリー技術などが進歩している。それでも、「新しい乗り物を許さない」ほうが優先されるのでしょうか。

足が弱った老人たちが、電動車いすほどではなく出歩ける道具を普及させようとはしないのでしょうか…断固として。

28

二人の人間の、どちらの力が強いか。

それを絶対的に比較するには腕相撲や、指を絡ませて握ってひねりあいどちらが手首を痛めるかを比べるよりも、

・一人と一人で綱引き
・両方盾を持って押し合う

のほうが下半身の力もあって比較になるのでは?

どちらも地面と足の摩擦が問題になるので、たとえば地面に杭を打ってそれで足が滑らないようにするとかをする必要があるかも。

機械測定したパンチ力を比べるのは…実際には素人がフルパワーでなにか殴ったら拳どころか体を壊しかねないですか。

27

世界にはとても汚染のひどい水域がたくさんあります。

メキシコ湾の死の海。
黒海。
他にも多数。

汚染は栄養、肥料です。

そういう水域の光合成を最大化する工夫をし、その産物を全部効率よく収穫できるようにすれば、たくさんの食料や家畜飼料を得ることができ、水をきれいにし、さらに二酸化炭素が光合成で使われるので温暖化も軽減できます。

栄養過剰な海にガラスの浮きからガラスの鎖を垂らせば、多数のイガイがつくでしょう。イガイは大量のプランクトンを濾し食べ、水をきれいにするでしょう。
鉄の鎖のほうが、鉄分補給になっていいかもしれません。
ある程度育てば鎖を機械的に手繰って収穫すれば、人手もかからないでしょう。ニワトリやブタの栄養豊富な飼料になるでしょう。

ほかにもジャイアントケルプが育つ条件がある海に、その足場になるような構造をコンクリートで作るとか。海が深いならガラス浮きをつけて。

窒素肥料は過剰だけれど鉄が足りないところには鉄をまく、というのもあるでしょう。

なぜやらないのでしょう。
不可能なのでしょうか。

26

安倍政権に反対で、まともな人は、いない。
反対する言葉は全部間違っていて聞く必要がない。

そんなムードがとても強くあります。

安倍政権に対する反対者の多くが、いわゆる「パヨク」であることは事実でしょう。
現実的でなく、売国で、非正規社員のことも、その他諸々の日本の問題も考えていない。

でもそうでない、まともな政権反対者がいないのはなぜでしょう。

ひとつは、ネットの人々は安倍政権に反対した人間を、自動的に売国と認定し全否定する、です。
もうひとつは、パヨクたちの言論統制能力が異様に高く、パヨクでなく意見を表明する人は事前に叩き潰されているというものです。

どちらにしても国にとっては絶望的です。

安倍首相がどれ程優れていても、補欠なしに投げ続けていては…事故にせよ限界にせよ、試合を続けられなくなるのです。

25

明治日本が、徹底的に貴族制度だったら?
平民には一切人権がない…藩閥の武士であるごく少数以外はすべて奴隷。

当時はアメリカで南北戦争、それだけ奴隷制の法には簡単に接することができたはずです。

あるいは、議会・立憲の動きを徹底的に封じ、五箇条の御誓文も最初から出さずに、「貴族が統治する」にしていたら?

24

昔は犯罪には一族郎党連座だったのは、単なる抑止だけだったのでしょうか。

ひとつの族に属する一人が、殺されたり犯されたり盗まれたりしたら、一族全員で絶対復讐する。相手の一族を皆殺しにするまで。
それは前近代では当然でした。

犯罪者を処刑するのも「権力者」という「ひとつの族」が、別の族に属する一人を殺す……単なる殺人と変わらないとみなされるとしたら。
処刑された者の一族は全員、「権力者の族」を皆殺しにしようと全力で殺しにかかるとしたら?

なら最初から、一族全員殺した方が、復讐におびえることはない。

それも大きかったのでは?

23

今の日本は、歴史によくあるバカ国では…
取り返しがつかない、誰が見ても破滅に一直線なのに、誰も方向転換をしない。
スペイン帝国、ナチスドイツ、戦前の日本…

日本には徹頭徹尾、「自民党・官僚・大企業の、政官財・従米の鉄の三角形」と「護憲派」以外のプレイヤーがいないのです。
極右自民、財政再建・新自由主義の官僚、リベラル・護憲…パヨク。この三者以外のプレイヤーがいない…

そしてその三者とも、日本の未来が真っ暗になることは絶対に防ごうとしません。

たとえば少子化。
自民党の保守層は、家族の美風を激しく主張し、非嫡出子支援どころか保育園すら許しません。
財務官僚は五十年前の産児制限をいまだに続け、何をやるにも金がないと否定。
護憲派、リベラル層は産めよ増やせよハンタイ。
誰一人、一歩たりとも動かす者はいないのです。

氷河期非正規も、自民党保守・財務官僚・護憲リベラルとも、無効な対策しか出しませんでした。

ただ日本政治のわからないところは、野党が「バラバラ」でありながら違いが見当たらないことです。

不倶戴天、議論もできないほど離れている。
にもかかわらず、明治憲法復活とか、核武装独立とか変な方向の違いはない。

これは意図的に作られたシステムなのでしょうか?

22

公という価値が強まると、新しい時代にはほとんどの人が生きるに値しない、という問題が出てきます。

生きるに値しない人を殺処分していったとき、どれぐらいの人が残るのでしょう。この新しい時代に。

グーグルなどは、ものすごく知能指数が高くペーパーテストに優れた人を採用したけれど使えなかった、とも言います。

グーグルにとって使える、十億人の中のほんのわずか。
それ以外は生きるに値しない。
普通なら天才とされるIQ150でも。

21

中国の成長率が低かったとか。
永遠の高度成長はない…日本もそうでした。

では中国は崩壊するのか、日本も高度成長が終わって半世紀近く、崩壊はしていません。

また中国は技術による国民監視が進んでいるとのことです。
らに国民を操ること、心の中まで監視することもそのうち可能になるのでは?

スマホのカメラで、目の動きを追跡し、人工知能が分析して心の中を読むとか。

人間に評価点をつけるシステムを始めたそうです。

それは世界を完全に変えることです。

人間に点数をつけることは、そのまま「40点以下は生きているだけで公益を損なうので殺処分」が可能になるからです。
そしてそれ以外の様々な施策が、「電子的ディストピアを完成させる」という人類最大の実験にもなっていることは明白です。

また、「電子技術を用いたディストピア」という、SF作家の妄想がそのまま実現するということです。
それも成功する、さらに完全で、人にとっていちばんましかもしれないのです。

近代、西洋式自由民主主義の、本当の対案かもしれないのです。
中国が勝つ可能性も十分にあるのです。

20

安倍政権は国民に支持されている。
国民は絶対に正しい。
安倍政権は絶対に正しい。

この論理がかなり目立ちます。

安倍政権は国民と一体である(=逆らう者は間違っている)、政府は国民の敵ではない(だから立憲主義・憲法は定義を書き換えるべきだ…憲法で政府を縛るのではなく、憲法は国の理想を描くものだ)も。

安倍政権は、誰にも支持されていないことも結構やります。

移民、軽減税率。
誰が支持するでしょう?

それでも野党に対する嫌悪感があるので、支持率は落ちませんし選挙では勝ちます。
この状況に疑問を持つ人もいません。

ただ野党がダメというだけなのに。コービン・サンダースの日本版がいないだけなのに。

19

国が借金を返すために、

・国土(国民ごと)
・国民の動かせる資産…金銭・貴金属・債権はもとより工場の機械も…近代戦での略奪と同様
・国民そのものを奴隷として

売買できるシステムであれば、近代史はどうなっていたでしょう。

なぜかそれができなかった、それでスペインやフランスの破産を軸に近代ヨーロッパ史は動きました。

また江戸幕府も明朝も大借金はありました。
江戸時代の藩が、領民や武士、領土を奴隷として売ることができていたら、それは歴史にどんな影響を与えていたでしょう。

明治政府も江戸幕府の借金を受け継ぎ、とてつもない借金経営でした。
それで国民を奴隷として売ったらどの程度楽だったでしょう。また自国民を売る政府をどうやって保てたでしょう。

そう考えると、アフリカの奴隷……大陸の健康な人間の多くを売った、いくつもの有力者、いや社会構造自体の異様さが際立ちます。

そしてこの数十年、財政こそあらゆる国にとってもっとも優先順位の高い問題でした。

財政再建のために、国民の奴隷売買が許されたらどうなるでしょう。

先進国だけでなく、後進国の債務問題も、国民の奴隷売買という解決が選ばれていたかもしれません。

18

CERNが次世代加速器FCCの計画を発表したそうです。

やはり加速器はアメリカでも中国でも日本でもなく、ヨーロッパ。まあもちろん国際協力で各国も金を出しますが。
アメリカは世界の先端に戻る気はない。
中国もそこまでの力はない。

人類がまだ前進し続けようという…まだ頑張っている人はいる、と思いましょうか。

17

缶詰ははんだ付けしているし、中は塗料があるので直火厳禁です。

でもアウトドアで、缶詰を開けて、そのまま焚火にかけられたらどれだけ便利かは言うまでもありません。
アルミ絞り出しで蓋以外を作って、蓋だけ溶接すれば、少し高価になりますが鍋になるのでは?

アウトドア用の缶詰、かなり便利なものだと思います。

16

かなり弱った老人用の娯楽があれば需要が高そうなのですが。金もありますし。

大都市の劇場・(ディナーショーなどがある)ホテルレストランに行く体力はないし、犬の散歩など用事も多く長時間家を空けるのも無理。
なら今いる場所の近くに、短時間の移動。あるいは大きい車の中に機材を積んで、家の前まで行き、長時間駐車できるところに移動する。

長時間固い椅子に座る体力はない。ならベッドに近い安楽な椅子。

いくつか考えました…

1専用の、比較的小さな映画館あるいは劇場。椅子を柔らかくして、半ば寝たまま見上げられる角度に画面あるいは舞台。
50分程度の短めのショーと、美味しいドリンクと軽食もその席についている小さい机でとれる。

2自動車内で、後部全体を柔らかいシートにする。
上質なコーヒーメーカーとケーキセット、高音質のパソコン〜USB-DAC〜ヘッドホンのシステムを用意し、短めのブルーレイを高画質高音質で観て、飲食。男性老人用にはアダルトビデオでもいいかもしれない。
・小さいバス程度で都市の、コンビニ程度に多くある集合場所に数人を集める。
・ミニバン程度で客は一人または二人、各戸に迎えに行く。
そのための駐車場が必要?ある程度景色のいいところに移動?トイレは?

3普通の車で、最高音質・最高画質のパソコン〜DAC〜ヘッドホンのセットと、極上のコーヒーメーカーとソフトを半日貸し出す。

4車送迎がついた、今実際にあるアダルト+宿泊とは方向性が違うビデオ鑑賞場。音質・味がよく上品。

5バス送迎がついた、比較的狭い範囲で客を集める小さい劇場・ライブハウス(こちらはアーティストのパフォーマンスを観る)

それを考えると、ストーリーがあり二時間以上の映画だけでなく、一時間以内で音楽重視の「ショー」ソフトももっとあっていいと思います。

図書館や本屋に行く体力がない老人が本を読めるように、というのも考えてほしいところです。

あと、老人が気軽にできるゲームも…画面内蔵のオールインワンで、携帯ゲームよりやや大きい、簡単なゲームばかり…

15

非常用に、「ベランダで使える」「古新聞を燃料にできる」ストーブが必要では?
大災害でもカセットコンロのガスボンベが入手できるのでなければ。

大型のロウソクでも……とにかく袋ラーメンが作れる水準の熱源を。

ゆでる必要があるとないとで、入手可能性・コスト・保管しやすさが爆発的に変わるのです。

本来その状況が間違っているのかも。大容量でお得な、単純なビスケットや乾パンがスーパーにないのが問題なのですから。

14

日本の、下の方の労働の過酷さ。

戦中の軍隊とその文化を受け継いだ体育会系・管理教育の伝統が悪い方向に作用し、さらに過当競争、消費者主権…とんでもないことになってしまいました。
軍隊の「とにかく一日中殴って殴って洗脳する、人間を徹底的に全否定し続ける」文化。
さらに「お客様は神様です」。
それらが合わさると、とんでもなく過酷な感情労働が主になってしまいます。
さらに介護・自販機充填などは、肉体にとっても人間には過重なほどの物理的負担もあるのです。

昔の軍などの「どんな些細なミスも連帯で殴る」は、小さいプライドを粉砕して洗脳するためでした。
でもそれが忘れられ、しかも経済的競争が厳しい、現実の企業で行われると、大多数を使い捨てるものになります。
教育ではない。選別と言われてはいるが、実際には大半は使い捨て。
それが新しい時代の標準労働条件に…

さらに、支配構造を維持するために仕事を教えない、「一度教えただろう」「手取り足取りなどと甘えるな、盗め」で二度と教えない、という構造もあるでしょう。

そしてどれほど過酷でも、偉い人たちは「昔はもっと過酷だった」としかいいません。
労働者の味方が、いつの間にか一人もいなくなってしまったのです。

13

平成の三十年間、恐ろしいことがあります。

あちこちの要所に、恐ろしいほど長命な老人ががっちりと居座り、死ぬことなく微動だにせず絶対権力をふるい続ける…
昭和末と今と、何の違いもないところが多くあるのです。

一番上の人が、異様なほど死なない。入れ替わらない。
権力者全員が不老不死薬を手に入れたのかと思うほど。

さらに三十年間、権力闘争でも勝ち続けている、挑戦者の存在すら許さない…

12

富を再分配する。

二つ方向性があります。
少数が集め、大事業を起こして経費・給料として回す。
金持ちから税金を取って貧乏人にばらまく。

新しい時代には、どちらの再分配も無意味なのでは?

多数の雑兵を必要としない。
大人数での産業は無用。
すべき公共事業などない。
科学研究も何も生まない。
天才すら仕事がない。

11

アメリカの核開発が早く、対スパイが有能で、太平洋戦争末期時点でICBM+水爆多数の状態になっていたら?

日本を水爆の雨で全滅させ、イギリスやソ連など当時の味方も含むすべての国に「絶対服従か全滅か選べ。武装解除しあらゆる技術を捨てろ。アメリカ国民の白人以外はすべて奴隷だ」と宣告することもできたのでは?

そうなっていたら、その世界秩序はどの程度続いたでしょう?

一国を皆殺しにすることが容易であったら、近代史はどうなったでしょうか?

10

富裕層はどちらを選ぶのでしょう。

10人。
A:自分が十億円、他の人は一億円
B:自分が十万円、他の人は百円

ほぼ同じことですが

A:今のアメリカで有数の金持ちでいる
B:産業革命以前の、初夜権あり、好きなだけ領民を拷問して公開処刑できる領主…ただし水洗便所も石鹸もなく、衣服は片手で数えられる、もちろんテレビもネットも何もない

また、前も書きましたが、「カナダがメキシコ並みに貧しくなる」と「メキシコがカナダ並みに豊かになる」どちらがいいのでしょう。
後者の方がアメリカも、アメリカの金持ちも豊かになるはずです。

9

ブロック肉は60度Cほどで長時間加熱すればとても柔らかくなります。

台所でコンロにかけた鍋で、その温度を保てれば楽なのでは?
もちろん料理用温度計を使えば容易ですが、面倒です。

でもこれは?
二つ、色つきの中身が入ったビンのようなものを鍋の中の水に浮かべておく。
一方は温度が高すぎれば溶ける。もう一つは温度が低すぎると固まる。Aが固体でBが液体なのが適温。
それを見ながら火を調整し続けるだけ。

というかその温度を感知する能力を、今はコンロにはほとんど温度計があるのですからつけておけば?
あるのでしょうか?

8

オートミール・インスタントラーメン・個別パック餅を、加熱せずに食べても大丈夫か…
非常食として考えると、結構重大な問題です。

ダメだとすると、火を使わない非常食は乾パン・グラノーラの二択になり、かなりのコストになります。

そう考えると、被災時に簡単に使えるストーブが欲しいですね。

無論カセットコンロは素晴らしいし安い、またアウトドア用にもいいものはあります。

固形ストーブのコンパクトな折りたたみストーブもあります。
ただその燃料は年月で悪くなる…普段カセットコンロを使わない場合、いざというときに燃料がない可能性も。

そう考えると、新聞紙などを燃料にでき、床を傷めない程度のストーブが欲しくなります。

空き缶で簡単に作れるでしょうか?

7

働いて食えるなら対立は少ない、それがないから対立が多くなる、野党が対立ばかりしていれば政府・富裕層はやりたい放題で、余計働いて食える人が少なくなる。

この悪循環は、それこそ大戦でしか止まらないのでしょうか。

6

日本が何をしたのか。
時代の変化に応じるため、団塊ジュニア以降の半分弱を、非正規とした。
非正規とは、家族を持ち市民として生きられる水準より低い賃金の層=身分。再生産を考慮しないほど安価な使い捨て労働力。
別の選択肢として、その時に移民を入れる解があった。
また、最低賃金の大幅な上昇を通じて、低賃金労働力が必要な仕事は廃業させ、機械化を強制する解もあった。
どちらもとらなかったのです。

さらにブラック労働=カルトの洗脳手法を一般化させて過剰に労働させる方法が確立しました。
それにより底なしの低賃金労働力を日本は手に入れ、それで大企業を延命させました。
新しい企業が出てこなくなったのです。

日本の経済規模と、世界の大企業ランキングを見比べておかしいと思いませんか?

それらは、基本的には短期志向…長時間収穫できるしっかり投資された田畑ではなく、短期間で砂漠になるが収益の大きい収奪的農法のようなものです。

人に投資しない、収奪する。
国民を消費者・納税者としては当てにしない、使い捨ての消耗品とみなす。
設備投資をしない。教育しない。
結果的に極端な少子化、結果として収奪できる若者が減って人手不足を訴え、移民…

人を収奪し、投資しない経済になってしまっているのです。

低賃金労働力に依存し、工夫をしない産業構造に…それも大きいでしょう。
機械化投資、つまり高い技術に金を出す、日本の質を高める投資がされていないということです。それは学問にも社会構造にも多くの影響を与えるでしょう。

団塊ジュニアというのはヨーロッパの移民と同じであり、労働力の資源の呪いでもあったのでは?
石油の安易な富が国家経済を、国家の社会構造を壊していくように。

中間集団の破壊、新自由主義的社会変化も同時に起きました。労働組合も徹底的に衰退しました。
それもどう社会を変えるでしょう。

その重要な原因として、団塊ジュニア非正規全体、国民全体があり得ないほどに従順であることがあります。
自分をガス室に送る政党に投票し続けたのです。
誰一人、民主主義を利用して集団に利益をもたらそうとする者がなかったのです。
思想家も候補者もいなかったのです。

完全に国策に従順。

5

日本が悲観的な理由はこうでは?

まず自民党に任せてもだめだと見えている。
安倍政権六年、発表上は好景気でもシャッター街、ポテチの内容量は減り続ける、と、多くの庶民は生活水準低下。

野党はもっと桁外れにダメとわかっている。

ネットの人々は、野党とマスゴミの悪口を言うだけ。建設的な提案は誰もしない。

第四の存在がない。

僕は、無条件の最低生存保証+科学技術全振りと言いますが、誰も聞かない。

4

もっとも大きい問いのひとつ。
「奴隷なくして近代工業文明なし」真か偽か。

水野和夫氏の論が目立ちます。
資本主義は、勃興期では砂糖や木綿を手に入れるためにアメリカで奴隷を必要とした。今も貧しい国々で搾取される極貧層がいるから日本人やアメリカ人は贅沢ができている。
新しく奴隷を入手できなくなったのなら、資本主義は衰退する、と。

もし多数の奴隷が鞭うたれ餓死していなければ、誰も豊かに暮らせないとしたら…世界はただの地獄です。
そして地球にとどまる限り、地球は有限なのですからいつか終わるのも明白です。

技術は答えにならないのでしょうか?
多くの人はあえて技術を無視します。
しかし、奴隷が必要かどうかを考慮に入れなくても、資源の有限性だけでも技術は必要なのです。

3

『短政経』と『長政経』という言葉を思いつきました。

短期の利益を優先して無茶をして成長できなくなる。一般民を貧しくする。土地、いや人間集団さえ使い捨てる。
長期の利益を意識して成長する。一般民を豊かにする。土地を灌漑して農地を増やす。港湾や鉄道、工業機械に投資する。

そのバランスは政治や経済の本質でもあるのでは。

ただし、もし長期成長が原理的に不可能な状態になれば、短期利益の追及も正解となるのです。

今の日本、また多くの国は、『短政経』になりつつあるのでは…高度成長というボーナスが終わって。
民主党政権でも自民党政権でも史上最高額の予算となり、団塊ジュニア以降致命的に身分分断を抱えた日本。
移民を入れて混乱してしまうヨーロッパ。
社会の分断が進んでしまったアメリカ。

アセモグルの収奪的制度・包括的制度にも考えとしては近いでしょう。
ただあれは、無政府と私欲政府の両方を収奪的制度という一言に押し込める、やや強引さを感じるものですが。

2

完全な絶望。
世界を変えることはできない。
世界は配られたカードであり、人にできるのは配られたカードでプレイすることだけ。

そう思っている人が多い、というよりも今の日本人の大半のようです。

民主党政権の失敗は、それほど大きな絶望だったのでしょうか。それ以前の共産主義やイラク戦争なども。

その絶望の深い根として、技術もあると思います。

工夫も発明も何もない。何一つ新しいことは出てこない。
日本人はいつか、恐ろしい強さでそう確信しているようです。

何があっても…どれほど資金がじゃぶじゃぶでも、設備投資や基礎科学投資をしない企業。
ありとあらゆる新しくできそうなことを否定しつくす声。

発達しない技術…

脳とコンピュータの直結。
老人介護の機械化。
ファストフードや牛丼チェーンの機械化。
マニュピレーター、「手」を人工や遠隔操作で同じ器用さで作業する技術全般。

核融合。高速増殖炉。第四世代原発。
クロレラ。スピルニナ。

家畜を殺さない培養肉/肉と区別がつかない酵母。
宇宙関係。

世界有数の金持ちが早死にするほど、ガン関係の医学は進んでいない。

それらの発達の鈍さは、想像すら抑制します…近年のSFでは絶対に発達しない分野が多くあるのです。

1日帰省