ティム活用法

1.ティムを捨ててみよう

2.ティムを売ってみよう

イベント:データレコーダ解析結果

「バイオシステムの事故の原因は、あまりにたくさんのエネルギーがシステムに送り込まれたためだということです。
その結果生物は急激な進化を起こしました。この生物は自然のサイクルからは外れたもので存在してはならないものです。
そしてその生物を解き放ったためにすべてのサイクルが狂ったのです。

このグラフを見てください。これはここ何年かのバイオシステムで使われたエネルギーの量です。
これに気温と雨の量のグラフを重ねてみます。

つまり、アメダスで気温や雨の量を調節するために使われるエネルギーがなんらかの原因でバイオシステムに流れ込んだと考えられます。
バイオハザードはもしかしたら何者かが密かに仕組んだことなのではないでしょうか。
ともかくどうしてアメダスからエネルギーが流れたのかを調べてみてください。」

イベント:ネイ・ファースト

ネイ・ファースト「私はネイ・ファースト。私が生まれたのは2年前のこと。
人間と動物をかけあわせる実験をしてた時、バイオシステムにものすごくたくさんのエネルギーが送られてきた。
そしてできたのが私。
人間は実験は失敗だったと言って私を殺そうとした。
けれど私は逃げ延びてバイオシステムからDNAデータを引き出してモンスターを造った。
自分勝手に自然をいじり、命をもてあそぶ人間に復讐するために。
だけど私の中には私を邪魔するもう一つのネイがいた。
そう、あなたたちがネイと呼んでいるその娘のことよ!
あなた達はそのネイを仲間だと思ってつれて歩いているけれどほんとは醜いモンスターと同じ。
人間を憎んでいるに違いないわ。」

「違う!違うわ!」とネイが叫んだ。
ネイ「私はネイ・ファーストの中にいるのが辛くて分裂したのよ!
確かにモンスターとして生まれてきたことはとても辛いし悲しいわ!
だけど私はモンスターを造って人間に復讐するあなたのことを認めるわけにはいかないの。」

ネイ・ファースト「生意気な!そんなことを言ったって私と戦うことなどできないくせに。さあ、やれるもんならやってごらん。」
ネイはうなだれて動かなかった。ネイとネイ・ファーストはもともとは一つの体だったんだ。ネイ・ファーストを殺したらネイだって生きていられない。

ネイ「私はあなたにこれ以上モンスターを生み出してほしくないの。わかって!!ねえさん!!」

「ネイ! しっかりするんだ、ネイー!」
「私はもうだめ・・・ ユーシス、お願い。私たちみたいな悪魔を2度とつくらないって約束して。
平和なアルゴルでみんな幸せになってね・・・」

そういってネイは死んだ・・・
ユーシス達はネイの体をそっと横たえた。
「ネイ!今敵をとってやるからな!」

ユーシスはもう一度ネイの名前を呼んだ。
けれどその叫び声はむなしく辺りにこだまするだけだった。

イベント:パルマ星の最期

「ココハ がいらトイウ ジンコウエイセイダ。ソトハ ウチュウダカラ ニゲラレナイゾ。
まざーぶれいんヲ クルワセタ ツミハ オモイ。シケイニ ナルノヲ ココデ マツンダナ。」

アメダスから水があふれ出してからというもの、責任を感じて必死にダムを開けて来たけれど、遂に捕まってしまった!
マザーブレインのシステムを使ってモタビアを破滅させようとしているのは誰なのか、それを確かめられないままここで死ぬなんて・・・

ユーシス達は鈍い爆発の音と共にガイラがどこかへ流されていくような力を感じた。
制御装置をチェックしてガイラの軌道を直さなければ!!

大変だ! この人工衛星はパルマに向かっている!!
ああ もう時間がない!! どうすればいいんだ! どうすれば・・・

ああ、また 同じ夢を見ている・・・

「たすけて!!!」

気がついたかい?
俺はタイラー。宇宙海賊だ。俺はマザーブレインにがんじがらめにされてる暮らしが嫌でパルマを抜け出したんだよ。

君らはガイラに閉じこめられていたんだろ。ちょうど近くを通りかかって良かったよ。
君の仲間達も今再生装置にかけている。直に目が覚めるだろう。
それにしてもひどい目にあったもんだね。ごらん。これがパルマの最期だ。

ひとつの星が死んだ。一体アルゴルはどうなっちまうんだろうね。
今の俺には君になんて言っていいのかわからない。

ニュースでは君らがマザーブレインを狂わせた犯人だと言っていたが、君たちにはこんな事はできやしない。そうだろう?
とりあえずパセオまで送ってあげよう。君たちの荷物は取り返しておいたよ。

あっそうだ! 君たち、デゾリスへ行ったかい?
確かあそこにはマザーブレインが最も苦手とする力を持った人物がいるという噂だ。
案外そいつが犯人かもしれないよ!
それじゃあ! またいつか会おうな!

イベント:ルツ〜アルゴル最後のエスパー

ルツ「よくきたね、ユーシス。私はルツ。アルゴル最後のエスパーだ。
私がなぜ君の名前を知っているのか不思議に思っているようだね。
君は覚えていないだろうが私たちが会うのはこれで2度目だ。

君は10歳の時両親と宇宙へ旅する途中事故にあった。
その時私は目覚め、光の力で君を呼び寄せよみがえらせたのだ。
私の目を覚ましたのはアリサの悲鳴。
そう、君はかつてアルゴルを守るために戦ったアリサの最後の子孫なのだ。
そして君も見ているだろう。
美しいアルゴルのシンボルであるアリサが、闇の力すなわちダークファルスと戦っているあの夢を。
ダークファルスとはかつてアルゴルを滅亡させようとしたもの。
だが、ダークファルスは敗れた。
しかしアルゴルを滅亡させようと企む者はいなくなったわけではないのだ。

ユーシスよ、この邪悪な者達に打ち勝つための武器を集めなさい。
その中にあるエアロプリズムは見えなかったものが見えてくるプリズム。
ネイ、つまり...にあらずという意味を持つ武器をすべて集めたなら、私は君によからぬものの企みを話すことにしよう。」


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