・パーティ編成
以下の編成でクリアしました。

昼:オーク、Gスネーク、ハーピィ、ミノタウロス
夜:ガーゴイル、ゴブリン、スケルトン、サイクロプス
サ:Dニュート、ゴーレム、スライム、Aスフィンクス

・総合レベル1〜4
魔界付近でレベル上げ。魔界での回復は一日一回しかできないので注意。
敵が多く出た場合は防御。最初の数ターンは防御しておく。(防御状態で敵の攻撃を受けると防御レベルが上がる)
山等の侵入不可能に体当たりをすることで時間を進めずエンカウントができる。
総合レベル5で第2段階へと進化。適当に防具を作って装備させておく。武器を作成する必要はない。

エイリアンキャンプ

各エイリアンキャンプから4つのパーツを入手

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一行が4つのパーツを組み合わせると、1枚のカードになった。
ドラゴンニュート「ふうむ、俺が思うにどこかに奴らの本拠地があるはずだ。これが、きっと、そこの鍵にちがいねえ。」

・総合レベル 5〜9
中央大陸北でレベル上げ 飛行能力を使って石版を巡る。
2/1サルバンの破砕日 サルバンパーティのレベルも同程度に上げてみる。
一回目サルバンでサルバンパーティ全員はアゾット剣入手。

総合lvl6〜7位で北西の島の建物へ(3Dダンジョン)
この辺でパーティ面子が総合レベル9になり第3段階へと変化してくる

北西の建物

1.コールドスリープルーム(本を読むにはパラメータが影響?)

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見た事もない機械が、幾つも置いてある。何に使うかはわからないが、中にはミイラ化した人間が入っていた。
そのなかの一体のミイラがうすよごれた本を大事そうに持っている。
ガーゴイルは、その本を取り、開いてみた。どうやら日記らしい。その本にはこう書いてあった。
「これが私の最後の日記となるだろう。地上はもう我々が住める世界ではない。このコールドスリープルームなら地上がよみがえる時まで眠らせてくれるはずだ。その時を楽しみに今は眠ろう。」
本はここまでだった。

2.ディスク保管室

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部屋の中には銀色に輝く円盤状の板がぎっしりとならべられている。
好奇心おう盛なオークはケースの中から「破滅の歴史」というタイトルのディスクを見つけた。
オーク「ふふん、おもしろそうじゃないか。」
しかし、ディスクのプレーヤーらしきものは壊れていて使えそうにない。
とりあえずディスクだけ持っていきますか?(Y/N)

・総合レベル 10〜
攻撃レベル10でバスクの木から最強の剣、アゾット剣が引き抜けるので取っておく。
全員アゾット剣を抜いたら宇宙船へ。

108の石版

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一枚の巨大な石版がある。その石版になにやら文字が書かれている

今は亡き、天空をはばたくペガサス。何を思い戻らずの塔に体を打ち続け、落ちていったのか・・・−黙示録1章−

108の重き言葉、全て通りし者、そのいばらの道に終りを告げん。−黙示録2章−

この地に降りしもの達、運命の糸で結ばれん。その糸は細かれど強きものなり。−黙示録3章−

天を見るなかれ。その事実を知らぬ方が良いのだから・・・−黙示録4章−

今一度歴史を振り返るがよい。血と肉欲で築かれた美しき過去の時を・・・−黙示録5章−

戻らずの塔が受け入れし、選ばれたものたちよ。不幸とはお前たちのためにある。−黙示録6章−

どこから来たかを探してはいけない。この石版がここにある現実だけを受け止めよ。それだけのことでしかない。−黙示録7章−

ガルマの鍵が唯一の道標。幾多の英雄が手にし、血で染めた青銅の鍵は赤くさえも光る。−黙示録8章−

逆もまた真なり。−黙示録9章−

燃えあがる炎の樹、ただひとつ・・・。それは『バスクの樹』と呼ばれる。−黙示録10章−

私を呼んだのはお前か。いや、私は私自身を呼んだのだ。だから、ここに来た。誰のためでもない。私のためだ。−黙示録11章−

試練を受けるのだ。どうせ避けられぬ運命なら喜んでともに死のうではないか。−黙示録12章−

人類に言葉さえ無かったら・・・一握りの脳みそさえなかったら・・・この時は来なかったはずである。−黙示録13章−

戻らずの塔は、素敵な旅に連れていってくれる。どんなに素敵な旅か誰もが体験したいと思うだろう。−黙示録14章−

ある者は神に祈り、また、ある者は悪態をついた。しかし結果は同じだったのである。−黙示録15章−

『バスクの樹』その燃える炎は、伝説の秘剣を生み出す。−黙示録16章−

この地には何も残っていない。餓鬼が全てを喰いつくしたから。魂さえも残っていない。−黙示録17章−

お前たちは欲のかたまりだ。欲を取り除けば、何も残らない。−黙示録18章−

サルバンが全ての活力である。その力の働きし時、新しき道の通り魔となる。−黙示録19章−

ミノタウロスの血を受けし一族よ。お前の醜さには、その飾り気のない斧がよく似合っている。−黙示録20章−

ガーゴイルの血を受けし一族よ。その翼は天を舞うためにあるのだ。決して飾りではない。−黙示録21章−

ガーゴイルの血を受けし一族よ。その爪は殺傷と破壊のために与えられた。来るべき時のために、鋭く磨いて待っていろ。−黙示録22章−

ハーピィの血を受けし一族よ。お前の歌声は静寂を騒乱にする狂気の叫びとなるだろう。−黙示録23章−

ゴーレムの血を受けし一族よ。お前の腕は、それこそが最大の狂気である。−黙示録24章−

ゴブリンの血を受けし一族よ。お前の想像力は果てしない。存分に生みの苦しみを味わうがよい。−黙示録25章−

オークの血を受けし一族よ。お前は死人の宝をよくくすねた。それが今は幸いしている。−黙示録26章−

ドラゴンの血を受けし一族よ。火を恐れる事はない。お前にとって火は敵ではない。−黙示録27章−

オークの血を受けし一族よ。お前たちは憎まれている。−黙示録28章−

星の軸を戻し、安息の地に変えたるもの、地表の長となり平定を誓うものとする。−黙示録29章−

スケルトンの血を受けし一族よ。お前たちは『道具』を作り出す能力がある。−黙示録30章−

サイクロプスの血を受けし一族よ。目は一つであるが、それは遠く彼方をも見る事ができる。−黙示録31章−

スライムの血を受けし一族よ。お前たちは、あらゆる所を自由に動き回れる。−黙示録32章−

スフィンクスの血を受けし一族よ。お前たちは未来を見る事ができる能力を与えられた。−黙示録33章−

ミノタウロスの血を受けし一族よ。お前たちの唯一の武器は怪力である。−黙示録34章−

スネークの血を受けし一族よ。お前たちが与える『邪悪なる者』のイメージは、作られたものなのだ。−黙示録35章−

ゴブリンの血を受けし一族よ。お前たちには企みをはずす能力がある。−黙示録36章−

ハーピィの血を受けし一族よ。お前たちの歓びは、あまりにも虚しい。−黙示録37章−

サイクロプスの血を受けし一族よ。お前たちの『怪力』は広く知られている。しかし、また『愚かさ』も同じように知れれている。−黙示録38章−

ゴーレムの血を受けし一族よ。水を恐れよ。水はお前を苦しめる強敵だ。−黙示録39章−

ドラゴンの血を受けし一族よ。お前たちに立ち向かう者は勇者と呼ばれ、尊敬される。−黙示録40章−

ドラゴンの血を受けし一族よ。お前たちの種族は実にさまざまな色を持つ。−黙示録41章−

スケルトンの血を受けし一族よ。お前たちは、その存在すらも矛盾したものである。−黙示録42章−

スライムの血を受けし一族よ、お前たちはその姿だけで嫌悪される存在なのだ。−黙示録43章−

スライムの血を受けし一族よ、お前たちはあらゆるものを同化させる能力を持つ。−黙示録44章−

スフィンクスの血を受けし一族よ、思い出すのだ。お前は大地の痕跡をその目に焼きつけている。−黙示録45章−

スフィンクスの血を受けし一族よ、お前たちは皆、賢い。が、時としてそれを武器にしたが為に悲劇を招く事がある。−黙示録46章−

ゴーレムの血を受けし一族よ、お前たちの原点は『無』にある。−黙示録47章−

スネークの血を受けし一族よ、お前たちはその姿を利用する事が武器になるのだ。−黙示録48章−

スネークの血を受けし一族よ、お前たちは特別に『毒』を持つ者がいる。−黙示録49章−

ミノタウロスの血を受けし一族よ、目をこらし、はるか彼方を見るのだ。お前には見えるはずだ。−黙示録50章−

ハーピィの血を受けし一族よ、その姿の不気味さ、さらには悪臭。それゆえ、お前たちは存在できる。−黙示録51章−

ガーゴイルの血を受けし一族よ、お前たちは『道具』を作る能力がある。それを生かすのだ。−黙示録52章−

ゴブリンの血を受けし一族よ、お前たちの目は闇の中でも光を見る事ができる。−黙示録53章−

オークの血を受けし一族よ、何も持たずにいる事ができない。その非力さを知るのだ。−黙示録54章−

スケルトンの血を受けし一族よ、水を恐れよ。それはお前たちに悲劇をもたらす。−黙示録55章−

光を隠し、暖かさを消し去る存在。それは、ひとつのモニュメントになったのだ。−黙示録56章−

『永遠』という言葉は誰がつくり出したのか。それゆえに、多くの血と多くの絶望を生み出したのだ。−黙示録57章−

『種』という言葉を忘れ、『個』にしがみついた時すべては発動された。だが、それは定められたものなのだ。−黙示録58章−

『欲望』は世界を動かす力となった。だが、その巨大な力ゆえに世界は耐える事ができなくなる。それがいつなのかを考える者はいない。−黙示録59章−

『天と血は支配されるべき存在なのだ。』誰のために・・・。誰の為でもない。誰に支配されるのでもない。−黙示録60章−

見えるものだけが世界のすべてか・・・それを問う者は存在しても、答える者は見えない。−黙示録61章−

支配されたくはない。しかし、支配されている方が都合が良い。多くの場合はそうであった。−黙示録62章−

『多くの知識』と『多くの欲望』が手を結ぶ。誰か止める事ができるなら・・・。−黙示録63章−

多くの異なる存在。姿、形、能力。異なるがゆえに認めたくなくなる。果して、すべて同じものなど存在するのか。−黙示録64章−

『誰が王となるか?』それが正当な考えに基づいて決められた事などない。−黙示録65章−

『有効な知識』、『優れた存在』とは『両刃の剣』となり、安定と破壊を交互にもたらす。−黙示録66章−

『たった一人の賢人』は存在した。すべてを話した。だが、それは獣の声にしか響かなかった。−黙示録67章−

『賢人』は、それでもある人々にとっては恐怖をもたらした。なぜなら、彼の語るように世界が動いていったからだ。−黙示録68章−

はるか昔、人間と魔物が共に存在する時代があった。これは事実なのである。−黙示録69章−

人と魔物の世界は、すべて『数』に支配されている。『数』は最大の支配者であった。−黙示録70章−

ある一定の規則のように繰り返す。そこは何度行っても同じ事を言うばかりだ。−黙示録71章−

『数』が勇者を決定した。それは人格でもなく、単に『大きな数』を得たからにすぎない。−黙示録72章−

人の言葉の通じぬ人がいた。だから悲劇を招いた。−黙示録73章−

血と肉を持たぬ人に、なぜ我々の言葉が通じない?我々は血と肉の言葉を持つからだ。−黙示録74章−

何の疑問も持てぬようにしてしまう。何と恐ろしい事か。だが、考えない事は確かに楽である。生きてはゆける。楽しむ事もできる。−黙示録75章−

人間にとって、自分の分身を作る事は夢であった。しかし、『知識』はそれを実現したかに見えた。それは未だ、夢である。−黙示録76章−

未来は知らぬ事に可能性を秘めている。知った後では絶望しかない。−−多くの場合、それは定められた運命なのだから−− −黙示録77章−

我々には知り得ぬ過去と未来を持つ。いや、一度は知っていたはずなのだ。 −黙示録78章−

もはや『無作為』と『作為』を区別できる者は存在しない。たとえ、どちらであろうと『事実』にしてしまうものが存在するからだ。−黙示録79章−

『生存する力』より『破壊する力』が絶対的に大きい。しかしそんな時でも世界は常に前へ一歩ふみ出そうとする。−−知った事ではないのだ。−− −黙示録80章−

しかし、人は後悔する。それを改めようとする。だが、結果はいつも同じになる。常に人は後悔をし続けてきた。−黙示録81章−

人の目には見えぬとも、確かにあるのだ。それを誰もが否定してきた。−黙示録82章−

『存在』が消えることを恐れる。その者は正しい道を歩むであろう。『存在』が消えることを忘れている。だから、見えなくなるのだ。−黙示録83章−

いつ、どこが『頂点』となるのだ。『頂点』の後には、落ちるしかないのに・・・。−黙示録84章−

『多くの知識』は『考える』事をうばい去ってしまった。陽はその時、いちばん高く真昼を迎えていた。−黙示録85章−

陽は沈み行くその過程がいちばん美しい。自然界の定めは、万物すべての定めなのだ。−黙示録86章−

日々の法則は人間と無関係ではない。人は夜を迎える事なく生き続ける事など不可能なのだ。だが、これすらも忘れ去る者がいる。−黙示録87章−

多くの血を流すことで、人間は楽な生活をするようになった。誰もそんなことは望まないのに。−黙示録88章−

金は人の支配のもとで使われるものであった。しかし、いつしか人は金に使われるようになった。『欲望』に限界など存在しない。金で世界を買うとでも言うのか。−黙示録89章−

人が人であろうとする。当たり前の事を努力しなくてはできない時があった。−黙示録90章−

『終り』を見る事は人間にはできなかった。ただ、これを記すのみ。−黙示録91章−

知る事は可能だ。そして、それが不都合な時は直せばいい。それができるならば。−黙示録92章−

人は『毎日』という言葉に追われる。追われるがゆえに、後に戻れないのだ。−黙示録93章−

『時間』は支配する。人の行ないも、また夢も希望も・・・かなえてくれる時がある。そしてまた死も生も、すべては『時間』というステージでのみ可能なのだ。−黙示録94章−

もしも、人は現実と夢という2つの世界で生きられるなら、これは現実なのか?それとも夢なのか?できれば悪夢であってほしい。−黙示録95章−

死は『滅亡』なのか?人はそう信じ続けてきた。それは単に『人』にとってみれば、そうなのかもしれない。それでも『時』は存在する。−黙示録96章−

これは人間が招いたものなのか?しかし人間は望まなかったはずだ。なぜか?−黙示録97章−

『欲望』を満たし続け、尚かつ次の『欲望』の為、人は走り続ける。そのゴールとは存在するのか。誰でも知っていた事なのに。−黙示録98章−

だが、自然は彼の持つ言葉で語りかけた。その危機を・・・。しかし、『人間』に聞こえようはずもなかった。まして『欲』にかり立てられる人には。−黙示録 99章−

『信じる事の自由』それは大切な事だ。しかし『教え』を信じるにはあまりに人は単純すぎる。−黙示録100章−

『生き続ける』それが大切な事だ。金も権威も、その前には単なる水の滴にすぎない。−黙示録101章−

人は『競争』し勝つ事を教え込まれた。『勝つ事』を知った時、それが悲劇である事も知るべきであった。−黙示録102章−

つくられたシナリオであるなら、それは、『ステージ』で演ずるべきなのだ。−黙示録103章−

人間はもっと知るべきであった。いや、気づくべきであった。世界の『主』ではなく『従』である事を。−黙示録104章−

『誰が人をつくったのだろう。』たとえ、そう思う人間がいても彼はじきに忘れてしまう。答えてくれる人はいないのだから。−黙示録105章−

もっと急ぐべきであった。社会の進歩よりも『歴史』の考察を −黙示録 106章−

『最後』、『END』、『終局』・・・おそらく、これは存在するのだろう。『誕生』、『最初』、『START』これはもちろん知っているのだが −黙示録107章−

その一瞬を迎える為、我々は歩み続けてきた。その道はどこへ続くのか −黙示録108章−

宇宙船

1.ディスク再生装置

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その部屋には、見知らぬ機械がいろいろ置いてあった。
オーク「この機械はさっきの建物の中にあったのと同じやつだ。」
Gスネーク「ふむ。奴らも人間のことを調べているようだな。きっとあの建物から運び込んできたのだろう。」
オーク「ほほう、この機械は使えそうだぞ。さっきのディスクを使ってみよう。」
オークはコールドスリープルームで手に入れたディスクを差し込んだ。
すると機械が動き出し、モニターに映像が映し出された。

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「我々は滅びねばならなかった。人類は全てを理解してしまったのだ。
 この記録を見るものがいたら、人類と同じ失敗を繰り返さないでほしい。
 我々はこの星の歴史の全てを『戻らずの塔』に保存した。
 この塔に入るためにはガルマの鍵が必要となる。ガルマの鍵を手に入れることのできたものなら・・・
 そして全てを知ろうと願うものなら戻らずの塔は喜んで受け入れてくれるだろう。
 そして全てを見て欲しい。我々のおかした失敗を笑ってやって欲しい。」

モニターが消えた。
オーク「戻らずの塔か・・・そこに行けば何故人類が滅びたのかわかりそうだな。」
ハーピィ「うむ、我々が地表で君臨する為にも人類の失敗を知っていて損にはならんだろう。」

2.エイリアンのメッセージ

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その部屋の壁には、巨大なスクリーンがはめ込まれていた。
一行がその部屋に入ると突然照明が消え、スクリーンが光り始めた。

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「勇気ある魔界の諸君。よくここまでやってきたものだ。ごくろう。
 さて、我々は一足先に戻らずの塔へ行かせてもらうよ。
 人類の滅亡には少なからず興味があるのでね。
 君達も来るとよい。もちろん来れればの話だが。
 もし来れたなら、そこで君達の始末をしてあげる。
 ここで殺してもいいのだが君達がどこまでやれるかも見たいしね。
 それまで、せいぜい手下の雑魚と遊んでいたまえ。健闘をいのっている。」

映像が消え、再び照明がついた。
オーク「なめてくれるじゃないか。俺達と勝負しようってのか。」
スケルトン「皆殺しだな。一匹たりともいかしちゃおかねぇ。」

3.ガルマの書

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部屋の中央に1冊の本が置いてある。表紙には「ガルマ」と書いてある。ガーゴイルはその本を手に取り開いてみた。
中にはこう書いてある。

ガルマの鍵は時代を越え存在する万能の鍵である。それは古代より、ゴールド・キー、シルバー・キーなどに形を変え、その時代を象徴してきた。
ガルマの鍵に正しき姿はない。それはガルマの書を手にした者が作り出すイメージなのだ。
時代の象徴たらん鍵にあたいするものを持ち、この本にかざして念じよ。さればガルマの鍵は生まれん。

ゴブリン「フン、古代よりガルマの鍵は姿を変えていただと!たわけたことを。」
ガーゴイル「いや、まんざらウソではないのかもしれぬぞ。我々の祖先は人間より奪った宝玉類を隠した部屋に、数々の神秘の鍵で封印をしたという。」
ゴブリン「はるか昔・・・我々が人間達と共存していた伝説の時代の頃か?」
ガーゴイル「そうだ、我々がまだ地表にいたという頃・・・恐ろしきサルバンの破砕日が起きる前だ。その時代もすでに夢のまた夢だが。」
ゴブリン「今さらそんなことはどうでもよい。それよりも、その神秘の鍵がガルマの鍵だというのではあるまいな。」
ガーゴイル「神秘の鍵こそがガルマの鍵だ。我々の祖先は、きっとこの書より鍵を作りだしていたのだ!」
ゴブリン「狂ったか!ガーゴイル。一冊の本からどうやって鍵を作れるというのだ。」
ガーゴイル「物質の概念を捨てるのだ。祖先が築きあげた城やダンジョンに鍵穴があったというのか。神秘の鍵は想像上の産物でしかないはずだ。」
スケルトン「確かにそうかもしれん。扉を開けるのは我々の思念であり、鍵は単なる気休めかもしれんぞ。」
サイクロプス「鍵の役目をするのならば何でもよい。我々がそれをガルマの鍵だと信じれば、この書はガルマの鍵を作りだしてくれるはずだ。」
ゴブリン「はっ!くだらぬ。それが事実なら、このカードでためすがよい。これでも鍵の役目をしたのだからな。」
ガーゴイルはIDカードをガルマの書に重ね、それがガルマの鍵になることを念じた。かって、彼らの祖先がしたと思われることを・・・。
ゴブリン「ばかな・・・!形が変わった・・・」
ガーゴイル「これがガルマの鍵だ。さあ、行こう、戻らずの塔へ。そこにある扉は、このガルマの鍵の助けにより我々の思念で開けることができるだろう。」
スケルトン「なあガーゴイル。ふと、思ったのだが俺は何か得体のしれぬものを感じるのだ。話がうまくできすぎているような・・・」
ガーゴイル「確かに・・・しかし、今は目前の敵を片付ける方が先だろう。どっちにしろ戻らずの塔に行けば我々の知りたい答がありそうだからな。」
サイクロプス「人類の滅亡、サルバンの破砕日、謎の石版・・・そして、我々が地中で生きねばならなかった理由・・・謎が多すぎる。」
スケルトン「その全てを知ることが我々の使命だ。仲間が待っているからな。」

戻らずの塔付近でレベル上げ。
敵の攻撃力が強いので、防御メインで倒す。
ジンを貯めてベルゼブアーマー作成できるようになったら、ベルゼブアーマーを着ている者は攻撃、それ以外は防御。
巨人系にはジャイアントメイルを作成し装備。

総合レベル13〜
戻らずの塔には108枚の石版を巡り、ガルマの鍵を持っていることで入れる。

地図なしで攻略は厳しいと思われる。(敵が強力、MAPが広い、ノーヒントの隠し扉)
上のほうにはアゾット剣4人で集中攻撃して1ターンで死なない敵がゴロゴロいるので、アゾット剣+ベルゼブアーマー+防御は必須。特殊攻撃の全体攻撃もうまく使う。

総合レベル17で他種族との融合が始まる。
防具が装備できない種族は、ゴブリン、オーク、スケルトン辺りと融合してベルゼブアーマーを装備可能にする。

戻らずの塔

1F:壁に文字が書いてある。
「それは、遥か昔、地上に初めての支配者が舞い降りた弱肉強食の時代。我々人類が生まれる以前のもの。
この時の支配者を恐竜と呼んだ。彼らを滅ぼしたのは氷河期である。」

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「ようこそ、次の時代の支配者になる者達よ。
恐竜達がなぜ滅びたか、知っておいても損はなかろう。我々人類の歴史には、我がもの顔で地表をねり歩いた恐竜は氷河期という自然が起こした天変地異によって絶滅したとある。
しかし、西暦2053年ある偉大な科学者により、恐竜の化石から真実の歴史を聞きだすことに成功したのである。
それは、我々人類を驚かすには十分なものだった。
化石は我々にこう告げた。

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「我々は滅びたかった。単純な繰り返しを生きることに疲れてしまったのだ。ただ寝て起きるだけの生活には堪えられなかった。
そのため、弱い者を食い殺し少しずつでも滅亡の道を歩みたかった。
しかし子は生まれる。そして強い者は滅びることはできない。自然の定義とは何と皮肉なことか。
そんな時、天は我々の願いを聞き入れてくれた。異常な程の寒さが我々を襲ってくれたのだ。

これで滅ぶことができる。単純な毎日に終止符を打てるのだ・・・」

この言葉だけで十分であった。あの理性のかけらもないと思っていたちっぽけな脳みそが、生きることの最終理念を悟っていたとは・・・
この時代に生き物が学んだのは「空しさ」。
人類はこの事件を境に滅亡の道を歩み始めた。」

2F:壁に文字が書いてある。
「それは、神という存在に人類がたよりきった時代。我々人類が生まれて、かなりの時が流れてからのことだ。
この時代に、一人の愚か者がいた。その名をノアという・・・」

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「私はノアという男。神の声を聞いたのだ。この地を大洪水が襲うという声を。そして助かるために箱舟を作れということを。
その舟に乗れば助かるといわれた。私は一生懸命、箱舟を作った。もちろん誰にも教えなかった。
皆が一度に箱舟を作ったらとてもではないが木が足りない。誰が教えてやるものか!
ふん、自分だけが助かればよいのだから・・・しかし家族に見つかってしまった。
皆、自分だけが助かりたいから、この舟に自分達を乗せないと、このことを皆にばらすといった。
しょうがない、乗せてやることにした。そして食料用の動物達も・・・。
神のいった通り大洪水が起きた。」

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「しかし私達は助かった。全て神のおかげだ。神は、本当によい人材を選びなさったものだよ・・・」

この時代に人類が学んだのは「私欲」。人類が、このとんでもない男を祖先に持ってしまった事実が判明した時には、もう全てが遅かったのである。

3F:壁に文字が書いてある。
「それは、ナポレオンというあまりにも強い男がいた時代。略奪と遠征を繰り返した既存の英雄は、時代の改革を望んでいた。
そんなことを考えるぐらいなら、夕食のパンが焼きすぎでないか心配していた方がずっとましだったのに。」

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ある日の日記−−
「私が悪い女ですって!はっ、冗談じゃないわ。あのいまいましいちびが何だというの。
自分の背が低いことを隠そうと高い靴をはき、大げさな帽子をかぶった道化師のくせに。いやしいナポレオン。
自分より背の高い者を嫌って侵略を繰り返すだけの、ただのコンプレックスの固まりね。
「我が輩の辞書に不可能はない。」というのなら、1センチでも背を伸ばしてごらん。
私が正義に決まっている。」
 −−マリーアントワネット

人類は、自分の短所を憎み、相手のあらを探すことに必死だった。
どうして相手の長所を探してほめたたえることができなかったのだろうか!最も、この言葉さえも批判になっているのだが・・・遺伝だから仕方がない。

この時代に人類が学んだのは「はじらい」。
人間は、理解できる相手がいたからこそはじらいの気持ちを持てるということに気付いてもよかったはずだ。

4F:壁に文字が書いてある。
「人類は、ついに化学に身を落としてしまった。自然と相対関係にある化学は、滅亡への近道を教えてくれる。血に飢えた人類は、滅亡をまだ望んでいなかった。
しかし、もう秒読み段階に入ってしまった。それは、一人の心ある天才ヒトラーの生きた時代。」

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「私は、全てを知っていた。理解してしまったのだ。」 −−ヒトラー談
「総統は偉いお方です。私はよくわかっていたのです。あの方が何をなさろうとしていたかを。
たとえ全人類を敵に回しても破壊を実行せねばならなかった苦しさは、誰にもわかってもらえぬものでした。
急ぎすぎてしまったのです。自然に逆らうには、やはり無理がありすぎました。
我々が時代にとって悪の象徴になってしまったのも仕方のないことです。
しかし総統の片腕として働いたことに悔いはありません。」 −−ヒムラー談
このころ、人類にも滅亡を受け入れることのできるゆとりが生まれ始めた。
ヒトラーが滅亡の方程式に気付いたとて、何ら不思議なことはない。人類は生存を願い、それを邪魔するものを悪と呼んだ。
この時代に人類が学んだのは「絶望」である。神と悪魔が実在することに気付いていた者が果たして何人いたというのだろうか。

5F:壁に文字が書いてある。
「一人の予言者が、人類の滅亡を書きたてた。おもしろおかしく世界は騒いだ。平和な時代だったのである。何事もレジャーとして楽しめる時代がやってきたのだ。
しかし、滅亡の時が近づき深刻になるにつれて、予言の話を口にするものは減っていった。
本当に望むべきものを忘れてしまった我々はもう自己顕示欲の固まりになっていた。哀れだ・・・」

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1999年、恐怖の大王は本当にやってきた。
まさか、それが魔物達の襲来だったとは誰が予測したであろうか。誰もが、核戦争や病原菌によるものと推測していたのに・・・

ガーゴイル「馬鹿な!!我々が人類を滅ぼしたというのか。我々は地中で生きていたのだぞ。」
ゴブリン「この塔は何かおかしいぞ。我々が来ることをすでに予想して作られたかのようだ。」
ガーゴイル「うむ、この塔の上に、一体何があるのか興味がでてきたな。」
ガーゴイル「ふふん、おもしろくなってきたじゃないか。」

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しかし、人間は絶滅したわけではない。神は我々をどこまで苦しめればよいというのだろう。この時こそ、人類は真に滅亡を望んだといえるだろう。
この時代に人類が学んだのは「愚かさ」である。ああ、もうすぐ歴史が終わる。なのに、この心の底からわいてくる喜びは何なのだろう。

6F:壁に文字が書いてある。
「どんな時代においても、我々は希望という文字だけは忘れはしなかった。
その希望を想像力という。この時代で見せられるものは・・・もうそれしか残っていない。」

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1999年に、人類はわずかに生き残ったが、もう滅亡はまぬがれないだろう。
死に絶えた星に、まだすがりつくものも、いなかったといえば嘘になるだろう。人類に対するあきらめはついていた。
しかし、次なる世代への希望は忘れてはいなかった。我々が滅亡しても、次なる支配者が同じ失敗を繰り返さないことを祈る・・・。
我々には、どんな時代でも昔から、想像するという楽しみが与えられていた。
その想像の中で一番優れていたものは神と悪魔であろう。
善である神が、悪である魔物を打ち砕くドラマは、我々に力と勇気を与えてくれた。この想像力は、滅亡を目前にして一層拍車がかけられた。
そして、12種族の魔物達を確立化させたのである。
神々は彼らを打ち砕いてくれるだろう。そして、新しい時代が築かれるはずだ。
我々の歴史は、魔物達が滅亡することによって幕を閉じるだろう。
その時のことを楽しく想像しながら眠るとしよう。神に祝福あれ!そして魔物に災いあれ!!
人類が学ぶべきものは、もう何もない・・・

「さあ、これで人類の歴史は全て終わりだ。この上の階には、人類を滅亡させた真の敵がいる。
その敵を乗り越えたものは、地表の王としての資格が得られるのだ。さあ、扉を開くがよい。」

オーク「何だというのだ・・・一体、これは何だというのだ!!
我々は人間が想像によって作り出したものだというのか!
神に滅ぼされるために生まれた捨石だというのか!
馬鹿をいうな。我々はこうして生きている。何故だ。
はるか昔、人類との闘いに破れて地中へと追いやられた我々魔族の歴史はどうなるんだ。
我々は・・・我々こそが真実だ!!」

しかし、答えるものは何もなかった。
殺風景な部屋に、ただオークの絶叫がこだまするだけであった。
ただ、彼ら魔族の中に今までなかった感情が生まれたのは事実である。この感情に、彼らは驚きとまどうことになるだろう。この感情を「恐怖」という・・・

7F:壁に文字が書いてある。
「人類が滅んだ根源がこの階にある。見ていっても損はないと思う。
この巨大博物館も、これで終わりなのだから・・・」

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ガーゴイル「うおっ、何だこの光は・・・」
光の向こうから声が聞こえてきた。
「よく来た。諸君。生きとし生けるものは、全て最後は滅びる運命にある。
賢きものは、なおさらのこと。人類も、例外ではない。滅亡の根源、それは「進化」だ。
進化こそ、滅亡の定義である。
賢くなりすぎ、頂点を極めれば、後は消滅するしかない。
いや、そうならねばならないことを知る時が来るといった方がよいかもしれない。
君達は、気付いているかね?自分達も、いまこの過程を急速に歩んでいることを・・・
蛇足だが、人類を滅ぼしたのは、君達魔族ではないよ。
人類の心の中の悪魔だ。
戦争も、それに付随して起こった惨劇も、全ては、このせいだ。その悪魔が実体化されて、人類を滅ぼしたのである。
それほど人類の心はすさみきっていたのだよ。
君達は恐怖を覚えたはずだ。人類がとうの昔に、忘れてしまった感情をね。
今こそ、真の世界へ出向くがよい。
本当の地表をその目で確認し、新たなる旅立ちをするのだ。
もしかしたら、人類の犯した失敗を繰り返さないですむかもしれない・・・それは君達自身にかかっているのだからね。」
光が一瞬消えたかと思うと、そこには、はるかなる大地が広がっていた。

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ガーゴイル「これは・・・ここはどこだ。」
ゴブリン「地表だ。これが本当の地表だ・・・」
スケルトン「それでは我々が今まで地表だと思っていたのは地下だったというのか・・・」
ゴブリン「そうとしか思えん。あの戻らずの塔は、地下と地上をつなぐエレベーターだったのだ!」
サイクロプス「我々は・・・今まで何のために闘ってきたというのか・・・」

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一行の目の前には、一枚の石碑がそびえ立っていた。その石碑にはこう記されている。
「この星は、我がチリウス星系軍の軍門に降る」
ガーゴイル「すでに・・・地表は異星体に占領されていたのか」
ゴブリン「奴らは、我々の存在を知り、地下にまで攻勢をしかけてきたのだ。馬鹿にしやがって!」
スケルトン「地下を地表と思い込み、我々は息巻いていた。何というあさはかなことよ・・・」
サイクロプス「我々に・・・奴らを倒せるのか・・・そして、我々に滅亡を防ぐ手段はあるのか・・・」
ガーゴイル「我々は・・・どこから来た・・・何者なのだ・・・」

彼らは、今初めて恐れていた。これが恐怖心というものである。
自分達の想像をはるかに越えた現実を目の前にして、彼らはただ震えるばかりであった。
今、本当の地表を舞台に新たなるドラマが始まる。

第一部 完
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