大型GPUクーラー VC-RHB 05.7.4

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ScreenShot
GeForce6800 GPUコア

1.VC-RHB導入

夏に向けSLIビデオカードの冷却を改善すべく、ツクモでVC-RHB(3280円)を2つ購入してきました。
大型ヒートシンク2枚をヒートパイプで繋いでビデオカードの両面に装着するタイプです。

今までInnoVision標準の1スロットクーラーを使用していましたが、通常の1スロット使用ではかなり温度が上昇します。
先日改善策としてビデオカード直下のスロットを空け、更にスロットカバーを外して外気を入れている状態で概ね

・アイドル時 65度
・EQ2動作時 75〜85度
・SLI非対応ゲーム動作時 80〜90度超(ビデオカード1)

という感じでした。
GPUコアの温度上限が130度なのでこの状態でも特に問題はなさそうですが、一応改善を試みます。

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標準ファンのアルミカバーを開けてみたところ。
1枚の金属製ヒートシンクで全体を冷やしていると思っていましたが、3つの部品から構成されています。
ファン部分はプラスチック製。L型の大掛かりなヒートシンクはメモリ用、GPU用ヒートシンク(銀色部)は小さめですがファンの風が直に当たるようになっています。
各ねじを外せばヒートシンクは簡単に外せますが、ファンケーブルが基板に直に接着されてるのとファン用コネクタが硬いので外すのが微妙に大変でした。
接着剤?はニッパーで割るとそこそこ綺麗にはがれます。

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全部のヒートシンクを外した状態。メモリのシンクには熱伝導シートが貼ってあったので剥がしてグリスを塗り再度つけなおします。

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メモリのヒートシンクと冷却枕を装着。
冷却枕をつけるアングルが3種類用意されており、カードに合うものを使用して取り付けます。
裏面の枕とカードの間にはゴムが挟まります。CPUクーラーのバックプレートみたいな感じ。
メモリシンクは最初つけるの忘れて組上げました。注意。

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ヒートパイプで表裏の枕を繋ぎます。
表面の熱を裏面のシンクに伝えるもので、動作時には裏面のヒートシンクもかなり熱くなります。

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ヒートパイプの上からヒートシンク表裏を枕にねじ締めして完成。
ビデオカードの下には補助用ブラケットが付き合計2スロット仕様となります。
SLI2枚目だとカード上のスロットも1つ潰れるので3スロット仕様。

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M/Bにセットしたところ。ビデオカード&ヒートシンクだけで5スロットを消費するためUSB増設用ブラケットを撤去。
A8N-SLIでは問題なく取り付けられました。
GA-K8NXP-SLIではPCI-Express x16の間が1スロットしかないため取付不可です。(ビデオカードの上下に1スロットづつの空きが必要)

VGA1の上部分(ビデオカードとCPUの間)の部品干渉が一番不安でしたが、裏面ヒートシンクは外側よりについているので問題なさそうです。
事前にSLIでVC-RHBを使用している情報が見つけられなかったので不安でしたが、SLIコネクタもぎりぎり装着可能&動作OKです。

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VC-RHB付属の4cmファン3連装x2は、このケースだと補強バーを外す必要があるので、他の方法を考えることに。
8cmファンをビデオカードの近くに設置。

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更に気休めに薄型6cmファンを2連装してみました。とにかく冷やせって感じ。
この3つのファンは常にフル稼働。

2.負荷テスト

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起動→EverQuest2を15分ほどプレイした状態

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EverQuest2 稼動開始より7時間目程度

・3Dmark05 GameTest1〜3を3回ループ直後 System39℃ GPU 75℃ GPU2 75℃

アイドル時は相変わらず65℃程度まで上昇します。(シバキ後の戻りでシステム40℃、GPU66℃)
上限には余裕ができ、EQ2や3Dmark05などのシバキ時でも75℃程度で止まります。

部屋自体が暑さで耐え難い環境になっても(30度近く?)シバキ中77℃止まりで80℃は超えません。(System41〜42℃)
大型ヒートシンクの効果として、負荷時の最大温度が低くなる=温度変動幅が少なくなる(10℃以内)、という感じでしょうか。
SLI非対応アプリ動作時でもビデオカード1は80℃以下となりました。

3.鎌風2の風(7.7追記)

大型のヒートシンクにした割には微妙に冷えないので、お手軽なところで高速ファンを買うことにしました。
VGAヒートシンクは表裏とも十分熱く、ケースを開けると温度が下がるので、VGAに当てる風量が足らない&ケースの排気が悪いと思われます。
8cmファンしか付かないPentium3時代のケースなのでエアフローの悪さは仕方ないところです。

Scythe 鎌風2の風 \1000

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ファン回転数を手動で調整可能、最大で回した時の風量が多い、値段が安い、ということでこれにしました。

回転数が手動で調整可能なのはいいのですが、高速ファンなので4pin電源コネクタしかなくST-34ファンコンに接続不可です。
モニター用に3pinコネクタもついてますが電源は取れません。

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調整つまみブラケットをケース前からアクセスするようにしました。
さすがに最大で回すとデルタファンを上回る轟音です。
回転数を落とせば通常のファン程度の音量になるので適宜調整で。

鎌風2を排気ファンにして、デルタ高速ファンをVGA用にしてみました。
6cmファン2連装はエアフローの悪化に貢献しそうだったので外したところ、GPU1に直に風が当たらずGPU2より4℃程高めになったので、薄型(10mm)6cmファンx2から厚さ20mmの6cmファンx1に変更。これだと割と風量があります。

・GPUファン
 6cmファン(ST-34自動調整)、デルタ8cm 4000rpm高速ファン(ST-34自動調整)
・ケースファン
 吸気:山洋8cm x2(ST-34自動調整) 排気:鎌風2の風 8cm 1300-4600rpm可変ファン(手動調整)

という構成に。GPU温度は前より-3℃程度で、高負荷が続く状態でも75℃以下を保持できるようになりました。。

4.ビデオカード用ファン改造(7.22追記)

ハンドニブラーを買ってきて、サイドパネルにビデオカード用に排気穴を開けてみました。

ScreenShot ScreenShot ScreenShot

10mmの穴をドリルで開けてからハンドニブラーでちまちま切っていきます。
1mm厚スチールだと力が要るので大変。穴を開けるだけで2時間ほどかかりました。
仕上がりはまあまあ。

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デルタファンを排気用に取り付けて網をかぶせて完成。苦労の割にしょぼめ。

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ビデオに風を送る内部8cmファンを12cmファンに交換。
周りくどい方法でくっつけてたので、ホームセンターで適当な金具を購入して底面に固定。


負荷テスト 05.7.22夜

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EverQuest2 1時間稼動:室温25℃ エアコン有

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EverQuest2 2時間稼動:室温29℃ エアコン無

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3DMark05 1280x1024 4AAデモ直後:室温29℃ エアコン無

ビデオは吹付け→吸出しにしたので若干温度上昇。システム温度は多少低下。

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