やまもと桃 (やまもと もも)
作風概説
男女の差がややはっきりした、くっきりしたタッチ。服や体は全体に柔らかい。服の質感もコンスタント。
目のあたりが少し、ガラスや飴の不規則曲面のように半透明でぼやけたような感じもある。
小物は丁寧で質感がしっかりしている。
年配男性もかなり魅力的に描ける。
大画面の使い方も大胆。
感情の組み立てもうまい。バスケのシーンが断片的だったのが少し残念。
文字が入ったハンカチなど、ごく小さな部分でうまく印象を引き立てることもする。
話全体でも無駄がない…あえてライバルの子を画面に一切出さないなど。
さりげなく、普通に拳でコンクリートを壊しているような無茶もある。
代表作
2016「見下ろして、恋。」
可愛いものにしか興味がない花ちゃんは身長175cm。154cmの瞬くんにヘアピンをつけようとしたり…
幼なじみでもあり、小さくてカワイイと思っていた。が、ある日バスケ部で活躍する彼を見て…
2025〜「御影くんは推しがつよい」
男子Vtuberの天海ヨウ推しの陽菜ちゃんは、親の都合で入学直後に近いけど転校。
学校に行ったら極道の息子という噂の男子がいた。そして自己紹介で、スマホを落とした拍子に「ヨウ様の配信が私の青春です」と声が。
悪い空気になったところを、極道の息子が壁を殴り破壊して止めてくれた…
今までの実績、現在の地位
Palcyなど各所で活躍。突然の新連載。
個人的な感じ、思い出
組み立てが素晴らしかった。
あちこちでも活躍しているようで、面白い作品を楽しみにしている。
新連載は素直にうれしい。