小池田マヤ (こいけだ まや)

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作風概説

 四コマ系らしいあっさりした絵柄だが妙な重さがあり、背景・服装・気合入れた肉体などは非常にきっちりしている。
 雰囲気をあえて、昔の深夜テレビバラエティーのように妙な甘さにしたり実に芸達者。
 人間観察の達人、やや関西風のみもふたもなさと底なしのパワーが実に楽しい。

 太った女性を魅力的に描くのがきわめてうまい。
 四コママンガで人物の成長・関係を含めた長編を作ってしまう力がある。

「なかよし」では全盛期の秋元奈美を思い出させるほど派手、よく色々な作品を研究したようだ。


代表作

ストーリー四コマのはしりとも言われる「…すぎなレボリューション」をはじめ、「すーぱータムタム」「マイペース!ゆず☆らん」、「僕のかわいい上司さま」など多数。

2009「くえぃるリコーダー♪」
 
リコーダーの合奏会を前に、ずっと過疎村にいて子供と接したことがないため笑顔がキモく馴染めない転校生の夢乃ちゃんは色々苦しんでいる。
 練習も団地ではできず、工事現場にまぎれて一人でやっている。そこで、真っ白な妙な鳥…捨てウズラを見つけてしばらく世話をすることに。
 その夜、夢の中でウズラがお姫様のような自分と広く静かな練習場所を与えてくれ、スパルタ指導もしてくれる。
 でもクラスではうまく吹けず、嫌な気分が夢の中の笛にも移ってしまう…


今までの実績、現在の地位

 ストーリー四コマのはしりとも言われ、あらゆるジャンルで素晴らしい人気を持つ四コママンガの第一人者の一人。

 いきなり「なかよし」登場。


個人的な感じ、思い出

 すごく好きな作家でもある…まあ僕自身が外からあまり作家を呼んできて欲しくないのはおいといて読めるのは嬉しい。

 しかしここまで少女漫画らしさを突き抜けると逆にギャグになるのはさすが。一体何をしでかしてくれるのやら…

 あ、あと…宝塚の出演者は“生徒”さんや!まあ編集が生徒なんてゆうたらファン以外わからへんとかぬかしよったんやろけど、素人やと思われんで!(思い当たる人は小池田先生御本人か、小池田ファンかつ宝塚ファンです)