りぼん2025年7月号感想
表紙は不穏と迫力と透明感のバランス、さすがにすごい。
カードもすごく華やかです。
そういえば、「お姫様の真実」の書籍化の予定は?
曖昧ブルー・ビースト(酒井まゆ)絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される(朝香のりこ/*あいら*)ハニーレモンソーダ(村田真優)はじめてのおにいちゃん(香純裕子)青に落雷(虹沢羽見)えんじぇるめいと(こきち)十字架にくちづけ(かるき春)拾った戌井くんと恋をする(行村コウ)愛しのキテレツ(優月うめ)絶叫学級(いしかわえみ)となりはふつうのニジカ(ちゃん)(柚原瑞花)ほっとけないよ九条くん(みかづき唯)オヤジ女子高生(津山ちなみ)アニマル横町(前川涼)映える恋とか知りません(柚木ウタノ)次号予告
曖昧ブルー・ビースト
うわあ…としか言いようがない。
海外、親戚、と。
バラ色の夢を見ていたら脱退、これは悲惨。というか今とんでもない事件が起きているのでしゃれになってません。
ここで、これはまあさすがにお見事。
「それはもう 気持ちよく
まっさかさまに」という言葉がお見事。
歌をわざと、これで特別なポジションに…
P、というポジションは面白いです。…でもまたどうせ児童虐待になるんでしょうか…さよミニ方向というかジャニーズのあれ…
今回だけ、何も知らずに読めば十分面白いんですよ。問題は今までの実績というか性癖。
絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される
護衛側も操られてないかちゃんとチェックしないと…別の話で、小さい不調を診断されるのを拒んだ結果肝心なところで操られて最愛の主人を殺してしまった、というのを見ました。
理性崩壊は苦笑。
…敵側が強かったら内乱を起こさせればいい、これも有効。…何で太平洋戦争での日本はアメリカの黒人と白人が争うようにさせなかったのやら。今のウクライナやイスラエルも。
ハニーレモンソーダ
いきなり消えた、…「おまえたちの背景が」これは教師が口にしていい言葉?
汚したくない…
教師たちが結構動きますね。
この描写は、本当にこのメンバーで北海道まで負ったのか、それとも別の表現?僕にはわかりません。
弁護人、怪物…どこまでが現実でどこまでが心の中?
はじめてのおにいちゃん
嫁に出す決意がどんなにアホか、しっかり描かれるとよくわかります。
「兄妹仲良くてイイネ」の表情が面白すぎる。
犬猫を吸うというのも新しいらしいです。どうやらよくないらしいです。
しつこく絡んでくる嫉妬全開、笑うしかない。
蒼カビ、というのもうまい発想です。
GPSっておひ。
海まで、やることが結構豪快ですね。
「血は繋がってない」でアイスを落としたのは爆笑。
押し倒して「わからない?」は…さあ邪魔が入るのか…
青に落雷
スマホがでかいのか体が小さいのか。
転校する…いや別れるのか遠距離か…あ、相手から言ってきた。
教室だった、は苦笑。
いろいろな騒ぎ、楽しいですし悲しいのがすごく。
受け取らないと、というのも繊細な気持ちです。
お互いに謝る、というのもいい展開でした。
感謝の言葉、でも…ここで指輪はやってくれました。
今回はものすごい表現力。
えんじぇるめいと
過去をなかったことにする…中国は天安門事件を完全になかったことにしてます。イギリスがなかったことにしのけたことには何があるでしょう。日本も。
これはひどい、としか言いようがない。どうすればいいか、学校でちゃんと教えていないからでは?
そしてこの作品でも…「警察に行く」という選択肢があることを、読者に知らせてほしい。それで解決する可能性が今は低いとしても。
調べれば電話番号もある、なども。今日本の公が何をしているのか。何をしていないのか。何党に投票すれば変えられるのか。
徹底的に当たりの人がいなかった、という。一人でもいれば。
逆に、当たりの人が一人もいなくても救われるシステムでなければならないし、そうでないとしたら民主主義国家である以上国民全部の責任。
教師が、虐待の可能性・いじめという加害行為を専門の公的機関に通報し、それでペナルティがない・むしろプラスになる構造がなければならなかった。学校の制度がその逆、すべて学級内で解決せよ・親は絶対に正しい・虐待されている子がいるだけでも教師が罰されるから見なかったことにしろ、という動機・報酬システムだった。
不潔で、給食を多く食べている…冷静に考えれば虐待は明白なはず。それでも虐待と考えることを許さない何かがある。人間の思考は容易に操作できる。
キリスト教は自殺を重罪としますが、日本人や中国人は…ここでは特別か、それともとにかくいじめる理由があればいい?
あまりにも読者の負担が大きいですよね、これ。
そして、今の日本ですべきこと・できることを読者に伝えてほしかった。教師や近所の大人も、通報先を知らないことがあるかもしれない。
最後に、半ページスペースを取って、虐待されている子・そういう兆候がある子を見た子/親/教師/その他の大人、何らかの絶望にある親、それぞれがかけるべき電話番号・交番や役所など行くべき公的な場を載せてほしかった。
公がある…どんなにボロボロで信用できない存在でも、あるということを伝えるべきだった。
それを怠ったのは編集部のミスです。「この世界は誰も助けてくれない」というメッセージを子供に叩き込むべきでは、ない。これは間違っていないと確信できます。
十字架にくちづけ
本当に色気、というか色気が強い空気の味だけ、瓶の上に雑誌かざして漏斗でシロップを瓶に入れてパン焼いた時かけたい…
希望を叶えるため、キスして大人の姿に。これはどんな意図があるのか…
本物、相当すごい情景。いや志村後ろ後ろ…
どれだけ手ごわいのか、どうなるのやら。
拾った戌井くんと恋をする
違うって?「風紀的にまずい」は苦笑しました。同じ家に住んでる時点で十分有罪です。李下に冠を正さず。もう彼女は天皇との結婚は無理。
普通にとろけてる…
どんな好きか、ってそれ自体追及してはいけないでしょう。
意識してしまっているということは普通に恋愛なんでしょうけど。
「自分に告った相手に」…本当にひどい話。
「これからどう進むのでしょう」…避妊はちゃんとしろ、という以外何も言えません。
愛しのキテレツ
どあほう、としか言いようがない事態。
「オレは忘れてましたから」で理由のわからない爆笑。
女装って普通は悲惨なことになるんじゃ…
もう選択肢は二つ。女装の修行をするか、萌子ちゃんが代理やるか。
ひとりじめ、と指摘されてフリーズしているのは楽しい。
抱きついていろいろ…これでつきあってないは無理が…
あ、この手があったか。確かに顔出しNGの有名人は何人か心当たりがあります。
と思ったら正直に言ってかぶりものを脱いだ…はは。
絶叫学級
一人、「学校来ない」、…いや親という支えというか重傷負わされたときに助けてくれる存在なしに無理でしょう。
ベッドの下にいる、で「見て見ぬフリして」と謝る…
あ、家に…はは。うまく飼いならしてますね。学校サボってる主犯も、と。両親も、かもしれませんね。あれ?「なかよし」でも読んだような…
となりはふつうのニジカ(ちゃん)
どういう関係なのか、どれだけ闇を理解しているのか。
リスケ、という言葉は初耳でした。
誕生日を登録する、これも手帳、ガラケー、スマホ、と違うんでしょうね。…指紋認証が毎回何度も失敗するスマホでなければ楽でしょう…
自信になる…
「でしょ!」という誇らしげな笑顔、ものすごい力が中からあふれ出してます。
そして自分も着替えてプレゼントは、ここは見事。
ここで彼氏と、こういう…難しい。
引き留めて「嫌いなんだよ」という言葉を出させる、…何とも言えないです。これだけの実力を、あの作品ではなく違う形で出せていたら…いや、あの作品があったから…
ほっとけないよ九条くん
相当大きな作品ですよね、これも。
人車をやらかして、告白を邪魔したと察した、ここは大爆笑しました。あと普通に大事故の可能性が高い危険行為だと思います。台車は怖い。
次々とやってくる邪魔…
ストレートに、通じるでしょうかねえ…
オヤジ女子高生
最初からやってくれます。
ものすごい主人に当たりましたね。というかこんな儀式、自分で考えたにしても本を読んだにしてもすごい。
価格は苦笑しました。
謎のお香が癖になる、というのは納得。多くの、人気のある香料は中毒性、心に働く効果があるから売れてきたんですし。魔術に使われる香料なんてその最たるもの。
と思ったらすごいことに…うわあ。思いっきり魔…
五重の呪い、えげつない。
おまけも楽しいです。
アニマル横町
僕もアンガーマネジメントを学んでいたら…いやドアマット化されただけ…ドアマットには違いなかったか…
イッサって確か…
お守りを見たい>イラつくことねーか>クッキー、は苦笑。
映える恋とか知りません
三年の人気カップルは見ていてうれしいです。
高校生でもすごく伸びる子はいますからね。僕は小五から中三まではクラスで一番背が高かったんですが、高卒の時には真ん中ぐらいでした。
お互いの自分だけ宣言、お互い、がすごいとしか。
生活全体を変えるような仕事、これも出す側も大変でしょう。…というか今の報道を見ていると、役者がやらかしたらすごい上やスポンサーまで地獄を見るという…あるいは何の気なしのCMが…
どうしたのか、と思ったら映像でのグランプリ…ああああ。こっちもか。
で、留学…あああ。
この話が結婚式場みたいなところ、というのがまたうまい。
それでとことん挑戦して…レッドカーペット…思いっきり大きな舞台で華やかに。もうやりたいこと全部詰める、って感じで開き直っていて素敵。
このホームシアター絶対千万の桁…
最終回にやりたいことを詰め込んでしまう、というのはお見事でした。
お疲れさまでした、楽しかったです。次回作も期待しています!
来月号は森乃先生の新連載、それもコミカライズ…どんな作品でしょうね。