りぼん2025年12月号感想

スタンダードで甘く華やか、理想的な表紙です。

付録もある意味派手ですね。

別冊付録の感想は無理です、名作ぞろいですが死にます…

人気作を、人気が落ちないままの連載終了が目立ちますね。

あと今月号は連載の一話なのにとんでもなく面白い・感動するのが多かったです。雑誌ごと永久保存してもいいぐらい。

はじめてのおにいちゃん(香純裕子)青に落雷(虹沢羽見)絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される(朝香のりこ/*あいら*)お砂糖みたいな愛を君に(maki/春田なな)ハニーレモンソーダ(村田真優)えんじぇるめいと(こきち)愛しのキテレツ(優月うめ)翔けて春風(木下ほのか)曖昧ブルー・ビースト(酒井まゆ)となりはふつうのニジカ(ちゃん)(柚原瑞花)HIGH SCORE(津山ちなみ)都市伝説解体センター(いしかわえみ)霧島くんは普通じゃない(森乃なっぱ/麻井深雪)君が愛を知りますように(佐々木奈緒)マジカルクラフト(熊乃すず)十字架にくちづけ(かるき春)アニマル横町(前川涼)次号予告

はじめてのおにいちゃん
ディステニーランドは多数あるのでトイプードルをつけたと。
一人だけ服がジャージ。
恋愛脳をバカにするのは苦笑。
で、指輪のかわりにダブルデート…しっかりしてはる。
言いふらす、単に事実ですよね?
「協力してくれる?」という実質人を奴隷化する魔法の呪文。
遊園地自体は楽しんでますね。恐犬…映画化もされたキング作品に超大型犬が狂犬病というのが…あ、ネットフリックスで再映画化されるんですね。
チュロスまで、芸が細かいです。
「全部受け止めるから」と一気に王手書けてしまうのはぶっ飛びました。本当に人を飛ばせるのがうまい作家。
「顔が好きなの」は大爆笑。顔だけでいい、人格はいらない、という徹底した…笑うしかない。
ここで「みんなで」と言える懐の深さがすごい。
モヤ、が空腹に感じる、単なる鈍感?

青に落雷
いいわけ…宝塚の新源氏、「恋の曼陀羅」…
嫉妬されなかったら気に入らないという。
嫌、はひどい、なぜか大笑いします。
そして回想になると。…なんというかひどすぎ…そりゃ期待もなくなりますね。
あ、やっと嫉妬してくれましたか。
直接話す、ここは結構あっさり進みます。
村長の娘、頭を抱えますね。
みんなわかってる、…集団が、まるで魔法が解けるように…逆に魔法にかかるように…アーレントが、ドイツはナチの時代にすべての道徳を捨て、そして一夜にしてナチの時代に信じたと言った道徳をまた捨てた、とおびえてましたっけ。
来週で最終回、この人気絶頂を…

絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される
代償が必要な力、それに敵の脅威は今度は力を奪ったほうにいく、と。
幸せならいい、と投げてしまう、またかとしか言いようがない。
今度は彼の死が代償に…うわ。
で、命を捨てても、と。…なんというか男どもが無力すぎ。
この作品をアニメ化しなかったのはなぜでしょう?悪役令嬢・溺愛なんてものすごく需要があるのに。

お砂糖みたいな愛を君に
すごい書法ですね…
ラブレターの話は別にする必要ないような。
筆跡で彼だと判断する、というのも面白い発想ですが…どれほどの人が多くの伝説の書を真似て真似て真似てきたか。
根拠が怖い、というのは大笑い。面白い。
部屋にいてくれた、楽しいシーンです。
人が変わった、どんな真相が明かされるのやら。
ミスコンを嫌がる言葉がまた笑えます。
とびきりのケーキ、それがどうなるのやら…洗い物が大変なのを知っている…
…別の人だった…ぎゃああああああ。
穴がないから箱に、ここから友達の支えで気持ちを切り替える、ここは本当にとんでもなくうまい。
ちゃんと失礼をお互い謝れる、というのも救われます。
そして特技として、さらにそこから公開告白、やってくれました。
うん、文章も修正してもらって幸いでした…どうせなら舌封じていけばよかったのに。
代筆で気持ちが盛り上がってしまっていた、というのはまたうまい。
あ、お願いは書道道具…
やはり原作でもとてつもない実力。HbA1cが心配なぐらいごちそうさまでした。

ハニーレモンソーダ
冒頭の、ちょうどアニメのOPが宝塚のショーのようなもののような、ショーというべきページ。これもうれしいものです。
それが…父親との邂逅の準備という。
うわ、みんなも…
昔のことを客観的に見たら、泣くことを奪う…残酷な話です。…これは日本政治の問題なんですよね。あまりにも自民一党独裁が続いた。政府がとことん、自民党の価値観になった。自民党の価値観は…そういう子供を徹底的に見捨てる。
離れることが守ること、となってしまう、それも人間はよくあります。自分をあまりにも否定すると。
「死んでしまえれば」のカメラワークと人物以外の省略は見事に衝撃を浮かばせます。
殺しそうに、殺されてもいいと思っていた…
とんでもない重さと深さ。
「愛を教えたからだ」「幸せになってくれ」もうこれは涙が出てきます。とんでもない。
「巻き込んでください」…
ものすごい名作になったものです。

えんじぇるめいと
すごい扉。前ページとのギャップが鬼畜。
いきなり監禁、って本当にこの天国は警察も法も何もないですよね…(比較対象がダンテ『神曲 天国編』)
「話せばわかってくれるはず」…これが怖い。どこまでいけばわかるでしょう。
卒業認定、…予備…思わず爆笑。
殺したことも自分から言う…
あ、警察機構あったんですね。でもそれを上回る存在だったら?口のうまさとか。
皆が助けてくれた、というのは胸が熱くなりますね。

愛しのキテレツ
「オレに「関係ある」らしくて」てめー自分が書いた作品デビュー作から読み返してこい。
岡本さんに完全に同一化してます。…東大卒(一流出版社正社員は全員東大卒という偏見)に同一化するのもおこがましいことですが。
「いくら恋磨でも」…彼を舐めてましたね。「自分が当事者だとは微塵も」…恐ろしい。
笑顔に魅せられる描写は見事。
劇も結構丁寧にやりますね。
王子様役がケガ、…いやーパターンって本当にいいですねえ。
ここで出てくる…
そしてどんどん華やかな空気が増す舞台シーン。これはよい。
転ぶのを支えて抱きしめる、そこから本当の恋心をこめてセリフ、ここはものすごい表現力。
で、本当にキス…うわあ。
それで「「あ」じゃないわ」…笑うしかない。今回はどこもかしこもすごい。

翔けて春風
色紙とか、こういうのって「存在しない感情を表現させる」…それも人を支配する技術の一つでは?
感情労働の過剰、というのは母親の幼稚園への弁当や飾りでも批判される話ですね。
スプラッシュマリン…シーブリーズ…あ、シャンプーの種類…
…三年は自分も一年の時同じことをやったはずですがどんな思いでしょう。『柔道部物語』で、コタツの枠をかついで電車に乗って後輩を殴り倒し(罰ではなく単なる儀式というか権利)、やられた後輩は自分もやるまで辞めるものかと決意したような…
それであっけなく負ける、というのがため息が出ますが面白い。努力ならよそもやってる…トゥキュディデスの「歴史」では神様に祈るのはどこの国もやってるから強い弱いだけやと…
信者、彼女、で弟子となってしまったのが苦笑。
なんとか勝てた、そこからの展開が面白いです。ヒロインを特別な人にしてしまう流れとしてもよく考えたなとしか。社会的にはギリギリアウトですがそう思わせませんし。ユーモアってすげえ。
まっすぐなことば…こりゃ落ちますって。説得力がひどくて笑いっぱなし。
「背中押して」、彼も相当にいっぱいいっぱい…三年に頼られるというのもその伏線…ははは。
試合で思いっきり盛り上がる、ああもう…
今回の面白さはとんでもなかったです。うまい、うまい、と超絶技巧の数々に胸が破裂しそう。
しかし、暁センパイを好きな普通の女子部員がすべての流れを知ったら、あまりの偶然に怒り狂うでしょうね…ずるいとかそんなものじゃない。

曖昧ブルー・ビースト
一ページ目、女らしい身体の魅力がすごくよく出てます。大きすぎずゼロでもない胸、髪と服の質感、すべて。
他のファンの立場、という急所攻撃…なぜか笑えます。脅迫も鬼畜で笑えます。
タクシー待たせてたんですね…今タクシーも値上がりが鬼畜で…
化粧水が気になるというのも面白い。「おそろしい子」は定番ギャグですがあえて顔をつけない、というのが面白いバランス。
メッセージでの嫌そうな顔…
フードフェスを口実に普通に誘う…名古屋出身、というのがなぜか大笑い。しっかりデートと言われる、ここもなぜか大笑いします。
気づく人いないですね…
「振り込み先」というのもまた面白い。食べる表現もすごくうまく気分を変えてくれます。
友達に連絡、で踏み込んだ時の彼の表情の繊細さ。
で、イベントが大声で…
人これを裏切りという、としか言いようがない。
さあどーするどうするどうしよう、と絶叫しまくってます。他人事だと面白いですね…ひどい話ですが。
…どうせ児童虐待になる、という心の声がなければ単行本買いたいぐらいなぜかこの作品面白い…

となりはふつうのニジカ(ちゃん)
「キスしてきたら」…余裕ありますね。
不安にさせないため距離を取る、でここからどう動くやら。
ちゃんと謝れる…
男よりの外出服の色気は絶妙。こういうジャンルがあってもよさそうです。
デートと尾行は違いそうですが…
ボールが頭に当たるのも面白い。
のぞきをやめる、というのは力強い選択です。
堂々と全部言う…
「向き合おうと思わなかった」という言葉も練られてますね。
キスで伝えるのは衝撃的です。
キスシーンが長いのも…
本当にすごい作品なんですけどね、僕の中では前作の悪印象が強く、世間的には注目されてない…

HIGH SCORE
名前と顔が合ってないですが親はどんなつもりで…
助けるという誓いのため、ただのストーカーになってる、というのが苦笑。
「めぐみはセンパイの心臓」が面白いです。
落ちの意味不明性が大爆笑。すげえ…

都市伝説解体センター
いろいろな人が…
昔の地下鉄、実際ありそうですね。
アナウンスはホラー感が…ただし完全に犯罪…
脱出しようと動き、もやを追ってスイッチ、十分すごいんですが。
議事堂の真下、ありそうですね。
何度も繰り返していた…その参加者はみんな死んでいる?
どんな解体になるのやら。

霧島くんは普通じゃない
「俺の事好きになってみない?」というのがとことん勝手な発想ですね。好き嫌いは自由にできると思ってる…というか人間は、心は思い通りにできると思っている人とそうでない人に分けられる気がします。キンジー・ミルホーンの彼氏はタバコを捨てて私は何でもできると言ってたのにまた吸ってたような…
イヤホンの共有、というのもいいスキンシップですよね。やはり有線じゃないとできない?というかワイヤレスならすぐ、ぬくもりとかの接触なしにできるのでえっちな要素がない…

君が愛を知りますように
負けず嫌いがスイッチ…はは。
勉強以外でも、という安請け合いに苦笑。
景品として三人ハーレムデート、どういう競技なのか…ジェットコースター、でそういうことかとホッとしました。
悲鳴でしたねえ。
うまく入れていたのに好きじゃないのと聞かれて、も楽しい。
楽しんでますね…
心臓の動きで恐怖がわかるというのもえげつない。
あ、前のページをめくるとお化け屋敷、で榎本さん目立たずすごい反応してます。
しっかり出ようとしたらネズミ、も面白い展開。
遊園地でネズミ…本来重大問題としてスタッフに言うべきですが、遊園地というのはかなりの規模の自然公園もついていることがあるので、根絶は困難でしょうね。自然がなくても飲食物、特に子供が落とすゴミや水と隙間の多さを考えると。
花火もうまく回収したものです。
「あんた私のこと好きでしょ」とすごいギャグ顔で行ってしまったのはびっくりする展開でした。
自分の気持ちがわかっていない彼…これまた面白い。

マジカルクラフト
イベントのはずが、とすごく心情を丁寧にまとめています。
猫の演奏会というと「ねこひきのオルオラネ」。
ものすごい魔法使いになっちゃってるの、彼女は自覚してるんでしょうか…

十字架にくちづけ
父親、かなりくたびれてますがいいキャラデザインです。
生きる時間、寿命…うわあこれはしっかりした理由のある説得。
甘えている、とことん甘い雰囲気、そして深いキスから…人間に、結構簡単に…あれ?人間…神との関係は?神の息と原罪、イエスによる救いと贖罪は復活以後生きている人すべてにかかっているはず…霊のからだ、ロマ書…神との和解も全部?『教会教義学』読み返さなきゃという話(読み終わる前に死ぬ)?いやバルト以後…
逆に女の子が悪魔になった少女漫画も何十年か前にありましたよねえ。
結構長いこと迷ったんですね…
ここで祖母がやっと出てきましたか。
と思ったら面白いどんでん返し。
けた外れの甘さと色気という魅力を出しきっての思いがけない成功作、どう着地させてくれるやら。

アニマル横町
ハロウィンをやりたい、楽しそうですね。
いろいろな危なさを丁寧に考えるのも面白い。
怪物くん…実写映画が2011、十分古いですね。
虫歯菌、これなら大丈夫ですね。…トライデント(三又の鉾、ポセイドンの武器)はめぐみちゃんに借りたとか?最後にあれ登場したの何年前でしょ。
首が取れてなんでわざわざ。

月号は最終回ラッシュに、新連載に読み切りとすごい変化になりそう。

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