りぼん2018年12月号感想

表紙の、ほとんど見えないはずの背景色がこれほど強いとは…すごい迫力です。
付録も安定したものばかりですね。…別冊付録の感想は無理です。

「ちびまる子ちゃん」関係の企画は淡々とした感じがありますね…深い絆が感じられるものであり、息長くやっていくのでしょうか。

愛ともぐもぐ(優月うめ)ハニーレモンソーダ(村田真優)アニマル横町(前川涼)ハツコイと太陽(木下ほのか)古屋先生は杏ちゃんのモノ(香純裕子)きらめきのライオンボーイ(槙ようこ)HIGH SCORE(津山ちなみ)ラブゾンビ!?2(森乃なっぱ)6月のラブレター(春田なな)たったひとつの君との約束(池田春香/みずのまい)絶叫学級(いしかわえみ)群青リフレクション(酒井まゆ)恋ばっかりの世界でわたしはキミと(柚原瑞香)ぼくらのクロノスタンス(大詩りえ)Say the name!SEVENTEEN(柚木ウタノ)わたしたちはトモダチじゃない(凌花そら)次号予告

愛ともぐもぐ
メニューは美味しそうですけど朝からは重いのでは…カロリーも結構…
なんかもう風呂桶いっぱいの蜂蜜のよう。
それを気まずいと勘違いするとは…
伝書バト扱いはなぜか大笑い。さらに恩恵の列挙…これまた大笑い。なんといううらやましい。
そして応援宣言…なんという純粋な。
「笑顔はっつけて最小限のやりとり」がまたよく見てますね…
あと部活休むなら連絡ぐらいしましょうよ。
なんかもう脳みそが砂糖煮になりそうです。

ハニーレモンソーダ
スマホを破壊するところの迫力はすごいですね。
強烈な緊迫感、「離さない」という転換がぞくぞくするような鋭さです。
恋敵じゃなくて、人間としての成功を模倣して、それが行き過ぎた…ここはうまい逆転です。「絶叫学級」だと変な料理がされそうですが。
「私が奈乃ちゃんを大好きになるから」の迫力はとんでもない。
男としては確かに立場ないですよね…

アニマル横町
僕はとりあえず、金属に触れる前に手の甲でごく軽く叩きます。
シルクはそりゃわたわたしますよ。
下敷きからスタンガンってすごすぎますね。
静電気を集めて移動…それって普通に能力か、民明書房に出てきそうです。

ハツコイと太陽
今もインスタントカメラってあるのでしょうか。
思いがけない友達…だったらいいなあ。と思ったら最悪…
で…真相に気がついて、さぞ傷ついたでしょうに…
「誰かさんのためだよ」…いや、残酷すぎる報復ですね。ご愁傷様。
と思ったらおもいもかけない復讐の復讐…復讐の連鎖って悲しいですね。

古屋先生は杏ちゃんのモノ
第二ボタンをネックレスってどうなくすフラグ…ほかのあらゆる隠し場所を考えましたが、どこだろうとなくすだけですね。
本気…これはたまらん。というか無防備な子ですよね。
美男美女、そりゃもう…
いきなり「死ねばいいのに」から結構深刻な会話になるのが面白いです。
まだやり直せる…ここからの甘い言葉、なぜ少女漫画なのにそれが目撃されないんだと声を大にして言いたい。
ここで「俺が好きなんお前やし」さらにキスまで…やってくれました。
こっちにはちゃんと目撃者はいますよね?

きらめきのライオンボーイ
冒頭の3ページの、やや遠くから海面と文字がメイン、ドアップ、そしてオチ…さすがの超絶技巧。
「人に迷惑かけないヘンタイ」がまた大笑い。
一線とか普通に扱うのがこの作品のさりげなくすごいところです。
何回でも聞きたいって…
「おっぱい卒業します」は爆笑。
そしてごくかすかな不安感、さてこれから…

HIGH SCORE
なんという幸せそうな写真…
というか真相がわかっているのに脱ぐのは笑うしかないです。
外見だけじゃなくて体力もとりえなのでは?…女子プロレスという天職がありますよね。
子供のイメージは楽しいですね。
コタツは人間を変える…おそろしい。さすが騎士王を一瞬で陥落させた最強宝具。

ラブゾンビ!?2
見事に手の平の上で…
「キミの理想など知るか」…まさにマッドサイエンティストの鑑。
ご両親立場なし…
爆発も様式美ですね。
そして不安、ってここからどれだけ続くのやら…

6月のラブレター
お化け屋敷、すごい設定ですねえ。
付き添い宣言、なんという大胆な…
お化け屋敷での二人も丁寧に描かれていますね。
準備万端なのに、怖がりすぎて地図も何も役立たず…そして冷静にさせるために、
真昼ちゃんたち、一方は幽霊なので危ない独り言に見えますが…
病室がきっかけ、というのも面白いですね。
…で、ロッカー…なにこのToLOVEる。…間違いなくお化け屋敷にとっては想定外事態ですよね…
突然の変な展開、一体どこに動くのか…楽しみです。

たったひとつの君との約束
どうしても黙ってしまう…どちらもどうすればいいんでしょうね。
そして何があったか、全部話してしまいましたか…
「全て!」という言葉の迫力もすごいです。
そして手紙のシーンがまた素晴らしい。

絶叫学級
修学旅行って何なのでしょうね。基本的には昔のヨーロッパ貴族の若者でしょうが…
ボート…確かにこれは重大事故になりえますね。単なる海難事故の方がこれから起きるホラーよりすごいことになったかも。
夜間の着衣水泳、そりゃ無理ですよねえ。
島の人達、すごくいい人たちですねえ…いやその掟の元が怖いです。

群青リフレクション
仕事あってよかったですね…
事務所の人も大変でしたね。というかちゃんと期待してもらっていたじゃないですか。
彼女にも出番、思ったより大きいチャンスのようで。
浮かれてますけど、大きい仕事は初めてでしょうし…
危険な雰囲気も楽しいです。
大物女優の言葉、でも注目しているからこそでしょうね。まったく相手にしていないなら声かけるわけがなし。
キスの話題で、試してみる…スキャンダルにならなきゃいいんですけどねえ。
恋をするなんて実に簡単でしたね…まあ合掌するべき人も約一名いますが。

恋ばっかりの世界でわたしはキミと
一緒にさぼってくれる、これ以上の友情もないですよね…
変わるために外見を…女の子はそれができるからある意味ずるい。
一果ちゃんのほうが思いっきり効果的だったという…
「葵にはひみつ」…こうきましたか。

ぼくらのクロノスタンス
完全に消えたわけではない、普通に登校してきた…
あまりにもミステリアスな関係ですね。
父親の権力を心が砕かれるまで思い知った、でなかったのはほっとしました。ホラーじみた話は結構ですし。
そして「気持ちを伝えることにした」…ここで邪魔が入るか…
告白シーンをあえて描かないというのもうまい。
非常に難しい作品だったと思いますが、丁寧に仕上げたものです。次はどんな作品でしょう…

Say the name!SEVENTEEN
かなりの規模のようで…一人一人丁寧に描いていますね。
メッセージをしっかり伝える、一人ひとり伝える、ものすごく丁寧にしっかり作られた作品です。
こういう試みも面白いものです。

わたしたちはトモダチじゃない
柔らかいタッチですね。
夏のクラス会で、ゲームでなぜそうなる…それがきっかけとは、もう胸の中でさわやかな何かが大量にはじけたようです。
絵具水って最悪制服がダメになりそう…
今から男子になります、はびっくりしました。てんぱるととんでもないことをしてしまう子なんですねえ…
頼ってもらいたくて頑張る、これは男子としては悔しいですよね…
で、「告白していいですか」…やってくれました。脳みそまっしろ。
手をつないでいるのにまだって…
何というかものすごいパワーと奇妙な世界。これからがとても楽しみな作家です。

月号はあの劇押し作品と…「5Pに1回キスが出てくる」というのはうまい。楽しみになります。

目次へ

ホームへ

もえるごみへ