りぼん2016年5月号感想

やわらかな華やかさ、構図もすごくいいです。
付録も華やかで実用的ですね。

急病…関係者各位お疲れさま。
というか前回のあれでそれっきりだとかなりきついので、どうか来月にはお体をちゃんと治して…

「バディゴ!」のアニメも朗報ですね。まあフルサイズではないとはいえ…

つばさとホタル(春田なな)恋するスキャット(瀬川あや)ハニーレモンソーダ(村田真優)バディゴ!(黒崎みのり)めだかの学校(森ゆきえ)ロマンチカクロック(槙ようこ)アニマル横町(前川涼)キミとだけは恋に堕ちない(酒井まゆ)HIGH SCORE(津山ちなみ)猫田のことが気になって仕方ない。(大詩りえ)××××な彼女(藤原ゆか)絶叫学級(いしかわえみ)吹彩(雪丸もえ)その星が消える前に(乙女坂心)チョコタン!(武内こずえ)次号予告

つばさとホタル
どうわ…というか読者は、アッキーの気持ちがわかっているので嘘か誤解だとわかっています。
そりゃ茫然とするでしょう。
ひなちゃんがアッキーを見て目をそらした表情、嘘だといっているようなものですね。
何かに気づいている人もいるような、こういうところはうまいです。
そして、二人でいるのを見かける…これはつらい。…ひなちゃんのほうが辛そうですが。
ここで鳥羽くんが助けをくれる…ちゃんと迎えに来てくれるのも男ですね。
…泣いている女の子をつかまえるのは、それは正しいでしょう。
「このまま帰すわけないじゃん」という言葉が、次にどんな行動をとるか…紳士として慰めるか、それとも彼女を手に入れるため卑怯なこともするか、ドキドキしますが。

恋するスキャット
王道の冒頭部。さてこれから…
彼氏持ちの友達に毒を吐いてから、トッキーの裏切りには爆笑。
孤独死、迷惑予防用に…冷たくなったら自動的に通報するアンクレットや、圧が丸二日かからなかったら通報するトイレマットがあればいいですね。
…と思ったら、何でしょうこの状況は。抱きつく。そして彼が誘おうとしているのを無視して…
これで彼氏がいないってどの口がゆーか、と本当に男と縁がない女に殺されそうです。
で、このハンバーガーの山…カロリー計算以前にいくらするんでしょう。業務スーパーで米5キロとブラジル産鶏もも2キロとみそ1キロ買って一週間ぐらい暮らせる金額がしそうです。
しっかりフォローしてもらって、「好きなんですよね」ってそれがもう告白同然なのに…ひでえ。
「悩みがあって」は大笑いしました。ここまでくると鈍感も犯罪です。
「好きな人がいるんですけど」…笑い転げました。おめーだよ。
で、やっと「俺のこと好きになってください」…
風呂からにやにやするまでの流れがまた素敵ですね。
そして電話の返事での、頭にヴィヴァルディが流れててクリームが詰まっていそうな雰囲気もまたお見事。
トッキーの悩みというのも何なのでしょう、結構深刻だったりして…
…こんなときに昔の男が起きたらとなりに寝てる、って悪魔ですかあなたは、と言いたくなります。
見事すぎて言葉になりません。ひたすら拍手。
次回が楽しみで楽しみで、ゴールデンウィークなのがありがたいです。

ハニーレモンソーダ
あいさつする、というのが重大な人だっているんですよ。
恐ろしい席替えもあったもので…
この席なら金を出したい女子は多数いるでしょうね。別のクラスにも。
「できてんの」はびっくりしました…
観察も楽しそうですね。
破れてるのを取る、それを先制に指摘する…いい流れですね。教室の空気感が実に見事。
黒板消しを投げつけるのはコラテラルダメージが大きそうです。
「仮の姿だから」「仲良くしたらいいことあるかも」…すごい爆弾を投下してくれました。
いきなり消えた彼、どこで何を?
すごいところで寝ていて、そして二人きり…
帽子での「別に」、どんな風に大切なんでしょう。
照れてる、での感情の爆発がすごい。これこそ恋する乙女という生き物ですよね。
背中に翼が生えるほど…そしてここで、彼の女の好み、具体例…
どうなるんでしょう。

バディゴ!
せっかく決意したのに、話せない…このすれ違いがどうなるんでしょう。
「アイさんはモモと乗りたかったんですもんね」、リトルスイーツの立場から見れば当然のことですが…完璧にアイちゃんは自分が男装していることを忘れてます。
「もっと優しく女の子をふるんだと思ってた」…というか、観覧車の上で女の子を振るもんじゃないですね。走り去ることができない…
で、ふたりきりの話…順番が逆だ、と叫ぶほかありません。
「ハヤテが好きなんだ」に「大丈夫アイくんわかってるし」…あああああああああ。やはり同性愛誤解…
「同性愛者への偏見とかないし」で、気づいたでしょうか?いや、アイちゃん…全然気づいてないというかそこだけ頭から落としてる…
いや、ちゃんとそのことも言わないと!
そしてテレビでも、ええと…有明の紙価が…うん、目指せジャンルコード。
デートのスクープ、これは嘘をつくべきではなかったのでは?信頼関係の問題になります。
というか、これも嘘ではありますが、『ハヤテはアイ=愛を知らない』ことにする…いや、そのことも言わずに『愛と会って話した』といえば、『嘘ではないが事実すべてではない』で納められたはずです。
全部打ち明けて土下座するのが最善だと思いますが。
後輩…というかとんでもないことに。全部知ってて、しかも極悪非道…いや、アイの正体まで知っているとは限りませんが。
いや、バディーズの二人とも、ごまかすことができればいい、になってます。
多少のペナルティは仕方ないですよ。

めだかの学校
ホームページ…「検索してはいけない」語になっているかも。
そりゃ顔モザイクはねえ。
楽しそう…ええ、とても楽しそうですね。
地下室…ええと、この作品ってクトゥルー神話だったんですね。
犬をなでなでするのがすごく楽しそうです。

ロマンチカクロック
お久しぶりです。
女の子たちの食いつきの強さときたら…
しかしずいぶん大人っぽくなってますね。
ほかのカップルについてもしっかりと…彼の気持ちが不安、というのもそりゃあるでしょうね。
…寝てしまって、キスして…どうしようもないバカップルぶりに机に突っ伏してます。
「勉強嫌いだったとは思えない」…人は変わるものですね、驚くほど。
目を開けたら…本当に成長したものです。特に死を乗り越えたことが大きかったんでしょうか。
深い愛情に満たされたみんな…すごく心地いいです。

アニマル横町
五月六日は、ゴールデンウィークが終わって憂鬱な日では?
逆立ちから回転しつつ飛ぶのはすごい。
ジェネレーションギャップから「売れたいねえ」はしみじみとしますね。…続刊の売れ行き…
そして容赦ない「さみしくない」「おごりだと」…「心がいやしい」…
いや、子供ならそれぐらい当たり前ですって。
絶天狼…ってそれこそりぼんっ子の祖父…続編は読んでいないので抜刀牙設定があるかどうかは知りません。
というかあれをくらったら切断されるんですが。
腕時計型麻酔銃は一番やばいネタでしょう。会社違うし。

キミとだけは恋に堕ちない
「小学校5年生の笹本くん だとでも」…かなり強い言葉ですね。
家で苦しんでいる時に…兄も、どうすればいいのかすごく苦しんでるのが伝わります。
どうしようもないんですが。
それを見てくれる透兄、ちゃんと見てますねえ。
いつも通り、というのが…いつもというのがどんな厚塗り化粧だったかよくわかります。
そしてここで再会、会話の飛び方が面白い。「笹本のこと好き…だよね?」といっきに核心に。
「今なら止められる」という言葉もきついですね。
それから…言葉が出ません。何も言いようがない…難しすぎる恋です。
心から、恋する部分だけを引っこ抜いてしまいたい…いや兄たちは心底そう思っているでしょうが。

HIGH SCORE
別れ話…いや続いているのが不思議なんですが。
「ママに対する不満」…ですよねえ。
センパイのほうも大変なんですね。「ママ宗センパイ」は本当に呼んでいそうです。
凶悪、凶暴、邪悪がわかっていてつきあってるというのがすごい。
階段下まで、たぶん二人で怪我しそう、というか二人とも受け身力で無傷でいそう。
まあこれもバカップル…

猫田のことが気になって仕方ない。
それがどういうことかわからない…ええと、結婚という言葉を考えてみたら?
「こんなことってあるんだね」…張り込みお疲れ様です。イケメンでなければ犯罪です。
「なんで猫田なの」と、普段はクールな彼が変わるのがすごくいいです。
猫田くんの内面がきっちり描かれるのも珍しいですね。
考えすぎて頭が真っ白、そこでしめきり…まさかそれで告白とか…やったら神ですが。
千砂ちゃん、すごくかっこいいです。
それで二人で帰って…すごい会話になってしまってますね。
「好きなヤツがいるから」ということば、すごい気持ちがこもってて…たまらないシーンです。
で、「すきな人がいるらしい。」…やってくれました。
そりゃこんな究極の推薦文、一発で爆発しますよ。
めちゃくちゃ通り越してます…ああ楽しみ。他人事っていいなあ。

××××な彼女
冒頭から王道ですね。
絶交、って何があったんでしょう。
というかなんで、デート前のような姿…と思ったところで正体暴露。アイドルオタク…というかCRASHですか…いや、バディーズでもいいじゃないですか…
そんなくだらない絶交を三年間続けるというのもすごいですね。
混乱して桐くんの話を…はは。…本当に桐くんたち出てくるんでしょうか。
アホ、とそのまんま…ずっと思ってた、とうまく出してます。
お礼にライブチケット…いや、それこそ何より大事でしょうそれ。
「このレベル」で、女の子の部屋に入れてもらうなんて消し飛んだようですね。彼女も何も考えていないようで。
ものすごい講座ですね。熱い、暑すぎる。
いや…すごい笑顔ですね。
うちわづくりマスター、というかすっかり幼なじみは復活してますね。
ここでの強引なキス…本当に肉食系です。
かばんとうちわを間違えるのは豪快ですね。
あ、五人ともお久しぶりです。お元気そうで何より。
そして曲から自分の気持ちのまま動き出す…桐くんが力をくれたのかも。
お互いに謝りまくるのがすごい…
「男の子とうちわがキスしてる」は笑い崩れるほかありませんでした。
いやー相変わらず面白いです。これの続きも見たいぐらい。
…いや、ドルオタであってヅカファンじゃなくてよかったですね。そっちだったら、絶対勝ち目はありませんので。

絶叫学級
結婚式…いや、一つ間違えば何人も一生不幸になるんですよ。怖いです。
指輪が落ちている、ってそれ、絶対誰かの怨念が詰まってますって。
取れない、そして夢で…いや消防署でも切れないって…お祓いでしょ。
式場で噂…知らない方が楽かもしれませんね。
当日花婿が事故、花嫁が後追い自殺…どれぐらいあるんでしょうね、そこまでの不幸は。
轢いてしまった車の人が気の毒です。
学校が突然結婚式場になるのは見事。

吹彩
女の子らしい可愛い楽しみです。
女子力分けて、って前に筋肉分けて、って佳鈴ちゃんが言ってたのを思い出します。
結婚、といおうとして血行を良くするストレッチ、うまいごまかし方です。
実力不足、って実力じゃないのが…
そして指輪…「絶叫学級」で指輪ネタをやった次にこれだと怖いですよ。わざとでしょうか?
「手を握ってるぞ」という声はびっくりしました。
雑用の分担、これも重要ですよね。
「やりたくないヤツはやらなくていい」…これは決定的ですね。
でも、ちょっと派閥ができそうで不安です。
部そのものが大きいと結構バラバラになるんですね。
「僕はキライです」…この言葉も重いですね。
そして、メッセージを書かせる…というかうららちゃん、巨大部活内での派閥抗争とかも経験豊富ですよね当然。
で、ついに聞いてしまう…さて、どんな答えが返ってくるんでしょう。

その星が消える前に
すごい味のあるタッチですね。指や服の細やかさが並みじゃない。そのくせ、隠れているところの多い顔はクッキーのようなざっくりした感じ。
いい関係ですね。
もぐりとかドジリとか、楽しいです。
「告れば」ってそれ以外言いようがないですね。
で、いきなり流れ星の星霊…えらいことに。
光がある間だけきっかけ、というのはいいですね。人間の…すべてのはかなさを暗示しているようで。寓話としての質も高いのでしょう。
そしてチョコレート…ええと、ショコラ・ノワール謹製じゃないですよね?代償はないですよね?
二人で家に押しかけるとはすごいことを。
逃げたら、星が小さくなっていく…
「もふり」とか可愛い言い方しますね。
名前のないチョコで兄と奪い合い、これは大笑いしました。
どうしても言えないもどかしさ…熱が出て、というか手をつないでくれて…
次のきっかけが最後…重いですね。
最後のきっかけ、自転車二人のりってハードすぎません?
そしてついに、後ろから抱きついて…そりゃ事故りますって。ナイス死守。
「俺とつきあってください」とはっきり言ってくれた彼、かっこいいです。
最後に本当に「えろり」と言ってくれたり…
本当に質の高い真っ向正統派。次の作品も楽しみです。

チョコタン!
エイプリルフールで、犬のお散歩…見えるのは猫だけじゃなく犬もなんですね。
僕の足元にもいるでしょうか?
…手紙が出せればいいんですけどね。
歌えなくなるのも…
で、嘘扱い…あーあ。
やっと嘘じゃない、と気づきましたね。
「犬?どこに?」と演じて天使だと信じさせる有馬くんがうまく活躍してます。
メッセージが、心が崩れそうですよ。
…いい嘘もあったものです。

続で槙先生、そして木村先生の新連載。
ほかにも楽しみが多いですよ、来月号は。

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