りぼん2015年4月号感想

二人での表紙の効果は面白いです。
バレンタインに特化した、というかシリコン樹脂のコストダウンは恐ろしいですね。

雪丸先生の新連載、これがまた看板になるかどうかが今年の「りぼん」のキーでしょう。

「りぼんでたのしむValentaine's Day」はとても楽しかったです。名曲をYoutubeで振り返るのも楽しい。

うしろの光子ちゃん(いしかわえみ)つばさとホタル(春田なな)またあした(村田真優)アニマル横町(前川涼)ロマンチカクロック(槙ようこ)えそらごと。(雪丸もえ)猫田のことが気になって仕方ない。(大詩りえ)バディゴ!(黒崎みのり)めだかの学校(森ゆきえ)さかさまクランベリー(かるき春)HIGH SCORE(津山ちなみ)シュガー*ソルジャー(酒井まゆ)僕の家においで(優木なち)チョコタン!(武内こずえ)小さな恋のでっかいメロディ(木村恭子)南くんのとなりのコ(優月うめ)次号予告

うしろの光子ちゃん
鉄骨の下敷き、って実際には今の日本で、年に何件ぐらいあるのでしょう。
この何年という単位、最悪の場合死ぬな、という現場は見ていません。
サッカーボールのアクセサリーが強烈ですね。
探してた?
怖がらせて子供を助けるとは、いい仕事です。さてどんな落とし穴があるのでしょう。
人を怖がらせるのが仕事?…「キャー」が通貨だったりしませんよね?
消滅で、どれぐらい悪いんでしょう。
恋敵を怖がらせる…女の子の夢ですね。
鏡に霊が見えて、蛍光灯が落ちて危なく…ここだけ、彼女たちの立場から見れば普通のホラーです。
結果的にはラブラブになってしまってますが。
「死にたい」ってもう死んでます。
真相全部当てられてる、って…
「こんなことするような子じゃないよ」ってやりましたけどね。あ、この時点で「泣かせる」は満たしてます。
この回想はうまいですね。
「何かつらそう」ってみんな冷静ですね。
そして、告白を全力でアシストして「泣かせる」に成功…うまい。
とん、と軽く背中をたたいているとか…
間違いなくこれ、神さまになってしまいますね。まあ北野天満宮も神さまですし。
前作とは一転して楽しい話、になってくれるでしょうか?

つばさとホタル
テスト休み…どんなに楽しみだったことか。部活やってる好きな子と、校門まででも一緒に帰れる。
告白したはずなのに進展してない、ってアッキーが一方的に悪い。
女子集めてクリスマスパーティ、って女子部はないんですか?
アッキーたちを呼ぶのは…大変なマネージャーですね。
「男をダメにするタイプだわ」って、それは第一話から…
そして「文化祭でもすごく仲良く」からの会話、呆れてものもいえない…
「隣いいですか」という他人行儀が見ていると楽しいです。それでいきなり顔を寄せて内緒話とか…
ノートで会話とか、かわいいです。

またあした
リーダーを決めてなかった、って…そこで孔雀くんと再開とは、楽しくなりそうです。
一人一人の細かな動きがすごくキラキラしています。
こんなところに来て映画なんて時間の無駄な気もしますが、教師がミーティングして学校に報告して一息入れる時間が必要なんでしょう。
カッターボートとは危険で、イギリスの上流文化…
段ボール一杯の野菜を一人で運ばせるのは無理です。
「女の子みたいだ」と女の子扱いを素直に喜ぶの、楽しいです。ここの力を抜いた絵もいいですね。
とびこんで岩があった、って下手すれば死亡事故ですよ?
浴場まで手配してあるとは…なんというアンソニー&テリー対照。
「想像できるようになってほしい」「椛さんのこと気になってるから」…攻めてますね。
と思ったらドストレートに「好きだよ」まで…

アニマル横町
サプライズデー、それはそれで楽しそうですね。
「(ケンタみたいな扱い)やだ!」…幼稚園児らしいわがままと無意識の残酷です。
あみちゃんの母親が初登場、ってさらっととんでもないことをしてくれました。
驚きすぎです。

ロマンチカクロック
大胆なカラー扉です。
杏花音ちゃん…本当に大変な病気なのでは?
やる気満々…いつまで続くやら。
先行くな、って中三にもなって一人で登校できないのは…
「面倒は私が見とくよ」がなんというかすごい。
「受験をいい思い出にしましょうね」…ひどい、ひどすぎる。
食欲が本気でない…どうしたんでしょう?
パーフェクトの一言、楽な面談ですね。
手話で話せるのがまたすごい…
顔色が悪いと気づいてくれるとか、どちらのこともすごく好きなんですね。
アルバム整理…なんかこれも意味深長ですね。
そして病気のこと、打ち明けるのでしょうか?
…まさか妊娠ということは…慎ちゃんとそんなことになる機会、あったでしょうか?

えそらごと。
いきなりすごい会話になってますね。
「じゃあ付き合う?」とか…その返事がすごい丁寧です。
「性格か?」「性的に?」…笑うしかないですね。
そりゃ押し倒しますよね。
「今までの彼女とは大体お前のせいで」はご愁傷様です。
いきなり、強引に…これ、恋人でも友達でもない、どんな関係なんでしょう。
「了解しました」という笑顔、それだけでも十分ですよね。
帰りに、自然に「由真のことずっと好きだった」と言えてしまうのがまた…次々と予想を裏切ってきます。
まだわからない、でも…
何ともいえませんが、すごく面白いです。男の子の心理描写を徹底的にやるのも…

猫田のことが気になって仕方ない。
受験はなし、一緒に進学できる…ほっとしました。
「ツッコミ役がオレ一人になっちまうな」はご苦労さまとしか。
そしてサプライズ、何をするんでしょう。
あ、寄せ書き…もうそれだけでこんなに、サプライズっていいのか悪いのかわかりませんね。
こりゃ大泣きしますよね。
卒業式がとてもあっさりしていますね。
一年、すべてを占めていたのは猫田…
どんな中学生活になるんでしょう。なんか胸がいっぱいになります…
僕に実際に娘がいたら、ちょうどそんな感じなんでしょうね。僕にとっては三誌のキャラたちが娘みたいなものです。

バディゴ!
ごまかしになってないにもほどがある…
土下座するしかないですね。
さて、どんな罠があるでしょう。
おもいきりダンスレッスンシーンがあるのが嬉しいですね。
「ソエルさんの部屋に」が面白いですね。
アイは知られていると知らない、でもハヤテは実は知っている、だからややこしい解釈に…
そしてこの会話を立ち聞きしたら、そりゃ誤解しますよ。
さらに壁ドンまで…
女の子たちの積極性、まあ同じ芸能人なら何とか…いやいやいや。
「女の子らしいもん」は、嫉妬はわかりますけど最低には違いありません。
ウィッグが壊れたところに…まあOKな人だけで良かったですね。いやそれ以前にウィッグの予備がないのが間違いです。
女装のふり、ってシャレになってない以前に多数の人が気づくでしょう。

めだかの学校
横スクロール…靴にローラーが仕込んであるだけでは?
窓から飛び出す…校則にも理由があることはあるんですね。
で、なぜおなかで滑るのは禁止されたんでしょう。
この自己アピール、本能の水準では有効なんですよね。宝塚劇場の客席では、同じことをやってるスターに女子たちがキャーキャー言ってますし。
変な人と思われてしまって…でもこの学校では普通です。

さかさまクランベリー
絶叫コースターで喜んでいる、それに対して理花ちゃんの完璧なことといったら。十三歳とか年齢の問題じゃないですよね。
どのシーンでも理花ちゃんの極悪非道な女の子アピール…恐ろしい。
転びそうになったのを抱きとめられるとか、かっこよすぎます。
ゾンビシューティング…どんなことになるのやら。
とっさに振り向いての素早い射撃、構図いいですね。
楽しそうな笑顔、彼氏にとって一番見たいのはこれでしょうね。
…「1年のころみてえ」って、成長した彼女はどうなっていたんでしょう。
「俺もしていい」とか…
そして、袖をつまむ…それが彼女のせいいっぱい…
なのに「キスしようか」…本当にやってしまうのでしょうか。

HIGH SCORE
オヤジ女子高生をカラーで…恐ろしい。
強烈ともなんとも言いようがありません。
益田くん、こんな姿でキーパーやったら全身擦過傷…に本当になっている!
さらに通りすがりの宇宙人、すげえすごすぎる。
君に届け、ってまずい言葉なのでは?
そして本編…
次のページでいきなり治っているのは能力…ならヤマト(旧)が翌週には修理されているのは真田さんたちがとっても頑張ってなんですね?
「増田はモコとカップルになりたかったの?」「絶対になりたくないし今の一言ですごく冷静になれたわ」が大爆笑。
…益田家の兄たちもブリーフ一丁にしたら、間違いなく殺されますね。
そういえばヒロイン不在、すごいことしますね。

シュガー*ソルジャー
まず若すぎることが問題とは…ここまで深刻な時に。
「何かしてほしいことある」って無茶なことを。
「今すぐ視界から消えろ 二度と関わらないでくれ」…まあそうですよね。
で、先生も「私服の生徒」だと思ったんですね…
どうしていいかわからない…そりゃそうですよね。
ボクシング部にお邪魔してサンドバッグ叩くとか?
お姉さんに全部ぶちまけるとは…お姉さんも人間できてますね。
そして翌日、どうなるんでしょう。
スマホは、それこそ…入谷くんの家のポストにでも入れてくれていなかったのでしょうか?
それほど深刻でなければいいのですが…

僕の家においで
どうせなにもないに決まってます。
スッポンポンばかり意識していますけど…
で、それで「おやすみ」?…病院行く必要があるのでは?
まあそりゃ泣きますよ。
「だってまだ15歳だし」…確かにそれだけでも、下手すりゃ警察ですね。
「あんなことやこんなこと」は具体的には知らないんですね。
そりゃ手は出せないですね。
「こちらだけでも」はわざとやってるのかとしか言いようがないです。
生殺し…お気の毒に。でもまあ幸せには違いないです。
…来月、みんなにいろいろ美玲ちゃんがぶちまけて呆れられるのが目に見えるようです。

チョコタン!
トイプーとミニチュアダックスだけで、僕が見かける犬の七割はこえてます。
お手手を上げさせてるの、かわいいです。
「悪い子ねー」にハートマークがついてるの、僕もそうでした。主人としては最低。
そして病気…先天性の…早期発見で、とはいきませんでしたか。
アリマくん、さすがしっかりしています。
「あたしも大好きよ」と伝わってよかったです。
虹の橋…反則ですよ。
ペットの寿命の短さとか、たまらない話題を入れてくるから三周年とかになったのでしょう。

小さな恋のでっかいメロディ
池袋から両国まで歩く…かなりきついですねそれは。
どんな道で?道、ありましたっけ?
捨て損ねたのも読んでいた…
大人のほうがかっこいい?だったらなぜ少年漫画は、大人が仕事をしている作品ばかりじゃないのでしょうか?
「どうしてやさしくしてくれるの?」で、火を触るので半ば抱き合うようになる…そこでの「高木のこと好きだよ」とか、すごいですね…
「イヤな事もらってあげる」っていい言葉ですね。
火一つが、すごく救いになっている…ライターを細かく描くこととか、すごいセンスです。
そして…本当にいい大人に囲まれています。だから大人がカッコいいと思うんでしょうね。
「頭ベンピにしてどーすんの」がまた素敵な言葉です。
「若さにもがき苦しむといーわ」…さぞもがき苦しんだんでしょうね。
「素敵な女性になりたい」…目標にできる大人が身の回りにいる、ってものすごい幸せですよね。
いきなりの両手壁ドンとか、つくづく凶悪な男子です。
さらにひざまずいて花をささげるとか…どちらも末恐ろしいとしか言いようがないです。
すごく質の高い作品ですよ。次回作が実に楽しみです。

南くんのとなりのコ
なぜ下僕?ってすげえ…どなりの席のクラスメートをひいていた…どうやってこんな轢き方を?
「南くんご自分が女子におモテになってるの」「知ってるよ」…ますます極悪。
そして先輩にまでぶつかって、もともと危険な子ですね。普通とは違う意味で。
テキトーにやってもそこそこ…ふん、天才たちから見ればゴミだって自覚あります?
「トキメキが足りない」とか熱く語るとか…頭の中お花畑ですねえ。
センパイの前で「オレがお前と一緒にいたいってだけ」…爽快な自爆です。
…彼女がいる、というのは笑うしかないです。でも結構いい人ですよね。
面白いです、徹底的に悪い人でもいい人でもない、普通の人…
「あの子の方は絶対キミの事好きなのに」とか…
こうして素直に大泣きできるっていいですよね。
そして「好きな奴にひかれて」…こっちもこっちで爆発にさらにテルミット混ぜてます。
そのまま壁ドンからキスとか…
みんな、この騒ぎをどう思っているんでしょう。
春だなー、と窓の外の桜を見るしかないですね。
いやーおもしろすぎる…次回作がとっても楽しみです。

柚木先生の新連載、やたら楽しそうな雰囲気で楽しみです。

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