りぼん2015年1月号感想

濃い目のチークがかなり印象ある表紙です。
付録も使いやすいものばかりですね。

終わったら一週間後には二月号…いや感想は正月にしますけど。

それにしても、なんて豪華なダブル新連載。どっちも極上です。

さかさまクランベリー(かるき春)小さな恋のでっかいメロディ(木村恭子)めだかの学校(森ゆきえ)なないろ革命(柚原瑞香)絶叫学級(いしかわえみ)猫田のことが気になって仕方ない。(大詩りえ)つばさとホタル(春田なな)バディゴ!(黒崎みのり)僕の家においで(優木なち)アニマル横町(前川涼)HIGH SCORE(津山ちなみ)ロマンチカクロック(槙ようこ)星空アパート(香純裕子)シュガー*ソルジャー(酒井まゆ)チョコタン!(武内こずえ)ラララハレルヤ!(藤原ゆか)次号予告

さかさまクランベリー
イケメンが弟って…「小学生とか犯罪だよっ」は大笑いしました。…何罪?
チビ山、という関係も面白そうですね。
出会いも大笑いですね。
「身長さえのびれば欠点なしと」…ありますよね、「**さえ」。それこそ、あのパックマンの絵本でも読めと。ついでに臨死体験や神秘体験では完全を経験できますが、洗脳にもなりえます。
弟もこれに嫌がってませんね。
「こくはくしてね、つきあうことになったんだ」…どわははは。考えてもいませんでした。
さらにそれが青山の弟…こんな面白い導入、初めてかも。何万本の少女漫画を読んだかしれないない僕が。
「弟をたぶらかす」はものすごい冤罪ですね。さらに面白いんだからたまりません。
「うちの妹に負けたんだ」がまた悲惨な逆襲です。
こうして暴力でケンカできるのって楽しいですね。普通は小五ぐらいでやめます。
ここで共働きとか…
蹴りつけて慰めるとか、イケメンすぎます。
そして…なにこのキス。ここでやるか、とぶっ飛びました。
さらに気がついたら…またすごいです。まさか、キスをしたら大きくなる体質だったのかと…というか何このイケメン。
二年後、つきあってる…うわああああ。
すごいすごいすごすごい。
何て面白い作品!楽しみなんてもんじゃないです。

小さな恋のでっかいメロディ
いい度胸だ、としか言いようがないタイトル…
オフィスというかキャバクラの控室のようなイメージですが…六年生というか女の子はどんな小さくても女なんですよね。
なんかもう恐ろしいぐらいみんな女ですね。
男子と学校分けてほしいなら、単に女子校に行けばいいんですが。…いろいろと大変なことになりますが。
うんこも男の子は好きですよね。
こりゃ先生も泣きますね。
「お酒ちょーだい」って犯罪ですからそれ。
母親の店が居場所で、それで二十歳の男と仲良くする…心配になる環境ではありますが、家族・教師以外の大人との接触があるのは貴重ですよね。今の子はそれがないのが問題ですから。
いきなり好きな人を見抜かれて、何いきなりすごい話を…
「あんたが思うほど子供でもないの」というのなら…大人は小学生の男子と怒鳴り合ったりしません。感情が冷えてしまっていますから。
「子供が本気でも大人はそう思ってくんない」…実体験ですね。その経験があればその分大人です。
まあ、本当に大人と変わらない心ばえを持つ子供はいます。歴史にはしっかりした辞世を書いて見事に腹を切った小さい子だっていますし。
デートも、たぶん…自分が子供だと思い知らされて、それが大人への一歩になるんでしょうね…運が良ければ。
心配の裏にある体験がものすごいですね。
「うちの姉がギャン泣きした時」経験豊富すぎるんですが。
まあ、楽しい時間を過ごせたようで何より。
凛太朗さん、子供相手に土下座とは思ったよりいい人ですね。
やはりものすごい表現力と深さ。これからがすごく期待できそうです。

めだかの学校
おっひさしぶりっ!会いたかったです!いやー何も変わってません。
あらためてメンバーひとりひとり、懐かしさに涙が出そう。
田中先生も…さよちゃんが寂しがってましたよ?最高の出刃包丁とホルマリン50kgほど注文して。
「田中先生のことが気になって仕方ない」も大笑いです。猫田くんとは違って、他の人の目にも…
あーもう、何から何まで楽しすぎる…おかえりなさーいっ!!

なないろ革命
大笑いをぶち壊されたくないので、「キミは宙のすべて」と同じ…ラストだけ見て飛ばします。嫌な思いをするために金を払ってるんじゃないので。
妄執ほど恐ろしいことはありません。転校するか、殺すほうが安全です。
まあ次回作はまともでありますように…

絶叫学級
人間がどんなことをして暮らしているか、考えるだけでも恐ろしいです。
毎日の膨大な犬猫…動物実験…毎日食べている肉…直視したらとても生きていられません。
いきなりの立場逆転…
猫人間の顔がやたらと怖いんですが。
今回は珍しく教訓的な話ですね。これをさらに、食用家畜や動物実験、その他もろもろ含めてやってくれたら…ホラーすぎて読者がついてこれなくなるでしょう。

猫田のことが気になって仕方ない。
かなり別人になってしまっていますね。
受け止めきれてない、なんてもんじゃないです。
「かっぷるになりたい」まで理解した…まあそうですね。
女子会、って大変ですね。いきなり壁ドン…
「猫田だけはちょっとトクベツ」おひ。
「この二人がどーなろーと私はしったこっちゃない」…おそろしい、断る理由は立派にあるでしょうが。
わからないけどつきあうことにする…あーあ。
それで猫田たちと帰る、というわかってないぶり…
猫田も、「わっかんないから」である程度安心はしてると思います。
そして三人で帰るとか、入江くんも大変ですね。
大変なのは猫田くんもですが。
母親の言葉も重いですね。作者の読者思いがよく伝わってきます。
猫田くん…家事は確かに使えますけど、食べ物を粗末にしてはいけませんし妹に当たってもいけませんよ…
どんな「すき」が見つかるのやら。

つばさとホタル
「朝の電車一緒に」「俺いつもは一本前のに」…帰ったらすぐ目覚ましをいじるつもりですね。
ウィンターカップ…そうか、高校バスケということは、もし書き続けてたらあれに参戦させていたかもしれないんだ…
「久しぶりに来てくれたら」とかすごいコーチですね。
何かできることが…やらかす予感がひしひしと。
偵察ってまた面白いことになりそうですね。でも「皆で」…ちーん、とお鈴(りん)の音が聞こえてきそうです。
FriendMart…わかりやす。
しっかりライバルが出てくるとか、バスケ漫画になってくれると楽しいんですが。
一人でシュート練習をしているのに声をかけてくれる女子マネ、これだよこれ!と叫びたくなるほどのお約束です。様式美ですね。男の夢ともいう。
そして一緒の朝練…目覚まし、さらに早くなりそうです。そして車両番号・扉番号レベルでの待ち合わせですねわかります。もう結婚しろ。

バディゴ!
デートは受けて立つものじゃないですよ?根本的に間違ってる。
救世主登場はとてもうれしかったです。
一言言おうと思ったら後ろから「かわいいね今日」…やられました。
…弱点のない奴。というか最初のデートでホラー映画ってアウトじゃないですか?
「オレのこと嫌いなのかな」…疑ってないにもほどがあります。
そして、男女のペアとして一緒に踊る…というかそれでわかれっての。
「ライバルで相棒」というのはいい逃げ道ですね。
「自分から誘おうと思ったのは初めて」…そう、みんなにそう言ってるんですね。
で…ばれた、でしょうか?
というかこれでばれなきゃおかしいですよ。

僕の家においで
ほっときなさい。男の子って生き物はそういうのが大好きなんです。まあ、「本物の暴力を好む女性はほとんどいない」(ホーリーランド)。
まのさん、本気にもほどがあります。二週間はちょっと短いですが…
決戦ってそりゃ話題になりますよ。
「家ではたっぷり可愛がって」とか、なんということを…
休憩なしでぶっつづけ、ギブアップか戦闘不能…きついルールですね。
本当に強いとは。結構いいアクションシーン描きますね。
「死ぬまでたたかう」とか、戦いに集中しないと…
というかまのさんが負けるとは思いませんでしたが。
「素人相手に全力出して」とか言われたら余計悔しいですね。男だ。
もう言うべき言葉が見つからないです。
さて、明日から部活どうするんですか?気まずいでしょ。

アニマル横町
ムリヤリにもほどがあります。
「2月号くらいまで」…ですよね。
引退ともえつきたイメージが大笑いしました。
リアクションのしようがない、それを徹底してますねこれ。
「氷のように冷たい態度と尖ったナイフみたいな言葉」…確かに。

HIGH SCORE
いちゃいちゃのラブラブですね。
「だってえみかの方がずっとかわいいし」…ああもう、これだけで一年過ごせますね。
サンタクロース…京介の信じ方が大笑いです。
「妄想や夢の中では」って、酒入ってませんか?
ぐぐったら両方ハーレムもち、これはひどい。というか一人で百人も産めるわけがないのはわかりきったことです。
で、本当に三秒以内とか…
「やっぱり言ったんだ」って、思考回路が同じなんですか…
まあでも、ラブラブですよね。どう見ても。放置されてる正宗先輩が気の毒です。

ロマンチカクロック
映画で「私と慎ちゃんみたい」と喜んでるのは、なんかダメだって感じがすごくします。
心配されてますねえ。
「なぜあんなことを杏花音に言ってしまったんだろう」…まあ反省できるのは成長できるということで。
…こんな話を本人の前で。
いきなり女子たちが出てきたのはびっくりしました。
そして蒼くんは何も言わない…これは傷つきますよね。
みっちゃんとの再会はなんだか楽しいです。
「あいつひとりにすんの不安なんだよ」って、また相手をどん底に突き落とすような一言を…
「香鈴のこと一体どう思ってんの」と怒るのは僕も同感。正直ひどいですこれ。
「笑ってる」というのは…なんというか、恋する側って弱いですね。
しっかりキスしたりイチャイチャしたりしてますけど、どうも信用できないです。
香鈴ちゃんはひたすらかわいいですが。
白血病とかとんでもないフラグを立ててきましたが…まあそんな症状を起こす病気ならいくらでもあるでしょう…まさか、そっちには行かないですよね?

星空アパート
すごくあったかい感じ…というか別人なんですが。
一人暮らしって、毎日心配で仕方ないですよ。家が燃えてないかって。あと宅配便受け取るのがめんどくさい。
隣の男の子が…うわああ。まあ、でも僕だったらもっと悪いです。
下着ドロはあれですが、お隣さんはどうやって障壁を超えて、狭いバルコニーで回し蹴りという大技を?…とってもバルコニーが広い贅沢なお部屋?
ついでに、ブラのサイズが持ち主と一致していないような…ものすごい着やせ?
腰が抜けて立てない、というか警察に通報して…本当ならゆっくり食事なんて食べさせてるヒマはないはずです。
「夫婦みたいだね」とか、男から見れば誘ってるとしか思えませんよ。さらに「また家にごはん食べに」とか…
学校での彼のギャップもまた楽しいです。
「大すきな宝くんとの思い出」って…好きって自覚しすぎでしょ。
そして部屋の前で…アクションシーンは豪快そのものです。
すぐ真っ赤になって…というか高校生で隣でラブラブ、って…避妊はちゃんとしろとしか言いようがありません。
これ、はっきり言って男子の妄想全部入りですよ。少年誌に出したら大反響になりそうです。

シュガー*ソルジャー
最高の夜ですね。
「何で避けてたか」っていきなり切りこんできますね。
瞬くんがほっとするの、なんかかわいいですね。女の読者にはたまらないでしょうこれ。
「怖がるようなことは俺絶対しないから」…あーあ、しーらね。
と思ったら、「入谷くんだけ」とこの表情…そして濃厚なキスシーン、頭がとろけそうになります。
まさに「萌え殺す気か」。
限界突破してるのは入谷くんのほうですはい。
相田くん、お気の毒に。
「この世界のすべてを許せる」…そりゃあまあ。
ずいぶんと大きな班ができてしまいましたね。
そして…とてつもないことになってしまいました。どうなるんでしょう。いやこれ、子供の手に負える問題じゃないです。

チョコタン!
犬同士の会話とは、反則もののリサーチですね。
マフラー…とても嫌な予感がします。
ミニチュアダックスならハムになるのは当然のことで…
「抜けがけしたら殺す」って…無視して告白とは。
大荒れでも…チョコタンの純粋さはつくづく見ていて胸が熱くなります。
そして彼もマフラーをプレゼントしてくれるなんて…そりゃ告白するしかない…
ここでチョコタンがやらかすとは。
いやでも、アリマくんが手編みのマフラーを巻いているのをエリカちゃんが見たら、抜け駆けしたのは見え見えですよね。
メリークリスマス、ありがとうございます。

ラララハレルヤ!
「いやです」と、すごく素直なそれだけの感情が画面いっぱいにあふれてくるようです。
自由な会長が好きだから引き止められない…ならついていくことは?
アンケートの山…それは何を始めるのでしょう。
大量の仕事をしていても学年トップ…鬼ですね。
ガーデンパーティー、これはこれで楽しそうですね。火事とかになったら大変ですが。
この二人のメイクアップ…あまりの美しさに息が止まりました。
彼女を泣かせるのが自由だというなら…
さて、どうするのでしょう。

月号はお待ちかねの村田先生、そして読み切りもしっかりと…というかもうすぐにもほどがあります。

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