りぼん2012年8月号感想

女の子二人の表紙、というのはインパクト落ちないかと思いましたが、考えてみれば「ミラクル☆ガールズ」はずっとそれで圧倒的な華やかさでした。
独特の色使いがすごく素敵です。

付録は爪中心、コンパクトで、テーマがはっきりして、しっかりしていていいですね。

ひよ恋(雪丸もえ)魔女とハツコイ。(柚木ウタノ)シュガー*ソルジャー(酒井まゆ)絶叫学級(いしかわえみ)流れ星レンズ(村田真優)まりもの花(香純裕子/秋元康)チョコタン!(武内こずえ)桜姫華伝(種村有菜)CRASH!(藤原ゆか)HIGH SCORE(津山ちなみ)スターダスト☆ウィンク(春田なな)表×裏ガール(大詩りえ)アニマル横町(前川涼)好きなヤツはできた。(木村恭子)午前7時のイノセント(姫川恵梨)次号予告

ひよ恋
この二人なら結婚式が初キスでも…ま、ほっぺとかしてますけど。
「りっちゃんコウくんとお話しないの?」…かわいい顔して凶悪なことを言いますね。
恋人っぽいことって、そうやってばたばたしているのが一番幸せだと思いますよ。
清水寺は着くまでが大変です。どう見ても山城。
兄妹、って制服見ればわかるじゃないですか。
一部始終を見てたら、そりゃ笑いもしますね。
二人で素敵な夫婦…すごくひねくれた見方をしてしまいそうです。
「もう少し彼氏彼女らしくなれますように」…すごくストレートな思いですね。
男の側がそれで頑張るとえらいことになるのですが。いろいろと。
田中くんが一番得をしてますね。
男子の部屋に、いくのは止められないと先生は分かっているんでしょうね。でも立場上「だめよ」としか言えない…避妊は絶対しなさい、とは言えないでしょう。
結心くん、宣言どおりに全開で攻めてますね。
そして、このキスは未遂か既遂か…
りっちゃんの一言も、どこに向かうのやら。

魔女とハツコイ
他人には見えない…共感覚もそれに近いので、魔女扱いされるのでは?
「他人が世界をどのように見ているのか」は想像を絶することです。
大抵の人は、自分と同じだと当然のように思っていますが、それを証明する術はありません…幽霊が見えないのは世界で自分だけ、みんながそれを隠しているだけ。それは検証不能です。
オーラが見えるのを受け入れてくれている友達もいる…
恋・嘘・体調も見える…それだったら医者とか尋問官とかいろいろできますね。
いきなりカバンがぶつかって、この出会いの鮮烈さはすごいです。でもまず謝れ。
実果ちゃんは、どちらに恋を…緑のほう、ですか。
恋をした、と思ってみれば名前もアドレスも知らない…困ったことで。
できることを探すために、学校をサボるのに制服でカバンを持つというのもなんででしょうね。
いきなり抱かれる、とかいちいちどきどきシーンを作るのがうまいです。
右ひざだけ…故障したスポーツ選手?そりゃ見られたくない、恐れられる能力ですね。
というかそれなら、道行く人のガンも見えるのでは?
で、完全に魔女の姿…余計に目立つと思いますが。
占ったときの優しい笑顔がすごく素敵ですね。
そして、男たちに囲まれて、また抱かれるドキドキシーンを…たたみかけるようなごちそう責めです。
鏡を見れば、自分のピンクが見えるんでしょうか?
とにかく面白くてスピーディーで、楽しみな作品です。

シュガー*ソルジャー
夏!って感じですね。
水着…確かに恥ずかしいかも。
日に焼けたくない、というかすごいですねこれは。
ナンパから助けるの、なんというか見事ですね。しかも恋人つなぎ。
サプライズパーティー、どんなことをするんでしょう。
そのはずがストラップを探して…とんだ誕生日になりそうです。
というかこれ、島で二人きりフラグ…ああ楽しみ。お約束大好き。

絶叫学級
ハンマーグリップど(べた握り)は素人…ですがカッターナイフならどうでもいいようにも思えますね。きわめて鋭く極端に折れやすいカッターナイフは、どんな握りが正しいのやら。背後から奇襲、または脅しに使って尻もちつかせ制圧することを優先し、喉を耳から耳…?
カッターナイフを地面に叩きつける、というのも奇妙な反応です。
何もできない…復讐さえも。
「学校こなくていーよ」「次の獲物は」…これそのまま2ちゃんねるに転送したら少しは騒ぎになるのでは?送信者の個人情報つきで。
紙を破ったら倒れて、そして戻っている…
というか、結局珍しくきれいに終わりましたね。毎回こうならいいのですが、いじめ自体好きじゃないので…はは。

流れ星レンズ
いろいろ妙なプログラムですね。種目名だけ見れば普通ですが。
兄…これまたトラブルメーカーになりそうです。
放送部とあわせての寸劇とか、楽しいですね。
なんというか、細かなコマにこそ、みんなの若さが一杯にあふれているようで見ているだけで暑いです。
お久しぶりです、というのがなんだか可愛いですね。お互いすごい好きなんだ、というのがこのやり取りで強烈に伝わります。
触りたい、抱きたい、というすごく強い衝動…これ、本当に触ってるような気分になっちゃいますよ!手と肌がスケベですよ!
そして風邪フラグ…
先生の、「彼氏に」…彼氏が気に入らないから彼女を貶めると。なんというかそこまで、どうすれば…悪を善と思えるのやら。
そうじゃない先生もいる、というのがこの作者の優しいところですね。
さて、倒れている凛咲ちゃん…いろいろごたごたしている年上、どんなことになるのやら。

まりもの花
遠隔操作できる麻酔銃、ってそれが通じるのは人間だけでしょう。
対象標的は人間じゃないので、攻撃ヘリ五機と戦車三両、MLRSとF/A18四機・AC-130ガンシップとA-10の航空支援で、なんとかかすり傷くらいは負わせられるでしょうか?ちょっと連中をなめてますか?やはり核が必要でしょうか…
「この人達と仲間ってほんと?」、とことんストレートな質問ですね。これは逃げようがないです。
まあ正直に答えてくれたのは嬉しいですね。
いろいろと縁が出るのはしょうがない、というか兄妹じゃなかったのが驚きです。
いきなり大阪、スケールが大きいですね。
「今どき果たし状とか」…この寸劇がやたらと笑えます。
で、この状況で「竜星くんのことがすきなんだ」と自覚できるって、ものすごい大物ですね。
衝突を避けるためにタイマン、でも…みんなはみんなで、別の思惑と行動がある…
なんというか、とにかく派手で楽しいです。

チョコタン!
またとんでもなく可愛い、犬と飼い主。
犬友、ってのも素敵ですね。
チョコタンが頑張ると、ろくなことにならないのはわかってますが、むしろそれが楽しみだったり…
こういう押しの強さってどうしようもないのかも。というか動物としての優劣…
「ほどいてです」というのは苦笑しました。
犬が震えて吐く、って胸がすごく痛みますよね。変な色だったりしますし。
チョコレート、というのは…そりゃまあ。
最初から、「有馬くんに近づきたくて」…そう正直に言ってしまったら終わりですね。
「犬には飼い主しかいない」…まさにそうですね。
「私も有馬くんが好き」そういえたのが奇跡のように思えます。
で、犬の関係が妙なことに。なんというか、とことん楽しいですね。

桜姫華伝
…槐。今回あんたは何も悪くない。今回だけは。
桜姫がぶっ壊れて…そして疾風に会いにいって文を、なんというかこの可愛らしさは恐ろしいぐらいです。
読めない、でも一杯の思い…
最初から命は捨てて…
「おまえはその剣がどんなものかわかっていない!!」…
というか、剣の中に、今まで斬られた人が?
何もできずに自滅し、ただ自分の姿を見せつけて、愛情を押しつけ…なんというか、槐にとっては斬られるより痛かったんじゃこれ。
そして、桜姫は…自分の弱さゆえに瑠璃条を、死なせてしまった…その罪悪感はまた強烈でしょうね。
次々と、死んでいくのでしょうか。

CRASH!
「ペンライトの数は気にしなくていい」というリーダーの決断と指導力、いいですね。
強力な魔法、どうやって種を仕込んでいたのやら。
一人一人、アンチを一本釣り…強いというか即興が早いです。
そしてALFA側、勝負とかではなく…というか読み返せば、この「花」というだけでももう、この舞台全部が一つの手紙…
静かなバラードで静かに、一人だけに思いを伝える、これはじーんとなります。
そりゃ涙も流れますよ。
それぞれの道、すごい選択ですよね。
「全力で楽しんだからこそ人生の次のステージが」…重い言葉です。
きっちり受け止めるCRASHの側もすごい…ここから先、何もかも描かずに描く、というのがまた強い選択です。
もう勝敗も何もないですよね、これは…圧倒されました。

HIGH SCORE
大変なお仕事ですね。
なめられないような格好…というかこの格好でもとてもなめられそうなんですが。
あのバット、いい利用法が見つかったようですね。
理想の藤原像…確かに別人通り越してますよね。
反省文をメール、というのは苦笑します。それで反省するでしょうか?というか反省文も有効なのかどうか。
ペットショップは遅くまで動物の陳列はしちゃいけないのでは?ストレスになりますから、あれは。

スターダスト☆ウィンク
いつもの子…ひでえ。
「一緒に登校したつもりはないけど」…僕も毎回陰でそういわれていてもおかしくないです。言われてたんでしょうね。生まれてきてごめんなさい。
脚本…って白雪姫なら図書館に行けばいくらでもあるのでは?
ひどい、問答無用で漫画家だとばらした…
「あそこは杏菜の場所だから」…すごいこと言ってますよね。
写真部もどうなっているのやら。
キスシーンはないとわかっていても入れる、というかそれがなきゃ白雪姫じゃない状態ですよね。
で、アリ…おい。
四人でデート、というのもまた地雷原葡萄前進になりそうです。

表×裏ガール
へんじがない。ただのせきぞうのようだ。
「あたしも同じだもん」ってのがまた強烈です。
裏のほうが順調…確かに。
「私に気があるんだぜ」と大声で…強烈な女ですね。
で、「恋愛的な意味で言ったわけじゃないよ」と、こう返されたら今度はこっちが自殺もの…
戻ってみたらこっちが白目、なんかえらいことになってますね。
こうして存在を肯定してもらう、というのも嬉しいですね。
それで、裏と分かれてる必要がなくなる…ここまでじっくりと気持ちを描いていく、すごく丁寧な作品です。
で、あっさり元に戻って…
この告白もすごく暖かくてほっとします。
すごく素敵な作品でした!次回作も期待しています。

アニマル横町
地球に優しいエコ発電…でしょうか?
トウモロコシ(サトウキビ)畑→牛や馬→引っ張らせて発電と、トウモロコシ(サトウキビ)発酵バイオエタノールでは、後者のほうがまだましだから後者が行われているのでは?
「新鮮馬刺し」は強烈でした。そういうところあるんですね、この子も。
ツチノコを食べるって無茶な…
本当にツチノコを取ってくる、ってすごいですよね。

好きなヤツはできた。
もっとオッサン化が進んでますね…
しかし、すごい表情なのに、なんとも魅力的です。
頭下げる藤代…ここの、一つ一つの全員の表情がすごくいいです。
いきなり顔を寄せてくる、というのもびっくりしました。
金払え、って本当にレンタル料請求しても楽しかったかも。
で、ふられたことはネタにするんですね。
つけこめ、人の弱みっておいしい…女の子ってこれだから。
先のこと考えすぎてますね…というかそんな先まで日本があるでしょうか?
「はこぼ」というのがまた可愛いです。
結局、どーんしかできない、という不器用がもうたまりませんね。
そして意味不明の大暴走から、また二階からの蹴り…というかなんで死んでないんでしょう。
じたばたしながら告白するのも、すごく素敵です。感情しかないんだなこの年代は、とすごく思い出されます。
お姫さまだっこ…確かにすごい眺めですよね。
で、パーティーの準備っておいおい。
なんというか、とんでもないカップルです。
これ以上ないほど楽しめた作品です。次回作もすごく楽しみですよ。

午前7時のイノセンス
確かにそれは、素敵な楽しみですね。
勉強を教えてもらうには、それなりの学力がなきゃ意味がないですよね。
いきなりまっすぐやってきて「隠してることあるでしょ」…これ、心臓破れそうになりました。
なんで嘘をつくんだか。
じゃんけんで勝ってしまう、というのも話の進み方としてはすごく楽しいです。
で、雨が降ってきても待つ…これは罪悪感すら感じますよね。
逆にこれ、好意がなかったら「うざい」という不快感が先行しかねないかも。
机にハートマークを描いてしまう、というのもドキドキしました。
そして、秘密をばらされて、それでも…ごまかせてしまいましたね。
お礼を言ったときの反応の薄さに、突然告白してしまった…ここ、なんだか心臓が止まったようでした。
「高望みはしません」という言葉…切ないです。
怒りにすらなるのもわかるような。
問答無用でキスしてしまう…彼から見ても驚くほどの思い、あの…雨の後、自分の部屋でどんなに煩悶したのでしょう。
現実は想像より甘い…最高ですね、それ。
すごくすごく素敵な作品でした。次回作が楽しみです!

月号、新連載二本も豪華です。
でもまたしても新人読みきり二本…どこまで豪華な雑誌でしょう。

しかし、「きんぎょ」とひらがなで書かれると、僕を少女漫画の世界にひきずりこんだ作品を思い出してしまいます。
まあ面白いことには定評があるので、素直に楽しめばいいのでしょう。

槙先生の作品も、どんな作品になるのやら…

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