りぼん2010年2月号感想

付録は声を上げたくなる豪華さ、それでいてぎりぎりで実用性と品位があります。さすが「りぼん」。

雪丸先生も結構重要な作家になっていますね。
これからの「りぼん」がどうなるのか…

夢色パティシエール(松本夏美)アニマル横町(前川涼)キルミンずう(はんざわかおり)ひよ恋(雪丸もえ)HIGH SCORE(津山ちなみ)スターダスト☆ウィンク(春田なな)MOMO(酒井まゆ)姫ちゃんのリボン カラフル(込由野しほ/水沢めぐみ)桜姫華伝(種村有菜)絶叫学級(いしかわえみ)ちびまるこちゃん(さくらももこ)勝利の悪魔(槙ようこ)ハートのダイヤ(新條まゆ)Kiss me ホスト組(優木なち)次号予告

夢色パティシエール
いちごちゃんが「3回戦勝ち抜いた」こと…彼女自身にとっての大きさと、この学園とアンリ先生の規模から見ての客観的な小ささ…悲しくなります。
そう、ここに押し寄せている人たちといちごちゃんは、本質的に同じなんですよ…彼女にアンリ先生と話す資格があるか、というと…グランプリに優勝していたとしてさえも難しいところなのでは、客観的には。
いつだって話せる、とは限らないんですよね。
ホール一気食いしているのを、三人がしっかり採点してくれているのは苦笑しました。
一語ショートの話は興味深いです。
「泣いてるヒマあったら目で盗め」が素晴らしいです。そう、一流の優れた先輩、ライバルとしてみないと!
道具をぴかぴかに磨く、というところから盗んでいるのもいいですね。
樫野くん…やりますね。ポイントアップですよ。
さりげなくですけど、アンリ先生も精霊が見える…どんな精霊なんでしょう。
今回は悪意に満ちた劇的な話にするほうが簡単だったでしょうが、それを選ばなかったことに拍手します。

アニマル横町
とれないって…なにかわけもわからず大笑いしました。
スケ番刑事って、僕でもなんとなく知ってる程度ですよ?特に原作をきっちり読んでる人がどれだけいるか。
頭ごと取れてしまったのは無性に笑えます。

キルミンずぅ
この可愛らしさは極悪。
猫と人間は大きさが違うんです。猫のサイズの小人でも同じように着地できますよ。
二乗三乗則と重力の法則…一辺を二倍にすると、正方形の面積は四倍(四枚必要です)、立方体の体積は八倍(角砂糖ででも確認しましょう)。三倍だと面積は9倍、体積は27倍。面積は二乗、「ある数×ある数」で、体積は三乗、「ある数×ある数×ある数」で増えたり減ったりするのです。
だから同じ分子でできた筋肉や骨も、大きさが二倍になると面積は四倍、体積は八倍になります。重さは八倍、骨の太さは四倍で、骨には二倍の重さがかかることになります。飛び降りたときはそれがもろに出てしまって、骨が折れるんですよ。
まったく、二乗三乗則と熱力学第二法則こそがこの宇宙の根本法則なんですから、小学校一年から徹底的に叩き込むべきなんですよ…
さらに重力というのは、地球と人や猫がお互いに同じ力で引き合っている状態です。その強さは双方の質量と双方の重心の間の距離に依存します。地球の重心はとても深く、つまり遠いので、数メートルぐらい違ってもその違いは無視できます…だから地表では、どこでも重力の強さは変わらないとできます。
そして重力自体、質量一単位一単位に平等にかかるので(地球の質量が落とすものより圧倒的に大きいため)、同じ高さを落ちた時の終端速度は空気抵抗を無視すれば、大きさや質量に関係なしに同じです。
だから四キロの猫・四十キロの人間・四百キロの車をそれぞれ同じ高さから落としたら、地面とぶつかる速度は変わらないのです。
実際には落ちる距離が、自分の大きさに比べて長いと空気抵抗が関わりますが、それは大体小さくて速い速度ほど強まる傾向があります。アリなどは十分に小さいので、空気抵抗と落下加速がつりあう速度が死ぬ速度より遅いので理論的にはどんな高さから落としても死にません。
ボールをぶつけて「ネコなら」って結構見てますね。
アルバムは怖いです!
ネコには優しい、というのもまあパターンですね。
謎の魚…絶滅危惧種じゃないですよね…
ヌグミン、でもろ背中ヌード…これはかなりインパクトありましたよ。反応が早い人約二人。

ひよ恋
これだけ身長差あるといろいろ…萌えます。
本人に聞く、確かにそれが一番早そうですけど。
みったん…何があったのでしょう。
本来補習とは縁がない、ってすごい。
ここで妃さんの登場とは…うわ美人、としか言いようがないです。
「笑って話せるならコンプレックスじゃねーだろ」…そうですよね。幼なじみが人格的に合わない人だとわかったら…どうすればいいんでしょう。
170cmあってあの美貌なら、宝塚入ればトップスター狙えますよ。
トイレでの彼女の言葉にはびっくりしました。
どういう人なのか読めないですねえ。
「オレら」と言ってくれるのが嬉しくて、すごく大胆な言葉を言ってしまう、ここいいですね!
初メールというのも嬉しいですね。そういう視点はなかったです…初手紙とか初電話とかそういうのは意識しますけど、初メールというのは…
電話がない時代に青春時代を過ごした人が、電話が普及してからの少女漫画を読んだらそんな気分でしょうか。

HIGH SCORE
メルヘンなのにかなりすごい話…そういえばみつばちハッチとかもそうでしたっけ。
めぐみちゃんが黒王子って…
他の双子ってすごすぎます。僕が中学の同学年には二組双子がいましたが、どちらもすごくいけそうです…超美少女とやんちゃ型少年、そのまま少女漫画にできそうな二組でしたっけ。
一般人にうかつに会わせるのが危険な部長…はは。
コーンスープってドリンクバーとかで普通のドリンク感覚で出ているのがなんか怖い気がします。
ヒラヒラの下…ものすごい筋肉を無理やり押さえ込む超補正下着とか…または女性者の最高級超絶ド派手ランジェリーとか…
ガクランを宝塚風に、こういう違反もすごいものがありますね。

スターダスト☆ウィンク
はい、「ざまーみろ」と思ってる読者さん手ぇ上げて。
大変ですね、進路…いや、針路は。今の僕が中学時代の僕にアドバイスできるとしたら…今すぐ事故に見せかけて死ね、だけです。
こんな大声でこんなとんでもない話題を!びくっとしましたよ。
嫌ならやめれば…それができるなら苦労しませんよ。
「あいつ嫌い」という言葉はどうなんでしょう。
もうやだとか、見守る側から見ればやっとそういうのがわかってきたか、と成長を喜ぶ気持ちのほうが大きいです。
できる、ってそんなことができたら殺人事件半減します。というか人類がそんな理性的な生物だったら犯罪自体起きてません。
「いなくなっちゃったの」と明るく言われたら…たまりませんねこれは。
とうとう全部ぶちまけて、実際には何がどうなっているのやら…

MOMO
悲しむのではなく何故…もしゾーマやシドーもそんなそんな風に思っているとしたら、倒したのは悪いことしたかなあ…
でも、実際モモちゃんって、「人間型の心」を持っているのでしょうか。
地球と同じ物理法則、いや同じ脊椎動物から人類のような種が進化したのであっても恐竜や有袋類からの進化だったとしたら女性の地位は根本的に変わります(人類は有胎盤類なので、医学がなかった時代は出産時十回に一度は母が死ぬので女性への教育投資の価値が下がる)し、ひいては神話構造が全く違うでしょう。またコミュニケーションに匂いをもっと使える種族から進化した知的生物だったらそれだけでも精神構造はかなり違うでしょう(事実上嘘がつけない)。アリやハチのように分化の大きい社会性階層群れ動物だったり、また脳神経自体を直結させてLANできる動物だったりしたらまた全然違ったでしょう。
二年になっても…実結ちゃんは元気ですね。
モモちゃんとピコくんがまた全面戦争、それがそっちの人格ですか。
ピコくんのこともこうして助けるとは…人間…型の存在には徹頭徹尾優しいんですね。人間にそれ以上を期待するのも無理ですけど。
星を壊さないでいたらモモちゃん自身の生命が危ない…そういう存在だとは。
「独りだと思って過ごす100億年と」…答えの出ない問題ですね。彼も深い孤独が当然の存在で…

姫ちゃんのリボン カラフル
お礼言ってなかったんですか?
二人とも裁縫…と言っても実際僕も同じぐらいです。ボタンつけはしょっちゅう自分でやりますけどそれ以上はできないですね。
エリカちゃんは素直に大地くんのことをほめていますね。なんか意外な感じもします。
自己再生能力があるリボンというのもすごい。
うわ、すごい写真スクープされちゃいましたね。
「弁解なんて聞く耳持たない」ってある意味終わりじゃないですか。
大地くんに化けて否定する、というのも大変ですね。それで瞳が切なくなってしまって誤解されるって…笑うほかないですこれ。
いきなりの鉢合わせも爆笑。
いいヘッドホン使ってますね、よく見ると。
しかも戻れない…まさに絶体絶命。

桜姫華伝
上ののぞきたち…といってもまあ、貴人なら仕方ないですし忍びなんて家具みたいなもんですし。
「明日は満月…」「月を見る前に蛙の丸焼き」には爆笑しました。
最初からばれてたんですね…
本当は掴まえるつもりで、って多少楽しむつもりはなかったんですか?本当に?
いきなりの決戦、もっと戦力が必要なのでは?という気もしますけど。
この結界が閉じるのってなんというか宇宙要塞に強行突入するシーンみたいですね。
白夜さんの戦力が結構大きいのがまたいいです…こうなると、分断されての一対一×他、と。燃えますなあ。

絶叫学級
ほんのちょっとしたわがままに対する悪意、それが膨れ上がるのは…ネットというより人間の常。別に彼女がしていることはほめられはしませんが、死に価するといえば誰もが、になるでしょう。
母親はこうしてしかりつけてストレスを発散させているんでしょうね。
自分自身に対する悪口…これはショックでしょうね。でも…それすら客観的に笑って、少しだけ心地いい方向に自分で自分の悪口に同調しつつ誘導する、というやり方もありますよ。それぐらいできなければ、とさえ言えます。
誰も信用できないのは当たり前のことですよ、人間には直接他人の内心を読む器官はないのですから。
オフ会を狙う…だったらもっと慎重に、事前に近くに携帯電話をボイスレコーダー状態にして隠しておくぐらいにしないと。
パソコンからなんというか…なんか新聞ネタのホラーみたいになって、考えてみれば今の子供って「自分を守る」術がかわいそうなぐらいないですね。
武装は全面的に禁じられ、信仰もなく…家族の残渣と、友達という幻の群れしかない…
いざとなれば満蒙開拓団に加わって、という選択肢がないのも悲惨な時代です。無論満蒙開拓団は向こうの住民にとっては侵略だというのはわかってますけど、それでも日本で生きにくい人にとっては希望だった面もあるんですし、そして歴史の展開が違えば…

ちびまるこちゃん
お年玉?僕が現金を手にするのを許されたのは中二の末ですよ。それ以前親戚からもらっても全部親が貯金と称して…
通帳がなくても預金自体は消えないですよ。手続きは面倒ですが。
「返す言葉がないんでしょ」は笑うしかありませんでした。やれることといえば…一緒に校庭十週走ろう、ぐらいですか。
見つからなかったら自分のお年玉を半分…ほとんど神です。
意味のない親子喧嘩とか、まずたまちゃんにお礼は当然ですけど。
この年齢だとつくづく女子>>男子ですね。

勝利の悪魔
「結婚式の心配までしてるのに」ってそれは完全に告白では?まだ告白してませんでしたっけ?
失恋したら勉強とは健全ですね。
いきなり自宅謹慎というのもどうしたんでしょう。
なんかいきなり対立するようになってるんですが…何があったのでしょう。
買い物で大騒ぎして「どう思ってるの」「ウケる」というのもどういう展開?
で、キスすれば黙るというのも便利というか何と言うか。
「つきあったところで田中森が安心することなくキャンキャン」は全くその通りです。
それでなぜ一緒に住むことに…
ぶっとびとかそんなレベルじゃないです。

ハートのダイヤ
「傷ひとつつけられなかった」って矛盾してません?嘘言いましたね?
「胸見るのが目的なんでしょ」で「いや」とはっきり否定されると複雑、というのが苦笑します。でも彼にとっては本当にそれどころじゃないです。
花輪…胸がなんだかきゅっとしますね。
好きと自覚した時に彼は儀式で…まったく絶望的な…
誰にも渡さない、ってそれは独占、ゆがんだ愛では?
それならそれで…安定しそうですけど。
というかその剣の存在自体銃刀法違反ですけどね…

Kiss me ホスト組
妄想と現実との違いにいきなり笑わせてくれます。
貧乏だと思ったら何でセレブ。
親の金に頼りたくないから自分で稼ぎたい…頭がくらっとしました。
料理もできるというのがまたすごい。実際のホストはどうなんでしょうね。
逆に尽くしてやる、というのもすごい。
で、雑用係からの卒業…そのときが来るとは。
やっと普通の高校生活、ですか…永遠じゃないんだ、ということをうっかり忘れていました。
キスして走り去る、って彼女もやりますねえ。
となると、家庭の事情がそれなら金を稼げなければ弟妹五人が餓死する、というわけじゃないんですよね…

来月号は持田先生…五月号はこの調子だとどんな布陣で迎えることになるでしょう。種槙酒春の四人の連載のどれも、それまでに終りそうにないです。四本柱の大型新連載なしでの新年度…
若手に入る余裕があるでしょうか?

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