りぼん2010年10月号感想

やや過激な一点豪華付録。ただし流通泣かせ…

意外と表紙の感じはいいですね。

まりもの花(香純裕子/秋元康)CRASH!(藤原ゆか)ポケメン!(黒崎みのり)ひよ恋(雪丸もえ)スターダスト☆ウィンク(春田なな)桜姫華伝(種村有菜)アニマル横町(前川涼)夢色パティシエール(松本夏美)絶叫学級(いしかわえみ)プリティーリズム(朝吹まり)姫ちゃんのリボン カラフル(込由野しほ/水沢めぐみ)MOMO(酒井まゆ)ブルーフレンド(えばんふみ)HIGH SCORE(津山ちなみ)キルミンずう(はんざわかおり)次号予告

まりもの花
「りぼん」の水準よりかなり大人っぽい絵ですね。
秋元康先生原作は懐かしいです。
ひどいなあ…見ているだけで気が狂いそうになります。嘘だったと判明した動物残酷話でさえいまだに心を蝕むのに…
花が咲くまで…というかたくさん種を作って、どれか運がいいのが生き延びればいい、という生物共通の発想ですね。
いきなりボールを蹴り飛ばす、なんかものすごい切れ味なんですけど。
うざい、むかつくだけで…こうなったらもう戦争ですね。
なぜ「オレ達の問題だ」としなければならないんでしょうか?子供にはどうしようもない事態があるんですが…
いきなり関西弁にまで…なんというか父親すごすぎます。
といってもまあ、どんなに強くても集団で武器を使って襲われたら終わりなんですけどね…遠距離から目潰し、それから重い飛び道具や網で足を潰せば…
または罪をうまく着せて警察・学校権力を利用して攻撃したり、噂をうまく動かして世間全体に攻撃させたりすれば。
いやな思いはありますが、わかりやすい作品のようです。

CRASH!
うっわ情熱的!
倒れるほどとは…パパラッチがいなければいいですね。
他に好きな人がいることもすぐ読まれて…しかも怜だとも読まれて、うわなんていっていいかわからないです。
そのままでいいとかすごいことになってます。
花ちゃんと桐くん、こうしてみるとむしろ姉弟みたいな感じがありますね。
願いごとってどんな願いごとするんでしょう。
このアイドルグループ対決は見ていて華やかですね。
現在はこんな感じですか。
勤勉さは運動にも、だからなんですよね…まあ多くの優等生は、勉強も運動もできるのは。
本気だけでスリーポイントを決めるというのもすごい。
なんというか、ものすごく男の子が好き、というのが伝わってしまいます。

ポケメン!
いいですねえぐーたらは。僕も連休を機に思う存分…
コーラを瓶のふたに注ぐ、というのは言いイメージですね。
この幸せそうな顔!まあそれにどれだけ砂糖が入ってるか考えれば…
かわいい…ミルモ系のが来たらそれはそれで、どんなんでしょう。
寝てる間にコーラ、これはかなり悲惨です。というかよく起きなかったものです。
出て行ったと見せてしっかりカバンに、つくづく小さいというのは便利ですね。
謝るのは自尊心に好奇心が勝ったから、でしたか…
誰も風邪が悪化しているのに気がつかない、というのも。僕がクラスにいたら「大丈夫?」と言うはずです、女の子が汚していたり調子悪そうにしていたらそれだけは言っていました。それ以上のことは何もしませんが。
「こいつのことがほっとけねーんだよ」それ以上の理由はないですね。
十分以内…大変な制限ですね。
なんかいいですね、このツンデレ同士。

ひよ恋
厄介な夢ですね。
いい朝食!なぜそれで大きくな…いやまあ遺伝とかでしょう。
味噌汁をひっくり返したのはひよりちゃんじゃなく猫なんですが…まあやっかいな。
なんかとんでもないところからの侵入ですね。
いきなり女の子のにおいかぐって…
妹とか一年生とか、まあそう見えるでしょうね。
身体測定…思い出したくなくて忘れたんですね。
192…すごすぎます。
汗臭い、ってマニアックな。
いきなり「付き合って」「お友達で」…すごいやりとり。ひとつ間違えばいじめになりそう。
がんばりなよ、といってもこの人の好意は信用できないような…
いきなり後ろから抱きつかれるのはびっくりしました。
なんというかさばさばしすぎですね、これ。気持ちいいぐらい。
遠足…さてどんなイベントがあるのやら。春とはいえ野宿は危険なのでエマージェンシーブランケットとライターは忘れないように。あと替えの下着や靴下も。

スターダスト☆ウインク
客観的には痴話げんか…
なんかもうわけわかりません。
それで逆切れすればどうにかなると?
なんかもう嵐というか家が火事になったみたいなもんですね。ただ呆然とするしかない。
ダブルデート、っていきなり善意から泥沼のど真ん中…いや僕も日向だと思いました。
やっぱり日向ではなかったんですか…これ以上ややこしくならないことを祈ります。
このボケ方がすばらしい。
なんかもうどうにもなりませんね。
さて、こっちのヒナタはどんな行動するやら。というかこの三人は徹底的にぶっこわしたほうがいいので。

桜姫華伝
なんかもうえらい逃げ方になってます。
「さわってたい」という正直さが可愛い。
どうすればいいのか…これはもう、全てを滅ぼす以外どうしようもないと思いますが。
意識を消して、って確かにひどいことのように思えますけど…これだけ部下に裏切られまくりだと哀れすぎて責める気になりません。
この制裁も…当然すぎますね。むしろ何も知らせず死んだほうが朝霧の傷は浅かったかもしれない…
朝霧の激しすぎる怒りは強烈でした。
意識の中の屋敷というのも不思議ですね。
さてどんな動きになるのやら

アニマル横町
うなぎの秋…ストレートといえばストレートな。
スポーツは嫌だから芸術にする、というのもわかるといえばわかります。
絵かき歌というのも楽しいです。
アニメやってるときだったら本当に聞けたかも。壮大な前奏も…

夢色パティシエール
お、アニメ延長ですか。そりゃこれだけいいものが受けなかったら天道是か非か…
大分時間が経ちましたか…なんかお暑いところをのぞいてしまっても味となると別なんですね。
クラスもバラバラ、普段の学校での授業はどうなんでしょうか?一つ一つ基礎を固めなおすことは?学校でのシーンがないのも不安になります、あまりにサロン・ド・マリーガ中心で。
あと夏希さんたちとかももっと出て欲しいです。
がんばれば厨房にいける…希望があるのはいいのですが、あまりに希望が少なすぎると欺瞞に限りなく近づきます。アメリカンドリームのように…
カスタード?
精霊と話していても誰も何も言わない、ということはここのメンバーは当然全員精霊もち…
いやなんというか…恐ろしい栄養価。気軽に食べられたもんじゃないですね、オリーブオイルコップに入れて飲むほうがまだましな気がします。
全部完全で当たり前…あまりに厳しい世界です。
高等部でも優秀作に入っているほかのメンバー…それもあったのでしょうね、これほど積極的に動くのは。
それをやらせてみる、というのはそれこそ山本五十六…
これもまあ経験ですね。大きい道具と個人用の小さい道具では、根本的に違う…
毎日ドジを見せられていらいらする、というのも照れ隠しとしては…
まあ人間、本来は、上に行く人は失敗は勲章みたいなものです。日本は失敗自体を許さない部分はありますが。
手とか背とかで男の子を意識してしまう、というのは苦笑しました。
体調管理を前提に仕事を組み立てるのもチーフの仕事です。ここまでくるともう管理側の責任ですよ。
睡眠時間や運動・入浴などを削って修行しなければついていけない状態なのでは?食事も試食のオーバーカロリーを気にして、まともな食事をとれない状態なのでは?
健康のほうが優先でしょう。特に代わりがいないほどきついスケジュールなのですから。
というかいちごちゃんより腕のいい人はいっぱいいそうなんですけど…
手を傷めるほど練習、というのはもう神様が無理をしてるんだと言ってるんですよ。
というかそこまで行く前に誰かが止めないと…
この修行時代、あまりに徹底的に描いていて胸が苦しいです。逆に安易な気持ちでパティシエールに憧れている女の子にはより勉強になるでしょうけど…

絶叫学級
団地というのもむしろ懐かしい言葉ですね。
そして不吉な匂いがかすかに漂うのも確かです…うまい題材ですね。
学校には行っていない…軽い問題のようですが本人にはあまりにも深刻です。そして家庭も…日本には教会がないというのがやっかいですね。
多人数というのはそれだけで圧迫感がありますね。
誰も変な顔をしない、それだけで大きな救いにはなるでしょうね。
畑で野菜を作っているというのも…なんというか、いいなと思える部分が全部オチでひっくり返るというのが素晴らしい。
いきなり電話を壊される、というので一気にぞっとしました。
何もかもある、一度も外に出る必要はない…運動不足は?という気にもなりますが、階段の上り下りとか屋上でのラジオ体操とか…?
母親も一気に変化して、なんというかもろ『ステップフォードの妻たち(アイラ・レヴィン)』。
父親まで…辛いことがない楽園、というこの地獄の「いい面」を強調されるのは、単純な地獄よりよっぽど怖いです。

プリティーリズム
華麗ですね。ケーキは合格祝い?
返しに来たのではなく…別になくしたと言って再発行受ければいいのでは?
僕にはこういうのは攻撃としか思えません。
「僕に頼ってくれていいからね」…女の子には強烈ですね。
もっと知りたい、というか要するに…はは、「マルドゥック・スクランブル」ですね。サメはただ知りたい、好奇心だけで食いちぎる…牙以外にない、と。
こういう親だったらそりゃあ歪むかも…
楽しいという言葉を否定している、というか楽しいという感じそれ自体を否定している…
たくさんいるんでしょうね、音楽でもスポーツでもそういう発想での英才教育を受けている人たちは。
子供相手に手を挙げるってとんでもなく未熟ですね。というかむしろ子供なのでは…まだ一度も抱きしめてもらっていない。
ダンスバトルをやめる、それでどうするんでしょう…
どうするのが彼女たちのためになるのか、この親子を救うなんてとんでもないことができるんでしょうか?

姫ちゃんのリボンカラフル
予想通り過ぎて予想以上!いいですねこういうの。
魔法のリボンのルール、人間界に存在する人にだけ…存在する、というのは今存命というのも含んでいるのでしょうか。
変身ができない…それで有坂くんも正体を出した…
じわっと染みてくるような裏切りもあるんですね。
あくまで信じる姫ちゃん…逆に裏切るほうも辛いかも。とことん邪悪でなければ。
大地、と呼べば来てくれた、これはカッコよすぎます。
でも実際にガラスを体で割ったら下手をするとただの自殺になります。ガラスは頑丈ですし、破片は恐ろしく鋭い刃になります。
鈍く尖った硬い物をぶつけたり、加熱急冷を使ったりする手があります。
「これ以上野々原の気持ちふみにじんな」ってどこから聞いていたんでしょう。それにしてもカッコいい台詞…いかに彼女のことを大切に思っているかひしひしと伝わってきます。
どんな禁断魔法を、って魔法戦闘になったらエリカちゃんがいるんですけど?
「やめたよ」と動くのはあくまでキザですね。
家自体が幻だった…すごい。
ここからのこの二人、もうラブラブすぎて頭煮えてきますよ。

MOMO
そりゃ閉めますよね。
今度こそちゃんと…もちろんそれも何度も、ですね。
どこでフィールドワークを…ちゃんと論文は書いてくださいね、現地の人に伝染病などの大きなリスクをもたらしたんですから。逆に考えると検疫大丈夫だろうか…
泊まる、というのはモモちゃんには嬉しいですよね。
さてモモちゃんはどんな行動をするでしょう。
いきなりぽん、と父親の懐に飛び込むとは…
ナナギもなんか完全に普通の人間と変わらない心理状態ですね。
このままどっか…わからなくはないですけど終わりすぎてます。
蹴りたい気持ちはよくわかりますが、思うとやるのとは大違いですよね…
主婦としてしっかりしすぎてます。それこそ今すぐ嫁にいけるレベル…
で、再婚って…どこまでやらかしてくれるんですかこのおっさんは。
海外に行こう、って彼女にはこっちの生活があるんですけど…というか信頼できんわ、としか言いようがないです。
モモちゃんたちはついてくることもできるんですけど…

ブルーフレンド
あんなことするはずがない、と信じてたら裏切られた気分になるでしょうね。ある出来事をある面から見ればそう見える、ということはあるでしょうし。
一体何があったのか、これは完全に藪の中…
先に壊れる…可能性はありますね。
人生を賭けて、たしかに決意としては大きいですけど、人生を賭ければ何でもできるとは限りません。ただ二人で壊れるだけの可能性も大きいです…
どんな人ならいいのか、そういう高い経験を積んだ人…というかそれこそ神の助けがなければどうにもならない気がします。
犯人が先生、というのもすごい話ですね。
男を見る目がなかっただけ…
間に合って、どうすればいいんでしょう。このまま心中とかに行かないで欲しいですが…

HIGH SCORE
白王子と黒王子…もう一つの双子がすごすぎる。僕の中学のとき同じ学年に男女一組づつ双子がいましたが、どちらであってもすごいのできそうです。
男らしい男、といえば…体重150kgもあったら必要な食事量が多くてSAS試験は通過できないのでは?飢餓状態でウェールズの冬山走らされますからね。
部長が本気で…男といえば、男塾の長ガクラン思い出しました。あれ着たらすごいことになるでしょうね。
あとナチス軍服、ナポレオン戦争時代英国海軍士官、最新のグリーンベレー…
なんかこの長いおしゃべり楽しいです。
ゴワスっておいこら。
マムシドリンクとかプロテインとか…男ならアルコール…はやばいか。
というか一筆寄せるのに秋本治の名前には吹きましたよ。

キルミンずぅ
人間に戻りたいと強烈に思えば何とかなる、とか…危ない危ない。
あるから使いたくなる、というのも人間の困った性です。
あっさり告白しかけたのもごまかせましたね。
なんというか楽しかったです。お疲れさまでした。

録にDVD…いかに原価が安いかよくわかりますね。
作品自体はさくらももこ先生…今の状態でほぼフルメンバーですからね、一段落するまでは大人しくするしかないと。

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