りぼん2006年4月号感想

付録のペンポーチは「なかよし」「ちゃお」のカンペンに比べて地味ですが、汎用性は高いです。

「アニマル横丁」はかなりヒットしているのでしょうか?こうして本格的に前面に押し出されてきましたが…
あ、僕が「アニマル横丁」の感想を書いていないのは、ある意味惰性です。ショートや四コマまで全部書いていたらきりがないので、感想を書き始めたときに特に気に入っていたものしか原則として書いていないんですよ。
といっても、こうなるとさすがに不自然なので今月号から入れます。
しかし、「りぼん」も「ちゃお」もアニメで攻勢をかけているのに「なかよし」だけがその点はちょっと寂しい、といっても今はどうしようもないですね。

ダンシングベイビーかりん(藤原ゆか)HIGH SCORE(津山ちなみ)ロッキン☆ヘブン(酒井まゆ)アリスから魔法(松本夏実)ラブ・ベリッシュ!(春田なな)たらんたランタ(槙ようこ)アニマル横丁(前川涼)紳士同盟(種村有菜)保育園へ行こう!(樫の木ちゃん)アゲハ100%(武内こずえ)メルめるメ〜ル(萩わら子)Ya-Ya-Yahがやってくる!(北沢薫)次号予告

ダンシングベイビーかりん
さいっこう!すばらしい華やかさです。
こういうダンクの連発もストバスの魅力ですね。まあ、NBA、特にオールスター前半にもその傾向はありますが、それはフルサイズのリングで余裕でダンクができる連中だからで…というか今年のオールスターのラスト、ヴィンス・カーターがダンクを爽快に外したのはわざとですよね!一点差だったらぶちこんでMVP?
校則が厳しい学校、というのも近年珍しい設定ですね。
かばんの中身をばらまいてのダンスがもう華麗です。枠線をちょっと破っての着地、32点のテストも愛嬌ですね。
ダンスの華麗さもよく出ています。
サラリーマンもバスケをしに来ている、というのが実にいいです。本当に社会的な立場もなにもなく、あらゆる人が自由に楽しめる場があればいいのですが。
いきなりのダンクも華麗です。
子供扱いもちょっと可愛かったです。こういう可愛らしさは前作では抑え気味だったので、今回同出てくるか楽しみです。
ダンスと音楽、それにバスケの調和…最高ですね。
でもこんな遅くまで練習していて、大丈夫でしょうか?
自由な場だと、こういう…アナーキーの重要な問題ですね。国家など支配、暴力装置を否定すると、横暴な人間を抑止する術がなくなってしまう…自由だけで機能させることは難しい。
結局歴史的にもアナーキズム実験は失敗しています。一時的な成功もそれはカリスマの力であり、そのカリスマがいなくなったら崩壊します。
「どこに審判が居んだよ「ストリートバスケは自由」なんだろ?」というジレンマは、ここでは彼らのカリスマ性で解決していますが、そのカリスマもまたいつも出るとは、そしてそのカリスマが腐らないとは限らないのです。だから…人間はアナーキズムがやれるほど賢明な種族ではないんですよ。
まっすぐ手を挙げているかりんちゃん…を、あえて無視しようとするゆーまくん、…可愛らしさとカッコよさのバランスをうまくとろうとしているようで楽しみです。
ダンスの振りを利用する、というのもすごいです。この意外な組み合わせが、すごく華麗なシーンを生み出してくれています。
全身を思い切りそらしてのダンクの迫力も素晴らしいです!
これから校則やこの「場」を守るのが、それにゆーまくんの正体など色々楽しみなネタがあり、毎回華麗なシーンもできそうですし…特に学校側が、パターンのように頭ごなしに押さえつけるだけでなく、一見理解を示しながらより穏当な代替案…ダンスとバスケを部活でやれ、というような…を出してきたらもっと面白くなるでしょう。
すごく楽しみな新連載です。ぜひ大成功して欲しいですね。

HIGH SCORE
あの〜、もしかして…パンティずれて●っちゃってませんか?どっちでも変わりませんよね、これじゃ。
政宗先輩のトラウマはひどい。百人の屈強なおっさんねえ…というか今充分屈強なんですが。
父親の想像はすごい。どこまでいくのでしょう。
えみかちゃんのバイト先に入ったのは嫌がらせでしょうか?意外と合っているようで…
そしてめぐみの荒稼ぎ、そんなものなのでしょうね…リクルートなどが大儲けしているように。僕は本来、働いて何かを作っている人が報われるべきだと思いますが…実際にはそうならないのが真理です。

ロッキン☆ヘブン
冒頭の、『好きな人』と本気の恋の違いというのはすごく物思わせる言葉です。
桃色と意識するのが面白いです。
この仕切り暴走が受け入れられているのは見ていて楽しいです。もうすっかりクラスとしてまとまっちゃっていますね。
この父親も面白いですね。これからどう出てくるか楽しみです。
そして母親の暴走…これ、これからどんどんやっちゃってください。好きなだけ。止めません。
早速ゲームを取り出すのが見事です。友達の家にいったらそれが基本なんでしょうね。
訳と単語を写して覚える、数学は公式丸暗記して練習問題…まあテスト前の一夜漬けとしてはそれが一番有効でしょう。
アルバムは男女の場合ちょっと恥ずかしいでしょうね。
ふふふ、「藍 大丈夫?」というのは色々想像させる言葉です。特に一部女子にとっては燃えるでしょう。
鍋でみんなわーわーしているのも楽しそうですね。藍の態度も…
二人で台所仕事をしているのもいいですね。これは緊張するでしょう。
慣れていないというのはこういう…そうそう、「Pなつ通り(秋元奈美)」の似たようなシーンを思い出します。あれは父親の暴走「今夜は飲もう!」が楽しかったのですが。
それでつい泣いてしまう、この二人の自然な心の通い合いはいいですね。それを椿くんが聞いているというのもいいです。
で…おいおい、なんてパターンに陥ってしまうのでしょう。とことん泥臭くどろどろやっちゃってください。熱血でもOKです。

アリスから魔法
それはまあ、犬がいきなりしゃべったら驚くでしょう。でもいい話でした。
じっと見つめられて告白か、と期待したところは見ていて楽しいです。
ピョン太というあだ名もいいですね。
好きな言葉が話せる…聖書にある異言のようなものでしょうか。確かに色々な言葉を話せるというのは素敵ですが。
犬の心は人間の心とかなり違うのでは?そう思わないと…やりきれません、いろいろ。
お風呂シーンで、無反応に見えたありすちゃんの心臓が飛び出しているのはかわいいです。
でも…もうちょっと探れば、好きな女の子のこととかわかったんじゃ…
心の中じゃ人間に…いいなあ。
コショウを投げたのは確かに強烈です。
力のカードの意味は微妙に違う気もしますが…まあいいでしょう。
亡きうちの犬も、もし言葉がしゃべれたらそんなふうに言ってくれたでしょうか…
まああれを見れば言葉なんかいらないのはよくわかります。
このラブラブはうらやましいというかなんというか。
すばるくんにはちゃんと言葉が必要、というのがすごくいいですね。ただ「ありがと」だけのためにここまで…
というか、言葉というのはどうしても「嘘」ができてしまうので、あまり信じられない気もします。ベルだって、言葉なんてないほうがいいですよ…絶対。

ラブ・ベリッシュ!
何かと思いました。楽しそうですね。
この学園新聞は…はは…
他の人とはこれから…というか梓くんは、みんな「根は良い奴」って思っているでしょう?
うんちという言葉をそのまま解釈するのは爆笑しました。すごい切り口。
この種目もすごいですね。でも、それはそれで楽しいでしょう。
やる気がないと思ったらハンカチ落しって…
梓教、というのはその通りですね。
雨芽の件で、「何も言ってくれずに」って…冷静に考えれば、何も言わなかったのは雨芽に誠実だからでは…
さりげなく別の女の子の話が出てきましたね。どうなるやら。
余計なことは言わなくていい…賢明な思いやりですこと。
梓くんとのおしくらまんじゅうは、女子全員同じことを考えているのでは?
長縄跳びは…考えてみると長縄跳びや何十人何十+1脚って、一人でも失敗すると全体が崩れますから運動音痴には一番悲惨な種目では?サッカーだったら11対10と割り切って下手くそは邪魔しないようチームから追い出す…僕は散々それをやられました…でなんとかなりますが。
あ、フォーは下品では?
いきなり「どけよ黒板書けねぇだろ」はちょっとびっくりしました。
さてどうなるのやら…これからは清水さんと仲良くなっていく過程でしょうか?

たらんたランた
なんかますますわけわからなくなってきました。ギャグマンガだと思った方がいいのでしょう。
何でしょうこの笑顔は…ああ、あのお守りのお菓子ですか。単純でいいですね。
三木先輩ともわりと面白い関係になっているようですね。
タンゴとサンバとルンバ…いい趣味していますね。僕も宝塚で流れた曲限定で好きです。
というか、こんなムチャクチャな話本気にするなって!
すぐ好きになってすぐなんとも思わなくなった、それが恥ずかしい…なんとなくわかる気もします。
そう考えていたら何かが頭上で飛び交っているのもそれはそれですごい眺めです。
聞きマシーンというのもなんだかいいですね。
で、三木先輩…何を考えているのでしょう。あまりにアホで何もいえません。
というか待っているヒカルちゃんって…
バイチャメンというのは一体…アラレ語の「バイチャ」と何かをくっつけたのでしょうか?ま、まさか…
呼び止めて「俺の台本にお前はいない」って一体何なのでしょう。潤くんもよくわかっていますね。
あ…ただバカなだけですか。
来てもらって、モップで身を守ろうとして泣き出して「また泣いちゃったぁー」と大騒ぎしているの、なんだか不思議な可愛らしさがありますね。
話は…ラーメンだけ?つくづくわけがわからないですが、なんともいえない魅力があります。

アニマル横丁
いきなり新キャラ…というかそんな重要人物が今まで出ていなかったのって…ま、僕も幼稚園の担任の名前も顔も全く覚えていません。小中学校は覚えている、高校以降は覚えていない…不思議ですね。
無愛想な子もいます、というか…あまり幼稚園児らしくないです。
四回転…あ、イナバウアーは間に合いませんよね。
少しは怪しいと思わないと。この顔のドアップはちょっと引きます。
というか、自分で身支度できて一人で行けるというのはすごいですね。
くーちゃんの飲みこみの早さ、それは幼稚園児だからかもしれません。幼児はどんなことでも受け入れますから。…じゃあ幼児に相対論や量子力学、高等数学のわけのわからない世界を仕込めば、将来ちゃんと数学的に学んでも哲学的に悩まずありのまま受け入れるかも…
イヨあみちゃん、いきなり暴走していますね。くーちゃんが大変ですね…
「おとなしく座っているだけ」…それが全ての本質なんですよね、近代教育の。なんだかため息が出ますが近代の軍、工業化のためには代案がなく、それが必要なくなったらどんな教育が正しいのかはもう想像すらできません。第一、少なくとも日本では明治維新以前も「おとなしく座る」などの規律は、まず寺〜武家〜寺子屋を通じて庶民に、と少しずつ一般庶民にも滴り落ちていました。
おとなしくなったら寝ている、というのも幼稚園児ならある意味当然ですね。
いきなりぬいぐるみを抱えて…なんかものすごいことになりましたね。

紳士同盟†
いよいよ大変なことになってきましたか…
確かに単純ではないですね。香宮の家に戻る、というのも…まあまず怒りというのも正しいでしょうね。
あ、今ここ(香宮廷)を飛び出したいし乙宮にも帰りにくいなら…全然そんなことないのですが、家族は待ち焦がれています…潮ちゃんのところにまた転がり込むという手もありますよ。
まおらちゃん…それぞれの静かな演技が楽しいです。まおらちゃんの男モードも素敵です!
潮ちゃん、やっと動いてくれましたね。潮は動きこそゆっくりですが、何よりも巨大な力です。
やっと生徒会が、ちゃんと機能した…この瞬間も素晴らしいです。
この決意の目…ついにやってくれるでしょうか。
用はただ「舞加に会いなさい」と、それだけ?
そして…どんな趣味なのでしょう、この華麗すぎる座敷牢は。
ああ、彼の愛情の対象は母親だけ…想像以上に不毛で重い心情です。むしろ見なければよかった、という思いが強まっています。
「真栗まで!」というボケは素晴らしかったです。
色じかけでガードに通してもらった…末どころか今の時点で充分恐ろしい女ですね。
バックミラー越しにラブシーンを見て微笑む目がまたすばらしいです。
でも、あの決意の目は…影武者だという告白ではなく?それはいつになるのか、楽しみです。

保育園へ行こう!
ものすごく言ってやりたいですよ、てめ―の愛情表現不足がどれだけ心愛ちゃんを傷つけて、無用なトラブルを生んでいるか…単純に帰ってすぐ抱きしめ、その日のうちに五分でも二人の時間を作っていればこのトラブルは全部必要なかったし、タカミーも陸ちゃんも傷つけずに済んだんです!
両思いなのに愛情表現もしないなんて、それこそ喉が渇いて死にそうな人の前で水を浪費してくれるようなものです。
「くすのき保育園は今日も平和です」って、どこが?皮肉でしょうか?
おとめがうんちした、って動物ですか…できれば保育園の、汚い面も描いたほうがいいと思うのですが。
陸ちゃんが怒るのはわかりますよ…身を引いたのに二人がうまくいかないんじゃ、やってられません。
桑田くんと陸ちゃんはちょっと手軽すぎる気もしますが、まあ…
「あんたもいろんな女に色目つかってないで」はすっとしました。もう一気に陸ちゃんのファンになりそう。
心愛ちゃんはのぬいぐるみは、ある意味立ち聞きをして転んでばれるためにあるような服ですね。
また入っていけない空間を作ってしまって…これは悲しくなります。
昔も彼らしいというか…というか、早めに一応彼女は…って、今はまだ別れた状態なんですね。
この初恋も素敵です。というかどちらも、小中学生とは思えないカッコよさです。小中学生は普通からかわれるのが怖くて、こんなことはできないですよ…命がけに匹敵する勇気がいるものです。
がんばる、というのは…というか初恋として処理されてなくて…うわ…
仲間がいる、とちゃんと戦意があるのは、これまでのように戦わずに試合放棄をするよりは今のほうがいいですよ。
タカミーもそろそろ去るのでしょうか。でもそれはどうして?
一体どんな文化祭になるのか…というかその文化祭に、二人で体育倉庫に閉じ込めてやりたいです。なんとしてでも二人の時間を作らないと。

アゲハ100%
うわ〜、核心にはすごいものがありました。
あまりにも悲しい一言です、「心にそっとカギをかけました」…甘えられる存在がどこにもいないって、そんな悲しいことはないですよ。特に彼女を本当に愛している人にとっては。
「私がアゲハよ」とまたやってくれて…こうしてかばうのは男としては当然なのですがすばらしい。
「先生一瞬ときめいたでしょ?」も爆笑。というか、ちょっと生徒の噂を聞けばアゲハは二人組=この二人の共犯とすぐわかったのでは?
この扉のように、両方から決めてくる構図も素晴らしいです。
「したかったからしただけ」…愛情をもらえばもらうほど、間違った形で返そうとして…自分を大切にするのではなく、自分だけを犠牲にする形で…素晴らしい美徳ではありますが、どこか間違っている気もします。別の選択肢はないものでしょうか…自己犠牲も大切な人を悲しませることには変わりないので、どちらも幸せになる選択肢を探るのが本当の正解なのですが。
ここで、笑顔で「ニューヨークに行く」といわれたら…如月くんの、いたたまれないような思いのほうが強烈に伝わってきます。
わざわざ自分のことを伝えて、もう秘密はなし、心を開いて接しようとしているのに…
「そうですよ」と目をそらして言うのは、それは怒るのはわかります。道徳だけで心を閉じている状態、というのもあまり健全ではないんですよね…そう思うと、これまで多くの女の子を救ってきたのが嘘のように思えるぐらい。いや、彼女が心を開いていたのはメイクをしていたときだけだったのでしょうか。アゲハだった時だけ…
恐ろしいですね、アゲハが偽者で凛が本当の彼女なのではなく、逆だったとは!
そう思うと、化粧とかがいっそう怖くなってしまいます。化粧をすることで、偽者の自分を作るのではなく、もし本当の自分を解放できるとしたら…それが「さなぎから蝶に」ということだとしたら…それがアゲハがこれまでやってきたことだとしたら…頭が痛いです。これまでとんでもない読み違いをしていたかもしれません。
正直に言うことができない…人を傷つけるのが怖くて、わがままが何もいえない…なんかそう思うだけで、無性に泣きたくなります。
そしてカギを捨てても、まるでストームブリンガ―が何度捨ててもエルリックの手に戻ってくるように、きっとどこかで…もっと望まない、恐ろしい形で戻ってきてしまいますよ。
「カギを探してるの」という言葉には驚きました。本物のアゲハの登場、そして甘んじて罰を受け、如月くんも…本音を言う百倍も傷つけたまま去ろうとしている凛…
もう一人居るんですね。閉じ込められてきたもう一人。全ての凛が言いたいこと。外に出ることを許されない幼子。…如月くんが彼女をどう解放し、抱きしめてくれるか…楽しみです。
人は大人にならなければならないけれど、子供であることを許されなかったら大人にもなれないですよ…だから完全な道徳を子供には強制しなければならないけれど、本当に幼い時から一貫して聖者になられたらそれはそれで困ります。
想像以上の傑作になりそうですね。…そう考えると、アニメ化がなく好きにできたのがかえって幸運だったかもしれません。まあそれも全て最終回が全体の評価を決めること…楽しみです。

メルめるめ〜る
大変ですね、携帯電話は…昔は一世代前の機種が10円でとかあったものですが。
経済的に結構大きいでしょう。まあそれは、それだけ景気を支えてくれてもいるんですが。通話料も高いように見えて、結局通信インフラの建造、維持費ですし。
急いで機種変更しなくても、身分証明ができればメールを見せてもらうことはできるのでは?
和美ちゃん、即飛んできてくれたのは本当にいい友達です。
さて、福ちゃん…地図広げて何をしていたのか、読み返してみると快哉を叫びます。
いきなり「私の事好きになってよかった?」とものすごくラブラブな会話が始まるのはびっくりしました。
この遊びは一体…わかってみたら最高の告白でした。ちゃんと口でも「好きです」といえたのも嬉しいです。
手を広げて「いーですかっ」というのもなんだかなあ…優しくて帰って恥ずかしくなります。
「あんた神様になんつった?」というツッコミ、同感です。
恋人がいないクラスメイトにとっては石投げたくなるでしょうね…
まあ、お幸せに。すごく素敵で可愛い作品でした。
また本誌連載も楽しみにしています。

Ya-Ya-yhaがやってくる!
えーと…まあ何も考えず、歴史考証を封じて小学生に帰って楽しみましょう。
どこに、ってそこにいましたか。
四人の楽天性は見ていて楽しいです。
未来を変えに…というなら、狙撃銃も持っていってなんとか太平洋戦争を阻止して欲しかったですね。
もうこの時代になったら誰を暗殺しても無理でしょうか?ちょっと考えてみましょう。…ドイツに行けばまだ若いヒットラーを殺すことはできそうです。それが一番有効でしょうか。日本の内部の原因は、誰を殺してもほとんど変えようがないです。
この時代メールないから…わかっている人が約一名。
それぞれ戦いながら助けてくれるのも素敵でした。
元の時代のほうが心細い…というのもなんだかすごい。というか四人のほうも、こっちで心細くないのでしょうか…若さですね。いや、いい投資先を覚えていれば…競馬は無理にしても関東大震災のタイミングとか第一次大戦の勝者とかだけでも…
そうだ、きなこちゃん、こっちにいてそれ以降の歴史は少しでも学んだのでしょうか。このツッコミは野暮ですね。
笑顔でもういとど会おうよ、といっても…戦争で死ななかったにしても、その時のきなこちゃんはおばあさんでしょうがね。
歌に包まれての再会と告白も素敵でした。
いきなり体が透けて、消えて…あの、せっかくだからきなこちゃん、歴史自体を変えて第二次大戦もなかったことにしてくれませんか?いや、ヒトラーを殺せとは言いません、未来を知っていれば、他にもできることはいろいろ…あるかなあ…
その、もう一つの日本で再会できたら素敵です。
よくあるアイドルタイアップのはずが、思いもかけず面白い作品になってしまいました。

来月号でアゲハとYa-Ya-yhaが終わって、さらに「りぼん」が一新されていきそうです。
持田先生もそろそろ本格的に活躍できそうです…大輪の花を咲かせてください、楽しみにしています。

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