りぼん2004年5月号感想

「満月」が終わりに近づき、北沢、瀬戸両先生が前面に出てきて雰囲気がどう変わってくるか…さらに倉橋先生も帰ってきて、ますます金属質が強くなりそうです。

ベイベ E サボテン ドラみら 永田町 天界 ラブわん HS めだか 満月 13金 ピンク 予告

愛してるぜベイベ
ゆずゆちゃんの泣き顔がますますうまくなっています。
「おかあさんおしごといかないで」は…この立場にある人みんな、とても痛い言葉でしょう。
素直にやきもちをやいている心ちゃん、すごく可愛い!幸せものですね、結平。
まりかちゃん、悪い子ではないのですが…こういう行動派も面倒なものです。ここは先生に気をつけてもらわないと。
「しらないひとにこえかけられてこたえてんじゃないの」は…困ったものです。善意でも子供に手を差し伸べることができない社会でいいのか、でもそれはもうどうしようもないですね。
疲れて泣いて、こういうことでいいのでしょうか…幸運すぎます。
あかりちゃんも、こういわれるとどうしていいかわからないでしょう…下手に弱みを見せられないのも辛いです。
もうすぐゆずゆとさよなら、って…結平、それを覚悟しているのですか…もちろんそれが最善なのですが…
で、心ちゃん…おい結平、いつだ?というかちゃんとつけろ!

E系☆ハイブリッドガール!
こういうネタできましたか。
相変わらず成宮マネージャーはカッコいいです。
「若いっていいなァー」と遠い目をしているAD、いい味出しています。
姉妹ネタでいきなりテンション高いですね…おじさんついていくのに疲れます。
とことん乳ネタですが、いやらしい感じはなく楽しいです。
キスをこっちから奪うのはかなりかっこよかったです…というかファーストキスという大イベントがこれでいいのでしょうか。
無理にぶかぶかブラをつけた結果、発禁は笑えました。これほど色気のない光景もない…だからマネージャーも平気なのでしょう。
バッドを捨てて紐を調整するシーンはカッコいいです…「世の中の女の子が全員スタイルバツグンなわけじゃない」はどしっと重い一言。
女の子がかわいくなるお手伝い…それがモデルですか…
おしおきはうらやましいと言うか、でも乱暴にすると痛いだけですし…
で、いきなり嵐ってあんた相手の年齢ご存知?犯罪ですよ?

サボテンの秘密
妄想はすごく面白かったです。と言うか全編妄想のままで、最終ページに妄想でしたとオチをつけても面白かったかも。
ボールをぶつけたのが京平じゃないというのがなんだか面白いです。
いきなり担いで保健室、つくづく凶悪な天然ジゴロ…というか本当にロミオに就職したら?
素直に優しさを受け取れればいいのですが…そうか、未来ちゃんが京平くんを好きなこと自体が全てのジャマになっているんですね…
追認試験なんて始めて聞きました。
光合成って何ですか…一瞬塩の柱になりましたが、僕自身光合成サイクルを暗記しているわけではないので本質的に同レベルです。
疲れるのはわかりますが、教えるのはいい復習ですからかなり伸びたのでは?
この状況で送るのは男として当然ですね。
「またクラス一緒がいい!!」と素直になったのはほっとしました。
で、これで落ちていたらそれはそれで面白いオチでした。
そして…緊迫感を盛り上げるだけ盛り上げておいて、導火線が火薬樽に走る快感を目一杯楽しませてくれて…これですかい。
本当にひたすら京平が最低です。
まあ妄想した未来ちゃんがバカだったと…
で、オチがついてほっとしていたらいきなりこれ!不発だったと力が抜けて壁を殴ったら、石が落ちてそこに大型の不発弾があったという感じですな…

聖vドラゴンガールみらくる
いきなり明るく「お土産待ってます!」は子供らしくていいです。
父親は登場早々、氷のような雰囲気を伝えてきますね…
いきなり感情的になったのは意外です…そして「母親に捨てられる」と猛毒発言…
このスパイは何者?
いきなり…このRMCのラインナップ、かなり笑えるのですが。「聖vドラ〜」が下につつましくあるのはまあご愛嬌です。
なにもできないと本人は思っていますが、蓮先輩にとってはこれはかなりありがたいと思います。
催眠術で弱みをつくとは、そういうわけでスパイしていたのですか。
捨てられたってそういうことですか…それぞれ複雑な事情がありそうですが、あまり考えたくないです。
ドラゴンガールとしてなら抱きしめて包むことができる…それについ甘えてキスしてしまったこと、これからとんでもない爆弾になりそうです。

永田町ストロベリィ
話がなかなか進まないですね。早くすっきりしたいのですが…
単なる痴話げんか?
夏野くんと顔をあわせていきなり冷たい態度、結構背筋ぞくっとしました。
まあこれを見れば別れたとしか思えませんね。
「今さらくじけんな」はかっこいいです!
手切れ金にはなんだかしびれました!「大っキライ!!」は当然ですね…
これだけ引っ張っておいて、「電話一本でいいから欲しかった!」だけですか!
なんかもう、ここからのムード一杯のラブラブを見ていると暴れたくなります。

天☆界☆陸☆上
ますますわけがわからなく…というかまだ燃えているのでしょうか。
女を連れ込んだら退部とは厳しいですね。
部長はこれからキャラクターとして出てくるのでしょうか?
これは説明のしようがないですね…というか言葉にならない…
なぜこういう形になっているのか、細かいことにこだわってしまう僕には抵抗が強すぎます。こだわらずにいられればいいのですが…なんせ真琴やあゆが復活後水瀬家の養子となるための法制度調べまくったぐらいだから…

ラブわん!
扉のおしゃれのあちゃん、すごく可愛いです。
トラちゃんは犬としてシャンプーされるのはかなりの屈辱でしょうね。こういうところがあるなら…ふさちゃんもプロに洗ってもらっていたらどんなにきれいになったことか、家で洗ってもそれから散歩に行けば学校帰りの女子高生の七割は振り返るぐらいだったから…
「ヴェルサイユの春風」は笑えました。このとことん華麗な描き方、やはり見ていて楽しいです。
マリモくんは笑えました…まあモップ犬はいくつかいますが、これはひどい。
こういう犬も怒って追い出さずにやってくれるとは、いい人です。
「ダニがわくとか皮膚病の危険も」ときちんと考えているのはすごい…
トラちゃんのモヒカンは笑えました。まさか人間に戻ってもモヒカンとかはないですよね…
アフガンハウンドは納得です。
犬の手でもゴールドフィンガー健在とはすごい。
あれがプードルだったとは驚きです。
「シャンプーのタダ券十枚でいいよ」は笑えました!
あれ、犬用のバイクはどこに売っているのでしょう。

HIGH SCORE
この先生も面白いキャラだったので、前に出てきたのは嬉しいです。
こうして水をぶっかけるのはなんだか気持ちいです。僕がこの学校の生徒で目撃していたらすごく嫌だったでしょうから。
正宗先輩もめぐみちゃんもこの先生には逆らわないんですね。
で、それからこんなことがわかるとは…
「この薬使うまでが罰ですか?」は笑えました…どうなることやら。
さよチンキって…うわ、怖すぎます。
できる処置って、誰か何も知らず冗談半分に下半身の処置を頼んだバカはいるのでしょうか…で、今は女子として…いや、性転換ですめばいいほうですね。
モグリの保険委員というのは怖いですね。長尾笑子さん(COMIC HIGH 参照)とどちらが…どっちも善意でしょうが…。
彼女の将来はどうなるのでしょう。研究系の医者となるのか、そして…ああ考えたくない。

めだかの学校
本当にあるのでしょうか、この抱き枕。
ぐるぐる指を回した挙句、ざくっは笑えました。

満月をさがして
このカラー扉の美しさはすごい!肌の感触、抱きしめたときの骨がないような柔らかさまで伝わってくるようです。
「タクトは死神だ 衝撃は残るが効果はないだろう」のはずなのに…
この死期名簿、もし自分や男性名の場合父親が同姓同名の幼い読者がいたらどう思ったでしょう。日本は言霊の国であることを、最も言葉にこだわる作家なのに忘れていたのでは?だからといって、ではどうすればいいか…全ての人名を、ワープロの誤変換でも使って日本語では事実上ありえないものにすればよかったです。中村理子は中村莉故とか…これはかなり大きな失敗でしたよ。
なぜ彼女に死神が見えるのか…え、死期が近い人は皆死神が見えると言うことだったのですか…だとしたら、あの飛行機に乗る前後の英知くんもタクトを見ていたはず?
無事だったのはほっとしました。そして、英知くんの意外な再登場はびっくりしました!ずっとそばにいたのですか…ということはトイレも風呂にもと言うのは野暮ですが。
何もいえない、ただそばにいるだけ…どんなに切ないか…
「それはそれ」は爆笑!
そして、まあ何とかコンサートは…大重さんの起こった顔も見ていて楽しいです。
円さんたちも助けてくれたのがなんともいえず嬉しいです!
この歌うシーンはすごい!うわ、この手があったかという感じです…
言葉の渦なんて必要ない、全部直接届いてしびれさせます。
そしてタクトの消滅は、始めのほうで主人が「効果はないだろう」と言っているはずなのに…そして最終回、残るのは…手術だけ…
素晴らしいエピローグになるか、それとも急転直下…この作品では僕が見たいのは悲劇じゃなくて、大重さんと若王子先生の幸せな結婚式だけです!

13日は金曜日?
うわ、これは悲惨です…推定無罪の原則はどこに、憲法にこだわっている教育者が…
こうする気持ちはよくわかります。
13段目の階段…よくあるネタです。仁くん解説ご苦労。
58名というのはすごい死者数ですね…
無数の顔はかなりの恐怖感です。
お札を派手にばらまいて、切れて、冷静に電話に出ている…その影の顔顔が笑えます。こういうノリは最高ですね。
鏡が割れて門がなくなって…となると、門を開けることができるのは強い祈りだけと言うやつですか。
本格的なホラーになってきましたね。
というか、問題は金を盗んだ真犯人でしょう…真犯人は死んでいない気がします。そして、反省しているのかそれ以上に邪悪な心を持ったまま出世しているのか…

ピンクでいこう!
ふかーいため息が出ます。
新藤くんはなんのつもりなのか、結構動いているのが嬉しいです。のんきと言うか何も考えていないと言うか。
しかし玲奈ちゃん、「意外とお似合いだったりしてv」って、もしかして本当はキューピッドになりたいんじゃ?高瀬君の嫉妬をあおるだけ、そのためにこんな手の込んだことをしているとしか思えません。
高瀬くん、うまくいくみちゃんと二人になりましたね…まあ全てバレバレと言うところでしょうか。
もしかしたら、わかっていても新藤くんといい雰囲気に絵的には見えなくもないいくみちゃんに、嫉妬している自分がわかって嫌になっているのかも…爆発。
本当にこれは言いすぎ、馬鹿さかげんに力が抜けました。
高瀬くんがいい感じになって、「あとは2人でも大丈夫v」ということにしているのは…それも演技ですね、多分。
さわやかに「任務完了!じゃっおつかれっ」と去る新藤くん、実に面白く盛り上げてくれました。
必死で携帯をいじっている高瀬くん、一種の哀愁が漂います。
それでいくみちゃんにこんな感情的に、もう嬉しくて踊りだしそうです。
「二度とこいつにかまうな」はもうしびれまくりました。
いいかげんいくみちゃんも鈍感ですね、好きでもない子のためにここまでしてくれるわけないじゃないですか。
「うざいから泣くのやめろ!」も胸が熱くなりました…で、観覧車!もうランニングでもしないと我慢できませんよ!最高!
高瀬くんの表情がまた…(あ〜あ、おれなにやってんだろ…なんでこんなやつに、否定してもしょうがねえか…はは。好きになっちまったってことなんだろーな…まいった…)とでも?哀れというか嬉しいというか。
で、別に同棲がばれたわけじゃなくてデートを目撃されただけですが、それがどうなるか…
といってももうチェックメイトかかっていますから、同棲生活が終わりになっても気にすることはありませんよ。遠距離恋愛になるだけで。

空のまんなか
ひたすらキャベツを千切りにするのはかなりすごい光景です。
二人とも本音を言えてよかったですね。
全てがうまくいかない、どうしようもない真情の描写は実にうまい…桜を見ただけで泣いてしまうのは相当
重症です。
「男の子同士の密会に見えてしまうんですけど」は爆笑でした!
三年の男子も馬鹿というかなんと言うか…はあ。
発信機と盗聴器って…えらいことをしますね。というか本物でしたか。
女ですから、と言われて、これは実に困った状況です…引っ込みがつかないけれど、どうしていいかわからない…切れるほかないでしょう。特に集団の場合、それが一番危険なのですが。
青嗣くんの登場はカッコいいですが、最後を閉めるのがお兄さんと言うのはちょっと情けないかも。
それで学ランを着ていたのですか…ここの言葉はジーンとしますが、家族でこういう台詞を言ってしまうと後が大変な気がします。ものすごく恥ずかしくていたたまれないでしょう。
聖さんのボケでしめてくれたのもほっとしました。
「大事な友達泣かすことしかできないなんて」という台詞はすごくカッコいいです!それ以外に誠意の示しようはないですね。
この号泣はとても切ないのですが、さわやかな風もあります。
違う関係になってどうなるのか…
依ちゃんが女装してもまたきれいというのが爆発でした。宝塚に入れば、今度こそ「ベルばら」のオスカルが女性としてフェルゼンと踊るシーンを演れるかもしれません!あと「紫子」のリバイバルやサファイヤ姫…あとフェアリータイプでもありそうです。
男にも女にも持てまくりとはすごい…。
少しメインキャラがあちこちに分散して散漫な印象の作品でしたが、雰囲気で魅せてくれました。
次回作はわかりやすい、脂の乗ったうまい正統派をぜひ楽しみにしています!

ついに満月が最終回ですか…なんだか感慨深いです。
表3のカラー予告で「ラブわん!」があれだったのは笑えました。この予告だけ見たら何だと思うでしょうね。

倉橋先生は意外と安定度の高い作家のようですから楽しめるでしょう。

藤田まぐろ先生の別冊付録がとことん楽しみです。
この子の髪型、不思議な魅力がありますし。

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