りぼん2004年3月号

今月号、妙に安定感がありました。
ベイベがやはりCSで、何もなしでは見られないのが残念です。もう地上波に割り込むことは不可能なのでしょうか。

永田町 サボテン ベイベ HS どらみら 満月 13金 ウルマニ ラブわん めだか ピンク コン エトセトラ 予告

永田町ストロベリイ
いきなり巻頭カラーで流血ですか。
確かにこの暴力行為をマスコミに流されたら大変ですね。
衣里ちゃん、ジッポーとは渋い選択を。
パーティでの表情とのギャップに悩む夏野くん…本気で将来を考え始めているのでしょうか?
「あの人がいる限り」ということは、かなり秘書山さんにはびびっているようですね、夏野も。
いきなりクリスマスが…まあ当然でしょう、アメリカの大統領の娘だったら私生活なんてほとんどないですし。日本はその点異常かも。
そして橋本君の登場には硬直しました。さてどうなるやら。
「国際規模の約束と比べちゃあかんよ」って、夏野のほうがわかっているような。
怖いことを言う橋本君との会話が面白いです。妃芽ちゃん、やはり大人なところは大人ですね。「少しでも早く帰る」という合理的な考えは、子供のものではないですよ。
なぜいちいち殴るのか、その理由がうまく説明されればいいですね。
さてどうなることやら…僕はR国のテロリスト部隊と一戦交えてほしいですが、それを期待するのは間違いでしょう。

サボテンの秘密
こういうのをひたすら重ねるのでしょうか…うわ。
いきなり席替えから藤岡節、なんかたまらないかも。
確かに同じクラスで席が隣って、一生分の運かも…僕なんて合計三年一緒だったのに一度も隣の席には…
こうなるともう運命ですね。
手作りチョコですか、うらやましいというか…
無視されてのショック、それが…って、藤岡さんって何気にすごい人?
私服でわからなかったのは爆笑。さらに練習相手には転げまわっていますが、本来4コマで見るような鈍感ネタを延々とやられるのは…いいです。
母親オプションは笑えました。
ドキドキが募って、練習のはずなのに爆発するのは…なんか哀れというか…
で、本番宣言して…おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい…これ、断られるより辛いでしょうね。
で、この反応は一体?まさか…全てウソだったとか?だったら外道です。
なんかこのテンポで延々と続けてくれたら面白いかも。

愛してるぜベイベ★★
これは怖い!
ママが作ってくれたパジャマが破けたときには背筋が凍りました。
まあ、子供は普通新しいのを買えばころっと忘れるでしょうが…でもそれはそれで、心の傷は残るものです。
転入生が来る、とさりげなく爆弾が仕掛けられますね。
無神経にそのままゆずゆちゃんのことを言って、そして突然起きて「ごめん」はちょっと胸が痛いです。気を使うのは難しいですね…気がつけばいいのかもしれません。
いきなり家に呼ぶとは、大胆というか突拍子もないというか…
「ママのことわすれそうなんだもん」これが本当に胸が痛いです。時間はある種の傷を除いて何でも流してしまう力があります…その力に必死で抵抗してきたんですね。
川の字は呆れました。いいのでしょうか…まあ子供がいる以上変なことはしないでしょうが…
そして、一体何が水面下で…時限爆弾がコチコチと時を刻んでいるようです。

HIGH SCORE
ラブセンサーは笑えました。普通わかるわけないですよ。
ロッカーに何を常備、というかどこで手に入れたのでしょう。あ、大きいホームセンターならデザインは少し違いますが大鎌もヤスもありますね。
泉水くんの秘密には爆笑!
京介の双子の女の子に告白され、どっちともつきあったことには呆れました。
そして、京介ってそんなゆがんだ愛情を…違うって。というか、いきなり展開しますか?!

聖vドラゴンガールみらくる
このカラーは少女漫画らしくてかわいいです。
やはりばれていましたか…
で、ライムちゃんにはそんな能力も!これは使えますね。
怪盗Xは雅様の指示で動いていたわけではないのが意外でした。この裏は結構ややこしそうです。
十分女王じゃねーか、というツッコミは笑えました。確かに。。
雅様の考えを全て見抜いている蓮くんには驚かされます。すごい。
羽の下で楽しくやっていく…善良な専制君主、ですか。でもそれでは人間成長しませんよ…
あ、ドラゴンガールの正体を隠すのはそういうことなんですね。やっとわかりました…が、彼女の両親に聞けば簡単にわかると思います。

満月をさがして
わからないのは、満月ちゃんを包む悪意…というか死に誘う運命の正体です。
なぜ彼女の回りの人物に死が相次ぐのか、本人が死に定められているのか…まあ、普通の人間もいつかは死ぬものですし、その運命に逆らうことは厳しい禁忌ですが。
本物を書き換える…でも死神にとって、今以上に悲惨な状態などありえないでしょう。どんな罰も抑止力にはならないのでは?
めろこがタクトを売ったのは作戦だとすぐわかりました。よく使われる兵法です。
どちらにしても会えない、というのは辛いでしょう…もし満月ちゃんがこの作戦を聞いたら、どうするでしょうか?
英知のことを意識し続け、自分にしかできないことをやっと見つけるのが…切ないです。
そして、その時に完全にめろこちゃんの思いを忘れていることも…なぜ彼女がそれだけのことを進んでしてくれるのか…
死神の上司の迫力、華麗な装飾といつもと違うシックな服装…なんとなく荘重な音楽を感じさせます。
「僕の光 君がいるから僕の心が翳るんだ」という言葉の意味は…いずみくん自身の心は何か残っているのでしょうか?完全に消されているのでしょうか。彼女が与えた光、それ自体が罪…?
これが部長の正体でしたか…でもなぜ?
「人間ならば死の秘密を知りたくはないか」もちろん僕は知りたいです。人間にとって、リーマン予想やTOE以上にもっとも大きな探求でしょう!
「私も死神だからだ」という言葉は深く刺さりますが…これも罠では、とも思ってしまいます。
そして…この土壇場で「私…いずみ君が好きなの」と…でもこれも真実なのでしょうか?いや…考えるまもなく矢の雨、本来死神にとって死…消滅は開放を意味しますが、今だけは消えるわけにはいかない…二人の絆が不思議と胸を暖めます。
かなり大きなクライマックスになりそうです。

13日は金曜日?
カラー扉、文字が邪魔です。まあどうせ見えていても色気はそれほどないでしょうが。
しかし今回、シローちゃんは災難でした。あ、いつもですか。
いきなりの求愛が幽霊だったのが笑えました!
血文字のラブレターとかのずれまくりが実に面白いです。
いきなり彼氏扱いされたシロー、というかこれまでの彼女を見ていたのなら違うということは一目瞭然では?
で…凍りながら「うんエマピョン」と答えているのがなんかかわいそう、とおもったらまさかこんなことに!
とことん乙女なシローが実に笑えます。というか本当に恵麻ちゃん、ノーダメージ?
いきなり死んでくれ、は確かに意味わからないです。
人殺しは地獄行き、というのは正しいでしょうが笑えます…
いきなり水をかぶって、ってそれは本当にやめましょう。怖いのは火ではなく、毒ガスです。煙をよければ大丈夫とは限りません。吸うと事実上即死することもあります。まして理科室、どんなガスが出ているかわかりません。
で、結局この火事は誰のせいになるのでしょう。シローのどじ、ということに…アーメン。
すっきり終わったと思ったら、また次の厄介ごとが…こんな感じで続くのでしょうか、これからも。また楽しみというか…

ウルトラマニアック
カラー扉の清楚な色香がかなり強烈です。
亜由ちゃんと架地くんが相変わらずラブラブで、ほっとしました。
さらに想像以上にきれいになっていますし、みんな。
ケンカは魔法戦闘になるのでしょうか?
本当に最短時間で卒業するとは。
辻合くんの遠距離恋愛中の彼女で亜由ちゃんの先輩となるとどんな超美少女…まあそう思うのはわかります。
そして仁菜ちゃんの登場、嬉しかったです。もちろん真相など夢にも思いませんでした。
再開シーンなどの流れも実に自然で、初読時は何の疑いも抱いていませんでした…
これ、読み返すとどうしても「どこがおかしいか」ばかり考えてしまう、ある意味ミステリを読み返すような感じです。ちょっともったいない気もします。
見せびらかすような使い方はしていませんが、前は…思い出して頭を抱えます。
微妙な違和感を亜由ちゃんが強調していますね。
六割は三年で卒業できるのですか。しかし主席というのは…なんかイメージが…
努力をしてエリートになれば、人格は変わってもおかしくないので、僕は初読時それほどおかしいとは思いませんでした。
これまでずっと架地くんには隠していたのですか…
「魔女っ子なの」にはちょっとあ然としました。まあ他の説明はないでしょうが。
「もっとすごいことしてみせてあげる!」と自信に満ちた表情でいる仁菜ちゃんを見ている辻合くんの目、読み返してみると面白いです。
店ごと消してしまうのはすごい迫力でした。確かにこれはやばいです。
信じていない、ということはないと思いますが…さらに時間まで…
「なんで喜んでくれないの?」は…そう、そこまで変わってしまったのかと悲しい思いをしてしまいました。
それでいきなり「誰だおまえ」にびっくり…ま、まさか…
本当にそうだったとは、呆然とするほかありませんでした。
「男よりもきれいなおねーさんの方がいいから」は正直でいいです。
彼も問題児だったのですか…向こうでの仁菜ちゃんも見てみたいです。
まあほっとしましたし、これから…これからのこっちでの楽しい学園生活も見てみたいです。高校生活はどういうふうになるのでしょう。

ラブわん!
ただひたすら力が抜けます。
結構猫にも詳しいのが笑えます。
「普段からウザ…いえ愛情過多で問題のある主人」と本音が出てくるのが爆笑!
で、城はいきなりこの状況ですか。ガソリンや硫酸じゃないだけよかったです。
まあ犬はたいてい泳げますから…
猫アレルギーを治してもらう…名雪も同じことをやるかも…
ブッチャーが経産婦だったのは吹っ飛びました!
大型犬が吊り天井を支えて潰れてくれるのは…あまりにお約束で、むしろ嬉しくなりました。
その先の難関はもう意味不明ですね。
なめ猫って、読者の親世代じゃないとわからないですよ!(言ってしまって思い切りへこみました)
結局こうなりましたか…猫もかわいくなったのは笑えました。

めだかの学校
うわ〜、すごいことになってしまいました…
ダークスマイルは爆笑。
フィッシュバーガーはお約束ですが笑えます。
五十個もどうするのでしょうね。

ピンクでいこう!
お出迎えファッション、ってこの新婚さん風が強烈過ぎるのですが…他にはもう、裸エプロンとメイド服以外にはないでしょう。
しかし今回、高瀬くん変わりすぎです…いや、これが本性?
冒頭は幸せな感じがすごく伝わってきます。
嫌がられるところを改めようとしているのはいいですが…難しいようですね。
高瀬くんがくすっと思い出し笑いをするところで、なんというか…寂しいというか可哀想というか暖かいというか、不思議な感情に襲われました。
いきなり大ボケをかますいくみちゃん…これでばれなかったのは奇跡です。
よく夢でごまかせましたね。
で、同居を…言わなくてよかったです。
それで別の美少女登場ですか、ということはこの連載まだしばらく続くのでしょうね。
美男と美女がカップルになるのが、普通なら一番自然だと思います。一体なぜそうならなかったのでしょう。
ファミレスでの食事も、目撃されたらかなりやばいのでは?出前が一番安全だと思います。
そんなことも考えず、外で食事と考えただけで妄想しておしゃれして…あ〜あ。
TPOをわきまえるのがおしゃれの基礎ですよ。
それでよだれ流しているのではなんとも…
高瀬くんが牛乳について、とんでもなく子供なことを語ってしまって…さらに赤くなっているのは…可哀想になりました。完全に扉をぶち壊されてしまった…心に入り込まれてしまいましたね。ついうっかり入られてしまったようです。
高瀬くんがどうしたら幸せになれるのか…ストレートすぎて恥ずかしいです。
「怖いけど敢えてお姉ちゃんにチャンスを作ってあげよう」が笑えます。
面倒くさい、というのはなんとなく判る気もします。女の子とつきあったらすごい時間をとられるでしょうし、精神的にも大変でしょう…もしかして、「ミルモ」の結木くんが楓ちゃんのこと、明らかに好きなのにそういってつきあわないのは面倒くさいから…
で、翌日…いきなりこんな親しく話しかけられたら、しかもみんなの前で!
素で反応してしまっている高瀬くんにも…ああああああ…哀れな…
直すべきところに一つ追加。他人の目を忘れて行動するのやめろよ!
そろそろ同居がばれてもおかしくないですよね。さてどうなることやら。

コン★プリ
そういう真相でしたか。
全部言う羽目になるとは思いませんでした。ポニーテールが上に飛ぶのが面白いです。
結局彼には見えていないのですね。噛まれていても気がつかないのですから。
知られたらどうなるか…わからないのは意外でしたが納得できます。
え、あのお守りは力を失ったら別れる事に…これは気分が沈みました。
八神くんの言葉は確かに正しいのですが。
いきなりいなくなるのにはびっくりしました。
そして、告白をつい邪魔してしまって…それ以上に肩の寂しさが大きくなっているのもうまく伝わってきます。
これが本来の姿でしたか。で…「オレ様が知ってる人間ってヤツは残忍で恐ろしい存在だった」のは、まあ散々見てきたのでしょうね。「でも『恋』だ『愛』だと一喜一憂する姿はそれとは違って」いたというのは、ちょっと夢見すぎだと思います。恋愛にもさまざまな面があります…場合によっては差別や戦争より悲惨で残酷なことも。何より、恋愛は王朝時代からありましたから、今になって…まあ恋愛教が至上価値を持ったのは戦後のことですが。
こういうことだったのですか…
この告白シーンはすごく暖かくて、思いが伝わってくるようです。
今更両思いだとわかって倒れたのがなんか笑えます。
で、馬に変身するのは…かえって迷惑なような…こらこら。
まあ楽しい話でした。次回作はどうなるのでしょう。

幸運のエトセトラ
絵も元気でいい感じです。テンポもいいですね。
恋愛運にこだわるのがいいです。
出会いシーンがなんだか面白いです。
一体どんなコロンを選んだのでしょう。変な組み合わせをすると…
卒業式が最悪の運勢って、なんだか笑えます。こういうときにはリチャード・ドーキンス「虹の探求」を読んで迷信を追い払いましょう!あれは全ての…小学校卒業ぐらいの必読書ですよ。
本当に唐草模様を使うのがすごい。
イモが卒業祝いというのはひどいです。
卒業したら会えなくなることを忘れているとは…
待ったり進むと思ったら、いきなり「だってすきだもん!」と自転車で告白…びっくりです。
女の子として意識させるには、さてどうすればいいのでしょう。お色気が一番安直な方法ですが、そこにいかないのはいいですね。
でもって、さりげなく宏光がかっこよくなっていくのが…こっちの立場から読み返すのも面白いですね。
卒業式を前に切れてしまったのは…なんとなく、こういう形で台無しにして、それっきりが現実の普通なのではと寂しく思ってしまいました。
涙で怒鳴る表情が切なくて…でもここで覚悟を決めるの、かっこいいです。
一気に「好きです!」と重なったのはとても嬉しくて…たまらない気持ちになります。
二人の半分混乱した会話がなんだか可愛くて、とても素敵です…
なんといえばいいかわからない読後感です。これからまた登場してほしいです。

来月号、満月はまだクライマックスではないのですね…
瀬戸先生の連載がこの重要な時期に来るのが意外でした。それだけ大きな戦力として期待されている、要するにアンケートがよかったのでしょうか?

香村陽子先生の前後編はとても楽しみです。
あの暖かく自然な雰囲気はたまりませんから。

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