りぼん2003年12月号

今回が…あの変な安定感の最後になってくれるといいのですが。

ドラみら 永田町 ベイベ H.S. 満月 めだか PARA ウルマニ ラブわん MAX 地蔵 プリキュー 予告

聖ドラゴンガールみらくる
芸風は変わらないです…
親が有名人だと大変ですね。
ただ、もし杏樹ちゃんに、本当に何の力もなかったらどうだったのでしょう。
そのほうが見てみたいです…それでは何の幸せもドラマもない、というのは残酷すぎますよ。
パパ扱いはショックでしょうね…
いきなりママの登場、そしてノリツッコミは爆笑!
あの、警備はプロに任せたほうが…生徒がやるのは危険すぎます。
しかし、なぜ弱いことがばれたらいけないのでしょう。
才能は遺伝されるとは限らない…ノーベル賞受賞者や偉人の子供たちの話を読んだことがありますが、悲劇的であることも多いです。
なぜ皆そんな事が分からないのでしょうね。
この新聞部はどうすればいいのでしょう…
生まれた時から強すぎたから、じゃあもう戻してもいいのでは?
確かに三才児に人を殺せる力があってはまずいですが、もうコントロールできるでしょう。
みんなサルぐるみは笑えました。
結局杏樹ちゃんは強い、という嘘は保ってしまうようですね。
そして、会長はドラゴンガール=杏樹を証明するために…着ぐるみの中なら変身できますから。
多分今回の件で、会長は確信したと思います。
変身シーンは人間バージョン、という言い訳は面白いです。
なお、発勁が、物理法則にない「気」の力なのかは議論があります。
中国武術の達人が、ほとんど密着状態で内臓破裂を起こす打撃ができることは事実ですが。
演説はかっこいいのですが…それにしても、どうせ「桃花の娘」ということだけで特別な人間なのですから、変身も含めて告白しても問題はないのでは?
「パパにそっくり」は爆発しましたね。
で、いきなり予告状…あれ?いつから怪盗ものに?

永田町ストロベリィ
スタートラインは、全然違います。
秘書山、ギャップありすぎ。帆立貝はアザラシにとっては主食でごちそうですが、焼くことはないです。
額の「悦」の字がさりげなく笑えました。
まあ焼いたのは人間にとってごちそうですが。
売りはなくした、でも無償で…あ、買っているみんなも辛かったんでしょうね。
おかーさん、の一言、さりげない爆弾というのはうまい!
なぜ妃芽ちゃんだけが、夏野の心の最深部に足を踏みいれることを許されるんだ…それを思うと狂うのがわかります!
そのギリギリ状態で「胃薬用意してけ」などとトモダチなトークをしているのが、後から振り返ると痛みになります。
親の悪口をばらまいている連中に、よく切れないですね。昔の僕なら切れています。
よそ見して料理は危険です。
同情を拒絶するのではなく、キスするの…不思議とあったかくなります。
それを見ている衣理さんの絶望を伝えるのもうまい。
幸せ過ぎて、衣理さんの感情を全く見ていないのは…なんかやり場のない怒りさえ感じます。
これまでの「総理の娘」とは全く関係ない、この拒絶…普通の恋のうえでの三角関係…でも、それも自分が望んだ普通の高校生活の一つです。
ラストシーンの、背中の孤独がすごいですね、

愛してるぜベイベ
のんきにドリンクを選んでいる結平…のんきなものです。
板垣がこうして十円渡したのはなぜでしょう。パブリックイメージを維持するためか、いや…「嫌がっている女の子に無理矢理キスする」ことと「十円困っている人にあげる」ことが、彼の中では矛盾がないのかもしれません。
人間はそこまで矛盾している存在なのでしょうね。
心ちゃんのトラウマの深さは見事に描写されています。
透明な後ろ姿…フラッシュバック、そして拒絶…
男の子はこういう拒絶を、嫌われたと思ってしまって傷つくものです。相手の心の傷など…残念ながら、言ってくれなければ分かりません。
でも…何があったのか言えといっても、身を引いて離れても、黙って寄り添っても相手を傷つけるのですからどうにもならないですね。
非常に難しいです、プロの精神科医などにとっても。
「何か話してきたらそん時は聞いてあげようよ」が一番賢明ですね。
板垣が、なぜ分からないのか…不思議でなりません。分かっていて支配を楽しんでいる、という感じではないですね。
今回ゆずゆちゃん、出番これだけ…?
女子の部屋がバラ園…ちょっと同情するようなうらやましいような。僕が中学校の頃、女子の部屋になんて考えることもできませんでしたし…高校は男子校で修学旅行なしでした。
この会話は不思議ですね…
「好きだから触れたいと思う」のは自然ですが、人は触れ合いを求めつつ進入を拒むというややこしい生き物です…
こうして抱きしめるのは、本来なら少し早いです。
で、このまま…どうなるのでしょう。本当に止まらなかったらすごいです。

HIGH SCORE
面倒なおまじないですね。
ラブ占いの的中には笑えました。
イケメンの血を使うおまじないって…爆笑。
しかし京介、「オマエは特別」「一生大事に」って今まで何人に言っているのでしょうねv

満月をさがして
ますます唐突に色々な方向に飛びますね。いつかこれがきれいに収斂するのでしょうか?
今回のカラー扉のファッション、何だか素敵です。
フルムーンもついにトップに立ちましたか!
大重さんのカッコイイ顔もラブです。
「コンサートの打ちあげで酒がのめるぞーっ」と言う言葉、さしげなく題は知らないのですが酒飲みが「一月は正月で酒がのめるぞ、飲める飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ」と一年中続く歌と同じ節です。
クビ覚悟で満月ちゃんを入院させる…腹をくくりましたね。カッコイイ!
この昔の写真を見た事で、若王子先生と大重さんの関係はどうなるのでしょう。
大重さんには社長という「今」があり、若王子先生の気持ちでいうと…彼女が好きなのは今ここにいる自分ではなく、ROUTE:Lの王子なんだと諦めると思います。
また新しいキャラが出てきましたね、唐突に。
まさか托人の生前の恋人が…どうなのでしょう、この話は今まで描く余裕がなかった、といえばそうですが。
まあ忘れるのはどうしようもないですよ、僕なら「やきもちか?」とでもからかいます。
タクトはめろこの気持ちをそう思っていたのですか…めろこの真実はどうなのでしょう。
いずみくんはなぜ拷問されているのでしょう。人間に心を開いたから?
でもそれは…タクトとめろこも同じなのに、なぜ二人は放免しているのでしょう。
全てを思い出して消滅することを、いずみ自身が選んだのでしょうか。
そのようですね…黒に染まるよりは、と?
しかし、なぜここでこんなお節介をするかな…
この状態どうするんだよ、と叫んで踊りまわりたいような気分です。

めだかの学校
理屈としては理解できます、いつもならもっと体が柔らかいというのは。
この看病、一体何なのでしょう。
このノートは笑えました。何をやっているのでしょう。
誰も助けはこない、この状況…もっと喜んだほうがいいですよ。少し異常ではありますが、とても気持ちいい事になるかも…と考えるのがオヤジという生き物なんですよねぇ。

PARA・ダイス
根本的な疑問が約一つ。
これだけの強運があるなら、ラスベガスで大金を手に入れて父のダイスを買い取り、そのうえで騙し取った連中を身ぐるみはいでやれば復讐はできるのでは?
なぜわざわざ冥府魔道を?
事故って傷だらけな彼の髪を切った事に気がつくなんて、本当は愛してるんじゃライさん?
ちなみに、どちらの過失であっても交通事故で通報、怪我人救護などの義務を果たさないことは犯罪ですので悪しからず。
一つ聞いていいですか?このロープ(とビニールひも)、どうやって上から降ろしたのですか。
25mって、大して高いビルじゃないですね。
まあ八階なら何とか足りるでしょうが。
「英は慣性の法則を無視した」が笑えました。ちなみに無視したのはそれだけではなく、重力法則などもろもろです。
実は超人だったのですね、彼。
「あっさり渡した」という言葉は結構キーかもしれません。もしかしたら、ライさんに苦労させるためにとか意図があったのかも…全部のダイスがそろった時、想像もしないことがあるかも知れませんね。
ヘリコプターがあっても…キーは?
というかなぜ操縦できるのでしょう。
ビルがダイスというスケールは見事でしたが、彼女は「僕が死んだらこのビルは娘のものに」という文書が、有効なものであったとしてもそれを処理できるのでしょうか。
ちゃんとした後見はあるのでしょうか…というか、どこに着地したのでしょう。

ウルトラマニアック
ため息しか出ません。
僕でもここは、祝福して励ますのを選ぶと思います。
二人ともそれでも泣いていますけど。
どうしても言うといえずに泣き出す、どうしようもない辛さが強く伝わってきて、たまらないです。
ユタとの会話、やはり意志は固いんですね…
こうして悩む気持ちはよく分かります。
幸せな会話が聞かれたことから、一気に話が進むのは見事!
辻合くん、止めないんですね…よく理解しているのでしょう。
二人一緒で一日デートもいいと思います。
日本じゃないのは少し…外貨持ってますか、二人とも?
さて本当にどうなることやら…パターンではぎりぎりで、何か事情があって中止になるとかですが、それだと仁菜ちゃんの決意が意味を成さなくなります。

ラブわん!
なぜ古い少女マンガの絵って、こういう形で出てくるとめちゃくちゃ笑えるのでしょう。
今月号が出て以来、しょっちゅう思い出し笑いをしています。
特にこの、目の中が白の絵って…笑えるのですが…
ドッグショーは血統書つきの犬だけに許された祭典です。
そういえばこの街の犬たちは、人間が犬化したのも含めてほとんど血統書があるようですが…
様々な犬には気合いが入っていますね。
「フランダースの犬」の原作はセントバーナードではない、というのは僕もどこかで聞いたことがあります。
ショーで優勝をさらったモデル犬の苦悩は面白い着眼点でした!
犬が人の言葉を話せたら、こういう犬はこういう性格になるだろうなとわかります!
みんな参加できるというのは楽しそうですが、血統書は?
皆の落選理由は笑えました。トラちゃんは…イロモノショー?
隠し芸って一体。彼ら、本当にケネルクラブに参加しているのでしょうか?
トラちゃん、夏花先生への気持ちは…「魔性の女」はさすがに分かったようですね。
本当にあれは魔性以外の何物でもありませんでした。

MAXラブリー!
やはり種が明かされてしまうとつまらないです。
すごく大きな陰謀まで考えていたのに、ここまで小さいとは…
「存在感」のある目立つ人間が支配する、というのは理解できます。でも、それは大人も同じです。地位や実力といっても、十代の勉強だけで決まる学歴を除けば「存在感」があるかないかで、子供以上に残酷な差が出ますよ。
フジコちゃんはちゃんと見ていたようですね…
本気で死ぬ気、と見切って通報を止めたのは…どうかと思えます。
ここまで本気で向き合ってもらったことはなかった…のでしょうが、彼がしたことを思うと許せはしないですよ。
あまりにも今回は…そしてGの変貌は、甘すぎます。
この放送は呆れて物も言えません。男女交際絶対禁止校則作っちゃえば?
先生方の怒りが笑えました…というか、今回で終わりでいいです。
来月もあるようですが、蛇足にならないか心配です…
無理に後味をよくしようとしすぎて、スケールダウンした気がします。それはそれでいいのかもしれませんが、ホラーマンガじゃないのですし。

おじぞークエスト
短期で終わったのは残念でした!すごく面白い設定だったので。
今回はひたすらアクションシーンで、やれることをやり尽くしたような感じですね。
最後まで三郎の扱いはこれでしたか…三郎中心エピソードは読みたかったのですが。
色気全開への豪快なツッコミはとても嬉しいです。
試したというのはやはり、としか言いようがないです。
銀花さんの転校は笑えました。先生と対抗しているのが特に。
この終わり方はちょっと残念です。

プリキュー☆GO!ジャス
独特のつやが更に洗練され、輝きも増しています。
「「負け」なんて言葉は知らない あたしはひたすら突き進むのだ」この言葉、若いなと感じます…どうにも越えられない壁、自分自身、世界の圧倒的な大きさとぶつかった時もそう言っていられるでしょうか。
それとも、それを感じることなく…絶望することなく突き進める人だけがトップに昇れるのでしょうか?
マネージャーへのラブは見ていて危なっかしいです。
さりげないランドセルがすごい違和感。
「お肌ぴちぴちすぎて」は笑えました
モデルとしてのカッコよさをとことん表現するのは、少し違和感があります…連載第一回なら最高なのですが、これは。
ファンレターに喜んだりするシーンなど、なんか胸がきゅっとします。
セクシーは…無理です。
B80cmでGカップって、ずいぶんアンダーが小さいんですね。
唐突なセクシー指導は笑えました。
もうヤケになって、まじめな顔でつきあっているのって…
セクシーでこの二人の対決は嘘でしょう…まあ、ボンキュボンとセクシーは絶対同じじゃないですが。
真由美さんの挑発と、それに応える圭ちゃん、どちらもすごくカッコイイです。
いきなり乳わしづかみはまあ嬉しいことは…
この挑発の連続はかなりクールでした…その挑発も含めて可愛いと思えるような大人はいないのでしょうか、このスタッフに。
大人とか子供とか、そうはっきり分かれるわけじゃないです。
特に元服がない現代社会では結構グラデーションがかかっていますよ。
16まで待つ宣言は爆発しました。結局、このラストだと…これが連載第一回でも全然違和感ないです。

来月号は一気に展開しますね。
武内こずえ先生の連載は予想はしていましたが、何かきっかけになりそうな予感がします。
そして原田妙子先生!もろ正統派(だったらいいのですが)の連載は久しぶりですし、楽しみです。

樫の木ちゃん先生の読み切りも楽しみです…この読み切り層の厚さが「りぼん」最大の魅力ですね!

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