りぼん9月号感想

今月号はめちゃくちゃ笑えました。

気がついてみるとあっという間に連載が入れ替わりますね。10月号にはどうなっているのでしょう。

「ぴよぴよ天使」これがまず笑えました。
ひよこちゃんのキャラがまず面白いです。まさに天使のような子ですよ。
回想で、花に優しくしている絵にしっかり十円玉が描いてあることに爆笑!
みちるちゃんとるいちゃんもわかりやすいキャラクターで、これが連載になったら面白い活躍をしそうだなと思えます。
しかし百メートル12秒台って・・・手元の古い体育便覧での高校記録は11秒6ですから、相当凄いのでは?
食い物が合わないから帰りたい、というあくまで不真面目な態度が面白いです。弓のちゃちさはまるで幼稚園児の作品です。
ひよこちゃんに当たった時のリアクションが笑えました!
クリームシチューで大喜びしているの、かなり好感が持てました。
いきなり変なのがいて・・・思いきり騒ぐパターンかな、と思ったらしっかり順応していますね。
るいちゃんだったらこうして受け入れてくれなかったかも。
ぼけまくったひよこちゃんとチキさんの会話も楽しいです。
この変身もわかりやすくていいですね。あ、でもこの天使姿をるいちゃんやみちるちゃんがやったら・・・似合わないかも。
それしかできないへなちょこがまた笑えます。人が空を飛べて、それだけでどれくらいのことができるでしょうか?昔「パタリロ」で空を飛べるマントをヒューイットが手に入れて、尾行などがやたら便利になったという話がありましたが・・・
中途半端な時間がまた面白い。
どんな願いもって・・・まあこの子ならそんな過激な願いはしないでしょうが、不老不死など無茶な願いをされたらどうするつもりだったのでしょう。
天野幸人くんと両思いになれますように、ここで爆笑!特に画面の向こうでこの世の終わりのような表情をしている天野くんが笑えました。
可哀相に・・・でも、両思いになってしまえば苦悩はないのでは?苦しいのはそれまでの間ですし、といっても慰めにはなりませんね。
不幸を探しているひよこちゃんも面白いです。本来なら落ち込むようなことも、彼女にとってはすぐ忘れて小さい幸せを見つけられる・・・本当に幸せですね、この子。
「あの2人なんでこんなのと友だちやってんだ?」の理由はまさにそれでしょう。その幸せを分けてもらえるから・・・
天野くんがひよこのことを見ているのに「マジで好きなのかなー」と思っている2人にまた笑えます。それを知ったら天野くん、また落ち込むでしょうね。
ずいぶん単純な不幸のオーラで・・・
どうやってそんなことを調べたのでしょう。さすが元天使。
不幸のオーラを持った人にしか見えない、それはまた便利な。透明で空が飛べるなら事実上どこにでも忍び込めますね。結構使えるじゃないですか。
いきなりこれは驚くでしょう。でも同じ学校で見覚えはないでしょうか?
真剣になりきっているひよこちゃん、元々向いていたのでは・・・他の2人だと演技でもこういうのはやりにくかったかも。でもどうやったか見てみたい気もしますが。
女の子の友情ってそこまで繊細なのですか・・・
ぶつかった話で硬直するのが笑えました。お前が元凶かよ!
しかし結構記憶力いいですね。
更にそのノートを落としてしまうのは・・・硬直。
でもこんなに真剣に、見ず知らずの自分のためにしてくれる姿に感動して、もう一度人を信じる勇気が出てくる気持ち、分かります。
とことんいい話になって、天野くんもひよこちゃんにドキッとして、めでたしめでたしだと思ったら・・・「チキさんとずーっと一緒に」と笑顔で、これに大爆笑!
つくづく可哀相に。
しかも増刊で続編があるようですね。それもまた楽しみです!

「桜ヶ丘エンジェルズ」いきなりあれ、となりました。あまりにもヒロインの頭が大きすぎるのに・・・「剣客商売」の笹野新五郎の描写を思い出してしまいました。
合コンだと気づいていないのが笑えます。
幼なじみ、という少女マンガらしい題材が妙に懐かしい気がします。
額が大きい独特の顔も、ギャグ顔になるとちょうどいい感じですね。
ガッちゃんというあだな、多分Dr,スランプなど知らずにでしょうが・・・笑えます。
この「チャラそう」というだけの第一印象が面白いですね。
確かに合コンで真剣にボーリングをするのは笑えることかも。
後になって教えるとは、ちょっと意地悪かも。
そのノリでつきあっちゃおう、となって当然のようにオッケーを出してしまうの・・・自然だったので気がついて、え、となりました。
幼なじみの優作の印象はとにかくいいヒーローという感じです。
屋島くんにこれを目撃されたときには面白くなりそうだな、という・・・ガッちゃんが「ブラックジャック」を読んでいるのが笑えました。店にあったのでしょうか。
吉田栄作、松田優作と一文字違いなのが面白いです。
屋島くんとの会話がまた面白いです・・・「おれはいつだって本気だ!!」といっても説得力ゼロ。
ふられてたから会いたくなくて・・・それだけ、傷が一年では癒えないぐらいに重かったのですか・・・
とても簡単に考える屋島くんのやり方、結構うらやましいです。
やはり大好き・・・この気持ちの盛り上がりから、自然に屋島くんに話しかけるのがとてもいい感じです。「ありがとね」という笑顔になんだか好感が持てて、頭のことはもう気にならなくなりました。
屋島くん・・・しーらない。
次からどんな感じになるのでしょう。面白くなりそうです。晴子ちゃんの空手がどう話に関わるかも楽しみですね。

「めだかの学校」すごい変わりよう・・・
爆弾は嘘ではなさそうです。
前座と言い切ってなかったことにするのが笑えました!
マントなどが暑い、というのは・・・まさか有明を知っているのでは・・・

「愛してるぜベイベ」なんでもないように見えて緊迫感が満ちています。
ぶち、という音にやばい・・・と感じたら・・・お姉ちゃん、大迫力ですね。
金は出す、面倒は結平が・・・考えてみると勝手な話ですが、逆らえないです。
ゆずゆちゃんにも手紙が来ていたとは・・・見せていいのでしょうか。もちろんママからの言葉が少しでもあれば大きな救いになるのですが・・・
この一人おままごと、こみあげてため息。
あっけない反応に戸惑う結平の気持ち、分かります。嬉しそうになんて書いてあるのか読んでくれるのを期待していたのでしょうが。
隣りが心ちゃん・・・ちょっと頭を抱えました。
ぽんずとゆずゆ、かなり違うようで微妙に関係があるのが笑えます。
先生との何気ない会話がまた笑えました。
友達と遊びに行くことに寂しくなる・・・男親は悲しいです。
話題が合わないところを見て、不安で胸が痛くなりました。しかもこんなはっきり言うか・・・
けんくんがもっているガンダムはいつのものでしょう。父親の・・・わけはないです。だとしたら、物を壊すに決まっている子供に大事な青春のコレクションを渡すはずはないですから。
昔のママとゆずゆちゃんの回想、しんみりします。
結局どんな風に遊んだのでしょう・・・
この文面は・・・なんとも言えません。
店員には笑えました。フェロモンを出しているのでしょうか、結平は。
ゆずゆちゃんがいないと暇、だから彼女が欲しくなる・・・この思考回路を公園の砂場でしているのが、なんかとてつもないものを見ているような気がします。
突き放されたように・・・もてあそばれているように感じている・・・なんか分かるようなうらやましいような悲しいような。
心ちゃんがそんな境遇・・・だから・・・
ふわふわ普通の一日だと思ったら一気に展開しましたね。

「満月をさがして」今回はまた、種村先生独特のギャグ連発で面白かったです。
冒頭の回想も結構重いですね・・・子供読者の自殺抑止にはなるでしょうか。
毎朝こうなのですか・・・毎朝こんな美女と一緒に寝ているとは、というよりこの状況で付き合っていないといっても説得力ないです。
いきなり二人で歌っているのが笑えました。三週めで八位というのも微妙ですね。一気に圧倒的トップではないけれど、着実に地歩を築いている感じです。
また飲むのですか・・・
社長さんもおじさんでは話がしにくいから、ですか。強引な。
いきなり「大真面目にハレンチなこと」には爆発。多分読者、みんなわかっているでしょう。
メビウスの輪がまた笑えました。
で・・・部長の話題になって、二人とも無言で逃げるのがまたまた笑えます。
どういう人なのでしょう・・・いつ登場するのでしょうか。
なぜその総合が素敵な人になるのかも面白いです。
いきなり部屋でくつろいでいるいずみくんには笑えました。ロリロリって・・・
満月ちゃんの人格が違うのには爆発!そこまで嘆くとは・・・
ここからのやり取りもまた笑えますね。「他に言い残したことは・・・?」が特に。
すぐ同情してしまう・・・あまりいい癖ではないかも。同情だけではどうにもならないことのほうが多いのですから。
本当におせっかいです。
自分の惨めさをよく分かっていて、それも・・・「自殺の罰」として受け入れているのが悲しいです。ただ、それもまた一種の甘えになりかねない気もしますが。
三人の悲しそうな表情がすごく重いです・・・
満月ちゃんの言葉、子供が出せる精一杯の心・・・クールに受け流しつつ、どこかで受け入れているいずみちゃんの心も興味深いです。
明らかに社長に抱かれたと分かる大重さん、凄く濃厚に「女」を感じました。
口紅を確かめるところ、息を呑むような色っぽさでした!
で、なぜここで・・・さあどうなるのでしょう。そしてこの悲しい目は・・・?

「HIGH SCORE」めぐみちゃんって・・・
すごい霊現象ですね。渋谷サイキックリサーチの面々が聞いたら、まず麻衣は爆笑してナルは鉄面皮にいいデータが取れればいいと思って引き受け・・・
沙夜ちゃんは一番好きな外科医にはなれないのですか。

「MAXラブリー!」いきなり雑誌の画面でギャグをかますのがお見事。
家族に遠慮しすぎ・・・あれ?この作品のメインテーマはなんなのでしょう。微妙な家族関係?F、Gとの対立?
色気が出てきている彼女を静かに見ている視線が面白いです。というか、浴槽冷静でいられますね。
表紙とは・・・
「うわ本物!」が爆笑でした。
しかし、これは愛里ちゃんのほうが隙ありすぎです。敵だと認識しているのなら隙を見せないように、言い掛かりをつけられる余地がないようにしなくては。多分それでもやられるでしょうが、こちらが隙を見せなければ少なくとも同情は得られるし、向こうも無理をして自滅するのに。
親に言われてしまったことのほうが辛い、ですか・・・
本音を聞いていないから、鋭いというか・・・厳しい言葉ですね。
でもその本音がここまで悲観的だったとは。
多樹くん・・・決心したでしょうね、この母親だけは敵に回すまいと・・・

「花まるGO!GO!」ものすごくシンプルなカラー扉ですが、押さえていても元気さが吹き出してくるようです。
バスケシーンもずいぶんよくなってきましたね。
突き飛ばされて、鉄のゴールポストの土台に頭が迫るシーン・・・さりげないけれど硬直するような恐怖感がありました。
怪我で帰って集中力が増すとは。こういう細かいところが面白いです。
互いに本音をぶつけ合うところが少しほろっとします。
何も知らないさくらちゃんの夢中の1on1、迫力ありました。フィンガーロールもきれいですし。
試合中は気がつかなかったくせに、わかるとここまで・・・見ていて飽きない子です。
お祭りにも三人で、というのにむかつく隼人の気持ち、分かります。
正義の反応は・・・いい人過ぎる分、内面が気になります。
お祭りは楽しそうですね。
しっかり手をつないで、あえて花火を二人で見るシーンを描かないのがうまい。つないだ手の感触だけが強く伝わってきます。

「キレイの卵」読み応えのある作品でした。実際には読者の大半は「美人ではない」のですから、こういう話こそ共感できるでしょう・・・。でも主人公が「ブス」というほどではない、単にあまり女を感じないだけなのが・・・でもここで本当に醜い顔に描いていたら、それはそれで問題だったでしょう。
出だしがわかりやすいです。確かにまともに「ブス」といわれたら・・・一生傷になりますね、普通。
(少なくとも表面上は)立ち直って「あんがとー鹿乃子vチューしてもいい?」とふざけているのがすごいです。
これは確かに・・・可愛い妖精をいじめているようにしか見えませんね。
雪駄で殴るのは痛かったでしょう。
可愛らしい妖精の可哀相な話が、いきなりこうなるのには驚きました。
まず美形に着目ですか。
ヒマワリ、というキーワードの出し方もうまい。
お祭りから妖精を見つけるのは・・・もし派手に動かず、潜伏されていたらどうしようもなかったでしょう。
おじさんおばさんにはウケがいい、といういい面があるから逆に立ち直れたのかも。
彼氏と間違えられるのには少し微笑が浮かびます。
分からないから薔薇の形に・・・これはすごい。「バラ人間」には「赤ずきんチャチャ」のバラバラマン先生を思い出して笑えました。
可愛い、といわれるのは・・・もしかしたら彼らが妖精だからかも。内面を直接感じることができるから・・・
コンテストでの中傷に、一瞬平気を装っている分余計に痛みを感じました。
だからこそ、自然に限界を超えて泣き出しているのが・・・すごく痛々しいです。僕も、お世辞にも美形と言える御面相ではないので分かる気はします。まあ僕の場合、中学校の頃は太っていることが大きかったのでダイエットさえすればそれなりに・・・いや、元の顔もあまりよくないかも。だから高校のとき体を絞ってからも女には縁がないまま・・・わかる、わかるぞ粋ちゃん!
汚いものでも見るような目・・・どんなに傷ついていたか、改めて痛感しました。多分同じ傷を僕も持っています。
その傷を平気なふりをしているほど、内心はどんどん傷ついていくのもよく分かります。
どんなに顔というものが大事だか、それが・・・紛れもなく現実なのがすごく痛いです。
これを「バーカ!」とはっきりたたっ斬ってもらって、優しく抱きしめてくれて・・・全身がすごく温かくなります。
バラの香りは元々高い鎮静効果がありますから、落ち着くのはわかります。
ちゃんと手をつないでくれているのが・・・
そう、「みんなが見た目のきれいさだけ求めてるわけじゃない」これもまた事実ですよ。特に子供は何も知らないから面食いが多いですが・・・それはある意味馬鹿の証明のようなものです。
いきなり粋ちゃんを人質に取るとは・・・この奇襲には驚きました。
美しさを分けてあげる、「同じ性格の美人がいたら美人のほうが選ばれるに決まってる」この誘惑は怖いです!逆らいようがないですよ。
その最後の一瞬にヒマワリの事を思い出して石をマリルに叩き付けるの、非常に誘惑が強かっただけにすごく感動しました。
夢だと忘れてしまう・・・そんな出会いがいつか、本物になるといいです。安易に幸せにせず希望を先につなぐのがまたいいですよ。
すごく素敵な話でした。

「ウルトラマニアック」こういう展開できましたか!カラー扉は下の黒が強烈な色気を発散しています。
浅草とは、確かに渋好みですがいい趣味です。
確かに東京に住んだり通ったりしていても、若い子は渋谷には行っても浅草には行った事がないのが普通もしれません。
確かに観光地としては大きいですから、観光ガイドブックには詳しい説明があるでしょう。
情報をほとんど頭で・・・カルチャーギャップコメディにはしない、ということですか。
本当は道具は必要ない、というのが意外でした。
突然朝顔を咲かせるのは華麗でしたから、そこで止めればよかったのに・・・
亜由ちゃんの正論、かっこいいです。
こんな近くに堂々とセンターがあるのには笑えました。確かにこれが街中に堂々とあったら、何の疑問も持たないでしょう。
インスタントカメラは結構高いのでは?
好きな人の写真が写る、というのは「きまぐれオレンジ・ロード」でありましたね。あのカメラは相手が考えていることを写すものでしたが。
そういう意地悪ですか・・・確かに約束は破っていませんが。
第一、亜由ちゃんも・・・その魔法を使っていいかどうか、考えないのでしょうか。まあその誘惑には簡単には勝てないでしょうが。
次々にクラスメートや先生の好きな人がわかっていくの、笑えました。これもまたすごく楽しいと思います。いい楽しみではないのですが。
で、ユタを撮ったら仁菜ちゃんだった、というのはびっくりしました。
ヤキモチ狙いじゃなくて女の子と遊びたいから・・・それはそれでわかります。
幼なじみの仲良しのほうがいいポジション、というのはよくわかりますよ。
で、仁菜ちゃんを撮ってみたら・・・これには硬直しました。
何でもない話のはずが、一気にとんでもないことに・・・三角関係がどうこう、というよりこれ、絶交されても仕方がないルール違反ですよ。
魔法を悪用するなといったのは自分なのに。
気がつくのでしょうか、この魔法の邪悪さに・・・

「無重力少年」最終回は惜しいですね。実に楽しい話でした。
すぐ閉じてしまう彼には、夏希もユミユミも結構困っているんですね。
風船があのまま飛んでいったら・・・どうなるのでしょう。
充填されている水素またはヘリウムと密度が等しくなるところまで上がるのでしょうか。ではそのあたりの高い空には今まで放された無数の風船がふわふわ浮いているのでしょうか?そう考えると楽しいですが、実際には違うでしょう。
本格的に調べるに足るテーマかもしれません。ここを見ている自由研究がまだの女の子たち、ちょっと時間がないですし難しいですがやってみたら?
このバカップルは確かに相手にしたくないです・・・
だからユミユミがいつも夏希のあっち側にいる、さりげないラブに悲鳴を上げそうになりました。
でもなんでそれが、超能力が消えるきっかけが本当の両思いだと思いつくきっかけになったのでしょう。
何の疑問もなく飛降りるって、自分の能力が弱まっていたらとか考えなかったのでしょうか・・・
とんでもないところにいますね。
心の引力とは・・・いい発想ですね。
びっくりしたのが「どーやって・・・?こうやって・・・」です。実質的に空を飛べると変わらないじゃないですか。
これを最後に決めてくれましたか。
ただし、五十キロかそこらが蹴りを入れても飛行船の巨大な慣性はびくともしない気もします。
危なかった・・・風船を飛ばしてごまかしたおっちゃんにはほっとしました。
また水玉って、確かにこれは見えてるよなとは思いましたが。
流風のストレートな告白、すごく嬉しくなりました。
場所もいいですし。
キスシーンも素敵ですね。
最後にさりげなく、宣伝を入れる枠線を壁代わりに不安定な視点を見せてくれましたね。
そして・・・それを最後にできなくなるなんて。
びっくりしましたが、もう別に必要はないでしょう。
消えたことをはっきり風子ちゃんに言っておかないと、また変なことをして怪我をしかねないですが・・・
二人の子供がまたやらかさないか、今から少し心配ですが、いい夫婦になっていて子供の心も安定していれば大丈夫でしょう。
温かい気分になれる、素敵な終わり方です。
次回作も楽しみですね。今度はもっとハチャメチャを前面に出して欲しい気がします。

「ナインパズル」いきなり教科書で「よくわからない中2日本史」と小ネタをかますのがいいです。
いきなりこの閉店宣言は驚きました。
しばらくは修行ですか・・・しょせん日本ではビリヤードはそんなにできませんからね。
ごみ箱を蹴ったりするのもわかります。
よくそんな記事を見つけたものです。苑子さん、ずいぶん雰囲気変わりましたね。
楓くんが壊れる、分からせるのがうまい。
閉まった店の中、紫煙をくゆらせながらキューをぬぐっているのが絵になります。
洋さんの温かい目、なんだか切なくなります。
この出会いの回想、いいですね・・・映画のようなしゃれた感じがしますが、一つ疑問をいうと煙草のヤニが匂わないことです。
代わりじゃなく、そのままそばにいればいい・・・流石に大人です。
すごくしんみりした、まるで薄いガラスのような壊れやすい雰囲気が未花ちゃんの豪快な一撃で一変するの、気持ちいいです。
プロポーズにしか思えない言葉を何の気なしに言うのが笑えました。
次回の最終回はどうなるのでしょう。楽しみなような、怖いような・・・

「ナチュラルビューティー」半分狂気の藤丘さんと、あくまで正気の寧々ちゃんが会話をしている事自体が不思議です。
あっというまに藤丘さんが正気に戻ってしまうの、狂気だけでなく正気も感染するものなのでしょうか。
確かに催眠術と思うでしょう、これは。
確かに見ていて暑いです。ついでに部屋も外も暑いです。
あっけなく大会に出られることになったの、すこし拍子抜けでした。
この無償の親切には見ている僕の気分も温かくなりました。
お互い何も分からないのが寂しい、確かにそういうものかも。
この写真部には笑えましたが、女の子にとっては本当に怖いことですよね・・・
ケンカそのものは・・・迫力よりむしろ、腹が重いような不快感がとてもリアルでした。そうですよね、普通のケンカでボクシングマンガのような正しいフォームと迫力を求めるほうが間違っているのかも。そうではなく、むしろ・・・空気をしっかり描くほうが正しいのでしょう。
この千歳くんの正論も寧々ちゃんの薫陶でしょうか?
ここまでしても分かってもらえないのか、と思って切れてしまう気持ちはわかります。ケンカの興奮もあったのでしょう。
いつかこの時が来るのは避けられなかったのかも。
そしてどう答えるのか・・・楽しみなような、胸が痛いような。

「聖vドラゴンガール」今回のラストは爆笑しました!
教室に来たらみんな知らない人ばかり、というのは驚くでしょう。僕でもどうしていいか分からなくなります。
ちび竜牙と会っての会話は笑えました。
まだ小渕首相、加護ちゃんが入っていないというのに笑えました。ロンロン、家でどうしているのでしょう。
ひどい理由・・・。
しかし、なんでここで「ちがうわっ」と言ってしまうのでしょう。
加護バカ殿変身は吹き出しました。
確かに石化するでしょう。
昔もこういうお調子者で・・・進歩がないのは桃花ちゃんですよ。もう。
もういいかげんそういうやつなんだと割り切って、本妻としてどっしり構えるぐらいにしないと。
暴れることができない、といっても・・・因果律の保護と自己防衛、どちらが優先順位上なんでしょう。
昔は竜牙も戦闘力ゼロだったのですね。
ここで桃花ちゃんが出てきたのはびっくりしましたが、まあいい意味でも変わっていないということで。
これで告白し損ねたのは残念でした。
竜牙の記憶があったためにムード台無し、は少し笑えました。
本当に時が止まったのには大爆笑でした。
でもこれ、両方の・・・特に桃花ちゃんの御両親としては、遂に御外泊かと互いの家に電話して、どちらの家にもいなかったことがわかったら大慌てで探し回って・・・どれだけのラブホテルが被害にあったのでしょう。それを思うと笑えます。
どうせならキスしている状態で止めればよかったのに。まあ元々、この二人は全校公認のバカップルですが。

「へなちょこ番長」意外な展開に次ぐ意外な展開。こう行って欲しい、と思った方向をことごとく外されました。
西脇、この状況が分かったら武器を調達して奇襲すべきなのに。
僕なら花火をコンビニで買い、適当な棒を手に入れて、爆発で驚かせて片端から殴り倒します。
全く役に立たないのは開いた口がふさがりませんでした。
簡単に逃げられたものです。というか、先生や警察などの大人に言うという選択肢は考えられないのでしょうか。
自転車でうまく二人乗りができないのがリアルで面白いです。
やっとケンゾーを見かけたのに、結局決まらないのが力が抜けますが面白いところです。
番長・・・本当にこの状態で勝っていたとは。
こう完敗しては、もうどうしようもないですね。
更にムカつく・・・そうですね。むかつく、という感情は下手に満たそうとすると、かえってむかつきがひどくなってしまうものですから・・・その悪循環に入ると視野が狭くなって、それこそ腰までしかない水で溺れるように出られなくなるものなのです。
あれも本心だったとは・・・全て嘘ではなく・・・
ここでこの言葉を出す番長、どういう大きさでしょう。
それぞれがいいかげんな考えで一応結果を出しているのがなんだか嬉しいです。
番長の優しさにはじーんときました。
そして「だいすき」と呼び合うシーンもすごくよかったです!どうしても人を「だいすき」と呼ぶのは難しいでしょう。特に思春期の男女では。でも、人がだいすきなのはいい感情なのですから、それを出してもいいですよね。
すっきりする感じより独特の幸福感・・・不思議な、そして面白い作品でした。

来月号はやっと椎名先生復帰、これでりぼんらしさが大分戻ってきたなという感じです。でも考えてみると、ペンギンブラザーズが終わってからあまり間が開いていませんね。正統派のラブストーリーになるか、それともどうひねりを入れてくれるか・・・期待しています。
新しい人の読み切りも楽しみですね。

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