りぼん2002年12月号感想

今月、ちょっと試験的に感想の形式を変えてみます。
僕の中の「感情的で純粋な子供=チック」と「冷静で理屈屋、ちょっとスケベで知識を使うのが好きな大人=タック」の会話の形でやってみます。
どうなるか自分でも楽しみです・・・ですます調ではないですし、特に「チック」のほうは本音も遠慮なしに吐きそうなので、もしかしたら関係者には多少の不快感もあるかもしれませんが、それはお許しを。

全体「桜ヶ丘エンジェルズ」「H.S.」「めだか」「ベイベ」「ウルトラマニアック」「ダイス」「満月」「MAXラブリー!」「ドラゴンガール」「ぴよぴよ天使」「まる子」「侍ダーリン」「キラキラリン!」次号予告

チック(以下チ):なんか不思議な感じ。安定してるような、これから一気に変わっていきそうな・・・
タック(以下タ):最終回も新連載もなかった反面、読み切りで新人もベテランも色々出てきているからね。コミックスは「ドキドキのおまけ」が楽しみだな。

「桜ヶ丘エンジェルズ」
チ:やっしー、まだブタのまま?
タ:というか、このブタの世話とかは誰がしてるんだ?
チ:まあブタがやっしーでいいんじゃない?
タ:よくないって。あ、「あんまり知らない」と気になる心の動き、うまいな。「なんで」と自問自答することで気持ちが余計強まっていく、ここの描き方はうまいよ。
チ:いきなり学園祭?まあシーズン・・・はもう過ぎたよね。これから季節感、どうするんだろ。
タ:読み返してみると「わしゃ担任じゃからのう」はうまい伏線だな。
チ:なにこのおばさん。
タ:笑えた。
チ:優作のこと、忘れてた・・・それって屋島に惚れた以外の何物でもないよね!
タ:だな。このからかい役もうまく気持ちを刺激しているな。「ムキになって否定するのは好きになりかけてる証拠」も少女マンガの黄金パターンだ。
チ:「ハルが幸せならね」って一言、なんかすごく優しい感じがする。
タ:照れるハルちゃんの表情がなんかいいね。この烏龍茶はもろ商標を使ってるけど、大丈夫なのかな?
チ:ブタと話してるの、笑えた。
タ:うん、いつのまにかマジになってる。そこで唐突に、ごく自然に屋島本人出てくるのがまた面白い!
チ:やっぱりマジックコンビについていってたんだ。そのまま弟子入りしなかったのかな?
タ:というよりどうやって戻ってきたんだ?まあそれは置いといて、ここからの会話がすごくいいね。
チ:うわ、キスしようとしてる・・・すごく自然でラブラブした空気なのに、いきなり我に返るのが面白いね。
タ:いきなりムードが一変してけんかになるのが笑えるな。それからまた、ケンカの興奮を残しながらラブラブ・・・ここはさすがにうまい!
チ:さて、どう答えるのかな。楽しみ!

「HIGH SCORE」
チ:え、夫の父親を恋して・・・そんなの、たしかお母さんって女優でしょ?そんなのマスコミにばれたら!
タ:そりゃ大変だろうな。むしろ「40何年も生きといて「乙女」だと?」に笑えたけど。
チ:ほよ、おじいちゃんの初登場・・・
タ:ははは、血筋だねえ。
チ:乙女ってこんなの?
タ:似合わないというか・・・笑えたな、義父の前でのお母さん。

「めだかの学校」
チ:猫子さんもアユ先輩も田中先生が欲しいんだね。
タ:微妙に意味違うけどな。というか、どちらも想像したくないぞ。
チ:何を?
タ:考えるな!しかし二十万円の包丁セットは僕も欲しいけど、でも魚用の包丁は上を見ると更にきりがないからね・・・
チ:これからはロッカーの中から授業するのかな?
タ:そのほうが平和そうだよ。浅瀬先生のことだから、このカギは接着剤で固定されていそうだよな。

「愛してるぜベイベ」
タ:このカラー扉、なんか服があったかそうでいい。暖色をうまく使っているから?こういう柔かさは今までなかったよな。
チ:ロリコンかおまえわ。
タ:違うよ。あ、そういうことか・・・僕がこういう、服の風合いが好きなのって小さい頃、親とか可愛がってくれる大人に触る時は大抵服の上からで、その感触をなんとなく覚えてるからだ。
チ:小さい頃はよく大人にべたべたしてたからね。ゆずゆちゃんも同じなのかな?
タ:複雑だけどね。
チ:あ、ゆずゆちゃん帰ってないんだ!大丈夫かな。
タ:結平はすごい心配だろうな。
チ:この水を出しそこなうの、わかる!僕も小さい頃やったもん。それでびしょぬれになっちゃったりした!
タ:使いにくいよね、あれ。単純な蛇口の方がいいよ。しかし子供の目線をうまく描いているな。
チ:あ、わんわん。あ、「おかぁさんは?」って・・・うりゅ。
タ:これは泣きそうになるな。自分が親がいないし、今親代わりの結平にも背を向けているから余計寂しくて・・・でもそんな寄り道したら、余計皆が心配するんだけど。
チ:そんなこと考えられないのが子供だよ!今のことで精一杯なんだから。
タ:ああ、でも大人はそんな子供を心配するもんだ。そして、だからこそ大人は子供から目を離しちゃいけないんだ・・・一人で帰ることを許した幼稚園側のミスだな、これは。
しかし「まさきとこーじ」って姉さん何者。
チ:結平くん、ものすごく心配してるのが分かるな。
タ:重いよね。葉っぱを食べさせようとするのとかそれでしっぽを振っているしぐさとか、なんかすごくうまい。
チ:そっか、家に連絡されたら怒られる・・・いや、この子の場合怒られる=追い出されるだ!すごくなんとなく何だけど、逃げるの分かる。でもそれって・・・辛いよ・・・
タ:結平が必死なのははっきり伝わってくる。そうか、ゆずゆちゃんにとって場所はここしかない、か・・・
チ:泥のお団子はおなかがすいて、だね。う・・・なんか泣けてきちゃいそう。
タ:こんなに拒否される結平の方も辛いよな。僕も落ち込むよ・・・自分なんか母親失格だって。
チ:そうじゃないよ。本当は・・・
タ:こんな小さくても女は女なんだな。ちゃんと嫉妬したり。あ、心ちゃん・・・見てるんだ。
チ:それで身を引くんだ、心ちゃん。でも「ときどきはキスとかしていい!!?」はひどいね。ほんと死んじゃえよ!
タ:大人なんだな、彼女は。でもゆずゆちゃんは保護がなければ生きていけない子供、か。恥じらいがちゃんとあるのが面白いな。
チ:そりゃ子供だってそういうの、あるよ!しかしやっぱりロリコン、結平?
タ:さて、なんか一区切りついた感じだけど、次からどうなるのかな。

「ウルトラマニアック」
タ:あっさりと本性を告白したな、架地くん。これで何ヶ月も引っ張っても面白いのに。
チ:それ、なんかうっとうしくてやだ。あっさりしてる方がいいよ。
タ:しかしラブラブだな、この二人。お互い真っ赤になるの、すごく可愛い。
チ:いいないいないいな。初デートか・・・
タ:服がないからブルーとは、贅沢な。一張羅がクリーニングにとか?それとも今までクールなイメージばかりで、そっち系の服しかなかった・・・男役が女らしい服を持っていないのと同様に?
チ:どういうたとえじゃ、それわ。それに偏見だよ、それ。しかし「仁菜にまかせて」って・・・めちゃくちゃ嫌な予感。
タ:うん、亜由ちゃんって絶対学習能力ないよね。
チ:このうち、なんか見たことない?
タ:よくある家だからな。仁菜ちゃんの家族ははじめてだね。マジックパソコンのデスクトップって、立派だな・・・こんなの欲しいよ。
チ:使いこなせないくせに、でも確かに僕のパソコン(IBM ThinkPad 535X- Win95)、使えないソフトやハードも増えてきたしモデムもぼろいし、そろそろ限界だよ。新しいの、買わない?
タ:この不景気にどこにそんな金があると思ってんだ。まあ辛気臭い話は「ダイス」だけで十分だ、このモダンな魔法、いいね。
チ:でも僕はシンデレラみたいに魔法のステッキ一つの方がいい!
タ:肝心のスリーサイズは!?
チ:スケベ。162cm、男役にはちょっときついか。長身ってイメージだったけど、それほどじゃないんだね。
タ:魔法は確かに迫力ある。トーンの使い方がうまいのかな?すごく強い光の感じがよく出てた。それにしても、いわれて初めて思い出したね・・・仁菜ちゃんにデートの協力させるの、すごく残酷だって。
チ:そうだね・・・でも、顔で笑って心で泣いてって感じ、あんまりしないよ?ユタとのんびりしたからかな。
タ:あ、その可能性もあるな。でもきっぱり「ありえないよ!」だけど、今は。
チ:わだかまりはないみたいだね、よかったよかった。
タ:少女マンガなんだからもう少し葛藤をやって欲しいけど・・・今の読者はそういううっとうしいの、嫌いなのかな?じゃあ今は「星の瞳のシルエット」なんてねちねちねちねちうざいだけなのかな。本来なら前回の、魔法のカメラで撮ってしまったことも言えなくて一年は色々葛藤が続くところなんだけど。
チ:それはうざいって。この駅・・・東京ドームではじめて気がついた、水道橋をこっちから見るとこうなるんだ!通ったことあるのにわからないもんだ。
タ:この服、すっきりしてて可愛いな。スレンダーな彼女の魅力と脚の線の美しさがよく出てる。
チ:スケベ。架地くんのあっさりした反応を見習わないと、ますますもてないぞ。
タ:これ以上もてないのは無理だ。第一架地くんだって、顔には出してないけど鼻の下のばしまくってるよ。視線は下に行ってるし。
チ:これだから男って生き物は・・・
タ:お前も男だろうが。架地くんの側の心情をここでは隠してるの、うまい。
チ:そういえば、この作品ではまだ夏なんだね。
タ:駅から歩く距離が短いのが残念だね。観戦について、細かいところもちゃんと取材しているのがいいな。
チ:どうしたの、この服・・・うわ・・・
タ:色気のない下着だな。まあこの服に派手な下着は透けてヤバイか。
チ:何を考えてる。なんかこういうネタ、他でも見たような気がする。
タ:トイレで着替えたのか、全部。ちょっとしょぼんとして観戦が終わったのは残念・・・でも今回も、本当は仁菜ちゃんが悪いのに。
チ:この格好は恥ずかしいかな?でも架地くんだってすごくラフな格好なのに。
タ:このおしゃべり、いいよね。やっぱりまともに見るまでしばらくかかってたんだ。
チ:「つまり・・・もう少し一緒にいたいんだけど!」が爆発した!すごいこというね。大成功かな、このデート。
タ:どこまでいったやら。こう来るとは思わなかったな、いきなり辻合くんに魔法を見られるとは。
チ:でもまあ、辻合くんでよかった。
タ:そう簡単に行くかな?まあどうなるか、楽しみだ。全プレのアニメもよかったし。
チ:そうそう、途中でまともに見ていられなくなって踊りながら見てたよね。

「ダイス」
タ:相変わらず黒の使い方がうまいな。
チ:彼女にしとくって、きゃーっ!
タ:でも、それって武藤くんの方は美咲ちゃんのこと何とも思っていないって事じゃない?まあそうとは限らないけど。{嘘つきあい}から本当にくっつくのもパターンだし。
チ:うかれすぎ、美咲ちゃん。武藤くんの冷静なツッコミが笑えた。
タ:第一、つきあうの最終目的は・・・結構純情だな、この子。
チ:それしか考えられんのか。
タ:少なくとも「誤解されたくない人」はいないんだ。このおいしい話を断るのは意外だね。
チ:武藤くん、残念そうかな?美咲ちゃんの格好、決まってるね。
タ:どうかな?微妙。速水くんは・・・この胸元のペンダントとか、さっきの架地くんに似た感じがする。それが今の流行なのかな?
チ:ええと、これって・・・デート?
タ:まあ外で待ち合わせて合うんだから、でも好きあってるわけじゃないから狭義にデートとは言えない。しかし普通逆じゃないかな・・・男子はホラーかアクション、女子は恋愛映画というのがデートトラブルの定番なのに。
チ:ま、デートじゃないんだからいいんじゃない?面白いよ。
タ:二時間じゃどう頑張っても二千円だな。ちゃんとおごったりレディーファーストだったり、これはなかなか日本人の男子にはできないよね。
チ:この会話も面白い!「カマ」と小さく書いてあるのが笑えた。
タ:「さっさと正体見せろエセ王子」もな。こりゃいくらなんでも追い出されるよな・・・
チ:あ・・・見られちった。
タ:ちょっとこれはやばいかな。どうなるんだろ。噂は当然として・・・まあいいや。
チ:「アイ0ル犬」って何だろ。
タ:さあ?ダンじゃないの。しかし本当は武藤のほうがもてている、というのも面白い過去だな。それにしても、えらく徹底的に心を開いてるな・・・「こっから素でいかしてもらうわ」といっても、ここまで全部あけっぴろげにすることは普通ないんじゃないかな。
チ:そう?
タ:中身で好きになった人はみんな武藤のほうにいく、ってことは・・・中身が武藤のほうが上、それを悟ってしまっているのは悲惨だよな。魂の質は努力じゃ事実上どうしようもないんだから。
チ:そんな考えすぎることないんじゃない?美咲ちゃんも冷たいね。
タ:と見せて、「あたしは認めてるよ」と・・・この言葉、ちょっとほろっとした。
チ:殺し文句って・・・なんかいい感じの別れ方だね。
タ:明るい感じになったと思ったら、いきなり家庭で極悪に暗くなって・・・
チ:うわ、すっごく辛いのが分かる!でも辛すぎるから誰にも言えなくて、甘えられなくて・・・こっちが泣きたくなるよ・・・
タ:ひきこもりという存在をそう一言で切り捨ててしまっていいのかな?それはそれで何よりも辛いはずなのに。でも・・・当たり前だね、自分しか見えないのは。自分で歩こうとしているだけで、壊れていないだけで十分偉いよ。それ以上は人間に期待しちゃいけないよね。
チ:あ、いつもの美咲ちゃんだ・・・って、いつもこんなことしてるの?反応を楽しむなんて本当にオヤジだ・・・
タ:う、うらやましい、というかなんか手応えがいい感じだ!
チ:こらこらこら。
タ:まあ、あんなこといわれたら・・・しかし栗りん、これからどっちに矢印向けるんだろ。循環型四角関係は最低限の変形で二組のカップルになる、はずなのにますますややこしいことになりそう。
チ:あ、女子見てる。サイテー。
タ:そりゃ男子の当然の行動だ。「いいよな望月」とつい言ってしまったのは・・・頭抱えた。
チ:なんか馬鹿みたい、一人でがーがー言ってる。
タ:さて、どうなることやら。武藤くんの気持ちが謎だけど・・・

「満月をさがして」
チ:うわ、ショック・・・
タ:これのネタバレはなしにしよう。しかし、なんとなく予想はしてたけど・・・どうするんだよ、これからの展開。
チ:今までやってきたこと、全部無駄だったの?
タ:そうなるよな・・・この満月の表情、すごく素敵。
チ:うん、すごく優しい感じ。え・・・めろこさん・・・ここは邪魔な満月がいなくなるんだから止めることないんじゃないの?
タ:本当に愛してるんだな。彼に永遠の後悔はして欲しくない、そのほうが・・・自分の幸せより優先なんだ。後悔することを知っていながら・・・思ったより大人なんだな、めろこって。意外だった。
チ:いずみくん、なんか・・・いつもと違う。
タ:こういう優しさもありかもな。すごくいい感じだ。
チ:これ、タクトが人間だった頃?でもさ、「子供が無事取り出されて」から「ほらあの子だよ」までの数年が一瞬だね。
タ:まあ、仕方ないだろ・・・ここは何を入れても蛇足になる、ベストだ。え、満月ちゃんと遊んでるの、英知くん?この遊具もすごくリアルだな。相当アシスタントが優秀なんだ。
チ:托人・・・まあなんか分かるけど。
タ:いい笑顔だね。こんな出会いがあったんだ・・・今の満月ちゃんは忘れてるみたいだけど。
チ:英知くんと会わせようとするのはいいけど・・・いいの?
タ:死神としてはまずいだろうな。でも、もう元々死んでるんだし怖いものなんてないよ。いずみくんが密告しないのも意外だ。
チ:なんかかっこいいね。
タ:あ、おわびがある。そういうことか、本来は・・・言い訳は一切無用、これからの作品で償うのが筋なんだけど、何も言わないのも非難されるだろうし。どっちみち非難されるなら、せめてもの気持ちを伝える・・・か。
チ:あまり無理しないで欲しいね。
タ:本来家捜しするなら若王子先生のところとか満月の実家じゃないかな。
チ:じぇらしーの効果音で笑わせて、これは・・・凍ったよ。
タ:・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうなるんだ、これから。

「MAXラブリー!」
タ:しかし、「何のために教師が女子の写真を」ここでFが絡んでいると気がつかないもんかな。普通なら大切な宝物として保存するだろ。
チ:やったことあるの?投稿写真マニアだっているじゃない、変態の考えなんてわかんないよ。
タ:俺はそういう事には全く興味がないからな、言っとくが!
チ:男子には冷たいって、なんかやだ。
タ:それは・・・ガードが甘いな。隠れ変態なら怪しまれないようにすべきだろう。
チ:みちるちゃん、どうしたんだろ。心配だな・・・登校拒否になっちゃったらどうしよう!
タ:大丈夫、仲間ももういるし・・・でもヤバイ事には変わりないな。
チ:やだね、男って。「それしか考えてなかった」って・・・
タ:それはそれで仕方ない、人間だって動物なんだから。でもそれだけじゃ人間としては足りないな・・・やはり相手をちゃんと思いやれないと。
チ:なぜ助けたのかな、吾郎も「F」だろ?
タ:一枚岩じゃないのか。でもみちるちゃん、そういうことより「その女はだれ」のほうが上かい。
チ:(どんなんや。)(だれがやねん。)とかのツッコミが笑える!
タ:この拳銃は・・・現用モデルにはない!ちゃんと調べなきゃ。
チ:何この写真・・・
タ:やばい、下手すりゃ消される!
チ:どうしよう、これじゃ言い訳できない!殺される・・・
タ:おい、何余裕見せて挑発してんだよ!危ないって!
チ:あ、そこまでひどいことを「あたしの友達がそーいわれてんの」だから。本当に友情に厚いんだね・・・
タ:「悪いことをしたら「ごめんなさい」と言うんです大人でも子供でも先生でも!」この言葉はかなりの名言だな。
チ:なんで「君のせい」なの?どこまで勝手なんだろ、こいつ。生きてる価値ないよ。地獄に落ちろ
タ:ってスポークを自転車から抜くなっ!しかし「十代の子にいつもホレちゃう男なんだ」って・・・普通なら自殺するしかないことなのに、よく平気で受け入れられるよな。それくらい普通なのか、今時?
チ:でも本当に無事でよかった。
タ:ああ、普通殺されてたよな・・・または無理矢理は
チ:(後頭部を斧で)死ねてめーは!
タ:・・・・・・・・・・・・(半死)
チ:今まで多樹のこと、男の子と思ってなかったんだ。
でもここ、なんか体が重くなるよ・・・特にGが写真をばら撒いた犯人を隠すやり方、より悪いのにそれがごまかされたみたいでむかつく!すごい腹が立つ!
タ:毀誉褒貶が多いのに倉橋先生がりぼんの上の方のレギュラーを続けているのはそれかもな。「世紀末のエンジェル」の鷹成といい、ものすごく腹が立つ悪役を作ることができるんだ。それもまた武器だな。
チ:そうだね、前も鷹成やGのことを一日中殺してやりたい、地獄に落ちろって考えてた。
タ:それをもっと活かせば・・・そう、この「MAXラブリー」はハッピーエンドにするべきじゃないんじゃないか。「1984」がもしハッピーエンドだったらあれほどの名作として影響力を持つことはできなかったはずだ。もし「MAXラブリー」がGたちFを自滅させるか改心させるかして勧善懲悪で終わるのではなく、Gが最終的に勝利してしまったら?
チ:悪が勝つなんて!そんなのひどいよ!
タ:パターン通りですっきりする勧善懲悪よりひどい、という感情の方が強く印象に残る。もちろんカミソリレターの山が来るだろうが・・・どうせなら逆転と思わせてGが見事に再逆転、愛里ちゃんたちの輝き、自信を根こそぎ打ち砕いて皆精神崩壊に追い込み、退学して部屋から出ることもできなくなったり自殺したり、Gの指示がなければ何も判断できない人間にしてしまえば、少なくとも伝説に残る問題作になる。
チ:でもそんなの嫌!愛里ちゃんたちが見事に勝つのを見たいよ!
タ:それはともかく、この土下座が救いになるかどうか・・・なって欲しい、本当に反省して立ち直ってくれれば・・・でも厳しいだろうな、特に世間の目が。これからの人生を考えると今自殺するのを勧めたくなるな。
チ:光くんと皆の会話、なんかほろっときちゃった。
タ:まさか告白になるなんて、な。よく見ると結構複雑な多角関係がからまってるよ。

「聖vドラゴンガール」
チ:どうなるのかな?
タ:子供扱いは笑えた。でもこの行動は子供以外の何物でもないな・・・鎖の鞭も笑える。
チ:え、ついに竜牙が告白・・・と思ったら、うわ〜ヒサン。
タ:まあいつものことだ。
チ:なんかわくわくするね、西洋魔術と東洋呪術か・・・
タ:行ってみたらギャラリーが集まってるの、笑えた。
チ:日が暮れるの待ってたんだ。男だね。
タ:誰だよゴングなんて用意したの。盛り上がってるね、ギャラリーも。
チ:真王、へぼいんだ。どうせならその手のマンガのパロディで、「カイザード・アルザード・ギ・スク・ハンセ・グロスシルク」とか・・・と思ったら竜を召喚したよ!やるね。
タ:でも操れてない、へぼいな結局。「少女マンガとは思えないね」は笑えた。
チ:あ、危ない!と思ったら・・・
タ:でもこれだけのアクションをやるなら、もっと頑張って欲しいのが正直なところだ。動きや迫力がね・・・
チ:「これは真王とオレの決闘だ」って、やっぱ男だね。
タ:気持ちを確かめて、いいな・・・と思ったらいつもの落ち、まあ分かってたけど。
チ:あ〜あ。

「ぴよぴよ天使」
タ:やっぱこの作品、面白い!好きだなこういうの。
チ:クリスマスかぁ〜楽しいよね!
タ:世界のどこでもクリスマスツリーは星がついてるのかな?マタイ2章で東方の博士が見た星だろうけど。
チ:全然オッケーじゃないよこんなの!
タ:チキさん=幸人も厚紙で補強するぐらいのことは考えてもいいだろうに。結局いつもひよこの事を見てるんだな。
チ:え、それってある意味ラブラブじゃん!
タ:いつもってことは・・・着替えも見放題か?
チ:なぜそっちに行くのかな。今度は自分が天界に帰るために、ね。
タ:面白いコンビだな。それにしても、天野くん・・・哀れというかなんというか。
チ:あ、皆はあまのくんがひよこちゃんのことを好きだと思ってるんだ!確かにそれ、ヒサンだね。
タ:けっこうきついね、「やっぱりナゾな奴天野幸人」って・・・それ、「ひよこのどこが好きなんだか」と付け加えてるようなものだよ。自分もひよこちゃんの友達なんだから、その良さは分かってるはずだろう?
チ:あれ、なんであんな万能の子に不幸のオーラが?
タ:あ、これはフェアだな。「友達の悩みをこっそり知っちゃう」のを避けるの、そう簡単にはそこまで思いつかないよ。しかしこのクッキー作りは笑える・・・
チ:悪夢だ。それにしても、なんかみちるちゃん・・・世話女房みたい。
タ:ほう、そう来るか。大変だな。
チ:ひどいよ、こんな事でからかったりして・・・
タ:そういうことか・・・
チ:あれ、中島くんを連れてきたんだ。天野くん、気が利くね。
タ:だから不幸の内容を知ってるからだよ。
チ:ここ、ちょっと強引じゃない?見てて恥ずかしいよ。
タ:ああ、普通気がつくよ・・・ひよこだって。
チ:このボケは笑えた!
タ:ああ、爆笑だった。真面目な顔で「中島くんという子がキライ」と言うって・・・気がついたんじゃなかったんかい!ははははは。
チ:でも・・・
タ:結果的には誘導尋問になっちゃったな。
チ:あ、「すごく素敵な女の子」って、この言葉・・・なんか胸に響いてきちゃった。
タ:ああ、全部ひっくるめて受け止めてる・・・なかなかできることじゃない。すごいよ。それになんて優しい笑顔だろう・・・
チ:中島くんも優しいんだ。僕だったら恨んでるよ。
タ:よかった・・・願いをそのために使うのもさすがだよ。心があったかくなる。
チ:で、まさか・・・
タ:わっはははははは、やっちまったよこいつ!あ〜あ。この不幸が本当に笑える。
チ:またけんかしてるのも笑えるね。あ、あのクッキーが口に合うんだ。
タ:ってことは謎ジャムもおいしく食えそうだな、こいつ。まあ・・・いいカップルだな、って乾いた笑いしか出てこないけどな。

「ちびまるこちゃん」
チ:ベルマークか、懐かしいね。
タ:そんな単語、これ読むまで忘れてたよ。
チ:二十点か・・・厳しいね。
タ:別に「持って行かなきゃならない」ってわけじゃないよな。
チ:なんかこの姉妹の会話、笑えた。
タ:特に「藤木よりひきょう」がね。
チ:でもまあ、なんかわかるな。
タ:山田のかあちゃん、正論だね。
チ:でも山田の言葉も分かるよ。役目だもん。もう一点もありませんでした、なんてとても言えないよ。
タ:結構簡単に手に入ったもんだね。しかし、こうして・・・皆がベルマークに追いつめられて壊れてくの、見てて怖いよ。
チ:だって子供だもん。日本一なんて言ったら、誰だって命かけるよ。
タ:ベルマークのために命を賭けるか・・・はは。
チ:藤木くん、かわいそう。
タ:だな。「この件に関してはね・・・」が笑えるけど。そんなにいつも卑怯なのか。
チ:僕にはあれは拾えないね。山根くん、すごい。胃腸が痛くなるなんて、そこまで必死だとは・・・
タ:結構あっさり集まったな。また1.5点でけんかしているのが笑える・・・
チ:そんなもんじゃない?
タ:へえ、ベルマークが集まるとそんなものになるんだ。卓球台、カラーテレビ、天体望遠鏡、ボール・・・五十万は軽いな、買うと。
チ:山田くん、そこまで・・・丸尾くんも・・・
タ:なんか呆れて物も言えないというか・・・

「侍ダーリン」
チ:はぶっ!
タ:いきなりインパクトあるな。「巨乳」「焼きなす」「人の幸せ」か・・・
チ:用事、ってキャハハハハハ!聞いて欲しいんだ、「用事って何?」って。「で、デートだよん」と返したかったんだ・・・
タ:そりゃ殴るよ。
チ:うわ、ラブラブだぁ!
タ:全部好きなのな。あてられるね、この雰囲気。
チ:カラオケ行ったことない、って?僕も行ったことあるのに!
タ:弟がいるのか。それが、って三回連載だからもう一回しかないのに、出す余裕はないだろうな。
チ:へえ、刹ってつきあったことあるんだ。
タ:そんなの気にすることないだろうに。
チ:気にするよ!
タ:でもわざわざ調べるとはね・・・それで泣いちゃうのがなんか可愛い。
チ:「あの子に勝てるもの私はもってない」か・・・確かに彼女の前の彼氏が僕よりずっと、全部上だったら落ち込むな。
タ:そんなもんだよな、馬鹿馬鹿しいことだけど。それでもオムライスのお弁当で喜ぶのがなんかいいね。
チ:なんか切ない。馬鹿馬鹿しいって分かってても、でも・・・でも。
タ:本当の思いになってきてるんだな、それが強すぎてもてあましてる、か。
チ:このプレゼント、嬉しいね!
タ:ここでもほうじ茶にこだわるのがなんかいいな。
チ:え、こんなことで会うなんて!嘘がばれちゃう・・・
タ:子供みたい・・・って子供だろ。
チ:そうだね、だから切ないんだよ。
タ:「今は優しくできない」か・・・信じてもらえなかったことが辛い、よくわかるよ。今は間違いなく亜実子ちゃんだけなのに。気持ちを確かめる術なんてないから・・・実際には気持ちを確かめようとしたら、安易にセックスに向かったりするんだろうけど。
チ:それって馬鹿みたい。本当、「じゃあどうすればよかった」の?
タ:はっきり聞けばよかったんだ、「私のこと好き?」「前の彼女のこと、本当に忘れてる?」って何度でも。「不安なの」と言えばよかった。でも、そんなことできるわけないけど。
チ:どうしようもないんだ・・・
タ:でもさ、辛いのは刹のほうだよ。腹立たしいし。どうなるのかな、この状態から・・・来月が最終回だろ?

「キラキラリン!」
チ:話題の新人作家だね、どう?
タ:すごくはっきりしたタッチだ。それでいて不快感がない程度にはきれいで、表情の表現力もいい・・・デビュー二作目で完成度が高すぎる気もするけどな。
チ:ばいちゃ、ってアラレ語分かるんだこの子!嬉しい!
タ:新アニメだろ。日曜日の終わりで学校があるから憂鬱、というのを変化させるの、いい軸になってる。
チ:うわ、いきなりひっぱたかれてるよ!かわいそ・・・
タ:秀才だって恋はするし、失恋だってするよ。
チ:でもなんかね、秀才ってそういうのとは違う、精神年齢が全然上の大人みたいな雰囲気あるじゃん!
タ:まあ・・・ね。「ねぶしょく〜」なんて口調、面白いな。このおばちゃんハンド、好き。
チ:ほよ、いきなりこれはべっくらこくよね。
タ:「自分の力でやらないから馬鹿」確かにその通りだ。
チ:視線での口止め、笑える!それに結構壊れるね、このギャグ顔。
タ:この先生がまた面白いキャラクターだな。すごく濃ゆい。
チ:プリント、嫌だよね・・・
タ:やれば数分でできるだろ。第一やっている時はあんな面白そうな顔してるのに、何で嫌なんだ?
チ:やってる時は楽しいけど、やることを考えると憂鬱なんだよ!
タ:そういうもんか。図書館ね・・・そういえば小学校から高校まで、図書館で勉強してる人ってあまりいなかったな。
チ:分からないんだ、まるっきり。
タ:数学ってある意味語学だから。単語の意味=定義を知っていなくちゃ何もできない・・・分かって、それから計算なんかができて、そして証明が分かって、さらに応用が利いてとなるんだけど。始めでつまずいたらどうにもならないよな。
チ:この変なイメージ映像、なんか笑えたけど・・・ちょっと見にくい。
タ:効果を入れすぎたね。この反応は意外だ。視線はピアスが、というのも意外!
チ:意外だね、イメージと全然違う!
タ:答えは教えないんだ。ちゃんと教えてるって感じ。
チ:でもこのセンセ、ちょっと嫌な感じ!ホントにちゃんとやってるのに!
タ:まあ見てなって。
チ:あれ?いつのまにかすごく仲良くなってる。
タ:「かわいく思えてしまう」か、面白い恋愛感情の始まり方だ。くすす、「アナタは何しに学校へ?」が笑える。でも今時、勉強しに学校に行っている人なんてごく少数だよ。勉強したければ塾のほうがいい、って知れ渡ってるし。
チ:数学がなくなっちゃえ、ってわかるな。
タ:う〜ん、半ば無理矢理好きになって一生懸命やったけど、そうなる前はそんな感じだったな。面白いんだけど・・・彼の「苦手なものって「できない」じゃなくて「やらない」だけっしょ」この言葉、本当だよ。
チ:あの先生、成績じゃなくってやる気を見てるの?
タ:この会話、なんだかすごくいい。「教えてくれないし答えもない」か、たしかにそうだな・・・まあ数学にも答えがまだない問題ってあるけど。
チ:あ、本当にこの先生ちゃんと見てたんだ。
タ:そういう「印象が変わる」というか・・・ちょっとした態度で色々なものが変わって見える、それをうまく描いてる。すごいよ。
チ:彼も目からウロコ、ね。彼にとっても光ちゃんとの会話、楽しいんだ。この笑顔、いいし。
タ:すごくいい感じだね。というか、普通好きでもない奴をわざわざ送らないって。
チ:で、明るく軽く告白っぽいことして・・・うまくいかないんだ。折角色々変わったのに、また休みを楽しみにするなんて・・・
タ:でもフツーにふるまう、か。結構大人だな、彼女。
チ:聞きたくないよ、言わせないように言葉を先に出すの、分かる。辛いね。
タ:でもこの色々詰まった会話から自然な転換がすごくうまい!テンポもいいな。
チ:恥ずかしいね、これ。あ!これ、朝の昇降口で何やってるのこの二人!
タ:いや、笑いがとまりまへんな。月曜日を楽しみにする、という変化で締めるのもすごくいい。期待されるだけはあるね。これからが楽しみ!

次号予告
チ:あや、亜月亮先生の新連載!わくわく。
タ:犬話か、でも普通じゃないだろうな。
チ:あゆかわ華先生も久しぶりだね。それに萩わら子って?
タ:面白い編成だね。これからどういう体制になるんだ?

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