りぼん感想

「愛してるぜベイベ」「ダイス」「ウルトラマニアック」「桜ヶ丘」「MAXラブリー!」「侍ダーリン」「満月をさがして」「聖☆ドラゴンガール「花まるGO!GO!」「駆けぬけて青春」「ぴょん」予告

やはり種村有菜先生のあれには驚きました。

さりげなくですが世代交代が進んでいるのでしょうか?まだベテランは頑張っていますが、次々と新人が出てきています。
ただその中に、かつての種村有菜先生のような圧倒的な輝きが見られないのは残念ですが・・・あれは十年二十年に一度でしょうか。

 

「愛してるぜベイベ」心情をとても丁寧に描いていますね。
でも、子供が一人で帰れると言うのは・・・ただ健気なだけではなく、第一次反抗期もあるのでは?
今回のお迎えは、確かに結平も悪いですが今まで結平一人に押しつけていたことの方が悪い気がします。そう考えるとお姉さんの言動はちょっと勝手なような・・・
心ちゃんも・・・「なんなのあんたらラブラブじゃん」って、もしかして嫉妬混じり?
そういう理由で好きに、あるかもしれません。共感する女の子も多そうですね。
この濃厚なラブシーン、なぜか倦怠感があるのです。そういう、虚しさを秘めたラブシーンは宝塚のショーでもしばしば見ます。
あ、しっかり胸もんでる。脱がしてるし・・・誰もこなかったら最後までやる気だったのでしょうか、結平は。
子供が純粋に喜んでくれる笑顔、嬉しいでしょうね。
いきなり仲良くなっているのがなんだか、嬉しいような寂しいような。
心ちゃんのゆずゆちゃんに向ける笑顔の優しさが胸に染みこんでくるようです。
心ちゃんも寂しいからでしょうか。無条件で愛してくれるのは、むしろ子供の方ですから・・・
この会話の緊迫感がさらっと落ちるの、なんだかいいです。そしてゆずゆちゃんの微妙な・・・嫉妬が絶望になってしまうのが悲しいです。少しゆがんだエレクトラコンプレックスなのかもしれないですが・・・
なぜくまさんと寝ているのでしょう。
何か言いたくて言えないゆずゆちゃん、僕にはこれをどうしていいかわかりません。
この遠慮は辛い・・・素直に伝えればいいのですが、ゆずゆちゃんと要られてすごく嬉しいんだと。信じるかどうかは分かりませんが、ってもう・・・一人前の女のような部分もあるのですね。
とりあえず無事だといいのですが。

「ダイス」こんなハードな話とは!今はもう、こういう・・・借金で破滅する話が小学生女子にとってもリアルな問題なのでしょう。
バイトから逃げてしまう、という行動は・・・僕には考えることもできないので見ていて辛かったです。でも先生と出くわすことも、禁止されているバイトも考えたことがないことには変わらない・・・僕にとっても立派な非日常です。
しかしこうするとすごい美人ですね、彼女。それが「殺し屋。」と淡々と語る表情がまた・・・
栗りんが言いようのないムカツキ感、まあ分かる気もします。
冗談とごまかす必要はないのでは?彼は言いふらす人手はないでしょうが・・・
この騒動には同情するほかありません。
栗りんと速水くんの会話、何でもないようなことから・・・一気に致命傷になるのが辛いです。
多分、自分のためと言う意識はないでしょう。本当に自分を誤魔化せ、善意で動いていると思い込めるのでしょう。
それだけで「サイテー」と全人格を否定するのは・・・やりすぎに感じます。
地獄から天国に、この急展開は見事。

「ウルトラマニアック」カラー扉の美しさは流石にずば抜けています!
いいですね、こういう少女マンガらしい少女マンガ・・・飢えていました、正直言って!
よくあのカメラを使ったことを告白できましたね・・・本来なら許せないことなのですが。でも、ここで告白したことで傷はかなり軽くなったと思います。それをごまかそうとしたら、もっと深くトラブルが進行していたでしょう。
仁菜ちゃんの一生懸命な言葉と表情、胸が痛いです。
この告白は・・・なんだかたまらない気持ちになります。
シャボン玉の魔法でのぞいている、というのがなんだかいいですね。
この涙は男なら惚れるでしょう。
あ、「それ絶対ないから待たないで」これかっこいい!彼女の前で!もうとろけるでしょう。
ユタくんの慰めも・・・本当イイ奴。すごく気持ちのいい作品です。アニメの全サも応募しちゃおうかな・・・。

「HIGH SCORE」うわ、すごい状況。めぐみちゃんを縛れるなんてさすが・・・
なんでも、って本気で?確かにお菓子は失礼ですね。
京介って、すごい・・・ごく自然に女の服の前を開けるなんて。
しかし、先生もかなりすごいのでは?「これ以上早く解く方法はない!」って、相当簡単な問題でもそれを証明するのは至難の技ですよ。
名前を漢字で書けた、というのは笑えました。

「桜ヶ丘エンジェルズ」思いがけないところに飛びますね。
やっしーも何を考えているのやら。
商店街まわりが一々あるのが面白いです。
わざわざ別の男の分だと言うことは・・・まあ振られているから気軽なのでしょうが。「どういう意味」って一つしかないでしょうに・・・
このハートマーク、女の子ってこういう生き物だよなと妙に納得します。
屋島の運命は一体、って誰もしばらくマジシャンについていったというのを考えないのでしょうか。
来月号は何事もなかったように戻っていそうですね。来月号もブタのままだったら笑えます。

「MAXラブリー!」どうしようもない状況としか思えないのですが・・・
愛里ちゃんの「ダイ・マオー クレオパトラ」には煙に巻かれました。
しかし敵に話しかける馬鹿があるか、と怒鳴りたいような。権力を持つ相手が完全に敵だとわかっているなら、一切接触しないで目立たないようにする他ないのに・・・どう考えても自殺行為でした、これ。
何にどう気をつければいいのか・・・誰が敵かも分からない、というのも絶望感を深めます。
光くん、もうその気になっているのでしょうか?
さりげなくテレパシーで会話、「そりゃすげー」とツッコミを入れるのは笑えました。
この状況はどうしようもないです。敵が裁判官で検察なのですから。
真犯人を見つけても疑いが晴れるとは限らないですよ。
何人か信じてもらえる人にだけ信じてもらえればいい、で汚名も罰も甘受するしかないですよ。なんで余計なことをするのでしょうか、愛里ちゃんは・・・
死んでやる、が本気なのはよく分かります。「あんたが嘘ついてたらあたしが死ぬ」これを言われれば命を捧げるほかないのは分かりますが、今この状況だとただ気が多いとしか・・・結果的に菜子ちゃんをどうしようもなく傷つけてしまっているのが痛いです。
死ねるなら体育教官室ぐらい平気でしょう。

「めだかの学校」トビウオでしたか。なんか怖い光景です。
めだかちゃん、どうしようもなく災難ですね・・・

「侍ダーリン」面白い雰囲気です。絵も若いのにしっかりしていて、いいじゃないですか。さすがに層が厚いですね。
この質問に真面目に答えたらかえって受けたかも。僕だったら・・・無駄だから諦めろとでも・・・
ちゃんとリサーチしてから攻めないと。
定員割れ・・・現実になっているんですね、そういう世界が・・・僕が高校受験の頃なんて・・・(遠い目)
この表現、僕には全く分かりません。
すごいきっかけの作り方ですね。でも有効かもしれません。
彼女がいる、という落ちは読むべきでした・・・笑えました!バカップルを見ての石化してなんか古い少女まんがになったような表情、いいです。
なぜいきなり侍が・・・コスプレ、となぜ考えられないのでしょう。
この馬鹿ぶりが面白いです。
キューピッドの大袈裟な描写は楽しかったです!
相良刹・・・今時の人は赤報隊のことは「るろうに剣心」で知っているのでしょう。
自然に男の子とこういう会話できるの、いいですね。
結構露骨に好き好きいわれているのに気がついていない亜実子ちゃん、なんか可愛い。でもなぜか男の子の方が可愛らしく描かれているような。
この告白には吹っ飛びました!さあっここからどうなるでしょう。

「満月をさがして」驚いたことは驚きました。カラー扉は完成しているんですね。部分的にはペン入れが済んでいるページもあります・・・
ホームページで事情の説明があるようですが、僕はそれは見ていません。かなりのネットにいない読者も見ていないと思います。
特に休載の場合などは説明がないよりある方がいいですが、僕はこの場合説明には関心はないです。食券制のレストランで、未完成のものが出てきた・・・それだけのことなのですから。だからといって別に金返せとは言いませんし、「りぼん」の購読を止めるつもりもありません。どうしようもなかったのでしょう。
でも、それは置いておいて・・・今回の「満月をさがして」自体は結構満足できました。始めのうちは、未完成なのではなく特殊効果を狙ったのかと思いました!逆に鉛筆のラフな絵の方が感情表現が直裁です。ただ印刷には乗りにくいのでしょうが、もしこの鉛筆絵の生原稿を見ることができるなら最高でしょう。あ、写真印刷にすれば最高の効果を見ることができたかも。
できればここは、コミックスでも無理に修正せず鉛筆をできるだけきれいに出せる印刷を追求した方がいいと思います。
僕は満月の父=葵托人の可能性も考えていましたが、こういうことでしたか。
ROUTE:Lのメンバーだとは思っていましたが、それをコードが乱雑に這い回る床で表現するの、うまい!
この女性は一体?まさか満月の母・・・?
なぜ小さい満月ちゃんが・・・結構謎に満ちたワンシーンです。
大重さんに聞いて「ものすごくその人のことです」は笑えました。
今更気がついたのですが、もし満月ちゃんが健康だったら、ROUTE:Lのメンバーの子供だと言うだけで歌手になるのは・・・おばあちゃんの反対を押しきればそれほど難しいことではなかったでしょう。
若王子先生はどこに電話したのでしょうか。
生前のタクトを想像してもだえているめろこちゃん、なんか可愛い。
しかしここまで満月と一緒とは・・・他人じゃなかったわけです。
喉の病気、と言うことを聞いた瞬間の満月ちゃんの表情は重かったです・・・
いきなり変身から戻ってしまった、これが・・・完全に記憶を消せたでしょうか。それも心配です。
めろこの怒りはよく分かります・・・
満月ちゃんの優しさは胸が厚くなりました。「タクトに「すき」って言った分だけ必ずどこかでタクトを救っています!!」この言葉も泣けそう・・・片思いは無駄どころか好きな相手にとって有害でしかない、存在自体が呪いだとまで思っていましたから。昔僕が人を好きだったことは相手にとって迷惑でしかなかったと思っていましたが・・・少しでも救いになっていたなら、生まれてきた事自体を呪う必要はなかったのかも・・・
こんな時・・・なんだかすごい!この強さ、一体どこから来るのでしょう。泣いているめろこさんに「わーん♪」と合わせるのなんてすごい!
力になれないのが辛い、怖い・・・それもわかります。
今更になって罪悪感に、もう遅いもいいところですが。
この「命奪って」これ、一見美しいように思えますが・・・これも変形の自殺では?単にタクトや若王子先生を踏みにじりながら歌い続けることに耐えられなくなっただけでは。それを責めるのは酷に過ぎますが、それくらいの覚悟がないと・・・彼女に破れた若松円さんにもすまない、と思ってくれたら。
全てが分かるタクトの気持ち、だからすべてを投げ出すことができる・・・それ自体は分かりますけど。

「聖vドラゴンガール」ますます脂が乗ってきたような。
何もなかったのサラウンドは笑えました。「おかしいよあの竜牙が」ということは、彼の女たらしは態度だけでなく無数の女子が彼の毒牙にかかっているのでしょうか。
竜牙と冬夜くんもいるのは偶然ではないですね。
この出会いはお約束ですが面白いです。
美夜と黒羽に何の疑問も抱かないのでしょうか、桃花ちゃんたちは・・・
知らせても「そんな話作ってまで」とからかわれて殴る落ちまで予測してやめるの、なんか情けなくなってきました。この関係ががちがちに固まってしまって、動けないのですね・・・
冬夜くんの災難は笑えます。
この魔法陣と呪文はずいぶん本格的です。
竜牙の「オレの女だよ」発言は一瞬頭が真っ白に。でも・・・何度も命まで捧げあっているんですよね、この二人。なのになぜカップルじゃないのでしょう。
結局被害は避けられませんでしたね。
素直に喜べない体質、というのがなんだか悲しいような・・・
彼の転校は読むべきでした。また新しい仲間ができそうです。

「花まるGO!GO!」すごくスタンダードな作品でした。
試合は・・・ダンクの連発で迫力を出そうとするのはいいのですが、できれば技術や戦術についてもう少し頑張って欲しかったです。
クライマックスもとてもよかったですが、たとえば隼人のスクリーンのおかげ、とはっきり描いておけば・・・
思わず胸に飛び込んで泣きじゃくってしまったの、なんだか嬉しくなりました。あ、昔のトラウマがこれで解決できる、ということも描いて欲しかったような・・・
侍チームのカッコよさも秀逸。このライバルの存在が大きかったと思います。
正義くんの「がんばれ」はにやりとします。これは楽しいでしょう。
1on1が最高のコミュニケーション、ってすごくいいです!
この拍子に告白するの、いきなりなのに自然で、でも全く読めませんでした。
キスはとても嬉しかったです。
すごくさわやかで素敵な作品でした。次回作に期待しましょう!

「駆けぬけて青春」なんなのでしょう、この雰囲気と意味不明の熱さ。
この導入部で何だこの熱さは、とびっくりさせておいて回想、という構成はうまい。
きれいという感じはしませんが、不思議と魅力的な絵です。
変なやつ・・・こういうあざといキャラクターも作れるのですか。
87という数字が笑えます。
このめちゃくちゃな条件といい巨乳のあざとさと言い、強引ですが素直に乗ると楽しいですね。ちょっと画面に白い部分があるのが気になりますが。
よほど貧乳を気にしているんですね・・・
樋口さんの豹変が面白いです。
このぼろ負けは悔しいでしょうねが、いわれなくてもドシロートです。
このおじいさんもいいキャラクター!
スポ根風の特訓で意味不明なものが混じるのも面白いです。
さりげなく「死んだ魚」と気になるようなシーンを交えるのもいいです。
卑怯な手口の連発も笑えましたが、これは読まれたらかえって悲惨なのでは。というか、中学時代の仲間ならそれくらい知っているはずでは。
怪我もお約束で、そこから・・・このくだらないまでにお約束にこだわる姿勢、悪くないですよ。
一番熱い超必殺技の部分がトーンで余り見えていないのが惜しい。
抱きついておいて「さわんないでよっ」もいいですね。
とにかくお約束と意味不明の雰囲気で押し通して、何も考えず楽しめました。

「ぴょん」やはり面白いです、このシリーズ!
いつも通り怒られると思ったらこれ、うまい始まり方です!
ん!机の引き出し荒らしに口を閉じたまま爆笑してしまって、詰まっていた鼻が痛いです。
ちまちま何かやっているのは確かに怖い・・・
すずりちゃんだけ妙に丁寧に描いてあるのが面白いです。
アイロンかけたまま寝るのは危険です。よく火事にならなかったものです。
この走りは・・・よく生きていたものです・・・
おんぶする手の方が疲れるのでは?もしかして・・・音速?
靴から湯気が出ているのがリアルで笑えます。
悲惨ではありますが、幸せなのだからいいでしょう。
しかし引きずったら死んでいるのでは・・・あ、帰りの電車を待てばよかった、とは思いつかなかったようですね。

来月号は新人も楽しみですが、「ぴよぴよ天使」が特に楽しみです!今度はどんな・・・思い出し笑い爆発。
ちびまる子ちゃんも楽しみ。

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