りぼん2000年11月号感想

今回はのんびりした感じで、楽しかったです。それにしても・・・このダメージはでかい。なぜ心のどこかで藤田まぐろ先生の連載を待っていたのか、始めてわかりました。まいった、完全に一目ぼれですこれは。

「時空異邦人KYOKO」カラーの迫力は、やはり目をみはります。
それにしても、単にフラメンコの授業が嫌だからって・・・大笑いです。
明るく言うな、という控えめなツッコミ、本当に釣竿にしてチョコレート釣ってるちょこら、宝玉が瞳になって、妙に表情のある杖・・・最高に楽しいです!
この村の、中華風の情景も見ていて・・・なんだか懐かしいです。高い岩山の上、これほど防備されている村がどうして滅んだのか・・・。よほど大規模な空爆でしょうか?
懐かしい皆と話す事も許されない・・・時空異邦人の、本来は木の葉一枚ひっくり返す事も許されない宿命、辛いでしょう。竜たちの名前もなんか笑えます。
でもっていきなり印篭(違う)を出して、あれ?氷月はどこに・・・シナリオは二つ考えられます。一つは、この村を滅ぼしたのは・・・ここでの未来から来たほうの氷月。そして、もう一つはこの、逆滝が石を無くしたのに氷月が関わっていて、それを後悔してなんとかしようとしているか・・・。
あ、そういえばなぜ、族長の証でもある石を・・・兄の氷月をさしおいて逆滝に?末子相続制?謎が多いです。
この石の意味、考えたものです。そして・・・「いつまでも悔やまず失敗を活かして進んで欲しい いやなことから逃げず受けとめながら進んでほしい」長のこの言葉と、もっと早く出会っていたら・・・どれほど励まされていたか。こんな大きな年長者が近くにいたら。
そして、「生きる!」この一言の強さも、胸にきました。逆滝の表情が、すごく深く感情と成長を伝えてくれます。
逆滝を突き放した、響古の子供っぽい嫉妬と思いやり・・・これもなんかいいです。ちょこらがここでぼけるの・・・スベスベマンジュウガニがなぜここで出てくるやら、思わず笑えました。そして肉球攻撃、これは励ましでしょうか?
氷月の13歳バージョンは一体何をしているのでしょうか?彼が石を隠した、と見るのが自然ですが。でもって、この巨大竜は・・・何ではなく、誰?
逆滝だ、と気づいたのはさすがに父ですね。やっと「巣立つ」ことができた逆滝の成長も、見ていてすがすがしいです。その逆滝が能力者だった、というのはお約束ですが嬉しいです。
で、結局村はどうなるのでしょう。力を得た逆滝が救う、と言う事になってほしいですが・・・それは甘すぎ?

「ランダム・ウオーク」この扉の構図、大胆で強烈!黒を基調にした服と大胆(変なセクシーポーズより大胆です、これは!)で挑発的な姿勢で、この口元にすべてを集中しています。
優架ちゃんの心配、見事に適中しましたね。それにしても、この不安から塔子ちゃんが司君と別れるとは・・・思いがけないとばっちり。
しかし、すぐに顔も知らない彼女を見つけてしまった塔子ちゃんの直感と行動力には感心。行っている事も、事実を述べているだけで、でもかえって意地悪な気がするのはなぜ?どうも悪役になってしまう、顔の系統なのでしょう。
で、廊下で・・・何をしている。なんだか片方の頬がひくひくします。気持ちが離れていくのがわかる・・・ま、どうしようもないです。
塔子ちゃんと司君が別れたの、考えてみますと納得できます。司君は多分、心底相手を「直したい」と思ったのでしょう。でも、それは・・・相手の現在を否定するだけでは、(より正しくても)自分の価値観を押しつけるだけでは、本当に相手を変える事は難しいでしょう。どこかに相手に対する深い肯定があって、それで互いに充分な信頼関係があって・・・そうでなければ成長としての変化は難しいです。
でもまた塔子ちゃん・・・楽しみを追う、花から花の蝶生活に戻るのでしょうか。やはり心配させられる子です。
勢多さんのかたくなな態度、これは・・・彼には彼女がいる、と教えられたからでしょうか?
この「でも君の事が気になってしかたないんだ!」、これは確かに勝手ですが、それが普通の始まりでしょうね。
そして優架ちゃんとあっさり別れたの、思ったより早かったですし、あっさりしすぎている感じもします。確かにこれが理想的な反応で、ぎゃあぎゃあねちねちするより好感は持てるのですが・・・。
もう大丈夫、と思ったら涙、そして・・・どうなるのでしょう。楽しみ!

「えみゅらんぷ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・可愛い・・・・・・・・特に最後のページ、これって確か一目ぼれの症状です。やばい。完全に萌え尽きてます。
始めは、絵美ちゃんの世界も何かのファンタジーかな、と思ったのですが、普通の世界でしたか。でもライオンが急患、というのが普通の世界にあるでしょうか。
うわ、絵美ちゃんのエプロン看護婦、かわいすぎ!うううぅ、萌えぇぇぇぇえええっ!!!!!!!!!!痺れてます。
子供たちと遊んだり、受付してたり・・・猫を「長靴をはいた猫」みたい、と喜んでいるのも可愛い!
胡子ちゃんも、生意気な感じがかなり可愛いです。そして・・・御両親とものんきですね。年の割に若く見えてますけど。
ウサギを見て夢見ている絵美ちゃんの可愛らしさも殺人的・・・中学の頃、クラスメートにこんな子がいたらめろめろでいっしょに夢見ていたでしょうね。
近所のおばあちゃんをお見舞いに、って現代の都市では考えられない事で、うらやましいです。そんな、すごく優しい空気が画面から漂っています。歌を歌いながらスキップしてるのも可愛い!
ランプ魔神の出現に至る展開も、すごく自然に引き込まれました。バナナの皮で滑って、というのもお約束ですね。
しかし絵美ちゃんの唇を盗むとは、このランプ許せん・・・灯油の代わりにガソリン入れて爆発させてやりたい・・・。
魔神がいきなり豹変して、ここからもテンポアップも楽しかったです!
絵美ちゃんが使えるおしおき呪文って、どんなものでしょう。それも楽しみ!このランプもなんか可愛い。
一番の願い・・・人間、それはなかなかわかりませんね。何が自分の一番の願いなのか、それはもう・・・自分自身を知るのと同じくらい難しい、特に思春期は、それを探すのが目標でもありますし。
おばあちゃんを助ける、というのは・・・瞬間的に出て来てしまった、確かにその時には「一番の願い」だったと思います。
そして・・・この笑顔で、「ほめられなれてない」というのがなんだか微笑ましいです。素直にほめてもらった事がない、というのは、それだけではないにしても不良の大きな理由ですしね。
最後のページで戸惑ってる恵美ちゃん・・・もうだめ。可愛い・・・ちょっと足首太い気がしますけど、それでも可愛い・・・完全にはまったみたいです。うわ・・・

「GALS!」いきなり暑いですね、まあ今年は残暑が激しかったですが・・・。見開きの、原色の嵐にもくらくらです。
綾ちゃん、さらに壊れてますけど大丈夫でしょうか。
来年、この子達が来たら・・・あの高校、先生方の間で胃潰瘍が流行りそうで心配です。
片瀬君、偶然と言っていますが・・・偶然ではないでしょう、多分。成績まで落ちるなんて・・・これもまた大変でしょう。目の前にある問題をやっつける、というのも、言われてみればそうですね。一問でも解ける問題が増えれば、それはそれでいい・・・受験は長丁場なのですから。
で、渋谷部に部室って・・・何を考えているのでしょう。顧問は中西先生、哀れな。
美由ちゃんの指摘も、確かにそうですね。「目そらしたがってる」その通り、逃げですが・・・本気でこれ、人格問題ですから簡単ではないです。
オトっちの態度・・・彼自身は綾の事、好きなのでしょうか。それさえ怪しくなっているような感じですが・・・愛しているからこそ、にしては冷たすぎる。重荷にならないように我慢している、それがわかるからこそ余計に重荷になる・・・これ、あまりにも重い言葉です。
今まで、綾ちゃんがどれだけいい子にしてきたか、その・・・自分がいい子である事自体が相手を束縛している、と知ったら彼女は・・・それを思うとすごく辛いです。思いやる事しかできない、わがままの回路がつながっていない・・・そのままでいいとは言えませんが、それを全否定したらあまりにも可哀相です!
本当に辛いですこの問題は・・・。
収穫祭は楽しかったです。爪、切っちゃえばいいのに(笑)。それにしても金メダルとは・・・幼稚園でしょうかこの高校は。
片瀬君の告白・・・台詞はすごくいいですが、なんだか足りない部分があるようです。本当に彼女を理解して、そして受け止めるような、そんな感じじゃない・・・そう簡単には楽になれないですね。
メダルチョコには大笑いでした。

「世紀末のエンジェル」人格が変わった小林君、なんか違和感ありすぎ・・・。
それにしても、ナウいという言葉に注がつくとは・・・時の流れはむごいものよのう。「Dr.スランプ」では最先端だったのに・・・。そういえば、もうりぼん読者の多くは平成生まれ、今年にも平成生まれがりぼんにデビューしてもおかしくない・・・なんかすごく年老いたような気がしています。
混浴だから一緒に入ろう、って・・・素直な奴。流石の今野君もそこまでは言えないようですね。
のぞき現行犯は斬る、と意気込んでいる草太郎君、その気持ちなんだか分かります。でも刀が変。
で、タオルですか・・・テレビではタオルが当たり前、ということになっていますが、なんだか変な感じもします。まあ、必要以上の読者サービスは不要ですけど。
でもって、小林君に対する凪ちゃんのカウンセリング、これは見事の一語。なんで「プリクラ絶対ゲット」、ですけど。除霊はカウンセリング、あ!そういえば、西洋流の除霊でもあるエクソシズムも、悩みや罪を共に負い、そして神に心からすがる、そんな営みだと聞いた事があります。
そして小林君が鈴花ちゃんに抱きつく、これって・・・やっぱり今野に見られてます!うわ、でしたけど・・・そして、この意地悪霊がそれをしたら、やばい。その裏切りには小林君、今度こそ・・・最悪の悪霊になるかも。それを思うと、今から苦しいです。
今野の、素直な独占欲の告白、これすごく好きです。
さりげない部屋割りには大笑いでした。ユーレイには部屋必要なし、にも。カップルで分けると凪一人にって、男女別が当然でしょうに!
そして次、のっとられた彼女が・・・そして、なんか心臓が苦しいです。

「偽りのライオン」すごくすっきりして、かっこいいカラーです。
コマ割の大きさも、春のすがすがしい気分をよく表現している気がします。
しかしこの男子・・・同じ学校、なら見捨てないで、僕なら缶でも蹴飛ばしてぶつけて起こして知らん振りして歩き去ります(もっと悪い)。
いきなり笑うの、そりゃ彼女にはわけわからないですよ。そしていきなり身長を・・・でも、「ここ高校だよ?小学校はあっち」じゃないだけましですか。
金髪にあってるからって調子に乗るな、って、何気なくほめてますけど。で、教室に彼がいるのはお約束ですね。
あれから数日、なのに背中に葉っぱ・・・朝土手で寝るのが習慣なのでしょうか。
バスケ・・・まあ、シューターならそれほど身長には関係ないですし、いいじゃないですか。ルールで150cm以下はバスケ禁止、だったら笑えますね。まあNBAにも160cm台がいる(ちなみに230cm台ある人と同じチームだそう。70cm差・・・)そうですし、いいですよ。
しかし、本当にいいペースで、青春のいい匂いがしています。
この勝呂との語らいも見ていて、すごく楽しいです。僕が好きだった人も茶髪っぽかったですが、それは・・・いっしょの幼稚園の写真からその色でした。あ、少女マンガのお約束なら、先生に責められている所にその写真を突き出してそういうことです、と言う手も・・・。
身の上話でしんみり、さらに泣いちゃって、それが嘘には笑えました!で、この理由・・・不思議な、すごく深い感じが伝わってきます。
どきっとする礼央菜ちゃんの表情も、そして帰ってからも、すごくストレートに気持ちを伝えて来て・・・いいです。「ヤツが来た」と言う表現も新鮮で、実感できます。ここのコマ割もうまい、前作と比べてもすごい成長!人気があるわけだ・・・期待できます。

「グッドモーニングコール」これ、上原君の立場から読んだら・・・笑いました、そりゃ!カラー扉の、渋い可愛らしさは技ありです。
菜緒ちゃんの妄想にも大笑い。いいかげんにツッこむ作者の気分まで伝わってきます。
着いてからの、一瞬の幸せがなんかほのぼのしていいです。もう夫婦ですね、この二人。
で、いたずらとはこれですか。僕はてっきり、時間差女湯マジック(時間によって、男湯と女湯を入れ替える事があるらしく、男が間違えて女湯に入ってしまう、というトラブルが見られる。)を人工的に作って、そのまま閉じ込めるのかと思ったのですが、それでは露骨すぎますね。
上原君がもてるのを見て、何気なく反省する・・・ちょっとしみじみします。
で、皆は・・・帰る振りをして(宿の人にも言い含めて)別室にあつまっているのでしょうか・・・壁にコップを押し付けて。
この電話で、駄目押しの一言(あれは枕に入れてあるから、ちゃんと使いなよ)がなかったのはちょっと物足りないですが、りぼんではきついでしょう。
妙な緊張感・・・上原君の身になって読むとよ〜くわかります。「脱いだら最後」これはもう、誘っているようにしか思えないでしょうし・・・最後の、もう獣化しないほうがおかしいです。
しかし、この盛り上がり・・・すごくおかしいです。「もう11時か」なんて、背筋がぞわわとしました。で、いーけどとあきらめたらそこに・・・
この長い夜がどうなるか、僕だけじゃなく百万を超える少女たちが固唾を飲んでいるでしょうね。まあ、りぼんですから結局不発に終わるでしょうけど。すっごく笑えます。

「ペンギン・ブラザーズ」不思議な感じです。僕はこれは、誰もが持っているモラルだと思っていました。「男は女をグーで殴るな、女の顔に傷をつけるな」。よく考えてみますと、これは僕にとって「殺すな」「盗むな」より重いのです。人を殺しても「罪人」になるだけですが、女をグーで殴ったら・・・それより悪い、もっと非常に深いプライド、男の資格を失うような感じがするのです。表現を変えますと、殺人の罰は死刑で女をグーで殴ることの罰は去勢、僕にとっては去勢のほうが嫌・・・。
ただ、僕のモラルは「女に一切暴力をふるうな」ではなく、諭す目的で怪我にならない程度に平手で殴ったり、女が心底外道の場合には顔に傷をつけずに殺したり、それは・・・今までマンガなどを読む中では不思議と許容しているようなのです。
この作品では、男の子が当たり前のように女の子をグーで殴ったり、顔を切り刻んだりします。それって一体・・・もう、現実の子供たちの世界では、そんなモラルは失われているのでしょうか。それとも奴らの外道さを際立たせるためでしょうか?少し、これが子供の読者にどんな影響があるか・・・心配です。それにしても本当に、冷静に感想が打てないです。どうしても指が震える。
カラー扉はすごくかっこいいです。
始めの女グレイ、僕も白雪さんかと思いました。
小柴君の作戦、やはりよく考えている・・・もしかしたら、行動に出られなかっただけでどうすればこの学校を壊せるか、様々な作戦を頭の中では練っていたのかも。僕はまだ、小柴君を全面的に信じていないのですが。
流羽ちゃんだった、というのには驚きました。でも、本当に足手まとい以外の何物でもないのですが・・・。そう、小柴君が読んでいるように、彼女が最大の弱点になってしまう・・・。
この一週間で、なんとか白雪さんを落す、という作戦でしょうが・・・うまく行くでしょうか。
そして、バスケ部全員・・・これはやはり嬉しいです。
この携帯電話は誰か・・・これがキーですね。一色君がいじっているコンピューターも気になる要素です。小柴君のハッキングを追跡しているのか、それとも別の人と連絡を取っているのか。この携帯、多分・・・西崎ではなく、この学園の構造そのものを作っている黒幕でしょう。守り通してきたOBかもしれませんし、理事長のような上の存在かもしれない。
そして・・・陽菜ちゃんのこの挑戦、確かに暴力に対して、ある程度までなら有効な対抗手段です。相手が、生命や人格を破壊するほど意思が強い・・・いや、対象を人間と思わずに攻撃して来ていないなら。対象を人間と思わなければ、または戦争で感覚が麻痺していれば、人間は何でもできるものです。
かまいたちが手を止めたのも、多分・・・深い所にあったモラルが顔を出して、耐えられなくなっているのでしょう。
こういう勝利もある・・・彼女の勇気、もしかしたらアウシュビッツで(脱走者が出たので、見せしめに)餓死刑に送られる・・・妻子を持つ一人の身代わりになって死んでいった、マキシミリアン=コルベ神父に匹敵するかも。
辛いけど、その分カタルシスの大きい作品です。

「Wピンチ!」先生を敵に回すとは・・・大変な事ですが。
ありさちゃんの、信じている、これで気づきました。もしかしたら、信頼関係・・・できれば恋愛関係になっておいて、その上で裏切る事で最大のダメージを与える、と言う戦略では?だとしたら・・・。
そして生物教師が女生徒を監禁って、このネタは危なすぎの気も。同人屋ならどんなものが書けるか。
猪神くんも暁名くんも信じてる、天然ですけど、罪な子ですね。
トト丸の真必殺技公募には大笑いです。僕もやろうかな。多分採用されるのは「かめはめ波」のような放射系か、「絶天狼抜刀牙」のような突進切断系かでしょう。あ、でもりぼん読者にはどちらのネタも通じない可能性がありますね。
しかし、実験動物の犬を逃がして・・・どうしたのでしょう。それ以前に、学校の教師が隠れてやるたかが数十匹の動物実験には怒って、大学の研究所で大規模にやっている何百万と言う動物実験には何も言わない・・・ものですね、人間は。
で、このやばい体制で腕に怪我・・・おいしいですね、暁名ちゃん。でもありさちゃんも、チェンジする必要はないですよ。これじゃどうしようもないですもの。
でもって、暁名ちゃんと猪神くんが知り合いだったとは・・・。昔、三人はクラスメートだったのでしょう。
この作戦・・・僕は一瞬、トト丸と同じ犬種を集めたのかと思いました。でも・・・お面でチェンジするとは。
そして実験の結果どうなるか・・・L.S.Pになったり「サマーナイトメア」みたいにならない事を祈ります。

「聖@ドラゴンガール」増刊で面白いと思っていたので、本誌登場は嬉しいです。
リアルパンダに悩殺、には笑えました。でも本当にとことんリアルだったら・・・牙があったり、動物の匂いがしたりするはずですけど。
いきなり婚約者・・・なんだか、ふと「Dr.スランプアラレちゃん(旧アニメ)」のオリジナルストーリーにあった、突詰の中国でのガールフレンドがペンギン村に、と言う話を思い出しました。ちなみに、そのチンチクリン(漢字覚えてません)ちゃん・・・実はMr.ガールで、女に触ると竜になる特異体質、ということでした。それであかねとなかなか握手できなくて、いろいろと少女マンガな展開が。でもこの話も、それに匹敵する面白さでしたよ。
それにしても、秘拳を気軽に教えていいのでしょうか。かなり重いのですが・・・。
あ、握手でトラブルになるのもあの話と同じ・・・もしかして、なんとなくでもそれを覚えていてでしょうか?それはないと思いますけど。でも最後に、危ない所を龍に乗って脱出というのまで共通しています。
今更あたしも好きだと言えない、これってお約束ですけど切ないです。
ぶち切れた雷華ちゃん、でもこう陰湿にやられたら普通切れますよ。
この、竜牙の・・・なんてやつ。「オレにホレてるハズなのに」って、普通言える言葉じゃない・・・。ここの展開は切なくなります。
で、この展開、もう息もつけませんでした!龍同士のケンカもド迫力でした。
雷華ちゃんが納得して、そしてこの落ちもよかったです。気分良くなれる話です。

「ソラソラ」これはストレスのたまる・・・。本当に小さいですが、人間、歴史ってしばしば・・・最悪の小さい奴が、勝っちゃったりするものです。
しっかし、こりゃ外道ですよ・・・しかも微塵も罪悪感ない、怒りを通り越して感情が麻痺して来ています。
空緒の励ましはうまいです。風邪をひいたのは計算外?そして・・・空緒だけ風邪をひかなかったのは、彼が馬鹿だからでしょうか(笑)
そして・・・つきあっちゃおうか、この意外な一言にびっくり!こいつの本性を知らないで、ではないでしょうに・・・援護射撃、と信じたいですが、空子のショックが心配です。

さて、次は本誌初登場作家が、楽しみです!そして何よりえみゅらんぷ・・・楽しみ!

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