ちゃお2026年7月号感想
表紙はとにかくパワフル。
付録のブックカバー、ペンセット、別冊の豪華さには驚嘆。
二本掲載している人が多いのは…
すとぷりは…同じようなページ数で書いてない連載も多いですし…本当に我ながら不公平。
溺愛ロワイヤル(八神千歳)にゃんぱに!(七野ナナ)1秒先は、恋(大木真白)幼なじみに好きって言わせたいし言いたい(森田ゆき)のあンちのガチ家族会議(さなだ麦)春恋リセット(さなだ麦)はろー!マイベイビー(かわだ志乃)きらめき☆すーぱーくりぃ(かわだ志乃)上杉くんは女の子をやめたい(やぶうち優)天才少女のひまつぶし(きたむらゆうか)ミルモでポン!(篠塚ひろむ)シャイニング!(まいた菜穂)魔法使いルピナスの処方箋(五木愛)シール交換(天城りわ)ねこ、はじめました(環方このみ)こっちむいて!みい子(おのえりこ)次号予告
溺愛ロワイヤル(八神千歳)
常春の国のような冒頭。バイトを始めたらこうなったか。
…うん、詐欺ですね。
太陽に弱いのは不利、どうするのやら。
いや今の真夏は人間でも無理でしょう。
十夜くんはいいところを見つけたようで。
いや吸血鬼なんだから夜目あるでしょうに。
にゃんぱに!(七野ナナ)
今さら、というのんきさが苦笑。
「今じゃない」というのがなんか色っぽい。同情のキスは、という強さもしっかりアピールしてます。
猫と会話しながら探す…
この受け止め方三人とも怪我しそう。
名前も自分自身もわからない化け猫、それを自覚してしまう、というのはきつそう。
魔物に名前をつけたらえらいことになる、という最近のいろいろな作品は見ていないんでしょうか…
昔は人間だった、つまり上手く戻れないとそのまま化け猫になると。
1秒先は、恋(大木真白)
扉、なんかものすごく豊かな何か…サモエドやピレニーズを腕の中に放り込まれたような。大きい丼に山盛りの熱々ですごくおいしそうな白ご飯を出されたような。
思いっきり贅沢に男の描写を山盛りする、この画力でやられたら大変です。
しっかり仕事をするのが彼女の優れているところ。明るさが雰囲気を変えていくのも出ています。
告白を見てしまって…これは誤解しますね、うますぎる。
励ましもいいですね。
「原因はあなたです(心の声)」が面白い。
ぽん、と背中を押されて、この流れの美しさはため息しか出ません。
邪魔も入らずストレートに告白できたのも、逆に作者にとっては勇気が必要だったでしょう。これまで小学生でやってきて、高校生にするという冒険、せっかく人気が出てきた、それでこの大胆な動き。
今回は信じられないほど何もかもが美しい。メニューが普通で質が最高の食事を、全部が国宝級に美しい建物と食器で堪能しているような。
幼なじみに好きって言わせたいし言いたい(森田ゆき)
緊張してる表情が面白い。
ごく普通に言えてしまっている…で、肘?
四年、でのトークも楽しい。いいリズムです。
「それだけ」がどれほど幸せなのか嫌というほど伝わってくるという。
回想…あ、この好きってかなり違う…
そして大好き、になるこの…バカップル水準の両片思い…たまらぬ。
家に押し掛ける機会をとらえて「どうして私のこと好きだったのか」…押し倒されても文句言えんなこれ。
「長年ためこんだ想い」読者の女子がどう思ったか、これとんでもない言葉ですよ。
それでかわいいを連打…
さらに「そっちの番」と仕返し…
だめだこれただのバカップルだ。最高どころか別のところにふっとんでる・・・
のあンちのガチ家族会議(さなだ麦)
サプライズ…手紙を恥ずかしがらずに書ける弟たち…
料理もしっかり描くのが楽しい。
なんとも温かいを通り越しています。
春恋リセット(さなだ麦)
あ、アップルが普及させた全プラスチックで横に音を出すイヤホン、清潔感が高くひと拭きでほぼ清潔になるから貸し借りしやすい。コロナでイヤホン・ヘッドホンの試聴・貸し借り文化が壊滅しても…まあ音を出す部分という弱点はありますが。
男女で組む、これも残酷ですね。
美化しすぎの絵は大笑いしました。
熱を心配してしまうのも苦笑。
倒れるのを抱きとめて、お姫様抱っこ…すげえ。そりゃクラスメートはとんでもないのを見たと興奮で爆発します。
抱きとめたシーンの柔らかさと甘さの表現がものすごい。
何週目、二週目、は苦笑。
ノートを見てしまった、さてこれがどう動くやら。すっごく面白い。
はろー!マイベイビー(かわだ志乃)
これは面白い組み合わせ。
やることリスト…嫌な予感。
いや待たせたら本末転倒…
バケツをひっくり返したのは爆笑。後始末どうやったんや。
辞書が読めない…うわあ。
特別コース、どうなるか…段ボールで皮膚を切ると特別痛い…
「いつもありがとな」となったのがほっとしました。
洗い物というオチも苦笑。こだわったら際限なく洗い物が増える…うん、フライパンで野菜をいため、ボウルで混ぜ、ソースパンで煮詰め…料理本レシピ通り調理は洗い物が爆発します。
きらめき☆すーぱーくりぃ(かわだ志乃)
ええと、本当にお体大丈夫…
「推しがいたら」は苦笑。
…スマホケース、推しのアイドルが…あまりにも爆笑シチュ。
「木戸くん相手なら」が何とも笑える。
卒業を言ってしまったのは軽率とかそんなレベルではない…
取引…はは。
テストは大笑い。
「推しの私は毎日幸せなんだね」といい話もしっかり入れるのがすごい実力。
「すき」と口に出てしまって、「ガチ恋なんて絶対しないから」…こうきたかと。
指さしてくる姿が強烈。
「俺は日比谷にガチ恋してんだけど」もやってくれます。
なんというかさすがにトップレギュラー、一つ一つのくみ上げとアイデアと実力が高すぎる。とんでもない最高傑作。
上杉くんは女の子をやめたい(やぶうち優)
うわあ…うまくやってる?いろいろ現実逃避してるだけじゃないかなあ…
水泳を男女どちらで、これは厳しいですね現実に。いつか男子に戻るかもしれない存在。
…生理まで…
「もと男だからわかる!男がどんだけエロい目で女子を見てるか!」が大爆笑。
そして水泳姿の技術の高さ…
男子のよさを見て、女子を素早く助け出す、両方フラグが多すぎて。
「見るな」も強烈なことを。
よろしく…単なる修羅場…
天才少女のひまつぶし(きたむらゆうか)
天才、というのもAIでどう変わるんでしょうねえ…今はAIを作ってるのは天才たちですが、それもいつまで…
そうそう、詳しく知らない分野の、解決済みの難問を解いてみるとかは?ビーベルバッハ予想とか。
彼氏に、堂々と言いますね。恋の謎を解く…
チョコレートが好きだと大変でしょう、値上がりが…まあほかの何であっても値上がりしていますが。
男の仮装が実に華やか。
そして女の姿も…セーラームーン路線、という印象。
予算追加なし、こういうことに天才を使うというのも面白い。
次は真犯人探し?何が起こるかわからないのは面白いです。
ミルモでポン!(篠塚ひろむ)
「カッコつけてるから」というのはムルモらしいです。
人手不足、働かされそうですね。「ヤシチが」「拙者かよ」が大笑い。
パートナーも大笑いするしかないです。
昔の話とかも面白いですね。しっかりと部品を組み立てているのがわかります。
楽しいことになりそうです。
シャイニング!(まいた菜穂)
最終章…本当にこの人気で終わらせるつもりでしょうか?
写真撮影などの仕事も増えていく、負担も大きい…キャストやスタッフがまたものすごい。
「終わらないかな」…プレッシャー、楽しむどころではない状態…ここからの逆転が楽しみになるのが読者の悲しさ。
かなり闇落ちしかかっている、それを止めてくれた大人がいるのはとてもうれしいしありがたいです。
みんなのお祝い、一人一人が成長している…それで「ワクワクしてなかった」から「楽しまないともったいない」、やってくれたよと。
「やれば?」が大笑いします。「あんたたちの手の届かないところに」がまたかっこいい。
感謝の声で台本を返す…睡眠・栄養、時間さえあれば運動と、瞑想や芸術鑑賞も必要なんですけど。「プロとして体調管理とか基本だから」がお見事。
そして始まる、すごい人たちの集まりはわかりますが、もうこの表情なら大丈夫、とものすごい安心感を与える表情。
歴代メンバーも集まる、プレッシャーが増していって…ここでもう始まってしまっていますね。そして桐生院さんのすごさをきっちり表現して…ページも複数使ってすごさを叩き込み、それを食ってしまうねねちゃんの表情…すごい、としか言いようがない。
目隠しをして…桐生院さんの貪欲さ、それに応えきっている、ものすごい関係なのが強烈に伝わってきます。
…ただし根本がシャーマニズム頼りというのを克服するかどうか…
魔法使いルピナスの処方箋(五木愛)
なぜ…正しい努力をしているか、という問題もありそうです。呪いの言葉になってしまう、それがどうなるか…
軽すぎる、でも…危ない、と叫ぶしかないです。
モモカちゃんはあっけらかんとしている、競争とは別のモノサシをもっているんでしょうね。
「1位をとるために踊るの?」…残酷なまでにいるステージが違いますね。
気づいてもらい、見てもらって涙が、魔法を返せる、ほっとします。
これは本当に素晴らしい。読者を傷つける作品ではなく救う作品を選べたことも素晴らしい勇気です。
シール交換(天城りわ)
こういうシール、人気ありますよね。
価値が合わない、これもきつい。人間を拒否しているのか物を拒否しているのか、価値観と人格はすごく混じりますからね。
手に入らない…
交換してくれる子、しかも広めるように…ある意味病原体みたいな。
どんどん価値がエスカレートしていく、というのも興味深い心理です。こういう時は歴史的に何があるのやら。
次々と事故が起きていく…
シールとしての価値をなくせばいい、というのは面白い。
さらにどんでん返しがあるかと思ったら…ほっとしました。うん、絶叫学校の短編だったら…
シールが欲しいんじゃなくて友だちとの時間が欲しい、というのもいいメッセージです。
ねこ、はじめました(環方このみ)
お嬢様と言われてその気になってるのは苦笑。
自分を取り戻した、というのも苦笑。
本当にこういう何でもないのって最高。
こっちむいて!みい子(おのえりこ)
女子から誘う、これはすごい。クラスメートも楽しいでしょうね。
そして「つきあってんの」攻撃、ここで好きなの、にちゃんと答えない、すごいぎりぎりのバランスです。
気になってしまう、ここを丁寧に描くものです。
つい「バイバイ」と強く言って走ってしまった、気になる竜平…たまらん。
さて、やっと自覚しますかね?シュートも決まりましたし。
次号予告
来月号は如月先生の連載、ほかにもとても豪華。一気に雑誌の形を固めるでしょうか。