ちゃお2015年5月号感想

やはり和央表紙は強烈です。

すごくスタンダードな付録です。
「妖怪をさがせ!」は…一人で描いたのならとってもおつかれさまとしか…

コナンはすっかり定着しましたね。
そういえば妙に推理系の作品が多い…怪盗を入れれば三つも。

ちょっと暗い展開も多いですが、楽しい話も多いので今のところはバランスが取れています。読んでて楽しい雑誌のほうが僕は好みです。
とても楽しい作品でサンドイッチにする構成はよかったですよ。

増刊で能登山先生の新作が出るのがうれしいです。早くまともな新作を、と祈ってます。

美女でナイト!(和央明)プリプリちいちゃん!!(篠塚ひろむ)恋して!るなKiss(中原杏)12歳。(まいた菜穂)少女少年ドーリィ♪カノン(やぶうち優)名探偵コナン(青山剛昌)ケータイ彼氏(うちはら香乃)ヒミツの王子様☆(八神千歳)ラブレボリューション!(やぶうち優)探偵ミーミのおしゃれ事件簿(ふじたはすみ)ミラクル!怪盗チェリー(もちうさぎ)花嫁といじわるダーリン(にしむらともこ)こっちむいて!みい子(おのえりこ)次号予告

美女でナイト!
とことん普通の子ですね。
でも「何が流行るの」なんてわかる人間いません。いたらそれだけで超金持ちになれます。
普通の学校の屋上ってヘリポート基準は満たしているでしょうか?屋上じゃなくて、こういう構造の床?
転校してくる…「ローズ様も本当は男」って何気なくすごいことを。この間とリズムは絶妙です。
着回しと男向け、とてつもなく実際的です。
日傘のまろんちゃん、確かにこれは大変だ。
「やりたいことやらなくて何やるんですか」、これはすごく素敵なセリフですね。
双子のお兄さん…でも怪我の問題は解決されてないですよね。
ブラが透けていることは、男の姿では言えない…
彼シャツ、なんかすごそうな言葉ですね。
ワンピースみたい…まさか、それをヒントに…
夏のTシャツコレクション、健康的な色香があってすごく見ていて映えます。
そして何か変なのが登場して、またまた楽しくなりそうです。

プリプリちいちゃん!!
一緒に学校に…バッグの飾りとして。
吸盤でくっつく、ということはつるつるしているのでしょうか。
結構人気のある子ですね。
「女の子に囲まれて」…あー、からははは…と妙な笑いが沸き出てきました。
ドリブル、からパス、レシーブ…スパイク。この流れはざまあみろもあって大笑い。
男の子がキャッチして、ついちいちゃんで殴ってしまうとか…なになに、と混乱さえします。
男嫌い、でしたか…
恩返し、って裏目に出る予感がとてもひしひしと。
小学生の妹が…なるほど。でもそれだけのために、女の子に何度も話しかけることができるでしょうか?
そしてあっさり人形ではないのがばれて…さあどうなるでしょう。
妹、ってそれこそ科学的な意味でなく解剖されそうな気がするんですが。
どんな妹なのかも楽しみです。
いやー、やはり楽しい。

恋して!るなKiss
そりゃまあ倒れるのも仕方ないです。
大河くんの秘密…やっとその話に。
で、ハルカくんはネネちゃんが嫌い、というか露骨に嫌ってるのを出している?
「とくにこのへんが」「みつこさんありがとうございます」…絶妙。
キモいから、って確かにひどい。
片目が見えないだけでも、相当ハンデとしては大きいですね。スポーツには絶望的ですし。
それで苦しむのを見て額にキス…わざとやってるのかというほど、るなちゃんを逆に苦しめてしまう…
「もう少しだけ天野に触れさせろ」は絶叫したくなります。
渡さない、ってこういう人間的な面があるほうが好感は持てます。
しかし、秘密はどこまでひっぱるのでしょう。

12歳。
脳内の思考を街頭インタビュー形式でまとめるのは面白いです。
いつもの高尾くんをまねようとして失敗するのは苦笑しました。
稲葉くんに相談する、って自滅の予感がひしひしと。
お姉のデート服には大爆笑。…紅白が終わったらあの衣装はどうしているんでしょうか。…いや、大きいトラックで、あれで全国回っているという話を聞いたことが…
奈々夏ちゃん…同じ苦しみを…というか、日本に面会権の概念がないのが間違いなんですよ。
本当は売りたくない…
このトラブルは実にうまい。
稲葉くんが来て、不倫騒ぎ…そして男子の無神経…稲葉くんのやさしさ。
さらに、「お父さんの服」を買ったのは母親だった…脳がしびれるような話です。
そして桧山くん、いったいどうしたんでしょう。稲葉くんが何を言ったのか…

少女少年ドーリィ♪カノン
みごとにやられましたね。
これは村Pが無能ですよ。
ペンを使う芝居、これ…ほとんど女の子の胸に触ってるのと同じですよね?王子様じゃなかったらただの痴漢です。
友達は信じてくれる、それだけで十分ですよね。
そして舞菜ちゃんは勝ち逃げ?さて次は何をするんでしょう。
メディア・ネットの威力を痛感する…そのことから、奏四くんは何を学んでいるのでしょう。
レッスンに集中するみらのさん、ユニットにとっては欠かせない存在ですね。
活動自粛…それも村Pの無能。
あ、舞菜ちゃんに対する態度をやっと反省しましたか。
うまくいきすぎ…さて、その後が大変ですよ。何に乗ったのか自覚していないようですね…馬だと思ったら、それはドラゴンなんですよ。もう降りられません。
ぶるっとおびえている、ここはホラーかよと思いました。
路上ライブも、村Pとちゃんと相談すべきです。なぜ今回の件では村Pがとことん無能なのか…
いや、舞菜ちゃんのデビューも村Pの掌の上だとばかり思っていたんですよ。
ドイツに行くことを選ぶ…さて、どんなことになるのやら。
あと、舞菜ちゃんの、芸能界でのパートナーもまったく動いていませんが…

名探偵コナン
空手の選手…ややこしい家ですね。
そして怪盗キッドとの…三角関係?
防犯システムが通用しないなら、全く違う方法を取ればいいだけです。
アレキサンドライトもすごく貴重なんですよね。
警備陣の末席に加えろ、ってものすごく直情径行な行動で楽しいほどです。
至近距離からのBB弾をキャッチできて、それがどんな意味があるのかわかりませんが、すごそうには見えます。
「2人のイケメンが火花を散らす」…確かに女の子にとっては最高でしょうね。
「唇をいただきたい」に「ウソだな」と突っ込むのが苦笑しました。
首にかけて座ったまま、確かに最強の防犯システムには違いありません。話題性も強烈で、逆に空手の協会が文句を言うんじゃないか心配になります。
…トイレは?
さらにキッドからの挑戦状まで、盛り上がってますね。
ブラックライトに反応しない多数の手紙…さて、どんなトラップでしょう。さらに、別れるに達する賭け。
キッドは、そしてコナンはどう対応するのでしょうか?人を不幸にさせるようなことはしたがらないと思いますが…
園子さんの悲鳴で動いてしまった時点でほぼ詰んでますね。
麻酔ガスを充満させるって、殺人未遂と言っていいと思います。少なくともロシアンルーレット同然。…コナンが毎度やっていることは医師法・薬事法違反に殺人未遂がつきますけどね、現実には。…ネットで、首の裏が無数の注射痕で青くなってる画像を見たことがあります。
郵便局が使ってる区分管理用の…これはうまい豆知識。
「自分に成り済ました怪盗キッドを」…確かに女の子としては試してみたいのはわかりますが、それこそキッドと京極さん二人でののしって別れる方がいいような。
コナンのサッカーボールも危険すぎる…いや、コンクリート柱を破壊できる爆発物、完全に殺し狙いですし確実に京極さんも死にます。
アクションシーンも豪快でした。完全に人間の限界超えてますけど。柱を折って天井が落ちたら、何十人もの警備員が死ぬしここにある多数の、他の文化財も壊れるでしょう。
そして、「ケガさせないでね」から、勝ちを譲ることにしたキッド…期待以上でした。
「ちゃお」向きにうまく楽しい話を選びましたね。

ケータイ彼氏
せっかくの先輩とのキスを邪魔される、それも妄想って…女の子って…
なんかもう理解不能な世界になってます。
ケータイを置いていく、ってケータイの意味がないですね。
先輩も汗をかいている、というのがすごく繊細な描写です。
…人間になれるなら自分で持ってくる…なんという理想的なケータイ。
馬になって「キミの支えになりたい」は爆笑しました。
「アホなのは私の日記です」が大笑いです。
プリンセススイーツバイキング、これはすごく素敵ですね。費用もすごそうですが。
「私は私を削除します」ができる、でもそうなるのがすごく唐突ですね。
なんというか、いろんな意味でとんでもない作品です。

ヒミツの王子様☆
飛び出そうとして「ステイ」とか、動きがまとまってますね。
「その観覧車にメンバーと乗るとしたら」…く、腐ってる…早すぎたんだ…ダメだこの投稿者誰か何とかしないと…
表に出るマネージャーとか、なんというかすごくフリーダムですね。
泊りがけを聞いてない、って…まあそんなの奴隷たちに買ってきてもらえば…
女の子に戻って出ていけばいい、まあそりゃそうですけど。すごい落とし穴がありそうです。
遼くんも大変ですね。そしてお忍びデートとか、マネージャーさんここにとんでもないアイドルがいますよ。
観覧車のゴンドラに隠れる、ということは…ああ、三ページあとまで読めました。携帯トイレと水とエマージェンシーブランケットは用意しないと。
…見事に外れました。てっきり観覧車が動き出し、頂点で止まるとばかり。
しっとりと会話で決めてくれましたか。
バンジージャンプ、本当にやることになりそうですね。
抱き寄せて指にキスとか、恐ろしい…
そして温泉、さあてサービスお待ちし…いや、この作者は男の裸でサービスする主義でしたっけ…それはいらん。

ラブレボリューション!
アイドルユニットの一員だったというのが初耳、というぐらい関心のない世界でした。受信料が嫌でテレビ持ってないし。
現実ベースだといろいろと注釈が多いですね。
デビュー前から仲良し?
かなり小さいころから活動していたんですね。
基礎トレーニングがきついとか、やはりある程度の苦労はしていたんですね。…まあ宝塚目指してたらもっと大変でしょうが。
「できない言いわけにならない」はすごく読者の教育にいい言葉です。
本当に頑張るようになる…それも、すごく高い資質があったからでしょうね。いい先輩に囲まれても、頑張る人間とそうでない人間はやはりいます。
ライブ・曲ごとのオーディション…きつ。
年上と年下の対立、これも難しいですね。
ちゃんと謝れるのはすごい資質です。
一枚の写真がすべてを変える…もともと芸能の世界は、極度に予測不能な…バタフライ効果の世界ですが、写真・映画・テレビ、そしてインターネット…どんどんそれが激しくなります。
次々と横棒で情報を入れるのはさすがベテランの技工です。
全国進出の厳しさもうまく描かれていますね。
「泣ける資格のある道」というのもいい言葉です。
読者を教え導く視点がすごくある作品でした。

探偵ミーミのおしゃれ事件簿
ごめんなさいタイトル打ち間違えてました。
今月はメゾピアノジュニア…なるほど。
話しかけられただけでこの大喜びとは…子供の世界って残酷です。
ボタンのことをわかれといっても無理ですが。いやわかるのかよ…
そしてお守りの件は…さて、どんな食い違いでしょう。
転校というのはいきなりどうしようもないことになりましたね。
さて、どうおしゃれにキメちゃうんでしょう。
「かわいい萌とデートできたことありがたく思え」、ここまでポジティブだと苦笑するしかないです。
鏡で自分に直面させる、というのはまっすぐでうまい。
「子守り」はひどいですねえ。
とにかくすごく楽しい作品です。精神年齢がすごく低いけど、だからこそ。

ミラクル!怪盗チェリー
「ワン、ツー、スリー」という時点で呆然としたのは僕だけでしょうか?いや、娘さんと読んでいる母親たち…もしかして父親の中にも…何人もいそうです。セイントテールを覚えてる人。
あと顔を出してる時点で、余裕で身元はばれます。というか今の対テロ監視技術は、変装や整形をしていても顔の、数学的に処理できる形とか歩き方とか手の長さとかを分析し、防犯カメラに移った膨大な群衆から個人を確実に識別します。怪盗とか、国家的陰謀で指名手配されて逆襲とかの物語は今の技術だと実質成立しないんです。
母親が怪盗だった、というのは笑うしかありません。
家族みんな…って母親の時効も切れてないんですか…いや今現役で幇助してる…
「あんなかわいい子」って、自分との三角関係という怪盗ものの中核パターン…
月とスッポンの描写がすごく面白いです。
しゃべってる時に飴を口に放ったりしたら下手をすると窒息死です。救急処置の知識と道具はありますか?読んでるのが小さい子だと思うとうかつに、窒息関係の情報は書けません。ええと…まずのどをつかむのが万国共通のサイン。119が最優先。あと、掃除機を口から突っ込んで吸い出すのがかなり有効。ハインリッヒ法や某最終手段は危険すぎます。
そして怪盗の姿で話しかけられる…どうしましょう。婚約者との婚約を解消するために…
しかし予告状作るの速いですね。そんな小さいプリンターも持ってるんですね…
「こっち見て」と思いきり大きくやるの、すごく演出の実力もあるんですね。
「婚約者って誰」という時点で、もう怪盗だと言ってるようなもんです。
…で、その婚約者は自分だったと。うまい。うますぎる。
これだけ財産の差があるのに婚約…さらに母親は怪盗だった…親世代にいろいろロマンスがありそうです。
泣きながら「笑うしかないじゃん」はうまいです。
盗みのシーンもあっさりしていますがお見事。
「紗那の気持ち無視して結婚なんて」…そういうことでしたか。
すごくしっとりした、いい作品でした。本歌取りとしても素晴らしいですよ。…本当に全然知らなかったらごめんなさいですがそれはありえないと思います。

花嫁といじわるダーリン
学校で嫁宣言…そりゃうっとりもしますよ。
毎回入籍してないといわなきゃいけないのも面倒ですよね。
忙しくてすれ違いとか、また大変ですね。
中学の時のクラスメートとの再会とか、いろいろ面白いことになってきそうです。
「笑顔やっぱすげー元気もらえる」とか、とろけそうなことを…
それを聞いて月也くんに元気をあげたい、となる一途さは素晴らしいです。
「中学の時好きだったあいつのまんまだ」とやるわかりやすさはさすがベテラン。
脱げ、となるのも笑うしかありません。そして試着…
この写真、一生の記念なんてもんじゃないですね。
そして膝枕で寝るとか…なんだかんだ言って、来てほしかったんでしょうね、彼も。
夏目くんに嫉妬してくれるのも…まあ、長いこと放っておいた罰。自業自得。

こっちむいて!みい子
なるほど、漫画家志望者とかにはゴールデンウィークは…でもつい最近春休みがあったのでは?
だいぶ慣れてきていますね。
祝日が誕生日なのは、小さいころには親にちやほやされてうれしいですが、成長するとクラスメートに一言も言ってもらえないのでとても寂しくなります。まあ部活をしない僕が悪かったとも言います。
徹底してマンガのことしか考えてないまりちゃん…本当に忘れているのか、と不安になりますね。
まりちゃん、めちゃくちゃ頑張ってますね。
しかし…まあ、すねるのもわかりますが…ユッコに会えてよかった。
そしてこのサプライズパーティ…これはうれしいです。
すごくほっとしました。
そうなんですよね、祝日が誕生日なのが悪いんじゃなくて、単に僕に協調性がないのが悪かったと…誰を恨むわけにもいきません。

来月号は初恋マイホーム再開!好きな作品なのでうれしいです。
もちうさぎ先生がアイカツ、今月号の作品が面白かったので楽しみです。…白雪先生のお体が心配でもありますが。
エリートジャックは、今回は何をやらかしてくれるやら。

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