ちゃお2014年10月号感想

階段を上っていくような構図に面白い華があります。
付録も、付録らしくてすごく楽しそうです。

まるでカウントダウンのよう…とても嫌なことの。本来「ちゃお」の感想を書くのは、三誌でも一番の楽しみだったのですが。

あれ?「こっちむいて!みい子」は?先月号引っ張り出して探し出しました。休載予告が小さすぎます…今月号の目次に一言ぐらい書いておいてくれ…
こんなパニックになるぐらい好きだったとは。小さい子が母親や犬猫がいないのでパニックになって泣き叫ぶような感じでした。

秘密の王子様☆(八神千歳)ちび☆デビ!(篠塚ひろむ)キミは宙のすべて(能登山けいこ)美女でナイト!(和央明)オオカミ少年こひつじ少女(環方このみ)12歳。(まいた菜穂)恋して!るなKiss(中原杏)愛されすぎてこまる!(うちはら香乃)とろけるまじかるフロマージュ(白雪バンビ)夢みるチェリーズ(ふじたはずみ)少女少年ドーリィ♪カノン(やぶうち優)ナゾトキ姫は名探偵!(阿南まゆき)次号予告

秘密の王子様☆
冒頭から絶好調ですね。うん。いろんな意味で。とてもいろんな意味で。
超ビンボー、というのがどう話に出てくるか…でも明るいですね。拾ってきたテレビ、HDD内蔵ではなかったのでしょうか。
「お米買えちゃう」どころじゃないのが困ります。そういうチケットは安くて一万、業務スーパーなら米が50kg買えます。
いきなり変身して、男役?
TRAPのCMを思い出すとなぜ宝塚状態になるのやら…
ポップコーンを食べている太ってる人に登る、それを許す彼もずいぶんと寛容な人です。というか男装してますが女の子の脚を首で堪能し放題なんてなんて幸せな。そりゃ寛容にもなりますね。
で、TRAPの所属事務所から…あ、黒澤美和ちゃん!?前作キャラどんどん出してください。いやいっそ美和ちゃんが副主人公でも大歓迎!
床にすりすりしてたら生TRAP…これこそ八神先生。
で、新メンバーって…すごい、すごすぎる。
「いつも一緒…」で「やります」。そりゃそうですね。うん、『三つのワルツ(1986年宝塚歌劇雪組公演)』を思い出しました。
「女の子のような男の子」は苦笑するしかないです。
口を聞けるだけでそりゃ感激でぼろぼろになりますよ。
そしてふりつけの練習とか、何も知らない子には難しいですよ。ダンスの基礎とか…今は義務教育でやるにせよ、義務教育じゃ基礎の基礎もできませんし…
というか職場や親に連絡は?保護者の同意印は?
遼くんに教えてもらえるなんてもう贅沢通り過ぎた話です。
そして着替えで刺激強すぎは…はは。
というか美和ちゃんを出してくれえええええええええええええええええ!(過呼吸)

ちび☆デビ!
「外がわだけをふっとばす」って、ずいぶん過激なことをしますね。
あ、園長も当然魔法が使えるんですね。
全部夏希ちゃんを助けようと魔法を、といってもあれだけ使えるなら園長が魔法を防ぐのは容易なはず…子供に合わせてやられたふりをしているだけですね。考えてみればあたりまえのことですが。
いやおうなしの全員合格、胸が重くなります。
ほのかちゃんとしおりちゃんの「平気なわけないでしょー」がすごいです。
きらきらしたものが詰まっていく…育児は親も育てるんですよね。
そしてあの二人組、すっかり存在忘れてました。

キミは宙のすべて
条件が出たのはいいのですが…それで倒れるとか…
華やかな画面、激しい感情表現などはすごいんですよ、間違いなく。
読まない・感想書かないも考えました。でもそうしたら、僕は自分の中で悪魔を育て、その悪魔に拷問され続ける…自分で自分を拷問し続けるだけです。
できる限り素早く流す、それしかないようです。
本当にこの作品と、相性が悪いんでしょう。どうしようもなく。僕の中の特に邪悪な部分を、ある種の作品は刺激してしまうようです。

美女でナイト!
伝説の印、で意味もなく爆笑しています。
フランボワーズさんが徹頭徹尾ガラスの…なのがわけもなく大笑い。
ハイヒールもやはり初めて履くと訓練が必要なのでしょうか。
タイヤを引きずる、って…
イケメンに捕まったら背筋が伸びる、って調子いいですけど、まあ特訓で筋力も上がったんでしょう。
でもこの背筋の伸びた姿勢、すごくきれいです。
意地悪で怒ってスプーンとフォークをはく、というのは爆笑しました。
そしてヴァニラさまとのダンスは何を動かすのやら。
相変わらず強引無比な和央ワールド、楽しませてくれます。

オオカミ少年こひつじ少女
誰もいない時に犬がいたら、そりゃうれしいですよね。
うちの犬が人間になったら、そりゃもう超絶美少女でしょう。
「犬だな…」は苦笑しました。
いきなりハスくんを助けた美形の男の子は?…犬用のおやつを開けてる、って時点で狼男の…
それでやきもち焼いたハスくんとぎくしゃくしてしまうのは苦笑しました。
で、バスに行こうとして倒れた…やっぱり犬でしたか。
さて、どうするのでしょう。
なんか老犬という感じでもありますが…
まあ、人間になった姿の年齢が、犬の実際の年齢に比例したらハスくんもすぐおっさんから老人になってしまうんですが。

12歳。
野次馬の絶叫が楽しいです。
心愛ちゃん、今度は何をたくらんでいるんでしょう。
…ひでえ。
高尾くん、かっこいいです。しかも彼女のことを信じ切っている…
心愛ちゃんの悪あがきは気の毒になりますね。そんなことをいくらやっても無駄なのに…
兄の「家族の問題だから」の一言、残酷なほど。
みんなが隠れてるのは大笑い。
結婚の許可まで暴走してるのは笑うしかないです。
オチの「ウソって言ってまじで」は大笑いするしかないです。
次は二人とは違う子が主人公、それもうれしいですね。

恋して!るなKiss
秘密を雷でごまかしますか…しかもうちに泊っていけ、といきなりすごいことになりました。
「遙は好きに生きたらいいもの 私が心配なのは大河のことだけよ」…これまたものすごいことに。
さらにベランダから落ちる事故…傷ついた大河くんを癒す能力、また面白いことに。
そして大河くんの正体は一体?まあ狼男だろうというのはわかってますけど、どう出てくるかが楽しみです。
今回の連載、絵の透き通るようなかわいらしさが素晴らしいです。

愛されすぎてこまる!
あっさり見つかっちゃいましたね。
そしてまともに見れない…と思っていたらいきなりズボンを下ろされている、かなりカオスな世界です。
「忍への愛情でこの俺に」この暴走ぶりは、このクラスの一員だったら素晴らしく楽しいでしょうし、この学校の教頭だったら胃に穴が開くでしょう。
自分で穴を掘って「深くほりすぎて出られないんだ」は大笑いするしかありません。というか斜め上に掘っていけばいいだけでしょう、シャベルはあるんですから。
キスの話になるのもかなり唐突ですが、「キスも…告白も俺からじゃなきゃ」…だめだ、問答無用で脳がとろけます。

とろけるまじかるフロマージュ
どんな重い過去があるのかと思ったら、あっさりした話ですね。
クレアちゃん、おっとりしすぎに見えますけど結構しっかりしてますね。
記憶を消す、って結構乱暴なこともするんですね。
でかくなりたい…なりすぎでしょう、ある意味。みんなにどう説明した…説明したんですか、親に。学校に行けないのもきついですね。
で、説得できる香水…それも悪用されたらとてつもないことになりますね。
「恭平の人生を狂わせてるおぬしが一番ひどいと思うぞ」…確かに。
そして戻して、ラブラブなのはとてもいいんですけど…
次はどんな魔女でしょう。結構面白いです。

夢みるチェリーズ
ブランドとのコラボとは面白いアイデアです。
すごく元気な雰囲気ですね、絵柄もファッションも。
まち針が刺さったままの服を着てしまう、って豪快なことをします。
実際に舞台に出てみて差を思い知るのはいい経験です。
必死で努力して、二人の仲間もちゃんとわかってくれる…心強いですね。
「ありがとー」とお礼を言うの、本当に精神的にも強いです。
すごくわかりやすく幸せな、素敵な作品でした。

少女少年ドーリィ♪カノン
「クローバーの葉っぱは何枚?」「3枚?」…ここ、何気なく大笑いです。何十枚もの突然変異もあります。
「行きバタとも言う」が苦笑しました。
「レミがあらわれた!」「なかまになりたそうにこちらをみている!」「はーいレミはピン(1人)が向いてるよ」…ちょっと気の毒になります。
四人目も「歌ってみた」の子というのが現代的ですね。
全国から探すとなると絶望的ですね…うちの店のカラオケルーム、奇跡にもほどがあります。
その暇な時間も女装させる、その情熱と時間はもっとダンスのレッスンに向けたほうが…
そしてその本人がこの地味な…といっても、「顔が地味」なのは「整ってる」も意味しているので、磨けばいくらでも光るんですよね。
「ないわー」はひどいですよね。
そして変身させたら、「さっきまで「ないわー」とか思ってたヒト」がある意味毒孕んでますね。
で、カノンの正体完全にばれている…さてどうなるのやら。すごく楽しみにさせてくれる引きです。

ナゾトキ姫は名探偵!
やらかしてしまった…わざとですよね?
近くの山の清掃活動をしていたら、雑誌を拾った…このレベルの雑誌だったら当然ヌードグラビアはありますよね?
要するにそれを拾うのは男子の仕事だってことです。ばっちいし。
ぶつかって、AK-47が落ちて…確かにほぼ同じサイガは許可されますが、弾倉は二発に制限されます。
すごく精密に描いていますね。トリガーに指をかけていないのもプラス点です。
通報するのを後にしたほうがよかったですね。
あと、狙撃には普通AK47は使いません。頑丈で壊れないことには定評がありますが、遠距離狙撃が苦手なことにも定評がありますから。ドラグノフのほうがましでしょう。
橋の向こうを逃げているのを外す時点で狙撃手の資格はないですね…素早く伏せ撃ちすれば一人は確実に当たるはず。
赤外線ライトとスコープとは限らないですよ?暗視装置はいろいろあります。
「置いていってください」とかは苦笑するしかないですね。
というかこの洞窟、危険すぎますしこれほど深くて歩きやすい洞窟があれば観光名所になっているでしょう。
「ギブアップするのはお前のほうだ」…やっちゃいました。構え方が違います…とある少女漫画でネタにされた、そのミスをそのままやらかすなんて…
今は銃やナイフのポージング写真集もかなりありますから、話題を取るためにわざとやったんだと思います。そこまで勉強していないなら、AK47がこれほど丁寧に描かれており、トリガーに指をかけなかったことと矛盾していますから。
念のため…銃床の一番後ろの平らな部分を肩に押しつけ、左手は弾倉ではなく銃身側の木の部分を握ること。このゼロ距離では腰だめのほうが実用的でしょう。
M16には高度な握り方がいろいろあり、それには弾倉に手を当てたり負い紐を握ったりすることもありますが。
携帯電話は赤外線感知器にもなる、ってすごいですね。
「先生と警察の方にみっちりお説教をくらった」そりゃそうでしょう。といっても事実上選択肢はありませんでしたが…話をするのを下山後にする以外。
まあ今回は、一応死人は出てませんね。もっと重大な事態ですが。

来月号…またアイドルもの?今いくつあるんでしょう。
そしてエリートジャックはまたどこに暴走するのやら。

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