ちゃお2008年12月号感想

付録のノートは重量感があって、なんだかそれだけでいい感じがしました。
表紙の厚さにまずびっくり。
中身の簡素さも驚くほど素晴らしいものです。

表紙で三誌を見比べると傾向が一目でわかります…そして「きらレボ」だけでなく、委員長と「ちび☆デビ!」の三本柱にしたのは実に意外でした。
非常に若い作家からそのような形で出られなかったのは残念です。
非常に面白かった「まひるの流れ星」だけでなく、サヤカが今シリーズで終わるというのは意外ですし非常に残念。
できれば若手の大ヒットをアニメ化につなげてほしいものです。

500号記念が男の子ばかりなのは、いい男がたくさんいるぞという自信が伝わってきてなんだか気持ちいいです。

きらりん☆レボリューション(中原杏)ぐぐっと極上!めちゃモテ委員長(にしむらともこ)ウルトラはなまるZ組!(小坂まりこ)くまップリ(竜山さゆり)ちび☆デビ!(篠塚ひろむ)ケッコーなごけっこんv(藤実リオ)おにがわら横町三丁目(八神千歳)特攻サヤカ天下無敵(和央明)メガネちゃんの恋する事情。(葵みちる)らぶらぶvナース(三咲あや)こっちむいて!みい子(おのえりこ)次号予告

きらりん☆レボリューション
コンテストはがんがん引き伸ばされますが、恋については急速に進んでいますね。
また同点延長戦、絶対この子なにかわかってやってますね。
コンサートを自分でプロデュース…その費用を全部出すって太っ腹にもほどがあります。億単位になるのでは?
というかコンサートのプロデュースなんて、きらりちゃんは一応アイドルですよ?プロとアマチュアの勝負にもほどがあります。
きらりちゃんの崩れ方、砂になったりとろけたりと複雑ですね。
リンさんに抱きしめられて喜んでいるレンくん、まあ今回は役得ですね。
38杯で悩んでる、「基準がおかしくなってね?」は爆笑しました。太らないのはどこでどうエネルギーを使っているのでしょう。
何を書いてもすぐキノコになるのもお約束で楽しいです。
近所がヘリコプター、しかも貸切…遊園地の貸切も結構乙女の夢?
きらりちゃんの心の映像だだもれは苦笑しました。どうしようもないですね。
そして…実に強引な…ここからのラブラブは正直見ていられないぐらいでした。
隣に座って手をつないで…息できません。こういう両片思いラブラブはこれからもがんがんやってほしいです。
「今はナイショだよ☆」の表情がすごく可愛いです。
で、さてどんなアイデアを思いついたやら…そしてリンさんがそれを盗むのでしょうか。

ぐぐっと極上!!めちゃモテ委員長
強引に迫られて「演劇の才能にほれた」はちょっとがくっとなりましたが、潮くんの立場から見れば気が気じゃないでしょうね…別に表情示してませんが。
演劇部が廃部になりそう、というのもわかりやすいというか…他の子には声をかけないのでしょうか?
やっと潮くんが動いてくれたのはほっとしました。
ビューティーアドバイザー、という言葉が出た時点でダメだこりゃ、断れないなとはっきりわかりました。
嫌な予感は野次馬である読者には非常に嬉しい予感です。
女の子にとって上品じゃない、といわれるのはすごく痛いでしょうね。男の子はバンカラなど、品位などを無視するという美学もありえるのですが。
この立ち方は確かに美しいですが、これは西洋式の美しさでは?という気もします。体を美しく保つ技術に関しては日本の伝統も非常に深いものがあったはずですが。
いろいろと躾けられるのがいやになるのは仕方ないですね。誰も躾けてくれなんていっていませんし。というかこれで退部者が出たら確実に廃部では?
高いところの作業に男子…いや、大人を呼ばなかったのが失敗だったと思います。
この高さでの作業は絶対に安全ベルトなど対策が必要です。
ここに放置するのは事実上殺人未遂ですよ。
潮くんが助けてくれたのはパターンとはいえ、この位置エネルギーをなめてはいけません…実際にやったら二人とも死んでいる可能性が高いです。
まあ「オレがすぐに守ってやれない」という台詞を聞けたので満腹としておきましょう。
そしていきなりのお姫さま抱っこ、この人も結構強引ですね。
潮くんがどう動いてくれるか楽しみです。

ウルトラはなまるZ組!!!
小坂先生の連載にすごく楽しみにしていました。想像以上に重い話になりそうです。
欄外三点…すごすぎます。というか入試がある高校でここまで差があっていいのでしょうか…いや、僕が知っているのは二十年近く前の話ですし、いろいろとあるのでしょう。
どうやったら三点なんて…というか、これは質問が間違っています。「どこからわかっていないんだ?」ですよ…そこまでできないというのは、割り算の概念とかとんでもないところからわかっていない可能性が大きいです。
といっても僕も、割り算を本当にちゃんとわかっている自信はありません。複素数体の一般的な構造や、なぜ自然数のあの割り算と…本当にいろいろなことがまるでわかっていません、考えてみれば。
転校を強いられなかっただけましかもしれません。また…底辺高と呼ばれる、本質的に勉強に向いていない子が入れられる高校に行かされなかったのも。
がんばれば戻ってこれる、という希望をそういう生徒にどうやって抱かせるか…プライドを捨てて小学校からきちんと一歩一歩やり直すのは実際には難しいのでしょうか?
公文式はそういうのには適している気がします。
Z組の教室はかなり衝撃がありました。
なんかもうすごいものがありますね、でも…実際に今の社会が多くの人から希望を奪う構造になっている以上、こういう世界が多くなるのは避けられない気がします。
それぞれの個性がすごくハッキリしているのも面白いですね。
ナポリタンは確かにすごいです。
「どうせ落ちこぼれの集まり」といっても、自分たちより下の人間もいくらでもいると思いますよ?この学校では下のほうというだけです。
あっさりと爆発したのもある意味楽しいです…気づいてもいない力石くんはある意味すごい。
「ちゃんとやらないから楽しくない」ではなぜ…今までどれだけひなたちゃんが空回りして、無駄な努力をしていたかと思うと胸が痛くなります。
僕も勉強の仕方を知らなかったために膨大な無駄な努力をしてしまったので、今これを見てもすごく痛いんですよ。ただ「みんなといっしょ」を捨てて、「自分が何をわかっていて何をわかっていないか」知り、「わからなくなったところ」まで戻って勉強をやり直すべきなんです。
楽しくない、という彼女の言葉はすごく胸を打ちました。
だからこそ、これまで彼女は何をしてきたのかを思って辛くなります。
火事の時には…残念ですが訓練を受けていない人が助けようとするのは、死体を一つ…最悪消防士も含めて二つ増やすだけです。
ここで力石くんがドアを破りましたが、その瞬間酸素を得た可燃物が爆発的に燃え上がる可能性もあったのです。
「楽しくなってきたじゃん」という彼女の表情がすごく素敵です。魅入られますね。
ガラスを破って飛び降りるという決断もすごいです。
実際にはガラスの破片の刃でずたずたでしょうが…
そして次回への、煙草をカバンに放り込まれるという…これはあまりにも考えただけで胸が痛くなります。
誰か、指紋検査を思いついてくれればいいのですが…無理でしょう。
来月号どうなるか想像しただけで気が狂いそうになりますよ、これは。
小坂先生の最大の持ち味、熱さがどんな風に出るのか…すごく難しくも面白そうな作品ではあります。どちらに転ぶか期待していましょう。

くまップリ
竜山先生の人間メインは久しぶりですね。
毛糸…僕もそれができたら楽しそうだな、とはたまに思います。
「偉い人はいいました UFOキャッチャーは貯金箱である」(らき☆すた)…まあその中のクマが動いていたら、それはもうやってしまうでしょう。
そして人形自身が自分で捕まって、というのはさりげなくすごい。
痛がって叫んでいるのを「ボイス機能」と思ってしまうのもある意味人間らしいですね。
蹴られて、「ボクちゃんただのぬいぐるみだヨ」は説得力なさ過ぎて大笑いです。
どっきりと思うのもなんというか…順応がうまいですね。
確かにこの太さの針と糸で、この大きさの傷を無麻酔で縫われる…想像するととても痛いです。
まだ「きいてる?スタッフの人?」と、ドッキリだと思っている現実主義がまたいいです。
こうして縫い目を隠すのは、裏返さずにできるのでしょうか?…自分が裏返されて縫われるところを想像してしまいました。
UFOでいきなり連れて帰られるのも豪快な話ですね。まあ男子の半分は大喜びするシチュエーションだと思いますけど。
びっくりして自爆スイッチ…あまりにも間抜けすぎです。というか自爆スイッチは安全装置が必要なのでは…そういう点では弱い文明ですね。
思いがけない居候ですが、何かと楽しくはなりそうです。
「メルチー星か…なにもかもなつかしい」って僕も懐かしいですよ!32歳以下にはわからないギャグは勘弁してください。(『宇宙戦艦ヤマト』という昔の大ヒットしたアニメのネタです)

ちび☆デビ!
真さんみたいな男はそういないでしょうね…みんながあんなならいいのですが。
「家事はやっておくからな」と当然のように引き受けてくれたり。これだけで子供と一緒に読んでいるお母さんたちの何割が、うちのととりかえてえええええ!うらやましいいいいい!と叫んでいることでしょう。
同じ保育園仲間も学生だったりするのでしょうか?この服装で学生じゃないというのはないですよね…
夏希さんのあけっぴろげな愛情はほっとします。
しばらくはこの三組中心に話が進むのでしょうか?
このダンス用衣装も可愛いですね。この状態ではどんな魔法を…毒針とか蜜の分泌とかもやるのでしょうか?
このダンスは可愛い!そして成功してほめてもらっているかりんちゃんを見てうらやましがるまおちゃん、これがすごく胸が痛いです…小さい頃の僕もこんなだったのでしょうか。
まおちゃんは今回が初めてなのですから、最初からうまくできるわけがないですよ。こんなになでてほしいのをなでないなんて犯罪にさえ思えます…
楽器は三人ともリズム楽器ですか…やはり子供にとって最初の楽器はリズム楽器が一番いいのでしょうか?
ついていける先輩二人と、遅れて学ぼうとしているまおちゃんのギャップは見ていてすごく可愛いです。
最初から大人と同じことができると思うほうが間違っていますし、それを「コミュニケーションがたりてない」って…子供の能力を親の責任にされてはたまりませんよ。
いらいらするとか、いじめ構造は母親同士にも普遍的にありますね。
ちゃんと掃除している真さん、そして「泣かされてたりしてな!!」から本当に泣いて帰ってくる…このタイミングのよさは見事でした。
それで大笑いしてほめまくる真さん、もう…五歳以下の読者全員こんな父親だったらなあ、とうらやましさにため息をつき、読んでいる母親全員、ほのかちゃんの態度を思い出して後ろめたい思いをしているのでは…
大きい手になでられての、まおちゃんの幸福感もすごく伝わってきます。
まおちゃんはおかたづけもできる、というのはすごいですね。
かりんちゃん…「ウチの子にかぎって」というのも読者の母親たちみんな後ろめたいのでは?
結局母親同士のケンカ…これももう、あまりに思い当たることが多すぎて母親全員最後まで読めないのでは?
…僕は笑っていられるでしょうか。僕自身は結婚するつもりは全くないのですが…真さんみたいにはとてもなれませんし…

ケッコーなごけっこんv
タイトルのセンスがすごいです。
十六歳の誕生日がウエディングドレス…それは女の子にとっては最高では?
いいなずけが三年のモテ王子…あ、喜ばないんですね。
二人がよければ、と強調すればよかったのかもしれませんが。
「牧場主かなんかか」というのはうまいツッコミです。ディック・フランシスの主人公たちならそこらの王子様より中身の質は高そうですし、多くは馬に乗れますが…
「このケーキうんめー」と、丸一ページ使って言わせるのはもう咳でボロボロの肋骨が砕けるかと思いましたよ。腹が痛いです。
それで寒くしておいて逃げるとは…しかもダジャレ王子というのも脱力します。
ここでのダジャレの連発もうまいですね。まあ笑えればどんな嫌な思いも飛びます。
「今日一日私に付き合って」となるのも強引な展開ではありますが楽しいです。
結局食い気だったりとか…
「ときめキッス☆」というタイトルとそのものすごい絵と話には笑い転げるしかありませんでした。
ウエディングフェアに憧れる、ってあんたついさっきウエディングドレス投げ捨てて逃げてきたんじゃ?
ブーケをすばやく作ってしまうというのもすごく素敵な展開でした。
お礼のウエディングドレス&タキシードも素敵です。確かにこの格好でダジャレは勘弁してほしいですけどね。
「幸せは自分でつかみとる」というのもすごく素敵でした!
いいなずけが嫌で逃げた、ということを忘れていた…ここの切ない別れの予感、そしてどんなどんでん返しが来るか楽しみにしていること…
好き、でも…その想いが結構しっとり描かれていました。
そして片思いから、自分の力で…この決意もすごく素晴らしいです。伝わってくるものがありますよ!
朝から待っていて、いきなりパンをくわえさせて…「出会いからはじめようと思って」という言葉にはとろけました!
花のエンゲージリングも素晴らしいです。
なんかもうものすごい幸福感…とにかく今回はすごく素敵なものをたくさん伝えてもらった気がします。
これからもその力を大切にがんばってほしいですね。

おにがわら横町三丁目
いきなり封印の玉を割ってしまうというのがすごい。あっさりと。
殴って大好き、というのはちょっと怖い気がします。愛情と暴力がそんなに近いとしたら、それこそ鬼が愛する人を食べるのも…そしてDVも単純に絶対悪と割り切れるものではないのでは…許容してはならないのですが。
青鬼もあっさり引き受けましたね。
こんな紙切れが効くとはすごい。
衝動を必死で抑える赤鬼の姿が悲しすぎます。
そういえば、確か『レベルE』でそんな宇宙人の話がありましたっけ。
ぬいぐるみに話しかけるのも…見ていて辛いです。
そして青鬼が「おまえは下がってろ」と前に出るの、ここはカッコいいです!
「私を食べていいよ」って、そこまで…でもそれは、逆に赤鬼自体がもっと苦しむことになるはずでは?
ここで角が砕けるのは、近年のマンガなどで吸血鬼に加えられた設定…真実の愛によって人間としてよみがえる、というのを思い出させます。甘いですがすごく素敵です。
あの日から十年…死んだかと思わせるのはうまいですが僕には見え見えでした。
この人たちも十年してちゃんと社会人になる…昔の社会ってやはりいいですね、犯罪者や不良などもいろいろな形で社会に取り込んでくれる…今の世界はたとえ真面目に働く者であっても、少し運が悪ければ社会から排除し自殺を強います。
この借金取りの一人、いや二人が結婚というのが本当にいい社会だと思わせます。
鬼は人間と違って寿命が長い…これはこれでかなり辛いことですね。
このまま無事でも、赤鬼はもう五十年かそこらで死に、青鬼を置いていくことになる…そうなったら青鬼は本当に一人ぼっち、そう思うとそれはすごく切ないです。
かすかな酸味を残すすごくいいラストでした。
この作品、終盤が思った以上に素晴らしくなりました。四月号からどんな連載が始まるのか、今から楽しみです。

特攻サヤカ天下無敵
いやまあラブラブですね…
ここでいきなり母親登場、ド地味にびっくりしていたら本性は…納得。
母親もゆかりさんもすごいですがサヤカ…腹筋が痛い。
アオイくんも苦労しますね。ああもう…
とっさにあおいちゃんがアオイくんをかばって事故…これはある意味運だと思います。
とっさにどう体が動くか、どんな位置関係でいるか…それはどうしようもないことです。
だから僕は、いざというとき自分が勇敢に動けるかどうかについては…そのときにならないとわからない、と考えています。もし動けなくても自分を責める必要はない、できれば動きたいけれど…と。
サヤカちゃんが醜い自分を見てしまうのは辛いでしょうが…ここはアオイくんが男としてはすごく辛いでしょう。
「遊んでる場合じゃねーだろ」というのも男としては当然です。
「人はまずイジメられてる人なんか助けないのが当たり前」という言葉はすごく重いですね。
誰もが自分かわいさに見て見ぬふりをする…これはあまりにも難しいですね。特に、いじめというのは…いくら法・教師の指導が「いじめは悪だ」「いじめを禁じる」としても、子供たちの間の見えない法律には「いじめは正しい、余計なことをするな」と明記されているのですから。
激しく「どうしてもっ…好きなんです!!」と叫ぶの、サヤカちゃんの前で…多分よかったと思います。彼女がのぞいているだけだったらかえって悪かったでしょう…
サヤカちゃんが限界になるのもわかります。
というか、この怪我というのでは…『キャンディ・キャンディ』のあの悲劇も思い出しますね。あの二人はそのまま幸せになったのでしょうか…
愛の隙間は自分の心にある、自分の一番醜い部分を見てしまう…
吹雪で捜索は中止、というのはあまりにすごいですね。
「お願い行かせて」という言葉はさりげない描き方ですが迫力がありました。
洞窟を見つけたのはあまりにも幸運でした…それだけで生存可能期間がどれだけ変わるでしょう。
そしてその洞窟を見つけるのはもう奇跡でした…ただ、彼も十分な装備を持ってきてくれればよかったのに。
「おまえを捜してる間死ぬほどこわかった」という言葉も素直で素敵です。
「もう十分おまえも苦しんだんだから」という言葉、涙が出てきそうでした。
このキスも素敵で…そしてアオイくんが高熱?うまいですねいろいろと。
サヤカシリーズ完結には驚きました。まさかというのが正直なところです、人気絶頂のシリーズだったのに。
「まひるの流れ星」シリーズもそうでしたが、なぜ人気があるはずのシリーズを?

メガネちゃんの恋する事情。
冒頭からなんか…パターンがわかりやすすぎます。
フラれるのが非常にショック、まさか自分がと思ってしまう…その心理は痛いほどわかります。誰もが信じられないほど自己中心的な考え方をしていますから。
いきなり全部聞かれていた、というのも苦笑…
ミスコンで男を見返すというのもすごく前向きでいい目標ですね。
「女の涙がキライなんだよ」ってさすがモテ男。
唇が裂けて血がにじむのは確かに苦しいです。僕もいやというほど知っています。
強引に先生を説得して「グロスの使い方教えてください」…うまい。
「なんでもオレの言うとおり」と不安がらせておいて、これはかなりすごいですね。
かなりいい趣味してますよこいつ。
グロスを男につけてもらう、それを仕事にしていない男に化粧とかをしてもらうって結構官能的なことなんですよね。
「グロスってさキスの味なんだよ」というのもうまく意識させてくれます。
ふしだらは私、と気づいてしまうのも可愛いです。別に人間はふしだらでいいんですよ。人間は動物なんですから、当然水や食物、集団でいること同様繁殖も求めるんです。
問題は、特に避妊なしにエッチをしたら妊娠する、そしてちゃんと経済力を持っていないのに妊娠したら中絶で非常に辛い思いをするか、教育もちゃんと受けられなくなって母子共に貧困な生活に陥るかだ、ということです。だから極力エッチはしない、どうしても我慢できなければ二重三重に避妊すること。要するに支払う代償が高すぎますよ
結婚していないのにエッチすること、考えることも神が許さないから悪だ、という立場はありますが、僕は少なくともその立場は取りません。
ギャル系はムリ、と結構大人しくしましたがこれでも結構可愛いですよ。
「はじめて私に話しかけてくれた」というのが立場を変えればいいように使われてる…これはまた悲しいですね。
「失恋してきれいになるんだ」というのもすごく素敵な言葉です。男女問わず失恋する人は多いのですから…
いろいろやるのがすごく充実している、だんだん成果も出ているというのがとても見ていて心地良いです。
原くんの言葉…バカにするなと殴ってやればいいのでは?とも思いますが、ここで相模くんへの思いに気づかせる心の動きはやはりうまいですね。
手紙の「前略」にレイカだな。と気づかせるのもなんというか…うまい。
そしてこの変身後の彼女の美しさはお見事としか言いようがないです。
いきなり「ふしだらで浮気者」にはびっくりしました。というか「ふしだら」という言葉自体、今時の子の語彙にはないですよね。
このまっすぐな告白はすごく素敵です。
芯の部分がすごくよくて楽しい作品でした。これからもこの調子でがんばってほしいです。

らぶらぶvナース
思ったより素敵な作品になりましたね。すごくストレートな恋物語でした。
拓馬先生がかばって轢かれるのも…まあパターンどおりというか…
「人間の体ってすげーよな」…まったくです。骨の素材としての丈夫さってとてつもないものがありますよ。まったく、見事に細胞内でカルシウムを利用し、コラーゲンを網の目のように使い、そして骨の繊維が三次元で見事な構造を組んで…どんな設計技師にもあんなことはできません。皮膚だって脂肪組織だって筋肉だって見事な設計としかいいようがないです。
なちちゃんの反応がまた実に可愛い!
責任を取って担当ナース…これまたおいしいですね。
好きな男の裸でドキドキ…はは、逆になちちゃんが拓馬先生をかばって怪我をし、責任を取って拓馬先生が担当医というのを想像して頭が沸騰しています。絶対熱ありますね。
「食わせてほしい」とかもう甘え放題ですね。ははは…
この薬は処方箋ちゃんと出しているでしょうか?法的に完全に?
心配でずっとそばにいる、というけなげさにはもうたまりません。
「あたしが拓馬先生からはなれたくなかっただけで」という素直な言葉…よくここで押し倒さなかったですね。
ここでまりあ先輩に…この誤解、また事故につながらなければいいのですが。
「自分の口でアイツに伝える」ってここは男ですね。
フェンス越しに逃げ場をふさいで…指で口をふさいでの告白もたまらないものがあります。
指輪は不潔になるからずっとつけられないというのも大変ですね。
「オレにはこの星空より夜景より」はもう叫びだしたくなりました。肺の空気が全部抜けます。
「だれがらぶらぶ〜なふたりと食事に行くかっての」と、ばれまくっているのも楽しいです。
なんかもう…頭が煮えますね。
思ったよりすごくいい作品になりました。次回作もこの調子ならいいのですが。

こっちむいて!みい子
年賀状明日には買ってきて今週中に何とか書かないと、多分年明けまで出せない…
みい子ちゃんたちに家を任せるとは無謀な…僕が終夜留守番を許されたのって…結局一度もないまま一人暮らしを始めた気がする…
まあまりちゃんとユッコちゃんがいるなら大丈夫ですか。逆にこちらから菓子折り持参でお願いしたいぐらいですね、ユッコちゃんとの精神年齢差を考えると。
まもるくんが逃げたのは賢明です…
ちゃんと食事は作っておいてくれたんですね。スパゲッティなら明日の朝も火を使わず食べられます。
このチーズスティックは覚えておく価値がありそうです。
みい子ちゃんだけだと家事は不安でした…ユッコちゃんがいてよかったです。
女三人のパジャマパーティになると、僕はもうご遠慮したほうがいいかなという気がします。まもるくんの側に行きたいような。
ケンタくんの話で年賀状に落ちたのは苦笑しました。
中沢くんも結構精神年齢高い子みたいですね。
ケンタくんの年賀状は…あまりにラブラブで死にます。
吉田くんの年賀状も実に精神年齢高いですね。
はは…ごめんこんなところ見て、男子たち…もしできたら何かおごりたいぐらい申し訳ないです。
バレンタインとかの話になって、まあ自分だけ安全圏でいられるとは…ふふ。
竜平くんの年賀状も期待通りでした。
まあもう数年もしたら嫌でも…ふふ。
なんか今回は、僕がいつもいかにまずいことをしているか思い知らされるような気がしましたね。
ちょっと罪悪感はありますが…これが楽しいんですから仕方ないです。

来月号は久々に小原先生の作品!もう悲鳴上げたいほど嬉しいです。
いわおか先生の新連載は、「まひる」より前と同じようなパターンにならないか少し不安ですが…楽しみにしていましょう。
ショコラも定評のある作品ですね。
そしてアイドルタイアップに動物と、実にバラエティ豊かな作品たちです。
来年の「ちゃお」がどうなるか、楽しみに見守っていましょう。

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