ちゃお2008年12月号感想

歯磨き粉に見えるペンは面白いです。
「ちゃおスララ」とタイアップした付録は考えたものですね。単独でも十分楽しめます…トレーシングペーパーが手軽に入手できればもっと。
ノートとシールの組み合わせは何かと扱いやすいですね。

「まひるの流れ星」の連載終了は残念です。また新シリーズが始まると、違うとわかっていても期待したくなります。
ところで、「きらレボ」はまだ何年も磐石でしょうか?めちゃモテ委員長か特攻サヤカのアニメ化は今の状態では無理なのでしょうか。

*すみません、「いじめ」シリーズは読むことに耐えられそうにないので感想は書けないです。
いじめは群れ動物である人間の本質…いくらその悪を強調し、なくそうと訴えても無駄でしょう。殺すべきではなく乗りこなすべきものです。どうやってかは見当もつきませんが…

ぐぐっと極上!めちゃモテ委員長(にしむらともこ)きらりん☆レボリューション(中原杏)ちび☆デビ!(篠塚ひろむ)特攻サヤカ天下無敵(和央明)らぶらぶvナース(三咲あや)まひるの流れ星☆☆(いわおかめめ)わるいこヒーロー(もりちかこ)おにがわら横町三丁目(八神千歳)きみといっしょ!?(森田ゆき)こっちむいて!みい子(おのえりこ)次号予告

ぐぐっと極上!めちゃモテ委員長
絶好調ですね、このシリーズ。
冒頭からいつもどおりの皆さんを見るのは楽しいです。
わざわざ後ろから支えるのは、支えたいのか抱きたいのかわかりませんがね。
記録会を見に来ないか、というのもしびれるほどラブラブですね。
いきなりの王子様…これは美形がやらなきゃ引きますね。
演劇部にいきなり引き込まれるのもいきなりで楽しいです。何が起きるか楽しみにしていましたが。
…この美しいシンデレラがさっきの王子様だとすぐ察してしまった自分が悲しい…
意地悪な姉B…合っているような合っていないような…
「地でやってるだけでしょ」がまったくそうです。
というかこの台詞はどこまで台本どおりでしょう…というかもろアドリブ…地が出すぎです。
というかそれにあわせたシンデレラ役が上手すぎます。
あとシンデレラの元の話では継母や姉は…
やはり人違いでしたか。
そしてやはり男だったか…潮、がんばってね、としか言いようがないですね。

きらりん☆レボリューション
二人の美少年はじっくり楽しませてもらいましょう。
みゆみゆをこういう形で再登場させるとは。
レンのホストぶりは鮮やかでした。
レンとなーさんのまんが対決は苦笑します。なんか主役がずれている…
この調子じゃ、なんというかもし普通に女の子姿でリンさんと勝負でも完敗だったでしょうね。
女の子が女の子をお姫さま抱っこ、というのはそれはきついでしょうね。
宙人はさすがに早い。
「だから誰なんだよ」には蹴飛ばしたくなってきました。それでお姫さま抱っこ…ああもう、とっとと告白しろ二人とも!あ〜楽しい。
それで無理をすることないと気がつくのはうまいです。強引ですが。
ここでレンの敵失は意外でした。まあそうでもしないときらりちゃんに勝ち目がないからでしょうが。

ちび☆デビ!
なんというか「おばさん」らしい人ですね。年齢相応の感じがしっかりしているのは少女漫画にしては高得点です。
で、これは…もう言い訳の余地ないですね。笑うほかないです。
というか一日おばさんがすごく悩むことになるでしょうね。
あっさり許可が出たのはほっとしましたが、これはこれで…放任にもほどがあると思わせますね。
遠慮しすぎる、というのもなんだかわかります。
嫌っているのではなく遠慮している、というのも面白いですね。
「パパへのアドバイス」が苦笑しました。なんというかこれはこれですごい男ですね。
いきなり朝起こされるのは…本来ならラブイベントなのですがこれっぽっちも色気がないですね。
この強引さもほのかちゃんとは相性がよさそうです。正しいですし。
子供に泣かれて前はへこんでいたのに、今度はあくまで粘りますね。
お弁当を渡せないのは…なんというか、ずっとこの繰り返しだったのでしょうか。どちらも遠慮しすぎて…相性が悪いのでしょうか。
これは真くんもあきれるほかないでしょうが、それで今度は自分から諦めないのを見せることで…すごく器大きいですね。
それで今度は自分から言葉を伝えられる、という構造もうまいです。
それを見てまおちゃんが真くんになつくのもうまいです。
家族っぽくということはほのかちゃんと真くんも夫婦らしくなった…ということですよね…
それで何かのイベント?何があるのでしょうね。

特攻サヤカ天下無敵
傘を差しかけるサヤカちゃんの気持ちがすごく複雑で、痛々しいです。
つい逃げてしまうのは…逃げるのに慣れすぎてますね。
アオイはただのバカですからそんなの期待しても無駄です。
「つき合ってるって幸せなことばかりじゃないんだね」はその通りですね…でもつきあっていないよりはまし…どちらのほうがいいのでしょう。
アオイくんの何も考えていない笑顔は気持ちいいです。
またネギ、というか「カップル破壊上等」「恋人撲滅」「別れさせてあげましょう」に笑い転げました。
この二人は相変わらずで楽しいです。
そしてサヤカちゃんのこれも久しぶりで楽しいです。
何ですかこのクリスマスバージョンは…怖すぎます。この世界は一体…
夜のアオイくんの言葉は素直すぎて転げまわりました。
本当にとことんラブラブ…
で、ゆかりさん、善悪の判断はつかないのでしょうか?
空気を読まないというのと邪悪なのは別だと思いますけど。

らぶらぶvナース
いいなずけと聞いただけで倒れるのは派手ですね。
胸が開いていて診察とか何かとエロいです。
大病院のあととりと…病院統合ってすごいスケールの話ですね。
仕事に身が入らないのは問題ですよ。
「女より女心がわかる」というのは苦笑しました。
点滴というのは本当に大変です。一つ一つ苦痛があるのですから、軽いものといっても…
これで同じ辛い思いをしている人は何人いるのでしょうね。もしかしたらまりあさんが好きで同じ思いをしている男もいるかもしれません。
痛み止めの注射でも嫌がるのはどういうことなのでしょう…人為的な苦痛はいやということでしょうか、自然の苦痛は我慢できても。
ぬいぐるみでうまくやって「おまえとずっとこうやって」って罪な男ですね。
「口あけろ」というのはムードも何もないですね。
それでこうして追いかけてくれるのは…期待しちゃうじゃないですか。
でもフェンスの裏から手を当てるの、すごく素敵な構図ですよ!
そして…普通好きでもない女の子は抱きしめないですよね。
まりあさんにまず伝えるのは正解だった気がします。相手の話聞いていませんが。
それで患者の事故をかばって、というのもなんというかパターンですがそれだけすごく盛り上がります。どうしめてくれるか楽しみですね。

まひるの流れ星☆☆どっきん
奈斗とみちるくんの漫才は相変わらず見ていて楽しいです。
先にプレゼント、というので浮かれるのも見ていて楽しいです。可愛い。
こういう商売となるとクリスマスは大変でしょうね。
一年…これはすごくショックでした。
そしてこの事故…というか今、そういう事故がないことのほうが不思議です。対策がよほどうまくいっているのでしょうか?
こういうことに力を使うことは、星使いの掟として許されているのでしょうか?
かぐやさんの活躍は実にカッコいいです。
十二宮同時は華やかです!
おとめ座の花をロープとして使うのは見事でした。
起きたら奈斗と毛布の中というのがまたラブラブです…
それが「私がよろこぶもの」…彼にしてはよく女の子の気持ちを考えたようですね。笑うほかないです。
海外についてもなんとかなったようですね。
結局告白はろくにないですが、とことんラブラブな空気は嫌というほど伝わってきました。
しかしこの作品めちゃくちゃに面白いのですが今回で最終回だとは…残念です。
次の作品はどんな作品になるやら…この「まひる」以上に面白い作品であればいいのですが。
できれば「まひる」の新シリーズだったらもっと嬉しいのですが。

わるいこヒーロー
凶暴化した聖太くんは見ていて丸出しで気持ちいいです。これが本性だからでしょう。
「告白大会」「チュッチュ」というのは聞いていて楽しいです。
くりすちゃんがエリートにかけた言葉はわかる気もしますが…
家族を呼びに行くのは…役に立つんだろうか、と肩をすくめるしかありません。
それに…で悪いことしか浮かばないのも苦笑します。
ヒーローがいない、という言葉に聖太くん自身が一番傷ついているのがすごく伝わってきます。
世界がそんな単純に正義と悪では割り切れない、と知った人は誰もがそんな苦しみを感じているでしょう。世界そのものを否定したくなるほど…。
「伝説のヒーロースマイル」はかなり強烈でした。確かに自分のさわやかスマイルを向けられるのはきついですよね…
エリートも決めてくれました。
平和的な解決案はすごくほのぼのとしました。マーブルの、特にシビルウオー前後の馬鹿どもに教えてやりたいぐらいです。
なんというか相変わらずほのぼのして楽しい作品でした。
次回作も安定して楽しめそうですね。今から楽しみです。

おにがわら横町三丁目
恐ろしい宿命ですね。
なぜわざわざ青鬼の家に…というか赤鬼に話を聞かせるとは、かなでちゃんも策士ですね。
青鬼の感謝の表現もなんだか苦笑します。
「ふたり並ぶと絵になるよ」って、この801の入れ方がうまいです。
このラブラブがこう暗転するとは思いませんでした。
人前でいきなり「キスしていい?」は女の子にとっては憧れの言葉でしょうね。
青鬼がいきなり「うちであずかる」「こいつのことは忘れろ」…五百年も経っているのに成長してませんね。
いきなり外でキスして首に…僕も大人の階段かと思いましたが、そうしたらさらにすごいことになってしまいましたね。
恋すると身まで食いたくなる、というのは人間にもある程度ありますよ。原始的な脳は全部つながっていますからね。
封印するか食われるか、というのも恐ろしいジレンマですね。
なんというか、恋するより前にそのジレンマのことを教えるべきでしたね。
どちらにしてももう会えなくなる…どちらのほうが赤鬼の心の負担が低いか、で判断すれば封印するほうですが。
かなでちゃんを食べてしまったら…赤鬼は自殺しても足りないでしょう。
自分を封印して、というのも痛々しいです。
キスして玉を奪って、というのもすごくうまいです。次回はどんな…胸が痛いですよ。

きみといっしょ!?
父の遺影に話しているというのもいろいろ大変ですね。
やっと二人きり…「何かあったら速攻おまえがアメリカに末永く」は笑ってしまいました。
というか一番いいのは、どちらかを別のどこかに旅行に行かせることだったと思います…恋愛関係がなくても我慢できなくなる可能性もありますから。
「さてふたりっきりですね」からの流れは期待していたのですが…学校ですか。
カレーカレーとせがむのは実に甘え上手です。
一緒に買い物…確かにこれは新婚ですね。輝流くんもノリノリです。
「光とふたりきりーてうかれてた」というのも素直ですね。これだけ素直に愛情表現を出せるのも普段秘めた恋だからでしょうか。
流星群を二人で、というのもロマンチックですね。
寝る前の「もう少しだけいっしょに」…これで狼にならなかった彼は尊敬に値します。
というか彼が迫らなかったことのほうが不思議です。
積極的は引く?いえいえ、男は全部大歓迎ですよ。
輝流の気持ちがわからなくなる、というのも読み返すと苦笑します。
気がつけば二人きりはあっさり終わり、というのも残念ですね。
「おうちの外で祝ってくれる子が」って絶対察してますね、お母さん。
友達の話にしてごまかすのは苦笑しました。「はずかしさで死ねる」というのも可愛いです。
友達の話としたのがバレバレというのもまた楽しいです。
そして流星雨を見に行った、彼の穏やかな対応もまた素敵でした。
「おいで」なんてそうそう言えないですよ…まっすぐとびこむ光ちゃんもすごいですが。
やはりプレゼントのためのバイトでしたか…「ふたりっきりだと自分をおさえる自信が」というのは大笑いでした。男としてはよくわかります。まったくもう…
で、父親を説得するという選択肢はないのでしょうか?それがなかったのがいろいろ残念です。
「今とはちがった意味で」というプロポーズもすごいですね。
流星雨も素敵でした。
結局学校では手をつないでいるというのも…なんというかラブラブです。
もっと続いてほしかった作品なので残念です…まあこれ以上だといろいろまずいですしね。
次回作はどうなるのかも楽しみです。

こっちむいて!みい子
クリスマスは大変ですが…もう数年もしたら、ももちゃんの希望が中心になってしまうのでしょう。
砂糖入りの熱い紅茶で激痛、ってよほどひどいですね。
この爆発反応が何かと楽しいです。
後ろに母親の影というのは笑ってしまいました。
八ヶ月でどれだけ進んだやら。
母が一緒に行ってくれない、というのは心細いですね。
「板井歯科医院」というのは大笑いでしたよ。これは客来ないだろうな…
逃げてしまったのは苦笑しました。母親にも嘘言って…はは。
そして今度は牛乳で、まったく…あ〜あ。
虫歯菌が歯を掘るイメージがえげつないです。
竜平くんも…でしょうね。これが見ていて楽しいです。
彼がついていてくれているのはすごく嬉しいですね。
あほらしいなぞなぞも時間を忘れるにはいいですね。
終わればたいしたことない、というのは注射にしてもなんにしても…なんというか、苦痛というのにはそういう面があります。人間は未来を予測し、過去を記憶し…というのがあるので苦痛を何倍も強めてしまうそうです。また前頭葉と苦痛が変に結びついているので、苦痛が心を支配する効果がまた強いですね。
素直な感謝は嬉しいですね。
とにかくメリークリスマス!チキンとケーキとミネストローネ、というかミネストローネというのは西洋料理をよくわかっていますね。
すごく心温まります。

来月号は小坂先生の新連載にガッツポーズが出ました!

そして葵先生と藤実先生…どちらも連載経験者ですが、少しメンバーが固定化していないでしょうか?一方は全くの新人でもよかったのでは…といっても「ちゃお」は新人育成はすごく力を入れていますので大丈夫でしょう。

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