ちゃお2005年6月号感想

おなじみのメンバーがどんどん本誌連載に復帰し、また変化が乏しくなる、とも思えますが北村、こはら先生など新しい作家も出ているようです。
本格的な中核に新しい世代が入って、自力でヒット作を出してくれるのが理想ですが、それは気長に待ちましょう。

輝け!青葉(今井康絵)きらりん☆レボリューション(中原杏)ぼくのプラチナレディー(八神千歳)FunFunからくり姫(北村有香)ミルモでポン!(篠塚ひろむ)ビューティーポップ(あらいきよこ)ふしぎの星のふたご姫(阿南まゆき)ぷくぷく天然かいらんばん(竜山さゆり)モンスターキャンディ(おおばやしみゆき)てるてる恋予報(こはら裕子)くれない花吹雪(にしむらともこ)こっちむいて!みい子(おのえりこ)次号予告

輝け!青
いろいろな意味で唖然としました。僕が子供の頃のドラマのようなタイトル。そしてそれが皮肉でも何でもない、ストレートすぎる内容。
カラー扉からすごいエネルギーです。いきなりの公演シーンも。
それがいきなりぶち壊しに、この行動には…僕はこういうのはいいとは思わないのですが、全ての秩序をふっとばすバイタリティこそ子供、若さというものですね。
母親ものんきで面白いです。辛いとき、どんな支えになるか楽しみでもあります。
「みんな“上手に”演ることばっか考えてて〜」といっても、それがどんなに難しいか!
一人ならともかく、いや一見一人でもバック演奏やダンス、演出もある…完全に一人の舞台はありえないのですから、誰もがチームの中で演じているのです。もちろん理想は、そのチーム全体、そして客席も含めて心を一つにして心を伝える、いや響かせ合う舞台ですが、それは簡単ではありません。一路さんのサヨナラ公演ではもろにそれを感じました!
ミュージカルといっても宝塚は考えていないようですね。今井先生にはいつかやってほしいものです。
結局マスコットがついてくるのも、子供には分かりやすくていいです。
いきなり登場のかっこいい男二人組…圧倒されますね。見上げるような視線が迫力をうまく出しています。
いきなりケンカ、と思ったら全部演技というのは爆笑。
ちゃんと基礎からやれというのは当然です。いきなり特別クラスに入れたら、それこそ原石をすりつぶすようなものです。
まあとにかく役者はそろって、どうなることやら。

きらりん☆レボリューション
きらりちゃんの心の動きをどう繊細に描くか、楽しみにして…うん、よし。
いきなり暴れるのがきらりちゃんらしくて可愛いです。なーさんのフォローもいいです。
ふぶきちゃんの「ホーッホッホッホッ」、声優はち〜ちゃんと同じ高田さんでしょうか。
そっちが気になっていて、星司くんといっしょなのを全く気づかないのが燃えます。
百も承知で暖かく包み込む星司くんの優しさもいいですね。のんきですが。
何も考えていないように見える星司くん、あとなーさんとカメのお遊びもうまく力が抜けます。
そして…やっぱりいいですね。指輪をはめるのを見た宙人くんの反応も見てみたいです。
ふぶきちゃんと宙人くんはどんなステージか、こちらも…いやそんなのどうでもいい、そっちが気になっているきらりちゃんを見ている星司くんの寂しそうな目!これがもう体内で核融合起きちゃいます。
いきなりお姫さま抱っこも素敵です。
そしてこのキス…ふっ、宝塚ファンの僕はあらゆるごまかしキスを見ています。
それもわからずに動揺しているきらりちゃん、見ていて楽しいです。本当はキスしていないことをばらすのはいつでしょうか、それも楽しみ。

ボクのプラチナレディ
いや〜、意外な展開。というか奨学金制度にしてしまえばいいのに。
プロポーズといっても、愛ちゃんにプロポーズしたのかこの家族に加わりたくてなのか。
家族優先で結婚できない、というのも実際にはあるでしょうね。十五歳だと愛ちゃんのほうが結婚できないのでは?
チラシなどでの家族の励ましは泣けそうになりました。
バレーとバレエの間違いは爆笑!股関節が外れるのも…生まれつきでなければいいのですが。
何ヶ国語も話せることも見ていて楽しいぐらいすごいですね。多分彼は聖書もイリアスもアエネイスもガリア戦記もきれいに原文暗記していることでしょう。
愛ちゃんがマイナスなのは…これをどう挽回するのやら。
クリスくんが助けようとするほど、クリスくんにばかり点が入るのは…考えてみると正しいシステムです。利他的行動にボーナスポイントがなければ、すごく自分勝手な人間になってしまいます。
乗馬というのは…確かにセレブなスポーツの極みです。でも授業でやることないですよ、夏休み(もちろん日本と違って長い)などに、領有している農場か、単に好きなだけなら家が所有している馬を預けている調教師のところで好きなだけやるのが本当の貴族ですから。
馬と愛ちゃんとの…これは笑えました。馬と人との友情って、前田慶次と松風とは随分違う気がします。
そこでさりげなく、クリスくんに真実を教えるのもぐさっときますがよかったです。
で、蓮太郎くんの正体が……!爆笑。これは読めませんでした。

FanFanからくり姫
可愛らしさを期待していましたが、冒頭の和妻のシーンは意外なほど丁寧でした。よく取材しているようですね。
いきなり怪しい宗教の勧誘というのはテンポが速いですね。和妻と西洋奇術の違いなどももっと出してから始めたほうがよかったかも…でもそれじゃ読者が退屈になるかもしれません、これからおいおい出す形でしょうか。
秀くんの登場もいきなりですが、わかりやすいキャラクターです。思いがけない再会も、まあ短期連載になるから詰め込んでいるのでしょうが。
この銅像を消すトリックは、僕は『パタリロ!』で見たことがあるからわかりました。
関西弁と派手なツッコミも見ていて楽しいです。
縄抜けの技術など、さりげなく出してくるのもいいです
人を騙すのが許せない…でも、人間は騙されるものだという現実から目を背けるのも利口ではないです。騙す騙されるがないきれいな世界にいたければ、止めませんから純粋数学に閉じこもっていてください。まあ数学の神もちょくちょく人を騙しますけど。
この状況で様々な和妻を見せるのも華麗でいいですね。
不可能なことをやってみせた…悪魔の証明ですか。こちらも「トリックがあれば不可能を可能に見せることが〜」…論理的には証明にはなっていませんが。
刀を用いた手品が和妻に多いのは当然でしょうね。
秀くんの行動はびっくりしました。すごい勇気でカッコイイです。
結局あいあい傘を断る感じの悪さも、読めないというか面白いキャラですね。
で、いきなり学校で三人そろうとは…思った以上に面白くなりそうです。

ミルモでポン!
………………………………………………………………………………………………………………ちくしょう、どれだけ心配したと思ってるんだ!なんてことを……………………………………
ゴールデン妖精カート、って子供のおもちゃにしか見えないです。
これで結木くんが自分の想いに気づく、というのもわかりやすいですね。
この情熱的な告白、録音か録画して楓ちゃんに見せてやりたいものです。「そういうことは楓様本人に」まったくです。
良ちゃんの爆弾処理は…ちょっと火傷しちゃったようですね。まあ元々彼女は、元気な言動のせいで気づきにくかったですがかなり自己中心的でした。まあ次の恋から少しずつ分かっていけばいいのですが。
もちろん結木の優柔不断も責められる点は多いので、ハリセン一発じゃ手ぬるいぐらいです。
結木の再告白は…残念ながらあっさりしすぎていて、あの告白ほど悶えませんでした。
「言葉では説明のつかないものだ」というムーンの言葉、ですね。何度も失恋くりかえしてるだけはあります。それは、《努力すれば成功する》という公式に恋はあてはまらないということでもあります…
さてこれからどんな事が起きるのか…とことんラブラブ路線でやって欲しいです。バカップル可。
多分波乱があるのでしょうが、あんな思いはしたくないのが正直なところです…お互いこんなに好きなのですから。

ビューティーポップ
序盤の、一見どうでもいいようなモデル同志の会話が結構うまく盛り上げてくれます。
なにをああどよんとしているのやら。しかも男嫌い…なるほど。
千佐美ちゃんは今度は何をするのか、楽しみ…にしていたら結局意味なしのようです。
ナルナルの説得は正論ですね。
皆女装したのは笑えました。
落合先輩が綺里ちゃんの家に、それは気になりますね。
綺里ちゃんの登場はやはりカッコイイです。「一応あたし女だし」が笑えました。
初めてその全力テクニック(前回は綺里ちゃんも本調子じゃないです)を目の当たりにして、そのすごさをわかってしまうのはナルナルもさすがに実力はホンモノです…なんで、って素質と努力です。
意地悪役の女の子がナルナルに絡んで吹っ飛ばされるのはちょっと気持ちいいです。
「怖くないよ男の人なんか 同じ人間だし」という言葉から、なんとなく温もりが伝わります…綺里ちゃんもてっきり男嫌いだと思っていたら、そうじゃないようですね。
この笑顔は気持ちいいです。

ふしぎの星のふたご姫
結局ウロコを忘れたのは間抜けな話ですね。
一気に色々なキャラが出て来て、これから面白くなりそうな気がします。
光を当てると…紅白名物のあれみたいですね。
自分のために魔法を使ってはいけない、というのはいい制限です。
光を下から当ててしまって怖くなっちゃったのは笑えました。
みんなが照らされているのはすごく華やかで、面白いパーティです。
みんなの笑顔が一番嬉しい、というのもいい話です。

ぷくぷく天然かいらんばん
動物には、実の親子の絆は人間ほどにはないはず…でも奴隷制時代、黒人奴隷に家族の情はないから引き離しても構わないと白人側は考えてましたっけ…
そういえば僕のふさも、近所でそっくりな子が何匹もいますから親は近くにいるはずですが、会ったことも話を聞いたこともないです。
片手にのるような…思い出しますね、そんなころもあったなあ…
あ、このお母さんうちのふさに似てます。まあスピッツと在来の雑種はあふれていますが。
「親子で一緒にいるのが幸せ」という言葉が、まさかこんなことになるなんて…
ぷくぷくの甘えっぷりも見ていて可愛いです。
「お母さんと一緒にいたい」をそう勘違いするとは…そんな…それこそ冗談だよね、って叫びたくなります。
そんな馬鹿な、というのが正直なところです。
しかも次回で最終回って、ちゃおの魅力の三分の一はなくなるじゃないですか!それこそ冗談だよね…

モンスターキャンディ
見てられないですね、このふたりのいちゃいちゃは。
「なんでチューはありなのにあちこちなめるのはダメなの?」は確かにふしぎですね。
いきなりのUFO、ちょっとチャイブの言葉が説明っぽいのは措いといて…男が騒いでいるのがなんか間抜けです。いきなりの攻撃も過激ですね。
サントリナなんてハーブ、聞いたことがないのですが…
婚約という言葉で落ち込んでから、一気に浮上するのが見ていて面白いです。「にやけてんじゃないわよ!!」はもっともです。
味の話になってしまう、愛情など存在しないこの人たちの文化が妙ですね…作者の話も。
「珍味なんてぜんぜん期待してないよ」が棒読みなのがまた笑えます。
いきなり美少女に血を吸わせろと言われたら…どうするか…しかしどんなふうに「食った」のでしょう。快感に悶えている男子の姿は…男の僕としては見たくないですが、女の子は嬉しいでしょうか?
黄金率の地球人男性を探して、四人で楽しむという選択肢は…腐ってます。
いきなり殺すといってしまうのがすごい。まあ家畜という感覚なのでしょうが。
毒を飲まそうとしてもなかなかうまくいかないのが面白いです。
この二人組の、怖いけどというのは面白いですが…殺人未遂には違いないです。そこをもっときちんと罰して欲しかった気もします。
で、あくまで殺す作戦でいきますか…どうなるのやら。

てるてる恋予報
うまいアイデアです、あの人に会えるから雨が好きとは。
密着状態で…傘が開いちゃうのは怖い事故です。ジャンプ傘は取りまわしはいいですが、こういうリスクがありますね。
名前を知ることができた、というのはうれしいボーナスです。
ずっと晴が続いて、自分も自転車通学に…初めからそうしていればよかったのですが。
そうしたら、今度は彼に好きな人がいることがわかってしまう、だから彼は晴のほうが好き、となってしまう、ここはすごくうまいです。恋心の利己的な面をはっきり示してくれますから。
同じような恋、だから応援する…彼女もすごく優しいですね。
でも、「こんな形でも賢人くんと一緒にいるのがうれしい」というのは微妙ですごく素敵な心理です。
がんばれと笑って言えないほど思いが強くなってしまっている、それをもてあますようにてるてる坊主にぶつける…すごくうまい表現です。
彼の優しさからまた思いを再確認し、利他的な思いも出てくる…そこでこうしてばれてしまうのはショッキングな展開でした。
どうすればいいのかわからない…そして、この逆さてるてるの雨から自分の思いが変わっていたことに気づく賢人くん…これもうまい。
すごく丁寧に恋心の成長を描いた、とてもいい作品でした。

くれない花吹雪
をいをい、としかいいようがない展開です。
彼女になりたいとはかけらも思っていない、というのは…男のほうが立場ないのでは?
そういいながら胸がチクチクするのがまた面白いです。そのチクチクが強まっていくのも。
宇宙をバックにというのもいいですね。つい抱き合ってしまってお互いドキッとするのも燃えます。「だけど今は―…」も悶えさせられます。
あ、本当にフェアにやりたいのなら、真清くんが自分で同じ所に傷を負えばいいのです。弱点を攻めなくても怪我人とやってる時点で厳密にはフェアじゃないですし、向こうもそりゃわかってるでしょうから卑怯者とおもっているでしょう…その心理で真清くんが苦戦しているのでしょうね。
ルリルリも忍者だったというのはさすがに読めませんでした。ううむ…はあ。

こっちむいて!みい子
これも今の時代、必要なことです。小学生が同級生を殺害した事件もありますし。
小学生がネットを使うことがどんな影響を持つか、この父親もちょっと危機感が薄いかも。
まだかな、と待つのが、常時接続でない時代電話代と接続量を天上知らずに上げてしまうんですよね…
メールの楽しさはよく伝わりますし、それが不安に変わることもよくわかります。チャットにするか電話をすればいいのですが、そう頭が働くわけじゃないのは仕方ない、と。
こうしつこくやる気持ちも、それがうざったいというのもよくわかる…そしてこのトラブルも、ある意味必然ですね。
ファックスというのはちょっと笑えました。
それでやりとりしていたら、それにちょっとしたつけくわえがあってそれから気持ちが解れていく、これは実にうまい。
ファックスは手紙に近いので、こういうこともできるんですね。もちろんメールでもできますが、添付ファイルつきhtmlメールは危険なので見ないで削除されても文句は言えません。
電話で最終的に気持ちが解れるのもほっとしました。
少しでもこの作品から、ネットの危険に読者の子供たちが気づいて、うまく使ってくれますよう…

「ぷくぷく天然かいらんばん」の連載終了予告は驚きました!
そういえばりぼんも「めだかの学校」が終わりましたし、どんな連載も…こち亀とわんころは除いて…終わりというものはあるのでしょうか。
ララナギの新シリーズはある意味お待ちかねの展開です。色気があるのはララちゃんだけですし、強敵になりそうですね。どれだけ揺れるか楽しみに…というのはオヤジの発想です。

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