ちゃお2001年6月号感想

それにしても、「ライバルはキュートBoy」シリーズは本当に今回で終わりなのでしょうか。なんだか残念です。

「ウエディングしよ@」これって・・・男の理性の限界に迫っていますね。同時に、男の妄想を一つ一つ・・・礼くんの立場で読んだら大変でした。
寝ていたらいきなり隣に女の子(それも、ゲーム評論などの口調で言えば可愛い妹属性の幼なじみ)が、これもまあ男の夢ですよね。しかもおヨメさんって・・・一人暮らしって。どう見ても据膳ですが・・・いってきますのチューには、体がうらやましさにとろけそうでした。
弓道の形はとてもよくできています。視点の関係か腕と体がきれいな十文字じゃないし、手の内が平たくて弓返りが起きにくいかな、とも思いますが、問題なし。経験者か、少なくともちゃんと写真で研究したようですね。
この、飛んできた矢・・・即退部ですよ。弓を持つ資格なし。常人の精度なら、死亡事故になる危険が高いのですから・・・このフェンスの隙間に狙っていれたとしたら、もう神業ですけど。少なくとも僕には絶対無理。叱り飛ばすだけですんでいいのか、です。本来なら、部の存続にも関わる大問題ですよ。それに、矢が台無しです。高いのに。
妹みたいな・・・ここから始まった誤解も見ていて楽しいです。
で、妹じゃないとこ見せようと・・・このエプロン姿にまず即死。まあ、裸エプロンでなかったのは・・・ちゃおだから当然でしょうが。でも、このメイド服の誘惑は十分すぎます・・・さらに、お背中流しますは・・・言葉にならないです。よく理性が保てたな、としか言いようがありません。
多分、彼は風呂から出る前に冷水浴びて二百回はスクワットをしたでしょう。
襲われるとは微塵も考えていない、この無防備さがまた凶器ですよ。
手料理も・・・この展開、いいですね。でも、本当に本の通りに作ったなら成功するはずですが・・・手際が悪くて火を止め損ねたのでしょうか。初心者が複数の料理を同時に作るとそうなりがちですから。
帰れ、というのの裏に本当は、「おれの理性もそろそろ限界なんだ」があると、全くわかっていませんね!「一人暮らしなのわかってる?」とまで言っておいて、「うん?」と無防備に・・・わかっていないです。全然わかっていないです。この、押さえようとするのは少しは脅かして、自分がどんなに危険な事をしているか・・・飢えた野獣のおりの中にいるとわからせようとしてでしょう。なら本当にいただいちゃうぞと思って、でも反応の幼さに断念したのもあるのかも。
で、キスしようとしたら・・・拒否はしていませんが、受け入れるにはまだ未熟・・・微妙ですね。
こうして寝ているのは、もうふて寝の域かも。どの道これに手は出せませんし、大事だからこそというのがあるでしょう。この「キスして」にはどきどきしました!けじめをつけたかった、ただ欲望に流されてはいやだったのはわかりますけど・・・男としては、言葉にならないほど辛いでしょうね。
カナちゃんの、思い込みで落ち込むの・・・そして、目だけの感情表現がとてもうまいです。
それにしても、こうして隣で眠るのを待つのもかなり大変だったでしょう。もう、ここでは愛情が欲望を押し流していたのでしょうか。
そして、この先輩方・・・一体何様でしょうか。何の権威があってこんな事を?怒りはわかりますが・・・怒りに腹がむかむかします。
指輪を捜すのもお約束ですが、いいです!ここからの展開は・・・お約束といえばお約束ですが、それだけに最高でした!
わけわからないでしょうね、でも・・・あ、彼はもう18歳以上で、双方の両親の承諾も得て?そういえば、二歳年上とありましたからね。
このプロポーズにはぼーっとなります。
大人になってから、ゆっくりと待つ楽しみはあるでしょうが・・・これからも苦労は続きそうですね。まあ、幸せな苦悩ですからいいのでしょう。お幸せに。
幸せのため息が長々と出ています。

「ユメみがちウエディング」この新婚ほやほやイメージの扉、かなりいいです。柔らかな幸せがあふれ出ているようで。
初めの見開き、完璧に新婚かなと思わせておいて、ハネムーンに行かなかったのかと振っておいて・・・ページをめくると「だったらいーのに。」がうまいです。
今夜はふたりきり、って・・・彼は全く意識していなかったのでしょうか?彼女がいたら、僕なら親戚でも誤解を避けるため遠慮するか、友人と彼女も含めて何人か招きます。
多分、とことん彼女を女と意識していないのでしょう。
このやけどのシーンは実にいいです。
前は弟感覚もなんか・・・彩香ちゃんの性格などが浮き彫りになるエピソードで、話が深まります。
で、この彼の携帯に答えるって・・・彩香ちゃんも驚いたでしょうが、小野さんもそれ以上に驚いたでしょうね。後の埋め合わせは・・・見事に済ませましたけど。
風呂の中が本当にうまい!シャンプーや蛇口、この表現がなんか引き込まれます。とても自然に、体を通じて彼女の気持ちを伝えてきます。
この言い訳電話・・・辛いです。後ろ姿だからこそ、そのショックが伝わってきますよ。
へらへらして、「何とかなったか」とほっとして、幸せ気分の彼・・・鈍感ですね。
で、笑うしかないのもわかります。
それが突然闇の中に落ち込む、これもうまい!
それにしても、同室で布団を並べて寝るのは・・・この年代ではちょっと、という気がしています。
静かな寝室での、時計の音と感情のふくらみ・・・これも重いです。
この大爆発、そして・・・やっと言えた、そして遅すぎた言葉・・・苦しみがそのまま伝わります。
そして、彼の言葉もすごくいいですね。これ以上何も言いようがないです・・・。それを受け入れ、そして告白したことで・・・とことん泣いた事で、少し救われた彼女の表情も素晴らしい!
もうぱっと元気でて、前向きに向き直る彼女がとてもカッコよく思えます。すごくかっこいい作品です!

「約束のハッピーウエディング」このたわいもない、どう見ても仲良しカップルの会話・・・なんか微妙な関係ですね。どんなきっかけで買い物を約束したのでしょう。
つきあっているわけではなさそうですが。
突然ウエディングドレス姿の花嫁が、という始まり方もインパクトがあって好きです。彼の前に現れても面白かったかもしれませんが。
酔っ払いの花嫁、というのも意外で面白いです。年号のずれからタイムスリップか、これを証明するやり方もうまいですね。
結婚で意地を張るというのもみっともないですが、現実に結構あるのかも。
あ、それにしても・・・携帯電話というものはないのでしょうか。それを考えて愕然としましたが、待ち合わせ系の話は携帯電話が普及して無意味になってしまいましたね。
この必死の告白、これは力が抜けるの・・・わかります。
そして変わった未来、でももう結婚相手が決まるとはちょっと怖いかも。でも、子供の頃の恋がそのまま幸せな結婚に、これが一番の夢ですよね!夢でしかないのが普通ですが。

「結婚しませんか?」無理矢理納得させられたような・・・でも、現実に彼のいない女の子にとってはうらやましいかも。
恋人はできる人とできない人、はっきり分かれるようですね。
このめちゃくちゃな話に引っかかって、出てきたのがこんな素敵な男だったら・・・らっき、と結婚してしまえばいいのに。
ここからの彼の異常な行動には、いつもですがホラーじみているけど軽い雰囲気があります。ただ、美穂ちゃんの立場で見ているとひたすら面白いですね。絹華ちゃん本人にとっては災難でしょうが。
この結婚してといわれたらしなければならない、という勘違いには笑えますが、ちょっと怖いですね。ストーカーができていく心理そのものを見ているようです。
いいムードになっていくところで、変な妖怪の登場には開いた口がふさがりません。でもこの行動はなんか笑えました。
この逃げ道も危険といいますか・・・塀に当たるって、普通死にますよ。それにしても借金取りって、家も金もとかいい事を言っていますが借金まみれで破産状態?ちょっとやばいかも。
結婚が楽しそうだからいい、この単純な原点は面白い発見です。今までは結婚を、社会的な義務という文脈でしか見ていませんでしたが・・・考えてみるとそうですね。
とりあえず彼氏ゲット、おめでとう。単純でよかった。災難なのは・・・まあ、忘れましょう。

「ブリリアントな魔法」髪のウエーブがとても魅力的です。
こんなに可愛いからモデルに誘われる、と思ったら、この導入が面白いです!でもまさか高校生とは。
単純な彼女に、「将来の彼氏はこの点楽だな」という感想がふるっています。多少むくれても、ちょっと花をプレゼントするとかすればすぐ笑顔に、確かに楽は楽かも。
そして王子様の登場、この輝くような会話が素敵です。画面全体から、青春のエネルギーを感じます。
そして、このいきなり迫って・・・これにはどきどきしました。しかも押し倒すなんて・・・でも、本当にそんな人ならあんな有名人、悪い噂がもう広がっているはず。
このファッションショーは楽しいですね。美月が選んだ豹柄には言葉が出ません。
しかし、眼鏡を取ったら彼と見抜けないとは・・・。で、強引に担いで、ここでお尻触っていませんか?もう完全に強制猥褻罪。
で、いつどうやってお姫さま抱っこにシフトしたのでしょう。それも降ろさないで・・・器用といいますか怪力といいますか。
この強引な誘いの言葉、ドキドキします。「このワンピースの似合う女に変えてみせる」それこそ彼女の憧れですから・・・この魔法にかかるのはわかります。
その手の優しさも伝わってきます。なんだかすごく官能的。
そして、変身の意外さにびっくりしました!
一体なんの意図で彼女を変身させたのか、ここからの展開が楽しみです!

「バクレツ歌姫21」わくわくした気持ちが出ています。元気でいいですね!
いきなり課題曲を歌わせ、欠点を一つ一つ指摘するのがうまいです。欠点しか言っていませんが、逆に言うとそれさえ克服すればいいほど長所が優れている、ということですよね。だから採ったのでしょうが。
合宿の間、身の回りは自分でやるというのがいいですね。自己管理と独立心をちゃんと育てるためでしょう。偶然なかよしで、「モーニング娘。」の最終選考が同様な合宿だったと聞いていたためか、素直に納得できます。
このやるべきこと、一見わけが分かりませんが考えてみると納得できます。体の硬さ、本当の動きを知らないならバレエは確かに有効・・・問題は、バレエは短期間では身につかない事ですが、元々姿勢がいいならある程度有利でしょう。
英会話のレッスンも、英語の発音さえちゃんとすればなのでしょうし、スケボーはかなり高度な運動神経・・・特にバランス感覚を必要とするからでしょうか。
そしてめぐちゃんは徹底した基礎体力とは。でも中学生女子に、いきなりこのメニューはかなりきついような。正直、僕にもこれを全部一日では辛いです。できなくはないですが。ただ、本来超回復期も必要ですから一日に一つの筋肉、とローテーションを組んでいるのでしょうね。そんな描写はないですが・・・
このなげやりなコーチが笑えました。
百合ちゃんの、スケボーでとりあえずバランス感覚をつけてからエアロビクス、というのはうまいですね。
疎外感を感じるのはわかりますが、元々スタート地点が違うのですから・・・ある程度は仕方ないでしょう。でもその気持ちは分かります!
感情の爆発も、よく伝わってきます。
そして・・・この裕也の登場は、プロデューサーが頼んででしょうね。
それにしても、一回ダンスを見ただけで覚えて、さらに参加できてしまうなんて・・・すごい音感!逆に言うと、もう体力以外何も必要ないくらいすごいものをもっているから・・・。
第一段階突破は素直に嬉しいです。これからが期待できます!

「Dr.リンにきいてみて!」力をはね返される・・・相手の強大さが感じられて、怖いです。
この万里くんの動きは・・・軽率ですね。攻撃を受けていると感じたら、何があっても各個撃破だけは避けなければならないのに。
受けからの関節技はかなりすごい!でも、これも牽制だったとは。力がもう使えなくなる・・・それ以前に、この後どうするのでしょう。任務を成功させてから、殺すのでしょうか。それとも記憶を抜いて解放するのでしょうか?
飛鳥くんの、やることをやってから試合を投げる、というのが見事!
この後ろから見ている影は?女性?
この、反論の余地のない尋問は迫力あります。
リリスがどうしてここに出てくるかも疑問です。リリスは西洋の悪魔の一人、サタンの妻といわれていますが、まさかあの女性が復活したリリス?
それにしても、飛鳥には特別な神秘的な力はないですが、なぜ彼も「生まれ星に月を持つ者」なのでしょうか。
明鈴も同時に閉じ込めたのも、目的と違う?でも一番恐ろしい存在を排除できたのですから、これでいいと思いますが。
ただ、計画通り飛鳥も閉じ込めて、そうなったらどうするつもりだったのでしょう。どうやって竜の力を持つ明鈴を・・・。

「ちぇんじ!」この明るくてシンプルな構図は面白いですね。変にこっていない分、わかりやすいです。
このなんか明るいあらすじは笑えます。
男の子の体でこの反応、なんかやおい趣味があったら鼻血が出そうですね。
いっそのこと、全部北斗くんにいってしまえばいいのに。
自分さえよければどうでもいい・・・そうじゃなきゃ、こんなことはしないですよ。
この下から見上げた加藤の迫力はすごいです。それにしても、身長約2mとは!でも男なら半殺しに、ということは女には手を出さない正統派?それとも・・・自粛。
このケンカはかなり迫力あります。北斗くん、かなりケンカ慣れしているのでは?
どきどきしてしまう過程がまた、見ていて笑えます。もしかしたらこの話、結構女の子にとっては憧れかも。男の子についての興味を、とてもストレートな形でかなえているのですから。実際に男の子の生活を体験するという形で・・・
ちょっとだまらせようと、自分の双子を半殺しにさせる?しかも、何をしたかわかっていて、それを「おどし」と明言する・・・そのままだとしたら、余りの邪悪さに言葉もありません。でも、単純にそうではない、何か別の意図がある?僕には、これは・・・北斗くんと安里ちゃんをくっつけるため、としか思えません。ちょっと不可解なのですが。
しかも、全てを打ち明けてしまって・・・そして千里の行う最後の儀式とは、色々興味が尽きません。

「ぷくぷく天然かいらんばん」今度は宇宙ですか。色々冒険しますね。
宇宙にいった猫は、初めてではないと思いますよ。ただし、動物実験として帰ることなく・・・データを取ってから、酸素が尽きたら窒息の残酷な旅行。少なくとも、犬でやったという事は聞いています。
高所恐怖症、と自分で思いきり言ってしまうルドルフさんには笑えます。
この訓練は笑えます。でも、本当に真似する子がいそうで怖い・・・といいますか、読んでいるだけで気持ち悪くなってきました。
この落ちは残酷。

「すくらんぶる-b2!」思ったような事にはならなくて、よかったです。ただ、僕なら先月危惧したように、ただ空ちゃんをAクラスに入れてそのまま放っておきます。それで、平等の流れは確実に崩れますから。
みんなも、Aクラスに入ったとたん空ちゃんが変わってしまうのではないか、と心配していたようですしね。
男の子としての好きをまだ知らない・・・これがちょっと笑えます。で、帆志くんが出てくるのはまあ当然ですね。
それにしても、この荒らし方はひどい・・・元どおりにするのは大変でしょうね。
Bクラスの制服が防犯カメラに映っている、ってそれこそ怪しいでしょうに。この時点で、理事長代理もぐる(または馬鹿)だとわかるべきでした。
新入りに、一人で守らせるのが一番・・・こういう段階では、完全に信頼の置けるメンバーだけを使うべきでした。まあ、すぐ人を信じてしまうのも空ちゃんの魅力ですが・・・そこを、みんなでサポートしなければならないのに。
ドキドキ、でも幸せが少しわかってきたようですね。
この蹴りの傷が後で証拠になる・・・でも、こんな強烈な蹴り、もしもろに入っていたら、そして倒れて頭を床や壁にぶつけていたら命が危なかったかも。
しかも、彼の証言を採用するとは・・・。あ、でも彼は特定の生徒を犯人といっているのですから、面通しさせて特定し、彼のアリバイを・・・元々、アリバイのない生徒を探して彼の名前と顔を覚えているでしょうね。そして、そのカバンに例のカギを入れておけば完璧。
この罠をどう食い破るのか・・・多分、港あたりが何かしていると思いますが。でもこの罠はこりすぎていて、食い破られれば逆に仕掛けた方が追いつめられます。空ちゃんを移してそのままにする方が時間がかかりますが、はるかに安全でした。

「あいら武遊伝!」この思い出は、誰もが最も望んでいる思い出でしょうね。あれ?でも、彼の髪は黒ですが一葦くんの髪は・・・。
約束とファーストキス、これがどんなに素敵なものか、思っただけで体が震えます。こんな素敵な思い出があるから、こんなに素敵になったのかも。
変わる、ってそんな大変な事を簡単な事のように!そして、「あの日の二人にもどりたい」これ、わかりますけど間違っている気がします。あの頃の、子供の頃の二人と今の二人は・・・どうしても微妙に違うのですから。新しくやり直す、それ以外ないですよ!
そう、それは別れが十年前でも昨日・・・ベッドの中で、抱き合ったまま眠って目覚めるまででも変わらないですよね。昨日の自分と相手とは微妙に違う、毎朝惚れ直して、それができれば最高ですが。
この笑顔はかなりいいです。
一生懸命に尽くすのを見ていて、なんか・・・うらやましさに凍ります。
スカートめくりなんて、本当に幼いですね。そして、「よく見て(はあと)昨日とは」と、ずれた受け答えをしてしまうのも可愛い!でも、怒って蹴りを入れる彼女の方が魅力的です。
気まぐれ・・・普通、そうとしか思えないですよね。でも、想いが十年間も持続してしまう事はありますよ。ただし、ある程度以上時間が経つと幻なのか本当の想いなのか、わからなくなりますが・・・なにしろ当の相手が今どんな人間なのか、知らずに恋をしているのですから!
色々な角度からの決意は面白いです。
席まで隣になる、これは細工ではない、なら運命ですね。
エミナさんは一体何を知っているのでしょうか。
何のゲームをしていたのでしょうか。最後にUFOキャッチャー系のようですが・・・ぬいぐるみの名前は「いち二世」「いち2」でしょう。
この受け止めって、人間の反射速度でできるかどうか少し疑問です。すごい。
そして、ついに明かされた真実が・・・少し呆然としています。そしてあの男の子が本物、では一体どこで記憶が混乱したのでしょう。そして・・・息ができないですよ。

「しあわせネイルマジック」ネイルアート!僕はもちろん偏見に凝り固まってみていましたが、意外と面白いです。
不器用な二人の成長がとても面白かった!
でも、溶剤の混じったマニキュアを大事な爪にたくさんつけて、健康は大丈夫でしょうか?それに、爪をこんなに伸ばしてしまったらピアノも弾けないですし、家庭科も支障が出ますし・・・それに、ちょっとこけた・・・いや、変なぶつけかたをしただけで爪をはがして地獄を見るのでは。考えただけでぞっとします。ま、当人の好き好きですが。
昔から何をしても真似をするし、常に上をいかれる・・・これってどうしようもないコンプレックスにならないか、心配です。
それにしても、ネイルから手を引いてって・・・本当になんで、特に彼女の心情が分かって読み返していると・・・こんな事を言ってしまえるのか、悲しいです。本当にそんな事になったら、両方苦しむのに。
このラッキーネイルは・・・あまりの単純さに笑えました。誰か止めなきゃ!両親は何をしているのでしょう。
めいっぱい塗られた足の指には引きました。
子供たちの変な要求やわがままな行動に、切れるのもわかります。十年間も幼稚園から離れていたのですし、幼児の頃の記憶は普通ないですから。
でも、自分だって十年前は似たようなものだって思い出さなきゃ!自分の事しか頭にない、という非難、その通りですね。逆に言うと、子供は子供を相手にできない?
輝いているのを見るとうらやましくて、って・・・でもその嫉妬は、今まで何度も彼女を絶望に落とし、そして自分の目標まで見失う結果になってしまった、って・・・わかっているのに、止められないのが悲しいですね。でも、わかっていないよりましですか。
もしこの勝負がそのままいって、きらりちゃんからネイルアートを奪ってしまったら・・・そう考えると胸が痛いです。
ここからの展開は実にうまい。これから、お互い・・・変わらないようで、一歩大きく成長したようですね。すごく描かれた心理が面白いです!

「こっちむいて!みい子」愛の深さに、言葉もありません。僕は結婚して子供を得る幸せは諦めていますが、やはりほしくなってきますよ。

「無敵のWING!」こうなりましたか。この展開、かなりの数の、特に年長の読者が・・・ある心の傷をえぐられたと思います。言うまでもないでしょうから言いませんが。
知っていてみると、おやじさんの演技は見事。
全てを見切って、見事に解決した手塚くんは実にかっこいいです。
この対決は見ていて笑えます!面白がってしまうのもわかります。
厳しい目で見つめて、手で優しく許して・・・この夕希の態度は素敵ですね。
で、「身も心も」って、読者のどれくらいが意味をわかっているのでしょうか。一生のばしてろって、本当にそれでいいの?まあこれ以上のツッコミは自粛。
ここから、感動的なキスと思ったら・・・もまた笑えました。

「PiPiPiアドベンチャー」岡焼きの空しさに、ため息です。
それにしてもみんなの邪魔、怖い・・・。ただ、あてられっぱなしでもありますが。

「天使なやつら」ここまで期待通りにやられれば、素直に感動するしかなさそうです。
踊る決意ができたさららちゃんはとても素敵ですが・・・パートナーを受け入れられるか、これがありましたか!体は嘘がつけないですからね・・・
ないです、とぶるのは笑えました。
父がそこまですごい人だったのには驚きました。この秘密はもっと引っ張るかと思いましたけど。興奮する美加さんが可愛いような・・・でも、考えてみますとよくそんなことが、スクープ屋に嗅ぎつけられなかったものです。「黄河が選んだ天使は藤野二世!受け継がれる天才の伝説」なんて大見出しが週刊誌に踊りそうなのに。
黄河くんなら、を連呼してしまう、それで集中力も落ちてしまって、これは辛いですね。集中しよう、なんてしようとするほどできないのは当然です。
それにしても、基本もろくに身につけていない彼がほんのわずかな時間でソロはできる、これはちょっと信じられませんが・・・。
黄河くんなら、この一言は・・・言ってはならない言葉ですが、言わなければタイムリミットでした。
はっきり言葉にしない限り、傷つけて・・・その返り血で自分も傷つかない限り、どうしようもなかったかも。
どうしても比べてしまう、それは仕方ないですが、黄河くんとしか踊れないと半ば無意識に思い込んでいるのが間違いだと思います。
王子様は一人だけじゃない、黄河くんの王子様も洋平の王子様も、それぞれ本物なんだ、と・・・言葉じゃなくて、体が納得しないと。
舞台の王子様に、もともと本物はいないのですし・・・本物の王子様だって、日本の皇太子殿下やイギリスのチャールズ皇太子殿下、それにベルギーやスゥエーデン、モナコ・・・一人一人違う王子様がいっぱいいますよ。
そして、お母さんの思い出も深いです。真相にも、そして「一分一秒違えばその人とは出会えないかも」という言葉も・・・すごいです。
そういえば、それこそあの時・・・ほんの一分一秒、チャンネルを10に合わせるのが違ったら、「きんぎょ注意報!」のアニメのオープニングを見ていなかったら、今僕はこうして少女マンガの感想など書いていないのですから。
思い出を埋めて、最後の涙、これは本当に胸が熱くなります!
洋平の、おびえたような悲しい目が痛いです。どれだけ、もう勝つ事のできない死者に対する嫉妬に苦しんだか。でも、多分彼は・・・それを練習で乗り越えたんだな、と思います。
さららちゃんの、大胆な笑顔の魅力にはどきどきします!すごいです。
洋平の、バレエと出会わなかったらと・・・同じ事を考えていたようですね。
そして、カッコよさという単純な見方をするのも、今はいいと思います。ここから、これからいくつもの壁に当たっても乗り越えていける、と確信させる強さを感じます。
さららちゃんの、何もわかっていないでほめまくって、「友達で」には笑えました!
思い出にするのではなく、でもそこにとどまってうずくまり、逃げるのでもなく・・・強くなったな、と踊りからも感じます。
次回が本当に楽しみ!最終回なのは、少し残念ですが。

「ライバルはキュートBoy」本当にこれで終わりか、と思うと寂しいです。
この謝罪は、多分空也くんにはわけがわからないでしょうね。しかしこの料理、確かにおいしそうですが・・・カロリー計算するだけで頭が痛いです。
でも、今まで彼女がしてきた事は・・・この程度では償いにはならないですね。かといって、これからどうしろとかじゃなくて、もう今の反省を心に留めてありのままの空也を受け入れていれば、それで十分だと思います。
そして、これ・・・自業自得とは言え、野花ちゃんにとってはどうにも辛い、それがはっきりわかります。
でも、自分を責めて傷つけるだけではどうにもならないのに。どうしてこうなるのか、性格でしょうけど・・・見ていて辛いです。そして、結構共感できる少女読者は多いと思います。
美羽ちゃんの悔しさはわかりますが、彼女も・・・恋が一体どんなものか、わかっていないようですね。これで少しはわかったでしょうか?
与えると押しつけるって、どこで食い違うのか・・・とても難しいですけどね。
あんたなんかに負けたわけじゃないって、それは当然ですよ。勝敗じゃないです。人が誰でもより優れた異性を好きになるとしたら、本当に単純ですが・・・そうならないのが不思議なところです。一度サヴァンの「僕の美しい人だから」でも読んでみましょう。
津河くんの気持ちを考えていなかった、確かに・・・あ、ふさわしいとか、変な言葉の呪縛にとらわれてしまって、無条件の愛情があるって知らなかったのは野花ちゃんも同じですね。
黙っている津河くんを追いかけるの・・・見ていて、すごく痛いです。
この、相手の事を考えているつもりなのに、どうしても勝手になってしまう、これは苦しいですね!この気持ちはよく分かります。
そして、彼の怒りは・・・やっと、全てを受け入れる事ができたようですね。もう、多分大丈夫だと思います。津河くんが支えていれば。
僕としてはこのコンプレックスについては、もっと時間をかけて深く描いてほしかったですが、これでいいと思います。一度、全部読み返してみましょう。

次からは・・・ちょっとレギュラーが固定気味ですが、特に「きらきら☆迷宮」は楽しみです。
それにしても、「ライバルはキュートBoy」が終わってしまって、もう継続的な看板は「こっちむいて!みい子」「ぷくぷく天然かいらんばん」を除いたら「Dr.リンにきいてみて!」だけになってしまいましたね。あとは短期連載ばかり、これで大丈夫でしょうか。まあ、作家の幅がある程度あるからいいのですが。

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