ちゃお2000年12月号感想

今月のちゃおはすごく期待が膨らみました。これからどうなるのか。

「きらきら☆迷宮」いきなり、もろでびっくりしました。読者にわかるのでしょうか、この象徴体系。それどころか、「ユダヤの人々」自体普通小学生は知らないでしょう。
ここがミッション系だと、今更気づきました。で・・・生誕劇、どんなシナリオなのでしょう。ちょっと気になるのは、ヘロデは誰がやるのか、みてみた・・・あ!作中劇でやるのでしょうか!楽しみです。
つい、帝先輩の名前を口にしてしまうみんな・・・それほど大きな存在だったのでしょう。
で、ありすの気持ちを知りぬいていてべたつくきら、なんかくらくらするような意地悪ですねぇ。
生産したら困る!!、には大笑いでした!
米坂先生って、前からこんなだったのでしょうか。あ、もっと危ないことって・・・怖気がふるいました。
きらの、秘めた闘志の激しさと・・・そして、あくまで秘密を守り通そうとする先輩がた、ちょっとぞくっとします。
射られて、落ち着いて・・・自己診断、正しい対処を探ったきら・・・すごい!僕も前に自転車でがけから落ちたとき、とっさに自分を診断しましたけど、よくもまあとっさに・・・外傷性気胸とショック症状を判別、呼吸を整えて笑うなんて。それでいいです。ショック症状は精神的なものが大きいので。
改めてわかるのは、ボウガンは罠としては不適格だということです。貫通力があるから急所を狙撃するには有効ですが、確実に急所を貫かなければ致命傷にならない・・・。でもインパクトがあるから多用されるのでしょうね。
そして、とっさに米坂先生に頼る・・・やはり、あの人はきらの正体を知っているようですが。

「1/2ハネムーン」二度と見たくないやつが出てきた・・・さあどうなるのでしょう。今回、びたんびたん逃げる明姫には大笑いでした。
この夢にはなんか笑えました。
あ、・・・誕生日が出発の日なら、入籍してから行けばいいのに。
そして教会での、二人だけの結婚式・・・最高に幸せ!これからの、辛いの見たくないです。このまま閉じてしまいたい・・・。
じゃあまるばつ温泉、これも笑えました。読者の何人が答えを知っているのでしょう。
一番のプレゼントって、皆意味わかったようですね。
で・・・見るしかなさそうですね。一体どうなるのか。

「すくらんぶる-b!」はっははははははははは。こういう写真ですか、期待は別にしていませんでしたが。
それにしても、こいつ女子全員の名前覚えてんのか!
このガラスを叩き割って突入、すごく危険です。現実には大怪我します。まあ、僕もぶち切れてガラスを張り手で突き破ったとき、何の具合か毛が一つしなかったことがありましたが、あれは偶然でしょう。
ちゃっかり保志に空ちゃんを任せる二人、めざといですねぇ。
この寝相の悪さもかわいいです。それをこうして抱きかかえて、ちょっと許せないです!
女装したお二人、すごくきれい!爆笑でした。
そしてだんだん、空ちゃんの力でBクラスが変わっていって・・・いい空気です。
このフィルムの隠し場所、これは考えたものです!出し入れも比較的簡単ですし。学校内でほかに、絶対安全な隠し場所は・・・色々考えられますね。
そして花沢さん・・・彼女の弱さには、悲しいほど腹が立ちます。どっちが悪なのか、まだわからないのでしょうか?
恩をあだで返すのは、人間のすることではないですよ。勇気を持って欲しいのに・・・。
それを、人間の心理を逆手にとって、一切表に出ずに・・・腹が立ちます。ああいうやつには黒い天使の(ってそのネタはやめれ)。
番外編も最高でした。

「Dr.リンにきいてみて!」冒頭の兄妹喧嘩、大笑いでした。(欲情)するわよしつれーなって、されたいのでしょうか、本気で。されたらどうなるのか、じっくり見てみたいものです(変態)。
どうしようもなく頭痛が・・・何かの呪いと普通気づきそうなものですが。無意識のいたずら、という可能性もありますがね。
万理を見つめる常磐の目、ちょっとぞく。
言葉だけじゃ不安、苦しい・・・この切なさが強く伝わってきます。
あ、常盤君の・・・このたらしな態度、これは今はリラックスできます。
でもそれを目撃されるとは。
あ・・・万理がいじめられるのも、全てシンシアという人形のせい?それとも、シンシアが万理の使い魔?
そして、操作しているのは万理・・・女じゃなくて男?いや、万理が男ということは?まさか。そして対決は一体、どうなるのでしょう。常盤も、飛鳥にあの子は邪悪だと言えばいいのに。

「こっちむいて!みい子」すごくリアルで、暖かい・・・子供の心がそのまんま伝わってきます。

「サンタ村のキセキ」すごくいい!すごい幸福感です。男子と女子の、お互い素直になれない、互いに思いやって避けてしまう心理が・・・すごく切なくて、あったかいです。
いいなあ・・・僕だったら何を願ったでしょうか。
目が覚めたらいっしょに寝てるって、最強のシチュエーション!そしてサンタが願いをかなえてくれるって・・・うらやましい!
あ!でも夫婦って、「両性の合意」が必要なのにコウくんの意思を無視しているような。それに、この願いを読んじゃうって、それ・・・エリちゃんにはすごく恥ずかしいのでは?
プレゼントつくりに夢中なコウくんを見るエリちゃんの目、すごく素敵です。
でも、話しかけられるのを避けるコウくん・・・気持ちは分かるような。嫌われていると思い込んでいるから、思いやりで・・・僕にも覚えがあります、って僕は間違いなく本当に嫌われてましたし、ますけど。
この、かばってよかったと抱きしめて、それで・・・「さわられんのイヤだったよな」このコウくんの優しさ、すごく胸に染みます。
願いをかなえてもらうのでは本当じゃない、本当の気持ちは自分で・・・この決意、かっこいい。
そして・・・この、みえみえでしたけど。そして・・・必死で助けに行って、唇を指でふさぐなんて、きゃあ!
この告白、最高です。そしてビーズの指輪・・・胸がきゅうっとします!最高に幸せなクリスマスでした。

「ライバルはキュートBoy」魔女裁判って、こんな心理なのでしょうか。心が冷たくなります。
男装(笑)の空也、すごくいい男じゃないですか!
空也の強さ・・・すごいです。そして、プレッシャーをかけられている委員長・・・その心理が手に取るように伝わってきます。
そして、しっかり「サイッテーなバカヤローだね」と、さらに挑発する空也・・・むしろ彼のほうが恐い。ぞっとするほどの強さです。
あ、水島さんを連れ出したときの、そーゆーモンダイか?という枠外ツッコミには笑えました。
野花ちゃんがいなくなってパニックの喫茶店には笑えます。
しかし、バットで・・・人間がどれだけ簡単に死ぬか、わかっていないですね、こいつら。そして、殺したら殺したで平気で少年法をたてにしてそらっとぼけるやからですよ。殺したほうがいい気がします、正直。
でもそれくらい、多分・・・空也の自由さが羨ましいのでしょう。嫉妬や・・・その他もろもろのストレスが、スケープゴートに向かってしまう・・・人間自体が憎くなってきますよ。
次回は水島先輩がかっこいいところを見せるのでしょうか?いや・・・結局こけて、野花ちゃんが危なくなって津河くんが飛んでくるのが落ちでしょう。

「RION'Sサロンで夢気分」邦和くんの、彼女のために身を引こうとする気持ちは見ればわかるのですが・・・切ないです。
そして、この最高のサロンの、心のないやり方・・・見ていて苦しくなります。まあパターンですが。
ヨシキはこれで、成長できればいいのですが・・・。
そしてこの、邦和のプレゼントには素直に感動!そして「きれいだよ」ってこの、この・・・なんてせりふ。
でもこの、ヨシキのクリスマスプレゼント・・・超のつくハイリスクハイリターン。だからこそ、やるでしょうね!そして・・・楽しみです。

「天使なやつら」確かにそうですけど、ほっときゃいいのに。でもまあ、いい試練ですけどね。
この意地悪役の造形には、むしろ懐かしさを覚えています。それをドアでつぶす洋平・・・最高、あんた。
必要なのは容姿、そらそうですね。で、この・・・収束ボケ、はまりましたもろ!洋平を投げ捨ててギャグ顔と化すのも笑えます。
美加さんの踊りを必死で分析する洋平、彼も本気でバレエにはまっていますね。
技術はあって当たり前、その上に容姿、これもまあ正論ですね。でも・・・中には、それを吹き飛ばす存在もたまに出現する、と・・・そのうち思い知るでしょうね、美加。
で、こんな無茶な条件出して、やめてくださるわね・・・だってめざわりなんですもの、ってこの徹底的な自分勝手、見ていてむしろ気持ちいいです。
本番なのに逃げた、って・・・それはもう一生傷になるでしょうね。でも、いつか・・・そこから立ち上がれれば。バレエをやめなかったのですから、いつかと思いたいですが。
さあがんばれ洋平!さららちゃんも麗ちゃんも救うんだ!そして奇跡を起こせ、ニジンスキー二号(ってなんてことを)!

「PiPiPiアドベンチャー」ほっとしました・・・すごくスリリングな話でした!
「めーどいん・みかる」この間渋谷に行ったとき、つい109で探してしまいました。毎回フィクションとの注意は読んでますけどね。
でもこの、カツヒコくんとのケンカは見ていて辛いです。正論ですが、それを見ることができないほど、みかるにとってジュンコさんの存在は大きすぎる・・・。
ひびきの厳しい言葉、胸が痛くなります。もしかして、それも・・・みかるにこの言葉を言わせるため?
でも、ジュンコさんなしにはJILLは立ち行かないのも現実・・・。
みかるを見守る加賀さんの優しさ、すごい。どう見ても僕と同年代なのに・・・差がありすぎます、やはり。
こうしてたちあがったみかるの、この裸の後ろ姿の表現はすばらしいです!
そして、創造的破壊を敢行するひびきもすごい!彼女もやっぱり、野心があったのですね。そして・・・野心と野心、若さと若さ・・・仲間が激突して才能を競い合う、最高です!

「極☆RAKUロックンガール」かっくいい!その一言以外、もう感想は不要でしょう。
いがみ合っている二人の、こんなお似合い・・・最高に幸せでしょうね。
この桜ちゃんの、どうしようもない勝手さ・・・でも押さえ切れない、本当は彼女もそんな自分に罪悪感があるのでしょう。でも、どうしようもない・・・。
こいつをか・・・、というツッコミには大笑いでした!
この卑怯な策略、わかっているのでしょうか。何にもならないって・・・でも、だから、黒い感情に流されてしまったのでしょうね。
そして・・・激しい心と心の爆発、見ていてどきどきします。すごい高揚感!
この演奏シーン、迫力が直接伝わってきますよ。しかし、バンドものって長期連載になりにくいのでしょうか・・・。
あー次回作が楽しみ!

次は読み切りが面白そうです。それに飯坂先生の新連載、どうなるのでしょうか。

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