なかよし2026年4月号感想
やや控えめで付録重視の表紙。でも春らしいメッセージはあります。
薄いですが豪華ではある付録。
最近は暗い話が多い…パルシィで育成され、悪役令嬢ばかり描いてる作家が多いからでしょうか?
それがなくても辛い話が多いですけど。
しゅごキャラ!(PEACH-PIT)どうせ、恋してしまうんだ(満井春香)魔法練習生リリ・ラズベリー(遠山えま)2階A列22番の怪異(天野しゅにんた)花に噛みぐせ(壱コトコ)ギフテッド(雨宮理真/天樹征丸)ぴちぴちぴっち(花森ぴんく)御影ちゃんは推しがつよい(やまもと桃)王子の最恋(いくたはな)雨とおしゃべりな香辛料(天道グミ)ハルメイ(雨宮うり)流星のリバティ(日向まれ)次号予告
しゅごキャラ!
本物、本物の座を奪いたい…これも人間のとても普遍的な物語。
で、落として拾われて、ややこしい。
「イチャつくだけなら」は爆笑。
「よかったやっと見つけた」…こんな奴に何でこんな可愛い子が…。
うわ、大アルカナをここまで簡略化するなんて。いや…ここまで本質だけ…言葉が鋭い、ものすごい理解深度。
「ヒトに合わせて自分を変えるのはなんかちがう」「だからって相手をムリヤリねじまげさせる」ここはすごく深い言葉です。
人間は集団になると別の存在になると言ってもいいんですけど…何を演じるか…
泣かせた、が無限に罪になってしまう…で、バツになって、すぐ浄化、できるひとがそこにいてよかったですね。
どちらでもない、非常に難しい話。
どうせ、恋してしまうんだ
こういう挨拶があるとは…本当にお疲れさまでした。
魔法練習生リリ・ラズベリー
占いの魔法、どんな力があるのやら。運命操作は最強ですが。…ちょっと希望を与える?それも大きい。
どちらも仲間、と思ったときに何をするのか…
鏡、幼いころの自分、初心?
校長だけ鏡に映らない、そしてドラゴン、思いもかけない動き方です。
あ、敵側リーダーがフェアで高貴なタイプ、そのほうが好きです。
2階A列22番の怪異
「チャンステ」のコンサートに来た女子二人。アイドル志望のななみと、その親友で応援している長身のりさ。
ななみちゃんが使用不可と紙が貼られた椅子に座る。
死人が出たことがあると聞いて、もうりさちゃんが席をかわってくれる。
コンサートが始まった中、ふと、座っていたりさちゃんが立ち上がり、理想的な骨格だという言葉が聞こえる。
そして舞台のアイドルたちも巻き込んで惨劇が…
なんかすごい絵ですね。
冒頭からアイドル志望の子と、背が高くて向いているけれど応援する側、とキャラクターの対照がしっかり。
二階でも最前列中央、よすぎるぐらいにいい席。うらやましい。
後ろの席に気を使ってまっすぐ座るのも避ける、懐かしい話です。
この席が自由席…事故の説明になるのが丁寧。そして席をかわってくれて…
ホラーが始まるのもとてもきれいな転換。のっぺらぼう、理想の骨格というのが苦笑します。
突然顔が、結構すごい悪霊ですね。人の平均、確かにそうなんですけどね…いや違うって、と言いたくなります。
ここで葛藤をじっくり描いて、回想、そして勇敢に飛び込む…とんでもないビジュアル…
彼女が抵抗してくれて、何を頑張るかと思ったら…名前をもらってデビューして「そうしないと死んじゃう」…応援の声も…
まさかこれでハッピーエンド(?)にいくとは、むしろ大胆。
驚きましたし最後でかなり面白い作品になりました。
花に噛みぐせ
素直に謝れる、父親の力を素直に借りられる、大きい成長が上手く伝わります。
邪魔、彼が自分の理想通りであるために、というこの上ない身勝手な支配。
この父親の言葉、わかっていますね…「そんな事を聞いてるんじゃない」。
さて…結果的に彼女も危険にさらしてしまった、解決したとしてもますます身を引くことを選びそう…
ギフテッド
四百年錆びない金属扉…?
落ちてみる、いい画面の使い方です。
地上に流れが出てるならさかのぼってみる人もいたのでは?…こういう地下の河ってどうなるものなんでしょう。
海底遺跡まで出てきましたか。
外の皆さん、どれだけ本格的な超人格闘マンガになるか楽しみですが、今は楽しみにさせておいておあずけ、と。
崖、さっきアンカー付きワイヤーを飛ばしたんですから余裕でしょうに。
ぴちぴちぴっち
守りたい、のシンクロはいい場面です。
水晶玉が割れたの、ケガしませんでした?かなりエネルギーがあって、高速で破片が飛び散っていそう。
なんというか結構過程をすっ飛ばしてますね岸辺まで。
御影ちゃんは推しがつよい
何とかバイトが決まったようでよかった。
いじけてる彼には苦笑。
わりとちゃんとできているようで…この新キャラはこれから活躍するのか楽しみです。
まじめすぎというかなんというかすごい。
二週間、大変だったのが伝わってため息。
慣れるまで待ってくれるのが彼の優しさ。
店調理、今とは逆行してますねえ…セントラルキッチン主義のチェーンが多い時代に。
シノギ…うん、ヤクザの子の彼氏というのは実際にはバイト不可能…
宣伝も、これ法とかもろもろ大丈夫でしょうか?
退勤なんて客次第ですので。あと他にもいろいろ。
バイトの人とリアタイ…
まあうまくいってよかったです。
王子の最恋
人間を何だと思ってるんだ、って単に西洋とは違うだけかも。今『文化はいかに情動をつくるのか』という、情動そのものが集団でできる地域が多いことの本を読んでいます…それは単に人間を部品と見ている、人の尊厳を一切認めていないだけでしょう。
世界トップの工学…なぜ工学、と日本だと思われますけど、マサチューセッツ工科大学(MIT)、カリフォルニア工科大学、テキサス工科大学、とハーバードに劣らぬ世界トップがアメリカには複数ありますからね。
別れ話、身を引くことに?
「他のもんは全部捨てぇ」はかなり無茶ですね。
…心中しかないでしょうか?
雨とおしゃべりな香辛料
…たまごかけご飯ではなく別の卵料理にすればいいだけでは?
神様仏様に、これもいい習慣です。
ちゃんと「ありがとう」があるのもいい。
先に白身を固めておく、というのは考えたもので。
ハバネロ醤油、卵の味なんて消し飛んでません?
ハルメイ
男として、でも年齢があるから大人になるまで待つ、ややこしいバランスですね。
届けてもらえる…うわあ。
「いつでも甘えてくれて」…願望充足にもほどが。
生徒たちの感情表現がうまい。
で、悪い視線…これ体操服とスマホは金庫に入れておいた方がいい…
これでさらにデートはそりゃ刺されても…
言葉だけ?
「いっそのこと分裂したら」は苦笑。
こっちが別のことで悩んでる?
さらになぜハル兄もまきこんで…
仲が良すぎるのを間近で見て笑いになるのもうまい。
線を引いて、社会人ならではの思考法です。
風呂は遠慮する、「警戒心なさすぎ」と警告、ここも色気があっていいです。
リスクがあるから、というのもいい言葉。
流星のリバティ
魔法使いがいる国で、あるときから王は魔法使いを強制収容所に入れて奴隷化した。
魔法使いから生まれた子も同じく。そのルカはなぜか希望を持って働いている…
だがその希望もむなしく、娯楽の処刑台に立たされた時…
ものすごくいい作品で幸いハッピーエンドですけど、やっぱり辛すぎです。
まともに読んで感想を書ききる気力がないです、ごめんなさい。
本当に実力はとんでもなく高いので本誌連載でもいいと思います。
来月号は名作「キッチンのお姫さま」前後編、嬉しいにもほどがあります!