なかよし2026年2月号感想

ラメをきかせた表紙は上品な華があります。

トランプもしっかりしていていいですね。

1000号…ただ喜ぶだけでなく考えてほしいですね。なぜもちこたえているのか。本当にこの十年の路線は正しいのか。なぜ「ちゃお」「りぼん」とこれほどの差がついたのか。
記念企画がブランドとのコラボというのも、どれほど「なかよし」そのものの評価が低いかわかる話です。これまでの歴史を何だと思っているのでしょう。

プリキュアの功績も巨大です。
付録は歴代全員の大きいポスターでもよかったでしょう。

しゅごキャラ!(PEACH-PIT)どうせ、恋してしまうんだ(満井春香)キミとアイドルvプリキュア(上北ふたご)魔法練習生リリ・ラズベリー(遠山えま)初恋はキミがいい!(やもと風夏)ギフテッド(雨宮理真/天樹征丸)雨とおしゃべりな香辛料(天道グミ)花に噛みぐせ(壱コトコ)王子の最恋(いくたはな)ぴちぴちぴっち(花森ぴんく)オオカミくんと猛獣使いちゃん(犬飼みき)大正恋華物語(蘭那)次号予告

しゅごキャラ!
鏡から何か出てくるかもしれないから伏せる、でも出てくるのなら伏せても変わらないのでは?
食堂がめいっぱいホグワーツ…
いろいろな人の目から疲弊が見えている、丁寧に盛り上げます。倒れましたか。
相手が誰か気付かずにいたわり合っている、ここも面白い。
シーツのいたずらで最後まで正体がばれないのも面白い。
「君のこと好きだから」は呆れました。
二人三脚しながらの会話…余裕ありますね。
何かする動機の違い、それで器の違いを思い知るアップの表情はお見事。

どうせ、恋してしまうんだ
ご無事で何より。
こっちも頑張っているようですが…
「描いてみたらいいんじゃない」とこうきましたか。
辞める気はない、としても致命的な気がしますが…
「スタートラインに立った気分だ」というのも面白い心の動きです。
このとんでもない作品の最終回はどこに着地するか…

キミとアイドルvプリキュア
カラーのメッセージは短すぎますが嬉しいものです。
それぞれをじっくり描く、静かですね。
宝物、帰ったらみんなが待っていてくれた、ここもすごくうまく心を運んでくれます。
で、宿題は?
本当にとんでもない偉業でした。お疲れさまというのを通り越しすぎていて何を言えばいいか。
また「なかよし」でもどこでも、上北ふたごというとんでもない漫画家が活躍してくださることを願っています。

魔法練習生リリ・ラズベリー
あっさりリーダーに、でパーティ。不安ですね。
三人組にされた、雉も鳴かずば撃たれまい…
この女の子は何でしょう?
あ、才女のターゲットを、ひでえ。
この服は学園の費用で用意されたんでしょうか?
願いを具現化って危険な魔法ですよ?
スワン側の三人は実に華やか。無茶な巨乳にしていないのが意外ですが品がいい。
それほど遠くない未来の地球?知っている星座との共通点が多い。
一人でやってみる、という強さ…
最近解明したことですが、「失敗するのが怖い」は勉強をしない理由でもあり、それを消せば、自分が何を間違っているか知る・できるところまで戻る・問題を分析する・できることを何度もやる・できるまでやる、でいくつか条件はありますが勉強もできるようになります。スーパーマリオと同じなんですよ。
何を見せるかは次回ですか。スワン側をどんな人にするか、分かりやすい悪にするかフェアな実力者にするか、がこの作品の分岐ですね。

初恋はキミがいい!
機会があれば、ですぐ合コン、リズムがいいです。おせっかいな人が多い。
商品扱いも苦笑。
冷たい感じもうまく出ていますね。
可哀想、の往復、すごく鋭い。落とし物での縁もうまい。
危ないのは助けてくれた…
そして家まで上がり込む…靴は整っている、正統なしつけは受けている。
親と、そういう事情で。
いきなり「凪の時間全部ほしい」とキス、そこからの流れもすごい描き方です。疲れて腕に倒れて…
「凪のそばにいたいだけなのに」…壊れるぐらいの恋…
不安定、親との関係が悪いから?結構それは危険なこともあるんですが。
面白い企画でした。これからの活躍も楽しみにしています。

ギフテッド
本当に山で花火って山火事がどんなに怖いか。
本当に死ぬ寸前の事故…
いや洞窟はふさがれたら終わりますって。
割と孔雀王レベルになってきてますね…まあすでに男塾レベルのことはしてましたっけ。
食べきれる以上に取らないでください。
石をフライパンにするのはわかっている人じゃないと爆発リスクがあります。
狩猟したばかりの鹿、というと某なろう小説家の生鹿レバー…というかこの狩猟・漁労は許されてるんでしょうか?
居場所をばらさず火を使うぐらいできないほど水準が低いんですね、殺してやるって。アウトドア技能のトップクラスなら余裕ですよ?本質は煙突を作り、直火ではなく貯めた余熱で焼くこと。
洞窟自体…まあ調べられる情報なら向こうも知っていることも。

雨とおしゃべりな香辛料
全然届いてない。
シナモン…これまた多くの悲惨な歴史が…コショウとクローブどっちが最悪でしょう?もっとひどいのを忘れているだけ?
ニッキとの混同を嫌うのは笑います。
牛のリアルな描写は驚きます。
おばけが好きな女の子、自分はお化けと戯れているので罪悪感でしょうね。
田舎らしい大集団の飲み会…プラスもマイナスもたくさんあるでしょうね…
ふべんが多い…はは。
トイレにカニというのは恐ろしすぎる。
ドアップの「だから雨ちゃんが」…だったらもっと早く仲良くなってればいいのに。
この調理シーンも興味深いです。
スパイスで加熱した果物は定番ですからね。
割とあっさり話の流れで見えることを告白して…
どれだけ信じてるんでしょうね。

花に噛みぐせ
あ、過去回想、どこまでネタばらしをするか…
「いろんなものを奪われて」というのも描いていないからこそ怖いですね。
あれ?消えたはずの正宗さん、ちゃんといるじゃないですか。
米軍M9銃剣。日本で銃剣は所持が非合法ですが今更ですね。あれのノコギリは絵と微妙に違いヤスリのような…検索で画像が出る模倣ナイフは絵と同じタイプのノコギリですね、そちらを参照したんでしょうか。ノコギリがあるナイフは刺突には不向きです。
どんな事情があり、何が真相なのやら。
さて話がどう動くのか…

王子の最恋
えらく繊細な心の動きですね。
距離感がバグっている、どういう意図でしょう。
さらに放送、どこまでやってくれるのやら。

ぴちぴちぴっち
深い愛…これほどの男だったとは。
欲望、自己肯定、ならいいんですけどね。進化心理学やってると頭が…
登場シーンは素晴らしい。集大成とも言うべきですね。

オオカミくんと猛獣使いちゃん
死んだ愛犬の写真を見ているほのかちゃん。
クラスメイト男子の九十九(つくも)くんは毎月必ず3日ぐらい学校に来ない。
プリントを届けに家に行ったら、相当雰囲気のある洋館で、満月を背に狼男が…
彼はほかの亜人のように薬で発作を抑えられないのだが、ほのかちゃんは愛犬に似ていたからと抱きついたらおさまった。それを彼の兄に見込まれて…

いい絵柄です。とにかく画力表現力がめちゃくちゃに高い。
ペットロスという言葉はよく読まないと目に入らない、もっと目立つ位置のほうがよかった、とも思いますが、その下の画面でちゃんと説明されているのでいらない、かも。
ペットロスは本当に…
満月と屋根の上の狼男、この出し方はわかりやすい。
それから襲われる描写の躍動感も。いやこの押し倒され方下手すりゃ死んでますけど。
犬の面影で受け入れるというのはうまい。
兄で研究者、見事に話を短縮しています。読み切りですしこれぐらいわかりやすくてちょうどいい。
その薬っていつごろできたんでしょうね…
保護観察者、報酬が犬の穴場スポット…報酬がないことに疑問を持ったらこれで苦笑。
壁ドンのスピード感がすごい。
恐怖や怒りではなくどうして、というのもすごい人柄。
説明、この子はどう絡むのか、と思ったら涙が出るきっかけで彼と近づく…二人の甘い雰囲気の表現力がすごい。
ストーカーの犯罪から話を動かす、できたらこれは序盤から伏線が欲しかった、ただ…犬が殺された、とはしたくなかったのはわかります。
アクションの激しさ、顔に傷が入る衝撃、激しい反省、表現がとても激しくまっすぐ流れてきます。
それを優しく抱きしめるのもすごく伝わります。
…警官にはどう通報してどう説明したのやら。ちゃんと有罪にできる証拠があるでしょうか?
最後の表情、恋愛としてはまだ入り口にしている、ここも勇敢な決断。
とんでもない実力。いい原作があればすぐ連載でいいほど。これからが楽しみです。

大正恋華物語
大正時代の女学校、お菓子のことで頭がいっぱいのちとせさん。
予約のカステラを受け取りに行ったら酔っ払いに絡まれたのだが、上手く助けてくれた学生姿の男子。

感想不能といっていいぐらい。いやこの時代これが許されるわけないだろうとも。
柔らかく甘みがあるタッチで進む、ものすごい量の恋。椿の描写の鮮やかさ。
いやこんなこと、上流階級だったら噂になって彼は放校勘当、彼女も座敷牢じゃないかと思ってしまうのが。
不思議な感覚、とそこから気持ちが一気に膨らみ、再会から誤解…とてもわかりやすい、少女漫画の教科書、それも基礎すぎて初級のような。大正の服装がそれを許すというのもうまいものです。
…でも大正時代士官学校なら戦死…

月号は「どうせ、恋して〜」の最終回。思い切ったものです。
ホラーの復活は、僕はホラーは好きじゃないですが雑誌にとっては大きいプラスだと思います。

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