なかよし2022年7月号感想

とにかく第一印象が「薄い」となるのはどうにかならないでしょうか。

表紙は、もう脱帽するしかないですね。

付録も実に楽しそうです。

カードキャプターさくら(CLAMP)ぴちぴちピッチ(花森ぴんく)千紘くんは、あたし中毒(伊藤里)デリシャスパーティvプリキュア(上北ふたご)偽り姫の内緒ごと(桜倉メグ/雨川透子)どうせ、恋してしまうんだ(満井春香)ヴァンパイア男子寮(遠山えま)ギフテッド(雨宮理真/天樹征丸)新婚だけど片想い(雪森さくら)香るわたしにキスをして。(壱コトコ)東京ミュウミュウオーレ!(青月まどか)王子が私をあきらめない!(アサダニッキ)ネコに染まる(松本彩)次号予告

カードキャプターさくら
カメラ…これだけでどれだけの金額になるやら。で、このためならどんな屈辱も辞さない…
スマホに普通一つしか端子がないのって不便ですね。あとBluetoothのポケットSSDなんてあれば便利そう。
いろいろな文字で案内される、劇というのは幕が開く前、劇場の入り口から始まっているのがよくわかります。宝塚ファミリーランドの入場券なんて覚えてる人どれだけいるやら。大劇場は、駅を降りたときから非日常。
無事に済むかどうか…「アリスで居られるように」って危険すぎる歌詞です。
タイトルを見せる演出…宝塚のショーで結構ある手ですよね…
もう舞台とは別に何かが始まっていますか…

ぴちぴちピッチ
敵ボス、なんというかお疲れさまという感じが。真珠って比較的短期間で変質するから資産価値ないんですよね。
レジーナというと中国SFを思い出してしまう…
ほとんどシルエットだけで、わずかにすごい体と目隠し…いや今はライダーとかメデューサとか言われそう…
今回は浴衣がサービスですか。…こういう屋台もどれだけ生き残れたんでしょう。まさに地獄絵図。
母親たちと同世代に絡まれるなんてある意味災難かも。
まったく豪華な話です。

千紘くんは、あたし中毒
これを引き留めてバイトとはかなり面の皮が厚い。
将来のためって、それより貞操が心配なんですけどねえ。
相手の事ばかり考えてる、でも相手と価値観が違ったときは相手を思い通りにしたいになりやすいのが人間の困ったところです。
さてどんなバイトになるのやら。…アパレル関係もブラック話は多いですね。

デリシャスパーティvプリキュア
どれだけのストーリーがあったことやら。
ラーメンもどんどん高くなってますよね、小麦が高くなれば麺も、さらに穀物を餌にする豚や鶏とスープも…さらに野菜…
出前自転車はとことん完成された世界ですから工夫の余地があるとは思えません。
倒れてもこぼれない、どんな工夫でしょう。
お神輿状態、それでこぼれないのは無理にもほどが。
…振動・傾き・加速度が皆無の箱って結構用途多そうですね。精密部品運搬とか。
二話あるのも贅沢です。
肌…まずしっかり洗うことから。
ストレスが、というのもうまい結論です。

偽り姫の内緒ごと
震えあがっていたのが突然、このタイプの人の前ではどんな反応が正解か…いや、どんな反応でも殺されるには違いないですね。
スキャンを止める気迫というのは苦笑。そりゃスキャンしてるのはわかりますか。
双子の秘密も実質出してますね。
「殺されるべきよね?」の表情のすさまじさ。…これに逆らうってどういう神経をしているのやら、いや経験か。
やはり詰み、…皇帝の演技?
さらにそれも「ニイ」と、弱みをつかんだとしてしまう、実に恐ろしい。
うん、生母を殺す習慣がある時代もあったわけです…
裏切る、皇太后を斬る…でもそれが可能かどうか。

どうせ、恋してしまうんだ
重版それ自体が宣伝文句になるのも悲しい時代です。
「うわーありがとう」がおもいっきり棒読みな感じが。
2030年、日本の医療システムはあるでしょうか。明かりがつくでしょうか。
ミニバンというのもすごい規模ですね。
濡れて下着が透けたのを意識、ここは苦笑していたらほかの家族が来て…素早く脱いで服をかぶせる、男の子の目を覆う…うわあ。
重いものを上に片付けるのは危険ですね。
ピザにすごくこだわっている…
楽をしたいなら教師にはならないでしょう、休みだって地獄なのは知れ渡ってますし。
みんなそれぞれ大変です。

ヴァンパイア男子寮
背中を任せる、殺し文句ですねえ。
剣術は長々と描かないのが残念なような潔いような。
さらに闇落ちが深まって、どうなるのやら。
巨大化した瞳の中に入るというのも斬新というか。
小さい姿を救う、というのもできたらいいことですね。
この戴冠式はうまくできています。

ギフテッド
非番警官が第一発見者の場合、めちゃくちゃややこしくなりそうです。身分証明番号は警察手帳に書いてありそうですが。
殺人者ではない…
後ろめたいと虫、それを言うのは悪手では?いや自分でも見えている…
頭を下げて話してほしいと…事故にする、というのは司法取引か、うそか…
将棋そのものの違い、髪型…なんというかファンのほうが強い…
動画をネットユーザーが検証する、それは恐ろしい。
そしてあくまで、殺していない…
犬に引っ張られての事故、というのは後味が悪いものです。
さらに心臓の手術、…またとんでもない…
小さい頃の思い出まであったとは。さらに手術代は出して、それで全部告白させる、金があるというのは大きい強みです。
これでやっと落ちましたか…母の死の謎、これまた重いことになりそうです。

新婚だけど片想い
いやすでに夫婦でしょうに。
指輪は錆びるものでしょうか?
「安心して寝ていーよ」はやってくれたものです。
さて、それで…と帰ったらこう来ましたか。
会話のバランスが微妙に変なのも面白いです。
さらに碁で勝負…うわお。これは彼は乗る。ダメですけど。

香るわたしにキスをして。
テント設営も案外大変ですよね。ハンマーがアウトドアでの必需品というのは重量を考えると痛い。
人気のないところに行くのが誘ってる…すごい発想。
ラベンダー畑、危ない、ってフラグですね。
香水素材でサバイバルで使えそうなのは…アルコールがファイアスターターになる?
…今多くの人が持っている消毒ジェルはファイアスターターになるでしょうか?逆に火が付くリスクは?
匂いで追ってしまった…犬かと。
この崖の落下は相当危険ですね。
好きだから、とえらく自然に言ってしまってますが…キス、でもどういう関係なのか…

東京ミュウミュウオーレ!
打ち上げ花火…こういう立ち直り方も…
人間の心、そう解釈が変わってきましたか。どう異星人たちが変わっていくか…
自分たちも人間だ、そんなことすら忘れていたとは。
そして助けてしまう…
故郷の星では自分たちがヒーロー、これはしびれます。
感謝の言葉…
そして粛清されつつ、「日向あんずを守ると誓った」、こうきましたか。
素晴らしいクライマックス。どれだけ熱くなってくれるのか…

王子が私をあきらめない!
どんな拷問ですか…
とんでもない人が現れましたねえ。
会いたいという人、…もろラスボス。
思っていたより優しそうな普通の老人…一番ヤバいパターンやないけ。
「17歳の男子高校生」…よくそれを見ることができるものです、あの美貌と財産に動かされず。
どこが好きか、と聞かれて迷ってる…
逆に「朝から晩まで」で孫の…ある意味犯罪行為を聞かされる…この祖父の表情が苦笑。
そしてすでに救出作戦が発動していた…
「僕のための弁当では」が爆笑。
どんな最終回になるのやら。…あーこわかった…

ネコに染まる
「羽金心美 高三 獣医師志望」。三年間不動の成績一位、夢を追うあまり一人ぼっちに。学校で見かける猫だけが癒し。
彼女は突然、先生たちが手を焼いている後輩、「自由気ままなネコみたい」な祢小川(ねこがわ)くんを、何とかできないかと教師に言われ、「決めつけはよくないと思います」と返した。
彼は「まっとうなネコに治してもらいます」と返し…
彼に勉強用ノートを作ってあげたり、努力の秘訣について話したり、さらに彼も勉強もするようになって…

こういう作家がデビューするのも久しぶりです。何となく昔を思い出します。
独特の世界に一気に引き込まれました。
極端に簡略な体の具合、特にモブから感じる線の強さ。
ストーリーの分かりやすさ、猫が丁寧に描かれているし笑顔も魅力的。画力はきっちりコントロールされていることがよくわかります。
男が出てくる大きさもすごい。技巧の水準が高いです。
男教師の、おっさんらしい脂ぎった感じの濃さもよくやるなあ、と思うほど。
「決めつけはよくないと」という、最もまっすぐな言葉から動くのも王道のよさ。
メガネを外された表情もすごいし、彼の表情がまたなんとも日本人離れして…
「しんさつ」「痛い治療」という言い方がまた面白い。
びっしり、というのは伝わっていますがどんなノートなのかが見えにくいのも、もっと見たくなってきます。逆に小学生以下が読んだらびっくりするでしょうね。
「かっこいいですね」も、言葉でうまく心を動かしているのが伝わります。
こういう会話ができる、それ自体が貴重な話です。
そしてきちんと勉強を始めてくれる…
一か月、それにほとんどページを使っていないのが少し残念なような。
息抜き…でもこの誘いは相当危険なんですけどね。信頼しすぎてますよ…
星空を見上げる、喜びの笑顔が実に素晴らしい。
ここでのしかかられて…「つきあってもないのに」というまじめすぎるにもほどがある…逆にこれで避けるだけという、どれほど心を許しているか。
ネコがいない、野良猫って実際にはすごく寿命が短いそうで…
「恋愛偏差値はゼロ。」の表情がまたものすごく魅力的です。
追ってきてくれて、テスト…まっすぐな言葉なのがまたいい。
「100点取りまくるまで」の表情がまたすごく素敵。
どこもかしこも恐ろしく魅力的です。これからどう成長していくか…

月号、「ヴァンパイア男子寮」と「王子が私をあきらめない」が連載終了、前の「蝶か犯か」も含めて、ずっと固定されていたラインナップが大きく動くことになりますね。「ヴァンパイア男子寮」は第二シーズンがあり得るにせよ。
日向先生の読み切りはひたすら楽しみ。
ホラー二本も豪華ですね。高階良子先生という名前には驚きました。ずっとずっと昔から、単行本広告にずっとある名前。実は一度も読んだことがないはずです。

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