なかよし2022年11月号感想

やはりとことん強い表紙。

コンパクトミラーはかなり贅沢な品です。

レイアースの感想は…もう今更ですね。
今の読者はこの第一話をどんな風に見るのでしょう?

カードキャプターさくら(CLAMP)どうせ、恋してしまうんだ(満井春香)千紘くんは、あたし中毒(伊藤里)きらきら星と恋のバラード(うさぎ恵美)ギフテッド(雨宮理真/天樹征丸)偽り姫の内緒ごと(桜倉メグ/雨川透子)新婚だけど片想い(雪森さくら)デリシャスパーティvプリキュア(上北ふたご)キミしか推せない(咲良香那)次号予告

カードキャプターさくら
時計を中心とした膨大な情報量の都市…簡素さもある…ものすごいものを見ました。
大人たちも一応見守ってますか。なんかダンブルドアという名前が浮かびますが。
約束…記憶が侵食されている?
膨大な螺旋のイメージ、これも怖いものが。
どこに向かうんでしょう。

どうせ、恋してしまうんだ
けだる…という感じ。
処理不能、というのは苦笑するしかないです。
押したり無視したり、リズムが絶妙ですね。
結婚願望…恐ろしい。
ゴンドラ…ロープウェイって、建設費などはモノレール・道路・新交通システムなどと比べてどうなんでしょうね。
「準備できたら」…どれだけやればこの子準備できるんでしょう。

千紘くんは、あたし中毒
熱いキスから服に手を、さあいけ!と叫びますが…親御さんは悲鳴上げてないでしょうか…
くそうそこまでかい。
「ジャマしたくてしょうがないんだもん」ってひどい子供もいるもので。
「いけないこと」「乱れてる顔」…実に正直な。
「必死で抑えてる」…あれで?というかもうとっくだと思ってました。

きらきら星と恋のバラード
忙しくすれば恋愛にならずに済む、と…
しっかり待っててくれたのは頭を抱えました。
ちゃんと相談に乗ってくれる…「どうしてほしい」「どうあってほしい」「なにをしてあげたい」…
呼び出し…これも監視されてると思った方が…
いろいろな表情がとても丁寧に柔らかく描かれています。
恋愛、という言葉も出してしまいましたか…どうなるのやら。

ギフテッド
被害者も人を殺したことがある…
千家も裏と表がうまく働いたものです。まあ本願寺の東西といい、徳川幕府のお家芸…
花を扱うなら毒草も、これは面白い視点です。茶道もいつ毒殺になるかわからない…
逆にそれを知り尽くすのに毒殺されるのも油断でしたね。
稽古、それがどんな意味を持つのか…非常に水準が高いアクションシーン。
足の指を丁寧に描くところが素晴らしい。
タキさんのふっと見せる殺気がいいです。

偽り姫の内緒ごと
「ご伝言役だったら」に大笑い。伝言できるってこと自体絶対権力持ってるってことです。江戸時代とか伝言が仕事の超権力役名いっぱいあちこちにありますし。
さらに「私に愛されて過ごすように」とのろけまくり…そして脅し…
「そこを通してくださる?」のホラー顔がまた…
呪いで体力を消耗していた…
二人でずっといる、なんというか笑うしかない…
甘いタッチも最高ですね。
そして延々と甘やかしまくる…
「花蘭殿が好きかい?」と切り込んできますね。
反対を、ってもうそれ語るに落ちてます。

新婚だけど片想い
えらいことになってますがどうせ一緒に暮らしてるんですから…
蛇…色々人は苦手なものがありますね。
浮き輪、これもプラスチックごみ海洋破壊…
日焼けケアというのも面白いですね。
彼がその気になっても忙しいには違いない…
二人とも忙しくて倒れなければいいんですが。
笑顔でおめでとうと言える、この心の成長が実に素晴らしい。
「わたしにはなんにもないな」って、支えているだけでも…
「生きてそばにいてくれるなら」がまた…過去の話になるのはいつでしょうね。

デリシャスパーティvプリキュア
白米…それは糖尿への…江戸わずらいで膨大な人を殺した悪魔の誘惑…
変身後の姿が成長する、というのもいい。
メモをなくしてどうしたらわからない、から一つ一つ動いていく…これはいい成長話。

キミしか推せない
こういうのって客商売の夢でしょうね…いや集中してたら気づかないかも。
うまく近づいたものです。
「藤原さんが」はやってくれました。非常にうれしい一言。
「わたしとくるメリットだよ?」の笑顔がものすごく甘くて素敵。
口をつける前に、って逆に一方的な間接…
ヨントン…これは面白いサービス。コロナ+ネットの時代というのがいかにきついかよくわかります。
会ったことがある…こればれたら大きいですよねえ。
さて…微妙な気持ちがうまく描かれています。
次があるのがうれしい、というだけでも…
と思ったら彼といるときに「このまえはありがとう」ここは大笑いしました。
さあどうする?実に楽しい。

園先生の作品は大いに楽しみ。
そして新人賞の読み切りも…もっと読みきりあっていいのに、月に二本ぐらい…

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