なかよし2015年1月号感想

上北プリキュアの単行本化はとにかくうれしいです。これほどの傑作がこれまで埋もれていたことが間違ってます。

すごく華やかな表紙です。

名作総選挙は楽しいです。「プライベートアイズ」の人気はうれしい驚きでした。
しかし、90年代までに人気作が少ないことが少し意外です。

香水瓶の華麗さは女の子にはやはりたまりませんよね。
ネイルにこだわるのは面白い発想です。

それにしてもデビュー人数が多い、育成枠がないというのに…ニコニコ静画って実質誰でも投稿できるのに、それに「なかよし」の名がつくだけでそんなに閲覧数増えるだろうか…

今、意外と作家の資質に合った、いい作品が多い気がします。まあ「ちゃお」が暗くなってるので対照的によく見えるだけかもしれませんが。

嘘つき王子とニセモノ彼女(美麻りん)2.5次元彼氏(あおいみつ)小学生のヒミツ(中江みかよ)出口ゼロ(瀬田ハルヒ)わたしに××しなさい!(遠山えま)ハピネスチャージプリキュア!(上北ふたご/東堂いづみ)恋と軍艦(西炯子)百鬼恋乱(鳥海ペドロ)さばげぶっ!(松本ひで吉)FAIRY TAILブルー・ミストラル(渡辺留衣)きぐるみ防衛隊(星野リリィ)利根川りりかの実験室(長谷垣なるみ)初恋少年少女(フクシマハルカ)かみかみかえし(遠山えま)予告

嘘つき王子とニセモノ彼女
冒頭の平常運転は見ててとても楽しいです。
記事を読み上げる王子、Sにもほどが…
このみさんとの関係も微妙ですね。こういうすごく細かいところを精密に描く解像度の高さ、すごいです。
去年のパーティ、なんというかすごい。もう家庭○報やハリウッドセレブ映画なみの胡散臭さ。
これに憧れる、というのは…女の子ですね。
手編みマフラーとか、笑うしかないですね。でもやり直しているとしてもちゃんとできてるじゃないですか。雑巾じゃなくて。
猫に毛糸って、なんという無謀で魅惑的な組み合わせでしょう。
誰が食事を作っているのかも考えていない、まあしょうがないですね。
ちゃんとお礼を言うのは素敵ですね。
で、今年は全員帰省、ってなんというか鬼ですね。
隼人さんがここで帰ってきてくれるのはドキドキしました。
なのにいいところは…期待をうまく外してくれますね。
というか隼人さんが気の毒です。…さて次からどう動くのやら。

2.5次元彼氏
…僕の場合は、現実にあらわれてもらったらかなり困る二次元キャラが…アラレなんて大都会島壊滅させてますし…
お姉さんの登場は楽しいことになりそうです。
「ニヨニヨ動画」というのは楽しいです。
いきなり「あなたも同族…だね」は笑うしかありません。
そしてトラウマの原因、これまた大笑いしました。
「グッズわたしの部屋に」って、一見善意ですけど、単に自分が見たいからでは?
剣道の描写は、満点ではないですがちゃんと資料見て頑張ったな、というのはわかります。
剣道できらいなオタクを撲滅する、って実際に可能です。剣道でいい成績を残せば、警察に優待で入れます。警察で出世すれば、官僚としての法律作成権限もとても高いので、オタク撲滅法案を通すこともできます。…そうなりませんように。
緊張してるのを見て気を使ってくれる、このやさしさはたまりませんね。で、壁に押しつけたり…
そして、クリスマスケーキをゆずる…本当に優しすぎて壊れてますね。
「姉のせいでイヤなめにあって」…コミケですか。
そしてなにこのキャラクター試作、大笑いしました。
デコレーションを変えればいい、というのはうまいこと考えますね。そしてデコレーション部は一人占め…というか、「なぜそんなケーキの構造を詳しく知っている」と聞かれたら言い逃れできないですよね。
まあ、楽しいクリスマスになったようです。
姉の部屋…これはまさに天国です。
すごく作者の資質に合う作品が作れてよかった、としか言いようがないです。背景の余裕のなさもうまく活かしていますし。

小学生のヒミツ
初カレ路線もすごく面白くなりそうです。
消しゴムでも人に投げるのは…それをキャッチする運動神経とか、いやこの体格絶対高校生です。
これでマイペースにできるってすごいですね。そして西原くん…ややこしくなりそうで見ている分には楽しいですが、僕がこのクラスの担任だったら胃に穴が開きます。
二人とももてる、というのがまた楽しいですね。
そして「南なんていってませんけど」…なるほど。
「迷惑じゃないし」からキスの流れ、たまりません。
「もうあたしお父さんとおフロ入らない」…ご愁傷様。
不安になる心理も見ていてドキドキします。
そりゃそんな送信ボタン、押せませんよね。
「東條がとれた」でいちゃつくのもまた机に崩れ落ちそうになります。
なんかうまくいかない、その空気もすごくうまく描けてますね。
そしてこの告白宣言…すごいことになってしまいました。
南くんと西原くんがダッシュする迫力、ものすごいです。
「やるとはいってねえ」から「オレの彼女になれよ」…女の子の憧れにもほどがあります。ド正統派がやりにくくなった「なかよし」ですけど、この作品ならやっていいんですね!
さあ次から思う存分いちゃついてください!…妊娠だけはしないように。今小学生の妊娠が問題になってるそうですから。まあ昔から年に数件はあったんでしょうけど。

出口ゼロ
…すべてが成功すること前提にしすぎ、いくつかの段階は失敗することも前提にしないと。
回想シーンはとてもうれしいボーナスです。
この部屋自体が大きいエレベーター、というのは…冷静でさえあれば、壁にぶつかった時の振動でわかりそうです。
さあゴール、ってこの作品だとさらに地獄が待っていそうなんですが。
次回を読まなければとても幸せになれそうです。どこのジャンプの打ち切りだって感じで。

わたしに××しなさい!
まさに策士、ってあんた「出口ゼロ」に移籍したら?想像してしまって大爆笑しました。
ドルチェのかっこよさには圧倒されますね。中身はあれなのに。
「テレビを見ないとラッキーらしいぞ」…見ろ、と言っているようなものですね。
母親のお見舞い、ってまあそれだけ重いことになると何もかも吹っ飛びますね。
本人を前に「なんで口移しじゃねーと飲めねーんだよ」…これは刺さりますね。まったく、吸い飲みというものがあるのに。
そして、母親に告白しようと思った時にこれはタイミング悪いですね。時雨も立ち聞きすればいいのに…
診察、ってまたエロいことを。
さて、この母親がどんな風に話を動かすか…難しいところに入ってきましたね。

ハピネスチャージプリキュア!
コミックスおめでとうございます!どれほど待ち焦がれていたか。
同時多発テロという言葉は危険ですよ、アメリカはちょっとつつかれただけでもブチ切れますから。
で、これ…すごい力づくで改心させてますね…ミラージュさんから見れば悪魔の所業。

恋と軍艦
お前に今更ずきっとする権利はない。と言ってやりたいです、心から。
松木さんの入り方、すごくうまいですね。
というかのぞいてる人多すぎますよ。
どうでもいいから、って風呂をのぞいて言ってるのがすごいですね。
そしてこの状況で別の女のことを思ってる、というのが気の毒なのか最低なのか…
「松木さんの気持ちは」って、それこそ民主党の元首相が何度かやってるのに匹敵するザ・お前が言うな。
というわけで陽くんの行動、全部許します。
強引に引っ張ってのキスは強烈でした。手とか、背中とか、何もかもが大人の男に…ため息が出ますね。
いやほんとすごいわこの作品。

百鬼恋乱
魔法の手紙…「ぼくからのプレゼント」って、善意はしばしば最悪の結果をもたらすのですが…
十くん、かなりぎりぎりですね。
この、甘いのに切ない雰囲気のあるデート、すごく空気の描写がうまい。
幸せなデートで気持ちがあふれて、花嫁の力が天界まで…さてそれがどうなるんでしょう。
三人で…「ぜんぶすんだら」という強烈な、まさに死亡フラグ…
ため息が出るような緊迫感ですね。

さばげぶっ!
50回…すごい、すっかり「なかよし」の中核に定着してます。
かえしてらっしゃい、って…何があったんでしょう。
カメラがあると即座に髪型を整えるの、女ですね。
サルの目から見たこの二人の本性がものすごいですね。
どこまでも怒らない、というか…猫が怒ってるのになで続けるのってある種の虐待なんですが…放っておいてほしい動物は放っておいてあげるほうが…
「いちごにさしかえてお届けします」は苦笑しました。
「ここは少女誌だぞ」って、少女誌の基準を変えまくってるのはこの作品でしょうが。
マヤさんが本気で怒る……みんなのおびえ方というか、次のホラーオムニバスに出てほしい水準ですね。
ああ、唯一の常識人だったはずが…というかますます出番が少なくなりそうな予感が…

さらにマヤさんが変顔まで、容赦なしですね。
唇…僕も中学生時代はひどかったです。今ひどいのは親指の爪両端周辺の皮。あれ、なぜ悲鳴が聞こえてくるのでしょう?
「客単価あげるため」は笑うしかないです。
突然のキス…今は救急隊は、人工呼吸用補助具を持ってると思います。エイズが怖いので。
なくてもビニールに穴を開ければOK。

FAIRY TAILブルー・ミストラル
…泣いた赤鬼、って話を思い出しますね。
みんなと一緒が一番幸せ、といっても甘やかされすぎでしょこれ。
と思ったらいきなり次の冒険?面白いペースです。
結構厄介なクエストらしい、しかも今回はダンブルドア的護衛もなさそうですし…
どうなるか楽しみです。

きぐるみ防衛隊
「怪しい」に「俺たちが」とつけるリズム、絶妙です。
というか僕は「あやしい」には「こやしい」と続く世代です。興味があればお父さんかお祖父さん(1970〜75年生まれ)に聞いてみればわかるかもしれません。おこられるかもしれませんが。
「正体を見せろ」に「ただの通りすがりの者です」「お前にもバカな所があって安心した」この空気、たまらなく楽しいです。
かなり変な人ですね、香理さん。
そして前の変な空気…
「きみになる」っていきなりすごいことになってますね。
この不条理感、たまらないです。

利根川りりかの実験室
「あたしはいつでも江崎くんのこと見てる」って恥ずかしい雰囲気。いいなあこういうの。
酢を使って部屋から脱出し、さらにトリックも…優秀ですね。
水酸化ナトリウムについての注意が嬉しいです。塩素系漂白剤やパイプクリーナーに入ってたり、石鹸作りで直接使ったりする、結構身近な薬品です。
未成年者に罪をかぶせれば少年法で正式な裁判にならない、という計算もあったのでしょうか。
「人間って善悪の区別がつかなくなるのかも」…恐ろしいですが、人間は簡単にそうなります。
何がカギになるかわかりません。それどころか、女性なら誰でも「子故の闇」にかかるリスクがあるのです。
いきなり抱きしめられたのはびっくりしました。こういうシーンの甘さ、たまりませんね。
赤青つかない、というのが楽しいです。

初恋少年少女
「こなくていいから」は誤解の始まりになりますよね…まあ、親に彼女がずっと心配していたことを知らされて気を使ったのでしょうが。
いろいろ困ってる、って何がでしょうか。…ガーターベルトとナース服?はい中年というのも厚かましいおっさんです。
バイトして、二部にも参加してノート取って…「サラちゃんがとったことにして」までやられたらどうしようもないですね。
相手の大変さを知ることができる、というのはすごく大事ですよね。
そして、相手のために別れよう…これはやはり辛いです。
でもこうして後ろから抱きしめてもらって…「ちゃお」の某作品もこんな風になってくれたらいいのですが。
ひたすら剛速球を連発するような圧倒的なパワー、これこそベテランの魅力ですね。
本当にすごく素敵な作品でした。さらに新連載とは、楽しみです。

かみかみかえし
どちらの世界も大変なことになってますね。
ネズミが顔にくっついたら普通は発狂すると思います。
初代の巫女はそういう存在だったのですか…
「すべては紅子のおかげである」は親切なサービスですね。
巻物ごと奪われる、というのも妙な展開ですが…あ、それ燃やしたら初代がなくなるので全部消えそうです。
ブランドン・サンダースンばりに、一見味方のポカミスで絶体絶命を通り越して…それが絶妙な逆転の伏線、といくのでしょうか。

今度は「モーニング」の人気連載とは。本当にそのうち「はじめの一歩」が来そう。
フクシマハルカ先生の新連載もうれしいですし、新人賞受賞作もうれしいです。
そして「恋ブル」のアフターストーリー、どうなるのやら…とにかく楽しみです。

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