なかよし2013年10月号感想

やはり山田先生の圧倒的な可愛らしさは強烈なほど。

そしてさばげぶ、期待通りのアニメ化決定!とにかく面白い作品なので嬉しい知らせです。

付録の、色彩の豪華さがすごいですね。

さばげぶっ!(松本ひで吉)わたしに××しなさい!(遠山えま)恋するふたごとメガネのブルー(山田デイジー)170cm☆オトメチカ(桜倉メグ)出口ゼロ(瀬田ハルヒ)ドキドキ!プリキュア!(上北ふたご/東堂いづみ)つばさピチカート!(春瀬サク)少女結晶ココロジカル(高岡しゆ)恋と軍艦(西炯子)かみかみかえし(遠山えま)AKB0048(美麻りん)ワルツのお時間(安藤なつみ)百鬼恋乱(鳥海ペドロ)小学生のヒミツ(中江みかよ)予告

さばげぶっ!
アニメでこの面白さがうまく出てくればいいのですが。
女の子たちがこうしてカラーで描かれていると華やかですね。
で、なぜ男に…
ってみんな男装?めっちゃくちゃカッコイイです。そのまま宝塚作品上演してください。
モモカ伝説…どうなるんでしょうね。
で、女の子たちにモテるのを楽しんでいる…なんかもう、「こち亀」なみにどんなしっぺ返しが来るのか楽しみになります。
「女に追われるということがどういう意味なのかを」…恐ろしい。
本当に女というのは恐ろしいです。
ラペリングまでこなすとは、すごい部ですね。危険ですが。
窓につっかえるというのは女としては悲惨すぎます。
雪の妖精、ってすごい伝説が生じましたね。

またダイエット話…ぎゃあああああ。
女の子たちが太ってないよ、とお菓子押しつける…共に太れ、という…
厳しすぎる指摘、そりゃもう殺意沸きますよね。
本のカバーをすりかえるというのは恐ろしいいたずらです。
ヨガがダルシムになる時点で年齢ばれますよね。
犯人が母親だった、というのは大笑いしました。最強キャラですよね、この人。

わたしに××しなさい!
「おにーちゃんに」突発的に吐きそうになりました。
心がプリン状態、って心がないんかじゃかったっけ…泣き顔はかなり強烈。
「マミとなにがあった」って、あっちこっちに執着するのも大変です。
で、妙に明るい氷雨…何を話したんでしょう。
100km走る…フルマラソンの倍ですか。
どうしていいかわからず海、というのはかなり危ないパターンですね。
携帯電話が何でそんなに流されるのやら。むしろ海に沈むほうなんでしょうが。
というかこれ、防水でしょうか?
「おまえのほうが100億倍大事だっ」と抱きしめるシーン、さすがに見事な冴えです。

恋するふたごとメガネのブルー
思いもかけない大ヒット。PVも素晴らしかったです。
寝たふりで、ますます切なさがヒートアップしています。
「自分がめんどくさい」って…自覚したらどんなことになるのやら。というかそれ、普通中学校一年とか…
思いっきり運動しても恋のこと考えるの、怪我フラグですよね。
…やっぱり。
ありがと、が弟のこと…またうまくそらされたような。こいつが実は悪い男だったりしたら神です。
少し話すとすっかりご機嫌になるのが、客観的に見ているとすごく楽しくてかわいいです。
どれだけ実力がつくか…まあ本当の実力であればいいんですが。
それでけっこうげっそりして、大変ですね。
…サッカーやって大変な講習やってバイト、確かにすごすぎますね。
部活で燃え尽きるのもいいですね。
「病人は黙ってろ」と蹴りつけて無理やり休ませるの、強烈です。
まあこれは、自己管理できなかったのが悪い。
男の子をおぶって長距離歩ける体力がすごいにもほどがある…
授業のノートをちゃんととることに集中するももちゃん、しっかりしているところではしっかりしていますね。
「ハルタのそーゆーこと好きだけどな」…なんて罪作りな言葉でしょう。
それで、思わず座り込んでしまうぐらいのショック…今度こそ恋心を自覚するでしょうか?

170cm☆オトメチカ
絵の華やかさと、空気が無いような輪郭の強さにはつくづく圧倒されます。
事務所が名前まで変えられて、一億円の借金まで…強引と言うかすごい。
でも合意のない改装は、払う必要はありません。どうせ実印押さえられててアウト、という感じなんでしょうけど。
がんばって取り返す、といっても…大変どころじゃないですね。
「オーディションってどうやったら合格できるんだろ」という、そう物を考えること自体ほとんどの人はしないですよね。
たとえば、「あの中学にどうやれば合格できるんだろ」…みんなわかってるつもりです、勉強頑張ればいい、と。でもそうじゃなくて、ちゃんと計画的に無駄の無い勉強をしないと、必要な何倍も無駄なことをすることになり多分不合格になります。
いきなりパンダが暴れるのはすごいですね。
専属メイド…またえらい読者サービスを。
いい夢を見ていたところで、強引に百万で脅して食わせる…
でもそれを食べたふりをして捨ててしまう、
それで「プロの自覚がない人間とは話す気はない」…僕にはそれが正しいことがわかりますが、厳しい正しさですね。
信じて食べる、これも大変ですね。
また鏡を見たら…
五色の魔法、確かにバランスがいいのは重要ですね。まあ絶対量が適正でないと太りすぎるか、栄養失調で肌まで悪くなるかですが。
いきなり抱きついて「ありがとう七緒」…まったく恐ろしい素直さです。
「くちびるが心臓になったみたい」というのもすごく甘く色っぽくて、魅力的です。
「本日のおさらい」があるのも親切です。
こういう作品になっていくとは思いませんでした。面白くなりそうです!

出口ゼロ
犯人を捕まえるのが探偵、とあくまで演技を続ける…それしかないですね。
脈が止まっていた、というのは確実な死とは限りません。嘘ではないが事実全てではない、という可能性があります。脈が止まっている状態から蘇生することは可能ですから。
完全に気力を失っている、そして…
この絶叫は驚きました。事実上自分に対する死刑執行令状…
「役者というのはどんなにつらいことがあっても」…これ、本当に役者として言ってるんだからたちが悪いです。
水野くんの自首…これはもう、勇気を通りこしている…
立ち直ったのはいいのですが、犠牲は大きいですね。
そして、やはりこのゲームを続けるという道に追い込まれている気もします。
この即興を続けることは、生き延びるだけでなく、先輩の仇をとる唯一の方法でもあるのですから…
それが本当に正しい道なのか、まだだまされていそうです。

ドキドキプリキュア!
高密度のダイジェストですね。
馬とか自然とかを描かせると本当に素晴らしい。
ホーストレッキング、というのはすごく贅沢な楽しみですね。リスクも大きいですが。
レジーナと正反対、というのがふっと胸を打つ言葉です。
「会社を経営しおおぜいの部下をたばねる」…緊急時駆けつけられない場所でのキャンプはいいんでしょうか。
ちゃんと仲間に受け入れられたようで、ほっとします。
しかしどういう人間としての環境なら、こういう古武術を色々学べて、しかも料理ができない…

つばさピチカート!
絵がどんどん成長しているのがわかります。やわらかくはっきりして、生き生きしています。
「るりちゃんのぶんまでがんばる」って、つくづく素直な子です。
蛍くんとの会話はなんだかほっとします。
なんというか二人共スキンシップに抵抗がないというか無防備…
陣くん、結構いい性格してますね。
「ライバルだと思われてない」…うまくゆすぶりますね。
あと壁押しつけと身長差、いいですねこれ。
陣くんと蛍くんで練習、どんなことになるのやら…横に画面を使うと迫力と広がりが出ますね。
オーケストラでやる伴奏をピアノで、これまたすごい。
協力する気のない伴奏、見事にバラバラ…
そして「にぶいからわからなかったのね」と、ちゃんとわかってるるりちゃん。ここもいいですね。
勝負ばかりしてる子ですからね、そういうのにも慣れてるのかも。
やはりとても楽しい作品です。単行本が楽しみ!

少女結晶ココロジカル
城主さま…二月の英雄、英雄が露骨に悪意で動いているということも…
幻影使い?
そしてこころちゃんが、フリオさんをかばって扉に吸われて…
ハルトも迷わず飛び込んで。かっこいいですねここは。
データの墓場、ではそれを知っているこのテディベアは?
とびこんでみたことはない…すごい勇気ですね。
「おまえらなら…かもな」この言葉も気になります。
「あんなステキなワルツで」と泣きながらいえる、本当になんて純真な…
それでダンスバトルに持ち込めるのも嬉しいのですが。
いくらなんでも相手が英雄なのに、ここで迷わずひざまずき「踊ってください」というハルト…このシーンは胸が破裂しそうなぐらい息を呑みました。
もう、相手が気の毒になります。

恋と軍艦
毎回ここまでやってくれるとは、のさらに上を行きますね。
テレビについて何か言うつもりが、つい「好きな人があんなふうにいわれて」から告白、しかも他の人もいるのに…うわああああ、と頭を抱えたくなりました。
ちゃんと会計を、父親もそれを面倒くさがらずに教えるって…すごいですね、いろいろと。
ちゃんと先のことまで考えている、そして経営学の本まで…
応援してくれる人、支えてくれる人がいて、本人にやる気があると子供でもめちゃくちゃ伸びるんですね。
そして、バッシングを受けて掲載のあてもないのに描いているネーム…
さて、これを見たことから、漫画家としての晶ちゃんも再始動するでしょうか?
恋に恋している女の子の妄想も見ている分にはかわいいです。
四百万、という金額にびっくりしていますが、ちゃんと「町のために」と考えて、「働いてもらったぶんはお金を払う」って、そこまで考えられるのがすごい。
さらに「じいちゃんたちの使えるお金がふえて」…それが経済なんですよね。
体育館のピアノの調律、それを象徴として…
なんかこの子たち、すごいんですけど。

かみかみかえし
荒魂、まあ本来神々は善悪がない、むしろ悪よりの存在ですよね…というかあの大文字の神も。
いまやるべきこと、確かにまずそれですよね。
にせものを押しつけられて、今度こそ詰んだ…と思ったところで本物?
というか伊勢神宮行って鏡を取ってきた、ってえらいことになってますね。
そりゃそうだ、いくらなんでも神器の本物を持っている、天皇家よりえらい家なんてあっていいはず無いですもの。
さて、まあ何とかミッションコンプ。そろそろ反撃ができるでしょうか…

AKB0048
もうAKBというか星間大戦になってるんですが…
みんなを守るため、といってもそれで本当に人質が解放されるかどうか…
家はそのまま元通り、というのも救われますね。
そして重い肉体労働も、この上なく救われそうです。
アキバスターが占拠されるって、なんか起きることがすごすぎますね。
でも日本も、実際にそうなるかもしれません。
少なくとも漫画やアニメ、ゲームは攻撃する保守派が多いですし、いつ暴走するかは…ニーメラーの言葉をいつでも覚えていなければ。
ただの女の子、全てを失った…それでも歩き出すことができる、この後ろ姿は圧倒されました。
ガラス片で髪を切り、「星名ふれあとして」…ゼロからまったく新しい伝説が始まる、とんでもないものを見ることになりそうです。

ワルツのお時間
小さい頃の回想と、心の傷になっている言葉…
この二人のダンスは本当に華やかです。
そして昔、どんなきっかけがあったんでしょうか。
「とうぜんだろ」と言っていながら「よかったぜ」とほっとしているたんご、ここは笑っちゃいました。
「勇誠!おまえじつはいろいろ根に持ってるだろっ」も楽しいです。
おもいっきりいろいろな笑顔をしてみる菫さん、かわいいというか…
また背中のいたずら、たんごくんはいろんな意味でぶれませんね。
で、ここを姫愛ちゃんが見てしまう…すぐ泥沼になろうとするのが楽しいです。
「あれってわたしのどこ」と必死で聞いて、それにまっすぐに応える…
ここで姫愛ちゃんのおなかの虫、うまいですね。泥沼には行かない…
もちろん勇誠くんは全部見てました、と。さりげなく精神的には泥沼。
そしてつい、たんごくんのほうを見てしまい…この回想から、女王の仮面が崩れて…
でも、今の安藤先生なら何も心配していません。
ただひたすら楽しみなだけです。

百鬼恋乱
意外な特技と言うか…でも、特に鳥皮は地獄のように太るんですよね。
あっと言うまに全部食べられて、そりゃ焼き鳥は一つ一つの量は少ないですからね。
…考えてみると、コンビニでも百円のフライドチキンと比べても肉のグラム当たり単価悪いかも。
まざらない、とかいっておきながらこのとんでもない化粧…爆笑しました。
読者モデルの美女が、わざわざココちゃんに声をかけて嫌味を言う…よっぽど嫉妬してるんですね。
でもこの二人から見れば「だれ?おまえ?」…上には上がいるというか。
まあそりゃ、妖魔にも憑かれますよね。
「高望みしてうぬぼれて女の子はキレイになるんだよ」…すごい台詞です。
そしてこの二人の全力での演出、そりゃもうどうなるかはわかりきったことです。
「こういう子とつき合いたいな」「こんな子にうまれたかったなぁ」…どちらも愚かなことでしょうね。
女なら…今百カラットのダイヤをもらって、それをつけて外出するには…できるようになるまで年に何億円、何年消費して、やっとつけられるようになるか。
単純に、そのダイヤに負けない服や靴だけで何千万円かかることか。
いや、努力や金ではどうしようもない、生まれながらの家柄や絶対的な美貌がなければダメかもしれません。
男だって、夜店で安く買った錆刀が研いでみたら正宗だった…という夢がかなったら、ちゃんとした研ぎや拵えに千万単位の金が飛びます。
ココちゃんが出てきた瞬間あっさり慌ててがぶり、でも何も怖がらずに「とつぜん抱きついてくるんだから」…そしてリサちゃんも軽く手を差し伸べて…
「あの程度の妖なら自分で浄化できる」…おそろしい。
それもエサとして磨いている…といっても、とっくに二人とも魅せられてますけど。
鬼の花嫁修業、というのもすごそうですけど、この彼女を見れば余裕に思えます。

小学生のヒミツ
両親の「赤ちゃんができちゃった」でそのことを意識してしまう…はは。
そりゃまあ、誰も想像はしたくないです。
「口ではわるくいうくせにじつはすっごくやさしい」…こんなこと言われたら照れますよね。
「お腹の子の命があぶない」…って、じゃあなぜあなたはそうして無事でいるのでしょう。
でもなんとなく笑える言葉です。
赤ちゃんの本、こゆりちゃん…本当に優しい子ですね。
で、ベビーベッドとか…いらいらはどんどんひどくなってますね。
結局家事全部、というのはちょっとひどいかも。
そして…本来この、カインコンプレックスはもっと小さい子に起きることなんですけどね。
しかし男子…この男子がどうすれば、ああいう生き物に成長するんでしょう。
つい「キモチわるい」と叫んでしまう…そうなんですよね、こういう年頃の子はもう弾けそうな風船みたいなもので、どんな刺激にも耐えられない…
そのショックで倒れる、というのは…なんか気の毒になってきますね、大した事じゃないのに倍の罪悪感を負わされてしまって。
愛されてたんだ、と実感させるのにすごく丁寧に言葉を積み重ねましたね。
伝えたい、というのがすごくわかります。
双子とは…色々大変な。
男の子も圧倒してしまうのがすごくかっこいいです。
とにかく真っすぐに、一番与えたい素敵なものを与えてくれる…本当に素敵な作品です。

ちょっと新連載などがない号が続きますね。でもまあ、楽しみはもうすぐありそうですし…

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